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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021426日付でyoutube(KBC NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市の中学校で24日夕方、体育館のバスケットゴールが落下する事故があり、部活動中の女子生徒が顔を切るけがをしました。

北九州市教育委員会によりますと、若松区の高須中学校の体育館で24日午後5時半ごろ、高さおよそ3メートルの場所に設置してある可動式バスケットゴールが、位置を変える操作中に落下しました。

ゴールは操作をしていた中学1年生の女子生徒の左目のまぶたに当たり、女子生徒は3針縫うけがをしました。

ゴールは鉄製の金具で壁に取り付けられていて、金具の溶接部分が劣化して折れたとみられています。

ゴールについては、設置された1990年以降、毎年点検をしていましたが、溶接部分の確認は点検項目に入っていませんでした。

市は、所管するすべての学校の体育館で付属設備などの緊急点検を指示する方針です。







https://www.youtube.com/watch?v=x2hC_owhytM

 

426120分に朝日新聞からは、目視点検していたのは教職員らだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市教委は、壁にゴールを取り付けている鉄製の部品のうち、溶接部分の疲労による劣化が落下の原因とみている。

ゴールは1990年の体育館建築時から使用されており、毎年、学校の教職員らが目視で点検していたが、溶接部分は対象ではなかった。

https://www.asahi.com/articles/ASP4T7XCKP4TTIPE00L.html

 

426557分に西日本新聞からは、ゴール下でレバーを回して支柱を伸ばす際に落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市教育委員会は25日、高須中(若松区)の体育館で24日午後5時半ごろ、バスケットボールのゴールリングが埋め込まれたボード部分が落下、バスケットボール部1年の女子生徒が左目の上部分を3針縫うけがをしたと発表した。

市教委によると、部活動で使うためゴール下でレバーを回して支柱を伸ばす際、ボードが支柱から外れて落下。

壁に当たった後にはね返って女子生徒の顔に当たったという。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/729449/ 

 

(ブログ者コメント)

27日朝にフジテレビのモーニングショーを見ていたところ、このゴールを作った会社の人かどうかは不明だが、製造会社の人が、「こういったゴールの寿命は20~25年・・・」といった趣旨のことをしゃべっていた。

 

 (2021年7月1日 修正1 ;追記)

202163060分にYAHOOニュース(西日本新聞)からは、あるメーカーの取扱説明書には業者による2年に1回の点検をするよう記載されている、北九州市は一斉点検し968基の補修交換予算を17億円計上したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市の市立中学校で4月、老朽化したバスケットゴールが落下し、女子生徒がけがをした事故を巡り、同市教育委員会では教職員の目視による点検だけで済ませ、メーカーなどが求める専門業者による点検を行っていなかったことが分かった。

メーカーは、「専門知識が不十分な教職員が目視で異常に気付くには無理がある」と指摘している。

事故は424日、同市若松区の高須中の体育館で発生。
バスケ部1年女子生徒が折り畳み式ゴールの下でレバーを回して支柱を伸ばす際、ゴールリングの付いたボードが支柱から外れて壁に当たった後、女子生徒の顔に当たり、左目の上を3針縫うけがをした。

ボードは大人数人でなければ持ち上げられない重さだったといい、市教委は溶接部分の劣化が原因とみている。

市教委などによると、落下したゴールの製造者は記録などが残っておらず不明だが、市内の多くの学校で体育施設機器メーカー「S社」(千葉県松戸市)のゴールが使われている。

体育施設の整備普及を図る公益財団法人「日本スポーツ施設協会」(東京)が定めた基準では、屋内用バスケゴールの点検難易度は5段階評価で45と高く、専門業者による定期的な整備が必要とされる。

S社もこの基準に従い、業者による2年に1回の点検をするよう取扱説明書に記載。

同社は、「専門の業者による点検を毎年した上で、ゴールの耐用年数は2124年」としている。

学校によると、落下したゴールは約30年間使用していた。

事故を受け、市教委では、市立の小中学校などで、業者による屋内バスケゴールの一斉点検を行ったところ、1198基のうち、968基の補修・交換が必要と判明。
市は費用の約172500万円を本年度一般会計補正予算に盛り込んだ。

市教委学校支援部施設課は、「こんなにも多くの補修・交換が必要だとは思わなかった。屋内用ゴールが落ちるとは思わず、取扱説明書を確認しなければならないという認識がなかった。協会基準も知らなかった」としている。 

 

【「予算的に難しい」事故後も業者点検進まず】

バスケットゴールのメーカーなどが求める専門業者の点検について、九州7県の県庁所在地のうち、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、宮崎の5市が、北九州市での落下事故が起こるまで実施していなかったことが、西日本新聞の取材で分かった。

文部科学省は事故を受け、全国の自治体などに、バスケゴールを含む学校設備の点検をするよう通知したが、宮崎市を除く4市では、通知後も、業者による点検は実施されていない。

北九州市では、屋外にあるバスケゴールや鉄棒などは定期的に業者点検を行っていたが、屋内用ゴールは未実施。

市教委は「雨風で腐食しやすい屋外設備と違い、老朽化に対する認識が薄かった」と釈明。

市内の中学教諭は、「外から見てねじが緩んでいるとか、昇降がスムーズに動かないとかは分かるが、内部のさびには気付けない」と打ち明ける。

文科省は5月下旬、全国の市教委などに対して、学校内の器具などで点検対象から外れているものがないかを確認し、目視点検では安全性の判断が困難な場合は業者による点検を行うよう、文書で通知した。

屋内のバスケゴールに関して、福岡、大分の2市は、これまでも業者点検を実施。

佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の5市は、北九州市と同様、日常・定期点検は教職員が担い、異常があれば、その都度、業者が対応していたという。

業者点検や補修などについて、複数の市は「予算的になかなか難しい」(ある市教委幹部)などと弁明する。

名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は、「そもそも(体育施設の)専門知識がなく、かつ長時間労働が問題になっている教職員が実効性のある点検をするのは難しい」と指摘。

事故の情報を全国で共有した上で、「改修や交換の予算がないのであれば、せめて業者点検だけでも行い、異常があったゴールは使用禁止にするべきだ」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/706c1add46423c8a0afb62edf4ebaac8481d79cf

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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