2016年7月16日6時0分にYAHOOニュース(上毛新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月21日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『栓を閉め忘れ 水道水120万円分流出 前橋総社小』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00010000-jomo-l10
前橋総社小のプールから水道水約3300m3(水道料金約120万円相当)が流出するトラブルが5月に起きていたことが、15日、分かった。
教職員がプール掃除のために元栓を開けた際、水抜き栓を閉め忘れたのが原因。
前橋清里小で6年前に同様の問題が発生した後、元栓開栓時に複数の職員で確認するマニュアルを作っていたが、徹底されていなかったという。
市教委によると、総社小の教職員が5月19日、プール掃除のため水道の元栓を開けた際、冬の凍結防止のため開いていた水抜き栓2カ所のうち、1カ所を閉め忘れた。
1人で作業していたという。
4日後に、用務技士が水道メーターの数値が急上昇していることに気付き、流出が発覚した。
流出した水量は、同校のプール容量(約370m3)の約9杯分に相当する。
市教委が損失額を負担する。
市教委は、総社小のトラブルを受け、プールがある全ての市立校に、管理を徹底するよう指示。
総社小の事案は、悪質性がないとして公表しなかった。
佐藤教育長は、「申し訳ない。人為ミスがないよう十分注意する」とコメント。
「プールの水道管理の仕方が学校によって異なるのがミスの一因」と説明し、管理方法が簡単になるように設備を更新する考えも示した。
清里小では、2010年5~6月、同じ原因でプール約20杯分に相当する約7900m3(水道料金約150万円相当)が流出した。
(ブログ者コメント)
○市教委は指示の中で、総社小という固有名詞は公表しないにしても、他校でこんなことがあったから・・・程度の内容は公表したのだろうか?
漠然と指示するよりは、そのほうが効果的だと思うので、少し気になった。
○「マニュアルを作っていたが徹底されていなかった」、「管理の仕方が学校によって異なっていた」という2つの原因が報じられている。
どちらも正しい情報なのだろうが、両者の関連性がよくわからない。
複数の人間で確認するというソフト対応には限界があるので、設備変更というハード対応を考えるということだろうか?
○プールの水の流しっぱなし事例は、2015年以降、原則、本ブログ掲載対象外としているが、そういった点が気になったので掲載した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。