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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202212392分にYAHOOニュース(FNN PRIME;福島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ドラマ「silent」は、耳が聞こえなくなった元恋人と再会した女性を中心とした人間模様を描いたラブストーリーだ。

この人気ドラマをきっかけに、消防隊員が“手話”をいかした新たな取り組みを始めている。

 【画像】手話を学ぶ消防隊員 

 

【障がい者の安心に】

「誰1人取り残さない」…
その決意の下、郡山消防本部では3年前から隊員が手話の研修を受け、耳の不自由な人をスムーズに救急搬送できるよう、対応力を強化してきた。

郡山消防本部・吉田さん:
「現場で直接、聴覚障がい者の方とコミュニケーションが取れることで、より安心をして頂ける事に繋がるのではないか。」

 

【ドラマをきっかけに新たな取り組み】

郡山消防本部では202211月から、手話を交え、火災への注意などを呼びかける動画の配信を始めた。

そのきっかけとなったのが、ドラマ「silent」。 
耳が聞こえなくなった元恋人と再会した女性が、現実と向き合いながら寄り添い、乗り越えていこうとするラブストーリーだ。

ドラマのヒットを追い風に、手話を使った救急の取り組みを知ってもらい、聴覚障がい者には防火への意識を高めてもらうのが狙い。

消防隊員に手話を指導する渡邉さんも、この取り組みに期待を寄せている。

郡山市障がい福祉課・渡邉手話通話士:
「火事の時にどういう風に動いていいかも分からないと思いますし、そういった時に消防職員からの”大丈夫”というような手話の声かけがあるだけでも、心強く感じると思いますし、安心に繋がると思います。
(聴覚障がい者が)こういったことを知る事で、日々の生活で気を付ける事が増えてくると思いますし、大事故とか火災に繋がらないように心構えも出来ると思いますので、すごく良い効果だと思います。」

 

【救助・防火に手話を生かす】

新たに撮影した動画は、郡山消防本部の公式ユーチューブチャンネルで順次アップする予定。

郡山消防喜久田基幹分署・蛭田さん:
「この手話が、救急・救助など何らかの現場でいきてくれば良いかなと思います。
障がいをお持ちの方にも、全員に火災予防を伝えられたらなと思います。」

 

【通報システム導入も進む】

郡山消防本部では、聴覚障がいがある人から通報を受ける際の対応も強化している。

文字で救急要請などの通報ができる専用のアプリ「NET119緊急通報システム」を2年前から導入している。

※消防本部に事前申請が必要。
 
現在は、福島県内のほとんどの消防で導入されていて、このシステムを活用し、救急・事故・火災などの対応にあたっている。

命を守る情報は、すべての人に届くものでないといけない。

駆け付けた隊員と手話でコミュニケーションが取れたり、文字で緊急通報ができるということは、耳の不自由な人の安心にもつながりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa5fc939b11381c7b5fe4037d4252c30c24cd6f7  

 

 

 

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2022124857分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県警田川署は2日、署内で総務課の男性警部補(44)が拳銃の手入れをしている際に、誤って銃弾1発を発射したと発表した。
けが人はいなかった。

署によると、警部補は2日夕、拳銃格納所で拳銃の実弾を外した後、分解して部品の点検をした。

その後、組み立てて弾を詰めたが、その前に引き金を引かなければならなかったことに気づき、弾を外して、上に向けて引き金を引いた。

しかし、弾は1発残っていて発射され、天井近くの壁に当たり、穴が開いた。

警部補は「銃弾は全て抜いたと思っていた」と話しているという。

https://www.asahi.com/articles/ASQD42P7RQD2TIPE01H.html

 

1222337分に九州朝日放送からは、複数の拳銃の定期点検を2人で行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県田川市の警察署で、拳銃の点検をしていた警察官が誤って銃を発射する事故がありました。

田川警察署によりますと、2日午後5時半ごろ、署内の拳銃格納所で40代の男性警部補が銃の手入れを行っていたところ、誤って一発発射しました。

発射された弾は室内の壁にあたり、穴が開きました。

部屋にはもう一人警察官がいましたが、けがはありません。

田川署では、2日午後4時半ごろから定期的な点検を行っていて、2人は管理する複数の銃を組み立て直し、動作確認を繰り返し行っていました。

そして当該の銃の点検の際、弾を抜くのを忘れていたということです。

田川署では「拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=9405298&ymd=2022-12-02

 

 

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202211201112分にYAHOOニュース(乗りものニュース;軍事フォトライターの寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【ブロアー車全国配備のきっかけとなった大事故】

20221112日と13日に、静岡県で行われた「第6回緊急消防援助隊全国合同訓練」では、実に多彩な緊急車両が登場したのですが、その中にひときわ目を引く消防車両がありました。

それが「大型ブロアー車」および「特別高度工作車(ブロアー車)」です。

 【まるでリモコン戦車!】全国唯一、那覇市消防のみが保有する「ハイパーミストブロアー車」ほか  

これらブロアー車は、車体後部に超大型の扇風機を搭載しているのが特徴です。

あまり見かけない消防車両ですが、東京消防庁を始めとして横浜市や川崎市、京都市や大阪市など、大都市を守備範囲とする消防局に配備されています。

ある意味、とても特殊な消防車両といえるブロアー車ですが、なぜ、大都市の消防局だけに配備されているのでしょうか。

その背景には、2005(平成17)年に発生した「JR福知山線脱線事故」の教訓がありました。

2005(平成17)年425日午前918分頃、兵庫県尼崎市にあるJR福知山線の塚口駅と尼崎駅の区間で、速度超過したJR福知山線がカーブを曲がり切れず、脱線しました。

レールから外れた列車は、線路に隣接していたマンションに激しくぶつかり、乗客と運転手合わせて107名もの死者を出し、562名が負傷するといった大惨事を引き起こします。

尼崎市消防局は、この事故の10年ほど前に発生した阪神淡路大震災の教訓から、迅速な救助活動を実施、さらには異常を感じた近隣住民の多くが救助活動を支援しています。

しかし、現場ではマンションの駐車場などに停めてあった自動車などからガソリン漏れが発生し、気化した可燃性ガスが充満している環境でした。

そのため、押しつぶされた列車に閉じ込められた乗客が二酸化炭素で酸欠に陥ったほか、消防隊員らも溶断用のガスバーナーや火花を散らすエンジンカッターといった救助用の装備が使えず、被災者の救出活動は困難を極めたのです。

 

【東京ドームを膨らますことも可能な性能とは?】

こうしたJR福知山線脱線事故の教訓から、総務省消防庁によって、東京および一部の政令指定都市の特別高度救助隊に、まず「大型ブロアー車」が、その後、ほかの政令指定都市などに「特別高度工作車(ブロアー車)」が配備されるようになりました。

これらブロアー車ですが、一例によると最大送風能力は1時間あたり21万立方メートルもの送風量を持っているとか。

これがどのくらいの性能かというと、ペチャンコに潰れた東京ドームを5時間で膨らませることができる規模だといわれています。

また、大型ブロアーが発生させる強力な送風力を活かして、閉鎖空間に向けて、外部から強制的に新鮮な空気を送り込むことが可能です。

これにより、閉鎖空間の中に充満した煙や有毒ガス、蒸気、熱気などを排出・換気することができ、前出のJR福知山線脱線事故で起きたような可燃性ガスが充満した場所でも、迅速かつ安全に救助活動を実施できるようになりました。

さらに、この大型ファンは、ホースを接続することで霧状の水を噴霧放水することもできるため、爆発的に延焼する「フラッシュオーバー」と呼ばれる火災現象を抑制することもできます。

その一方で、長く伸びる地下街やトンネル、高層ビルなどでは、いくら巨大なファンだとしても遠くまで風を届けることは困難です。

そこで登場するのが、車両中央に搭載している可搬式の小型ファンです。

まず大型ファンで陽圧換気を行ったあとに、この小型ファンを奥へ設置することで、より広い面積の陽圧換気を行うことができるといいます。

「万が一の事故の際、困難な現場であっても、可能な限り犠牲者を少なくする。一人でも多く助け出す」。

こうした消防士たちの思いが形になったものの1つが、この大型ブロアー車ならびに特別高度工作車だといえるでしょう。

ちなみに、2019年にはこれらブロアー車の進化系ともいえる、自走式大量噴霧放水大型ブロアー車、通称「ハイパーミストブロアー車」というのが沖縄県の那覇市消防局に配備されています。

武若雅哉(軍事フォトライター)

https://news.yahoo.co.jp/articles/08b594184001faaefc2192a560b9baff8fd1651d  

 

(ブログ者コメント)

静岡県で実施された訓練の概要は本ブログでも紹介スミ。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12877/  

また、ハイパーミストブロワー車についても2019年に紹介している。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9471/

 

 

 

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202211191217分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、過去に押収したミニチュア銃の写真付きでネット配信されていた。

神奈川県警は18日、銃の取り扱いの講習会の準備をしていた県警の男性職員が全長約7センチのミニチュア銃を誤って発射する事故があり、職員が手にけがをしたと発表した。

県警によると、発射できない状態だという認識で取り扱っていたという。

事故は18日午後3時ごろ、科学捜査研究所(横浜市中区)の会議室で起きた。

銃の取り扱いを学ぶ講習会の準備をしていた同所の男性技術職員(32)が、ミニチュア銃を両手で扱っていた際、誤って弾が発射された。
左の手のひらをけがして救急搬送されたが、命に別状はないという。

県警によると、銃は過去の事件の押収品で、研修で使うために保管していた。

キーホルダーのような見た目で全長は約7センチ。
装てんできる弾の口径は2ミリで、殺傷能力がある。

弾は入っていたが、県警は事前に鑑定し、発射できない状態だと判断していたという。

県警薬物銃器対策課は「鑑定が誤っていたわけではない」とした上で、「安全管理を徹底して再発防止に努める」とコメントした。

今回の事故との関連は不明だが、県警が2020年に摘発した事件で押収されたミニチュア拳銃2丁は回転弾倉式を模しており、全長は73ミリ~75ミリ。
直径28ミリ程度の鋼球が弾倉に込められ、県警の検証ではベニヤ板(厚さ25ミリ)7枚を貫通した。

この事件で銃刀法違反容疑で逮捕された人物は、インターネットでロシアから購入したと話したという。

https://mainichi.jp/articles/20221119/k00/00m/040/069000c

 

 

 

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20221117175分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後、埼玉県越谷市の消防署で、訓練中の隊員が消防車のはしごに両足首を挟まれ、 大ケガをする事故がありました。

消防によりますと、午後140分ごろ、越谷市消防局・谷中分署で「はしごに足が挟まった」と本部に連絡がありました。

谷中分署では17日、5階建ての建物で火災から逃げ遅れた人を救出する訓練が行われていました。

その際、はしごの伸縮を操作していた別の隊員が操作を誤り、20代の男性隊員がはしごに両足首を挟まれたということです。

男性は当時、地上から高さ10メートルほどの場所で救助した人を建物から下ろして誘導する役をしていたということです。

男性はその後、ドクターヘリで病院へ搬送され、両足首を骨折したとみられるということです。

消防などは公務災害とみて、事故の原因を詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/f4689865dbdcd5fc5e6838bb2fb8f4c933e48203

 

1119838分にYAHOOニュース(埼玉新聞)からは、はしご車に乗って建物に近づいていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県越谷市は17日、男性消防隊員(27)が救助訓練中、はしご車に両足首を挟まれ、骨折する重傷を負ったと発表した。

市消防局によると、男性隊員は17日午後1時40分ごろ、市消防署谷中分署で、5階建て建物の火災から逃げ遅れた人を救助する訓練に参加。

高さ約15メートルに延ばしたはしご車に乗って建物に近づき、救助人の誘導役を担っていた。

その際に何らかの原因ではしご車が縮み、両足首が挟まれたという。

男性はドクターヘリで埼玉医科大学総合医療センター(川越市)に搬送された。

市消防局は、事故原因や当時の様子を詳しく調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3b2678c66d4ea5a73d126d09fc6766f874152ae

 

 

 






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20221116612分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【静岡で17年ぶり2度目の開催】

20221112日と13日、静岡県において「第6回緊急消防援助隊全国合同訓練」が行われました。

これは、1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災を契機として創設された緊急消防援助隊、通称「緊援隊(または緊消隊)」の消火や救助技術、そして指揮や連携活動などの能力を向上させるため、おおむね5年に1度のペースで行われている大規模な実動訓練です。

とはいえ、新型コロナの影響などから実施が延期されたことで、前回(第5回)から7年空いての開催となりました。

6回目となった今大会は、発生が危惧されている南海トラフ地震を想定した内容で、静岡県内で開催されるのは2005(平成17)年以来、17年ぶり2回目とのこと。

すべての都道府県から約700隊、計3000人超の隊員が参加したほか、消防団や警察、自衛隊、海上保安庁、そしてDMAT(災害派遣医療チーム)などの機関も参加するなど、過去最大の規模で実施されました。

また、今回は土砂災害や風水害の機動支援を行う消防部隊や、化学剤や生物剤、放射能汚染といった、NBC災害に対応した特殊部隊なども多く参加していたのが特徴です。

なぜ、全国の消防機関が1か所に集まって、これだけ大規模な訓練を行う必要があるのか。

それは、近年多発する自然災害に対して、いかに迅速に行動することができるか、どれだけの部隊を一斉に投入できるのか、投入された部隊をいかにして効率的に稼働させ、迅速な人命救助に繋げるのか、こういった点を演練し、問題の洗い出しを行うのが目的だからです。

ほかにも今大会では、会場に訪れることができない市民にも消防の救助活動を知ってもらえるよう、消防の全国訓練では初となるYouTubeでのライブ配信が行われるなど、新たな取り組みも行われていました。

まず12日のサブ会場となった遠州灘海浜公園では、想定上の津波被害にあった静岡県磐田市を舞台にした訓練が行われました。

その内容は救助だけではなく、化学系の部隊まで投入され、かなり臨場感のあるものでした。

 

【津波災害なのに有毒ガスを想定 なぜ?】

ここでは、想定する発災から24時間が経過し、海水が引いたという状況から訓練が開始されます。

まずは、地元の磐田市消防による有毒ガスなどの検知活動です。

なぜ、有毒ガス検知から開始されるのかといえば、多くの家屋が津波に流された場合、可燃性のガスやその他の有毒物質も漏洩している可能性があるからです。

この危険な環境に部隊を投入することは、二次災害を発生させる可能性があるため、まずは救助隊の安全を確保するという観点から訓練が始まりました。

説明によると、仮にこの有毒ガス検知作業中に要救助者を発見しても、検知作業に係る隊員は少数であるため、要救助者の情報を本部に伝達するのみで、彼らが直接救助活動にあたることは稀だそうです。

これは要救助者を見捨てているワケではなく、増援に来る多くの部隊を受け入れ、一斉に救助活動に当たる方が、より効率的で安全に多くの要救助者に対処することが可能であると考えられているからです。

とはいえ、緊急を要する場合には、ガス検知作業を中断して人命救助にあたる場合もあるとのハナシでした。

こうした検知作業と平行して行われているのが、ドローンによる局地的な被害状況の確認と、増援部隊の受け入れです。

発災から既に24時間以上経過しているため、続々と現地に到着する遠方の部隊を、次々と指定された駐車スペースへと誘導します。

遠方から集まった救助隊の隊長などに対して行われるのが、その段階での被害状況の報告と、担当する救助作業の割り振りです。

これは想定上の被害地域である磐田市消防が音頭を取って行われます。

ここでポイントとなるのは、たとえ上位組織である総務省消防庁の職員が駆け付けたとしても、指揮を執るのは地元消防だという点です。

総務省消防庁の職員は、あくまでも地元消防のサポートに徹するそうです。

各救助隊に必要な指示が与えられると、各隊はそれぞれの救助活動場所へと向かっていきます。

ただ、近年の地震災害を受けての想定といえたのが、救助活動中に2度目の地震を検知するという点でした。

次々と搬出される想定上の被災者たちを救急車に乗せ、病院などへと後送している最中に新たな地震を検知、これにより二次災害の恐れがあるとして、全救助隊へ一時退避命令が発令されたところで、初日の訓練を終えました。

 

【あえて遠方部隊同士でチーム組ませる意義とは?】

他方で、この津波被害への対応訓練を行っている会場の隣では、地震によって発生した大規模な火災への対応訓練も行われていました。

想定上、次々と延焼する住宅火災。
取り残された住民を助け出しますが、トリアージの結果、助けるのが難しいと判断されることも。

それでも、住民基本台帳に基づいて、残る全ての住民を探し出します。

時を同じくして、住宅の延焼火災とは異なる原因で、大規模な工場からも火が出ます。

出火を確認した磐田市消防は、地上からの放水に加え、ヘリコプターからの空中消火を要請。

静岡空港を仮の拠点としていた各地の防災・消防ヘリコプターが次々と燃え上がる工場へと放水し、大ごとになる前に鎮火させていました。

2日目となる13日は、静岡空港の西側にある県有地において、南海トラフ地震で発生した「多重衝突事故」「地下施設での火災」「列車の脱線事故」「土砂災害」など多くのシナリオが想定され、これらに対処するための救助活動が一斉に行われました。

全国から集結した緊急消防援助隊は、このように指定された現場での救助活動に従事したのですが、今回の訓練の肝ともいえる「連携」に関して興味深い調整がされていました。

それが「遠方の救助隊同士でチームを組ませて救助に当たらせる」ということです。

たとえば、近隣の救助隊同士であれば、日頃の訓練でも連携しやすいため、大きな問題は発生しません。

それに対して、たとえば北海道の部隊と九州の部隊は、普段接する機会がありません。

そのため、今回の訓練では、あえて遠方の部隊をワンチームにすることで、お互いに連携方法を模索させていたのです。

ちなみに、これだけ大規模な訓練が行われるということから、静岡県に設置された訓練会場付近には多くの市民が集まっていました。

なかには遠方から駆け付けたと思われるファンの姿も。

なにせ、全国の緊急車両が一堂に会するため、これ以上の撮影機会はないでしょう。

また、将来の消防士になるかもしれないチビッ子たちも多く見に来ており、老若男女問わず、普段はなかなか見ることができない消防士らの活動に目を輝かせていたのが、印象的でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6507a61a31766c4be2bbdcdcb556448c94267ab2 

 

(ブログ者コメント)

4ケ月前、この訓練が行われることになった経緯や今回の訓練計画などが消防庁からユーチューブにアップされていた。(13分)

以下は今回訓練計画説明映像の一部。





















https://www.youtube.com/watch?v=hv59fwnHpIY 






 

 

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20221013191分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

110番通報の新たなシステムについてです。

通報する人が現場の映像や画像を警察に送信できるというシステムの試験運用が、今月から全国で始まっています。

 【写真を見る】110番通報が変わる 映像・画像の送信が可能に 記者が体験

県内で、1日におよそ160件、年間およそ6万件の通報がある110番。

今月から、新しいシステムの試験運用が始まっています。

(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「通報者の目の前で起きている現場の状況について、映像や画像の送信を受けることで、視覚による現場の確認や情報収集を行うことが可能になります」

110番通報を受けた警察が映像などが必要と判断すると、通報者のスマホにショートメッセージが届きます。

そこから通報者が映像や画像を送信するシステムです。

(長友記者) :
「目の前で事故が起きたという想定で、110番通報をしてみます」

目の前の状態やけが人の有無などを伝え、警察が映像が必要だと判断すると・・・

(通信指令室) :
110番で映像を送っていただけると助かります。ご協力をいただけますか?

(長友幸生記者)
「はい」

スマートフォンに「警察です」と書かれたショートメッセージが届き、URLが送られてきました。

そして、伝えられたアクセスコードを入力し、「GPS機能で通報者の位置情報を取得すること」などに同意すると、映像の送信が始まります。

(通信指令室) :
「今、事故現場の状況が届いております。もう少し右を映していただけますか」

これまでの音声だけではなく、映像や画像を送ることができるこのシステム。

通報者が撮影した映像は、通信指令室だけではなく、現場に向かう警察官にもリアルタイムで共有されます。

(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「より迅速、かつ的確に現場状況を把握し、必要な警察力を現場に投入し、早期に事件・事故への対応を図ろうという趣旨で導入されました。警察が初動対応をする多くの現場での活用が期待できます」

事故だけではなく、災害や行方不明者の捜索など、多くの現場での活用が期待されるこのシステム。
来年4月から本運用が始まります。

 

(スタジオ)
撮影に夢中になって事故などに合わないように、通報者自身の安全確保にも注意しなければいけません。

また、リアルタイムでの撮影だけではなく、通報前に撮っていた写真や映像も送ることができるようになっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b80f75ae109eb8da674f294be2b8fdb3c8f90d43 

 

 

 

 

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20228141840分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日夜10時ごろ、静岡市葵区呉服町のビルの3階の飲食店から火が出て、ビルの3階と2階の一部が焼け、3階から1人が遺体で見つかりました。

飲食店の従業員や客は無事でしたが、消防によりますと、消火活動をしていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(男性、37歳)と連絡が取れなくなっていて、亡くなったのは山本さんと見られ、警察は身元の確認を急ぐとともに、詳しいいきさつを調べています。

消防によりますと、山本さんは消火活動のため、午後10時50分に2人の消防隊員と一緒にホースを持ってビルに入りましたが、およそ10分後に退出命令が出た直後に連絡がとれなくなったということで、当時の対応に問題がなかったか検証するとしています。

この火事を受けて、14日夕方、田辺市長が会見し、「2年前に別の場所で起きた火災で職員が殉職し、安全管理に努めてきたなかで、このような事故が起きてしまったことを重く受け止めている。徹底的に原因を究明するよう指示した」と話しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220814/3030016960.html

 

814238分に読売新聞からは、隊員3人が3階で火元調査し15分後に戻ろうとしたところ最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同消防局によると、午後10時頃に隊員らが到着。

火元を特定するため、山本さんは他の隊員3人と午後10時50分頃に進入した。

1人が3階のエレベーター近くで待機し、山本さんを含む3人が周辺を調べた。

約15分後に戻ろうとしたところ、最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったという。

14日午前2時25分頃、3階で1人の遺体が発見された。

市消防局の管内では、2020年7月に吉田町の工場倉庫で発生した火災で、消防隊員ら4人が殉職した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50192/

 

814217分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビルは感知器不足などの不備を指摘されていたが改善報告は出されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ビルは、2016年に消防が行った立ち入り検査の際、階段部分の感知器不足など不備があったことが確認されていますが、消防はこれまでに改善の報告を受けていなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af79403ebe4804e151baf47461096a0918d98f0b

 

8171856分にNHK静岡からは、遺体は奥の倉庫の中で見つかった、通常はロープで隊員同士をつなぐが、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察が、DNA鑑定などで確認を進めた結果、遺体は、現場で消火活動にあたり連絡が取れなくなっていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(37)と確認されました。
死因は焼死でした。

消防によりますと、山本さんは、飲食店の奥にある従業員の更衣室などに使われていた倉庫の中で見つかったということです。

また、山本さんは2人の隊員と一緒に消火活動に入りましたが、通常はロープで隊員同士を繋ぐのに、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったということです。

この倉庫の焼け方が激しかったと見られることから、警察は、出火原因とともに、消防の当時の安全管理や指揮などに問題がなかったかなど調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220817/3030016985.html

 

8172017分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、遺体が見つかった倉庫が火元らしい、急に激しくなった火に巻き込まれた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性隊員は別の隊員2人と火元を確認するため、火災発生からおよそ1時間後にビル内に入っていました。

男性隊員の遺体が見つかったのは、ビル3階の一番奥にある倉庫。

ここは飲食店の倉庫兼更衣室で実況見分の結果、最も損傷が激しく、今回の火事の火元とみられています。

発見された遺体の状況などから、警察や消防は退避命令が出た後、1人で現場に取り残された男性隊員が何らかの理由で急に激しくなった火に巻き込まれた可能性もあると分析しています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c98edda37646c00bcbdf863d8bb822ef41e36d93 

 

817194分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、火の不始末だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倉庫は従業員の着替えや休憩に使われていて、同じビルの別の飲食店の店長は「更衣室が火元だった」と聞いていたということです。

同じビルの別の飲食店・店長:
 
「(火元となった)上の飲食店の人からは更衣室の火の不始末と聞いています。注意不足としか言いようがないですね。こんなこと起こると思わなかったので、自分たちも気をつけなきゃいけないですね」。

出火当時店内にいた客はテレビ静岡の取材に対し、「火災報知器が鳴って焦げたにおいがしたあと煙が漂ってきた。店員の指示に従い階段を使って外に避難した」と話しています。

当時店内にいた店員やおよそ30人の客は避難して無事でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81de743b7a484c388d7900430590f7f07a1b5e7f 

 

818日付でテレビ静岡からは、火元とみられる倉庫兼休憩室でタバコの吸い殻が複数見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局のこれまでの調べで、火元は山本さんが見つかった倉庫兼休憩室で、この部屋から紙タバコの吸い殻が複数見つかったことがわかりました。

また、部屋には段ボールや従業員の衣類など燃え移りやすいものも置かれていました。

静岡市消防局は、吸い殻が見つかった付近が特に激しく焼けていたことから、出火原因はタバコの不始末とみて、山本さんが死亡した経緯などについて調べを進めています。

また、静岡市消防局は消防隊員が死亡した状況や出火原因を特定した上で報告書をとりまとめ、再発防止に生かしていく方針です。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/17660/ 

 

(2022年8月27日 修正1 ;追記)

20228251838分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、消火活動時はロープで隊員同士をつないでいたが、火元確認時は視界が確保されていたため消防ホースをたどるだけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

これまでに、出火からおよそ1時間後に火元確認のためビルに入った3人の隊員は、基準となっている「隊員同士をロープで結ぶ」という手法を取らず、消防ホースをたどって進入と退出の経路を確保する手法をとったことが分かっています。  

一方で、消火活動のため2度ビル内に入った、亡くなった消防士らとは別の3人の隊員らは、基準通りに隊員同士をロープでつなぎ、はぐれないようにしていたことが新たにわかりました。  

静岡市消防局は、火災発生後の会見で…。

静岡市消防局:
「今回はある程度床面付近での視界が確保出来ていたと解釈されるため、(ホースを)退出に利用していた。現時点では、活動に対しては問題は無かったと理解している」  

手法については問題がなかったとしていますが、今後、判断が正しかったか検証を進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78c0829c898471d0ce6cb8a984ddc33b91d45c3b 

 

(2022年9月4日 修正2; 追記)

2022922045分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、吉田町の倉庫火災殉職事故を教訓につくられた支援隊との情報連携がうまくいってなかったかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局は、関係者から火元の情報を聞いていたにもかかわらず、別の部屋を検索していたことがわかりました。

その提言をしたのは、2020年、3人の隊員が殉職した工場火災を受けてつくられた安全管理に特化した部隊でした。

<火災現場を見た人>
「従業員の消し忘れかなんかで燃えちゃった。(現場では)『更衣室でタバコの消し忘れがあって』と言っていた」

静岡市消防局によりますと、当時、飲食店の関係者から火元は倉庫兼休憩室と聞き取り、現場部隊に伝えていたと言います。

ところが、亡くなった男性隊員の部隊より先に到着し、2度の火元確認を試みた先行の救助隊は、いずれも出火元とは逆の位置=入り口付近にある給湯室やトイレ付近の確認作業をしていたことがわかりました。

結果、火元が確定しないまま、火災発生から1時間が経過。

男性隊員の部隊が3度目の進入で火元を特定するも、何らかの理由で男性隊員1人が火災に巻き込まれました。

火元の情報がありながら、別の部屋の確認に時間を費やした消火活動。

関係者によると、その活動指針を現場本部に提言したのは、災害機動指揮支援隊でした。

20207月、静岡県吉田町で起きた大規模な工場火災では、静岡市消防局の隊員3人が殉職。

この火災を教訓につくられたのが、現場の安全を俯瞰的に見て、消火活動の助言をする災害機動指揮支援隊でした。

静岡市消防局は、屋内進入の判断の経緯などは事故調査委員会で検証するとコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/733c3abf4255fcd98413174e42622322dad3f997

 

(2022年10月6日 修正3 ;追記)

20221051847分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、退出前に隣の隊員が身体に触れ退出と声をかけていた、動きが無くなると95dBの音が鳴る警報器を携帯していたが鳴らなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日、市議会企業消防委員会で市消防局は現場の図面を示し、経緯などについて説明しました。

それによりますと、山本さんの隊の3人は、山本さんを先頭に青の線の経路で現場に進入。

午後1055分ごろ、火元を発見し放水。

およそ5分後、指示を受け退出をする際、真ん中にいた隊員が山本さんの体に触れ、「退出」と声をかけましたが、その3分後の午後113分、山本さんがいないことに気が付いたということです。

山本さんは、所有者に一定時間動きがなかった場合、走行中の電車内より大きい95デシベルの音が鳴る警報器を携帯していましたが、捜索にあたった隊員らは音を確認していないと言います。

警報器が何らかの理由で作動していなかった可能性があります。 

市消防局は13日に外部の有識者らで作る事故調査委員会を設置し、20231月をめどに原因などについてまとめた報告書を公表するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc05c44d8540e01540cbf08943f78b10e7f29400 

 

105203分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、警報器は45秒以上静止していると大きな音が出るようになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

こちらは火災のあった飲食店が入るビル3階の見取り図です。

消防はまず、1隊目と2隊目が煙や熱気が確認された建物東側に進入しましたが、火元は確認できませんでした。

その後、南側にある倉庫兼休憩室が火元との情報があり、山本さんを含む3隊目が火元の近くまで進入し放水を開始しました。

しかし、隊長から退出の指示が出たため、隊員はホースを辿りながら来た通路を戻りましたが、山本さんは戻らなかったということです。

・・・

警報機は45秒以上静止しているなど、異常を感知すると大きな音が出るようになっています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88c42b75ba9f66b99efe0ac9a33d7efc3f7ccb9b 

 

105209分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、警報器は高温が続いても鳴る、鳴っていれば外にいた隊長にも聞こえていたはずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

<長沼静岡市議> :
45秒停止したり、高温の状態が長時間続くと(音が)連続するというようにカタログに書いてありますけども」

<静岡市消防局警防課長>
 
「今回の火災対応の時の距離からすれば、建物の外で待機している隊長には聞こえる距離だと判断しております」

火元への進入前、身に着けた警報器が作動することを確かめていたものの、隊員が行方不明になった際、警報器の音は確認できませんでした。

このため、居場所が分からず、813日午後11時頃からあわせて16回捜索を行い、約3時間半後、心肺停止の状態で隊員が見つかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5cdb01e35f553a67b74c81205d301c5913f1d48b

 

(2022年11月15日 修正4 ;追記)

202211141846分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビル地下にあった居酒屋では押し寄せた消火の水で店内がメチャメチャになり、3ケ月たった今でも営業再開が危ぶまれる状態だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

梅田記者:
「火災があったビルの地下にある居酒屋。
消火活動による水が流れてきて、今も休業状態が続いている。
片づけ作業も進んでいるが、壁には大量のカビがある」

火災の影響は、3カ月たった今も色濃く残っていました。

ビルの地下1階に店を構えていた「府中かしわで」では、消火活動の水が店内に押し寄せたそうです。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「(消火後にきたときは)どこもかしこも店中、隅から隅まで雨が降っているようなそんな状況。
ぽたぽたではなく、カッパ着るかしてないと濡れちゃうような状況。
一体いつまで続くんだという。
自分もまさかというか、状況を受け入れるのには時間がかかった」  

浸水で家電や電気系統は全て故障し、地下ということで十分な換気もできず、店内の至るところにはカビが発生しています。

水を吸った床もゆがんでしまい、現状の被害総額は5000万円以上にも上るそうです。 

姉妹店舗や新規店舗の応援を得て、営業再開に向け準備し、雇用も何とか維持しようとしていますが、営業再開には店を一度解体しなければならないといいます。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「本当にここに戻れるかどうかも今心配なところ。
ちゃんと全額保険で出るのかというのが、明確になっていない不安は大きい。
そろそろ賃料も発生してきてしまいそうな流れにもなっていて、どうしていっていいか分からない」

火災で生じた店存続の危機。
今後の方針は12月中にも決めたいということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abde1de6effa9d3239b5336bce855941fc1c2cbb

 

 

  

  

 

   

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20228141830分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後3時10分ごろ、登米市消防本部の駐車場で、職員5人が要救助者にロープや浮き輪を渡すための「救命索発射銃」と呼ばれる銃を使った訓練をしていたところ、銃が暴発しました。

弾は幅が63ミリ、長さが100ミリのゴム製で、敷地と道路を越えて、およそ80メートル離れた場所に駐車していた散水車にあたりました。

散水車に人はおらず、けがをした人はいませんでしたが、助手席のドアとガラスが破損しました。

登米市消防本部は、「歩行者等の有無の安全確認は行っていたものの、一歩間違えれば、大事故につながる」とした上で、「原因の調査を進め、再発防止に努めたい」としています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/4177e0cc74a73eaf583f8478af2d7034db1be9e9

 

8141658分に産経新聞からは、空気圧の調整や発射角度が不適切だった可能性がある、この訓練は年に2~3回、飛距離50mで実施していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救命索発射銃の訓練で誤ってゴム弾を敷地外まで約80メートル飛ばし、近くにある会社の車のガラスとドアを破損させたと発表した。

空気圧の調節や発射角度が適切でなかった可能性があるという。

13日午後3時10分ごろ、消防本部の駐車場で署員5人が訓練中、口径63ミリの救命索発射銃を発射。

ロープの付いたゴム弾が飛びすぎ、駐車されていた工事車両の助手席のガラスが割れ、ドアがへこんだ。

救命索発射銃は水難事故などで使われ、遠方や高所にロープを付けたゴム弾を飛ばす。

登米市では年2~3回、約50メートルの飛距離で訓練している。

https://www.sankei.com/article/20220814-VSG42BGXWRPCHCMHZB3SCLXNBM/

 

815742分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、訓練時は空気圧を調整し70m以上は飛ばないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救助用のロープを遠方に届ける空気銃を訓練で使用した際、ゴム製の弾が敷地を飛び越え、隣接する会社に止めてあった車を破損したと発表した。
けが人はなかった。

発表によると、13日午後3時10分頃、同本部の駐車場で同市消防署の職員が銃を使用。

ゴム製の弾が約80メートル先の道路工事の散水車に当たり、助手席側のドアとガラスを破損した。

お盆期間で工事は行われておらず、周囲に人はいなかった。

訓練時は銃の空気の圧力を下げ、弾の飛距離が70メートルを超えないようにしていた。

弾が飛びすぎた原因はわかっておらず、同本部で調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ee2291e3e51f98fa2267c737c98c59d3ac489d

 

(ブログ者コメント)

情報を総合すると、青ルートで飛ばすところ赤ルートで飛んでしまった、ということかもしれない。

 

 

 

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202289910分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新型コロナウイルスの感染の再拡大や熱中症などで、地域によって救急車の稼働率が90%を超える日があるなど、ひっ迫した状況となっています。

そんななか、SNSでは救急車に関して、あるユーザーの投稿が話題に。

どういった内容なのでしょうか。

バク@精神科医/新刊発売中!!@DrYumekuiBaku)さんは、精神科専門医としてさまざまな分野の精神科領域の治療に従事しています。

そんなバクさんは、救急車が来たときの一般車両の対応について、SNSに以下のように投稿。

「救急車が来た時減速して避けつつハザードたくと救急車からしたら『あのクルマはめっちゃ譲る気満々やな!安心して横抜けれるやで!』と思えるらしいので、運転中に道を緊急車両に譲る時はハザードたいてあげてください。
 
(情報元は関西の救急隊員さん。地域差あるかもですが後続車にも伝わるし良いと思う)」

この投稿を読んだユーザーからは、「めっちゃ分かります」「私もハザードします」といった共感や、「なるほど、今まで端に寄ってたけどハザードたくようにします」という声が寄せられています。

実際に救急車を運転しているというユーザーからは、「救急車に気づいてるか気づいていないかは本当に重要です」との意見も見られました。

また、救急車についての対応を知らないドライバーもいるようで、「これをやると後続車に抜かれるのでモヤモヤする」との声も見られています。

今回の投稿の経緯について、バクさんは以下のように話します。

「最近緊急車両を見る機会が非常に増え、過去同乗していたドクターカーで聞いた記憶から投稿しました。実際車内から見ているとわかりやすかったです」  

投稿の反響はさまざまだったようで、これについて以下のように話します。

「『もちろんそうしている』という意見がかなり多かったのですが、『ハザードは逆に危険』『停車より徐行の方が良い』などのご意見もありました。怖いなと思ったのは『緊急車両に道を譲ったら後続車にすごい勢いで抜かされた』という内容です。救急車の事故を招きかねず譲ることの難しさを感じました」

本来、救急車が接近してきた際は、道路交通法40条で、道路の左側に寄って一時停止しなければいけないと定められています。

ハザードランプの本来の使用方法については、夜間に幅5.5m以上の道路に駐停車するときと、通園通学バスの乗降時のために駐停車させているときに用いられることが定められており、これは道路交通法第18条、26条にて規定されています。

では、今回の投稿のようなケースではどうなのでしょうか。

元警察官のBさんは以下のように話します。

「緊急車両が近づいてきたときにハザードを点灯させるというのは正直なところ法律で定められたものではないので、良いとは言い切れないかと思います。ただし、特に罰則などもありません」  

法律上だけで見ると、救急車が近づいてきた際のハザードの使い方は本来の目的ではないといえます。

しかし、救急車が接近してくるなどお互いの意思疎通が必要な状況では、ハザードランプで合図を示すのも大切な行動のひとつといえるでしょう。

※ ※ ※  

今回の反響があった投稿を受け、バクさんはユーザーに向けて以下のような想いを話しています。

「コロナ禍の昨今、移動手段を公共交通機関から自家用車へ変えた人もいると思います。 道路は常に流動的で緊急車両が来た時の対応として徐行か停車かなどの最善は、その時々で変わります。しかし最善でなくとも少しの配慮で十分だと思います。 『お先にどうぞ』というゆとりの気持ちを持ち、元気&無事故で走行することで支援される医療がとても多くありますので、気をつけてもらえますと幸いです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/20de8024b228288f142186c8aa14acaccd544590 

 

(ブログ者コメント)

ブログ者は房総半島の山の中の410号線で1ケ月ほど前、後ろにピタリとつかれたことがある。

せっつかれるのはイヤなので、見通しの良い直線道路に出た際、対向車がいないことを確認したうえで、お先にどうぞとハザードを点滅しながら減速した。

しかし後続車は追い抜くことなく、一緒に減速している。

ん・・・?

意図が伝わってないかな?と思っていると、気が付いたらしく、数秒後に追い抜いて行った。

あの車も当初、前の車がハザードをチカチカさせた意味を理解できていなかったのかもしれない。

 

 

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20227251547分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

出版取次大手のT社(東京都新宿区)は、2022721日深夜に発生した物流センターでの漏水事故によって書籍約2万冊が水に濡れ、書店への配送に遅れが生じたとした。

25日、同社広報がJ-CASTニュースの取材に明かした。

■スプリンクラー水道管が破裂  

漏水が起きたのは同社の西台雑誌センター(東京都板橋区)。

担当者によると、同センターでは月刊誌を中心に一日約100万冊の取り扱いがある。  

721日深夜、施設内のスプリンクラー水道管が破裂。

設備は22日午後までに復旧したものの、23日発売の雑誌など約2万冊の書籍が水に濡れた。

書籍の汚損と復旧作業の影響で、書店への配送遅れや配送冊数の変更などが生じた。

22日以降、書店側には事故の影響について個別に連絡。

また、汚損した雑誌分については、出版社から新たに仕入れるなどの対応をしている。  

ツイッター上では全国の書店の公式アカウントが、今回の事故の影響で雑誌の入荷が遅れるという報告を相次いで投稿していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d902bf4efe657239fc83ffe47784c97b21d046ed

 

(ブログ者コメント)

報じられた記事は、これ一つしか見つからなかった。
T
社のHPにはトラブルが起きたという情報のみ。
破裂原因は不明だ。

 

 

 

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2022721638分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日、沖縄県伊良部島の港に接岸していた巡視船で、機関砲の実弾8発が誤って発射された問題で、船長が機関砲に実弾が装てんされていない状態だと思い込んで訓練の実施を指示していたことなどから、宮古島海上保安部は、船長と乗組員の意思疎通に問題があったとみて調べています。

この問題は、19日の午前11時10分ごろ、伊良部島の長山港に接岸していた巡視船「しもじ」で、船首付近に搭載された20ミリ機関砲から実弾8発が陸側に向かって誤って発射されたものです。

海上保安部によりますと、その日の朝、乗組員7人が機関砲の点検を行い実弾を装てんしていましたが、船長は別の乗組員に対し、実弾を使わない「空撃ち」と呼ばれる射撃訓練を行うよう指示したということです。

この時、機関砲の照準は港の北側のやぶにあわせていて、弾はその一帯に着弾したとみられていますが、これまでの捜索では見つかっていません。

船長が機関砲に実弾が装てんされていない状態だと思い込んで「空撃ち」を行うよう指示していたことなどから、海上保安部は船長と乗組員の意思疎通に問題があったとみて、詳しく調べています。

海上保安部では、再発防止策が徹底されるまで、同様の訓練や洋上での射撃訓練を中止するとしています。







https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220721/5090019216.html  

 

7201846分に毎日新聞からは、弾薬箱と機関砲をつなぐレールに実弾を入れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄県の離島・伊良部(いらぶ)島(宮古島市)の港に停泊中の巡視船「しもじ」(200トン)から20ミリ機関砲の実弾8発が陸側に誤射された問題で、巡視船が所属する宮古島海上保安部は20日、男性船長(52)が、弾がセットされている認識がないまま「空撃ち」の訓練を指示したのが原因と発表した。

海保によると、20日の洋上射撃訓練に備え、乗組員7人が19日午前8時半ごろから船内で点検や訓練を実施。

その際に乗組員が弾薬箱と機関砲をつなぐレールに実弾を入れ、操舵(そうだ)室内のスイッチを押せば発射される状態だった。

しかし船長は装塡(そうてん)に気付かないまま、弾は使わず射撃の動作を確認する「空撃ち」の訓練を指示。

港北側の崖に8発が発射されたという。

けが人はいないが、港に止めていた海保職員の車に、誤射で破損し飛散した砲口の栓によるものとみられる傷が確認された。

宮古島海保の福本部長は、「一歩間違えば大変な惨事になっていた。前代未聞の事態を引き起こし、言い訳も弁解も通用しない」と陳謝した。

再発防止策が徹底されるまで、20ミリ機関砲の取り扱い訓練や洋上射撃訓練は控えるという。

https://mainichi.jp/articles/20220720/k00/00m/040/302000c

 

7201240分に沖縄タイムスからは、通常の訓練では発射前に弾薬箱から砲身までの連結を切らないといけないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福本部長は誤射の原因について、操法(取り扱い)訓練で弾薬箱に実弾を入れた乗組員と、発射の指示を出す船長の意思疎通が取れていなかったと説明した。

通常の操法訓練では、発射の際に弾薬箱から砲身までの連結を切らないといけないが、発射できる状態のまま船長が確認せず発射の指示を出したという。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/994585

 

721752分に沖縄タイムスからは、細かな作業についてマニュアルに書かれているか海保が精査中など、下記趣旨の記事が機関砲の概略構造図付きでネット配信されていた。

発射の際、砲口に取り付けていた金属製の栓が壊れて飛散し、駐車場の車両のフロントガラスにひびが入るなど、同保安部職員の車両2台とオートバイ1台に被害があった。

民間施設への被害は確認されていない。

誤射は19日午前11時過ぎに発生。

点検整備を終え、20日の洋上射撃訓練に備えて乗組員が弾薬箱へ実弾を入れた。

その後、船長の一等海上保安正(52)の判断で機関砲の操法訓練を実施したが、船長は弾薬箱から砲身までの連結が解除された状態と誤認識し、確認しないまま、別の乗組員に発射ボタンを押す指示を出した。

船長や乗組員の細かな作業についてマニュアルに書かれてあるのか、同部で精査している。

実弾での誤射は海上保安庁全体でも初めて。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/994963 

 

(ブログ者コメント)

万一の場合を考慮し、空撃ちする時は砲身を海のほうに向けておく・・・といった対応は、これまでとられていなかったのだろうか?


(2022年7月27日 修正1 ;追記)

202272618時51分に産経新聞からは、陸側に砲を向けないなどの対策が発表された、発射音が違っていたため射撃を中止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

第11管区海上保安本部(那覇)は26日、「陸側に砲を向けない」などの再発防止策を発表した。

着弾場所は現在も分かっていない。

その他には、訓練前に実弾がないことの確認徹底や、武器担当者による研修実施を挙げた。

マニュアルの手順が守られなかったとして、法令違反についても調査していることも明らかにした。

11管によると、誤射は19日午前に発生。

意思疎通の不足により、実弾が装塡されていることを認識していなかった船長の指示で、陸側に向けて発射した。

模擬弾にはない発砲音がしたため、射撃を中断したという。

https://www.sankei.com/article/20220726-MLXKCBPEWZLWHIB4FQPVJ7DYCQ/

 

726182分にNHK沖縄からは、当日?手順の確認だけでなく実射撃訓練も行うと変更されたが、ブリーフィングは実施されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

問題の発生から1週間となった26日、海上保安庁は、原因や再発防止策などについて明らかにしました。

それによりますと、翌日に予定していた洋上訓練を前に、船長から乗組員に対し、機関砲の取り扱いについて、手順の確認だけではなく、実際に射撃訓練を行うと変更が指示されましたが、その際、ブリーフィングが実施されなかったということです。

この時、機関砲には実弾が連結され発射できる状態になっていましたが、船長は、その事実を認識していなかったということです。

このため、乗組員の意思疎通の不足などが原因だったとして、海上保安庁は再発防止に向け、全国の海上保安本部などに対し、訓練前のブリーフィングの実施の徹底や陸側に機関砲を向けないことなどを呼びかけました。

宮古島海上保安部は、本庁がまとめた再発防止策を踏まえ、近く独自の対策をとりまとめ、公表することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220726/5090019299.html 

 

(ブログ者コメント)

NHK沖縄の報道から考えると、変更管理に問題があったということかもしれない。 

 

(2022年8月2日 修正2 ;追記)

2022730624分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、「しもじ」では過去にも訓練マニュアル違反があったが、他の巡視船ではなかった、今後は9隻の巡視船が個別に定めていた訓練マニュアルを統一するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同巡視船で訓練手順のマニュアル違反が常態化していた。

29日、宮古島海上保安部が「今回も含めて3回、マニュアルを守らず訓練前日に実弾を給弾していた」と発表した。

同部によると、巡視船しもじの現船長の乗船期間(3年目)中に実施した洋上射撃訓練で、今回を含めて3回、乗組員が「訓練当日の作業を軽減するため」との理由で、前日に実弾を給弾していた。

洋上射撃訓練の実施総数について、「詳細は答えられないが、少なくとも年に1回以上実施している」とした。

同部では、しもじを含め同型巡視船が9隻所属しているが、しもじ以外での訓練前日の実弾の給弾は「なかった」とした。

また、しもじでの過去2回の前日の給弾が今回の乗組員と同じ人物かについては「確認できていない」とした。

同部によると、巡視船しもじのマニュアルでは、実弾について「必要な時以外に弾薬庫から弾薬を出さない」と定めており、本来は訓練当日に給弾するべきものだった。  

同部は改めて、誤射原因として「マニュアル不順守と意思疎通の不足、機関砲の構造の理解不足があった」と説明した。  

その上で、海上保安庁が26日に発表した再発防止策

(1)実弾有無や命令内容確認とブリーフィングの徹底
(2)砲身を陸地側に向けないことなどをマニュアルに反映
(3)訓練に関わる緊急点検、構造・操作に関わる研修の実施

に加えて、独自策として、弾薬庫に実弾を格納することを含めて「所属巡視船の着岸中の実弾給弾を全面的に禁止する」とした。

また、現在、同部所属の巡視船9隻がそれぞれ訓練手順マニュアルを定めている状態にあることを説明し、「乗組員の異動で混乱をきたす」として、各マニュアルを統一化するとした。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b12805fad6a0bf33b27eed40476dce03e1f003f

 

(2022年12月24日 修正3 ;追記)

202212231922分に毎日新聞からは、翌日の射撃訓練に備え実弾も装填したが、実弾装填を船長に報告していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海上保安庁は23日、当時の船長ら3人を停職などの懲戒処分にした。

11管区海上保安本部(那覇)の一條本部長ら2人については、厳重注意などの説諭処分とした。

一條本部長は記者会見で「前代未聞の重大事故。信用を失墜させ深くおわびする」と謝罪し、再発防止の徹底を強調した。

誤射は719日に発生。

乗組員が20ミリ機関砲を点検し、翌日の海上射撃訓練に備えて模擬弾と実弾を装塡(そうてん)した。

その後、実弾の装塡を報告されていなかった船長の指示で、訓練前に別の乗組員が陸側に発射。

模擬弾にはない発砲音に気づき、射撃を中断したという。

実弾は見つかっていないが、近くの林に着弾したとみられ、被害は確認されていない。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20221223/k00/00m/040/331000c

 

  

  

  

 

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202271891分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

神戸市消防局は17日深夜、市内で同日昼間にあった団地の火災で心肺停止状態の女性(56)を3階の部屋から救助中、約5メートルの高さから地上に落下させる事故を起こしたと発表した。

女性は搬送先の病院で死亡が確認された。

事故との因果関係は不明だが、同消防局は「あり得ないミス」とする。

一体何があったのか。

同消防局と兵庫県警神戸北署によると、火災は午後4時すぎ、同市北区君影町1のUR都市機構鈴蘭台第5団地7号棟(5階建て)の3階の一室で発生。

同40分ごろ、はしごでベランダから進入した消防隊員が、心肺停止状態の女性を室内で発見したという。  

近くに住む30代の女性は火災当時を振り返り、「バチン、バチンと音がしたので避難した。振り返ると、(出火した)部屋のベランダから黒色の煙が上がり、灰が舞っていた」と話す。  

同消防局と同署によると、まだ火が完全に消えていない中、3階のベランダにいた隊員2人と地上の2人が協力して地上への救助を試みる。

女性にハーネス型の救助器具を装着し、ロープと接続して活動を開始。

1メートルほど降ろしたところで、女性の足が建物の壁に接触し、バランスが崩れて救助器具から抜け、下半身から芝生に落ちたという。  

その後、すぐに病院に搬送されたが、落下から約1時間後に死亡が確認された。

事故との因果関係は「司法解剖の後に確定するため不明」とするが、同消防局の担当者は「要救助者を落下させることはあってはならない不手際で、今までにもなかった。原因を究明し、再発防止に努める」と話した。

神戸北署によると、検視の結果、女性は右太ももの骨折と右側頭部に約5センチのすり傷を負っていたという。

司法解剖し、詳しい死因を調べる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6510d2f5225d498534cd72ffe698179f15739e2

 

7211742分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、縛帯という器具を女性の体に装着して降ろしていた、死因は焼死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神戸市消防局によりますと、心肺停止状態だった住人の50代の女性をベランダから救助する際に、縛帯という器具を女性の体に装着して降ろしていたところ、女性の左足が壁にあたってバランスが崩れ、約5m下の地面に落下したということです。  

女性はその後、病院で死亡が確認されました。

司法解剖の結果、死因は焼死で、落下事故は原因ではないと判明しましたが、神戸市消防局は7月21日に改めて事故について謝罪しました。

(神戸市消防局 濱田警防部長) :
 「救助活動中に要救助者を落下させることはあってならないことで、お亡くなりになられた女性とご遺族にお詫びを申し上げます」  

神戸市消防局では今後、検証委員会を立ち上げ、事故原因をさらに詳しく調べるとしています。













https://news.yahoo.co.jp/articles/5254e8a204592c0443d581ea6474e941e9c5f3a0 

 

7211725分にYAHOOニュース(神戸新聞からは、縛帯が外れたため落下した、今後は落下制止器具も併用するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同消防局によると、降下する際に女性の足がバルコニーの下部に接触してバランスを崩し、取り付けたハーネス型の救助器具「縛帯」が何らかの原因で外れたという。

当時は部屋と地上で計4人の隊員が救助に当たっていた。  

神戸北署によると、検視の結果、女性には右脚を骨折するなどの外傷があったが、同消防局は「現時点で落下によるけがの有無は確認していない」とした。  

同消防局は事故の原因を分析するため、8月に救助の専門家らによる検証委員会を立ち上げるほか、今後は縛帯に加え、落下を制止する器具も併用して救助活動を行うという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/528748a655975fc72b3fb2ae914e8d3be4f141ab

 

(ブログ者コメント)

バランスが崩れた際に両腕がスポッと抜けた、あるいは器具の取り付けミスといった原因が考えられそうだ。

 

(2022年11月30日 修正1 ;追記)

20221129206分にYAHOOニュース(サンテレビ)からは、事故報告書がまとまった、推定原因は火傷の影響で臀部とハーネスがずれたことや圧迫しないようハーネスを少し緩めて締めたことだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20227月、神戸市北区君影町の共同住宅で起きた火事では、消防が建物の3階部分から心肺停止状態の女性(56)を救助する際に落下させる事故がありました。

女性の死因は焼死で、落下事故とは直接の関係はありませんでしたが、神戸市消防局は大学教授などでつくる検証会を開き、事故原因を分析してきました。

3回の会合を経て検証会がまとめた報告書によりますと、女性が負ったやけどの影響で臀部と救助用ハーネスの間が滑りズレが生じたことや、ベルトを締める際、圧迫しないよう少し緩めて締めたことなどが落下原因と推定されるということです。

検証会は再発防止に向けて「要救助者の状態に応じた活動を実施する」としています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/f1a49aeb7daed0cc8513f54cc7eaf798d3fecc9c

 

11291717分にNHK兵庫からも同趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受けて、市消防局は再発防止策などを検討するための検証会を設置し、当時の状況を再現した落下実験などを重ねてきましたが、このほど報告書がまとまり、29日に公表されました。

それによりますと、落下した原因として、女性を持ち上げる時の動きや火事によるやけどの影響で固定していたでん部と救助器具がずれたことや、女性の肩や股にベルトを締める際、圧迫しないよう少し緩めて締めたことなどが推定されるとしています。

その上で、再発防止に向けて、救助する人の意識の有無ややけどの程度など、状況に応じた救助活動ができるよう、さらに訓練を重ねることや、より安全性の高い救助器具を民間の事業者とともに開発していくことなどを挙げています。

市消防局は、「刻々と変化する現場での危険の予知を今まで以上に行えるよう、訓練や研修を充実させ、再発防止につなげたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20221129/2020020293.html

 

  

 

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2022781215分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が大会写真付きでネット配信されていた。

岐阜県高山市桐生町の高山消防署で5日、第68回バケツ注水大会が開かれ、市内の事業所や町内会、学校などから男女18チーム、約120人が参加した。

火災発生時の初期消火として誰でもできるバケツの水による消火の技術向上や市民の防火意識を高めるため、毎年開かれてきた恒例行事。

新型コロナウイルス感染拡大のため2020年と21年は中止され、今年は3年ぶりに開催された。

参加者たちは、ドラム缶に入った水をバケツでくんで、約10メートル離れた注水塔まで運び、規定時間内に的となる穴にどれだけ多くの水を入れられるかを競った。

出場35回を数え、うち26回の優勝を誇る飛驒産業女子チームのメンバーとして初参加した洞口さん(23)は、「プレッシャーはあったが、メンバーがバケツを飛ばしてしまったことで、リラックスして楽しくできた」と笑顔で話した。

女性の部は高山市消防団女性部、学生の部は高山西高校、町内会の部は本郷町内会、事業所の部は柳瀬電気が、それぞれ優勝した。

https://mainichi.jp/articles/20220708/k00/00m/040/092000c

 

(ブログ者コメント)

このような大会もあるということで紹介する。

 

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20226281953分にYAHOOニュース(東日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海難事故の最前線で救助活動を行う、海上保安庁の機動救難士です。

4月に仙台航空基地に配属された2人の新人。
訓練の日々に密着しました。

仙台航空基地機動救難士・安発さんの訓練。

「下がってきたぞ安発!上げろ水位!」

仙台航空基地機動救難士・宮島さんの訓練

「休憩場所ちゃうぞ!」
「休むな!」  

宮城県名取市閖上の港に響く男たちの声。

この日、第二管区海上保安本部仙台航空基地の2人の新人機動救難士が訓練を行っていました。

千葉県出身の安発さん(男性、26歳)と、埼玉県出身の宮島さん(男性、29歳)です。

3月まで、潜水士として活動していましたが、その素質が評価され、4月に機動救難士に任命されました。

仙台航空基地機動救難士・安発さん:
「内容一つひとつが格段にレベルアップし、今まで潜水士としてやってきた知識やレベルでは、到底追い付かないレベル」  

仙台航空基地機動救難士・宮島祥さん:
「知識や体力、判断力、全てが求められているので、一つひとつの訓練が潜水士の時と比べて、かなり高度というか難しいものばかり」  

機動救難士は潜水士の中から選抜され、海での事故や船内で急病人が発生した場合、ヘリコプターで出動し、救助や救命活動を行う、いわゆる空飛ぶ救急隊です。

東北の海を管轄する二管本部には、仙台航空基地にのみ、9人が配置されています。

2021年1年間で51件出動。

常に危険と隣り合わせの現場。
人命を守るため、厳しい訓練を積み重ねます。

ロープを使ったレンジャー訓練。
崖での救助を想定し、途中でロープを継ぎ足して降下し、再び上がってくるという想定です。

安発さんが挑戦。

いかに迅速にロープを継ぎ足せるのか、そして安全確保のため体を支えている器具を継ぎ足したロープにうまくかけ替えることができるのかがポイントです。

安発さんは約15分でクリアしました。

続いて宮島さん。

思うように体を支えているロープをかけ替えることができません。

「宮島あと何分かかるの?」
「あと3分!」
「3分?本当に間に合うのか3分で?」
「間に合わせます!」  

熟練した隊員なら8分30秒ほどでクリアできる訓練ですが、宮島さんは30分以上かかってしまいました。

1分1秒を争う海難事故の現場。
機動救難士は2人1組での出動が基本です。

そのため、一人ひとりが素早く、適切な行動を取らなければ、救える命が救えなくなってしまいます。  

仙台航空基地機動救難士宮島さん:
「これがもし現場だったら、私は上ったり下りたりできず、どこかでそのままになって、そのままだったと思います」

訓練の中でも最も過酷とされる潜水訓練を迎えました。

海でおぼれたダイバーを捜索し、救助するという想定です。

安発さんと宮島さん、2人で挑みます。

濁った水の中、ダイバー役の先輩隊員を発見、ロープを使って岸壁の上へ引き上げます。
しかし。

「上げますよ!」
「よし!」
「1、2、3!」
「確保!」
「詰める!」
「おい!落としてるぞ要救!(要救助者)」  

要救助者の体重を支えることができず、引き上げる直前で海面に取り落としてしまいました。

先輩隊員A:
「何で落としたの、要救(要救助者)を?要救(要救助者)は物か?」

先輩隊員B:
「残念でしかないっていうか、もはや救助活動ではなかった。想定訓練した意味なし」

仙台航空基地機動救難士宮島さん:
「実力不足をどれだけ自分で予習したり、今までのことを復習して、次につなげられるかというところだったが、それがまだ全然できていなかった」  

まだまだ学ぶことばかり。
訓練は続きます。

以前、基地の中で行ったレンジャー訓練。
今回は、実際の崖を使います。

ロープを使った降下は2人とも無事成功。

崖下に転落したけが人を救助する訓練では、張り出した岩を越えることができず、時間切れで打ち切られてしまいました。

仙台航空基地上席機動救難士・榎木隊長:
「できなかったことに対して、次はうまくやってやろうという気持ちは感じるが、まだ努力が足りていない」  

2人は、今後も訓練を重ね、10月には現場任務に就く予定です。

仙台航空基地機動救難士・安発さん:
「基礎訓練、普段のレンジャー訓練やヘリレスキューの訓練を一つひとつ着実にこなしていって、今後どんどんどんどん知識を高めていって一人前と先輩に言われるような機動救難士になっていきたい」

仙台航空基地機動救難士・宮島さん:
「どんな海難が発生しても迅速に要救助者を救い出せるような高度な技術を持った機動救難士になり、絶対に助けるぞという熱い気持ちを持った機動救難士になりたい」









 ※以下は訓練風景のユーチューブ映像。
  https://www.youtube.com/watch?v=fUv7mF9aKC0 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5b2a7ad15630207a39483b22b09bbe0d231988 

 

 

 

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2022627184分に産経新聞から下記趣旨の記事が、多数の写真や動画付きでネット配信されていた。

警視庁は27日、川や海の水難事故や風水害などでの救助活動にあたるための技術を確認する「水難救助技能検定」を、初めて報道陣に公開した。

参加した機動隊員らは、これまでの訓練を発揮しようと真剣な表情で検定に臨んだ。

警視庁の水難救助技能検定は、風水害や水難事故現場などで水難救助隊員として活動するために、昭和51年から行っている。

毎年春と秋ごろに行われ、今回は22~45歳の災害対策課特殊救助隊員と機動隊員35人が、実技と学科試験を受験した。

初級から上級まであり、初級を合格すると、水難救助現場で活動することが可能となる。

初級受験段階で、全員が潜水士の資格を取得している。

特殊救助隊によると、実際の活動現場となる海や川では、視界が悪かったり、流れがあったりして、過酷な環境の中で作業しなければならないという。

水難救助技術の速さや正確さだけではなく、体力や精神力も必要となる。

検定では、潜水機の点検や組み立てなどのほか、水深5メートルのプールに潜水したり、水中でロープの結索をしたりした。

溺れた人を助けるための泳法や、救助、心肺蘇生(そせい)法なども確認した。

受検者の中で唯一の女性だった特殊救助隊の萩原巡査長(35)は、「部隊の一員となって活動したい。今後も訓練を重ねて、救助ができる隊員になりたい」と力を込めた。

田浦・災害対策課長は、「水難救助は自分の命を守りながら水と戦い、人の命を助けるという過酷な任務を課されている。現場はセンスとスピード。皆さんの臨場を待っている人がいる」と激励した。

 ※以下はユーチューブ配信された記事。 
https://youtu.be/UOJUMB1HJ9M 

https://www.sankei.com/article/20220627-ZZPKT5P4NZKCFFTKVQKIDSVWXM/

 

 

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202269日に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局の駿河消防署の20代男性消防職員が訓練中に高所から転落し、骨盤骨折などの大けがを負っていたことが8日、同局への取材で分かった。

訓練中の事故で、一般市民への影響はないとして、公表しない方針という。

同局などによると、事故は5日午後4時15分ごろ発生。

訓練棟の3階まで三連はしごを伸ばし、さらに4階に進入するためのはしごをベランダに掛ける訓練を実施中、男性職員が体勢を崩し、約8メートルの高さから転落した。

命綱を装着していたが固定されておらず、ロープごと落下した。

事故発生から約5分後に救急隊が到着した時点では意識不明だったが、病院に搬送中に意識が回復した。
骨盤骨折と外傷性くも膜下出血の重傷を負ったという。

同局消防総務課の担当者は、「事故当時の状況や安全策に不備はなかったかを調査し、再発防止につなげたい」と話した。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1077995.html

 

691720分に毎日新聞からは、3階までハシゴで登り、さらに4階ベランダにハシゴをかけようとしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

訓練中の事故で重傷です。

静岡市消防局の駿河消防署によりますと、5日、20代の男性消防職員が訓練棟の3階まではしごで登り、さらに4階のベランダにはしごをかけようとして体勢を崩し、8mの高さから転落しました。

原因は命綱が固定されていなかっためとみられています。

職員は転落直後、意識がもうろうとしていましたが、搬送中に意識が戻り、骨盤骨折と外傷性くも膜下出血で重傷です。



https://news.yahoo.co.jp/articles/df22fec9a16e2506aab15283df0bd2621acf7158

 

69日付で静岡朝日テレビからは、安全マットのない場所に転落したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局の消防士が、訓練中に高さ8メートルのはしごから転落し、一時、意識不明となる重傷を負っていたことが分かりました。

静岡市消防局によりますと、6月5日、駿河消防署で行われた訓練で、20代の男性消防士が高さ8メートルのはしごから転落し、一時意識不明となりました。

消防士の意識は間もなく戻り、命に別状はないということですが、骨盤骨折と外傷性くも膜下出血の重傷を負いました。

消防士は命綱を付けていましたが、固定されておらず、安全マットのない場所に転落したということです。

https://look.satv.co.jp/_ct/17547409

 

 

 

 

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2022525198分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、該当する消火用具の写真付きでネット配信されていた。

「火元に投げて簡単消火!」などとうたった消火用具の表示は合理的な根拠がないとして、消費者庁は25日、景品表示法違反(優良誤認)で、販売する5社に広告の表示をやめることなどを求める措置命令を出したと発表した。
命令は2425日付。

命令を受けたのは、栄徳(愛知県西尾市)▽エビス総研(東京都中央区)▽ファイテック(愛知県大口町)▽ボネックス(埼玉県新座市)▽メディプラン(岡山市中区)。

発表によると、消火用具は投てき型と呼ばれ、火元に投げるとプラスチック製の容器が割れて消火剤が流れ出て、消火できると称するもの。

消火器などのように消防法制の規制対象となる消火用具ではない。

5社は2010年以降、それぞれ自社のウェブサイトや動画広告などで、天井に炎が届く規模の火災を一つの商品を投げ込むだけで消すことができるように表示していた。

消費者庁が根拠となる資料の提出を求めたところ、5社が提出したのは少量の油をまいて起こした火を消す映像などで、実際の火災を一つの商品で消火する効果の裏付けとは認められないと判断したという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ5T5WZCQ5TUTFL01C.html 

 

(ブログ者コメント)

〇対象となった消火用具について、ウィキペディアには以下のように書かれている。

「消火弾」

「小形消火具」

消火弾は、ガラス瓶、または、プラスチック製の容器の内部に塩化アンモニウム、炭酸ナトリウムなどの薬剤を充填し密封している。

第二次世界大戦中に日本で生産された製品の中には、毒性のある四塩化炭素を充填したものも存在する。

また戦時中に製造された製品は容器にガラスを使用した。

火元に投げ入れることで、容器が壊れて薬液が流れ出す仕組みであるが、薬液が直接火災を消火する冷却消火法ではなく、火災時の熱で薬液が消火性ガスとなり酸素を遮断し消火できる(窒息消火法)[4]

火元に消火弾を投擲すると、衝撃でガラス製またはプラスチック製などの割れやすい容器が破壊され、内部に充填された塩化アンモニウム、炭酸ナトリウムが飛散、火災の熱で反応して消火ガスが発生する。

このガスが酸素の供給を絶ち、火災を止める。

ただし窒息消火法であるため、屋外、風通しの良い室内、室内の上方などは消火が難しい。

一時的にガスが酸素の供給を絶ったとしても、ガスが消失した後に余熱を持った燃料が発火点に達していると再燃する。

戦時中の使用上の指摘では、消火弾は必ず水と併用する必要があるとされた[5]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%BC%BE#:~:text=%E7%81%AB%E5%85%83%E3%81%AB%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%BC%BE,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AF%E6%B6%88%E7%81%AB%E3%81%8C%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84%E3%80%82

〇以下は、命令が出されたうちの1社のPR動画の一部。
2コマ目の真ん中上部に、小学生が投げた青い消火用具が映っている。

これだけを見ると、効果抜群のように思えるが、小さなヒシャクで灯油?を撒いた程度の火災で、しかも開口部が1方向にしかない、密閉状態に近い空間だったから消えた・・・という解釈もできるのかもしれない。







 

 

 

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2022521645分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神奈川県藤沢市は、災害時の消火活動の際に海や川から直接、水をくみ上げて放水できる最新型の消防車を導入しました。

藤沢市が先月新たに導入したのは、「遠距離送・排水システム車」です。

この消防車は、通常の2倍以上の太さのホースを使い、海や川から直接、水をくみ上げて放水することができ、ホースは最大で1キロメートルまでのばせます。

また、台風や豪雨などで浸水被害が起きた際には、大量の水をくみ上げて排水することもできるということです。

価格はおよそ1億6000万円と、通常の消防車に比べて高価ですが、藤沢市が海に面し、市内を2つの川が流れていることから、広い範囲で活用できるとして導入を決めたということです。

市によりますと、「送・排水システム」を備える消防車を導入するのは全国で初めてだということです。

藤沢市消防局警防課の白井消防司令は、「大きな災害が起きると通常の消火栓や防火水槽が使えなくなることも考えられる。災害時を中心に有効に活用していきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20220521/1050016915.html

 

 

 

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2022451857分に産経新聞から下記趣旨の記事が、機構図付きでネット配信されていた。

東京消防庁は4月、消防や救急の活動での重大事故を防ぐための専門部署「安全推進部」を新たに設置した。

新たな部の創設は平成19年の企画調整部以来となるという。

約50人体制で構成され、組織を横断し事故原因の検証や再発防止策の充実強化に取り組み、活動中のヒューマンエラー(人為的ミス)を減らすといった安全対策を推進する。

 

【全国初の専門部署】

安全推進部の創設は、令和元年に福島県いわき市沖で台風19号の救助活動中に起きた事故が契機になったという。

東京消防庁のヘリコプターでつり上げていた女性=当時(77)=を機体に収容する際、上空約40メートルで誤って落下させ、女性は搬送先の病院で死亡。活動中に手順を誤っていたことが原因と判明した。

また、平成31年には八王子市の火災現場で活動中に消防士1人が建物内に取り残されて殉職する事故も発生。

さらに、昨年は渋谷区で現場急行中の消防車が横転する事故も起きた。

こうした事故の発生を受け、東京消防庁は、重大事故を生む〝芽〟を摘むには、各担当部門の垣根を越えた安全対策が必要だと判断。
部の創設に踏み切った。

部は本部に設置され、安全推進課と安全技術課で組織。

装備部や救急部など各担当部門の業務に精通した計47人を集め、これまで縦割りで取り組んできた安全対策を、組織横断的な観点から改善点を探り、対策を練る。

消防の職務上での事故防止に特化した専門部署を設けるのは、全国の消防本部で初の試みだという。

担当者は、「都民の安全や安心を守り、高めるためにも、職員の安全確保も必要になってくる」と創設の意義を強調する。

 

【外部有識者と連携】

安全対策の推進のためには、組織の縦割りの打破のほか、外部の知見も有効になる。

このため、安全推進課では、消防署での具体的な事故対策や実践的な取り組み方法の検討に加え、外部有識者と連携。

既存の対策の定期的な評価の実施や、事故原因の究明も行うとしている。

一方、安全技術課は検証実験を通じ、科学的に事故原因や背後要因の分析、安全確保や効果的な活動を行うための研究を担う。

昨年度に廃止された東京消防庁の研究機関「消防技術安全所」を課に取り込み、研究技術や業務内容を引き継ぐ形だという。

安全技術課も外部有識者と連携。
共同研究にも力を入れ、技術改良などの再発防止策を講じる。

担当者は「重大事故を防ぐためにも、安全性の向上に努めたい」と意気込みを語った。

https://www.sankei.com/article/20220405-JAD3MAV27BOIXGGUVNQOCB7334/

 

 

 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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