







2016年7月20日19時22分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月20日19時13分にNHK広島NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『潜水艦の魚雷弾頭落とす…海自・呉、海中に』
http://www.sankei.com/west/news/160720/wst1607200086-n1.html
『魚雷の先端部分 誤って海中に』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160720/4162931.html
海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は、20日、呉基地の桟橋で練習潜水艦「おやしお」から陸揚げしていた魚雷の弾頭部分を、誤って海に落下させたと発表した。
火薬は入っているものの起爆装置はなく、爆発の危険性はないという。
21日以降に回収する。
総監部によると、弾頭部分を海に落としたのは海自全体で初めてで、重大事案として事故調査委員会を立ち上げ、原因を調べる。
20日午前、「おやしお」の定期検査のため、乗組員がクレーンを使って陸揚げしていた全長約6mの魚雷を架台とぶつけてしまい、直径約50cmの弾頭部分が海に落下した。
7月21日16時15分にNHK広島NEWS WEBから、弾頭部分が引き揚げられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『落下した魚雷の回収作業』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160721/4187271.html
20日午前9時頃から海自の隊員が、落下した魚雷の弾頭部分の引き揚げ作業を行った。
作業では、まず、ダイバーが海中に潜って海底に沈んだ弾頭部分にクレーンのワイヤーを固定した。
このあと、桟橋に設置したクレーンで弾頭部分をつり上げて、およそ1時間で引き揚げ作業は終了した。
弾頭部分は長さがおよそ1m60cm、直径がおよそ50cm、重さがおよそ540kgで、水深およそ15mの海底に泥に埋まった状態で沈んでいたという。
呉基地によると、弾頭部分は、魚雷を引き上げる際、甲板上に置いた台にぶつかって落下したという。
7月21日付で毎日新聞広島版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『魚雷 海自練習潜水艦、海に落とす 爆発の危険なし』
http://mainichi.jp/articles/20160721/ddl/k34/040/543000c
桟橋のクレーンで魚雷を引き上げる作業中に、誤って魚雷搭載装置にぶつけ、衝撃で落としたという。
(2017年11月16日 修正1 ;追記)
2017年11月14日8時3分にNHK広島から、部下に誤った作業指示を出したとして指揮官らが懲戒処分されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
『魚雷落下事故で2人を懲戒処分』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20171114/5673412.html
海上自衛隊は、指揮官など2人が部下に誤った作業指示を行ったなどとして、13日、2人を戒告の懲戒処分にした。
懲戒処分を受けたのは、海自呉基地に所属する練習潜水艦「おやしお」の、当時の作業の指揮官と補佐役だった43歳の1等海曹。
海自は事故の翌日、海中から魚雷の部品を引き上げ、隊員に話を聞くなどして原因を調べていたが、作業を指揮していた2人が事前の準備を怠ったり、部下に対して誤った作業指示を行ったなどとして、きのう、2人を戒告の懲戒処分にした。
海自は、個人が特定されるとして、指揮官の階級などは公表できないとしている。
11月13日17時29分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『潜水艦の2億円魚雷、誤って海に落とし壊す 広島・呉、海曹ら処分』
http://www.sankei.com/west/news/171113/wst1711130049-n1.html
男性1等海曹(43)と、上司の2人を戒告処分にした。
海上自衛隊呉地方総監部によると、海曹は、魚雷を陸揚げする作業中に操作を誤り、海に落とし損壊。
船体の一部も破損させた。
海曹は「手順を失念してしまった」と話しており、上司も誤った作業を見過ごしていた。
壊れた魚雷は使えなくなったという。
(ブログ者コメント)
記事に分かりにくい点があるが、要約すると、以下のような感じになるだろうか?
〇陸揚げ作業を隊員に指示していた1等海曹が作業手順を失念し、誤った指示を隊員に与えた。
〇1等海曹の上司である指揮官は、1等海曹が間違った指示を与えていたことに気付かなかった。
〇1等海曹と、その上司である指揮官は、陸揚げ作業の事前準備を怠っていた。(ブログ者注;マニュアル未確認?)
(2017年12月30日 修正2 ;追記)
2017年11月4日付の中国新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
1等海曹は、魚雷搭載装置にロープをつけないまま、部下に作業を進めるよう誤って指示した。
2016年7月19日20時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『鍋のみそ汁噴出、配達員やけど…店側に賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160719-OYT1T50080.html?from=ycont_top_txt
東京都江東区の弁当販売店でアルバイトをしていた男性(32)が、配達中にみそ汁の鍋のふたを誤って開けてやけどを負ったのは、店側が従業員の安全教育を怠ったからだとして、この店を経営する会社に約310万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は19日、店側の責任を認め、約256万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
渡辺裁判官は、「鍋のふたを開けると沸騰したみそ汁が噴き出す危険があったのに、副店長が『ふたを開けたら早く冷める』と誤った指示を出した」と指摘した。
判決によると、男性は2014年8月、みそ汁の鍋をバイクの荷台に積もうとしたところ、金属製の取っ手部分が熱かったために運べなかった。
副店長の指示に従ってふたを開けたところ、沸騰したみそ汁が噴き出し、胸や腹、腕などにやけどを負った。
2016年7月19日15時28分に沖縄タイムズから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
『沖縄の家によくある貯水タンク、放っておくと怖いことに…』
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179005
沖縄の家によくある貯水タンク。
水道からの水をため、炊事や風呂などで日常的に使われているが、定期的な清掃は浸透していない。
水量10トン以下の貯水タンクは、水道法で清掃が義務付けられていないためだ。
内部で藻やさび、虫が発生していた事例もあり、沖縄県生活衛生課や清掃業者は、年1回の清掃を勧めている。
水道法では、水量10トン超の貯水タンクに、年1回の清掃と簡易専用水道の管理に関する検査を義務付けているが、10トン以下にはない。
県生活衛生課の集計では、県内の10トン以下は約23万5千基(2014年度)だが、清掃は任意のため、実施件数はわかっていない。
貯水タンクの清掃をしている沖縄クリーン工業(那覇市)では、10トン以下の清掃件数は年間約60件で、10トン超の半数にとどまる。
同社専務の前田さんは、「設置してから一度も洗っていないという所もあり、重要性が認識されていない」と話す。
長期にわたって清掃していない貯水タンクの内部には、さびや藻が発生し、台風でふたが飛ばされ、蚊やボウフラが入っていたこともあった。
ステンレス製であっても、配管は鉄でさびが浸食するので、油断はできないという。
貯水タンクの清掃に意識が向かない要因の一つには、1993年度まで頻繁にあった給水制限がなくなったことがあるようだ。
給水制限でタンクの水が底に近づき、給水再開で水が注がれると、沈殿していた汚れが拡散、水が濁る。
これが、清掃のきっかけになっていたという。
「貯水タンクの内部は見えないので意識が低い」と前田さん。
屋上によくある3トンの貯水タンクであれば、高圧洗浄や消毒、水質検査など、一連の作業にかかる時間は半日程度。
「蛇口から赤さびや虫など被害が出て初めて清掃が必要だと気づく方が多いが、毎日口にするものなので、日常的に衛生状態を保つことが大切」と強調した。
県生活衛生課は、
(1)貯水タンクを外から見て破損がないか
(2)ふたはきちんと閉まっているか
(3)内部は清潔か
の点検を呼び掛けている。
特に、台風後の点検は重要だとしている。
清掃を依頼する場合は、県認可業者を勧めている。
(ブログ者コメント)
○マンションやビル屋上の大型貯水タンクには、藻以外にも異臭の原因となる物質が入り込んでいることがあり、定期清掃などの機会に発見された、という報道には接したことがある。
小型タンクが規制を受けないのは内部の水の置換が早いからなのかな?と勝手に思っていたのだが、そうでもないようだ。
○最近、テレビで、冷蔵庫の製氷機にミネラルウオーターを入れておくことは藻などが生じるため好ましくない、ということを知った。
常日頃、久留里の湧水を製氷機に入れているので気になり、冷蔵庫の取説を読んでみると、確かに、そのように書かれている。
そういえば、製氷機用の水タンク内部が薄茶色に変色しヌルヌルすることがしばしばあった。
冷所に置かれている、ごく小さいタンクでも、そうなるとは・・・。
以降、水タンクに湧水を補充するたび、タンク内を掃除するようにしている。
2016年7月16日6時0分にYAHOOニュース(上毛新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月21日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『栓を閉め忘れ 水道水120万円分流出 前橋総社小』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00010000-jomo-l10
前橋総社小のプールから水道水約3300m3(水道料金約120万円相当)が流出するトラブルが5月に起きていたことが、15日、分かった。
教職員がプール掃除のために元栓を開けた際、水抜き栓を閉め忘れたのが原因。
前橋清里小で6年前に同様の問題が発生した後、元栓開栓時に複数の職員で確認するマニュアルを作っていたが、徹底されていなかったという。
市教委によると、総社小の教職員が5月19日、プール掃除のため水道の元栓を開けた際、冬の凍結防止のため開いていた水抜き栓2カ所のうち、1カ所を閉め忘れた。
1人で作業していたという。
4日後に、用務技士が水道メーターの数値が急上昇していることに気付き、流出が発覚した。
流出した水量は、同校のプール容量(約370m3)の約9杯分に相当する。
市教委が損失額を負担する。
市教委は、総社小のトラブルを受け、プールがある全ての市立校に、管理を徹底するよう指示。
総社小の事案は、悪質性がないとして公表しなかった。
佐藤教育長は、「申し訳ない。人為ミスがないよう十分注意する」とコメント。
「プールの水道管理の仕方が学校によって異なるのがミスの一因」と説明し、管理方法が簡単になるように設備を更新する考えも示した。
清里小では、2010年5~6月、同じ原因でプール約20杯分に相当する約7900m3(水道料金約150万円相当)が流出した。
(ブログ者コメント)
○市教委は指示の中で、総社小という固有名詞は公表しないにしても、他校でこんなことがあったから・・・程度の内容は公表したのだろうか?
漠然と指示するよりは、そのほうが効果的だと思うので、少し気になった。
○「マニュアルを作っていたが徹底されていなかった」、「管理の仕方が学校によって異なっていた」という2つの原因が報じられている。
どちらも正しい情報なのだろうが、両者の関連性がよくわからない。
複数の人間で確認するというソフト対応には限界があるので、設備変更というハード対応を考えるということだろうか?
○プールの水の流しっぱなし事例は、2015年以降、原則、本ブログ掲載対象外としているが、そういった点が気になったので掲載した。
2016年7月21日付で長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月21日17時46分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎バス大橋営業所の男性運転手(44)が、乗務前の呼気検査でアルコールが検出されたにもかかわらず、客を乗せてバスを運転していたことが、20日、分かった。
検出されたアルコールは酒気帯び運転の基準値未満だったが、運転手は再検査時に後輩の男性運転手(29)に検査の身代わりを依頼し、パスしていた。
同社は、「信頼を損なうことになり申し訳ない。詳細を確認し、就業規則に照らして厳正に対処する」としている。
同社によると、19日午前6時25分ごろ、男性運転手が出勤後にアルコール検知器に息を吹き込んだところ、呼気1リットル中0.113mgのアルコールを検出。
運転手は、同営業所で運転手の健康状態などを確認する運行管理者(25)から5分後の再検査を命じられたが、出勤してきた後輩を呼び止め、自らの社員IDで代わりに息を吹き込ませた。
アルコールが検出されていない結果が印字され、運転手はその紙を運行管理者に提出して、午前6時半すぎに路線バスで営業所を出発した。
運行管理者が、運行開始約20分後、検知器に息を吹き込む時に撮影された顔写真と名前などのデータが一致していないことに気付き、不正が発覚。
営業所長がバスの路線を先回りし、午前7時半ごろに乗務停止を言い渡した。
運転手は、乗客約50人が利用した横道発立神行きの片道路線と、回送区間の計約15kmを走行した。
道路交通法では、酒気帯び運転の基準値は呼気1リットル中0.15mg以上だが、同社の内規では、再検査でアルコールが検出された運転手は「乗務停止」となっている。
同バスは、運転前8時間の飲酒を禁じている。
同社の調べでは、問題の運転手は「前日に飲酒はしていない。出発時刻が迫っていて早く業務に就きたかった」と話している。
勤続11年4カ月で、過去の呼気検査でアルコールが検出されたことはないという。
代わりに検査を受けた運転手は、「先輩の頼みで断り切れなかった」と話しているという。
同社は、再検査を本人がしているか、運行管理者の確認が不十分だったと認めている。
その上で、「バス事業者として、今回のようなアルコールに関わる案件は絶対にあってはいけない」としている。
呼気検査の手順を徹底し、乗客の安全を守ることなどについて再教育する文書を全社員に出すという。
出典
『「酒気」検出でバス乗務』
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/07/21091633048517.shtml
『長崎バスの運転手、替え玉で酒気検査すり抜け』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7P3R0SJ7PTOLB00F.html
(ブログ者コメント)
運行管理者が20分後に別人だと気付いたのは何故だろう?
漠然と見ていて気付いたのだろうか?
それとも、呼気検査写真を確認することも、業務の一つだったのだろうか?
もし後者だったとすれば、その点に限っては安全管理が機能したことになる。
(2016年8月14日 修正1 ;追記)
2016年8月6日付で長崎新聞から、会社が過去1年分の実態を調査した結果、同様な案件があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月5日22時52不運に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『長崎バス呼気検査別の不正』
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/08/06090153048660.shtml
『長崎バス 酒気帯び状態なのに…52歳男性が路線バス運転』
http://mainichi.jp/articles/20160806/k00/00m/040/174000c
大橋営業所での不正を受け、同社が昨年7月以降の1年間を対象に、全運転手698人分の検査実態を調べた結果、柳営業所の男性運転手も同様の不正行為をしていたことが、5日、分かった。
同社によると、柳営業所の運転手(52)は、7月17日朝、乗務前の呼気検査で、酒気帯び運転の基準値を超す呼気1ℓ中0.209mgのアルコール分を検出。
家族を電話で呼び出し、再検査を受けさせた。
検査担当の男性職員(68)も黙認し、運転手は乗客約30人を乗せて約1時間、路線バスを運行した。
「前日夜に350mℓの缶ビール11本を飲んだ。検査前に(アルコール成分が入った)うがい薬を使った。再検査でも(ビールの)アルコールが出るかもと思い、家族を呼んだ」と話しているという。
調査では、乗務前後の呼気検査をしていなかったケースも、乗務前で4件、乗務後で8件あったことも判明。
「業務に追われ失念していた」などと釈明しているという。
同社は、5日、国交省長崎運輸支局に調査結果を報告。
再発防止策として、各営業所の運行管理者の増員や、定期的な呼気検査の実態調査などに取り組むとしている。
検査は、運転手が呼気を吹き込むと、機械からデータが社内に送られる仕組み。
(ブログ者コメント)
2015年8月5日付で長崎自動車HPに、上記2事例の詳細や測定に顔認証システムを導入するなどの改善策が、お詫び記事として掲載されている。
http://www.nagasaki-bus.co.jp/bus/news/detail.php?data_id=487
2016年7月20日7時54分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎市で17日に開かれた食のイベントで、48人が熱中症の症状を訴えていたことが20日までに分かった。
会場に入るのに炎天下で最大2時間の待ち時間が生じたのが原因とみられ、主催者には「返金してほしい」といった苦情が寄せられている。
イベントは「ふるまい!宮崎」。
4500円の入場料で九州各地の料理や飲み物を好きなだけ飲食できる仕組みで、約9000人が訪れた。
17日の宮崎市の天候は晴れで、屋外にある会場の気温は35.4℃(主催者調べ)まで上昇した。
消防によると、会場で48人を手当てし、このうち20~50代の女性5人と生後5カ月の男児を病院に搬送した。
いずれも既に回復している。
会場内への飲み物の持ち込みが禁止されていたため、主催者によると「入場を待つ間に水分補給ができなかった」と訴える声が多いという。
出典
『炎天下で2時間 入場待ちの熱中症で苦情 飲料制限で水分補給できず48人が症状訴え 宮崎での食のイベント』
http://www.sankei.com/west/news/160720/wst1607200018-n1.html
(ブログ者コメント)
熱中症以外にも、売り切れ続出などのトラブルが起きていた模様。
主催者のHPには、トラブル発生4日後の7月21日付で、そういったトラブルの経緯等が詳しく掲載されていた。
トラブル発生から日をおかずして詳しい情報が発信されるのは、電力会社などを除き、稀なこと。ましてやイベント会社からは。
この点、起きてしまったことは別にして、事後対応としては特筆すべき事例だと感じた。
以下は、HP掲載内容の抜粋。
『頂戴したご意見への回答』
イベント終了後、多くのお客様から疑問やご意見を頂戴しております。特に多く寄せられたものにつきまして、下記の通り回答させて頂きます。
[暑すぎて熱中症になった]
実行委員会としては熱中症対策として、以下のご準備をしておりました。
・噴霧機を10m感覚で20台設置
※電気設備の問題があり作動していない噴霧器が多数ありました
・フリーウォーターブース設置
・未就学児がいるご家族はお子様1人につき会場内にドリンク1本持ち込み可
・ペットボトル10,000本配布+追加で5,000本
・塩飴
直近の天候から判断したうえで十分な対策と考えておりましたが、噴霧器が作動しないなど想定していなかったトラブルも発生し、結果としてお客様が熱中症となる事態になってしまいました。
熱中症で病院にかかられたお客様は専用フォームからご連絡をいただき、病院の領収書、明細を確認させていただき治療代を負担させていただきます。
[救急車が多数搬送されているという情報を見ました]
当日の救護テントの体制としては、高看護師3名・准看護師3名・介護士1名の、合計7名体制で対応し、熱中症の方が増えはじめてからは宮崎市消防局にて48名の対処をしていただきました。最終的に6名の方が救急車での搬送となりました。せっかく楽しみにご来場いただいた皆様が、このような事態となってしまったことに、お詫びの言葉もございません。
搬送された6名の方に関しましては、随時、個別に対応させていただいております。7月24日(日)までにお詫びにお伺いたします。
<当日の救護テント利用状況>
救急車6台出動(搬送6名)、救護室利用(熱中症・授乳・けが・持病)約100名
[なぜドリンク持ち込み禁止なのか]
会場内で有料ドリンクをご提供させていただく形となったため、ドリンクの持ち込みを禁止とさせていただきました。熱中症対策としてドリンクを1本ずつ配布とさせていただきましたが、当日の炎天下ではドリンク1本では足りない点、そして長時間お待ちいただく事態に対しての想像力が欠けておりました。
結果として、多くの熱中症の方をだしてしまうことになり、運営する立場にある人間としては、リスクマネジメントに欠けていた点に関して、本当に皆様に心よりお詫び申し上げたいと思います。
『食フェス「ふるまい!宮崎」運営についてのお詫び』
この度、7月17日にふるまい実行委員会が開催いたしました食フェスイベント「ふるまい!宮崎」において、炎天下での混雑、またそれによる熱中症の発症・ドリンク不足・商品の品切れ等、皆様に多大なご迷惑をお掛けしましたこと、また、皆様への謝罪が遅くなりましたことを心よりお詫び申しあげます。
「ふるまい!宮崎」は、株式会社スパークリングが会場構想、会場運営、スタッフの教育、備品関係の準備、混雑対策、熱中症対策等運営に関するものすべてをその責任のもと準備してまいりましたが、ご来場くださるお客様数を含めあらゆる点で弊社の想定が甘く、また準備についても不十分であったことから入場券をご購入された皆様・ご来場いただいた皆様に大変なご迷惑をお掛けし、イベント会社でありながらその力不足と準備不足を痛感致しております。
https://www.facebook.com/fullmai2016/?fref=nf
2016年7月18日13時34分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前11時ごろ、大玉村大山の神原田神社の敷地内で、近くに住む佐藤さん(男性、75歳)の頭に剪定した木の枝が落ちてきてぶつかったと、一緒に作業をしていた人から警察や消防に通報があった。
消防が駆けつけて、佐藤さんは福島市内の病院に運ばれたが、頭を強く打っていて、およそ8時間半後に死亡が確認された。
警察によると、佐藤さんは、当時、神社の総代や役員などあわせて11人と一緒に、敷地内にある桜の木の枝の剪定を行っていたということで、近くで作業をしていた71歳の男性が切った直径10cmの枝がおよそ8mの高さから落ちてきたという。
警察は、一緒に作業をしていた人たちから話を聞くなどして、状況をさらに詳しく調べている。
出典
『せんていの枝が落下 男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054098331.html?t=1468878023936
キーワード;上下作業
2016年7月16日19時6分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月16日付でテレビ大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時すぎ、佐伯市東浜の女島岸壁で、クレーンを使って船に木材を積み込む作業をしていた5人の作業員のうち、男性1人の行方がわからなくなったと、男性が勤める会社から警察に通報があった。
海の上に男性のヘルメットが浮いていたことから、警察や海保などが付近や付近の海中を捜索したところ、16日午前9時半過ぎ、岸壁から1.6m、深さおよそ14mの海底で男性の遺体が見つかった。
警察によると、遺体は行方が分からなくなっていた津久見市門前町の男性(70)で、溺れて死亡していた。
男性は、当時、木材をワイヤーで縛る作業を担当していたということで、警察は、作業中に誤って海に転落したとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『作業中の海中転落で死亡か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074074491.html?t=1468703829496
『作業中に転落か 海底で男性の遺体発見』
https://www.tostv.jp/news/backnum.php
2016年7月15日12時51分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関東地方では、15日、上空に寒気が流れ大気が不安定となり、千葉県では局地的に大雨が降った。
千葉県市原市付近では、レーダーによる解析で、午前11時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったと見られる。
気象庁は、数年に1度の大雨だとして、「記録的短時間大雨情報」を出した。
土砂災害や浸水への警戒を呼びかけている。
千葉県警によると、市原市では、15日午前、沿岸部を中心に約50カ所で、道路が最大50cm冠水した。
出典
『千葉・市原付近で数年に1度の大雨 50カ所で道路冠水』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7H43GTJ7HUCVL00F.html
7月15日20時41分にNHK千葉からは、大雨の状況を伝える下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県市原市光風台で午前11時半ごろに撮影された映像には、住宅街の下り坂の道路を大量の水が濁流のように流れている様子が写っている。
水は住宅の塀や街路樹にあたって、激しい水しぶきをあげていた。
また、住宅の敷地内にも、大量の水が流れ込んでいた。
さらに、雨水が激しく流れてくる中をさかのぼろうと、ゆっくりした速度で坂を上がっていく車の様子も写っていた。
映像を撮影した住民の66歳の男性は、「最初はたいしたことはないと思ったが、30分ぐらいで急に流れが強くなってきて、しばらくしたらどんどん石などが流れてきた。濁流の川の脇にいるような感じで、『ごーっ』という音がしてすごかった」と話していた。
千葉県市原市光風台では、大雨の影響で、舗装された道路のアスファルトがはがれるなどの被害が出ている。
近所の住民によると、大雨の影響で高台から大量の水が濁流のように流れてきたということで、周辺には、坂の上から流されてきたアスファルトの破片などが散乱していた。
近くに住む80歳の男性は、「家の車庫にまで水が入り込み、車にも被害があった。水かさがどんどん増して、とても家の外に出ることができなかった」と話していた。
千葉県市原市の住宅街の道路を水が濁流のように流れたことについて、専門家は、「住宅街では、狭い道路に水が集まって水路のように急激な流れになることがあり、車の運転などは非常に危険だ」と指摘している。
豪雨災害に詳しい中央大学の山田正教授は、「日本の道路の多くは、1時間に50ミリ程度の雨までなら排水できるが、今回のように1時間に100ミリ近い雨が降ると、下水道に入りきらない水があふれ、道路にたまってしまう。特に、住宅街では、狭い道路に水が集まる上、高台で排水されなかった雨水が低いところに流れ込み、水路のように急激な流れになることがある」と指摘している。
その上で、「浸水している道路に車を乗り入れると、車が止まり立往生する可能性があるほか、猛烈な雨が降っている際には、視界がかなり悪くなるため、歩行者にも気づきにくくなるおそれがある。無理に運転せず、安全な場所に車を止め、雨雲が過ぎ去るのを待つようにして欲しい」と話している。
出典
『市原市 住宅街坂道に大量の水』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086976741.html?t=1468619448998
(ブログ者コメント)
ブログ者は何回か光風台に行ったことがあるが、そこは、台地から平地に向かう、一部は緩やかな、一部はやや急な斜面を造成した住宅街だ。
今回の濁流現象は、雨量が猛烈に多かったことに加え、高台に降った大量の雨が斜面にある住宅街の道路を排水路替わりに流れた可能性が考えられる。
2016年7月16日付で岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時半ごろ、野田村のN社が同村野田に整備中のバイオマス発電所で、設備点検をしていた八戸市の会社員男性(28)が、蒸気が集まる円柱のドラム(高さ約1.5m、長さ約10m)に吸い込まれた。
男性は頭や胸などを強く打ち、外傷性ショックのため、久慈市内の病院で死亡が確認された。
警察などによると、「(男性が)ドラム内に吸い込まれていった」という目撃証言があり、警察が点検作業の手順やドラム内の気圧などの状況を捜査中。
男性のほか、4人が付近で点検作業していた。
同発電所は、木質チップなどを燃やし発生した蒸気で発電する仕組み。
昨年3月に着工し、8月の商業運転開始を目指して、5月から試運転中だった。
ドラムは発電設備の一部で、点検のため、11日から稼働を停止していた。
出典
『設備点検中の男性死亡 野田バイオマス発電所』
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160716_5
2016年7月14日19時5分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、海津市の金属加工会社で、機械の中にたまったゴミを取り除こうとしていた作業員が機械にはさまれて片目を失明する事故があり、大垣労基署は安全管理を怠ったとして、この会社の社長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、海津市にあるK社の61歳の社長。
同署によると、ことし5月21日、この会社の工場で金属を熱するための機械の中にたまったゴミを取り除こうとしていた50代の作業員が機械に頭をはさまれ、片目を失明する大けがをした。
社長は、作業員たちに対して、ゴミを取り除く場合は機械を止めてから作業するよう指導するのを怠ったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
調べに対し、社長は指導を怠ったことを認め、「同じ事故が起きないよう気をつけたい」と話しているという。
出典
『作業員失明の事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084026071.html?t=1468528328643
2016年7月14日18時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月14日20時46分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
首都高速で2008年8月にタンクローリーが横転し炎上した事故を巡り、橋の架け替えなどの損害が生じたとして、首都高速道路が運転手の男性や勤務先の運送会社(廃業)、輸送業務を委託した出光興産などに賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、男性と運送会社に計約32億8000万円の支払いを命じた。
出光への請求は棄却した。
運送会社が加入していた共済から約10億円が首都高側に支払われたが、熱による橋桁の変形や通行規制で損害額が膨らんでいた。
判決は、男性運転手が制限速度(時速50km)を約20~30km超えるスピードで運転し事故を起こしたとして、「過失は重大だ」と指摘。
運送会社についても、使用者責任に基づく賠償責任があるとした。
運送会社側は、「控訴するつもりはないが、廃業し賠償金を払うのは難しい」としている。
事故車に出光のマークがあったことから、首都高は「出光には下請けへの使用者責任がある」と主張したが、青木裁判長は、「個別の運送業務について、出光が運転手を指揮監督する地位にあったとは言えない」と判断した。
首都高速道路は、「判決の内容を検討し、関係者と協議して今後の対応を決めたい」としている。
出典
『運転手と運送会社に32億円賠償命令 首都高タンクローリー炎上、橋の架け替えなど損害』
http://www.sankei.com/affairs/news/160714/afr1607140019-n1.html
『首都高で横転炎上、運転手らに32億円賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160714-OYT1T50100.html?from=ycont_top_txt
2016年7月15日18時27分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月16日付で愛媛新聞と朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、7月15日8時14分にNHK松山から、関連記事がネット配信されていた。
愛媛県にある伊方原発3号機で四国電力が行った重大事故を想定した訓練で、防護服を着た協力会社の作業員2人が相次いで熱中症になるトラブルがあり、原子力規制庁は四国電力に対して、装備や動き方を見直したうえで、訓練の一部をやり直すよう指示した。
訓練は、伊方原発3号機の再稼働に向けた国の保安検査の一環として、四国電力が14日と15日の2日間かけて社員ら約80人が参加して行い、原子力規制庁の検査官17人と、原子力規制委員会で事故対応を担当している更田豊志委員が立ち会った。
訓練は、原子炉を冷やす配管から冷却水が漏れだしたうえ、すべての電源が失われて3号機の原子炉内の圧力が上がるという重大事故を想定し、重大事故が起きた際に必要とされる17の項目について、手順を確かめた。
四国電力によると、この訓練で、14日、屋外で防護服を着て海水を補助給水タンクに送る作業をしていた38歳と39歳の男性作業員2人が、午後4時ごろからおよそ1時間作業をしたところで体調不良を訴え、熱中症と診断されたという。
訓練は、約1時間半、中断された。
規制庁は、「熱中症対策など、過酷な環境を想定した対応が不十分だ」として、事故対応マニュアルの暑さ対策の改善を指示した。
四国電力は、近く手順を改めて一部の訓練をやり直し、26日以降の再稼働を目指す。
気象台の観測では、14日、原発がある伊方町の日中の最高気温は28.8℃だった。
訓練のあと、更田委員は、「先行して再稼働した原発でも、再稼働の前後にはトラブルが起きているので、長い間運転していなかったことをきちんと受けとめて、慎重に工程を進めることが大事だ」、「実際の事故発生時はもっと厳しい条件も考えられる。要員の体調を管理しながら作業を進めなければならず、改めて訓練が必要」と述べた。
一方で、「週明けに十分な確認ができれば、再稼働の工程に影響は出ないだろう」との見通しを示した。
今回の訓練は、原発の再稼働に向けた国の一連の検査の最終段階と位置づけられていて、四国電力は、今月末にも3号機を再稼働する見通しを示している。
伊方原発の増田所長は、「指示を重く受けとめて、きちんとした手順を作り直して訓練したい」としたうえで、再稼働の時期について、「間に合わせるよう対応したいと思っているが、何とも申し上げられない。ひとつひとつの対応を確実に早急にやっていきたい」と述べた。
規制庁によると、国の新しい規制基準のもとで再稼働した九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発でも、再稼働の前に重大事故を想定した訓練を行ったが、訓練のやり直しを指示したのは初めてだという。
出典
『伊方原発訓練熱中症でやり直し』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160715/3835301.html
『伊方原発、重大事故備え訓練』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160715/4012271.html
『伊方訓練一部やり直し 規制庁要求「手順に改善点」』
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160716/news20160716622.html
7月19日20時20分にNHK松山から、訓練がやり直されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月19日20時14分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
訓練が、原子力規制庁の指示を受けて、19日、やり直され、問題とされた作業員の熱中症対策などを見直して手順を確認した。
四国電力は、今回は想定通りに対応できたとしている。
伊方原発3号機では、再稼働に向けた国の検査の最終段階として、今月14日と15日に実施した重大事故を想定した訓練で作業員2人が熱中症になり、原子力規制庁は「過酷な環境を想定した対応が不十分だ」として、四国電力に、装備や動き方を見直したうえで訓練の一部をやり直すよう指示した。
これを受けて、四国電力は、熱中症対策として、
○作業員が着用する防護服などの装備を軽くしたり
○屋外での作業を見直したりしたほか、
○現場で休憩が取れるよう冷房設備のあるバスを待機させる
ことを決め、19日のやり直しの訓練で手順を確認した。
この日も14日同様、猛暑の中の訓練となったが、トラブルは起きなかった。
伊方原発3号機について、四国電力は、今月末にも再稼働する方針だったが、17日、原子炉の冷却水を循環させるポンプから洗浄用の水が漏れ出るトラブルがあり、再稼働は来月以降に遅れるとしている。
出典
『伊方原発重大事故対応で再訓練』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160719/4117881.html
『伊方原発 再稼働に向けた事故対応訓練を再実施』
http://mainichi.jp/articles/20160720/k00/00m/040/090000c
(ブログ者コメント)
○いくら防護服を着ていたとはいえ、最高気温が30℃以下と、それほど暑いとはいえない日の、しかも夕方に作業していて、2人が熱中症。
1人だけなら、その人の体調が当日は良くなかったということも考えられたのだが・・・。
熱中症を甘くみてはいけないという、教訓的事例だったのかもしれない。
○緊急対応マニュアルの不備な点を洗い直すことも、また、訓練の目的の一つだ。
その点、今回の事例では目的が達成されたことになる。
ただ、今回は再稼働スケジュールの都合上、夏場に訓練したから不具合が表面化したが、冬場に訓練していたなら、おそらくは表面化しなかっただろう。
繰り返し行う訓練は、さまざまな季節、天候、曜日、時間帯など、シチュエーションを変えて実施することも大切なのかもしれない。
2016年7月15日8時13分にYAHOOニュース(福井新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月14日23時34分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後3時55分ごろ、福井県永平寺町轟(どめき)のえちぜん鉄道勝山・永平寺線轟踏切で、福井発勝山行きの普通電車(1両編成)と、同町の50代女性の軽乗用車が衝突した。
えちぜん鉄道によると、電車の接近でいったん下りた遮断機のバーが、電車通過の前に上がる誤作動が起き、車が踏切内に進入した可能性がある。
電車の運転士が踏切内の車に気付き、ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。
同社などが、詳しい原因を調べている。
警察によると、女性と電車の乗客約30人にけがはなかった。
踏切内で軽乗用車の右後方に電車が衝突したらしい。
現場は、轟駅の西側約20mにある踏切で、警報機も付いていた。
遮断機は1965~75年ごろに設置した。
毎年春に定期点検を行っており、今年4月の点検では異常はなかったという。
同社によると、車の女性と電車の運転士が、ともにバーの誤作動を目視したとしている。
電車は、約30分後に運転を再開した。
上下線合わせて7本に最大41分の遅れが出て、約300人に影響した。
同社は、同踏切に終電通過まで監視員を置き、安全確認した。
15日以降は、始発通過時から同様の措置を取る。
遮断機の動作を確認する専用の検査機器を接続し、原因を調べる。
えちぜん鉄道は、福井県と福井市など地元自治体が出資する第三セクター。
京福電鉄(京都市)の福井県内の路線を引き継ぎ、平成15年から運行している。
出典
『えち鉄踏切、遮断機誤作動で事故か 福井県永平寺町、電車と軽が衝突』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-00010001-fukui-l18
『踏切誤作動、電車接近も遮断機上がる? 福井・えちぜん鉄道、車と衝突』
http://www.sankei.com/west/news/160714/wst1607140119-n1.html
(ブログ者コメント)
○遮断機が上がったということだが、警報器も鳴り止んだのだろうか?
○道路交通法第三章「車両及び路面電車の交通方法」第五節「踏切の通過」に、以下の条文がある。
第三十三条
車両等は、踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止し、かつ、安全であることを確認した後でなければ進行してはならない。
ただし、信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる。
2 車両等は、踏切を通過しようとする場合において、踏切の遮断機が閉じようとし、若しくは閉じている間又は踏切の警報機が警報している間は、当該踏切に入つてはならない。
いくら遮断機が上がったとしても、また警報器が鳴り止んだ?としても、条文どおり、安全であることを確認しないまま、踏切内に進行してはならない。
※条文中、「信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる。」とあるが、読み方によっては、キンコンカンコンの赤ランプが消えたら・・・とも解釈できる。
この点、確認してみたところ、社)自転車道路交通法研究会HPに、「青信号に従って進む場合は・・・」という解釈が記されていた。
「信号機が設置されている踏切で・・・」ともあるので、おそらくは踏切専用の青赤ランプのある信号機のことかもしれない。
http://law.jablaw.org/br_railroad
○機械というもの、たまに誤作動することもあるという、これは教訓的事例の一つだと感じた。
2016年7月14日11時6分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前4時10分ごろ、三重県桑名市の伊勢湾岸道下り線で、ジェイアールバス関東(東京)が運行する東京発大阪行きの夜行高速バスのエンジンルームから煙が出ているのに運転手が気づき、最寄りの湾岸長島パーキングエリアに緊急停車した。
乗客26人は避難した。
三重県警高速隊などによると、三菱ふそうトラック・バス製の2階建てバスで、エンジンルーム内にある自動火災消火装置の消火剤が漏れ、エンジンの熱で気化したらしい。
煙は約40分後に収まったという。
けが人は無く、乗客は後続のバスに乗り換えて大阪へ向かった。
出典
『高速バスから煙、乗客26人避難 消火剤が気化か』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7G332KJ7GOIPE002.html
2016年7月13日19時31分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月、江津市で養豚場の倉庫の屋根を修理していた男性が屋根を踏み抜き、およそ6m下に転落し大けがをした事故で、浜田労基署は安全管理を怠ったとして、この業者と取締役の男を書類送検した。
書類送検されたのは、江津市敬川町の養豚業者M社と、この会社で安全管理を担当する取締役の48歳の男。
この事故は、ことし2月21日、M社の鉄骨造り平屋建ての倉庫で屋根の修理をしていた30歳の男性社員が塩化ビニル製の屋根を踏み抜き、およそ6m下のコンクリート製の床に転落して、頭を強く打ち、大けがをしたもの。
同署の調べによると、この業者は、転落防止用の板やネットを張るなどの対策を取らず、安全管理を怠ったという。
このため同署は、13日、養豚業者とこの会社の取締役を、労安法違反の疑いで書類送検した。
調べに対して取締役は、「気をつけて作業をすれば転落せず事故は発生しないと思った」と話し、容疑を認めているという。
出典
『転落事故で取締役を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033983291.html?t=1468447088861
2016年7月13日にテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月15日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後、別府市のホテルで塗装作業をするため足場を組み立てていた男性が倒れているのが見つかった。
男性は電線に触れて感電したとみられていて、搬送先の病院で亡くなった。
事故があったのは、別府市北浜のホテル。
警察や消防によると、13日午後2時20分ごろ、「男性が倒れた」と通報があった。
倒れていたのは、大分市高江南の足場設置会社役員、石川さん(28歳)で、病院に搬送されたが、その後、亡くなった。
石川さんは、ホテル外壁の塗装作業をするための足場を約7m高さで組み立てていたところ、誤って作業場所近くの電線に触れて感電したとみられていて、警察が事故の詳しい原因を調べている。
この事故の影響で、周辺のおよそ70世帯が一時停電したが、その後、復旧している。
出典
『足場組み立て中、感電死』
https://www.tostv.jp/news/backnum.php?pg=3&wd=
2016年4月16日に掲載した第2報修正3がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正4として掲載します。
第2報修正3は、下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5818/
(2016年7月18日 修正4 ;追記)
2016年7月12日10時33分に朝日新聞から、関係者が食品衛生法違反で逮捕された、同法を産廃業者に適用するのは異例という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月12日12時0分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知、岐阜両県警は12日、食肉の販売許可を得ずに冷凍カツを売ったなどとして、産業廃棄物処理業者Ⅾ社の会長大西容疑者(75)ら3人を食品衛生法違反の疑いなどで逮捕し、発表した。
食品の製造や管理法を定める食品衛生法の違反罪を産廃業者に対して適用するのは異例。
他に逮捕されたのは、M社の元実質的経営者岡田容疑者(78)=同法違反と詐欺容疑=と、M社からカツを買って別の食品卸売業者に転売した卸業者J社の元従業員木村容疑者(76)=詐欺容疑=の2人。
大西容疑者は容疑を認め、岡田容疑者は「販売したのは間違いないが、だましていない」と否認。木村容疑者は「少し違うところがある」と一部否認しているという。
両県警などによると、大西容疑者は、昨年10~12月、壱番屋から廃棄を委託された冷凍カツ約3万6450枚を「食品」として約109万円でM社に販売し、無許可で食肉販売業を営んだ疑いがある。
また、岡田容疑者は、昨年12月、冷凍カツが廃棄物だと知りながら、それを伝えずに愛知県内の食品卸売業者に200枚を販売し、代金9720円をだまし取ったうえ、無許可で食肉販売業を営んだ疑いがある。
木村容疑者は、昨年11~12月、同県内の別の食品卸売業者に冷凍カツ計7500枚を販売し、代金約40万円をだまし取った疑いがある。
一方、捜査関係者によると、大西容疑者は冷凍カツを「食品」として販売する半面、「ゴミ」として壱番屋から廃棄処理委託料をだまし取っていた疑いが持たれており、両県警が捜査を進めている。
出典
『廃棄カツ横流し、業者3人逮捕 食品衛生法違反容疑など』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7C7GWPJ7COIPE02D.html
『Ⅾ社会長ら3人逮捕 廃棄カツ不正流通容疑』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016071290084145.html
2016年7月11日22時35分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後5時20分ごろ、大阪市淀川区加島のセルフ式ガソリンスタンドで「車が燃えている」と従業員から110番があった。
警察によると、給油のため駐車しようとした兵庫県尼崎市の男性(49)が運転する乗用車が全焼し、約1時間後に消し止められた。
男性と助手席にいた妻(49)は車内から脱出しており、けがはなかった。
警察によると、乗用車の後部付近から出火したとみられる。
沿道からガソリンスタンドに入った際、金属製の側溝のふたがはね上がり、車底に接触した跡があるという。
警察は、ふたで車が損傷し、オイルが漏れるなどして出火につながった可能性もあるとみている。
出典
『あわや大惨事…ガソリンスタンドで乗用車が出火し全焼 車内の夫婦は脱出』
http://www.sankei.com/west/news/160711/wst1607110097-n1.html
7月12日1時38分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後5時20分ごろ、大阪市淀川区加島3のガソリンスタンドで、男性客(49)運転の乗用車から出火し、全焼した。
建物などへの延焼はなく、けが人もなかった。
警察によると、入店とほぼ同時に車の下部から炎が上がる様子が店の防犯カメラに映っており、敷地を囲む溝の金属蓋の一部(長さ約1m、幅約15cm)が車の下で見つかった。
車が溝を通過した際、蓋が引っかかった可能性があり、警察は火災との関連を調べる。
現場近くの動物病院に勤める看護師の女性(20)は、「バンという爆発音がして外に出ると、車から炎が上がっていた」と話した。
出典
『GSで突然乗用車全焼…大阪、けが人なし』
http://mainichi.jp/articles/20160712/k00/00m/040/103000c
(ブログ者コメント)
○同じように蓋を踏んで入店する車は、毎日、何台~何10台あったと思われるが、なぜ、今回に限り、このような被害が出たのだろうか?
ブログ者は、その原因について、以下のように考えてみた。
・踏みどころが悪かった。(チト考え難いが・・・)
・前から蓋がハネ上がることがあったが、今回は当たりどころが悪かった。
・蓋のタイプを、最近、変えた。
○側溝の蓋を跳ね上げての事故は、過去にも起きている。
2016年5月5日掲載
2016年4月28日 滋賀県長浜市の物流施設で大型トラックが跳ね上げた側溝の鉄蓋がトラック下の軽油タンクにぶつかり、タンクに亀裂が入って軽油500ℓが川に流出
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5882/
2016年7月12日12時1分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
柏市は、11日、市立富勢中学校(生徒609人)の給食室で、調理作業中にあふれた油に引火する事故があったと発表した。けが人はなかった。
市学校保健課によると、事故があったのは同日午前10時55分ごろ。
調理員がジャガイモを揚げる際、食材を多く入れすぎたのが原因とみられる。
栄養士が消火器で消し止め、市消防局に通報した。
同校は同日、給食の提供をやめ、生徒を午前中で下校させた。
保護者にはメールで状況を説明。
12日は調理機器の点検を行うため弁当持参とし、13日から給食を再開する。
同課は、「全校で情報共有し、再発防止に向けた注意喚起を行う」として謝罪した。
出典
『柏、中学校給食室で油に引火事故』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/336712


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。