







2020年8月27日11時38分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前4時頃、新潟県糸魚川市市振の国道8号「風波洞門」内で大型トレーラーが横転し、運転手の40歳代男性が右ひじに軽傷。
タンクに積まれた濃度32%の液体カセイソーダ約21トンのうち10トン近くが周辺に流出し、洗浄作業などのため、午前5時49分から約13時間にわたり、2キロほどの区間が通行止めとなった。
糸魚川署の発表などによると、現場は交通の難所として知られる親不知海岸の崖で、片側1車線のカーブ。
同署で横転した原因を調べている。
カセイソーダは強アルカリ性劇物で、運送会社の作業員らが現場で洗浄作業を進めたが、難航していたという。
近隣住民への危険はないが、カセイソーダが海中に流れ込んだ可能性もあり、国土交通省高田河川国道事務所が、上越海上保安署と連絡を取りながら対応にあたっている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200827-OYT1T50132/
8月26日11時47分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前4時すぎ、新潟県糸魚川市の国道8号で大型トレーラーが横転し、積んでいた液体のカセイソーダが流れ出る事故がありました。
カセイソーダは劇物に指定されている薬品で、消防やトレーラーを保有する会社が慎重に撤去作業を行っています。
このため、現場周辺はおよそ1.4キロにわたり、通行止めが続いています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4062311.html
(ブログ者コメント)
以下は、TBS映像の4コマ。
タンク本体の前方上部が破損しているようにも見える。
2020年8月25日5時32分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日に何度も目にする信号機。
近年、“薄い”LED電球を使った信号機の設置が広がっているものの、普及率は都道府県ごとに事情が違う。
台風が多い沖縄では軽い発光ダイオード(LED)が多く、寒い北海道では重い白熱灯を使った信号機がメジャーだ。
意外と知らない信号機事情に迫った。
【薄い「LED派」の沖縄 まぶしさが影響】
台風銀座ー。
年間で平均7.4個の台風が通過する沖縄では、強風による信号機の損傷も計り知れない。
沖縄県警交通規制課によると、LED信号機は白熱灯が使われている信号機と比べて軽くて薄いため、風の影響を受けた際に折れにくいという特徴がある。
一方、電球式は重く、折れたりする被害も多かった。
交通規制課は「LED信号機の普及に伴い、台風で壊れる信号機も減った」と評価する。
LED信号機が普及している理由に、西日などの沖縄の強い日差しもある。
特に沖縄の場合、日の入り(日没)の時間が他の都度府県よりも長く、「西日による影響は交通安全にも関わる」(沖縄県の警交通規制課)。
西日対策の一環としてLED信号機の普及が進められたことが背景にある。
西日などの強い日差しが電球に当たると、人は青や赤といった色の識別がしにくくなる。
これは、「疑似点灯」と言われていて、交差点で青信号だと思って直進したところ、実際は赤信号で出会い頭の事故を引き起こすなど交通事故を招くケースも。
一方、LED信号機は電球一つ一つが強く光るため、疑似点灯を防ぐこともでき、結果的に交通安全にもつながっているという。
LED信号機普及1位の東京都(警視庁)、2位の福岡県(福岡県警)、3位の長崎県(長崎県警)の警視庁や各県警担当も沖縄タイムスの取材に、「LED信号機の普及が高いのは、疑似点灯防止につながり、交通安全のためだ」と答えてくれた。
【重い「白熱灯派」の北海道 カギは雪解け】
全国で最もLED信号機の普及が進んでいないのは北海道。
北海道は、47都道府県の中で信号機の数が東京都、大阪府に次いで3番目に多い。
北海道警によると、2018年に設置されている信号機は6万3112基。
そのうち、LED信号機は1万5207基で、普及率はわずか24.1%。
今でも約76%が白熱灯の電球式信号機が使われている。
北海道でLED信号機が少ないのにはワケがある。
雪国特有の事情だ。
LEDの信号機は、電球式に比べて、発熱量が非常に少ない。
そのため、雪が溶けずに信号機に残り、信号の色が見えなくなるため、運転に「問題が生じることが懸念される」(北海道警)。
「現在、雪が付着しにくいLED信号機の普及を進めているが、信号機の数が多いので普及が進んでいない」と事情を明かしてくれた。
【徳島県が5位のワケ】
LED信号機の普及率、全国的にはどうなっているのだろう。
1位は東京都、2位福岡県、3位長崎県、4位沖縄県、5位徳島県となっている。
東京都の普及率は100%で、電球式の信号はすでに存在しない。
普及率の高い東京都、福岡県、長崎県に理由を聞いてみたところ、1都2県とも共通して、電気料の低減と二酸化炭素の削減、疑似点灯防止を挙げた。
一方、徳島県は、同県に本社があるLED国内大手の日亜化学工業(阿南市)が1993年に青色LEDを開発したことが普及率の高さに関係していた。
同県が青色LED開発地域として、LEDを使った器材や関連企業誘致などを政策として掲げ、LED信号機の導入もその一環という。
徳島県警は94年に、全国で初めてLED信号機を導入している。
【コスパ圧勝のLED】
さて、導入が進む都府県が理由に挙げる電気料の削減。
どのくらい、コスパがいいのか。
沖縄県警によると、記録が残る2010年当時、LED信号機の普及率はまだ3割だった。
その時の電気料金は年間1億6691万円。
しかし、LED信号機が9割を占めるようになった18年は年間7465万円で、8年間で9226万円もの削減に成功した。
LEDは耐久年数も長い。
電球式の場合、寿命が6カ月~1年と短く、1年に1回は交換が必要だった。だが、LED信号機は6~8年と長寿命。
「電球を毎年、変える必要がなくなった」(沖縄県警交通規制課)。
コスパ圧勝のLED信号機。
交通規制課は「近い将来、沖縄もLED信号機の普及率が100%になる」と確信している。
”絶滅危惧種”的な存在となった電球式の信号機。
沖縄から、まもなく見られなくなるかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4488601c910677071f0f7e15cbaf1c11a8dd6c6f
2020年8月26日1時44分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日、横浜市にある公園の造成現場で盛り土の搬入をしていた60代の作業員の男性の行方が、乗っていた重機とともに分からなくなりました。
市によりますと、現場はかつてアメリカ軍などの燃料の貯蔵基地があった場所で、警察などは深さおよそ30メートルの地下タンクに転落したとみて、26日も捜索を続けることにしています。
横浜市などによりますと25日夕方、横浜市金沢区長浜にある公園の造成現場で、盛り土を搬入する作業をしていた60代の男性の行方が操縦していた重機とともにわからなくなりました。
現場は、かつて旧日本海軍やアメリカ軍が燃料の貯蔵基地として使用した「小柴貯油施設」の跡地で、これまでの調べによりますと、燃料をためるために使われていた直径およそ45メートル深さおよそ30メートルの地下タンクのふたの一部が崩落しているのが見つかったということです。
市は、この部分から男性が重機とともに地下タンク内に転落したとみていて、警察や消防は現場の安全を確認しながら、きょうも捜索を続けることにしています。
「小柴貯油施設」は平成17年に返還されたあと、公園の造成が決まり、ことし5月から盛り土を運び入れる作業が始まっていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200826/k10012583931000.html
8月26日11時10分に東京新聞からは、周囲に柵はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、男性は重機で土砂を仮置きする作業をしていた。
タンクはふたで覆われていたが、周囲に柵はなく、重機がふたに乗った際に壊れた可能性があるという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/51217?rct=kanagawa
8月27日7時55分に読売新聞からは、タンク跡には鉄製の桁の上にコンクリート製の蓋が載せられ、その上に土がかぶさっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンク内部には深さ約9メートルの水がたまっていて男性の捜索が難航しており、26日夜から排水ポンプで水を抜く作業を始めた。
神奈川県警などによると、男性は、25日午前から、別の工事で発生した残土をタンク跡の脇で仮置きする作業を始め、午後3時頃、別の作業員が重機がなくなっていることに気づいた。
市によると、タンク跡は、鉄製の桁の上にコンクリート製の蓋が載せられ、土がかぶさっていた。
事故後、蓋の一部がなくなり、大きな穴が開いており、重機や土砂の重みで蓋が崩落した可能性があるとみている。
タンク内部の水は泥などで濁っているためダイバーによる捜索ができず、上からは重機を確認できていない。
排水作業は27日以降までかかる見込みで、県警などは、新たな土砂や蓋の落下などの二次災害の懸念がなくなった段階で救助を始める。
跡地内には同様の地下タンクが11基あり、別の工事で出た残土を集めて埋める工事を進めていた。
残土の置き場所は市が指定しており、うち2基は埋め立てが終わっているという。
8月26日11時49分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、陥没前後のグーグルアース比較写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
左側の画像が事故前、右が事故後の現場です。
事故前はタンクは見えず、すべてが土や木で覆われていましたが、事故後の映像ではふたが半分なくなっています。
タンクのふたがさらに崩落する恐れがあり、男性の捜索を再開するには水を抜く必要があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb1190a265ccc5c4faf6444b94d2313e9f9bcc2e
8月26日21時29分に朝日新聞からは、市はタンクの上で作業しないよう指示していたなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
内部には推定約1万立方メートルの水がたまっており、救助活動は難航している。
金沢署などによると、事故前にはタンク跡を屋根や土が覆っていたが、それらがなくなって巨大な穴が開いており、作業中に崩落した可能性が高いという。
市が跡地を公園にするための工事を進めており、男性は下水道工事で現場付近に仮置きした残土を、重機で整地する作業をしていたという。
市の担当者は「地下タンクの上で盛り土をしないように指示していた」と話している。
26日夜ごろからポンプで約24時間かけて排水する予定で、崩落など二次災害の恐れがないことを確認した後に救助を進める方針だ。
https://www.asahi.com/articles/ASN8T7GZVN8TULOB012.html
8月26日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、タンク蓋の上で作業していた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
以前は、穴にふたがされていて、草木が生い茂り、穴があるようには見えない状態でした。
しかし、事故後、ふたの半分ほどが落ち、土は、厚いところで数メートルにも及んでいます。
タンクは現在は国が管理しています。
工事を発注した横浜市は、業者に地下タンクを避ける形で作業場所を指定していたといいます。
しかし、ふたの縁ギリギリまで盛られた土が崩れていることなどから、市は、男性が、ふたの上で作業をしていた可能性があるとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13a8dfae6e5e541ab90cf23806d4b209516eb7d1
8月29日0時49分に読売新聞からは、泥水の中から重機が見つかり運転手は死亡していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市は28日、タンク内の泥水の中から重機が見つかり、操縦室内で男性の遺体が見つかったと発表した。
市によると、発見時、重機は横倒しになった状態で、窓ガラスは割れていたという。
市は26日夜から泥水をポンプを使って排出し、28日午前に重機の走行用ベルトの一部が発見されていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200828-OYT1T50246/
(2020年9月3日 修正1 ;追記)
2020年9月1日17時22分に産経新聞から、死因は溺死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県警は1日、司法解剖した結果、死因は溺死と発表した
https://www.sankei.com/affairs/news/200901/afr2009010018-n1.html
9月2日17時41分にNHK神奈川からは、当初の作業場所は低かったが運んできた土砂をならすうち高低差がなくなった、指示書ではタンク縁から10m以上離れた場所に置くことになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市によりますと、男性は地下タンクの近くでダンプカーが運んできた土砂を重機でならす作業を担当していて、作業場所は当初、タンクのふたより5メートルほど低かったものの、土砂をならすうちに高低差がなくなったとみられるということです。
この事故に関連して、横浜市の林文子市長は、2日の記者会見で、工事の指示書では土砂を置く場所は、地下タンクの縁から10メートル以上離れた地点を指定していたと明らかにし、現場にどのような指示が伝わっていたのか、調べる考えを示しました。
市によりますと、ことし5月、土砂の搬入が始まる前に市の担当者や施工業者が立ち会って現場で土砂を置く場所を検討したということです。
この時、地下タンクの縁から少なくとも14メートル離れたおよそ2300平方メートルの場所を置き場に指定したということです。
しかし市によりますと、事故のあと、指定された場所の外側にも土砂があることがわかったということで、市では、当時、現場にどのような指示が伝わっていたのか調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200902/1050011428.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
2020年8月26日20時48分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後2時ごろ、富山市大泉中町の建築会社で、配線工事をしていた富山市山室の会社員平釜さん(男性、34歳)が会社の天井裏で倒れているのが見つかりました。
平釜さんは病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、平釜さんは新築中のショールームの配線工事を請け負っていて、天井裏で1人で作業していたということです。
建築会社に電力に異常があるとの連絡が入ったため、職員が確認に行ったところ、倒れている平釜さんを見つけました。
感電死とみられていて、警察は詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b747c94ff9708650cae46662d02ed1fae9d8507
2020年8月25日19時30分にYAHOOニュース(UHB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道稚内市の港で係留中のクレーン船で作業中にバッテリーが爆発する事故があり、作業していた男性4人が負傷しました。
爆発事故があったのは、稚内市の抜海港に係留していたクレーン船「第24賢正丸」です。
8月25日午前7時ごろ、船を所有する会社から「バッテリーが爆発し付近の人がケガをした」と、稚内海上保安部に連絡がありました。
海保によりますと、船上では午前4時30分ごろ、クレーンのエンジンをかけるためバッテリーの交換などをしていて、予備バッテリー2個をケーブルでエンジンと連結し起動しようとしたものの、できませんでした。
そこでモンキーレンチを使って バッテリーからケーブルを外そうとしたところ、バッテリーのプラスとマイナスの配線部品に同時に触れ、ショート。
付近には可燃性のものがあったとみられ、爆発したということです。
この事故で、作業をしていた20代から40代の男性4人が耳鳴りや切り傷などのけがをして病院で手当てを受けました。
海保が詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd826eb0747b3bbbc62456d91a9a5dea9d66c3b
8月25日21時10分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前4時45分ごろ、北海道稚内市の抜海港に係留中のクレーン船「第24賢正丸」で、クレーンのエンジンとつなげていたバッテリーが爆発し、近くにいた作業員4人が顔面を切るなどの軽傷を負った。
稚内海上保安部によると、午前4時半ごろから、クレーンを動かすため、エンジンとバッテリーをつなげる作業をしていた。
エンジンがうまく起動せず、作業員がバッテリーを外そうとした際に爆発。
工具でバッテリーのプラスとマイナスに同時に触れて爆発した可能性があるとみて、詳しく調べる。
https://www.sankei.com/affairs/news/200825/afr2008250050-n1.htmlhttps://www.sankei.com/affairs/news/200825/afr2008250050-n1.html
(ブログ者コメント)
電池工業会の下記記事から推測すると、バッテリー内の水素が爆発したのかもしれない。
ちなみに同記事によると、自動車や建機などの電池爆発は毎年30~50件程度起きており、その7割は液切れが原因とのこと。
・・・・・
バッテリは液量不足のまま使用していると、「爆発」することがあります。
(1) バッテリ液量不足
規定量以下の状態で使用を続けると、バッテリの金属部分が露出し、劣化が進みます。
(2) 劣化が加速
劣化がさらに進むと、劣化部分でスパーク(火花)が発生することがあります。
(3) 内部のガスに引火する。
スパークがバッテリ内部に溜まっている水素ガス(充電時や自己放電時も発生します)に引火し、爆発することがあります。
(4) 液量が不足していると、バッテリ内に水素ガスが多量に溜まり、爆発が大きく
なることがあります。
(5) 火気に注意してください。
イ) スパークは端子部とハーネスの緩みや金属工具によるプラス端子部とマイナス端子部,プラス端子部と車体の接触(ショート)など外部要因もあります。
ロ) タバコの火なども引火源となります。
・・・・・
http://www.baj.or.jp/frombaj/10.html
2020年8月24日20時12分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
呼吸困難で声がでない患者の通報に対して、携帯電話の画面を「トン、トン」とたたいて応答するように指示して自宅を割り出し、無事、救出したとして、第35回「大阪の消防大賞」(産経新聞社提唱、エア・ウォーター防災協賛)は24日、堺市消防局の3人に賞状と記念品を贈った。
助けられた堺市南区の米田さん(男性、56歳)も、この日、同消防局に駆けつけ、「丁寧な指示のおかげで頑張れた」と、感謝を伝えた。
重度の呼吸困難に陥り、声が出ない状態の米田さんが119番通報したのは昨年10月。
受信した堺市消防局の当直だった川元消防司令(男性、41歳)と西村消防司令補(男性、34歳)、岸本消防司令(男性、36歳)の3人は、機転を利かせて「質問の答えが合っていれば電話をたたいて」と呼びかけた。
自宅のある建物の位置をGPS(衛星利用測位システム)を使って割り出した上で、質問を繰り返すことで住む階や部屋を絞り込み、救急搬送につなげた。
岸本消防司令は、「訓練を生かし、無事救命できてよかった」と話した。
府内の優れた消防職員、消防団員をたたえる今年の「大阪の消防大賞」は、
▽堺市消防局をはじめ、
▽泉州南消防組合・大阪市消防局航空隊
▽枚方寝屋川消防組合
▽大阪市消防局西成大隊
▽豊能町消防団
▽堺市美原消防団
▽泉佐野市消防団市役所分団
の7団体が受賞した。
表彰式は新型コロナウイルス感染拡大のため中止し、賞状と記念品を受賞団体に個別に贈呈した。
https://www.sankei.com/west/news/200824/wst2008240028-n1.html
(ブログ者コメント)
スマホトントンは機転をきかしてのことだったが、消防司令は「訓練を生かし・・・」とのコメント。
想定外事態に対応するような訓練でも行っているのだろうか?
2020年8月24日7時11分にYAHOOニュース(NATIONAL GEOGRAFIC)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【エタノールの逼迫がもたらした、思わぬ弊害】
昏睡状態に陥る人もいれば、意識があっても吐き気や嘔吐を催す人、腎不全や視覚障害になる人もいた。
彼らの視界は、受信状態の悪いテレビ画面のようになり、やがて完全に視力を失った――。
2月下旬、イラン各地の病院に、こうした患者がぽつぽつと現れ始めた。
首都テヘランにあるログマン・ハキム病院の臨床中毒学者ホセイン・ハッサニアン=モハダム氏は、この症状を以前にも見たことがあった。
メタノール中毒である。
新型コロナウイルスがイラン全土で猛威を振るうなか、この第2の病は、3月中旬までには国中にまん延した。
理由は「度数の高いアルコールを飲めば、体内のウイルスが死滅する」というデマが広まったことだ。
家族を守ろうと、普段は酒を飲まない人たちでさえ、飲料用アルコールの代表的成分であるエタノールを探し始めた。
すぐさまエタノールの供給は逼迫し、手っ取り早く金を稼ぎたい悪徳業者によって、イランはメタノールを混ぜた毒の酒であふれ返った。
イラン国内では、メタノール中毒により2月23日から5月2日までの間に5876人が入院し、800人以上が死亡した。
患者数、死者数ともに過去最大規模である。
ハッサニアン=モハダム氏によれば、患者のなかには幼い子どもまでいたという。
親が心配のあまり、感染予防になればと与えたアルコールにメタノールが混入していたのだ。
イランだけではない。
国境なき医師団(MSF)が集計したデータによれば、2020年に入ってから、すでに世界で7000例近くのメタノール中毒が発生した。
死者は1607人に上り、年間の死者数としては過去最多ペースとなっている。
それでも、明らかになっているのは氷山の一角に過ぎないと、ノルウェー、オスロ大学病院の医師で、メタノール中毒の世界的第一人者でもあるクヌート・エリック・ホブダ氏は言う。
「メタノール中毒は著しく認知度が低い問題で、診断に至る例はごくわずかなのです」
メタノールは工業溶剤に使われており、非常に安価で、性質はエタノールとよく似ている。
そのため悪徳業者は、より高価なアルコールをメタノールで薄めることがよくある。
この問題は、規制が緩い国や、闇市場で酒が流通している国で特に多い。
コロナ禍による混乱に乗じて、混ぜ物をした安酒と手指消毒液があふれた結果、メタノール中毒が急増した。
「市販のアルコールの多くにメタノールが混入していました」と、ハッサニアン=モハダム氏はイランの状況を説明する。
「安いアルコールを求める人が、それほど多かったのです」
【メタノール中毒の仕組み】
メタノールとエタノールは、極めてよく似た化学物質だ。
炭素原子がエタノールには2つあり、メタノールには1つしかない。
どちらも揮発性の高い透明な液体で、味も似ている。
しかし、飲むとなると話は違う。
高濃度エタノールをショットグラスで1杯飲めば、多くの人は高揚感を味わえる。
だが、同量のメタノールを飲めば、朝までに死んでいるかもしれない。
肝臓は、酵素を用いて、弱毒性であるエタノールを無害な酢酸に変換する。
メタノールも酵素によって分解されるが、これが問題の始まりだ。
メタノールは、無害な酢酸ではなく、有毒なギ酸に代謝されるのだ。
ギ酸は、細胞がエネルギーを作り出す能力を阻害する。
これは、エネルギーを大量に消費する視神経にとっては大問題であり、メタノール中毒患者の失明を引き起こす。
さらには、メタノールが分解されると体内の酸塩基濃度に不均衡が生じる。
「メタノール中毒の場合、ギ酸が蓄積することで均衡が崩れるのです」と、米ニューヨーク州、アーノット・オグデン医療センターの救命救急医フランク・エドワーズ氏は説明する。
基本的な血液検査で手がかりが得られることも多いとはいえ、メタノール中毒の診断を下すのは容易ではない。
体内の酵素は、エタノールをすべて分解し終わってからメタノールの分解を始めるため、飲んだエタノールとメタノールの量によっては、中毒症状が現れるまでに数日かかることもあるからだ。
そのため患者は、今の症状がまさか過去の飲酒にあるとは思いも寄らないこともあるし、医師もまた、いつでも原因を見抜けるとは限らないと、酒の安全性や偽造酒を調査する非営利団体「SafeProof.org」の創設者ケマル・カンラー氏は言う。
「米国では、こうした事故は自動的に、飲みすぎやアルコール中毒に分類されています」と氏は話す。
「メタノール中毒かどうかの検査も究明も行われないのです」
【密造酒が原因に】
メタノール中毒の診断が難しい理由の一つに、文化的な側面がある。
アルコールが違法であるイランなどのイスラム諸国では、患者がその後の影響を恐れ、酒を飲んだことを隠すことが多いとハッサニアン=モハダム氏は言う。
車のウォッシャー液など、メタノールを含む製品を故意に摂取した人も同様だ。
また、メタノール中毒は意識レベルを低下させることが多いため、患者に経緯を直接聞くことが不可能な場合もある。
だが、医師が早期に診断できれば、治療で命を救うことができる。
処方薬のホメピゾールは、アルコール脱水素酵素に結合し、メタノールがギ酸になるのを防ぐ。
ホメピゾールが利用できない場合は、エタノールを投与する。
いずれの場合も、メタノールがギ酸になる前に体外に排出されるのを助ける。
密造酒の問題は、近年、メディアの注目を集めている。
インドネシア、メキシコ、ドミニカ共和国で、メタノールの混入した酒を飲んだ海外旅行客が、病気になったり死亡したりした例があったからだ。
アルコールの販売が禁止されている国では、酒を入手するには、密造酒がはびこる闇市場で買うしかない。
一方で、密造酒への転換を防ぐ目的で、工業用に販売されている純エタノールにメタノールが添加されている場合もある。
だが、これが裏目に出て、今回のような問題が起きている可能性もあると、ハッサニアン=モハダム氏は言う。
【消毒液にもメタノール混入】
アルコールの販売と流通に関する規制が厳しい米国では、メタノール中毒は他国よりはるかに少ない。
だが米国では、貧困層やマイノリティーに偏ってメタノール中毒患者が発生していると、米ニューメキシコ州毒物・薬物情報センターのスーザン・スモリンスケ所長は言う。
スモリンスケ氏や米疾病対策センター(CDC)の疫学者らのチームが、ニューメキシコ州とアリゾナ州で調査したところ、5月1日から6月30日までの間に15例のメタノール中毒が発生していたことがわかった。
このうち4人が死亡、3人に視覚障害が残った。
7月にはニューメキシコ州で、さらに4人が入院した。
全ての例で、メタノールが混入したメキシコ製のエタノール系手指消毒液が関係していた。
背景にはコロナ禍がある。
新型コロナのパンデミックが起きたことで、すでに逼迫していたエタノールは手指消毒液に転用された。
さらに両州がロックダウン(都市封鎖)されたせいで、普通に酒を購入することがさらに難しくなったアルコール依存症の人たちは、街角の店やガソリンスタンドで見つけた安い手指消毒液を飲むに至ったのだ。
先ほどのメタノール中毒患者のほぼ全員が、アルコールの問題を抱えた21~60歳の男性だった。
メタノールの混入した消毒液を皮膚に付けるだけでは、おそらく大した問題にはならないことを踏まえると、危険なのは主に経口摂取した場合だと、スモリンスケ氏は付け加える。
「100%のメタノールに(手を)完全に浸した場合でも、有毒な量を吸収するまでには、約6時間もかかります」
ハッサニアン=モハダム氏によると、イランにおけるメタノール中毒の壊滅的な大流行は、ここ数週間で鈍化した。
だが、メキシコ、インド、インドネシア、ドミニカ共和国をはじめ、世界の他の場所ではメタノール中毒が急増している。
SafeProof.orgのカンラー氏が収集した報道からは、カンボジアからトルコや南アフリカに至るまで、様々な場所で密造酒の押収が増えている実態が浮かび上がる。
その多くが、メタノールが混入した偽造品だ。
大学病院のホブダ氏は、今回の出来事でメタノール中毒に対する注目が世界的に高まることを願っている。
また、メタノールが混入したアルコールを調べるための、安価で信頼性の高い検査器具の生産に拍車がかかることも期待している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9334e28cd72ad3cd08c7aff6a1bbfe0cf03602e
2020年8月24日18時57分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、東広島市の吉川工業団地で、工場の従業員から「電気工事中にショートし従業員がけがをした」という通報が消防に寄せられました。
警察や消防によりますと、工場で作業をしていた47歳と22歳の男性2人が火花でやけどを負って病院に搬送されたということです。
いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
2人は工業団地にある「M社広島工場」で作業していたということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
現場は、東広島市の吉川小学校から南東におよそ1.2キロにある、工場が立ち並ぶ地域です。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.htmlhttps://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
屋外工事中の事故だった模様。
2020年8月24日14時9分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前5時ごろ、新潟市のターミナルに停泊していた佐渡汽船のフェリー「おけさ丸」の甲板から、作業員が岸壁に転落したと消防などに通報がありました。
転落したのは佐渡汽船の関連会社「佐渡汽船シップマネジメント」に所属する24歳の男性作業員で、新潟海上保安部によりますと、病院に運ばれましたが、頭を強く打って意識不明の状態だということです。
男性は転落する直前にフェリーの4階部分にいたのを同僚が目撃しているということです。
新潟海上保安部は、関係者から話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。
佐渡汽船によりますと、船の運航に影響は出ていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20200824/1030013373.html
8月24日19時41分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟海上保安部などによると24日午前5時前、新潟西港に着岸していた佐渡汽船のカーフェリー「おけさ丸」の甲板から作業員が岸壁に転落したと通報があった。
転落したのは佐渡汽船の関連会社「佐渡汽船シップマネジメント」の社員で、佐渡市に住む24歳の男性作業員だ。
男性作業員は市内の病院に搬送されたが、頭がい骨やろっ骨を折るなどして意識はないという。
当時、船では出港前の準備作業が行われていて、男性作業員がヘルメットを持って4階に向かったところが目撃されている。
また、別の作業員が「物が落ちる音がして振り向いたら人が倒れていた」と話しているが、どこから転落したかはわかっていないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdfa55625d6c747202771b46621429b683cf439f
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ新潟映像の2コマ。
2020年8月23日16時0分にYAHOOニュース(Rolling Stone)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
液化天然ガスの輸送規制ガイドラインを緩和するというトランプ米政権の新たな決定は、街をまるごと吹き飛ばすほどの破壊力を持った「爆弾列車」を生みかねない、と環境保護団体が発言している。
非営利団体Earthjustice率いる環境団体連合は、現地時間24日に施行される予定の決定に異を唱え、現政権を提訴した。
これとは別に、14の州とコロンビア特別区もトランプ政権を訴え、決定の再検討と違法宣言を求めた。
国家運輸安全委員会および全国消防保安官協会も、同じく反対している。
新たな規制では、これまでアメリカ国内で許容されていた量をはるかに超える、タンク1台あたり最大3万ガロン(約11万4000リットル)の液化天然ガス(LNG)を鉄道輸送することが認められる。
また、1回に輸送することのできるLNGタンク搭載車両の数や、輸送経路についての制限が一切ないため、人口密度の高い都市部を自由に行き来することにもなる。
Earthjusticeの訴状に記載された数値によると、車両22台分で広島の原爆に相当するエネルギーが生成されうるそうだ。
LNGは天然ガスと同じ――フラッキング(水圧破砕法)で採取されるのが一般的――だが、マイナス162℃まで冷却することで液状になる。
危険が生じるのは、ガスが容器から漏れた場合。
高可燃性の物質が質量の600倍以上に膨張することもあるという。
「LNGを搬送する船舶は、海上の爆弾、と表現されてきま
した」。
訴訟を起こした州連合を率いるメリーランド州のブライアン・フロッシュ州司法長官は、19日に声明を発表した。
「我々の地域にLNGを満載した車両を走らせるなど、非常に危険な行為です。今回の提案は、大量のLNGを貨物列車にのせて都市部を経由して輸送することが、住民や天然資源の安全にどんなリスクを及ぼすか、まるで意に介しておりません」
単なる理屈上の話ではない、とEarthjusticeは断言する。
1944年には、タンクから漏れた液化天然ガスが発火し、131人が命を落とした。
「その後も爆発が相次ぎ、温度は1650℃に達し、町は炎に包まれました。1回の爆発で深さ7.6メートル、幅9メートル、長さ18メートルものくぼみができました」と同団体は言う。
現在、LNGは船舶かトラック、または承認を受けた国連の特別輸送タンクでしか運ぶことができない。
新たな規制で輸送が認められる貨物タンクはDOT-113と呼ばれるものだが、国連輸送タンクの容量はDOT-113の1/3程度だ。
Earthjusticeの報告書によると、DOT-113はLNGタンクの検査を受けておらず、承認も受けていないという。
液化天然ガス以外の輸送でも、100%安全とは言えない状態だ。
アメリカ運輸省のパイプライン危険物安全局の調べによると、1980年から2017年までDOT-113タンク絡みの事故は14件あったことが判明した。
北米に現存するDOT-113がわずか405台であることを考えると、かなり高い事故率だ。
3件の脱線事故のうち、2件では車両がすべて破裂し、全壊した。
【考えられる最悪のケースとは?】
さらに最悪なのは、新たな規制でいわゆる「単一貨物車列」――最大100台の車両を連結した列車――が認められることだ、とEarthjusticeのジョーダン・ルブクマン氏は言う。
そうなれば危険は一気に増大する。
「たった1台のタンクに壊滅的な事故が起き、爆発した場合、隣接したタンクも何らかの損傷を受け、同じく爆発することは避けられないでしょう。そうなる可能性が極めて高くなります。いわゆる連鎖事故というものです。ドミノのように、爆弾のごとくタンクが次から次へと爆発していくことになるのです」
パイプライン危険物安全局の政府・国際・広報窓口を担当するベン・コッホマン氏は、現在訴訟中のためコメントは差し控える、とローリングストーン誌に語った。
2019年4月にトランプ大統領が大統領令を発令したのをうけ、政府が最優先で今回の規制緩和に取り組んだ背景には、アメリカの化石燃料の輸出拡大という大統領の無謀な政綱がある。
「アメリカは当面、原油および天然ガスの最大の主要生産国としてあり続ける」と、トランプ大統領の大統領令には記載されていた。
今回の政権の動きは、既存のパイプラインの閉鎖と新規パイプライン建設を阻止する環境保護活動家らの働きかけが実現したのと、ほぼ同時期に起きた。
「ペンシルベニアであれ、ウェストバージニアであれ、パイプラインの建設は非常に難しくなりました」とルブクマン氏は言う。
「数年前は確実視されていたパイプラインも、政治的圧力や絶え間ない監視のもと、完全に崩壊しました」
だが、LNGの輸送を鉄道に切り替えることは大惨事になりかねない、と訴状は断言する。
「いままで我が国で液化天然ガスが鉄道輸送されていなかったのには、もっともな理由があります。とんでもなく危険だからです」。
Earthjusticeとともに訴状を興した環境団体Clean Air Councilのエグゼクティブディレクター、ジョセフ・オーティス・ミモット氏も、こう語った。
「こんな危険な列車に、うちの近所を走ってほしくありません。きっとあなただって嫌でしょう?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/91091a30684b875a7122ecf3275cb731575dca60
2020年8月22日13時56分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
過去最長の梅雨が終わると、河川の水や土砂に流された「流出地雷」注意報が発令された。
韓国軍が21日まで前方水害地域と南北境界地域の河川周辺で集中捜索作戦をした結果、北朝鮮の木箱入り地雷を含め、流出した地雷30発が回収された。
◆北朝鮮「木箱入り地雷」2つ発見
韓国軍は、今回の探知作戦で非金属地雷探知機を使用した。
合同参謀本部によると、3日から実施された前方地域地雷探索作戦で、北朝鮮軍が使用する木箱入り地雷2発が江原道麟蹄(インジェ)と仁川市甕津郡延坪島(ヨンピョンド)で回収された。
長さ20.3センチ、幅7センチ、高さ3.7センチの木箱入り地雷は起爆装置と爆薬がなく、爆発の可能性はなかった。
北朝鮮の木箱入り地雷は軽くて水に浮くため、過去にも集中豪雨で南側に流れてきたことがある。
2010年7月、京畿道漣川郡長南面(ヨンチョングン・チャンナムミョン)民間人出入統制線内の臨津江(イムジンガン)支流・沙尾川(サミチョン)で釣りをしていた市民2人が木箱入り地雷2発を拾ったが、1発が爆発し、現場で1人が死亡、1人が重体となる事件が発生した。
◆韓国軍の対人地雷も28個見つかる
合同参謀本部は木箱入り地雷2発のほか、韓国軍の対人地雷28発も発見されたと明らかにした。
これら地雷は江原道華川(ファチョン)・麟蹄・鉄原(チョルウォン)、京畿道(キョンギド)漣川など境界地域で回収された。
軍当局は今月3日から京畿道坡州(パジュ)・漣川、江原道華川・麟蹄・楊口(ヤング)・鉄原など前方の水害地域6市・郡に延べ3300人を投入し、地雷探索作戦を進めてきた。
17日からは、後方防空陣地の地雷除去作戦に投入されていた将兵約500人と非金属地雷探知機など装備100台を追加で送り、境界地域で一斉に地雷探索作戦を進行している。
土砂崩れなどで地雷流出の可能性が高い地域と北朝鮮地域から地雷が流入する可能性がある臨津江など南北共有河川地域で作戦が続けられている。
韓国軍の地雷のM14対人地雷はプラスチックの円筒形で、大きさは直径5.5センチ、高さ4センチ。
M16対人地雷は金属の円筒形と「圧力信管」が特徴。
直径10.3センチ、高さ14センチで、一般のマグカップより大きい。
今回発見された地雷はすべて韓国・北朝鮮軍が使用する人命殺傷用だ。
朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀議長は、「軍の任務は、いかなる場合も国民の生命と安全が最優先」とし「集中豪雨被害地域の住民が一日も早く日常生活に戻れるよう、安全を確保した中、流出した地雷を迅速かつ完ぺきに探知・除去する」と述べた。
軍は土砂崩れ・河川氾濫・浸水地域の住民に対し、地雷探索作戦が完了するまで、地雷に注意するよう呼びかけた。
疑わしい物体を発見すれば触れてはならず、付近の軍部隊(1338)や警察署(112)に通報するよう要請した。
◆漢江沿いで地雷爆発、釣り中の市民が重傷
先月、北朝鮮軍の地雷が漢江付近で爆発し、釣りをしていた市民が負傷する事故が発生した。
京畿道高陽(コヤン)警察署によると、先月4日午後6時49分ごろ、高陽市徳陽区(トギャング)幸州外洞(ヘンジュウェドン)の金浦(キンポ)大橋近隣の漢江(ハンガン)沿いで北朝鮮軍が使用する対人地雷が爆発し、釣りをしていた70代の男性が大けがをした。
高陽警察署の関係者は、「爆発物の残骸を回収し、国立科学捜査研究院に精密分析を依頼した結果、北の軍が使用する地雷と判明した」と明らかにした。
この関係者は、「この地雷が豪雨で漢江に流れきたものかどうかなど、地雷流出または埋設時期については追加の捜査が必要」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5faa0cf27d4cbf739537b3bb2c3c4e6a6368ccff
2020年8月22日11時30分に熊本日日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「119番して救急車を呼ぶ人たちのほとんどが、近くまできたらサイレンを鳴らさないで来てください、と言われるんです。
でも、家の前につくまでサイレンを消すわけにはいかないんですよ」
熊本市消防局を取材していると、情報司令課の職員から、このような言葉が飛び出した。
確かに、サイレンを鳴らしたまま救急車が家の前に止まると目立ってしまうし、近所でサイレンが聞こえると、「おや、近くだ。誰の家だろう」と思ってしまうだろう。
呼ぶ方としては、サイレンは消してもらう方がありがたいのだが…。
市消防局によると、緊急走行時のサイレン吹鳴は道路交通法で義務付けられているという。
消防法ではないのだ。
道路交通法では、救急車や消防車などの緊急車両が事故や火事などの現場に向かう際は、「サイレンを鳴らし、赤色の警光灯をつけなければならない」と規定している。
サイレンの音量についても、「車両の前方20メートルの位置で90デシベル以上120デシベル以下」との基準がある。
緊急車両は、速度規制や信号に従わずに通行することもある。
その際の危険を回避するために、音と光で周囲に確実に車両の存在を知らせなければならないということだろう。
市消防局によると、管内人口は益城町、西原村を含め約78万人。
高齢化の進展に伴い119番の件数は年々増え、2018年は5万2176件。
このうち救急要請は3万8706件と、全体の7割を超えているという。
1日当たり100件以上の要請がある計算だが、通報者の大半が「サイレンを鳴らさないで来て」と要望するという。
中には、「オレが頼んどっとに、何ででけんとや(俺が頼んでいるのに、どうしてできないんだ)」と“逆ギレ”されることもあるらしい。
到着した後で、文句を言われる隊員もいるという。
電話口では明らかに苦しそうなのに、「サイレンを消すわけにはいかないんです」と説明すると、「じゃあ、もういいです」と要請を取りやめる人もいるというから驚きだ。
しかし市消防局としても、道交法の定めがあるため、たとえ交通量が少なかったり、深夜であったりしても、要請のあった場所までサイレンを鳴らして走行する、とのスタンスは崩せない。
とはいえ、隊員が玄関先などで待つ通報者らを確認できて、交通の危険性もないと判断した場合は、その時点でサイレンを消す運用はしているという。
「一分一秒を争う中、サイレンを鳴らす、鳴らさないというやりとりで時間を取られるのはデメリットが大きいと考えます」と市消防局情報司令課は話す。
一方で、「われわれもサイレンを鳴らすことが法律で決まっていることを十分に広報してこなかったことも事実」という。
今後、市の広報やフェイスブックなどを通じて、住民の理解を得ていきたい考えだ。
https://this.kiji.is/669730566408733793?c=39546741839462401
2020年8月23日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日の県内は寒気の影響で大気の状態が不安定となり、各地で激しい雷雨や、突風が吹いた場所があった。
佐久広域連合消防本部によると、同日午後5時半すぎ、小諸市柏木で「畑で男女2人が倒れ、意識や呼吸がない」との119番通報があった。
小諸署によると、2人とも佐久市内の病院に搬送され、意識不明の状態で手当てを受けている。
同署は落雷事故とみて調べている。
同署によると、2人は外国籍の30代の男女で、当時は複数人で畑で苗の植え付け作業をしていた。
体に落雷を受けたとみられるやけどの痕があるという。
現場は佐久浅間農協の集出荷所北西の畑の中。
同消防本部によると、2人が倒れているのを関係者が見つけ、通報した。
2人は現場から集出荷所まで運ばれ、そこから救急車で病院に搬送された。
現場近くの40代男性は、この日午後5時半前後は激しい雨の中、大きな雷の音が鳴り響き、窓越しに稲妻が走るのを目撃。
「すごい音、すごい光で怖かった」と話した。
現場は浅間山山麓の北佐久郡御代田町境に近い小諸市東部の農業地帯。
住宅や畑が点在しており、北に県道(浅間サンライン)が、南には上信越道が通っている。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200823/KT200822FTI090036000.php
8月24日付でYAHOOニュース(信濃毎日新聞)からは、男性は死亡したなど下記趣旨の記事が、現場検証中の遠景写真付きでネット配信されていた。
小諸市柏木の畑で22日夕、農作業をしていた外国籍の男女2人が落雷に遭ったとみられる事故で、小諸署は23日、意識不明の重体で佐久市内の病院に搬送された2人のうち、男性が同日午前11時38分に死亡したと発表した。
死因や身元を調べている。
女性は依然として重体。
2人の雇用主だという男性によると、死亡した男性はスリランカ人、女性はタイ人で、ともに30代という。
同署によると、事故当時、この2人を含む複数人がサニーレタスの苗の植え付けをしていた。
2人には、落雷を受けたとみられるやけどの痕があるという。
雇用主という男性は、「作業を1回休んでいる時に雨が弱くなり、(再び)作業をしている時に雷が落ちた」と話した。
佐久広域連合消防本部などによると、22日午後5時半すぎに、この男性が「畑で男女2人が倒れ、意識や呼吸がない」と119番通報した。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200824/KT200823FTI090012000.php
8月23日14時53分にNHK信州からは、畑では4人が作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人を雇用しているという男性によりますと、2人はいずれも外国人だということで、当時、畑ではあわせて4人でサニーレタスの苗を植える作業を行っている時に落雷があったということです。
長野地方気象台によりますと、22日は朝から県内全域に雷注意報が出されていて、午後5時半ごろ小諸市の周辺では、発達した雨雲がかかり、雷を伴って雨が降っていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200823/1010014880.html
8月23日19時14分にYAHOOニュース(信越放送)からは、当時の雷の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
近くに畑を所有する人は、「ドカーンというすごい音が5~6回聞こえ、こっちにも、あっちにも落ちた」と話していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e3a1c81ec5c6ba1d8b63e4e4778682044626531
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
8月24日付の信濃毎日新聞掲載写真などと併せ考えると、4人は1箇所に集まって作業していて、その間隔は数m程度。
そのうちの2人に雷が落ちた・・・ということかもしれない。
(2020年9月3日 修正1 ;追記)
2020年9月2日17時13分に毎日新聞からは、雷雨の中で作業していた推定背景など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県小諸市で8月22日夕、農作業中の外国籍の男女2人が雷に打たれ、1人が死亡、1人が依然として意識不明の重体になっている。
「落雷の多い地域ではない」と地域住民が声をそろえる現場周辺で起きた落雷死亡事故。
地元で話を聞くと、不幸な事故はさまざまな要因が絡んで発生した可能性が高いことが分かってきた。
「最初はポツポツだったけど、西の方から辺りの山より低い雷雲がやって来て、あっという間に豪雨になった」
そう話すのは、落雷事故があった畑から100メートルほどの場所に住む男性。
「あの日の夕方は、近くで何カ所も雷が落ちた。一筋の雷から何本も枝分かれして畑や木に落ちていた。こんな経験は初めて」と興奮気味に話す。
「あの大雨と落雷の中、まさか農作業をしている人がいるとは思わなかった」と振り返る。
小諸署などによると、8月22日午後5時半ごろ、小諸市柏木の畑で複数人でサニーレタスの苗を植えていたところ、男女2人が雷に打たれたという。
スリランカ国籍の男性(34)は翌日死亡し、タイ国籍とみられる30代くらいの女性は、今も意識不明の重体が続いている。
2人とも、落雷を受けたとみられるやけどを負っていた。
落雷対策を手掛け、雷情報を提供する民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(相模原市)によると、8月22日は県内で約8900回の落雷が発生していた。
直近3年の8月の平均落雷数約9300回に匹敵する落雷が、この日に発生した。
同社によると、
▽午後2~3時1600回(上田市付近)
▽同3~4時2700回(上田市付近)
▽同4~5時1100回(安曇野、上田、小諸市付近)
▽同5~6時1600回(東御、小諸市、御代田町付近)
と、死亡事故が発生した時間帯に、現場周辺で多くの落雷が発生していた。
なぜ、雷雨の中で苗植えをしなければならなかったのか。
小諸市内の農業法人の担当者は、「この時期、たった1日、苗植えが遅れただけで、天候によっては収穫ができなくなることもある。早く植えたいという気持ちは分かるが……」。
朝夕の気温が下がり始めるこの季節の苗植えのタイミングが収穫に大きな影響を与えるといい、繁忙期での作業を進めたい考えに理解は示すものの「雷が多い地域ではないにしろ、あの雷雨の中での作業は危険過ぎる」。
県内の農業の特有の事情として、外国人技能実習生の存在が欠かせないことも事故の背景にあったのでは――と推測する。
「今年は新型コロナウイルスの影響で外国人技能実習生が入国できなかったことで人手不足に拍車がかかり、例年より農作業が過酷になっている」と解説する。
小諸市の担当者も、「新型コロナの影響で人手不足になり、今年は耕作面積を減少させたという話も聞いた。農作業中の事故防止に向け、今まで以上に注意喚起していきたい」と警戒を強めている。
https://mainichi.jp/articles/20200902/k00/00m/040/139000c
(2020年9月10日 修正2 ;追記)
2020年9月9日21時23分にNHK信州からは、意識不明だった女性も死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
もうひとりの女性も意識不明の状態になっていましたが、警察によりますと、9日午後3時すぎ、死亡したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200909/1010015103.html
(2021年2月16日 修正3 ;追記)
2021年2月15日19時52分にYAHOOニュース(信越放送)からは、雇用主が労働基準法違反で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労働条件を明らかにせずに2人を含む外国人4人を雇用していたとして、雇用主の小諸市の農業の男が書類送検されました。
小諸労働基準監督署の調べによりますと、男は賃金や労働時間などの労働条件を明らかにしないまま外国人4人を雇用した、労働基準法違反の疑いが持たれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/722f125a20c9012cdab455024f127557e3f98020
2020年8月21日18時39分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国のガソリンスタンドで給油中の車が突然、炎上する事故が起きています。
中国の消防当局は「スマホ決済」が原因の可能性があると指摘しています。
中国のガソリンスタンドです。
突然、車が炎上。
運転席にいた人は身を投げ出して脱出しました。
炎は、車内に瞬く間に広がります。
ガソリンスタンドの従業員がすぐ消火にあたり、最悪の事態は逃れました。
一方、別のガソリンスタンドでも、給油中の車が突然、爆発しました。
中国では、このようにガソリンスタンドで車が炎上する事故が起きています。
いずれも原因は分かっていません。
あるガソリンスタンドには、「携帯電話禁止」のステッカーが貼られていました。
どういうことなのでしょうか。
私たちは、北京市内のガソリンスタンドを訪ねました。
中国では、スマートフォンで支払いをするスマホ決済が生活に欠かせないものとなっています。
別のガソリンスタンドでも、給油エリアでスマホ決済ができるか聞きましたが…。
Q :ここ(給油エリア)で払えますか?
店員:中で行って下さい.
ここでも給油エリアでのスマホ決済はできず、事務所での支払いとなりました。
なぜ給油エリアでできないのか…。
中国の消防当局は、こんな指摘をしました。
中国の消防当局:
「専門家の実験では、スマホ決済の時に出る電磁波は通話の時より、はるかに強いことが分かりました。爆発しやすい範囲の中でスマホ決済を利用することは、火災を引き起こす危険性があります」
給油エリアでQRコードを読み取る際に大量の通信が発生し、火花が出る可能性があるというのです。
北京市当局は、ガソリンスタンドの給油エリアでスマートフォンのQRコードを読み取って支払うことを禁じました。
決して他人事ではありません。
日本でも注意を呼び掛けています。
日本の石油元売り会社:
「スマホが発する静電気や電磁波による引火の可能性はゼロとは言い切れず、給油中のスマホ利用はご遠慮頂くよう注意喚起をしております」
また、給油中にスマートフォンを利用することで注意力が散漫になり、吹きこぼしによる引火の可能性もあるとして、ステッカーを貼るなどして注意を呼び掛けているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/582b7b1343ecc0b4c55bb50be112b76b95fe5539
(ブログ者コメント)
〇今からン10年前、携帯電話の電源をオンオフする際の火花が着火源になるのではないかと検討し、着火源になるには微弱すぎるだろうと評価したことがある。
今回、改めて、強力な電磁波は可燃性ガスの着火源になり得る程度の火花を出すものか調べてみたが、着火源の一つとして電磁波を挙げている記事はあったものの、確たる記事は見つけることができなかった。
この点、中国の専門家の実験内容を知りたいところだ。
〇以下は、映像の6コマ。
いずれも、給油ホースなどは車につながっておらず、1件は運転席に人がいるだけで、下を向いた状態で体を動かしているように見える。
もう1件は、運転席の外側に人がいて、両手を車の中に入れているように見える。
こういった状況での火災爆発事故。
ブログ者であれば、スマホよりも、まず人体帯電の可能性について疑うところだが・・・。
2020年8月21日14時56分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県警の警察官4人が、刑事事件の捜査資料をシュレッダーで破棄したとして先月、公文書毀棄の疑いで書類送検されていたことがわかりました。
書類送検されたのは、いずれも滋賀県警の警察署に勤務している40代の男性警部と、部下の30代の男性警部補など、あわせて4人です。
警察によりますと、4人はことし1月から4月にかけて、担当していた刑事事件の捜査資料をシュレッダーにかけて破棄したなどとして、公文書毀棄の疑いが持たれています。
4人は刑事事件の捜査資料を作成し、ことし1月、コピーを大津地方検察庁に提出しましたが、その後、書類の内容にミスがあったことに気づきました。
ことし4月になって、新たに作成した資料を検察庁に提出しましたが、本来、保管しておくべき1月に提出した書類の原本をシュレッダーにかけて破棄したということです。
警部補らは「コピーの原本は必要ないと思った」などと供述しているということですが、滋賀県警は4人が勤務する警察署について、個人の特定につながるおそれがあるとして明らかにしていません。
堀池監察官室長は、「警察に対する信頼を失墜させる行為で、誠に遺憾だ。公文書作成の基本を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20200821/2060005592.html
8月21日7時0分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査書類を廃棄したとして、滋賀県警が7月、公用文書毀棄(きき)の疑いで、警察署の刑事課に勤務していた40代の警部ら男性警察官4人を書類送検していたことが20日、県警への取材で分かった。
ほかに書類送検されたのは、部下だった30代の警部補と巡査部長、20代の巡査長。
4人の書類送検容疑は、県内で昨年12月に発生した事件の「捜査報告書」と「領置調書」の計7通を、1~4月、署内でシュレッダーで裁断し廃棄した疑い。
県警監察官室によると、捜査書類は容疑者逮捕後に警部補以下3人が作成し、今年1月、参考資料として大津地検にコピーを提出。
7通で誤記や脱字があったため、修正して4月に地検に正式に提出したが、地検の担当者にコピーとの違いを指摘され、確認しようとしたところ、破棄が発覚した。
3人は「再作成したので、元の文書は不要だと思った」などと供述したという。
県警は、警部を本部長注意とするなどし、4人は業務を継続するという。
堀池監察官室長は「公文書作成の基本を徹底し、再発防止に努める」とした。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/339098
2020年8月21日13時5分にYAHOOニューから、下記趣旨の記事(水難学会会長の寄稿文?)がネット配信されていた。
ういてまて教室が全国的に広がり、実際の水難事故現場で、溺者(水にいて、陸に上がれない人)が背浮きで浮いて救助を待つことが多くなりました。
ただし、この実技ができないと、溺れた瞬間に沈水してしまいます。
つまり、溺者は浮いているか、沈んでいるかのどちらかなのです。
浮いて救助を待っている時、安定して背浮きしています。
だから、浮き具があれば「なおよい」程度の話です。
ここのところ、凶器になるような「水入りペットボトルやクーラーボックスを溺者に向かって投げ入れる」などという記事を目にします。
私(溺者)に、こんなもの投げ入れないでください。
【浮いて救助を待っている人が主役】
水難救助現場では「溺者が主役」です。
特に、浮いて救助を待つ人は、その人が最善の環境で救助を待てなければなりません。
最善の環境とは、図1のような安定した背浮きです。
安定して背浮きができるのなら、ペットボトルなどの浮き具が無くても大丈夫です。
このようにしていれば、安定して呼吸ができます。
少々の波や流れでも沈むことはありません。
ただ、怖いのは呼吸のタイミングを逃した時や、背浮きのバランスを崩した時です。
こういった環境の変化があると、背浮きから垂直姿勢になって沈水、呼吸ができなくなってしまいます。
だから、陸上にいる人(バイスタンダー)は、最善の背浮きができるようにしてあげなければなりません。
バイスタンダーは「ういてまて」と大きな声で溺者を励まします。
そして119番通報をします。
それだけでいいのです。
でも、バイスタンダーには、それでも「どうしよう」とパニック状態が続くので、水難学会では「浮くものを探して、投げて渡そう」という(活躍?の)場を与えました。
それが、ペットボトルなどの浮くものを投げ渡すという実技につながりました。
バイスタンダーに役割が増えるほど、バイスタンダーは飛び込まなくてすむ。
だから、ペットボトルを探して投げるという行為は、「陸上にいるバイスタンダーが水に飛び込んでしまわないよう」にするという、オプションなのです。
【いつの間にか、バイスタンダーが主役になってしまった】
最近、「ペットボトルが空だと、溺者に届きにくいので、ペットボトルに水をいれる」との解説をよく目にします。
溺者に届けにくいなど、それはバイスタンダーの都合であって、溺者にとっては、いい迷惑です。
溺者にとっては、その瞬間が生きるか死ぬか、本当に瀬戸際に立たされているのです。
ギリギリの所で頑張って呼吸を確保しているのです。
そこに凶器が降ってきたらどうでしょうか。
それは溺者のためには全くならないのです。
そして、バイスタンダーが飛び込む行為も、溺者のためにはなりません。
「自分は学校で習った背浮きで浮いているから、お母さん飛び込んじゃダメ」と心の中で叫んでいるのに、いつしか、陸にいるはずのお母さんの声が聞こえなくなった。
これ以上の不安はありません。
「まさか、お母さんは飛び込んでしまった?」
溺者の気持ちになって、水難事故を考えましょうよ。
【水入りペットボトルなどの凶器の現実】
こういうものをバイスタンダーが投げ入れてしまうだろうという品物を、カバー写真に示しました。
600 ccと2 Lのペットボトル、大型クーラーボックス、小型クーラーボックス、衣服の詰まったリュックサックです。
それを図2のような人形で、背浮きで救助を待っている子供を表現して、それぞれの浮き具を投げ渡します。
【水なしペットボトル(動画1)】
定番です。
より遠くに到達させるため、少し弧を描くようにして投げます。
そのため、溺者の目線から見ると、上から降ってくるように見えます。
そうすれば、ペットボトルの着水点がおおよそ推測できて、手の届く範囲内であれば、ペットボトルをつかむことができます。
万が一、顔面に当たっても、キャップの部分さえ直撃しなければ、衝撃を感じることがありません。
【水ありペットボトル(動画2)】
より遠くに到達させようとするため、直線的に溺者に向かってきます。
2 Lのペットボトルは人形の左わき腹に当たりました。
その衝撃で人形の位置が明確にずれました。
これは、空のペットボトルではありえない現象です。
600 ccのペットボトルでも、人形を動かすほどの衝撃はないにしても、溺者目線では、向かってくるペットボトルに対して恐怖に感じます。
【クーラーボックスなど(動画3)】
まず、大型クーラーボックスを人形に向かって投げ入れました。
動画を見ただけで、これは助けたことになっていないことがわかります。
小型クーラーボックスではどうでしょうか。
発泡スチロール製の小型であれば、溺者に対する衝撃が少なく、投げ入れるとすれば、この辺の大きさと重さが限界です。
さらに、衣類の詰まったリュックサックはどうでしょうか。
動画を見る限りでは、相当な衝撃を溺者に与えてしまいそうです。
衣類の詰まったリュックサックは、自分でもって、いざという時に緊急浮き具として使うのが、もっとも安全な使い方です。
こういう現実を実験して確かめず、やすやすと文章や言葉で伝えてしまう恐ろしさ。
ういてまて教室は、こういった実験を繰り返し、「いま現在考えられる範囲で最も安全で効果的なプログラム」へと発展し、全国の小学校などで、事故を起こすことなく展開されているのです。
【さいごに】
どうでしょうか。
「私」が溺者になってイメージできたでしょうか。
水の入ったペットボトルなど、たとえ練習中でも投げられたら、怖くてかないません。
しかも直進性抜群ですから、おなかとか顔にコントロールよく直撃します。
安定して背浮きができるのなら、ペットボトルは届かなくてもいいのです。
だから、水を入れずに投げ入れてください。
練習の時にもどうか、そうして行ってください。
筆者も反省の毎日です。
水難学会の指導員が水入りペットボトル投げを学校で試して、児童の顔にあざを作ってしまった暗い過去があります。
「命を守る講習会で、なぜ子供がけがをするのか」と責められました。
まったく、その通りです。
学会で禁止していても、弁明の余地がありませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20200821-00194373/
(ブログ者コメント)
〇1つ前の記事では、正しい救助方法の一つとして、声掛けしてから少量の水を入れたペットボトルを近くに投げる方法が紹介されている。
それが、この記事では、水を入れたペットボトルは投げてはいけないと言っている。
どちらが正?
思うに、背浮きの方法を学んだ人が背浮きしている場合は、通報した後は見守り、何かするにしてもlせいぜい空のペットボトルを投げるにとどめる。
背浮きせず、バタバタもがいている人に対しては、多少のリスクがあっても、コントロールしやすいよう、少し水を入れたペットボトルを近くに投げる・・・ということではないかという気がした。
〇以下は、動画2の3コマ。
底から5~6cmほどの深さに水を入れたペットボトルを投げているが、それが当たった衝撃で人形は向きが変わっている。
ちょっとしたバランスで浮かんでいる場合、たしかにバランスを崩してしまうだろう。
2020年8月21日10時17分にYAHOOニュース(ハフポスト)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厳しい暑さが続く中、海や川で溺れて亡くなる水難事故が後を絶たない。
栃木県の矢板市の観光名所「おしらじの滝」では、8月18日夕方に10代と20代の男性2人が心肺停止状態で見つかり、いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。
19日には、神奈川県平塚市の海で遊んでいた男子中学生2人が流され、このうち1人が搬送先の病院で死亡する事故が発生した。
1人は、現場に居合わせた男性に救助された。
8月中には、岐阜県の川や静岡県の海水浴場などでも死亡事故が相次いだ。
溺れている人を見つけたとき、方法を誤れば救助者自身の命も危険にさらされる。
正しい救助の方法は?
海上保安庁や日本赤十字社などが公開している資料を基に、ポイントをまとめた。
【溺れているときのサインは?】
溺れているかを判断するサインとして、海上保安庁は次のような動作を例に示している。
・後ろから波をかぶり、前髪が顔にかかりながらも浜に向かおうとしている
・浮き沈みを繰り返しながら、水面に顔を出して空気を吸おうとしている
・水面を手で叩いたり、もがくような動きをしたりしている
・頭が後ろに反り、手ではしごを上るような動きをしている
【泳いで助けに向かうのは危険】
岐阜県は公式サイトで、「溺れている人がパニックでしがみつき、一緒に溺れてしまう恐れがある」として、「絶対に泳いで助けに行かないで」と呼びかけている。
溺れている人を見つけたとき、まず始めにすることは「助けを呼ぶ」ことだ。
海保によると、海水浴場で溺れた人を発見したときは、監視員やライフセーバーなど周囲に助けを求める。
海水浴場以外であれば、118番(海上保安庁)、110番(警察)、119番(消防)に救助を求めるよう呼びかけている。
通報したら、
1どんな事故か
2事故の場所
3事故者の人数
4通報者の名前と連絡先
を伝える。
【道具が命を救う】
救助で活用できるのは、「浮くもの」と「長いもの」だ。
「浮くもの」は浮き輪やペットボトルのほか、クーラーボックスも活用できる。
ペットボトルは、投げやすくするために少量の水を入れ、キャップをしっかり閉める。
クーラーボックスもフタをしっかり閉めて使う。
「長いもの」は棒や板切れ、ロープなど。
溺れている人に気付いてもらえるよう、大きな音を出したり「これから投げるよ」と声をかけたりしてから、その人の近くに上記の物を投げる。
水中に入って助ける場合は、複数の人が手をつなぎ、鎖のようにつながる「ヒューマンチェーン」を作り、先頭の人がクーラーボックスなどを持って溺れている人に近づき、物につかまらせる、という方法もある。
【水を吐かせるより、先にすること】
溺れた人を助けた時に意識がなかった場合、どう手当てをしたら良いのか?
日本赤十字社の公式サイトによると、反応(意識)がなければ、できる限り早く心肺蘇生を実施することが大切だ。
水を吐かせるより先に、心配蘇生を優先する。
水中で足が地に着き、安全が確認できる場合は、溺れた人の気道を確保し、人工呼吸を始める。
長時間、水没していた人が心配蘇生により回復した例もあるため、「諦めずに蘇生の努力を続けて」と呼びかけている。
ただ、水中では効果的な心配蘇生を行うことは難しいため、「なるべく早くボートに乗せるか、水際に引き揚げる」ことを推奨している。
日本医師会は、公式サイトで心配蘇生法の手順を公開している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0566538f6173a4472ff47b595cb098ad781a979c
2020年8月21日11時15分にYAHOOニュース(オーヴォ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路交通法で「軽車両」と位置付けられ、原則として「車道の左側端」を通行することが定められている自転車。
しかし、自転車で車道を走ることを危険だと感じる人も多いようだ。
au損害保険(東京、以下au損保)が今年7月に行った「自転車の車道通行に関する調査」では、自転車の車道の左側端通行については約95%が知っていたが、ほぼ同割合の人が、自転車で車道を走ることを危険だと感じていた。
それを受け、同社とスポーツバイク専門メディア「Cycle Sports」(八重洲出版・東京)は、自転車は車道と歩道のどちらを走った方が、自動車ドライバーから気付かれやすいのかを検証する実験を行った。
今回の検証は、実際に自転車で「歩道」と「車道の左側」を通行し、交差点進入時に、自動車ドライバー目線で自転車の存在の認知のしやすさについて比較をした。
実験に際しては、交通量が少ない場所・時間帯を選び、自転車が歩道を通行する際は時速4km以下で徐行、歩行者が近くにない状態で行った。
まず、自転車が歩道通行から交差点に進入する場合。自動車ドライバーの意識の届きやすい範囲に自転車の姿が入ってこないため、自動車ドライバーからすると、交差点で突然、視界に自転車が現れたように感じることが分かった。
その結果、接触や巻き込み事故等の可能性が高くなることが予想される。
自動車のバックミラーと自転車が重なって自転車が見えなかったり、歩道の植え込みやガードレールなどが自動車ドライバーの視界を妨げたりすることもあるようだ。
一方、自転車が車道通行から交差点に進入する場合は、自動車ドライバーの左前方、意識の届きやすい範囲内に自転車の姿が入っていた。
自動車ドライバーが自転車の存在を認知していれば、自転車がそのまま交差点に進入しても、接触や巻き込み事故が発生しにくくなる。
交通安全コンサルティングなどを行うセルクル(川崎市)代表で、NPO 法人自転車活用推進協議会所属の田中氏の見識によると、交通事故の多くは「認知ミス」が原因。
自動車ドライバーが自転車の存在に気付かない、あるいは気付くのが遅れることが、事故の発生率を高めるという。
警察庁公表の「自転車関連事故に係る分析」(2019年4月25日)によると、自動車対自転車の死亡・重傷事故のうち、「出会い頭衝突」(56%)に次いで「右左折時衝突」(25%)が多く、交差点での事故が多いことが明らかになっている。
au損保は、検証結果から、自転車が交差点に進入する前には車道の左側端を通行していた方が安全だと考えられるとして、自動車ドライバーから認知してもらう重要性を呼び掛けていく。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4b7bb56090b802e4485e4bc32f6ee5dfc018325
(ブログ者コメント)
ブログ者も、自転車に乗って歩道から交差点に入る場合、車の運転手は見ていない・・・見えていない・・・そんな経験を何度もしたことがある。
一方、それとは逆に、車に乗って交差点に入る場合、歩道から自転車がいきなり車の前に出てくる・・・そんな経験をしたことも何回もある。
そんなブログ者の経験が専門機関の調査で裏付けられた事例として紹介する。
特に、車と並走して歩道を走っている自転車が、青信号でそのまま直進する、あるいは右折する場合には、お互い、注意が必要だ。
2020年8月21日9時30分に京都新聞から、下記趣旨の記事が現場設備の写真付きでネット配信されていた。
京都府宇治市が100%出資する「宇治廃棄物処理公社」(同市池尾)は20日、一般廃棄物と産業廃棄物の埋め立て処分地からしみ出た汚水を浄化処理しないまま、年に数度、そばの川に放流していたと発表した。
少なくとも10年以上は続けていたという。
府山城北保健所は、廃棄物処理法に違反する可能性があるとして、行政処分の可否を検討する。
同公社の敷地には第1~3期の埋め立て処分地があり、降雨により処分地からしみ出た汚水は、近くの汚水処理施設内の原水槽でいったんためた後、浄化し、川に放流する。
しかし第1期・第2期の汚水処理を担う施設は1984年完成と古く、長雨や豪雨の際に原水槽が満杯になっても、汚水の流入を止める機能がないという。
そのため、原水槽からあふれ出た汚水で施設の機械が損傷しないよう、原水槽にポンプを入れて汚水をくみ上げ、浄化処理をせずに川に放流していたという。
担当の職員2人が、前任の職員から引き継いで続けていたといい、「常態化していた」とする。
一方で、公社が組織として指示したことはなく、関係者から情報を得た同保健所が8月中旬に立ち入り調査した際に初めて状況を知り、担当職員に聞き取った結果、判明したという。
汚水を放流した川の水は宇治川につながっているといい、同公社は、原水槽の汚水を検査して有害物質の種類や程度を把握し、人や環境に与える影響を調べるという。
第1期・第2期の汚水処理は今後、比較的新しい第3期の処理施設に送水管でつなぎ、対応する。
同公社の岡見理事長は「地域住民や関係者に多大なご迷惑をおかけし、おわびする」とのコメントを出した。
https://www.47news.jp/localnews/5161638.html
(ブログ者コメント)
宇治市では、2002年にISO14001認証を取得し、その後、2018年からは宇治市独自の環境マネジメントシステムに移行している。
内容を見てみると、対象は全ての公共施設で、市の事業を委託する場合も、同様の取り組みを要請するとなっている。
『宇治市環境アクションについて』
https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/21/7311.html
このようなシステムがあるのなら、環境に対する意識は末端の職員まで、程度の大小はあろうが、浸透していたと思われる。
それなのに、なぜ、こういった垂れ流しが10年以上も放置されてきたのだろうか?
2020年8月21日18時35分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で、体を打ちつけたという連絡が同じ遊具で2件相次いだことから、遊園地は休園にして原因の調査を続けています。
問題が起きたのは、コースの水路を乗り物にのって進み、最大11メートルの坂を滑り落ちるのが魅力の「急流すべり」という遊具です。
遊園地によりますと、今月13日に訪れた25歳の女性から19日に連絡があり、遊具を利用した際に体を打ちつけ、病院に受診したところ、ろっ骨にヒビが入っていたということです。
また、今月14日にも子供を抱っこして乗った30代の女性が、落下したあともスピードが緩まず激しく揺れて体を打ちつけたと訴え、肩や首そして腕に痛みがあるということです。
いずれも、坂を滑り降りた先にある、右にカーブしているところで水路の脇にぶつかっていたということです。
遊園地のこれまでの調査では、水位が基準よりも低かったため、遊具が坂を下った時にスピードを十分に落とすことができないままカーブに入ったことが原因ではないかとしています。
遊園地は20日から休園し、すべての遊具の点検を行っています。
華蔵寺公園遊園地の境野園長は、「事故が起きてしまったことを非常に重く受け止めています。けがをされた方が1日でも早く回復することを願っています。このような事故がもう2度と起こらないようしっかりと点検をしてから再開したいと思っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200821/1060007562.html
8月21日6時0分に上毛新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
「急流すべり」は、丸太型ボートに乗って水路を進み、最大11メートルの高さから流水とともに滑り下りる遊具。
13日正午ごろに利用した女性(25)は落下後に機体に体を打ち付け、胸にけがを負った。
翌14日午後1時ごろに利用した30代女性も肩や首、腕に痛みを訴え、「落下後にスピードが緩まず、機体が激しく揺れた」と説明しているという。
一緒に乗った2歳の息子にけがはなかった。
30代女性から報告を受けた同遊園地は、同日午後1時20分ごろに水路の水位を点検した。
基準値を下回っていたことから、水量不足のため機体が落下後に十分減速せず、事故につながったとみている。
ただ、13、14両日の開園前の点検では、水位を含めて異常が確認されておらず、詳しい原因を調べている。
同種事故の報告は、これまでないという。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/234603
8月20日20位15分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
遊園地によると、ボートは車輪付きで、落差約10メートルを滑り落ちる。
13日正午ごろと14日午後1時ごろに、それぞれ利用した25歳と30代の女性が激しく揺れるボートに体を打ち付け、肋骨(ろっこつ)にひびが入ったり、首、肩、腕を痛めたりした。
水路の水位低下が原因でボートの速度が下がらなかったとみられ、詳しく調べている。
女性の1人から連絡を受けた県警が19日、現場の状況を確認したという。
https://www.sankei.com/affairs/news/200820/afr2008200023-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
(2021年8月8日 修正1 ;追記)
2021年8月7日6時6分にYAHOOニュース(上毛新聞)からは、屋内で使用すべきポンプ制御設備を屋外で使っていたため、チリや高温などで接触不良が起き、ポンプが一時停止して水位が下がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
国土交通省の審議会は6日、水を循環させるポンプが一時停止してブレーキに必要な水位が保てず、十分減速しないままカーブに入ったことが原因とする調査報告書をまとめた。
報告書によると、乗り物はレールに沿って滑走し、ブレーキ部分にたまった水の抵抗でスピードを落とす仕組みになっている。
循環ポンプを制御する設備は、ちりなどのない屋内で周囲の温度が50度以下との使用環境の条件があるが、屋外の分電盤の中で使用していた。
ちりの付着や高温などで接触不良が起き、ポンプが一時的に停止したとみられる。
遊園地は事故後に一時休園し、10月から再開したが、この遊具は現在も運休している。
報告書の再発防止策では、循環ポンプを制御する設備の交換などが示されており、今後の再開については検討中という。
市文化観光課は、「(循環ポンプを制御する設備に)ほこりが付着していたことは、日常の管理がなっていなかったと言える。管理のマニュアルなど、見直さなくてはいけない」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b99a389bc45576e357121525424abbed3bf6101f
8月6日18時47分にNHK群馬からは、同じような仕組みの遊具の所有者などに横展開対応が図られるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省の「昇降機等事故調査部会」は6日までに原因などについての報告書をまとめ、公表しました。
それによりますと、事故は水路のカーブで発生し、水の抵抗で減速するため水位を39センチに保つことになっていましたが、事故当時は基準より低くなっていたとみられるということです。
調査の結果、水位を制御する「インバーター」と呼ばれる装置が50度以上の高温となったことなどで一時的に不具合を起こし、水を循環させるポンプが正常に作動しなかった可能性があると指摘しています。
このため、水位が基準を満たさず、乗り物が十分に減速できなかったことが、事故の原因と考えられると分析しています。
調査部会は、同じような仕組みの遊具の所有者などに対し、インバーターやポンプの状況を確認するよう求めていて、国は、自治体などを通じ、周知することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210806/1060010001.html
(ブログ者コメント)
屋内仕様の設備を、なぜ屋外で使っていたのだろうか?
報告書も含め、その点に言及された記述は見当たらなかった。
ただ、報告書に以下の記述があったので、もしかすると、それまで設置されていた屋外仕様のインバーターを交換するのに、さほど注意を払わず屋内仕様のインバーターに交換した・・・ということだったのかもしれない。
(p14/25)
・事故機については、保守点検業者が平成 30 年 7 月にセーフティー回路の機能((3)参照)が追加されたインバーターに交換している。
・インバーターの使用環境の条件は、塵埃のない屋内、周囲温度は 50℃以下とすることとされている。
https://www.mlit.go.jp/common/001416639.pdf


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。