2016年4月14日7時5分に産経新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県内で車に燃料を給油する際、ガソリンと軽油などを入れ間違えたとして、昨年12月の1カ月間でJAF(日本自動車連盟)に18件の救援依頼があったことが分かった。
JAF埼玉支部は、セルフ式給油スタンドを利用するドライバーに対し、慎重な給油を呼びかけている。
同埼玉支部によると、「軽自動車は軽油だと思った」、「うっかりした」、「普段乗らない車だった」など、ドライバーの認識不足や勘違いが誤給油の原因として多いという。
ガソリン車に軽油を給油した場合、しばらく走った後に止まってしまい、噴射ポンプなどの故障につながることがある。
調査は、JAFが47都道府県の支部を通じて実施。
全国では、燃料の給油間違いによる救援依頼が269件あった。
県内の18件はすべて一般道で、東京都、神奈川県の各21件、大阪府の19件に次ぎ、4番目に多かった。
出典
『車の誤給油、気をつけて 昨年12月18件、JAFに救援依頼 埼玉』
http://www.sankei.com/region/news/160414/rgn1604140065-n1.html
(ブログ者コメント)
○2016年3月22日付でJAFのHPに、上記記事のネタ元と思われる以下のような記事が、全国救援件数の一覧表とともに、本部広報名で掲載されていた。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟、会長小栗七生)は、燃料の給油間違いによるトラブルの注意を呼びかけるため、燃料の給油間違いによるJAFへの救援依頼件数を発表しました。
2015年12月の1カ月間に、ドライバーから寄せられた救援依頼のうち、「入れ間違えた」との申出があったものが、全国で269件ありました。
実際には、ドライバーが入れ間違いに気付かず、走行不能などのトラブルとなって救援依頼されたケースも考えられるため、さらに多いことが予想されます。
入れ間違いの原因としては、「うっかりしていた」「普段乗らない車だった」「軽自動車は軽油と思った」といったものが多く、ドライバーの認識不足や勘違いがトラブルに繋がっていることが見受けられました。
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2015_55.htm
○4年前にも同様な記事を掲載しているが、間違えた理由は、今回報道と似たようなものだった。
2012年8月17日掲載
2012年8月6日報道 「軽自動車だから軽油を入れた」など、JAFによるトラブル事例調査結果
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2140/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。