2020年5月25日5時30分に神戸新聞から下記趣旨の記事が、トラクターで草刈り中の写真付きでネット配信されていた。
兵庫県明石市二見町西二見のため池「野々池」で24日、地元自治会の役員が草刈りをした。
この池では、9年前に小学生児童3人が水死する事故が発生。
「あの時、きちんと刈っておけば防げたのではないか」。
悲劇を繰り返してはいけないと、参加者は黙々と体を動かし続けた。
事故は2011年7月3日午後に起きた。
野々池で遊んでいた、地元の小学校に通う2年と3年の男子児童計3人が溺れて死亡した。
周囲は高さ約1・5メートルのフェンスに囲われ、立ち入り禁止となっていたが、事故以前からフェンスを乗り越えて遊んでいる子どもの姿が目撃されていた。
地元住民には後悔が残る。
事故以前の草刈りはフェンスの周囲だけで、水面が見えないほど雑草や樹木が生い茂っていたという。
当時、地元の自治会長を務めていた伊藤さん(男性、78歳)=同市=は、「事故があったのは昼間。雑草がなかったら、道路を通った誰かが子どもたちの様子に気づけていたのでは」と悔やむ。
事故を機に、翌年から、ため池を管理する水利組合らがフェンス内の除草や樹木の伐採を実施。
同組合員の高齢化により、14年からは、地元自治会が年に3、4回のペースで草刈りを続けている。
この日は8人が午前9時から作業を開始。
強い日差しが照りつける中、大人の背丈ほどに伸びた雑草を、トラクターや草刈り機を使って刈り取った。
伊藤さんは、「自治会も高齢化しており、いつまで続けられるか分からない。二度と悲劇を繰り返さないために、行政側でも対策をとってほしい」と話した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202005/0013368199.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。