2019年12月13日10時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前11時50分頃、北海道上ノ国町羽根差の風力発電施設で「風車が高速で回転し、火が出ている」と通行人から110番があった。
江差署によると、火は自然鎮火したが、風車の羽根の根元が一部焼損するなどした。
同署は、風車の部品が落下する危険性があると判断し、付近の国道228号を約1キロ通行止めにした。
同署によると、風車は高さ約20メートル、羽根の直径約5メートルの小型で、国道から約50メートル離れている。
風車を管理する函館市の企業からは、「故障して、回転を制御できない」と連絡があったという。
上ノ国町には同日午前から暴風雪警報が発令されており、午後7時現在、風車は強風を受けて高速で回転し続けている。
同署は、強風が収まるまでは通行止めを続ける。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191213-OYT1T50132/
12月13日0時36分にYAHOOニュース(北海道新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
道内は12日、冬型の気圧配置が強まった影響で、広い範囲で強風や吹雪に見舞われた。
檜山管内上ノ国町では、風力発電の風車が強風のため故障。
札幌管区気象台は、荒天のピークは過ぎたものの、風雪の強い状態は13日朝まで続くとして、警戒を呼び掛けている。
気象台によると、12日午後11時までの最大瞬間風速は、日高管内えりも町襟裳岬で40・5メートル、日高管内浦河町で34・2メートルなど。
24時間降雪量は、上川管内の美瑛町で26センチ、上川町層雲峡で25センチなど。
強風の影響で12日午前11時50分ごろ、上ノ国町羽根差の風力発電所の風車が異常な速度で回転し、故障して制御できない状態になった。
江差署は、風車のプロペラが落下する恐れがあるとして、午後0時半から付近の国道1キロを通行止めにした。
気象台によると、同町の隣の檜山管内江差町で午前9時50分に29・3メートルの最大瞬間風速を観測した。
津軽海峡フェリーは函館―大間(青森)間の同日の3便を欠航、13日の1便の欠航を決めた。
ハートランドフェリーも江差―奥尻間の12日の2便を欠航した。
新千歳空港では稚内などと結ぶ4便が欠航、丘珠空港は利尻往復の2便が欠航した。
道教委によると、室蘭市の小中全20校が臨時休校。
宗谷管内を中心に、小中22校が下校時間を繰り上げた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/374175/
(ブログ者コメント)
たまたま、回転している様子をテレビ報道で見たのだが、羽根がちぎれるのでは?と思ったほど、高速で回転していた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。