2018年1月13日10時4分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井県の人口10万人あたりの交通事故死者数が、昨年、全国の都道府県で最多だったことが、警察庁のまとめでわかった。
一般道での後部座席シートベルト着用率もワースト1位だったことが、日本自動車連盟(JAF)などの調査で判明。
県内で昨年、乗車中に交通事故で亡くなった人のうち、8割程度がベルトを着用していなかったとみられ、県警は啓発活動に力を入れている。
県警によると、2017年の事故死者数は46人と、16年よりも5人減少。
しかし、警察庁のまとめによると、人口10万人あたりの死者数は5.88人と、全国ワースト1位となった。
背景には、シートベルトの未着用があるとみられる。
JAFと警察庁が17年10月に目視で実施した調査によると、県内一般道での後部座席の着用率は14.8%(全国平均36.4%)と、都道府県別で最下位。
高速道でも54%(同74.4%)と低かった。
一般道では、15年も全国で最低の17.2%だったが、さらに数字が悪化した。
県警によると、17年の自動車乗車中の事故による死者20人のうち、15人が非着用だったとみられる。
前の座席などに頭をぶつけ、首の骨を折って致命傷になることが多い。
また、事故の衝撃で曲がったドアの隙間などから車外へ投げ出されたり、同乗者にぶつかってけがを負わせたりするケースもある。
県警は、「なんでせんの?シートベルト」と銘打ち、非着用時の危険性を説明したポスターやチラシ計2400枚を作り、県内の自動車販売店や役所などに置いた。
県警交通部の岩瀬管理官は、「『後部座席は安全』という古い感覚を取り払う必要があり、死者を減らすため、今後も着用徹底を呼びかけていく」と話した。
出典
『後部座席ベルト、着用率最低の県は事故死率最多』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180112-OYT1T50067.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。