







2015年7月26日17時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後0時40分ごろ、東京都台東区西浅草3丁目の「浅草ビューホテル」26階のレストランから出火した、と119番通報があった。
高層階に白煙が立ちこめ、客が階段で避難するなど一時騒然となった。
消防によると、火は約2時間半後にほぼ消し止められた。
けが人はなかった。
消防やホテルによると、出火元はレストランの調理室。
調理で出た煙を排気するためのダクトの内部が燃えていたという。
ホテルは地上28階建てで、煙はダクトを通じて別の階にも広がり、屋上から噴き出す様子も確認された
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH7V4G6WH7VUTIL01N.html
2015年7月24日22時33分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
消費者庁は24日、使い捨て式のライターを利用した後、火が消えずに残っている「残り火」状態のまま衣服のポケットに入れて燃え移り、やけどを負った人がこれまで22人に上り、うち1人が死亡していたと発表した。
事故防止策として、ライターの内部に挟まっているごみの除去や、10秒以上続けて火をつけないようにすることを呼びかけている。
消費者庁が2010年4月以降に把握した情報をまとめたところ、使用直後のライターをポケットに入れて衣服が焼けたのは44人いた。
大半が使い捨て式のライターで、着火レバーから指を離しても火がついたままだったとみられる。
今年6月には、兵庫県の成人男性がライターを使った後、衣服のポケットに入れたところ衣服に火が付き、重いやけどを負って死亡した。
他のやけどの事例では、重症が4人、軽症は5人が確認された。
使い捨て式のライターの規制については、10年12月に国の定めた技術基準に適合したことを証明する「PSCマーク」の表示が義務付けられた。
これにより、子供の火遊びを防ぐため点火レバーが固くなったほか、火の消える速度などの安全基準を満たした上で「火炎が消えていることを確認すること」などの注意事項が記されるようになった。
PSCマークがないものは11年9月以降、販売禁止となったが、PSCマークがついているライターでも、少なくとも4人が残り火による事故に遭っている。
残り火は、着火レバーとノズルねじの間にごみなどの異物が入った場合、レバーが正常の位置まで戻らず、微量のガスが漏れて発生しやすくなる。
また、10秒以上点火すると放出されたガスが残ってしまい、火が消えるまで時間がかかるという。
消費者庁消費者安全課は、「残り火は小さいため、気づかないままポケットに入れてしまう恐れがある。使用後は完全に火が消えたか確認してほしい」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150725k0000m040133000c.html
(ブログ者コメント)
ネタ元と思われる消費者庁からのニュースリリースは下記。
記事中、6事例が紹介されている。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150724kouhyou_4.pdf
2015年7月11日12時23分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月11日18時12分にYAHOOニュース(毎日放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時50分ごろ、京都市中京区のN鉄工所から出火、木造2階建て延べ約320m2が全焼したほか、近隣の建物にも燃え広がった。
経営者の男性(78)が両腕と顔に全治3週間のやけどを負った。
警察によると、経営者の男性がバーナーで鉄材を切断中に火の粉が飛び散り、男性は「火が床に置いてある板に燃え移った」と話しているという。
現場にはバーナーに使う可燃性ガスのアセチレンのボンベがあったが、引火しなかった。
現場は京都市立病院の東側。近くに住む住民(78)は、「ボンボンという爆発音がした。外を見ると黒い煙が100mぐらい上がっていた」と話した。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150711000059
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000008-mbsnewsv-soci
2015年7月4日付で読売新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月4日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は3日、大飯原子力発電所3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋内で6月4日に集煙機が燃えたぼやは、耐火性の低いホースを使ったのが原因と発表した。
関電の発表では、協力会社員が吸引力を高めようと集煙機に通常より口径の小さいホースを接続。
溶接に伴う火花がホースに引火、集煙機に吸い込まれて一部が焦げたという。
関電によると、作業員がスプリンクラーに水を送る配管の支柱を溶接する際、責任者に相談せず、吸引力が強く不燃性ではないホースを使用。
溶接の火が吸い込まれ、長さ約10mの吸い込みホースと集煙機のフィルターが焼けたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150703-OYTNT50133.html
7月4日付で毎日新聞福井版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋(放射線管理区域)で6月4日に起きた溶接作業による火事で、関電は3日、溶接時の煙を吸い出す集煙機に、作業を請け負った協力会社が難燃性ではないホースを取り付けた素材選びの誤りが原因だったことを明らかにした。
関電によると、作業は原発の新規制基準に基づく火災防護対策のスプリンクラー設置工事。
配管の支柱部を溶接するのに現場近くの火災報知機が鳴動しないよう、作業員が難燃性の元のホースを吸引力の強い口径の小さいホースに取り換える際に、難燃性ではないホースを選んでしまったという。
その結果、煙と一緒に吸い込まれた粒状の溶けた金属でホースが燃えた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20150704ddlk18040384000c.html
当時の状況が、6月4日19時50分に産経新聞westから、下記趣旨でネット配信されていた。
4日午後2時58分ごろ、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の廃棄物処理建屋内通路で火災報知機が作動し、関電社員が119番通報した。
作業員が、溶接時の煙などを吸引する集煙機から火が出ているのを見つけ、消火器などで間もなく消し止めた。
この火事で、集煙機のダクト部分が焼けた。環境への放射能の影響はなく、周辺設備にも影響はないとしている。
関電によると、通路ではスプリンクラー設置工事に伴う配管の溶接作業が行われており、作業員3人が同日午前9時から従事していたという。
廃棄物処理建屋は放射線管理区域で、スプリンクラー設置工事は新規制基準に基づく火災防護対策として行われている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150604/wst1506040079-n1.html
2015年6月25日19時4分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時すぎ、牧之原市坂部にある「日本曹達榛原フィールドリサーチセンター」で爆発があったと、会社側から消防に連絡があった。
消防がかけつけたところ、作業をしていた、この研究施設に勤務する20代の男性が腕や顔などにやけどをしていて、病院に運ばれたが意識はあり、命に別状はないという。
警察によると、会社側は「実験に使う道具を消毒しようとガスバーナーに火をつけたところ爆発が起きた」と説明しているという。
警察と消防で、爆発の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035856131.html?t=1435264801282
(2015年7月21日 修正1 ;追記)
6月26日付の静岡新聞紙面に、やや詳しい当時の状況が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、男性従業員が施設1階の研究室で、お茶の葉に付着したカビを取り除く実験をしようと、無菌実験台(高さ1.5m、幅2m、奥行き80cm)の内部にライターで火を付けたところ、爆発したという。
実験台には、器具の滅菌作業で使うガスバーナーが備えられていて、そこからガスが漏れて実験台内部に充満した可能性があるとみて、警察は従業員などから状況を聴いている。
2015年5月29日19時47分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月30日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時ごろ、佐賀市東与賀町に本社があり、園芸用資材を販売しているG社で、肥料の倉庫の横に置いてあった、ポリ袋に入った、もみ殻を焼いて炭にした肥料の材料から火が出ているのを従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車26台が消火にあたり、火はおよそ1時間半後に消し止められたが、鉄骨造りの肥料の倉庫2棟がそれぞれ半焼した。
けが人はいなかったが、この火事で樹脂製の資材なども焼けたことから、一時黒煙が立ち上った。
また、消火活動のため、近くの国道444号線がおよそ2時間にわたって通行止めになった。
警察と消防で、火事の原因について詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085152441.html?t=1432933074336
関連URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/192027
2015年4月27日19時15分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日0時30分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後4時半すぎ、旭川市東鷹栖にある産業廃棄物の処理会社、旭星クリーンの工場、「リサイクルセンター」の従業員から「コンベヤーの周りの木くずから火が出ている」と消防に通報があった。
警察によると、火は2階建ての工場の1階の作業所から出て、出火から1時間半が過ぎた午後6時すぎの時点でも燃え続けているということで、消防が消防車14台を出して消火活動にあたっている。
警察などによると、この火事で工場の従業員の40代から60代の男性10人が煙を吸ったりのどにやけどを負うなどしていて、容体をみて病院に搬送する見通しだが、いずれも外傷はなく軽傷とみられるという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150427/4379951.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=874606671002
2015年4月7日8時26分に読売新聞から、「屋外でのごみ焼却で死傷者が多発の県」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋外でごみを燃やしている最中に火が衣服に燃え移り、亡くなったり、重体に陥ったりする事故が熊本県内で多発している。
県警は、屋外でのごみ焼却が原則違法であるとしたうえで、例外で認められる場合も「火から目を離さないように」と呼びかけている。
県警によると、3月21日、熊本市西区のミカン畑で、女性(当時85歳)が伐採した木の枝を燃やしていたところ、服に火が燃え移り、亡くなった。
同26日にも同区の草地で、ごみを燃やしていた高齢男性に火が燃え移り、全身やけどを負った。
同31日には、同県天草市内のミカン畑で、剪定した枝を燃やした火が燃え移った女性(当時96歳)が死亡した。
農業や林業、慣習行事などやむを得ない場合を除き、屋外でごみを焼却する行為は、原則として廃棄物処理法違反に当たる。
違反すれば、5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金が科せられる。
県警生活環境課によると、2014年は51件、60人を摘発。
同課は、「ごみは、できるだけごみ袋に入れて出してほしい」としている。
また、熊本市消防局は、「燃やしていい場合でも、水や消火器の備えを欠かさないで」と指摘。
衣服の素材によっては、火の粉が付いただけで燃える可能性があるため、風の強い日や空気が乾燥した日は避けるよう求めている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150406-OYT1T50113.html
2015年4月7日20時23分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月7日18時0分に日本海新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時16分ごろ、島根県隠岐の島町の隠岐空港敷地内にある電源局舎清掃室で、段ボール1箱が燃えるぼやがあった。
火災報知機が反応し、監視室で休憩中の作業員3人が気付いてすぐに消火器で消したため、けが人はなかった。
飛行機の運航にも影響はなかった。
警察によると、部屋には滑走路のメンテナンス作業などに使う道具が置かれており、段ボールには手袋や長靴、ヘルメットなどが入っていた。
部屋に鍵は掛かっていなかったが、通常は関係者しか入らない場所という。
警察が、詳しい原因を調べる。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150407/wst1504070080-n1.html
http://www.nnn.co.jp/today/150407/20150407130.html
4月11日12時33分にNHK松江からは、荷造り用のひもをライターで切っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、施設の中にいた作業員が「荷造り用のひもをライターを使って切った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
施設は、許可なく火を使うことが禁止されている制限区域の中にあり、警察が関連を調べている。
このぼやは、今月7日、隠岐の島町にある隠岐空港で、一般の人が立ち入ることができない制限区域内にある施設の建物の中に置いてあった作業用の手袋や長靴などの入った段ボール箱1箱が焼けたもの。
警察や空港の管理所によると、火元の施設は滑走路の照明や誘導灯などを管理している「電源局舎」で、ぼやが起きる前、建物の中にいた3人の作業員が、手袋や長靴などを運び出すための準備作業をしていたという。
警察のその後の調べで、作業員が「荷造り用のひもをライターで切った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
制限区域の中では、許可なく火を使うことが禁止されている。
警察では、火事との関連を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033945981.html?t=1428784858578
(ブログ者コメント)
梱包用などのひもをライターで切っていて事故になった事例は、過去にもある。
本ブログでは、下記を紹介済。
2012年4月11日掲載
[プチ昔の事例] 2012年3月23日 酒田警察署の車庫の火災はナイロン製のひもを焼き切った残り火が原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1647/
2011年2月9日掲載、2011年4月15日転載
2011年2月8日 館山市で下水管埋設作業中にライターをつけたところ爆発(修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/196/
2015年3月7日12時10分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前2時半ごろ、佐賀県多久市の「K養鶏場」の鶏舎から出火、鉄骨平屋のプレハブ鶏舎約1000m2が全焼した。
近くに住む、場長の男性(52)が手やひざなどに軽いやけどを負い、鶏舎内にいた約4800羽のひなが全滅した。
警察の発表によると、鶏舎の見回りに来た男性が、鶏舎内に8つあるガスヒーターのうち一つの火が消えていたため、ライターで火をつけようとしたところ、突然鶏舎内に火が燃え広がった。
さらに鶏舎外に16本あるヒーター用のガスボンベにも引火し、そのうち1本が爆発したという。
警察は、ヒーターがガス漏れを起こしていた可能性があるとみて調べている
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH373W5ZH37TTHB008.html
(ブログ者コメント)
LPGには着臭されているが、鶏舎内ゆえ、その臭いに気が付かなかったということだろうか?
2015年2月19日19時6分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前3時前、名古屋市守山区の庄内川の堤防の道路でワゴン車が全焼する火事があり、乗っていた男女2人のうち、名古屋市の20代の女性が顔などに大やけどをし、愛知県春日井市の30代の男性も腕にやけどをした。
警察によると、2人は車を止めて、女性が助手席でウオッカを飲んでいたが、たばこに火をつけようとしたところ、突然、引火して燃え広がったという。
女性が飲んでいたのは、アルコール度数が90%以上もあるポーランド産のスピリタスというウオッカだったという。
警察は、車内で気化したアルコールに引火したとみて、詳しい状況を調べている。
このウオッカがどれぐらい引火しやすいか、名古屋市消防局の協力を得て実験した。
このウオッカと、アルコール度数が40%程度の一般的なウオッカとを、それぞれ少量、シャーレに入れて、火を近づけた。
その結果、アルコール度数が40%程度の方は、すぐに火はつかず、炎の勢いもあまりなかった。
一方、90%以上の方は、すぐに火がつき、赤い炎を上げて勢いよく燃えた。
ボトルには、火気に気をつけるよう注意書きもある。
名古屋市消防局消防研究室の丹羽研究係長は、「アルコール度数の高い酒に火を近づけるのは危険です。身近なところに思わぬ危険が潜んでいることを認識してほしい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150219/5580001.html
2015年2月19日13時53分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
アルコール度数が高い酒として有名な「スピリタス」を飲んでいた。
そして、いずれかがたばこに火をつけたところ、その火がスピリタスに引火したという。
この火災で車は全焼し、2人は重いヤケドを負った。
スピリタスはアルコール度数が90度以上あり、ラベルに「火気厳禁」と記されているものもあるという。
出典URL
http://www.news24.jp/articles/2015/02/19/07269569.html
2015年1月10日7時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
兵庫県豊岡市城崎町湯島の城崎温泉街で店舗兼住宅など計12軒を全半焼し、2人が亡くなった火災から、10日で1週間となる。
被害が拡大した要因に、木造建物の密集に加え、火元周辺のトタン屋根が焼け落ちにくく、屋内に燃え広がりやすかったことなどが挙げられており、同市消防本部は延焼状況を詳しく検証する。
火事は3日早朝に発生。
午前6時すぎに複数の住民から119番があり、午後1時ごろに消し止められたが、焼失面積は延べ2166m2に上った。
火元とみられる電器店1階の台所部分は、街区の内部にある。
豊岡消防署城崎分署によると、その回りには、かつて畑だった場所に増築された建物が集まっており、多くはトタン屋根だった。
トタン屋根は、瓦に比べて焼け落ちにくい。
そのため、火は屋根裏を伝って隣接する建物に次々に広がったとみられる。
また、上からの放水も屋根が遮る格好となった。
さらに、被災した建物は道沿いに隙間なく並ぶ。
間口に対して奥行きが深く、建物奥で燃え移ると外側から把握しにくい。
消防隊員が電器店西隣への延焼に気付いたのは、消火活動開始から約1時間後だった。
被災した建物北側の路地は幅員1mに満たず、正面以外からは放水が難しいなどの課題も浮き彫りになった。
同分署は、今回の被害状況を分析・検証し、近く市に報告する。
市は現在、温泉街の景観を守るため、学識者による委員会で木造建物独自の耐震・耐火基準づくりを進めている。
委員の一人で、現場を視察した神戸市消防局建築課の鈴木課長は、「増築が原因で奥行き方向にも燃え広がっており、今後は対策が必要になる」と話している。
城崎温泉街にとって1~2月は、カニ料理と合わせて冬の観光シーズンのピーク。10日からの3連休を前に、各旅館などには営業しているかどうかを確かめる問い合わせが相次いだ。
火災では、地域ブランド「豊岡鞄」を扱う専門店など集客力の高い店が全焼。
ただ、ほかの施設への影響は限定的で、城崎温泉観光協会などがホームページを通じ、80軒近くある旅館や外湯7カ所が通常通り営業できていることをアピールしている。
城崎温泉旅館協同組合によると、火災前後で客足に変化はなく、宿泊のキャンセルなどもないという。
同観光協会は「従来通り楽しんでいただけるので、安心してお越しいただきたい」としている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201501/0007646059.shtml
2014年12月20日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月20日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後2時ごろ、東海村白方の日本原子力発電東海第2原発の廃棄物処理建屋3階の送風機室で、送風機のフィルターから煙が出ているのを作業員が見つけた。
水をかけて消火活動し、地元消防に通報。午後3時6分に鎮火が確認された。
同室は、放射線管理区域。
外気を取り入れ、暖めた空気を送る部品交換のために、協力会社の社員7人が溶接作業をしており、火花がすぐ下にある送風機のフィルター付近に落ちた可能性があるという。
日本原電が詳しい原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20141220ddlk08040229000c.html
(2015年1月27日 修正1 ;追記)
2015年1月23日17時52分にNHK水戸から、溶接で燃えた塗料がフィルターの上に落ちたなどという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(この記事などに基づき、タイトルも修正した)
日本原電は原因調査の結果と再発防止策をまとめ、23日、県と東海村に報告した。
それによると、溶接作業は、火事を防ぐためフィルターを燃えにくいシートで覆って行われていたものの、わずかに隙間があり、そこから溶接で燃えた塗料がフィルターの上に落ち、火事につながったとしている。
そのうえで、今後は溶接の前に塗料を落とすことや、火花が燃え移るのを防ぐため周辺を隙間がないようにシートで覆うことを徹底するとともに、日本原電の社員も立ち会って確認するなど、再発防止を図りたいとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074916701.html?t=1422045808406
日本原電HPには、図解付きで下記などの、かなり詳しい状況が掲載されていた。
作業で用いた後打ち金物と固定用ナットの溶接時に、溶接の熱で炭化した後打ち金物の塗装材が火種となり、養生の隙間から落下し、当該フィルタに付着したことで火災に至ったものと推定した。
(原因)
○溶接作業の際、溶接士が立つ仮設足場を不燃シートで火気養生するため、仮設足場の下方にある当該フィルタについては、難燃シートでの養生で十分と考え、当該フィルタを取り外さなかった。
○TIG溶接では、火種の飛散は無いと思い込み、作業関係者による火気養生状態(火気養生の範囲や隙間の有無)の確認が不十分だった。
○溶接時に表面処理(塗装材の剥離)を行うことは理解していたが、TIG溶接では、塗装材が炭化して火種になるとは思わなかったため、表面処理を実施しなかった。
出典URL
http://www.japc.co.jp/news/press/2014/pdf/270123.pdf
2014年11月15日13時54分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北陸新幹線の開業も見据え、街の新たなにぎわいの拠点として建設が進められている富山市の再開発ビルで14日に発生した火災で、警察と消防は15日午前現場検証を行い、溶接作業の火花がビルの緩衝材に燃え移った可能性が高いとみて、調べている。
この火事は、14日午後4時前、富山市西町の、デパートの店舗跡地に建設中のビルから火が出たもの。
このビルは、10階建てと6階建ての2つの建物から出来ていて、今回の火事では、地震の揺れに備えて建物と建物の間に取り付けられているゴム製の緩衝材26m2が焼けた。
警察と消防では、15日午前9時半から現場検証を行い、緩衝材が燃えた部分などを確認した。
警察によると、14日はこのビルの6階で溶接作業が行われていて、15日の現場検証では、緩衝材が6階部分から燃え広がったことが確認されたという。
このため警察では、溶接作業で発生した火花が緩衝材に燃え移った可能性が高いとみて、調べている。
なお、この火事で作業員の男性1人が煙を吸い込んで病院に運ばれたが、けがはなかったという。
このビルは、「西町南地区市街地再開発組合」が管理していて、北陸新幹線の開業も見据えた街の新たなにぎわいの拠点と位置づけられ、富山市のガラス美術館や図書館などが入ることになっている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063218651.html?t=1416081708837
2014年10月28日22時58分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月5日に北海道電力泊原子力発電所の構内にある工事中の事務所で起きたボヤは、防火用の鉄板を固定するアルミ製のテープに溶接の火花で穴があき、近くにあった断熱材に火花が飛んだことが原因と見られることがわかった。
このボヤは、今月5日、泊原発の構内にある工事中の事務所で溶接を行っていたところ、火花が飛んで断熱材の切れ端が燃えたもので、けが人はなく、放射性物質が漏れるなどの影響はなかった。
北電が原因を調べたところ、当日は火花が周囲に燃え移らないよう、防火用の鉄板を設置して溶接を行っていたが、火花が鉄板を固定するアルミ製のテープに穴を開け、そこから近くにあった断熱材に火花が飛んだことが原因と見られることがわかったという。
このため北電は、今後、溶接の際にはアルミ製のテープに耐火材を塗って保護することを決め、再発防止に努めるとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141028/5770201.html
2014年10月28日15時24分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月29日10時51分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、千葉市にある千葉大学西千葉キャンパスの敷地内で、教員の男性から「枯れ草が燃えている。小学校の建物に燃え移りそう」と119番通報があった。
警察によると、委託先の作業員の男性2人が木の枝を伐採していたところ、使っていたチェーンソーからガソリンが漏れ、火が燃え広がったという。
火災は約30分後に鎮火し、枯れ枝など約30m2が焼けた。
消火器で消火活動をしたという男性教諭によると、火は約7mほどの高さまで燃え上がり、付近に煙が広がったという。
その後、敷地内にある同大付属小学校の児童およそ17人が煙を吸い込み、のどの痛みや体調不良を訴えたうえ、14人が病院に運ばれた。運ばれた14人は軽症だという。
チェーンソーを使っていた作業員の男性は、ガソリンを入れすぎたためこぼれてしまったと話しているという。
警察は、出火した原因などを詳しく調べている。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2334707.html
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/222012


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。