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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017227211分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2272228分に共同通信から、2272230分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午後3時55分ごろ、岩手県奥州市江刺区のため池にワカサギ釣りに出かけた同市水沢区の無職STさん(71)の家族から、「家に戻ってこない」と119番通報があった。

 

警察によると、池に張った氷に7~8m幅の穴が開いており、周囲に釣り道具や椅子、氷に穴を開ける器具などが残されていた。
池の近くには、3台の車がとまっていたという。

 

警察によると、ほかに、いずれも水沢区在住で農業TYさん(73)、農業SYさん(73)、無職TMさん(88)と連絡が取れなくなっており、4人が転落した可能性があるとみて調べている。

 

池は、近くの民家から約300m離れた山林の中にあり、直径約100m、水面を覆う氷の厚さは約5cm、水深は5~6mあるという。

 

出典

池の氷に穴、ワカサギ釣りの4人転落か 岩手・奥州

http://www.asahi.com/articles/ASK2W64R3K2WUJUB00F.html 

池の氷割れ4人転落か、岩手 釣りの男性ら不明

https://this.kiji.is/208913341654402548?c=39546741839462401

ワカサギ釣りの4人が行方不明池に落ちたか

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170227-OYT1T50119.html 

 

 

2281547分にNHK盛岡からは、4人が死亡していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察と消防が捜索した結果、28日朝、池の中から4人が見つかり、死亡が確認された。


盛岡地方気象台によると、事故があった奥州市江刺愛宕の、事故前日26日の最低気温は氷点下0度2分、最高気温は6度8分で、平年より2℃から4℃近く高くなっていた。

 

出典

わかさぎ釣り 4人死亡を確認

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044291311.html?t=1488316112023

 

 

311053分に産経新聞からは、このため池はワカサギ釣りの「穴場」だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

このため池は、冬場はほとんど訪れる人がいない場所だが、ごく一部の愛好家がワカサギ釣りを楽しんでいた“穴場”だったという。

 

一方で、「昔からのため池で、何も規制はされていなかった」という。

 

県内の漁業関係者は、遊漁者らの放流などで安全管理が不十分な漁場が拡大している可能性を指摘。

同ため池を管理する藤里北部溜池用水組合は、今後、釣りを禁止する方針だ。

 

同組合によると、同ため池は近くの山から流れる沢をせき止め、江戸時代後期に築かれた。

ワカサギが生息していた原因は不明だが、盛岡市内丸の県内水面漁連の伊藤専務理事は、「何らかの形で繁殖させる行為がなければ、ため池にワカサギはいないはずだ。遊漁者が放流したことも考えられる」と指摘する。

 

出典

ワカサギ釣り4人転落 「氷割れる」周囲から警告 釣りの穴場、規制なく 岩手・奥州市

http://www.sankei.com/affairs/news/170301/afr1703010006-n1.html

事故現場は今後釣り禁止へ 奥州、釣り人4人死亡

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170301_1 

 

 

2281547分にNHK盛岡からは、わかさぎ釣りを行う際の安全対策等に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、これから春が近づき、暖かい日が多くなって氷が解けやすくなることから、安全管理者がいない場所での釣りを控えたり、万が一転落しても水中に沈まないようライフジャケットを着用したりするよう、注意を呼びかけている。


岩手県内のわかさぎ釣りの名所として知られる盛岡市郊外、岩洞湖の漁業協同組合の理事によると、岩洞湖では安全確保のため、氷の厚さが15cm以上にならないとわかさぎ釣りを解禁しないと取り決めているという。


また1日2回、氷の厚みが十分か、氷に大きな穴や割れている箇所はないかを複数の態勢で確認して回り、危険な場所はロープで囲って看板で注意を呼びかけたり、ブログで知らせたりしているという。


この理事は、事故があったため池のような、監視や管理がない場所でのわかさぎ釣りは、基本的には勧められないとしている。
その上で、仮に氷の上に乗る場合は、あらかじめ自分の体重と同じ重さの荷物を氷の上に載せて滑らせるなどして強度を確かめ、氷が割れた場合も想定して、ロープなどの装備を用意する必要があると話していた。
この理事は、「わかさぎ釣りは、誰が見ても大丈夫だという場所で楽しんでほしい」と話している。

 

出典

わかさぎ釣りは安全な場所で

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044291321.html?t=1488316234043 

 

 

                    (2/2へ続く)

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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