2017年1月23日23時10分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月18日21時53分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
手押し式の除雪機による事故が相次いでいる。
消費者庁は、過去8年間に少なくとも20件の死亡事故が起きているとして、安全な使用を呼びかけている。
同庁や警察によると、長野県で15日、男性(61)が除雪機の下敷きになって死亡した。
秋田県や山形県では、16日、雪をかき込む刃の部分に手が巻き込まれ、指を骨折・切断する事故があった。
除雪機は、通常、ハンドル部のクラッチを握らなければ進まず、ハンドルから手を離すと自動で止まる安全装置がついている。
だが、長時間握る負担を減らすため、ハンドルとクラッチをテープなどで固定して使用する人がおり、事故につながるケースも多いという。
同庁は注意点として、
▽安全装置が機能しない状態では絶対に使わない
▽詰まった雪を取り除く際はエンジンを止める
などを挙げている。
出典
『手押し除雪機で死亡、8年20件 ハンドル固定し事故も』
http://www.asahi.com/articles/ASK1R5T2DK1RUTIL04V.html
『除雪機事故、8年で死亡20件 消費者庁が注意呼び掛け』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0359219.html
(ブログ者コメント)
〇消費者庁からのニュースリリースは下記参照。
平成29年1月20日
消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について - 除雪機についての注意喚起、電気温風機に関する事故について
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170120kouhyou_1.pdf
〇手押し除雪機による事故は、本ブログでは掲載対象外としてきたが、今シーズンも結構起きている。
上記報道と同じ日に、鳥取県でも死亡事故が起きている。
(1月23時12時50分 産経新聞west)
23日午前8時半ごろ、鳥取県南部町金田の県道沿いの歩道で除雪作業をしていた建設会社社員の男性(39)が小型除雪機に頭部を巻き込まれたと、同僚の男性(57)から119番があった。
救急隊員が駆け付け、現場で死亡が確認された。
警察などによると、南部町が委託した事業で、2人一組で午前5時ごろから作業を開始。
男性は午前8時ごろ、除雪機の操作を同僚に代わって、安全確認のため前方に回り込んだ際、側溝に足をとられて転倒した。
出典
『除雪機に巻き込まれ死亡 作業中の39歳男性、鳥取』
http://www.sankei.com/west/news/170123/wst1701230044-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。