







2019年7月22日19時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日にあった参院選、兵庫県三田市長・市議補選とのトリプル選挙の開票作業で、投票用紙が蒸し暑さで湿り、文字がかすれるなどして読み取り機が認識しないトラブルが続発していた。
市選管は、熱気で職員の汗が付いたり複数枚が引っ付いたりした影響とみており、作業が大幅に遅れた。
開票所となったアメニス城山体育館内は未明に湿度約90%、気温26℃を記録。
環境省が呼び掛ける熱中症の「警戒」レベルに当たるが、送風機は投票用紙が飛ぶとして2台しか動かさず、職員約230人がタオルを襟元に押し込み、流れる汗を抑えて作業した。
選管によると、投票用紙は読み取り機に入れる前に手で触れた際に文字がかすむなどした可能性があるという。
担当者は、「ここまでの蒸し暑さは経験がなく、初めての事態」とした。
認識されなかった疑問票は1票ずつ手作業で読み直し、熱中症対策で職員の休憩も増やしたため、参院選比例代表の確定票を発表したのは22日午前5時50分。
予定から1時間40分ずれ込み、兵庫県内で最も遅かった。
また、市長選では投票数が投票者数よりも1票多く、全ての票を数え直すなどしたことも影響したという。
出典
『蒸し暑さ原因 開票作業が大幅遅れ トリプル選の三田市』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012539436.shtml
2019年7月22日2時48分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後6時頃、大豊町で男性が町内を流れる立川川に転落し流されたと警察に通報があった。
警察によると、男性は同僚2人と地滑りの調査に来ていたということで、消防が現場に到着した時には、道路脇の谷から立川川に向かって水が勢いよく流れていたという。
消防が同僚から聞いた話によると、3人は谷からの水に流されないように道路にロープを渡して歩いていたということだが、男性だけが川に転落したという。
現場は徳島との県境に近い山間部で、警察と消防は夜になったことから捜索を一旦打ち切り、22日朝、再開することにしている。
出典
『地滑り調査員が川に転落し不明』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190722/8010005722.html
(ブログ者コメント)
当時の高知は大雨。
そのような状況下、どういう立場の人が、どのような目的で調査していたのだろうか?
以下は、大雨に関する報道。
(7月21日20時47分 NHK高知)
暖かく湿った空気の影響で、県内には発達した雨雲がかかり続けていて、本山町では午後8時までの48時間の雨量が平年の7月1か月分を超える大雨になっている。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒を呼びかけている。
気象台によると、台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、県内では大気の状態が非常に不安定になっていて、発達した雨雲がかかり続けている。
須崎市では午後8時までの1時間に、32.5ミリの激しい雨が降った。
本山町では日中、雨が降り続き、午後8時までの48時間に降った雨の量が553ミリと、平年の7月1か月分を大きく超えている。
本山町、高知市、土佐町には、土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、土砂災害警戒情報が出ている。
県内では一部の地域に大雨警報が発表され、このあとも多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り続く見込みだ。
気象台によると、県内は21日も大気が不安定な状態は続き、所により激しい雨が降るおそれがある。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけている。
出典
『大雨 土砂災害に厳重警戒を』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190721/8010005718.html
2019年7月24日14時33分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都世田谷区三軒茶屋のカラオケ店「KS」で今月20日、3階個室の非常扉から客の男性が路上に転落して死亡していたことが24日、警視庁世田谷署への取材で分かった。
男性が非常扉に寄りかかった際に扉が開いたとみられ、同署は業務上過失致死容疑も視野に、非常扉の施錠の管理状況などを調べている。
同署によると、20日午前3時50分ごろ、3階の個室で同僚ら数人とカラオケをしていた客の会社員、恵本さん(男性、38歳)=同区在住=が個室内の窓際の非常扉から路上に転落。
頭を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡が確認された。
非常扉は内側から押し開ける片開き式で、ロックを外してドアレバーを回すと開くタイプだった。
事故当時、恵本さんは扉の前のソファにおり、背もたれの上から扉に寄りかかったとみられる。
恵本さんらのグループは20日午前0時すぎに入店し、カラオケをしながら飲酒。
同署の調べに対し、同僚らは「気がついたら扉が開いていた」と話しており、転落の瞬間は目撃していなかったとみられる。
個室内には防犯カメラが設置されていなかった。
出典
『カラオケ店の個室非常扉から転落し死亡 東京・三軒茶屋』
https://www.sankei.com/affairs/news/190724/afr1907240024-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は7月24日11時58分にテレビ朝日から放映された映像の3コマ。(記事は紹介省略)
三角マークのついた窓がクローズアップで映されていたことから考えると、非常時に消防が内部に進入するための窓から転落した可能性が考えられる。
出典
『カラオケ店で客が転落死 3階非常扉が突然開く』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000160364.html
2019年7月21日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前11時20分ごろ、北秋田市李岱字屋布向の農道脇の草地で、草刈り機を使って作業をしていた同市羽根山字屋布岱の農業男性(42)が胸から血を流して倒れているのを一緒に作業していた男性が見つけ、119番した。
男性は市内の病院に搬送されたが、約1時間45分後に死亡が確認された。
死因は出血性ショックとみられる。
警察によると、男性は地区住民ら約20人と同日午前8時ごろから、農道ののり面などの草を刈っていた。
近くにいた仲間が「痛い」という声を聞いて振り返ったところ、男性が左胸を手で押さえていたという。
近くにはエンジンがかかったままの草刈り機があった。
警察が詳しい状況を調べている。
出典
『草刈り機で作業中、42歳男性が死亡』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190721AK0014/
(ブログ者コメント)
草刈り機による事故は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
今回の事故は、自分が使っていた草刈り機で自分の胸を切るといった状況は考えにくいので、並んで刈っていた人が横に振った草刈り機が胸に当たったということかもしれない。
2019年7月19日17時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火遊びのために起きた火災で送電ケーブルなどが焼けたとして、関西電力が、京都市に住む少年(16)を相手に、約5100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
少年側は19日の第1回口頭弁論で請求棄却を求めた。
訴状によると、少年は中学2年だった2016年10月2日夕、京都市内の河川敷で花火にライター用のオイルをかけ火をつけて遊んでいたところ、布団などのごみに引火した。
火は広がり、近くを通っていたケーブルが焼損した。
関電側は、少年は火災になる危険性を認識できたとし、「出火後に逃走しており、過失は大きい」と主張。
復元工事などによる損害の賠償を求めている。
少年側は答弁書で、出火の経緯を認めた一方、消火は試みようとしたと反論。
「花火にオイルをかける危険性について十分な認識がなかった」と、賠償責任を否定している。
出典
『ケーブル焼損の火遊び少年に5100万円損賠提訴』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190719-OYT1T50175/
(2020年4月11日 修正1 ;追記)
2020年4月10日14時53分に毎日新聞から、ほぼ全額の5100万円支払いで和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
火遊びが原因で火災を起こし、送電設備などを損壊させたとして、関西電力が少年に約5200万円の賠償を求めた訴訟が大阪地裁で和解した。
少年側がほぼ全額の5100万円を支払う内容。
3月31日付。
訴状によると、2016年10月、当時中学2年だった少年は京都市南区の河川敷で花火にライター用オイルをかけて火遊びをしていた。
少年が付近のゴミにも火をつけたところ、橋に取り付けられた送電ケーブルなどを損壊させたという。
関電側は、少年が火災が発生する危険性を認識できたと主張。
少年側は「延焼すると思っていなかった」と反論していた。
地裁の勧告で和解した。
関電は「和解は事実だが、詳細は差し控える」としている。
https://mainichi.jp/articles/20200410/k00/00m/040/130000c アカスミ
2019年7月19日付で日経ナショナル ジオグラフィックから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
殺虫剤は蚊を減らすのに失敗しているどころか、天敵を殺してしまうことによって、むしろ蚊を繁栄させているかもしれない。
少なくとも、ある1つの地域については、そのようだ。
2019年5月16日付けで学術誌「Oecologia」に掲載された論文は、殺虫剤が生態系に与える影響について、新たな問題点を明らかにしている。
調査はコスタリカで実施された。
そこに生息する蚊は、害虫駆除を目的とする一般的な薬剤に対して耐性を進化させていた。
一方、蚊の天敵はそうした進化を遂げておらず、結果的に蚊の個体数を急増させてしまった。
米国ユタ州立大学の生態学者で論文の著者であるエド・ハミル氏は、コスタリカ北部のオレンジ農園で調査をしていたとき、殺虫剤が必ずしも狙い通りの効果を発揮していないのではないかと感じたという。
「人間の手が入っていないエリアよりも、農園にいるときのほうが蚊に刺されることが多い気がして、なぜなんだろうと疑問に思ったのです」とハミル氏は話す。
そこで、ハミル氏らの調査チームは、まずブロメリアと呼ばれるグループの植物を調べた。
ブロメリアは米大陸の温暖な地域に見られる植物で、樹木や岩壁などに着生するものがある。
バラの花のようにぎっちりと重なり合った葉の中心に水がたまり、そこにはWyeomyia abebelaという種の蚊を含む、たくさんの昆虫の幼虫がすんでいる。
つまり、蚊の発生場所だ。
チームは、殺虫剤が使用されていない森の中のブロメリアと、中には20年以上にわたって殺虫剤が散布されているという農園内のブロメリアを調べた。
コスタリカのオレンジ農園では、アブラムシを駆除するためにジメトエートという殺虫剤を使用しているが、この薬剤は他にも多くの種の昆虫を殺す。
米国では、柑橘類やトウモロコシなどの農作物に広く使用されている。
調査によってわかったのは、殺虫剤が使用されているにもかかわらず、オレンジ農園には手つかずの森に比べて2倍もの蚊がいるということだった。
しかし、蚊の幼虫の天敵であるMecistogaster modestaという種のイトトンボの幼虫は、農園内では著しく少なかった。
調査チームは、これらの蚊とイトトンボの幼虫を実験室に持ち帰り、様々な濃度のジメトエートにさらしてみた。
すると、農園の蚊は、森の蚊に比べて10倍の濃度のジメトエートに耐えられることがわかった。
一方で、農園のイトトンボの幼虫には、そうした耐性はなかった。
耐性を進化させた蚊は、小さな楽園を見つけたと言える。
天敵であるイトトンボがいない環境で、幼虫がのびのびと育つことができるのだ。
【蚊の抑制は世界的に難しくなっている】
米国サザンミシシッピ大学の昆虫生態学者ドン・イー氏に言わせれば、この研究結果は、さらに大きな図式の一部だということになる。
それは、蚊の抑制が世界的に困難になっているという現実だ。
すでに世界各地で、多くの一般的な殺虫剤に対して蚊が耐性を持つようになっている。
特に、危険な病気を媒介する種については懸念が大きい。
なお、氏は今回の研究に関わっていない。
耐性の進化は殺虫剤がもたらした不都合な結果の1つに過ぎない、とイー氏は言う。
他にも、「競合解放」と呼ばれる現象がある。
これは、殺虫剤を耐え抜いた数少ない生き残りが、たった1世代で個体数を回復させるというものだ。
「(蚊の)幼虫の密度が下がるので、(残った)幼虫たちは資源をたっぷり利用でき、より大きく成長するのです」とイー氏は説明する。
大きな幼虫は、その後、より多くの卵を産み、次の世代を繁栄させることになる。
耐性を進化させた蚊が、耐性を進化させられなかった天敵を逃れるという、今回ハミル氏らによって明らかにされた現象は、蚊が媒介する病気の阻止をより困難にする。
ハミル氏によれば、Wyeomyia属の蚊が、近年、中南米で蔓延したデング熱のような致死性の病気のウイルスを媒介するかどうかは分かっていない。
しかし、イー氏が指摘するように、そうした病気を媒介する他の種類の蚊にも、やはり、イトトンボのような天敵がいる。
殺虫剤がそれらの蚊に逆説的な繁栄をもたらしているのかについては、今後の研究が待たれる。
出典
『殺虫剤で蚊が繁栄 予期せぬ副作用、不都合な真実』
2019年7月19日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県警は19日、実弾入りの拳銃を個人ロッカーに置き忘れたまま退勤したとして、県南部の警察署に勤務する60代男性警部補を本部長注意としたことを明らかにした。
先月28日付。
暴発や使われた形跡はなかった。
県警監察課によると、警部補は先月6日午後3時ごろ、当直明けで退勤する際、自分のロッカーに拳銃を置いたまま、鍵を掛けて帰宅。
7日朝に当直責任者が拳銃の保管庫を確認した際、警部補の拳銃がないことに気付いた。
拳銃は退勤時、警務課に依頼し保管庫で保管する規則だが、警部補は制服から着替える際、うっかりロッカーに残したという。
6日夕も当直責任者が保管庫を確認していたが、警部補が勤務中と思い、置き忘れに気付かなかった。
県警監察課は、「拳銃の保管状況のチェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。
出典
『ロッカーに拳銃置き忘れる 警部補を本部長注意』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190719AK0025/
7月19日19時3分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
翌日の朝になって、引き継ぎの警察官が警部補の拳銃が保管庫になかったことから、警部補を呼び出して探したところ、ロッカーの中から拳銃が見つかったという。
拳銃には5発の弾がそのまま入っていたという。
この警部補は、「拳銃を保管庫に入れるのを忘れた」と話しているという。
出典
『拳銃の不適切管理で本部長注意』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190719/6010004311.html
(ブログ者コメント)
この事例に関し、他に情報がないか探していたところ、他県での同じような事例が2件、見つかった。
トイレ個室での置き忘れ事例も、本ブログでは何件か紹介スミ。
単なる不注意?
それとも、制服を脱いだ際、拳銃ベルトも制服の一部だと、つい、思い込んでしまうためだろうか?
(2019年4月17日17時39分 産経新聞)
拳銃を定められた場所ではなく個人ロッカーに保管したとして、山形県警が、警察署に勤務する女性巡査を注意処分にしていたことが17日、県警への取材で分かった。
県警は昨年度、公表基準に達しない軽微な処分事案が、この事案を含め計27件あったと明らかにした。
監察課によると、女性巡査は昨年8月、拳銃を携帯する業務の終了後、制服と一緒に警察署の個人ロッカーに片付けた。
上司が保管場所を点検し、女性巡査の拳銃がなかったため発覚。
拳銃には実弾が入っていたが、暴発などはなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/190417/afr1904170023-n1.html
( 2019年1月7日 20時10分 京都新聞)
拳銃を不適切に管理したとして、滋賀県警が、県内の警察署に勤務する20代女性巡査を本部長注意処分にしていたことが7日、県警への取材で分かった。
処分は昨年12月19日付。
県警監察官室によると、巡査は昨年11月5日午前9時半ごろに業務を終えた後、貸与された拳銃1丁を警察署の保管庫に戻さなければならないのに、自身の個人ロッカーに6日午前8時半ごろまで入れていた。
ロッカーは施錠されており、実弾の紛失はなかった。
巡査は、「別の仕事があり、保管庫への収納を忘れていた」と話している。
5日午後5時15分ごろには、別の署員が保管庫の拳銃の数を点検したが、巡査の拳銃が返却されていないことを見落とし、6日午前8時半ごろの点検まで気づかなかったという。
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190107000145
2019年7月18日11時0分に産経新聞westから、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
警報音が鳴りやみ、遮断機も上がった。
何の疑いも持たずにタクシーが踏切を渡ろうとしたその瞬間・・・。
大阪市住吉区の南海電鉄高野線の踏切で5月の深夜、列車とタクシーが衝突する事故が発生した。
列車は乗客を運ぶ営業用でなく、作業用だったため速度が遅く、運転手は軽傷で済み、ほかにけが人もなかった。
一歩間違えれば大惨事となっていた事故は、なぜ起きたのか。
【いるはずのない列車が…】
大阪市住吉区沢之町の住宅街を通る府道、通称「あべの筋」。
5月23日午前1時45分ごろ、この道を走行していたタクシーが、遮断機の下りた踏切の前で停車した。
すでに終電は終わっていたが、そのときは、設備のメンテナンスなどをするための作業列車が近づいていた。
しばらくして遮断機が上がった。
男性運転手(68)がいつものように線路を渡ろうとしたところ、突然、右手から作業列車が迫ってきた。
そのまま衝突し、運転席のドアは大破。
幸いなことに、運転手は首などに軽傷を負うにとどまった。
乗客もおらず、作業列車に乗っていた作業員2人もけがはなかった。
警察は、業務上過失傷害の疑いもあるとみて捜査している。
【電圧上がり“誤解” 】
なぜ、列車が通過する前に遮断機が上がったのか。
南海電鉄によると、線路には常に電気が流れ、電圧がかかっており、踏切は線路とつながった回路で電圧を自動的に感知している。
旅客を乗せている列車が線路の上を通った際は、車輪や車軸に電気が流れるため、線路の電圧が低下。
踏切は、これにより電車が近づいたことを把握しているという。
電圧が基準値を下回れば踏切は遮断機を下ろしたり警報音を鳴らしたりし、電車が踏切を離れて電圧が再び基準値を上回れば警報音を止めて遮断機を上げる、という仕組みだ。
しかし、踏切近くで長時間止まって作業することがある作業列車の場合、同じような構造にすると、遮断機が下りたままになってしまう。
このため、「軌道短絡装置」という、線路の電圧をコントロールする機器を搭載。
踏切を通過するときだけ線路の電圧を下げ、踏切を作動させているという。
事故当時も、作業員はこの機器を使用。
いったんは遮断機が下がっていることから、当初は正常に作動していたものの、その後に何らかの不具合が生じて電圧が上がり、踏切側が「列車は通過した」と“誤認”したとみられている。
【同じタイプの装置も…】
不具合の原因は特定されていないが、軌道短絡装置自体に問題があった可能性も指摘されている。
事故があった踏切の線路の場合、列車が通っていない状態の電圧は約300mV。
これが106mV以下になると、遮断機が下りる設定になっていた。
南海の担当者は、「乗客が乗る営業用の電車などでは、10mV以下になることも珍しくない」という。
だが事故後、南海が現場の踏切に今回事故を起こした作業列車を走らせ、軌道短絡装置を作動させたところ、電圧は122mVボルトまでしか下がらなかった。
これを受け、南海は同じタイプの別の軌道短絡装置でも同様の調査を実施。
その結果、106mVは下回ったものの、その下げ幅はかなり小さかったことが判明した。
「(下げ幅に)余裕がなければ、わずかの劣化でも危なくなってしまう」と担当者。
南海は、軌道短絡装置を全て別タイプに切り替えるとしている。
【不具合、過去にも】
安全設備の不具合による鉄道事故は、過去にも起きている。
大阪府貝塚市の水間鉄道の踏切では、平成25(2013)年8月、電車(2両編成)と乗用車が衝突。
乗用車の男性が軽傷を負った。
踏切は事故発生時、電気系統のトラブルにより遮断機が下りず、警報音も鳴らない状態だった。
同鉄道では以前から同様の不具合があったにもかかわらず放置していたとして、関係者らが業務上過失致傷容疑で書類送検されている。
出典
『【衝撃事件の核心】遮断機上がった踏切に作業車が…あわや大惨事の原因は?』
https://www.sankei.com/west/news/190718/wst1907180002-n1.html
2019年7月18日1時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海水浴などで水面に浮かべ子供が乗って遊ぶビニール製遊具「フロート」は、風に流されやすく事故につながるとして、消費者庁などは17日、夏休みを前に注意を呼び掛けた。
風が強い日は使用を避け、対象年齢も確認するよう求めている。
海保によると、遊泳中のフロートによる事故は昨年、少なくとも7件発生。
京都府や福井県などでは、4~8歳の子供が沖に流され、水中に落下して肺水腫となったケースもあった。
国民生活センターは、3種類(サーフボードのような形、鳥の形、イルカのような形)のフロートで実験した結果、鳥形が最も風の影響を受けやすく、風がそれほど強くない風速3mでも秒速0.64mと、大人でも水中では簡単に追いつけない速度で進んだという。
消費者庁の担当者は,「子供から目を離さないことが最も重要」と話している。
出典
『フロート遊び、風に注意 海水浴、流され事故に』
https://www.sankei.com/affairs/news/190718/afr1907180002-n1.html
(ブログ者コメント)
消費者庁からのお知らせは下記参照。
https://www.caa.go.jp/notice/entry/016014/
(2019年8月3日 修正1 ;追記)
2019年7月31日15時41分に朝日新聞から、上記報道より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水面に浮かべて子どもが乗って遊ぶ浮き具「フロート」。
海水浴で家族連れなどに人気だが、風で沖に流され、戻れなくなる事故も起きている。
消費者庁は、風が強い日は使用を控えるよう呼びかけている。
海上保安庁によると、昨年、海で遊泳中におぼれたり自力で海岸に戻れなくなったりした14歳以下の子どもは70人。
そのうち、少なくとも7人がフロートで遊んでいた。
福井県の海水浴場では、4歳の女児が流され、フロートの上に立ち上がったところ、バランスを崩して海に転落。
肺に水がたまる肺水腫を起こし、入院治療が必要になった。
国民生活センターなどは、今年5~6月、幼児の人形(身長約100cm、体重約15kg)を乗せたフロートが流される速度などをテストした。
プールでサーフボード型、イルカのような形、スワン型の3種類を比較したところ、背が高く風の影響を受けやすいスワン型が最も速く、サーフボード型、イルカ型の2倍以上の速さで流された。
海水浴場での実験では、風速2~4mのあまり強くない風でも、スワン型は2分弱で、海岸から5mの地点から50mの地点まで流された。
途中で大人が海岸から救助に向かったが、水深が深くなるとなかなか前に進めず、追いつけなかった。
消費者庁によると、子どもの体格に対してフロートが大きすぎると、乗った時に水面に足がつかず、自力で海岸に戻ることが難しいという。
担当者は、「フロートの対象年齢を確認し、保護者はフロートに乗った子どもから手を離さないでほしい」と話す。
フロートから落ちた子どもがおぼれる事故を防ぐため、ライフジャケットを着せることも求めている。
【ライフジャケット選びのコツは】
子どもにどんなライフジャケットを着せればいいか。
7月下旬、東京都内で開かれた水難事故防止イベント(「海の安全―未来プロジェクト実行委員会」主催)で、ライフジャケットの選び方が紹介された。
製品によって、目安となる体重や浮力などがあるため、体格に合うサイズを選ぶ。
肩部分を持って子どもを引き上げる時に水中で脱げないよう、股下ベルトがあるものがよい。
蛍光色や反射板、ホイッスルがついているものもある。
イベントには、7年前に幼稚園の川遊び中の事故で長男(当時5)を亡くした母親が登壇。
園は子どもたちにライフジャケットを着せていなかった。
参加した親子連れを前に、「子どもたちの命を守るのは大人。子どもと一緒に安全を学びながら、楽しい水遊びの体験をしてほしい」と話した。
海上保安庁によると、2014~18年の5年間で船舶から海に転落した人の死亡率は、ライフジャケットを着用していた人が11%だったのに対し、着用していなかった人は50%にも上ったという。
出典
『海水浴で人気の「スワン」に注意、2分で40m流される』
https://www.asahi.com/articles/ASM7T67FWM7TUTFL009.html
2019年7月19日19時59分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ゼブラゾーン(導流帯)に保冷車を停車し死亡事故を誘発したなどとして、大阪府警住之江署は19日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)容疑で、大阪府岸和田市額原町、生花加工配送会社社員、仲山容疑者(男性、70歳)を逮捕した。
同署によると、仲山容疑者は当時勤務中で、「自分が責任を取りたくないという思いから通報を怠った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は18日午後5時45分ごろ、大阪市住之江区南港東の市道で、保冷車を走行車線脇のゼブラゾーンに停車。
走行中のバイクを転倒させ、路上に投げ出された運転手の男性会社員(61)が隣を走っていたトレーラーにひかれて死亡する事故を誘発したが、そのまま逃げたとしている。
出典
『ゼブラゾーンに停車、死亡事故を誘発 容疑で70歳逮捕』
https://www.sankei.com/west/news/190719/wst1907190048-n1.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは今年7月1日にも、ゼブラゾーンがらみの事故を紹介している。
『[昔] 2018年11月16日 大阪市吹田市のトンネル入口でゼブラゾーンに駐車中のトレーラーにバイクが追突し運転していた女性が死亡した事故で、トレーラー運転手を異例の書類送検』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9781/
2019年7月18日18時45分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう18日午前、青森市で流雪溝の工事中、送水管が破裂し、周辺の住宅や車に大量の砂利やアスファルトなどが飛び散り、一時、騒然とした。
▼近所の人は…
「ガス管なのか水道管なのかわからないですけど、爆発したんですよ。砂煙があそこまで上がって映画見てるような感じで」
きょう18日午前10時すぎ、青森市中佃1丁目の市道で流雪溝の工事をしていたところ、地下3mに埋められていた送水管の接続部分が破裂した。
この事故で砂利やアスファルトの破片が20m以上飛び散り、近くの住宅や車の窓ガラスが割れる被害があった。
また、消防によると、通行していて砂利などがぶつかった車に乗っていた高齢の女性1人が病院へ運ばれたが、けがはなかったという。
現場は住宅街の一角で、突然の破裂事故に、一時、騒然とした。
▼運転中被害にあった女性は…
「工事の中からバンってなんか盛り上がって来たと思ったら、もう降りかぶってたという一瞬の出来事で、自分も車横に持っていかれるような感じだった」
この工事は1か月前から行われており、作業員4人が水の代わりに空気を注入して送水管の空気圧を測定していた時に破裂したという。
警察が破裂事故の原因を詳しく調べている。
出典
『送水管破裂 大量の砂利飛び散る』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000412-rab-l02
7月18日19時8分にNHK青森からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時すぎ、青森市中佃1丁目の市道で、道路の下を通っている雪をとかすための水を流す管を交換する作業をしていたところ、爆発が起きた。
この爆発で数mの範囲に石や土砂などが飛び散り、住宅の窓ガラスが割れたり車に傷がついたりするなどの被害が出た。
また、警察によると、現場近くを走行していた車の窓ガラスが割れ、乗っていた女性1人が病院に搬送されたが、けがはなかったという。
現場のすぐ目の前に住む62歳の女性は、「ガシャーンという音がして外に出たら、土ぼこりが舞い上がって、石が散乱していました」と話していた。
警察などによると、管の交換は、青森市から発注を受けた市内の建設会社が行っていて、当時は交換した新しい管に空気を流し、空気圧を測る作業をしていたということで、警察が爆発の詳しい原因を調べている。
現場は青森市立佃中学校から南西に300m離れた住宅街で、一時、付近の市道が通行止めとなった。
出典
『地中の管交換中に爆発 住宅被害』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190718/6080005434.html
(ブログ者コメント)
〇新規に設置した管の気密試験を行っていた可能性が考えられる。
〇以下はNHKから放映されたタクシーのドラレコ映像。
〇以下は同じNHKの映像だが、管に破裂した様子は見られない。
接合部がスッポリ抜けたような感じだ。
2019年7月17日11時43分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山県警察学校(岡山市北区)で昨年12月、訓練中に教官の男性警部補がサバイバルナイフで新人巡査だった男性を誤って刺したとして、業務上過失傷害罪で今年3月に略式起訴され、罰金50万円の略式命令を受けていたことが判明した。
刺された巡査は今年1月に依願退職した。
県警は翌2月、男性警部補を所属長訓戒処分にしたが、「発表する対象の事案ではない」として明らかにしていなかった。
県警などによると、昨年12月10日に凶器を持った犯人を1対1で取り押さえる訓練を実施した際、警部補が模造刀を持って犯人役を担当。
説得を受けて模造刀を手放した後にもみ合いになり、隠し持っていた本物のサバイバルナイフを出して元巡査の胸を2回刺し、うち1回は肺の一部に達した。
元巡査は数日間入院した。
サバイバルナイフは別の授業で使ったもので、訓練に使う予定はなかったが、男性警部補は県警の調べに対し、「緊張感を出すために本物のナイフを出した。刺すつもりはなく、寸前で止める予定だった」と説明しているという。
元巡査は6月に県を相手取って、慰謝料など550万円を求めて岡山地裁に提訴した。
県警監察課は、「県として誠実に対応していく」とコメントした。
出典
『岡山の警察学校教官、訓練中にナイフで巡査刺す 「緊張感出すために本物を」』
https://mainichi.jp/articles/20190717/k00/00m/040/059000c
7月17日10時54分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
訓練では本来、模造刀を使う運用だが、警部補は銃刀法違反を説明する別の授業で使った本物のナイフを持ち込んでいた。
元巡査側の主張では、模造刀をいったん置き、ナイフを持ち出したという。
県警は、警部補が「けがをさせるつもりはなかった」との趣旨の説明をしたとしているが、なぜ持ち込んだのかは明らかにしていない。
元巡査は1月、依願退職。
警部補は現在も県警に在籍している。
出典
『警察学校の教官、巡査刺す 訓練なのに本物のナイフ使う』
https://digital.asahi.com/articles/ASM7K32FGM7KPPZB00C.html?rm=342
7月17日10時24分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ナイフの刃の部分には、カバーのようなものが付けられていた。
出典
『警察学校教官が誤ってナイフで巡査刺す 訓練中』
https://www.sankei.com/affairs/news/190717/afr1907170005-n1.html
(2019年7月26日 修正1;追記)
2019年7月25日13時40分に毎日新聞から、元巡査は刺した警部補が逮捕されないことに怒っており、県に損害賠償を求め提訴したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元巡査の男性(19)が毎日新聞の取材に応じ、「何も知らないまま刺された。一般人なら逮捕されるのに、(警部補は)なぜ逮捕されないのか」と、県警の対応の甘さに怒りをあらわにした。
元巡査は県(県警)を相手取り、慰謝料など550万円の損害賠償を求めて岡山地裁に提訴しており、26日に初弁論が開かれる。
元巡査は、高校卒業後の昨年4月、警察学校に入り、警察官の道へ。
昨年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた同県倉敷市真備町地区で人々を助ける機動隊員を見て、「柔道で鍛えた体力を生かして機動隊員になり、人を助けたい」と夢を描いていた。
訴えなどによると、訓練は昨年12月10日に実施。
模造刀を持って暴れる犯人を説得し、捨てさせる想定だった。
元巡査が、犯人役の警部補に刃物を捨てるよう呼びかけると、一旦応じたが、直後に警部補は腰に隠し持っていた本物のサバイバルナイフを取り出して元巡査に突進し、胸を2回刺したという。
元巡査は、何が起こったか分からないまま、病院に運ばれた。
刺し傷は肺に達し、入院したが、3日後に退院。
翌日に警察学校に復帰すると、警部補はいつも通り学校にいたという。
元巡査は不信感が募り、精神的にも落ち込んだ。
今年1月に退職、県警に被害届を提出した。
県警によると、警部補は「緊張感を出すためだった」と理由を語ったというが、元巡査が県警から理由を聞かされたのは退職後だった。
男性は、その後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、「嫌がらせされるかも」との不安から、県外に引っ越すつもりだという。
警部補は業務上過失傷害罪で4月に罰金50万円の略式命令を受けた。
また、県警は2月、警部補を所属長訓戒としたが、7月に報道陣の取材を受けるまで公表していなかった。
【ジャーナリストの大谷昭宏氏の話】
「これは本物だぞ」といって緊張感を出すのはまだ分かるが、いきなり刺しておいて、それが本物だったというのでは、「緊張感を出すため」という理由は通らない。
極めて悪質な事案である可能性があり、県警が公表しなかったのは隠蔽と言われても仕方がない。
警部補は50万円の罰金が確定したのに、懲戒免職にならないのもおかしい。
出典
『なぜ逮捕されないのか」訓練中、警部補に刺された元巡査が怒り 賠償提訴、岡山地裁で第1回弁論へ』
https://mainichi.jp/articles/20190725/k00/00m/040/091000c
(2010年2月6日 修正2 ;追記)
2020年2月5日11時8分に読売新聞から、和解が成立したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県に慰謝料など550万円を求めた訴訟が岡山地裁であり、県が解決金200万円を支払うことで和解した。
1月21日付。
解決金はすでに支払われた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200205-OYT1T50120/
2019年7月17日21時20分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後5時ごろ、四日市市日永東の三菱ガス化学四日市工場で大きな爆発音がしたと、消防などに相次いで通報が寄せられた。
爆発したのは合成樹脂を製造するプラントに設けられたタンクの一つで、駆けつけた消防が消火活動を行い、爆発にともなって周辺でくすぶっていた火をまもなく消し止めた。
工場によると、この爆発でプラントに隣接する工場内の建物の外壁が大きく壊れたほか、近くの工場でも窓ガラスの割れる被害が出ているという。
消防によると、この爆発に伴うけが人はいないということで、警察と消防が詳しい原因を調べている。
爆発事故を受けて三菱ガス化学四日市工場は、17日夜に記者会見した。
岩井工場長は、「近隣の皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ない」と陳謝したうえで、この事故による有毒ガスなどの漏えいはないと説明した。
そのうえで、警察と消防による現場検証に協力し、爆発事故の原因を調べるとともに、再発防止に努める考えを示した。
工場によると、爆発が起きたタンクには、自動車や精密機器の部品などを作るのに使われる合成樹脂の材料となる粉末が一時的に貯蔵されていて、この粉末は可燃物に指定されていたという。
出典
『三重 四日市の工場で爆発音 合成樹脂製造プラントが一部破損』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190717/k10011996051000.html
7月17日19時2分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、爆発があったのは合成樹脂を製造するプラント。
材料を乾燥させる工程の機械で爆発が起こり、壁が一部壊れた。
この機械に不具合があったとみられるという。
出典
『四日市のプラントで爆発 壁が一部破損、けが人情報なし』
https://www.asahi.com/articles/ASM7K61QXM7KONFB024.html
7月18日19時27分にNHK三重からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発のあったタンクは、自動車部品などを作るのに使う合成樹脂の材料の粉末を一時的に貯蔵するためのもので、爆発が起きたのは粉末をタンクの中に入れ始めた直後だったという。
粉末は可燃物に指定されているということで、警察によると、工場側は調べに対し、タンクの中で舞った粉末に一瞬で火が着く「粉じん爆発が起きた可能性がある」と説明しているという。
出典
『タンクの中で粉じん爆発の可能性』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190718/3070001797.html
7月18日付で同社からは、下記趣旨のニュースリリースがネット配信されていた。
ポリアセタール樹脂製造プラントにおいて、粉体ポリアセタール樹脂(指定可燃物)の中間保管ミキサーで爆発、内部での火災が発生した。
午後4時57分頃 爆発発災
午後6時00分頃 中間保管ミキサー内で火炎を確認し、直ちに消火。
出典
『四日市工場における爆発・火災事故について』
https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2019/post-173.html
2019年7月18日18時12分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市は18日、厚別区の厚別公園競技場内で、維持管理用の作業車両と市内の高校1年の女性が衝突し、生徒は右脚太ももを打撲するけがを負ったと発表した。
命に別条はない。
公園を管理する公益財団法人札幌市公園緑化協会によると、事故は16日午後5時半ごろ発生。
競技場内の草刈り作業を終えた協会の臨時職員(65歳)が倉庫に戻る際、本来通行すべきでない競技用走路のスタート地点から6m付近を走行。
ダッシュの練習をしていた生徒が車両に気づかず、ぶつかった。
協会は、「ご本人やご家族、市民におわびしたい。今後、作業車両が競技場内を横断する場合は利用者が少ない場所を通り、安全確保のため誘導員を配置する」と話す。
出典
『厚別競技場の作業車両と衝突、練習の女子高生けが』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326464/
7月18日18時35分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後5時半ごろ、札幌市厚別区上野幌の厚別公園競技場で、高校1年生の女子生徒が陸上競技のトラックでスタートダッシュの練習をしていたところ、突然、芝を運搬する車両が前を横切り、そのままぶつかった。
競技場によると、この事故で高校生は右足に全治1か月から2か月のけがを負ったという。
競技場の管理者によると、芝を運搬する車両がトラックを横切る場合には、陸上競技のスタート地点から100mほど離れた場所を通る決まりになっているが、事故が起きたのは6mほどの場所だったという。
管理者は、「安全確認と声かけが不十分なまま車両が横断を始めたことが事故の原因とみられる」とし、今後は、誘導員を配置するなどの再発防止策をとるとしている。
出典
『競技場で車両ぶつかり高校生けが』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190718/7000011950.html
(ブログ者コメント)
管理者は、臨時職員に対し、100m離れた場所を通るなどの決まり事を教えていたのだろうか?
そういった、事故の本質原因という観点から上記2報道の再発防止策をみると、なにか隔靴掻痒の感じがする。
2019年7月16日19時7分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、東かがわ市にあるきのこの生産工場で、作業をしていた61歳の従業員の女性が機械に体を挟まれ、死亡した。
事故があったのは、きのこを生産している会社「ホクト」の東かがわ市大内にある生産拠点「香川きのこセンター」の第1工場で、16日午前10時すぎ、会社の男性から「従業員が機械にはさまれた」という通報が消防にあった。
この事故で、工場の従業員で徳島県吉野川市に住む川野さん(61)が作業用の機械に体を挟まれ、病院に運ばれたが、およそ8時間後に死亡した。
警察の調べによると、川野さんは当時1人で、きのこを栽培しているケースの枠から、商品になる部分を切り取ったあとの残りを上下に動く機械で押し出す作業をしていたという。
この機械は、きのこの残りかすが詰まるなどして動かなくなるとケースを置いている台が下がる仕組みだが、警察の調べによると、機械が動かなくなったため、川野さんが台に身を乗り出して調べていたところ機械が動き出し、台が上にあがって体を挟まれたとみられている。
警察では、事故の原因や作業の進め方に問題がなかったかについて調べることにしている。
出典
『きのこ工場で機械に挟まれ死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190716/8030004124.html
2019年7月16日12時35分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前9時ごろ、大館市二井田にある医療機器メーカー「ニプロ」の工場内で、男性作業員が2種類の薬品をかき混ぜる作業をしていたところ、薬品から火が出た。
そして、かけつけた50代の男性作業員が自分の帽子をたたきつけて火を消そうとしたところ、服に燃え移ったという。
この事故で、男性作業員3人が病院に搬送され、このうち、服に火が燃え移った作業員が全身に、薬品をかき混ぜていていた作業員が両手に、やけどをしているという。
また、別の部屋にいた男性作業員が手にしびれを訴えていて、病院に搬送される時は3人とも意識はあったという。
警察や会社が事故のくわしい状況を調べている。
「ニプロ」は大阪に本社があり、会社によると、大館市の工場は昭和56年に操業を始め、現在、1600人余りが働いているという。
出典
『工場で薬品から出火 3人搬送』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190716/6010004285.html
7月16日19時21分に日テレNEWS24からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前9時ごろ、作業員2人がビーカーで薬品を混ぜる実験中に、可燃性の液体ヘキサンから火が出た。
ほかの作業員が帽子であおぎ消そうとしたところ、ヘキサンが爆発したという。
火を消そうとした50代の男性作業員が全身にやけどをしたほか、薬品を混ぜていた30代の男性作業員1人が両手にやけどをした。
別の部屋にいた女性従業員1人も煙を吸い、あわせて3人が病院に運ばれた。
3人とも命に別条はないという。
警察は、会社の薬品の扱いに問題がなかったか、詳しい状況を調べることにしている。
出典
『薬品から火が出て…3人が救急搬送』
http://www.news24.jp/nnn/news16232467.html
7月16日18時10分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ニプロ大館工場によると、火が出たとき、注射器の針先などに使われる潤滑油を作っていたということで、NHKの取材に対し、「化学溶剤を扱う際は細心の注意を払うよう、改めて従業員の教育を徹底していく」とコメントしている。
出典
『工場で薬品から火 2人やけど』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190716/6010004289.html
2019年7月15日12時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エアコン清掃時に洗浄剤が十分に洗い流されなかったために「化学物質過敏症」を発症したとして、東京都内の女性が清掃業者に約1600万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁が女性の主張を認め、約1300万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
エアコンの清掃ミスと化学物質過敏症との因果関係が認められるのは珍しいという。
提訴から約4年。
女性はめまいや食欲不振などに苦しみながら裁判を闘い、業者側の控訴はなく、勝訴が確定した。
「原因が分からず、泣き寝入りせざるを得なかった人たちもいる。判決が参考になれば」と語る。
【猫もくしゃみを繰り返す】
「薬くさい臭いが充満して、むせて気持ち悪くなったんです」。
女性が自宅1階にあるエアコンから漂う刺激臭に気がついたのは2012年夏。
業者に清掃を頼んだ直後だった。
女性によると、業者はエアコンの前面カバーと送風機などを業務用のアルカリ洗浄剤などで洗浄した。
清掃後にエアコンを稼働させると、目のかすみなどを感じるようになった。
飼い猫もせきやくしゃみを繰り返し、自身の体をなめた後に嘔吐するようにもなったという。
エアコンを使う際、窓を開けて換気するなどの対策を取っても、臭いや体調不良は改善しない。
畳や壁からもエアコンと同じような臭いを感じるようになり、頭痛や吐き気、動悸は治まらず、エアコンのない2階で暮らさざるを得なくなった。
症状はさらに悪化して自宅で暮らすことが難しくなり、一時的に転居して壁や畳を入れ替えた。
体調に異変を感じてから、女性は近所の病院に通ったものの、原因が特定できなかった。
その後、相談していた弁護士のアドバイスで専門医を受診したところ、化学物質過敏症との診断を受けた。
別の2つの病院でも同じ診断だった。
「体調が悪くなったのは、エアコン洗浄の影響に間違いない」。
女性は何が起きていたのかを調べようと、民間の調査機関に自費で鑑定を依頼した。
エアコン近くの空気や壁などを調べてもらったところ、厚労省が定めた総揮発性有機化合物の暫定目標値の約9倍にあたる数値が検出された。
獣医に依頼して飼い猫から採取した唾液でも、pH10弱のアルカリ性が確認された。
「アルカリ性の洗浄液を使ったエアコン洗浄の影響だ」と確信した。
【洗浄剤 十分に洗い流さなかった過失認める】
女性は15年、清掃業者らに慰謝料などの支払いを求めて、東京地裁に提訴した。
①業者に過失があるか
②女性の症状との因果関係があるか
が争われたが、地裁はほぼ、女性の主張を認めた。
判決は、まず、
▽使用した洗浄液が人体に有害な化学物質を含むことは、一般的に知られていた
▽十分に洗浄しないと空気中に拡散することは、認識していた
▽化学物質過敏症は、空気中の有害な物質に解毒能力を超えて暴露されることで発症すると考えられていた
ことを前提に、「洗浄剤を十分に洗い流さなければ残留物が空気中に拡散し、化学物質過敏症を発症することを予見できた」として、洗浄部分が中性に戻るまで十分に洗い流す注意義務があったと認定した。
その上で、
①女性が清掃後から化学物質過敏症の症状を発症した
②エアコンの排水がpH10弱のアルカリ性を記録した
③アルカリ性物質は木部の変色をうながす特性があり、エアコンがあった場所に近い柱や鴨居ほど色が濃くなっていた
④エアコン近くで稼働していた空気洗浄機のフィルターから洗浄剤に由来する物質が検出された
と認め、業者が「十分に洗い流さなかった過失がある」と認定した。
業者側は、「女性は喫煙習慣などでエアコン清掃前から既に体調を崩していた」などと主張したものの、判決は、「清掃前に花粉症と腰痛以外の持病はなく、清掃後に症状が出て悪化した」と認定。
「洗浄剤を十分に洗い流さなかった過失が原因で同病を発症した」と結論づけた。
【勝訴を勝ち取り「ほっとした」 】
判決を聞いた女性は、「ほっとした。感無量です」と胸をなで下ろす。
現在、症状は一時期よりは改善したが、外出時には常にマスクを着ける。
柔軟剤など、化学物質を含んだ香りをかぐとめまいがして倒れることもあるため、人混みは極力避け、タクシーに乗る際は冬でも窓を全開にしてもらう。
呼吸が苦しくなることもあるため、長時間の移動時は携帯用酸素が欠かせない。
完治は望めず、治療法もない。
新幹線や飛行機に乗れないため、長距離の移動は難しい。
「猫と一緒に死んでしまおうか」と考えたこともある。
訴訟に踏み切ったのは、同じ病気で苦しむ人たちの役に立ちたいという思いがあったからだ。
女性は、「ハウスクリーニングなどで体調が悪くなり、化学物質過敏症を発症しても、症状や原因が特定されず、泣き寝入りしている人は少なくないはず。そうした人たちのためにも、裁判所がエアコン洗浄と病気との因果関係を認めてくれて、本当に良かった」と語った。
【専門家「香り強いものは避けるべきだ」 】
化学物質過敏症は、どのような病気なのか。
これまでに3000人の患者を診察してきた「ふくずみアレルギー科」の吹角院長によると、短期間に大量の化学物質に暴露するか、低濃度で持続的に暴露することによって発症する。
発症後は、微量の化学物質でも症状が出るようになる。
主な症状は頭痛、筋肉痛、疲労や倦怠感、関節痛。
このほか、集中力や思考力低下、不眠や感覚異常なども起こる。
女性の発症者は男性の3倍に上り、30~50代が多い。
どの化学物質に症状が出るかは人によるものの、最初は一つの化学物質に反応し、徐々に反応する物質が増えていくケースが多いという。
予防策として、吹角院長は、
①においの強い物質
②虫を殺す物質
③草を枯らす物質
④有機溶剤
⑤排ガスなど燃焼後の物質
といったものを、できる限り吸わないようにすることを提言している。
また、「五感は寝ている時に休めることが必要。においの強い洗剤や柔軟剤を使った衣類や寝具で寝ないなど、香りの強いものはできる限り避けるべきだ」と呼び掛けている。
出典
『エアコン清掃で化学物質過敏症 勝訴した女性の思いは』
https://mainichi.jp/articles/20190712/k00/00m/040/407000c アカスミ
2019年7月16日12時25分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後10時半ごろ、仙台市宮城野区港5丁目のJXTGエネルギー仙台製油所で、作業員から「塩酸が漏れている」と消防に通報があった。
消防が特殊車両などを出してタンクから塩酸を抜き、敷地の外への流出を防いだという。
この事故でけがをした人はいなかった。
製油所によると、塩酸が漏れたのは計量槽とよばれるタンクのノズル付近からで、このタンクには約2000ℓほどの塩酸が保管できるという。
製油所では、石油を作る過程で塩酸を使っていたということで、漏れた塩酸の量や原因について調査している。
出典
『仙台の製油所で塩酸漏れる けが人なし』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000003-tbcv-l04
7月16日12時40分にFNN PRIME(仙台放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後10時30分ごろ、作業員から「タンクから塩酸が漏れている」と119番通報があった。
消防などが特殊災害対応車など31台を出動させ、遠隔操作でタンクから塩酸を抜いたり、余分に水を生成して塩酸を使い切るなどして外部への流出を防いだ。
タンクのまわりにはコンクリート製の壁があり、消防によると、この付近の塩酸値に異常はなく、けがをした人はいなかった。
この製油所では、石油を生成する過程で純度の高い水が必要なため、塩酸を使用していたという。
出典
『宮城野区港の製油所で塩酸が漏れる事故 付近の塩酸値に異常はなし』
https://www.fnn.jp/posts/2019071600000005OX
7月17日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時半ごろ、仙台市宮城野区にある石油元売り大手「JXTGエネルギー」の仙台製油所で塩酸が漏れ出したと、巡回中の社員から119番があった。
同社によると、ボイラーで使う純水を作る装置に付いているタンクから塩酸が漏れた。
漏れた分を水で中和したため、周辺への影響はないという。
出典
『製油所で塩酸漏れ、周囲への影響なし』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190717_13016.html
2019年7月14日14時20分にNHK栃木から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日、栃木県日光市の電子部品などをつくる工場で清掃作業をしていた男性が、作業に使う機械に給油するためガソリンの缶を開けたところ、突然火が出て男性に燃え移り、男性は全身にやけどを負って死亡した。
警察によると、13日午前10時半すぎ、栃木県日光市清滝の電子部品などをつくる工場で、清掃作業をしていた埼玉県上尾市の男性会社員(46)が、作業に使っていた高圧洗浄機に給油するためにガソリンが入った缶を開けたところ、気化したガソリンに引火して男性に燃え移ったという。
男性は全身にやけどを負って、ヘリコプターで栃木県壬生町の病院に運ばれたが、13日午後8時に死亡した。
警察によると、ガソリンの缶のふたを開ける際には、吹き出すのを避けるために、缶のバルブを先に開けて中の圧力を下げることになっているということで、警察は取り扱いが適切だったのかなど、詳しい状況を調べている。
出典
『作業中ガソリン引火 1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20190714/1090004733.html
キーワード;静電気?
2019年7月12日14時14分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県の生駒山にある遊園地で新たな遊び場が今月上旬にプレオープンした際、一部がトンネル状になっている滑り台で子ども15人が頭をぶつけて軽いけがをしていたことがわかった。
運営する近鉄は、この滑り台などの使用を中止したうえで、遊び場自体は13日にオープンすることにしている。
生駒山にある生駒山上遊園地では、広さおよそ1万m2の敷地に22種類の遊具を集めた有料の遊び場が新たに設けられた。
遊園地を運営する近鉄によると、今月6日と7日にプレオープンした際、「チューブスライド」と呼ばれる、一部がトンネル状になった滑り台で遊んでいた5歳から10歳の子ども15人が、ステンレス製の天井部分に頭をぶつけて軽いけがをしたという。
滑り台は全長が25m、高低差が10mで、滑っている途中に体が浮き上がってぶつかったとみられている。
また、寝そべって滑るよう十分な説明がされず、上半身を起こしてぶつかった可能性もあるという。
今月8日には、別の滑り台でも、従業員の女性が試験的に滑った際に右足がひっかかり、足首を骨折した。
近鉄は2つの滑り台について対策を検討していて、安全性が確認できるまで使用を中止した。
遊び場自体は、13日、予定どおりオープンすることにしている。
近鉄は、「このような事態をまねき、おわび申し上げます。事故の情報を組織として把握するまでに時間がかかったのに加え、公表も遅れてしまった」と話している。
出典
『生駒山滑り台で子ども15人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20190712/2050002592.html
7月12日11時16分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がチューブスライドの全景写真付きでネット配信されていた。
近鉄によると、滑り台などは新設の屋外遊び場「PLAY PEAK ITADAKI」(プレイピークイタダキ)にあり、教育玩具の輸入・販売会社「B社」(東京都渋谷区)が設計・監修。
大型遊具22種類が設置されている。
13日にオープン予定で、6、7日は事前イベントとして、抽選で親子ら計約3500人が招待された。
全長25m、高低差10mの「チューブスライド」を子どもらが滑った際、途中で平坦になる部分で体が浮き、チューブ上部で頭を打ったり、擦り傷ができたりした。
いずれも軽傷で、園内の救護施設で手当てを受けた。
別の滑り台(全長11m、高低差6m)でも8日、試しに滑った女性従業員が、立てていたひざを踏ん張った際に足首を骨折した。
出典
『新型の大型滑り台、招待された子どもら15人けが 奈良』
https://www.asahi.com/articles/ASM7D3C9NM7DPTIL009.html
7月12日9時55分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもらは滑走中に上部に頭をぶつけ、たんこぶや擦り傷ができた。
スピードが出すぎて、体が浮き上がるなどしたことが原因とみられる。
滑り台は、本来は、寝そべった状態で遊ぶ想定で設計されているが、周知が不十分で、座った状態のまま滑った可能性があるという。
出典
『スピード出すぎる滑り台、15人がけが…オープン前に使用禁止』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190712-OYT1T50171/
(ブログ者コメント)
以下は、今回事故が起きたチューブスライドを上から覗き込んでいるNHK映像。(チューブスライドの全景は朝日新聞掲載写真参照)
以下は、8日に事故が起きた別の滑り台のNHK映像。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。