忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(11/23)
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
(11/15)
(11/14)
(11/14)
(11/13)
(11/13)
(11/13)
(11/12)
(11/12)
(11/12)
(11/11)
(11/11)
(11/10)
(11/10)
(11/09)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[6133]  [6132]  [6131]  [6130]  [6129]  [6128]  [6127]  [6126]  [6125]  [6124]  [6123

201672274分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

学校プール、飛び込みで事故多発浅い水深多く

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160721-OYT1T50152.html

 

学校のプールに飛び込み、重い後遺症の残る重大事故が最近18年間で31件発生したことが、日本スポーツ振興センター(JSC)の統計で分かった。

プールの底に頭をぶつけ、頚椎を損傷するケースがほとんどで、スポーツ庁などが注意を呼びかけている。

 

JSCは、1998~2015年度、学校管理下で発生した災害共済給付事例を調査。

脊髄損傷109件のうち、プールへの飛び込みが原因とされる事故が最多の30件に上った。

 

学校のプールは文部科学省の水深基準がなく、溺れることを防ぐために、約1mと浅いものが多い。

 

名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は、「水深1mでは、上級者も頭を打つ恐れがある」と指摘する。

内田准教授によると、飛び込みによる重大事故は、83~13年度の31年間で169件あった。

 

(ここまで346文字 / 残り214文字は有料)

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○内田准教授といえば、本ブログで、以前、組み体操の危険性を前から指摘してきた人物として紹介した人だ。

 

YAHOOニュースには、組み体操と同様、学校プールでの飛び込み危険を指摘する氏の数件の投稿?記事が掲載されている。

以下は、記事の一例(冒頭のみ転載)。

 

学校のプールでまた飛び込み事故 授業では全面禁止を!!

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20150719-00047677/ 

 

いったい何回「コピペ」の事故が続けばよいのだろう。

学校のプールでまた、まるでいつものことのように、重大事故が起きた。

被害者は、長野県立の高校に通う3年生の男子生徒。14日午前の出来事であった。

水泳の授業中に、スタート台からプールに飛び込んだ際に、頭部をプールの底にぶつけて、首を骨折したという。

昨年の7月、名古屋市立の中学校で、水泳の授業時に2年生男子生徒がスタート台から飛び込みをして首を骨折し、首より下に麻痺が残った。

今年6月には、岐阜県多治見市立の中学校で、体育の授業中にスタート台からプールに飛び込んだ3年生の男子生徒が、プールの底に頭部を打ち、全身がしびれた状態となった(詳細は不明)。

水泳の授業時に、スタート台から飛び込み、頭部を底に打ちつけて、重度障害・傷害を負う。

日付と学年を書き直しただけの、まるでコピペの事故が続いている。

生徒には、車いすや寝たきりの生活が待っている。

・・・・・・・

 

○一方、文科省からは、下記の通知が平成15年6月2日付で出されている。

 

水泳等の事故防止について

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030602001/t20030602001.html

 

二 プールにおける事故には、スタート時に、逆さまに深く入水し、水底に頭部を打ちつけて起こるものが少なくないので、スタートの指導については、個人の能力に応じた段階的な取り扱いを重視し、教師等の指示に従い、水深や水底の安全を確かめ、入水角に注意するなど、安全に配慮した慎重な指導を行うこと。

さらに、最近、一定の技能を身につけている児童・生徒がスタート時の重大事故に遭った事例が報告されていることにも留意すること。

また、入水の際、無理な息こらえや必要以上に深呼吸を繰り返し行わせることなどによる重大事故事例も報告されているので十分注意すること。

 

 

 (2016年8月7日 修正1 ;追記)


2016
851916分にNHK東海NEWS WEBから、内田氏の飛び込み事故調査結果に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校プール飛び込み事故相次ぐ
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160805/4460301.html
 

学校のプールで子どもが飛び込んだ際に頭を打つなどして後遺症を負った事故が、おととしまでの32年間に172件にのぼることが、名古屋大学の調査で分かった。
この調査は、名古屋大学教育学部の内田良准教授が、日本スポーツ振興センターの資料をもとにまとめた。

それによると、学校のプールに飛び込んだ子どもが後遺症を負う重大な事故が、おととしまでの32年間に172件起きていたことが分かった。

事故の多くがプールの底にぶつかったことによるもので、9割にあたる154件は頭や首を損傷して、まひなどの障害を負っていた。

頭や首の事故を分析したところ、学校別では中学校での事故が最も多く50.6%、高校が32.5%、小学校が16.9%だった。
また、事故の半数近くが授業中に起き、3分の1が部活動中だった。

文部科学省は、学習指導要領で、小中学校では「水中からスタート」するよう求めていて、飛び込みについては、高校で初めて「段階的な指導を行う」と記している。

調査を行った内田准教授は、「学校のプールは水深が浅く、少しでも飛び込み方を間違えると頭を打って重大な事故になる。授業では飛び込みの禁止を徹底することが大事だ」と話している。





 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]