2016年11月30日18時48分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月30日18時29分に産経新聞から、12月1日11時9分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市の弓道場で、高齢の利用者が放ったアーチェリーの矢が100m離れた住宅の壁に突き刺さっていたことがわかり、市ではネットを張るなどの対応を取ることにしている。
札幌市などによると、ことし9月17日、豊平区にある月寒屋外競技場の弓道場から100m離れた住宅外壁にアーチェリーの矢が突き刺さっているのを住民が見つけた。
相談を受けた警察が矢の持ち主を調べたところ、80代の利用者が使っていた物だとわかったという。
市スポーツ部施設課によると、弓道場は弓道とアーチェリーの共用。
男性が矢を上向きに引いたため、軌道を外れたとみられる。
男性はアーチェリー歴34年。
回収時に矢が見つからず、9月13日に施設に紛失届けを出していたが、敷地内で紛失したと報告していて、その時期も明らかにしていなかったという。
記憶があいまいで、誤射の認識はなかったという。
矢は、弓道場の高さ9mの壁を越えて敷地の外に飛んでいたということで、札幌市内のアーチェリー競技者を管理する札幌アーチェリー協会では、矢を紛失した際に十分な捜索を行わず、適切な報告もしなかったとして、練習や試合を行う際に必要な会員証の剥奪などを検討しているという。
地域の住民からは、今回のほかにも過去3回、近くの駐車場の地面に矢が突き刺さっていたと報告があったということで、施設を管理する札幌市などでは、ネットを設置して矢が敷地の外に飛び出さないよう対策を取ることにしている。
再発防止策を完了するまで、弓道場を閉鎖する。
出典
『住宅に洋弓の矢 対策実施へ』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161130/4835141.html
『80代男性がアーチェリーの矢を誤射 約100メートル離れた住宅の壁に刺さる 札幌』
http://www.sankei.com/affairs/news/161130/afr1611300040-n1.html
『アーチェリー 矢が民家外壁に刺さる 札幌の弓道場』
http://mainichi.jp/articles/20161201/k00/00e/040/157000c
(ブログ者コメント)
11月30日付で札幌市などからプレスリリースされた文書によれば、過去に3回誤射があった件は、地域住民への事情説明会で、初めて申し出があった由。
飛び出した矢を発見した住民の方は、なぜ、発見した時に弓道場に申し出なかったのだろう?
突き刺さることなく落ちていた・・・などの理由で、まさか弓道場から飛んできたとは思わなかったのだろうか?
『月寒屋外競技場弓道場における矢の暴発事故等について』
https://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201611/documents/acheribohatsu.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。