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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016621847分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前10時5分ごろ、秋田県男鹿市船川港船川海岸通り、合板製造大手、Aプライウッドの男鹿工場の大型集塵機から出火、集塵機約21m2が焼けた。

 

警察や消防によると、研磨作業で飛び散った火花が集塵機につながる配管に飛び込んだのを社員が目撃しており、出火原因との関連を調べている。

 

Aプライウッドは、合板生産量が国内トップクラス。

4月6日に向浜第2工場(秋田市)が全焼し、隣の第1工場に延焼する火災があり、生産をカバーするために男鹿工場がフル稼働していた。

 

出典

『Aプライウッドまた火災 男鹿工場で集塵機焼ける

http://www.sankei.com/affairs/news/160602/afr1606020037-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

4月に起きた火災は下記記事参照。

 

2016413日掲載

201646日 秋田市の合板工場で原木を薄く切った板を熱風で乾かす乾燥機から火が出て工場全焼 (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5810/

 

 

 

 

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2016522180分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

その毒針にかかれば、ショック死することもあるスズメバチ。獰猛な性格でも知られ、自宅に巣でもできようものなら、おちおち洗濯もしていられない。

京都府内のある家庭も、そんなのっぴきならないスズメバチ危機にさらされ、インターネットで見つけた駆除業者に巣の撤去を依頼した。

 

テレビでも取り上げられたことがある業者だったが、安心もつかの間。作業中に何と、自宅が炎上焼失するという本物の災厄に見舞われてしまう。

「故意に近い重大な過失だ」。

家族側は業者側に計約5800万円の損害賠償を求めて、大阪地裁に訴訟を起こした。

 

スズメバチが巣を作ったのは、京都府南部の山田家(仮名)。

70代の夫婦、30代長男と孫娘の4人で暮らしていたその家に、災難は突如としてやってきた。

 

訴状によると、平成26年10月、山田家の愛犬がスズメバチに刺され、数日後に死亡。さらに、長男も刺される被害に遭った。

木造平屋建ての母屋は、かやぶきにトタンをかぶせた構造になっている。

一家は、このかやぶきのどこかに巣があると確信した。

 

長男は、ネットでスズメバチ駆除業者を検索。すると大阪市内のある業者がヒットした。

 

「24時間すぐに対応」「駆除のスペシャリスト」

業者のホームページは、映画の宣伝サイトのような凝ったつくりで、民放のバラエティー番組で駆除作業が取り上げられたことも、動画付きで紹介されている。

 

ここなら、大丈夫そうだ。

長男は安心感を抱き、さっそくその日の夜に業者に連絡をとった。

 

「ハチは夕方に巣に戻ってくるので、その時間以降に駆除した方が効果的です」

業者は、長男にそう伝えた。

 

次の日の夕刻、作業員2人が山田家に臨場した。

だが、スペシャリストであるはずの2人の行動は、素人目にもどこかおかしかった。

かやぶきのどこに巣があるのか特定しないまま作業をスタートさせ、いきなり薬剤のスプレーを散布したのだという。

 

スプレー攻撃を受けたスズメバチは、当然、逆襲を仕掛けてくる。

どこからともなく飛来したハチにおびえたのか、2人は頭上のかやぶきの中に発煙装置をほうり込み、煙幕を張った。

 

これが、災難の引き金となった。

 

散布したスプレーのガスが充満しているところに、発煙装置を投入したのだ。

当たり前の帰結として、引火した。

 

ここで「火が付いてしまった」と正直に申告してくれれば、まだ良かったかもしれない。

だが、作業員らは、当時家にいた夫婦らに火災発生を知らせず、「水を使いたい」とだけ申し出たという。

 

自分たちだけで消火しようと試みたようだが、火はみるみるうちに広がっていく。

そのうち、爆発音がとどろいた。

夫婦らもようやく火災に気づいたが、時すでに遅し。一緒にいた孫娘と命からがら、逃げ出すので精いっぱいだった。

 

スズメバチの巣を駆除するはずが、大事なマイホームを焼失した山田家。

駆除業者と作業員2人を相手取り、自宅の損害や片付け費用、慰謝料など、計約5800万円の賠償を求めて提訴に踏み切った。

 

山田家の代理人弁護士によると、業者側は書面の提出にも応じず、連絡が取れない状態だという。作業員2人も、それぞれ過失は認めていない。

 

スズメバチはハチの中でも大きく、性格も凶暴だ。巣に近寄らないことが一番だが、巣があることに気づかずに、刺されてしまうことも多い。

厚労省によると、26年にハチに刺されて死亡した人は14人。その前の年は24人で、年間20人前後で推移している。

大半がスズメバチの被害とみられ、毒ヘビによる死者の数を上回っている。

 

自治体によっては、ハチの巣の駆除を行っているところもあるが、大阪市などは「土地の所有者、管理者が自らの責任で行うよう、お願いしている」(担当者)と、自己処理が原則。

かといって、素人が駆除できるようなものでもないため、結局は業者に頼ることになる。

 

だが、行政の許認可や資格が必要とされていないため、どの業者がいいか選ぶのは簡単ではない。

消費者センターには、料金トラブルの相談も寄せられているという。

 

害虫駆除業者の研修などを行っている公益社団法人「日本ペストコントロール協会」(東京)は、有害生物の防除技術を持つ「ペストコントロール技術者」の資格認定を行っている。

スズメバチだけでなく、シロアリやネズミなどの防除に関する知識を問い、作業員のレベルアップを図っている。

 

同協会の会員は、全国の約890業者。

今回の業者は会員ではないようだが、協会では、スズメバチの駆除にあたって、依頼者への説明を徹底するよう、会員に求めているという。

 

協会の機関誌には、トラブル防止の指南のほか、スズメバチの巣へ殺虫剤を吹き付ける手順についても、細かく書かれている。

 

協会の広報担当者は、スズメバチ駆除で火災が発生したケースはこれまで聞いたことがないという。

「手順を守ってしっかりやれば家を燃やしてしまうことはないだろうが…」(5月19日掲載)

 

出典

スズメバチ駆除で爆発、自宅炎上 「どこがスペシャリストやねん!」家族怒り心頭、法廷闘争の行方

http://www.sankei.com/west/news/160522/wst1605220014-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

スズメバチ駆除中の火災は過去にも起きている。事例は下記参照。

 

201197日 湯沢町のリゾートホテルの火事はスズメバチ駆除の火が原因

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/744/

 

ハチ駆除用殺虫剤に引火し、建物火災発生

(平成20年6月23日付 神戸市北消防署)

http://www.city.kobe.lg.jp/information/oshirase/backno/2008/img/20080623fs01.pdf

 

 

 

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2016441845分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前9時半ごろ、宮古市の閉伊埼沖およそ11kmの海上で、東京・中央区の「C社」が所有するタンカー「I丸」の機関室にある焼却炉から火が出た。


この出火で、50歳の乗組員の男性が顔や両腕などにやけどをして釜石市内の病院に運ばれ、手当てを受けている。

意識は、はっきりしているという。


海保の調べによると、この焼却炉はタンカーの後部にあって、当時、乗組員の男性が1人で古くなったエンジンの潤滑油を処理していたという。


「C社」によると、この作業は月に2回行われ、乗組員の男性が焼却中に別のゴミを燃やそうと焼却炉の扉を開けたところ、突然、火が噴き出したという。

 

海保が、詳しい原因を調べている。


「I丸」は、石油を積み込むため、3日夜、北海道苫小牧市を出発し、千葉県の製油所に向かう途中だったという。

 

出典

タンカーで出火 男性がやけど

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044240661.html?t=1459807852330

 

 

 

 

 

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2016224199分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午後、JR帯広駅に近い帯広市大通南13丁目にある雑居ビルで火事があり、けが人はいなかったものの、ビルの内部が全焼した。

これについて帯広市は記者会見を開き、23日午前中、市の上下水道部の職員2人が隣の建物の漏水を止めるために栓を探そうと、凍り付いていた地面のコンクリートの板に15分ほどガスバーナーを当てたことを明らかにした。

作業中に建物に火がついたことは確認できなかったとしているが、バーナーの火が壁の下の隙間から内部に入ったとみられるという。

帯広市の伊藤・公営企業管理者は、「被災した方や近隣の方だけでなく市民に多大な迷惑と心配をかけたことを深くおわびします」と陳謝した。

帯広市では、今後、再発を防ぐためのマニュアルを作成し、安全を最優先に作業したいとしている。
一方、警察では、失火の可能性もあるとみて、詳しく調べている。

出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160224/3159681.html


2
25日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

帯広市は、24日、市上下水道部の男性職員2人が漏水防止作業で使用したガスバーナーの火が引火し、木造2階建ての雑居ビル1棟延べ200m2が全焼したと発表した。
記者会見した伊藤・公営企業管理者は、「市民の財産を失わせる結果となり、おわびしたい」と謝罪。
ビル所有者や入居者と、補償について協議する方針。

市によると、火災は23日午後1時15分ごろ発生。けが人はいなかった。

職員2人は、約3時間前、全焼したビルから約15cm離れた場所に止水栓の蓋があると思い込み、約15分間にわたって周囲をガスバーナーで解凍。
この際、同ビル壁面に燃え移ったとみられる。

ビルには理容店しか入居しておらず、火災当日は休みで、ビル内に火の気がなかった。
また、作業した周辺壁面の燃え方が激しかったことから、市は、ガスバーナーの火が引火したと判断した。

漏水は隣接するビルで発生し、実際の止水栓の蓋は、別のところにあった。
図面で確認して作業すれば、火災を防げた可能性もあるという。
警察は、失火の疑いもあるとみて捜査している。


出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160225/ddl/k01/040/063000c


2
25日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上下水道部の職員2人が、理髪店と隣家の間で地中の止水栓を探すため、地面のコンクリート板をガスバーナーで温めた。

止水栓は別の場所で見つかったため、職員らは板に雪をかけて、その場を離れたという。

市消防本部の検分で、コンクリート板の熱が理髪店の柱材を炭化させて火災に至ったと断定したという。



(ブログ者コメント)

図面で確認しなかった作業員のミスにより、第三者に多大の損害を与えてしまった。

木造2階建てとはいえ、ビル1棟が全焼となると、その損害は結構な額になるかもしれない。
補償金は、誰が支払うことになるのだろうか?

一昨日に情報提供した2015年の小学校プール漏水事故では、校長、教頭とミスした教諭の3人が全額を弁済している。

一方、その昔、ブログ者が勤務していた事業所では、3/4インチのバルブが製造ミスか何かで破損して油が噴出し、かなり広範囲に油が飛び散って、後始末に多大の費用と労力を費やした事故があったが、バルブメーカーが弱小企業だったため、補償は求めなかった。

プール漏水事故の情報にもあったように、関係者や関係組織の支払い能力などを勘案し、ケースバイケースで判断するしかないのかもしれない。

 

 

 

 

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2016291811分にNHKさいたまから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日夜8時すぎ、所沢市元町にある31階建てマンション「フォーラスタワー所沢」の15階の一室から火が出て、火元の部屋に住む53歳の男性と48歳の女性のあわせて2人が逃げる際にやけどをして病院に搬送されたほか、住民およそ230人が近くの公共施設に一時避難するなど、現場は騒然とした。

 

消防によると、この火事で火元の15階の部屋、33m2が焼けたが、周囲の部屋への延焼はなかった。


また、現場検証の結果、台所のこんろ付近が最も激しく燃えていたという。

警察がこの部屋に住む男性に聞いたところ、「妻が台所で調理中にこんろの火が近くにあった紙に燃え移り、火事になった」と話しているという。


この部屋には、服やダンボールなどが山積みになっていて燃え広がりやすく、消火活動は難航したが、消防隊員らが燃えやすいものを部屋の外に出したり、ベランダなどから放水を続けたりした。

消防によると、火災発生の通報を受けて出動した消防隊が、現場到着とともに消防車のスピーカーで住民に火災の発生を知らせ、「危険なので非常階段を使って屋外に避難してください」と誘導した。


特に、火元の15階に近い16階と17階には、それぞれ5人ずつの消防隊員が非常用エレベーターで上がり、廊下を回りながら大声で火災の発生を知らせ、避難するよう誘導した。
避難誘導の指揮をした責任者は、「火元の15階から煙や炎が及びやすいすぐ上の階を優先して避難誘導にあたった」と話している。


一方、消火活動について、今回のような高層建築の場合、はしご車を使っても放水が届かないため、マンションに設置されている「連結送水管」と呼ばれる垂直の管に消防車のポンプをつなげ、高い水圧で上の階に水を送って15階での放水を行ったという。


消防の責任者は、「これほど高層の建物での消火活動は私たちにとって初めての経験だった。室内にあったダンボールなどの燃えやすいものが消火の妨げになったので、こうした状況では早い段階からより多くの隊員を投入して消火にあたることが重要だと感じた」と話している。

 

火災発生直後、消防の呼びかけで屋外に避難した住民は、およそ230人。
マンションの前から安全な広場まで誘導したのは、地元の消防団員たちだった。


消防団員になって4年目の菊池さん(31)は、マンションから出てきた人たちを広場に誘導すると、寒い寒いと言っている声を耳にした。中には、寒さで体調不良を訴える人もいた。
菊池さんは、現場近くの市役所の旧庁舎にいた知り合いの青年会議所のメンバーに連絡をとり、避難者を受け入れられるか尋ねた。
ある程度の人数なら受け入れられるという答えを得て、避難者を案内すると、青年会議所のメンバーは、わんぱく相撲の時に土俵の下に敷くマットを倉庫から出して、体が冷えないよう、避難者の待機場所に敷いてくれた。


しかし旧庁舎は、夜間は暖房が止まってしまうため、時間がたつにつれて寒くなってくる。
そこで、暖房のある中央公民館に避難者を移動させようと、近くにいた社会福祉協議会の人が市役所に連絡し、臨時の避難所として使うことになった。
中央公民館には、災害備蓄用の毛布100枚が用意されていたほか、市役所の旧庁舎から電気ストーブが運び込まれ、乾パンや温かいお茶も避難者に配られたという。


菊池さんは、「消防団員はもちろん、自分たちの住む地域のことを日頃考えている人たちが多かったと思います。旧庁舎の方も、臨機応変に対応してもらい、連携がとれていたと思います」と話していた。


東京都によると、地上20階程度にあたる高さ60m以上の高層マンションは、現在、都内だけで500棟以上あるという。

現在も、東京の都心部や湾岸部を中心に高層マンションの販売は好調で、ことしは33棟、来年は38棟が完成する計画で、1都3県の高層マンションは今後もさらに増え続ける見込みだという。


総務省消防庁によると、高層マンションなど、多くの人が住む住宅については、避難のための対策を、消防法で義務づけている。


このうち、50人以上が住むマンションなどでは、防火管理者を定めて消防計画を作り、避難経路を決めたり避難訓練を行ったりすることなどが義務づけられている。


また、構造によって異なるものの、11階建て以上のマンションでは、スプリンクラーや避難経路を示す誘導灯、それに、警報装置の設置などが義務づけられている。


このほか、建築基準法では、地上10階程度にあたる31mを超える建物には、火災などの際に消防隊が高層階にすぐに上がれるように、非常用エレベーターの設置が義務づけられている。


消防によると、今回、火災が起きた埼玉県所沢市のマンションでは、警報装置や非常用エレベーターが作動し、火元の15階に近い部屋では、消防も直接避難を呼びかけて誘導にあたったという。


高層マンションでの火災について、防火対策などに詳しい東京理科大学大学院の菅原進一教授は、「高層マンションは、ひとつひとつ部屋が区切られているために、ほかの高層の建物に比べると、火が広がるには少し時間がかかることが一般的だが、多くの住民を避難階段という限られたスペースで、いかにすみやかに避難させるかが課題だ」と指摘している。


そのうえで、「すべての住民が一気に避難すると、階段が混雑してしまう可能性もあるため、状況に応じてどのように住民を避難させるのか、避難計画をしっかりと作成しておくとともに、住んでいる人も避難訓練に参加して、落ち着いて行動できるように備えておく必要がある」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106927511.html?t=1455052890461  

 

 

210日付で埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災は、出火から約5時間50分後の翌9日午前1時50分ごろ、鎮火した。

 

消防によると、現場には高さ30mまで消火可能なはしご車2台も出動したが、10階程度までしか対応できず、消防隊員らが男性方の玄関や北側ベランダから室内に入った。

 

消防によると、火災の起きたマンションは高さ96.8mで、2000年に建設、住戸数は344戸。


耐火構造のマンションでも、ベランダ側から吹いた火が上階に燃え移るケースもあり、ベランダに可燃物を置かないことが防火対策として必要だという。

 

出典URL

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/02/10/10.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの報道中、以下のインタビューやナレーションも流れていた。

 

9階の住民「同じマンションに住む友人から燃えているよという電話がかかってきたので慌てて下に降りた」。


19階の住民「外階段を使って下まで降りた」。


このマンションでは毎年避難訓練を行い、避難経路を知らせていため、自分の判断で落ち着いて避難することができたという。

 

 

 

 

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20161141428分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1141431分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後9時5分頃、長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場で、建造中の大型客船「A・P」(約12万5000総トン)の船内にいた作業員から、作業用の布から煙が出ていると110番があった。

 

警察の発表によると、客船5階の客室となる区域の火災報知機が作動。

駆けつけた作業員が、油を拭き取る布から煙が出ているのを見つけ、手であおいで消火した。

布は、棚の上に置かれていたという。

けが人はなかった。

当時、客室では作業をしておらず、火の気もなかったという。

 

警察や消防で、原因を調べている。

 

同客船では、11日夜にも、7階のレストランの床や天井計約50m2を焼失する火災が発生していた。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160114-OYT1T50180.html

http://www.asahi.com/articles/ASJ1G430BJ1GTOLB007.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

11日の火災は、本ブログでも紹介済。

1回だけならまだしも、2回続けて火の気のない場所からの出火とは・・・。

今回は自然発火の可能性も考えられるのだが・・・。

 

 

 

(2016年2月4日 修正1 ;追記)

 

201621日付で毎日新聞東京版から、3回目のぼやがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1311932分にNHK長崎から、22825分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

31日午前1時15分ごろ、長崎市香焼(こうやぎ)町の三菱重工業長崎造船所香焼工場で、建造中の大型客船「A・P」(12万4500トン、約3300人乗り)の内部で、段ボール箱などが焼けるぼやがあった。

けが人はなかった。

 

同船での火災は、1月11、13日に続き3回目。

11日には7階で天井など約50m2を焼く火災があり、13日にも、5階客室部分で作業用の布1枚が燃えるぼやが起きている。

いずれも原因は分かっていない。

 

警察は、3件の現場にいずれも火の気がないことから、放火の可能性もあるとみて、火事の原因を調べている。

 

同社や警察によると、今回の火災現場は、7階のレストラン部分の入り口通路付近。

11日の現場に隣接する区画で、焼けた跡を修復するために置かれていた断熱材にかぶせたビニールシートと段ボール箱数個が焼けた。

消防が駆けつけたときには、船内にあるスプリンクラーや工場の関係者の消火作業によって、すでに火は消えていたという。

 

13日の出火後、警察は三菱重工側に警備体制強化を要請。

夜は警察のパトカーが赤色灯をつけ、構内を巡回していた。

 

長崎造船所によると、同船では、1日に数千人が作業に従事。

入構証が必要で、船への出入りもゲートで管理し、警備員も配置していたという。

警察は、3回の火災発生時の作業員の出入り状況などを調べる方針だ。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160201/ddm/041/040/081000c

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035503951.html?t=1454272362721

http://digital.asahi.com/articles/ASJ215RH0J21TIPE02P.html?rm=465 

 

 

 

 

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2016112430分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1121846分にNHK長崎から、1121533分に毎日新聞から、114日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後8時半すぎ、長崎市の三菱長崎造船所の香焼工場で建造中の客船「A・P」の船内に煙が充満し、スプリンクラーが作動しているとの通報が消防にあった。


消防によると、船の7デッキに白い煙と熱気が充満し、造船所の自衛消防隊と市消防局の消防隊が放水した結果、およそ1時間10分後、鎮圧状態となった。


警察や消防によると、焼けたのは船の右舷側の7階デッキ部分で、レストランや映画館が作られる予定のおよそ50m2。天井や壁、置いてあった内装用の資材などが焼けた。

 

電気配線が焼けた跡も確認されたというが、通電していなかったため、漏電などの可能性はないとみられる。

出火当時、現場に作業員はいなかったという。

 

船内にいたおよそ200人の作業員は全員避難し、けが人の情報はない。


「A・P」は、三菱重工がドイツのクルーズ会社から受注し、当初、去年3月までに引き渡される予定だったが、相次ぐ設計の変更などにより3度にわたり延期され、年度内にも引き渡されるとみられていた。

建造が遅れたため、三菱重工業は1645億円の特別損失を計上している。

 

出典URL

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2677767.html

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034973571.html?t=1452631629262

http://mainichi.jp/articles/20160112/k00/00e/040/159000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

TBSの映像によれば、かなり大きな、10階建てはあろうかというほどの豪華客船。一昨年5月に進水したということだ。

 

長崎市で建造中の豪華客船火災といえば、2002年に起きたD・P号を思い出す。

あれほどの大火災にならなくて幸いだった。

 

 

 

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20161874分と1241分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神戸市長田区の集合住宅で、昨年1月、住人3人が死亡した火災で、兵庫県警は、8日、この住宅の自動火災報知機の電源を事務室に入り込んで切ったとして、住人の無職男性(56)を過失致死容疑で、報知機の点検を怠ったとして、住宅の所有・管理会社(大阪市福島区)の男性社長(61)を業務上過失致死容疑で、それぞれ書類送検する。

捜査関係者への取材でわかった。

 

火災は、昨年1月20日朝、神戸市長田区重池町1丁目の集合住宅「コート上沢」(3階建て、全50室)で発生。

3階の一室など約20m2が焼け、この部屋に住む男性(当時65)ら住人3人が一酸化炭素中毒で死亡した。

集合住宅は廊下が建物内にあり、煙が滞留しやすい構造だった。

 

捜査関係者によると、報知機の電源は火災時に切られており、県警は、報知機が作動しなかったために住民が逃げ遅れたと判断。

電源を切った住人男性は、火元以外の部屋の住民男性2人(当時60、同43)を一酸化炭素中毒で死なせた疑いがある。

社長は、以前に住宅内で起きた別の火災で危険性を認識していたのに、2012年6月以降、報知機の点検を怠って、2人を死亡させた疑いがある。

 

住人らによると、この住宅では過去にいたずらなどで報知機が作動することが何度かあった。

捜査関係者によると、住人男性は報知機の電源について、「よく鳴ってうるさいので、火災の半年から1年前に切った」と話しているという。

社長も、「点検をしていなかった」と容疑を認めているという。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASJ155R4WJ15PIHB01R.html

http://www.asahi.com/articles/ASJ1832FFJ18PIHB001.html

http://mainichi.jp/articles/20160108/ddm/041/040/098000c 

 

 

 

(2016年8月31日 修正1 ;追記)

 

2016830640分に神戸新聞から、不起訴になったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8292024分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

神戸地検は29日までに、同住宅を所有・管理していた不動産会社の男性社長(62)と住人の男性(57)を、いずれも不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 

県警は、12年3月の同住宅でのぼやなどから、2人の起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて送検したが、地検は、2人の処分理由について「出火の原因が分からず、(報知機を点検し、電源を入れていたとしても)逃げ遅れを防げたとは言い切れない」などと説明した。

処分は7月28日付。

 

出典

神戸・集合住宅火災 管理会社社長ら2人不起訴

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201608/0009438279.shtml

書類送検の管理会社長ら不起訴処分 神戸の3人死亡火災

http://www.asahi.com/articles/ASJ8Y5TBBJ8YPIHB01Q.html

 

 

 

 

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201617197分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前11時5分ごろ、御前崎市にある浜岡原子力発電所の2号機で、タービン建屋の3階に設置されている火災報知器が作動した。

 

中部電力で調べたところ、建屋内の空気を循環させる直径3mの排気ファンの軸受部分から最大30cmの炎が上がっているのを社員が確認。

午前11時15分ごろ、ファンを停止させたところ、火が消えたという。
また、中部電力の通報を受けて駆け付けた消防も、正午すぎに鎮火を確認した。
中部電力によると、この火事によるけが人はなかったうえ、放射性物質が外部に漏れるなどの影響もないという。

 

排気ファンは、1978年の2号機運転開始時から、廃炉作業に入った後も、換気用に使い続けている。


中部電力では、ファンの軸受けの潤滑油(ブログ者注;朝日新聞によればグリース)が劣化し摩擦熱で火が出た可能性もあるとみて、火が出た原因を詳しく調べている。


2号機はすでに廃炉が決まっていて、中部電力が廃炉に向けての作業を進めている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034863331.html?t=1452199160523

 

 

 

(2016年1月23日 修正1 ;追記)

 

20161192021分にNHK静岡から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月7日、御前崎市にある浜岡原発2号機のタービン建屋内で起きた火事について、中部電力は原因を調査した。
その結果、火元と見られる直径3mの排気ファンの軸の部分が壊れていたほか、付近の温度が200℃近くに達していたことが分かったという。


また、火が出た当時、このファンは回転し続けていて、停止させたあと、その勢いはおさまったという。
このため、中部電力は、壊れたファンの軸についていた潤滑油が回転によって高温となり、発火した可能性があると見ている。


中部電力は、軸の部分が壊れた原因についてさらに調査を進め、今月末までに再発防止策をとりまとめる方針。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035161051.html?t=1453236419668

 

 

120日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

軸受のベアリングを分解点検したところ、回転する「ころ」の支持部分が壊れ、「ころ」が外れたり変形したりしていたという。

 

ベアリングが壊れた状態で回転することで摩擦が生じて軸受の温度が上昇し、潤滑用のグリスが発火したとみられるという。

 

排気ファンは1978年の2号機運転開始から使用しており、ベアリングは2014年9月に新品に交換していた。

 

 

119日付で中部電力HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

排気ファンのプーリー側軸受部の分解点検をおこなった結果、軸受が損傷していることを確認した。

 

また、当該軸受の温度データの履歴を確認した結果、1月1日から徐々に温度が上昇する傾向にあったことを確認した。

 

軸受に何らかの異常が発生し、その状態で回転することにより軸受温度が上昇し、軸受内のグリスが高温になり発火したこと等が考えられる。

 

出典URL

http://www.chuden.co.jp/resource/ham/280119_2utbkasai.pdf

 

 

 

(2016年2月13日 修正2 ;追記)

 

201626日付で毎日新聞中部版から、型番変更に気付かず部品発注した軸受が損傷し、当該軸受を交換する際、軸がわずかに曲がっているのに気付いたが、そのまま使用し続けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力は5日、火災の原因は、部品交換ミスとその後の不適切な対応が重なったためと発表した。

 

中部電によると、2012年10月の定期点検でファンの軸受け部品を交換した際、担当者が製品番号を確認せず、適合しない部品をメーカーに発注して設置。

このため軸受けが損傷し、約1年後にミスに気付いて適正品と交換した。

この際、軸がわずかに曲がっているのを確認したが、使用し続けた結果、異常過熱から発火したらしい。

 

中部電は、「12年の部品交換の際、従来使っていた部品が新しくなり、型番が変更されたのに気付かず発注した」と説明。

曲がった軸を使い続けたのは「異音などがなかったため」などとしている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160206/ddq/041/040/011000c

 

 

252019分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日、中部電力が原因を調査してきた結果が静岡県に報告され、中部電力は、火が出た原因について、排気ファンの軸が曲がっていたのに支障ないと判断して使用を続け、軸受けと軸の間で摩擦熱が高まったためだと説明した。


そして、そもそも軸が曲がったのは、平成24年10月に軸受けの部品を交換した際、形状が似ているものの本来とは異なる部品を誤って取り付けたミスが原因だったとして、出火に至るまでに2つのミスが重なったことを明らかにした。


これについて県の担当者が、最初の部品の取り付けミスは人の目でも確認できたはずで、確認不足ではないかと指摘したのに対し、中部電力は、部品の適正な管理を行い、検査方法も見直して、再発防止を図ると応えた。


報告を受けた県の外岡危機管理監は、「原発などの重要な施設では、小さなミスが大きな事故につながるおそれがあるので、対策をしっかり実行してもらいたい」と話していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035651051.html?t=1454709461439

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、2月5日付で中部電力HPにも、下記などが記されたプレスリリース記事が掲載されていた。(これらの新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

この軸受の損傷の原因は、型番の違う軸受を使用した過去の運転に起因する軸のわずかな曲がりによるものと推定しました。

https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3259183_21432.html

 

 

 

 

 

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2015125235分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後11時ごろ、長崎県西海市大瀬戸町の松島火力発電所のタービン建屋屋上から出火、屋上の内壁や床面の一部など、計約24m2を焼いた。
付近の作業員が消火し、約10分後に鎮火。けが人はなかった。
5日、西海署が明らかにした。

西海署によると、当時、タービン内の水素の交換作業が行われていた。
屋上にある水素排出口が火元とみられ、何らかの理由で水素に引火した可能性がある。
佐世保市消防局とともに、出火原因を調べている。

同発電所は、電源開発(Jパワー)が運営している。


出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151205/wst1512050085-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

タービン内の水素交換?

どういうことか調べたところ、大型タービン発電機では、内部で発生した熱を水素で冷却し、その水素を、また、水で冷却しているとのこと。

http://www.tadadenki.jp/heat_exchangers/generation/water_gas.html

 

そして、水素純度計も設置されている由。

https://www.yokogawa.co.jp/an/download/manual/IM11T03D01-01.pdf

 

それらのことから推察すると、冷却用水素が純度低下するなどしたため、交換しようと、系内にある水素を排出口からベントアウトしていた際に火が着いた・・・ということだったのかもしれない。

もしそうだとすれば、着火源として考えられるのは静電気。

水素は最小着火エネルギーが非常に小さいので、排出される水素中にチリとか錆などが混じっていれば、それらが帯電して着火する場合がある。
防止策として考えられるのは、排出口をセーフロケーションに向けることなど。

 

 

 

 

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20151211927分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前9時50分頃、永平寺町にある北陸電力松岡変電所から消防に、「作業中に変電設備から火が出た」と通報があった。
消防がかけつけて消火にあたった結果、火は約1時間半後に消し止められたが、変圧器1台が焼けた。


警察や北陸電力によると、変圧器は老朽化して使われていなかったため停電などの影響は無く、けが人もいなかった。


焼けた変圧器は、高さ3.8m、幅6.5m、奥行き2.2mで、1日は、この変圧器を撤去するために作業員8人が、ガスバーナーのようなものを使って解体作業を行っていたということで、警察が詳しい原因を調べている。


北陸電力は、「大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。火災原因の調査を行い再発防止に努めます」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053932071.html?t=1449004121032

 

 

 

 

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20151024日付で毎日新聞岐阜版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1024910分に岐阜新聞から、1024日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

23日(金)午前10時40分ごろ、岐阜市芥見のゴミ処理施設「市東部クリーンセンター」の粗大ゴミを粉砕する粗大ごみ処理施設棟で、「ベルトコンベヤーが燃えている」と従業員から119番があった。

消火作業中に爆発もあり、壁などが破損したが、けが人はいなかった。
約9時間後の午前8時前にようやく鎮火した。

当時、市立明郷小学校4年生46人と教諭3人が、現場に隣接する管理棟「芥見リサイクルプラザ」を見学していたが、全員避難して無事だった。

市によると、出火した施設は地下1階から地上4階建ての鉄骨造(一部鉄筋コンクリート)で、延べ床面積は4253m2。
1998年から稼働しており、毎週金曜日は点検のために停止していた。

この日は、2階のベルトコンベヤー付近で、ベルトコンベヤーの修繕作業を委託されていた外部業者の男性作業員2人が、鉄板に開いた穴を塞ぐ溶接作業をしていた。

何らかの原因で出火し、その後、ベルトコンベヤーのゴムが焼け、出火から約2時間後の午後0時半ごろに、4階にあった絶縁油700ℓ入りのタンクに引火し、爆発したとみられるという。

その他に市職員8人、シルバー人材センターの職員3人の計13人が施設内にいたが、全員が逃げて無事だった。
市は同0時50分ごろ、隣接する可燃ゴミ焼却施設の稼働を停止した。

市内には粗大ゴミを受け入れる施設が他になく、市は「再稼働の見通しは立っていないが、搬入されたゴミは敷地内に一時保管するなど、搬入は中断しないようにする」としている。

出典URL

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20151024ddlk21040074000c.html

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20151024/201510240910_25979.shtml

 

 

 

(2016年9月10日 修正1 ;追記)

 

201696833分に岐阜新聞から、溶接していた板が高温となりコンベヤー内の可燃物に引火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

951713分にNHK岐阜から、96日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

県警捜査1課と岐阜中署は、5日、防火対策を取らないまま溶接作業を行ったとして、業務上失火の疑いで、現場責任者の男性会社員(39)を書類送検した。

火災は、粗大棟で修繕工事中に発生。
2~4階部分を半焼し、粗大ごみを運ぶベルトコンベヤーなど19機(計約3億8800万円)が焼けた。
けが人はなかった。

書類送検容疑は、昨年10月23日午前10時30分ごろ、粗大ごみを運ぶベルトコンベヤーから小さなごみが落下するのを防ぐための下部の板を溶接する際、コンベヤーの周辺にたまっていた粉じんを除去し、不燃シートで覆う防火対策を怠り、コンベヤーなどを焼損させた疑い。

溶接で板が高温となり、コンベヤー内の可燃物に引火したという。

警察によると、板が腐食していたため、男性は別の男性会社員と作業をしていた。
容疑を認めている。

岐阜市は、運転管理業務を委託していた荏原環境プラント(東京)に復旧計画作成を指示。

同等の処理機能を持つ施設を同社の全額負担で施工するよう、求めている。

市長は、「原因責任者に関し、警察から一定の判断が示された。引き続き、強い姿勢で賠償を求めていく」とするコメントを出した。


出典

現場責任者を書類送検 岐阜市のごみ処理施設火災

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160906/201609060833_27985.shtml 

ごみ処理施設火災で書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085409661.html?t=1473110474679

 

 

 

(2017年1月22日 修正2 ;追記)

 

2017118日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、市とメーカーが責任問題でもめているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜市は、17日、原因を作った荏原環境プラントに費用弁償を求めると発表した。

同社が復旧工事の要請に応じないためで、訴訟も検討するという。

 

市環境事業政策課によると、16年1月の段階では、同社が復旧工事を行うことで口頭で合意していたが、その後、協議が停滞。

今日、「復旧要請には応じられない」という内容の回答書が同社から届いたという。

 

火災は、ごみを運ぶベルトコンベヤー付近で、同社の溶接作業中に発生した。

同社は、火災の原因は近くのごみや粉じんなど、何らかの可燃物があったためだとし、可燃物を除去するのは市の責任だと主張しているという。

同社は、「民事上の過失及び責任はないと考えている」と話した。

 

 

 

(2018年3月10日 修正3 ;追記)

 

2018381857分にNHK岐阜から、現場責任者だった男性が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜地検は、「男性が火災の発生を予測することが可能だったと認めるには証拠が十分でなく、過失の認定は困難だ」として8日、不起訴にした。

 

 

39日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からは、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨でネット配信されていた。

 

市の委託業者の現場責任者と作業員がベルトコンベヤーを囲むスチール板を修繕するために溶接作業をしていて、火災が発生した。

 

出典

ゴミ処理施設火災で責任者不起訴

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085870271.html 

 

 

 (2023年6月3日 修正4 ;追記)

20235311659分にNHK岐阜からは、47億円近い損害賠償訴訟に関し7.5億円の支払命令が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

平成27年10月、岐阜市芥見のごみ処理施設、「岐阜市東部クリーンセンター」で粗大ごみを処理する建物の1階から4階が焼ける火事がありました。

岐阜市は、施設の一部の運営を委託していた「荏原環境プラント」の作業員が溶接作業を行う際、周辺の燃えやすいものに火がつくのを防ぐ対策を怠ったのが原因だったとして、会社側に47億円近くの損害賠償を求める訴えを岐阜地方裁判所に起こしていました。

31日の判決で、岐阜地方裁判所の鳥居裁判長は、「溶接作業の火花などが届く範囲に燃えやすいものがあることを予想できたにもかかわらず、その確認や取り除く作業を十分行わなかった」などとして、被告の会社側に重い過失があったと指摘しました。

また、「燃えやすいものがあると認識しながら会社側への情報提供を怠った」などとして、市役所の過失も認めた上で、会社側に約7億5000万円を支払うよう命じる判決を言い渡しました。

31日の判決について岐阜市の柴橋市長は、「弁護団と判決内容を精査し、今後の対応を考えたい」とするコメントを出しました。

一方、会社側の弁護士は、「岐阜市の主張が認められたところもあれば否定されたところもある。判決文を精査して対応を検討する」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20230531/3080011362.html

 

(ブログ者コメント)

アスクル倉庫火災でもそうだったが、おそらくは孫請け、ひょっとするとひ孫請け会社の作業員or and監督者の作業環境確認不足による事故。
原因は単純だが、損害額が甚大だったという点で共通している。

 

 

 

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20158171354分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は17日、千葉県富津市の富津火力発電所で火災があり、一部のタービンを停止したと発表した。

17日の電力需要予測のピークに対する供給余力を示す予備率は20.7%で、供給に影響はないという。

原因は不明で、復旧の見通しは立っていない。


東電によると、16日午後6時ごろ、タービン建屋4棟のうち1棟で、タービン1基が異常を感知し自動停止。

10分後に火災報知機が作動し、社員が建屋内で黒煙を確認した。

東電からの119番通報で消火活動に当たった地元消防が、17日午前3時前に鎮火を確認した。

 

消火活動のため、東電は同じ建屋にある別のタービン2基の運転も止めた。

停止した3基の出力は、計約150万KW。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/150817/afr1508170021-n1.html

 

 

東京電力HPにも、同趣旨のプレスリリース記事が図解とともに掲載されていた。

 

当社、富津火力発電所4号系列第1軸(定格出力:50.7kW、燃料:LNG、発電種別:コンバインドサイクル発電、営業運転開始:2008年7月)において、8月1618時頃、自動停止するとともに、タービン建屋内で火災が発生しました。

火災は建屋3階ガスタービンエンクロージャー内にて発生しており、その後の消火活動において、8月17日2時54分に富津市消防署に鎮火を確認いただいております。この火災による負傷者はおりません。

 *エンクロージャー:タービン建屋内においてガスタービンを隔離する部屋のこと

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1257620_6818.html

 

 

 

 

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2015842142分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8
42131分に読売新聞から、85027分に共同通信から、87844分に岐阜新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石(おろし)町の自然科学研究機構「核融合科学研究所」の敷地内にある大型ヘリカル実験棟から出火、液化ヘリウム冷却装置の一部が焼け、近くで作業をしていた溶接業の栄田さん(61)が焼死し、男性(32)が首に軽いやけどを負った。
研究所によると、火災で放射性物質が漏れるなどの被害はなく、周辺への影響もないという。

警察や核融合科学研究所によると、火災が起きたのは「LHDヘリウム液化冷凍機」というマイナス269℃の冷媒をつくる、高さ約11m、直径約3.8mの円筒状の実験装置。

出火当時、現場では作業員数人がフィルター交換のため新しい配管を設置する溶接をしており、装置内のパイプに巻いてあったプラスチック製の断熱材に火が燃え移ったという。
栄田さんは、配管を交換するための溶接を担当。装置の近くに金属製の足場を組み、高さ約5mの場所で作業していたという。

作業員は出火直後、火を消し止めようとしたが、辺りに煙が充満して消火しきれず、足場の上部にいた栄田さんが逃げ遅れたという。
排煙用の窓はあるが、閉まっていた。
火事は、約1時間後に鎮火した。
溶接は、火花の散らない特殊な作業という。

施設内には、コンクリートで囲まれた放射性物質を扱うエリアが地下にあるが、発生現場とは40m以上離れていた。

研究所の金子副所長らは午後7時から会見し、「火災を起こし、ご迷惑をおかけしました。この場を借りておわびします」と謝罪した。
警察などは、5日朝から実況見分して、詳しい事故原因を調べる。
     
「核融合科学研究所」
核融合による発電の実現を目指し、研究に取り組む国内の拠点施設の一つ。
「ヘリオトロン」と呼ばれる日本独自の核融合方式に基づき、1997年に完成した大型ヘリカル装置を使った高温プラズマ実験の研究プロジェクトを進めている。
2004年に大学共同利用機関として、自然科学研究機構の一研究所に再編された。
2003年1月にも、大型ヘリカル実験棟内で高周波発振器の一部が焼ける火事があった。


出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH845JFCH84OIPE022.html 

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150804-OYT1T50100.html?from=ycont_top_txt 

http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015080401001934.html 

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150807/201508070844_25458.shtml 

 

 

 

(2015年8月22日 修正1 ;追記)

 

20158171833分にNHK岐阜から、溶接の熱が断熱材に伝わったことが原因とみられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

研究所は17日、火災のあった施設の内部を報道陣に公開した。


公開されたのは、この実験棟にある気体のヘリウムガスを冷却し液体に変える装置で、研究所の説明によると、火災は、ヘリウムを流すパイプの溶接中に、溶接の熱がパイプの周りの断熱材に何らかの原因で伝わって起きたとみられるという。


断熱材は樹脂製で、ほとんど焼け落ちて金属製のパイプがむき出しになっていた。

 

警察も詳しい原因を調べていて、研究所では警察の捜査が終了しだい、近隣の住民を対象に火災の詳細について説明することにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084148391.html?t=1439844428790

 

 

 

(2015年9月28日 修正2 ;追記)

 

2015926日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、溶けたステンレス塊が落下したことなどが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

研究所は、25日、「安全対策が不十分な点もあった」とする最終報告書を発表した。

取材に対し、作業を担当した業者への安全指導が不十分だったことも認めた。

 

報告書によると、出火原因は、実験装置を冷やす冷媒を作るためのヘリウム液化冷凍機の配管を冷凍機メーカーの作業員が溶接中、溶けたステンレスの塊が、別の配管に巻き付けられていた可燃物の断熱材に引火したという。

 

周囲に防炎シートがかかっていたが、「溶けたステンレスの塊を防ぎきれなかった」とし、再発防止のため、溶接の際は近くの可燃物を撤去する、と記した。

 

作業を請け負う業者に対し、作業員に休憩をとらせ、消火器の準備もするよう、研究所が指導を徹底する方針も示した。

 

研究所は、取材に対し、今回の溶接作業で、火災を防ぐための指導が冷凍機メーカーに対し不十分だったと認めた。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○最終報告書(全17ページ)の5ページに、直接原因が以下のように記されている。

 

出火の原因は、溶接を実施する配管周辺の断熱材を除去し、周囲を防炎シートで養生して、火花がほとんど出ないTIG溶接による配管溶接作業を実施していたが、火花 以上の大きさの溶融したステンレスの塊が発生・落下し、溶接作業時の養生に使用していた防炎シートでは防ぎきれず、コールドボックス内の断熱材が燃え上がったこ とによるものである。

 

なお、溶接時に一点に集中して放電が継続されることにより、ステンレスの溶解が 起こることは推測できるが、なぜ放電が集中継続したかは不明である。

 

○一方、2ページと4ページの記述によれば、現場に設置されていた消火器で初期消火が試みられたようだが、6ページには対策として「消火機器準備の強化」が挙げられている。

何か反省すべき点があったのかもしれないが、報告書には何も記されていない。


http://www.nifs.ac.jp/press/150925.html 

 

 

 

 

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20157261727分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後0時40分ごろ、東京都台東区西浅草3丁目の「浅草ビューホテル」26階のレストランから出火した、と119番通報があった。
高層階に白煙が立ちこめ、客が階段で避難するなど一時騒然となった。
消防によると、火は約2時間半後にほぼ消し止められた。

けが人はなかった。

消防やホテルによると、出火元はレストランの調理室。
調理で出た煙を排気するためのダクトの内部が燃えていたという。

ホテルは地上28階建てで、煙はダクトを通じて別の階にも広がり、屋上から噴き出す様子も確認された

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH7V4G6WH7VUTIL01N.html

 

 

 

 

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20157242233分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

消費者庁は24日、使い捨て式のライターを利用した後、火が消えずに残っている「残り火」状態のまま衣服のポケットに入れて燃え移り、やけどを負った人がこれまで22人に上り、うち1人が死亡していたと発表した。
事故防止策として、ライターの内部に挟まっているごみの除去や、10秒以上続けて火をつけないようにすることを呼びかけている。

消費者庁が2010年4月以降に把握した情報をまとめたところ、使用直後のライターをポケットに入れて衣服が焼けたのは44人いた。
大半が使い捨て式のライターで、着火レバーから指を離しても火がついたままだったとみられる。

今年6月には、兵庫県の成人男性がライターを使った後、衣服のポケットに入れたところ衣服に火が付き、重いやけどを負って死亡した。
他のやけどの事例では、重症が4人、軽症は5人が確認された。

使い捨て式のライターの規制については、10年12月に国の定めた技術基準に適合したことを証明する「PSCマーク」の表示が義務付けられた。
これにより、子供の火遊びを防ぐため点火レバーが固くなったほか、火の消える速度などの安全基準を満たした上で「火炎が消えていることを確認すること」などの注意事項が記されるようになった。

PSCマークがないものは11年9月以降、販売禁止となったが、PSCマークがついているライターでも、少なくとも4人が残り火による事故に遭っている。

残り火は、着火レバーとノズルねじの間にごみなどの異物が入った場合、レバーが正常の位置まで戻らず、微量のガスが漏れて発生しやすくなる。
また、10秒以上点火すると放出されたガスが残ってしまい、火が消えるまで時間がかかるという。

消費者庁消費者安全課は、「残り火は小さいため、気づかないままポケットに入れてしまう恐れがある。使用後は完全に火が消えたか確認してほしい」としている。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150725k0000m040133000c.html 



(ブログ者コメント)

ネタ元と思われる消費者庁からのニュースリリースは下記。
記事中、6事例が紹介されている。

http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150724kouhyou_4.pdf

 

 

 

 

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20157111223分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7111812分にYAHOOニュース(毎日放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前10時50分ごろ、京都市中京区のN鉄工所から出火、木造2階建て延べ約320m2が全焼したほか、近隣の建物にも燃え広がった。
経営者の男性(78)が両腕と顔に全治3週間のやけどを負った。

 

警察によると、経営者の男性がバーナーで鉄材を切断中に火の粉が飛び散り、男性は「火が床に置いてある板に燃え移った」と話しているという。

現場にはバーナーに使う可燃性ガスのアセチレンのボンベがあったが、引火しなかった。


現場は京都市立病院の東側。近くに住む住民(78)は、「ボンボンという爆発音がした。外を見ると黒い煙が100mぐらい上がっていた」と話した。

 

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150711000059

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000008-mbsnewsv-soci

 

 

 

 

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201574日付で読売新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

74日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関西電力は3日、大飯原子力発電所3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋内で6月4日に集煙機が燃えたぼやは、耐火性の低いホースを使ったのが原因と発表した。

 

関電の発表では、協力会社員が吸引力を高めようと集煙機に通常より口径の小さいホースを接続。

溶接に伴う火花がホースに引火、集煙機に吸い込まれて一部が焦げたという。

 

関電によると、作業員がスプリンクラーに水を送る配管の支柱を溶接する際、責任者に相談せず、吸引力が強く不燃性ではないホースを使用。

溶接の火が吸い込まれ、長さ約10mの吸い込みホースと集煙機のフィルターが焼けたという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150703-OYTNT50133.html

 

 

74日付で毎日新聞福井版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋(放射線管理区域)で6月4日に起きた溶接作業による火事で、関電は3日、溶接時の煙を吸い出す集煙機に、作業を請け負った協力会社が難燃性ではないホースを取り付けた素材選びの誤りが原因だったことを明らかにした。


関電によると、作業は原発の新規制基準に基づく火災防護対策のスプリンクラー設置工事。

配管の支柱部を溶接するのに現場近くの火災報知機が鳴動しないよう、作業員が難燃性の元のホースを吸引力の強い口径の小さいホースに取り換える際に、難燃性ではないホースを選んでしまったという。

その結果、煙と一緒に吸い込まれた粒状の溶けた金属でホースが燃えた。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20150704ddlk18040384000c.html

 

 

当時の状況が、641950分に産経新聞westから、下記趣旨でネット配信されていた。

 

4日午後2時58分ごろ、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の廃棄物処理建屋内通路で火災報知機が作動し、関電社員が119番通報した。

作業員が、溶接時の煙などを吸引する集煙機から火が出ているのを見つけ、消火器などで間もなく消し止めた。

この火事で、集煙機のダクト部分が焼けた。環境への放射能の影響はなく、周辺設備にも影響はないとしている。


関電によると、通路ではスプリンクラー設置工事に伴う配管の溶接作業が行われており、作業員3人が同日午前9時から従事していたという。

廃棄物処理建屋は放射線管理区域で、スプリンクラー設置工事は新規制基準に基づく火災防護対策として行われている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150604/wst1506040079-n1.html

 

 

 

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2015625194分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午後4時すぎ、牧之原市坂部にある「日本曹達榛原フィールドリサーチセンター」で爆発があったと、会社側から消防に連絡があった。


消防がかけつけたところ、作業をしていた、この研究施設に勤務する20代の男性が腕や顔などにやけどをしていて、病院に運ばれたが意識はあり、命に別状はないという。


警察によると、会社側は「実験に使う道具を消毒しようとガスバーナーに火をつけたところ爆発が起きた」と説明しているという。


警察と消防で、爆発の詳しい原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035856131.html?t=1435264801282

 

 

 

(2015年7月21日 修正1 ;追記)

 

626日付の静岡新聞紙面に、やや詳しい当時の状況が下記趣旨で掲載されていた。

 

警察によると、男性従業員が施設1階の研究室で、お茶の葉に付着したカビを取り除く実験をしようと、無菌実験台(高さ1.5m、幅2m、奥行き80cm)の内部にライターで火を付けたところ、爆発したという。

 

実験台には、器具の滅菌作業で使うガスバーナーが備えられていて、そこからガスが漏れて実験台内部に充満した可能性があるとみて、警察は従業員などから状況を聴いている。

 

 

 

 

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20155291947分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

530日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後1時ごろ、佐賀市東与賀町に本社があり、園芸用資材を販売しているG社で、肥料の倉庫の横に置いてあった、ポリ袋に入った、もみ殻を焼いて炭にした肥料の材料から火が出ているのを従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車26台が消火にあたり、火はおよそ1時間半後に消し止められたが、鉄骨造りの肥料の倉庫2棟がそれぞれ半焼した。


けが人はいなかったが、この火事で樹脂製の資材なども焼けたことから、一時黒煙が立ち上った。
また、消火活動のため、近くの国道444号線がおよそ2時間にわたって通行止めになった。


警察と消防で、火事の原因について詳しく調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085152441.html?t=1432933074336

 

 

 

関連URL

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/192027

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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