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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202259125分にTBS NEWS(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう、山形県白鷹町の山でタケノコ採りをしていた男性がカモシカに襲われ、けがをしました。

報告 西山記者:
「男性はあちらの竹やぶでタケノコ採りをしていましたが、すぐ近くには民家が広がっています。住民は野生動物と人間を住み分ける境界が曖昧になっていると、警戒を強めます」

警察によりますと、きのう正午ごろ、山形県白鷹町下山の竹やぶで、タケノコ採りをしていた70代の男性がカモシカに襲われました。

カモシカは体長1メートルほどの成獣とみられ、男性がタケノコを掘り、顔を上げたところ、目の前にカモシカがいて、そのカモシカはすぐに突進してきたということです。

男性は右わきの下や両足を角で刺されるなどしてけがをして、病院に入院しているということです。

住民男性:
「人に危害加えるのは怖い。畑もあるが、(農作物も)つくらなくなり荒れた状態で、それで野生動物が下りてくるのではないか」

現場は道の駅白鷹ヤナ公園「あゆ茶屋」から南東におよそ400メートルで、警察や付近住民は警戒を強めています。





https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/40664?display=1 

 

581756分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、20分ほど格闘して組み伏せたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性が顔をあげると、すぐ突進してきたということです。

男性はその後、カモシカの角を持つなどして20分ほど格闘し組み伏せ、その後、カモシカはやぶの中に走っていったということです。

男性は知人に電話して助けを求め、その知人が消防に通報しました。

男性は右わき下や右足のふとももなどから出血するけがをして、病院で治療を受けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5dcbad809503a2c98bb49da918a950e0993e13 

 

 

 

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202257日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

茨城・龍ヶ崎労働基準監督署は、掃除作業中に機械の運転を停止させなかったとして、日清食品㈱(大阪府大阪市)と同社関東工場第2工場グループリーダーを労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。

令和3年4月、取手市内の関東工場第2工場内で、労働者が左上腕部を切断する労働災害が発生している。

被災した労働者は、「蒸器」と呼ばれる機械の清掃作業をしていた際、機械のコンベヤーの駆動部分に腕を巻き込まれている。

同社は、清掃作業を行わせる際、コンベヤーの運転を停止せず、さらにコンベヤーの運転を直ちに停止することができる箇所に非常停止装置を備えていなかった疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/126421/ 

 

 

 

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2022510116分にYAHOOニュース(Number Web)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

57日、世界選手権の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権で、思いがけないアクシデントが起こった。

「あってはならないこと」  

日本陸上競技連盟の担当者がコメントしているが、その言葉通りの出来事だった。

 

【トップがゴールした瞬間、カメラがコースに侵入し…】

起きたのは男子10000mレース。

ふた組に分かれて実施されたその2組目、優勝した相澤晃(旭化成)らがゴールしたあと、大会のテレビ中継を担当していたNHKのカメラクルー2名がトラックの内側からコースに進入。

1人はカメラマンで、もう1人のスタッフはアンテナを所持していた。

カメラとアンテナはケーブルで繋がっている状態だったが、ふいにカメラマンがコース内に進み、両者の距離が空いてケーブルがコース上に張られるような状態に。

ちょうどそのとき、さしかかった三田眞司(サンベルクス)の首にケーブルが絡まった。

三田はすぐさまケーブルを振りほどいて、そのままレースを続けた。

カメラクルー2名は慌ててコースを出てトラックの内側に戻ろうとするが、今度は後続の4名、川瀬翔矢(Honda)、相葉直紀(中電工)、川田裕也(SUBARU)、細森大輔(YKK)と接触寸前になった。

選手たちは減速する、よけるなどしたことで接触は免れたが、進路を妨害する形となった。

 

【被害選手は再検査、アクシデントはなぜ起こった?】

三田は首の痛みを訴え、当日、病院で診察と検査を受けたという。

その段階では異常は見られなかったが、痛みが続いていることから静養し、再度検査を受けることが伝えられている。

いずれにせよ、「あってはならない」ことが起きてしまった。

おそらくは、優勝者を近くで撮りたいという意図からトラック内側からコースへと進み出たのではないか。

だが、まだ多くの選手がレースを続けている最中だ。

10000mであれば、周回遅れの選手がいるのもごく普通のことだし、実際の映像を確認してみても、選手たちはカメラクルーが位置していた付近へと次々に向かってきている。

あえて推測すれば、優勝者にしか視点が向かず、そこに意識が集中しきっていた可能性もなくはない。

ただNHKによると、「陸上撮影の経験はある」カメラマンだという。

別の業界カメラマンに聞くと、「インカムで撮る画について指示されていて、それに従ったのでは」という指摘があった。

今回に該当するかは別として、カメラマンという立場を考えれば、「一歩前でいい画をおさえたい」という心理が働くこともあるはず。

例えば、プロ野球のあるチームの室内練習場での取材時、打球への対策としてネットが張られていたが、その隙間からレンズを入れて撮ろうとするカメラマンがいた。

気づいたコーチから激しい叱責を受けていたが、それもそうした心理の表れだっただろう。

また、撮影を依頼される際、絵柄についての強い要望を受けているケースも現場ではよく耳にする。

でも、そうした心理はほとんどの場合、本番になれば抑制されるものだ。

選手に危険を及ぼす行為はしない、競技を妨げないことが「大前提である」ことを関係者であれば誰もが承知しているからだ。

だからこそ、撮影ポジションも入念に調べているし、その範囲でどう撮れるかも想定されている。

今回のアクシデントについては、大会を前に細かな安全確認作業を陸連側とNHK側で行なっていなかったと説明されているが、いつでも“前提”が共有されているという思いがあってのことだろう。

実際、多くの場合、それで成り立っている。

ただ、経験のあるスタッフの下で今回のアクシデントが起きてしまったことは理解に苦しむ。

 

【過去にもあった、選手とカメラマンの接触事故】

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/88d76ebb78e16bfcce2a4c75c4407bb5dc5fa1a7 

 

(ブログ者コメント

他にも数点、メディアから報道があったが、どれにも動画は添付されていなかった。
以下は個人ブログで見つけた動画の切り取りショット。

 







 https://gomayakuki.jp/kamera/ 

 

(2022年5月20日 修正1 ;追記)

20225182011分にYAHOOニュース(デイリー)からは、カメラはワイヤレスだった、接触後も大丈夫と思い込んで撮影を続けていた、対策としてスポーツ中継における安全管理マニュアルなどを作成するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

NHKメディア総局長会見が18日、東京・渋谷の同局で行われた。

5月7日に東京・国立競技場で開催された日本陸上選手権1万メートルで、NHKの中継カメラのケーブルが選手に接触した事故について、辻村報道局スポーツセンター長から、これまでに判明した概要や原因、再発防止策などについて説明があった。

事故は同日午後8時50分頃、BS1で中継していた男子2組目のレースで発生。

1位の選手がゴールするのを第1コーナー内側から撮影していたワイヤレスカメラ担当のカメラマンが、安全を十分に確認しないまま、トラックを横断しようと進入。

当該カメラマンが安全を十分に確認しなかったうえ、2人1組で撮影していた送信機を背負った補助スタッフにも声を掛けず、横断を始めたという。

これが進路をふさぐ形となり、選手の頸部(けいぶ)に接触し、負傷させた。

辻村スポーツセンター長は、「本来なら、すみやかに撮影をやめて選手のケガの確認や謝罪、大会主催者やNHK現場責任者に報告すべきでしたが、接触後に選手が走り出したため、大丈夫と思い込み、撮影を続けた。接触の事実を伝えたのは放送終了後だった」と明らかに。

20代の当該カメラマンはトラック横断の経験がなかったが、「現場責任者であるチーフプロデューサーやディレクターらが、放送前の打ち合わせなどで横断方法やタイミングなどについて具体的に説明すべきだったが、安全に関する指示が不十分だった」とした。

また、スポーツ中継における職業倫理を明文化し、安全管理、危機管理のマニュアルを作成することや、職員等への研修の実施など、4項目の再発防止策を明らかにした。

林メディア総局長は、「スポーツ中継を担当する放送局としてあってはならないこと。極めて重く受け止めています。けがをされた選手ご本人はじめ関係する皆様に深くおわび申し上げます。スポーツ中継に関わるすべてのスタッフに再発防止の取り組みを徹底してまいります」と改めて謝罪した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ebac6af97bf98cee1984a87d85ccd138ca87c4b

 

(ブログ者コメント)

持っていたのがワイヤレスカメラゆえ、ケーブルはつながっていないと瞬間、思った・・・・そんなことはなかったのだろうか? 






キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー

 

 

 

 

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2022581145分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで7日に開催された山梨県高校総合体育大会春季大会の陸上競技で、選手に提供された給水用のコップにアルコール消毒液が入っていたことがわかった。

飲んだ選手1人が気分が悪くなり、途中棄権し、口に含んだ2人とともに医師の診察を受けたが、いずれも回復に向かっているという。

山梨県高校体育連盟陸上競技専門部によると、消毒液が入ったコップが提供されたのは女子5000メートル競歩の競技中で、トラック脇の給水エリアに置かれていた。

口にした選手1人が直後に嘔吐(おうと)し、途中棄権。

ほかに2人が口に含んだが吐き出し、競技終了後、病院で診察を受けた。

いずれもその日のうちに帰宅し、回復に向かっているという。

同専門部によると、給水エリアで提供した水は、競技場内の備品置き場に保管してあったという。

競技前、用務係が2リットル入りのペットボトル3本を給水エリアに運び、プラスチック製のカップに注いで提供した。

消毒液が入った1本は、ラベルが付いていなかったが、飲料水のペットボトルと同じ箱に入れて保管されていたという。

同専門部は「消毒液と気づかず、誤って提供してしまった可能性が高い」と説明している。

県高体連は7日、アルコール消毒液の管理を徹底するよう各専門部に通知した。

https://www.asahi.com/articles/ASQ583T8FQ58UTPB001.html

 

581729分に時事ドットコムからは、消毒液は詰め替え用としてボトルに入れられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日に甲府市で行われた山梨県高校総合体育大会春季大会の陸上女子5000メートル競歩で、レース中の給水用に提供されたコップに手指用のアルコール消毒液が混入していたことが8日、分かった。

県の高校体育連盟関係者によると、選手1人は飲んだ後にもどした。

他にも2人が口に含んだが、いずれも医療機関で診察を受け、回復に向かっている。

消毒液は無色透明。
2リットルのペットボトルに入れ、詰め替え用として保管されていた。

飲み水が入った同じ大きさのボトルとともに同じ箱に収められていたという。

レース前には箱から3本取り出され、このうち1本が消毒液だった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050800332&g=spo


5
10744分に読売新聞からは、消毒液を入れたボトルにはラベルがなく開封された状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

誤ってアルコール消毒液が提供されたのは競歩の競技中で、トラック脇に設けられた給水エリアに置かれていた。

口にした1人は間もなく嘔吐して倒れ、途中棄権。

ほか2人は口にした後に吐き出して競技を続けた。

選手に提供される水は競技場内の倉庫に保管されていた。

競技前に競技役員が2リットル入りのペットボトル3本を給水エリアに運び、コップに入れた。

このうち1本にアルコールが入っており、ラベルがなく開封された状態だったが、ほかの水入りのペットボトルと同じ箱に収められていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220509-OYT1T50184/ 

 

(ブログ者コメント)

同種事例は本ブログでも多数紹介スミ。

表示されておらず、かつ、ボトルに詰めた人とボトルを移動させた人が違うというのが典型的なパターンだ。

 

(2022年8月4日 修正1 ;追記)

2022821157分にNHK山梨からは、検証委員会から報告書が提出された、消毒液は水と同じ容器に入れ、水と同じ段ボール箱の中で保管されていた、消毒液管理の認識が薄かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

ことし5月の高校総体の競歩の給水ポイントで、誤ってアルコール消毒液が提供されたことを受けて、原因や再発防止策を話し合ってきた検証委員会が、県教育委員会に報告書を提出し、消毒液の表記を工夫して保管することなど、物品の管理体制の徹底を求めました。

2日は、検証委員会の委員長を務めた山梨学院大学スポーツ科学部の遠藤俊郎学部長が県庁を訪れ、手島教育長に報告書を手渡しました。

報告書によりますと、大会当時、アルコール消毒液は飲料用の水が入ったペットボトルと同じ容器で1つの段ボール箱の中に保管されていて、用器具の係が、消毒液の入ったペットボトルを水と勘違いして給水ポイントに運び、提供されてしまったとしています。

報告書では、再発防止に向けた5項目の提言が盛り込まれ、消毒液であることが明確になるように表記を工夫して保管することや、消毒液や飲料水の購入者や取り扱いの責任者を明確にすることなどを関係者に広く周知するよう要請しています。

県教育委員会は、報告書を踏まえて再発防止策を策定し、体育連盟や各競技団体、学校などに周知するということです。

遠藤委員長は、「消毒液管理への認識が薄かった部分がある。扱い方について見識を改めるべきで、責任者の役割を明確にするなど今後、大会運営者が改善に努めてほしい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20220802/1040017614.html

 

 

  


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2022571948分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午後150分ごろ、岡山県玉野市沖で大型クレーン船が海上の送電線に接触する事故があり、香川県直島町の全域が停電した。

島内では現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2022」が開催されており、展示施設の一部が休館した。

停電は同日午後540分ごろに復旧した。
8
日は通常通り開館するという。  

休館したのは、地中美術館と李禹煥(リウファン)美術館、古民家をアート作品に再生した家プロジェクトの「角屋」「南寺」、ベネッセハウスミュージアムなど。

芸術祭の実行委事務局(高松市)は事故後、鑑賞パスポートの保持者らに緊急情報を送り、休館を知らせた。

同町では島全体の約2500戸が停電した。

玉野海上保安部によると、クレーン船は神戸市の寄神建設所有の「新建隆」(5238トン)。

玉野市の港へ入港するため、大阪市の三洋海事所有の「ありま丸」(197トン)がえい航中、玉野市深井町犬戻鼻と荒神島(直島町)を結び、海面から高さ約65メートルの送電線にクレーンフックのワイヤが接触した。

けが人や船の損傷などはなかった。

同部が原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1df8bc6b9ce68a02c09940caa9241841c93d3bad

 

 

 

 

 

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2022561659分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後4時まえ、台東区・寿の地上5階・地下2階建てのビルの解体現場でエレベーターが落下する事故がありました。

警視庁などによりますと、ビルの地下1階で50代の男性作業員がエレベーターの天井部分に立ち、壁のアスベストを除去する作業の準備をしていたところ、エレベーターを吊っていたワイヤーが何らかの事情で突然外れたということです。

そのままエレベーターは地下2階に落下し、外れたワイヤーと部品が男性作業員の体にぶつかり、左腕を切断するなどして意識不明の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

警視庁などが事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4db1cf4840ba92131c3aec127199a35030dc720 

 

562137分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午後4時前、東京・台東区のビルの解体工事現場で、「人がエレベーターの下敷きになっている」と119番通報がありました。

東京消防庁によりますと、作業員の男性が落下したエレベーターの下敷きになり、左腕が切断され、意識不明の重体となったが、搬送先の病院で死亡したという。

現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていて、ワイヤーが切れた際、男性もエレベーターと一緒に下に転落したとみられています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/231c2ff88bcd4843c183ec3af847b98ef96968f8

 

562137分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、エレベーターでの作業は死亡した作業員1人で行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蔵前署によると、男性は地下1階でエレベーターの天井の上に乗り、壁に含まれたアスベスト(石綿)の除去作業をしていた。

作業中に誤ってエレベーターをつるすワイヤを切断した可能性があり、地下2階に落下して切断されたワイヤが左腕に当たるなどしたという。  

解体工事現場では9人が作業していたが、エレベーターでの作業は男性が1人で行っていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf9b99d91828647cd3766d3c8fb531103e8deec

 

561924分に朝日新聞からは、死亡した作業員はかごの上に乗ってワイヤーを外す作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蔵前署によると、ビル地下1階で50代の男性作業員がエレベーターのかごの上に乗って作業していたところ、何らかの原因でエレベーターごと地下2階まで落下。

男性は上から落ちてきたワイヤなどが当たって左腕に大けがを負い、意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

男性は、エレベーターをつるすワイヤを外す作業をしていたという。

現場は都営大江戸線蔵前駅から北に約260メートルの住宅街。

https://www.asahi.com/articles/ASQ566FLGQ56UTIL02Y.html

 

562028分に読売新聞からは、死亡した作業員はアスベスト除去のための足場作りを行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後3時55分頃、東京都台東区寿の解体工事中の5階建てビルで、地下1階で止まっていたエレベーターが突然、同2階まで落下した。

この際、上方から落ちてきたワイヤと部品が、エレベーター上にいた50歳代の男性作業員にぶつかり、男性は体全体を強く打って、搬送先の病院で死亡した。

蔵前署幹部によると、男性は当時、壁のアスベストを除去するための足場作りを1人で行っていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220506-OYT1T50185/

 

 

 

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202257126分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県の工科高校の実習授業で6日、生徒が刃物でケガをし、一時、心停止となる事故がありました。

愛知県によりますと、6日午前11時前、県立の工科高校で木材加工の実習中、2年生の男子生徒が「のみ」の調整をしていたところ、誤って刃先が左足に当たり、大動脈を傷つけました。

男子生徒は救急車で搬送され、病院で出血多量のため一時心停止となったということですが、その後、回復し、命に別条はないということです。

また、事故をみたほかの生徒が体調不良を訴えたということです。

事故をうけ、県は、すべての県立学校に実習授業の安全確保を指示することにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a70380dd296958fddddb9ec6fb25b4356bf7242

 

562257分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、左足の付け根付近に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県によりますと、事故があったのは三河地区にある県立の工科高校です。

6日午前11時ごろ、2年生の男子生徒が木材を加工する実習の授業の準備中に刃物を調整していたところ、誤って刃物が左足の付け根付近に当たりました。  

大動脈から出血し、男子生徒は病院へ搬送後、出血多量のため一時、心肺停止の状態になったということです。

その後、病院で手術を受け、一命をとりとめたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d608245ac930a243e9e0a3953dfbb21fdb81bae7 

 

5760分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、自分に刃先を向けて調整していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、男子生徒は自分に刃先を向けて、のみの調整作業をしていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/318ece163a2bc570bfd498ef38552304cfcdefbf

 

 (2022年5月17日 修正1 ;追記)

20225161911分に産経新聞からは、生徒は死亡した、事故が起きた時は「かつら直し」をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

愛知県教育委員会は16日、県東部の県立工科高校で6日の実習授業中に誤ってのみの刃が左脚の付け根に当たり重傷を負った2年の男子生徒が、12日に死亡したと明らかにした。

16日に記者会見した県教委によると、6日午前10時50分ごろ、高校の実習室で、のみの柄に付いている金具を調整するため、のみの端を金づちでたたいたりする「かつら直し」をしている際に事故が起きた。

現場には教員2人と生徒9人がおり、生徒は作業服を着ていた。

発生時の具体的な作業や原因は特定できていない。

生徒は動脈を傷つけ出血多量で一時心停止になり、病院で緊急手術を受けたが、容体が悪化したという。

県教委は安全管理を徹底するよう県立学校に通知した。

https://www.sankei.com/article/20220516-S3MM3RV5FFIG7NQ5NR4ZTRWNJQ/ 

5162326分に毎日新聞からは、新品のノミに金具を嵌め込んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男子生徒は6日、新品のノミに金づちで金具をはめこむ作業中、刃先が左脚の付け根付近に当たった。

傷は外腸骨動脈に達し、出血多量で心停止状態となり緊急手術を受けたが、その後容体が悪化したという。

事故当時、生徒9人が作業をしていて、近くに教員2人がいた。

事故原因は特定できていないという。

県教委は再発防止に向けた委員会を設置し、実習中の事故防止策を検討する。

https://mainichi.jp/articles/20220516/k00/00m/040/208000c 

 

5162110分にNHK東海からは、事前に教員が実演し、刃先の方向など安全面を指導していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

実習は生徒9人と教員2人で行っていて、事前に教員が作業を実演しながら「のみ」をしっかり固定して刃を打ち込み、刃先の方向に注意するよう指導していたということです。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220516/3000022536.html
 

 

(ブログ者コメント)

ネットで調べたところ、「かつら直し」について多くの情報がヒットした。

「かつら」とは、ノミの柄の先端に嵌め込まれているリング状の金具で、新品のノミを購入した場合、職人は自分でカツラを柄に嵌め込み直すらしい。

以下は「家具職人入門」という個人ブログに書かれていた「かつら直し」の方法。

・ノミを柔らかい木材に打ち込んだ後、クランプでテーブルに?固定する。
・その後、「かつら」に当て木を当て、その当て木を玄能で叩いて「かつら」を柄に嵌め込んでいく。
https://kagusi.com/archives/3764073.html

そのやり方、ならびにNHK東海の記事から推測すると、テーブルへの固定が不十分だったため、当て木を叩いた際にノミが外れ、太腿に向けて飛んできた・・・ということかもしれない。

 

 (2022年5月26日 修正2 ;追記)

20225251621分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、県教委は臨時の校長会を開き、保護具の着用徹底などを指示したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故を受け、県の教育委員会は25日に臨時の校長会を開き、再発防止策として、保護具の着用を徹底することや実習中の注意点を事前に確認することなどを指示しました。

その上で、学校内の危機管理マニュアルの見直しや危機管理に関する職員研修を実施するよう求めました。

県の教育委員会は今後、再発防止に向けた委員会を立ち上げ、具体的な対策を検討する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd1504f9c7f8de97a390ee58f05b7c66606c472

 

(2022年5月31日 修正3 ;追記)

2022530160分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、「かつら直し」の4工程に関する下記趣旨の記事が、動画ならびに主要場面の映像カット付きでネット配信されていた。

なぜこのような事故が起きてしまったのか、取材しました。

こちらは、事故が起きた教室の見取り図です。

40人のクラスを4グループに分け、教員2人・生徒9人で授業が行われていました。

実習の内容は「のみ」の「かつら直し」です。

「のみ」は大工道具のひとつで、金づちで叩いて木材を削り、穴をあけたりする道具です。

先には鋭い刃がついており、手で持つ柄につながっています。

そして柄を保護するために、リング状の「かつら」という金属がついています。

「かつら直し」とは、この金属の位置を調整する作業です。

作業工程は4つ。

まず、金づちを使い金具をはずします。

次に、柄の縁を叩いて細くします。

そのあと、角材にのみを打ち込み、金属に釘抜をあてて金づちで叩き、柄の端が出るまではめ込みます。

最後に柄の端を叩いて、金具を覆うように丸めて完了です。

実習では2時間の授業で2本のかつら直しを行い、事故は2本目の作業中に起きました。

けがをした瞬間を見ている人がいなかったため、どの工程で起きたかはわからないとのことです。

この「かつら直し」について、東京都の芝学園で32年間技術科の教員を務めた寺西さんに話を聞きました。

「のみのかつら直し」は中学校の授業でも行い、危険度は低い作業だといいます。

寺西さんは110分ほどで、初めて行う生徒でも1時間くらいでできるといいます。

「通常は命を落とすほどの事故につながるとは思えない。通常とは違う方法をとり、偶発的に起きてしまったのではないか」と話しています。

こうした事故を防ぐために今後できることについて、教育学に詳しい名古屋大学大学院・教育発達科学研究科の内田良教授は、「学校で起きた事故を“単なる不注意”で片づけると、また同じことが起きてしまう。専門家も交えてしっかり検証をし、それを全国で共有することで次の事故を防ぐことができる」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd0bba24eaf7b082b99c335627eebe080dc668d

 

(2023年9月23日 修正4 ;追記)

20239221157分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、第三者委の報告書が公表された、県は「安全指導ガイドライン」を策定し県立高校などに通知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県の教育委員会は会見を開き、調査を進めていた第三者委員会の報告書を公表しました。

報告書では、再発防止に向け、危険が伴う実習前にどんな場合に事故が起きるか再検討して教職員で共有し生徒に指導することや、事故発生後の対応を周知徹底することなどを提言しています。

また県は、この報告書を受け、各学校で、教科ごとに予測される危険に対応するマニュアルの作成を求める「安全指導ガイドライン」を策定し、20日県立高校や特別支援学校に通知しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3190217a3518ffb1cbe5ada1ff4b7be7b0370987  

 

9221233分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

事故について第三者委員会は、「指導者内で想定すべき危険が十分に周知・共有できていなかった」などとする報告書をまとめました。  

報告書を受け、県教育委員会は「実験・実習における安全指導ガイドライン」を作りました。

予見される危険を盛り込んだ実習指導書を作成し、指導に当たる教職員間で共有すること」などを盛り込んでいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b160a21d0141da62974e16408a141b383236c26

 

   

 

 

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2022561216分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日朝早く、大分市の製鉄所で設備の点検作業などを行っていた33歳の男性作業員が鉄鉱石を運ぶベルトコンベヤーに体を挟まれ死亡しました。

6日午前5時半ごろ、大分市西ノ洲にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」で「作業員がベルトコンベヤーに挟まれた」と消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、この製鉄所の作業員で大分市坂ノ市南に住む太田さん(33)がベルトコンベヤーに体を挟まれた状態で見つかったということです。

太田さんは、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、太田さんは5日夜11時ごろから1人でベルトコンベヤーで運ばれてくる鉄鉱石の中から不純物を取り除いたり、設備の点検や操作を行ったりしていたということです。

太田さんは、ベルトコンベヤーを操作するレバーの近くで挟まれていたということで、警察は設備を操作中に体を巻き込まれた可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20220506/5070012553.html

 

561258分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、ベルトコンベヤーとタンクの間に挟まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察などによりますと、6日朝5時20分ごろ、大分市の日本製鉄九州製鉄所大分地区で、ベルトコンベヤーとタンクの間に男性が挟まれているのを別の作業員が発見しました。

挟まれていたのは日本製鉄九州製鉄所が業務を委託している会社で働く太田さん33歳で、その場で死亡が確認されました。

太田さんは当時、鉄鉱石が流れてくるベルトコンベヤーで鉄鉱石以外のものを取り除く作業などを1人で行っていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f931c16c022df0b83c03d23af57edd0b97fe408c 

 

56121分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、挟まれた男性は損傷が激しかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性作業員がベルトコンベヤーに挟まれているのを同僚が見つけました。  

挟まれていたのは日本製鉄の関連会社の社員・太田さん(33)で、損傷が激しく、その場で死亡が確認されました。

日本製鉄によりますと、太田さんはベルトコンベヤーの点検にあたっていて、夜勤での作業中だったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0af9725d5fd8f7e6cc5463e37c76292c969faef5 

 

 

 

 

 

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202255228分にYAHOOニュース(ワールドジェットスポーツマガジン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【海に落ちた雷は、あっという間に四方八方に分散します。浮いている船や人も危険です】

雷はどこにでも落ちます。

陸上なら高いビルや鉄塔、高い木などによく落雷しますが、高い建物などが何もない海上では、船や水上バイク、サーファーなどが落雷の標的になります。

海に落ちた雷は、海面で四方八方にあっという間に分散されます。

水面は感電の恐れがありますし、何もない大海原に浮いているのは、船も人も危険です。

直撃しなくても、雷が水中で拡散することで、周辺の人も感電します。

 

【死者6名を出した落雷事故例】

大きな落雷事故として、1987年に高知県の海岸でサーファー集団に落雷した事故があります。

その日、早朝から激しい雨にもかかわらず5060人がサーフィンを楽しんでいました。

雷鳴が聞こえたため、20人ほどが岸に上がり、残りはサーフィンを続けていました。

午前645分ごろ1人のサーファーに落雷し、20人ほどが気を失って海に浮かびました。

結局、この落雷で6人が死亡、7人が重軽症を負いました。

雷の直撃を受けたのは1人で死因は感電死、付近にいた5人は気絶して溺死したそうです。

被害が拡大した原因は、海水が電気を通したためでした。

海に雷が落ちれば、その電気が海を伝って周囲の人間や魚を感電させる恐れは十分あります。

ただ、電気の伝達範囲は約30メートルと、それほど広くはありません。

この範囲内にいなければ、致命的なダメージを受けることはない考えられています。

高知県の事故では、雷鳴を聞いて「海から引き上げた人」と、「海に残ってサーフィンを続けた人」の判断の違いが生死を分けました。

 

【雷が鳴ったら、すぐに海から上がって建物のなかに避難してください】

海にいるときに雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、鉄筋コンクリートや、避雷針のある建物に入ってください。

電気は海の中を伝わり浜辺にまで達します。

雷は、素材の違いよりも「高低差」が大きく関係します。

周囲に何もないビーチにいつまでもいると、非常に危険です。

近くに避雷針がない場合には、自動車に避難してください。

万一、自動車に落雷しても、電気は車体を通じて地面に逃げるそうです。

近くに逃げ場がない場合は、すぐに靴を履いて、できるだけ体を低くして「雷避け」をしてください。

これからの季節、海水浴やサーフィン、釣りなどの海のレジャーに出かける人は、十分に注意してください。

海の中で感電すると、衝撃で気を失って体が動かなくなってしまいます。

水の上にいなくても、濡れた砂浜でも落雷の被害にあうこともあります。

「雷が鳴ったら海から上がって避難する」。

これが一番重要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd99c5b2adde2b2311bb878c087902d5abca6a3

 

(ブログ者コメント)

海での落雷トラブルについては、本ブログでも下記などの情報を紹介している。

202096日掲載
2020829日報道 サーフィンや海水浴中に落雷に遭った事例3件 ; 直撃事例以外、周囲の人も海中通電で感電したり、濡れた砂を伝って30m離れた砂地にいた人が感電した事例もある
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10973/
 

201682日掲載
2016724日 沖縄県糸満市の海水浴場で落雷注意報発令による避難アナウンス中、広場を歩いていた?男性が雷の直撃を受けて意識不明の重体、他3人が軽傷 (第1報)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6138/
 

2014624日掲載
2014616日 青森県深浦町の沖合で操業中の漁船に落雷があり、救命胴衣着用の漁師がはずみで船から転落、船に引き上げられたが感電していて死亡 (修正1)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4022/
 

 

 

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2022551131分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事が水温と予想生存時間の一覧表付きでネット配信されていた。

海難事故では、海中につかっていた時間が長いほど生存確率が下がり、特に冷たい海水では死亡率が極端に高まる。

小型船舶安全規則は、船に備える救命設備について、海水温の違いは全く考慮しておらず、地域ごとの水温や気象状況を踏まえた見直しを求める声もある。

札幌管区気象台によると、カズワンの沈没事故が起きた423日の現場周辺の海水温は23度。

船には救命胴衣と救命浮器が備えられていたとみられるが、乗客乗員の体温は海中で急速に低下したとみられる。  

海技振興センター(東京)の資料によると、水温が05度の場合は1530分で意識不明となり、予想生存時間は3090分とされる。

これに対し、水温が1520度だった場合は意識不明までの時間は27時間、予想生存時間も240時間と大幅に延びる。

関西大の安部誠治教授(交通政策論)は、「法令通りの救命用具を積んでいても、海水温の低い時期には不十分であることが今回明らかになった。小型船に救命艇を装備するのは大変なため、別の対策が必要だ」と指摘。国土交通省関係者は「海水温という概念が加味されていないのは事実で、いろいろ検討する必要がある」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5121aac97b94fbf13e3fa0ccd1cae57ab8ec784

 

55199分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、水温以外に突然の大波にも警戒が必要だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大型連休中、新潟県内ではボート事故が相次いでいます。

4日には村上市で釣りをしていた男性が死亡しました。

なぜいま事故が増えているのか・・・海のレジャーの危険性について専門家に話を聞きました。

話を聞いたのは水の事故に詳しい水難学会の会長で長岡技術科学大学大学院の斎藤秀俊教授です。

この時期の海の危険性について次のように指摘します。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「1時間~2時間の間、海水に浸かったまんま救助が来ないと命を失いかねない、そういう危険な状態の海に投げ出されてしまった。かなりの確率で命を落とす、そういう危険性が今の新潟沖にはある」

指摘するポイント1つめは「水温」です。

4日に村上市の笹川流れで発生した事故。
埼玉県から釣りに訪れていた男性2人がゴムボートに乗り沖に流されました。

2人は海に入りボートを押すなどして岸に向かおうとしましたが、途中で1人が意識を失い、その後、死亡が確認されました。

当時の水温は13度ほどだったといいます。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「水温13度というと、そうそう生存可能時間が高くない。持って2時間ぐらいですので。17度以下だと落ちた時に救助が待てない可能性があるんですね。今の時期は“救命胴衣は意味をなさない”と思って結構です」

さらに、「波」についても警戒が必要だといいます。

これは斎藤さんが撮影したクルーザーヨットで航行する様子。

一見穏やかに見える海も、ときおり1メートルほどの波が押し寄せ、乗っている人からは動揺する声が・・・。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「ゴムボートだと、この波くらったらひとたまりもなく転覆してしまいますね。ゴムボートとかミニボートは波がほとんどない穏やかな、本当に鏡のような水面を航行するような装備ですから。この時期の航行は自殺行為と言ってもいいぐらいだと思います」

県内の海では、これから夏に向かって南風が吹くため、沖に流されるケースが多くなるといい、装備の乏しいボートを乗る際には慎重な判断をしてほしいと訴えます。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「海水温が少なくとも17度よりも高くなる時期、6月~9月まで待ってミニボート、ゴムボートを出す。それぐらいの慎重さが必要。北海道でああいう悲しい事故があって、海水温が低いから14人が亡くなった。そういうニュースにもっと敏感になってほしい」

斎藤さんは、海に出る時には防水の携帯電話を常に持参し、転覆したらすぐに118番通報をかけることも大事だと話しています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/bc1966e534c65afd89f759d1ba7ba4f435d0c083 

 

55167分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、新潟県では4日の村上市に続き5日にも新潟市でボート転覆事故があったが、この時は通りかかった船に救助されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前、新潟市西区の沖合で海釣りの男性2人が乗ったミニボートが転覆する事故がありました。

2人は救助され、ケガはありませんでした。

新潟海上保安部によりますと男性2人は30代の兄弟で、5日午前6時頃、新潟市西区の新川漁港からミニボートで出港しました。

2人は300メートルほどの沖合で釣りを始めましたが、午前6時半ごろボートに打ち付ける波の影響で船内が浸水してきたといいます。

水をかき出そうと立ち上がったところバランスを崩してボートが転覆したということです。

2人は救命胴衣を着用していて、近くを通りかかったプレジャーボートに救助されました。
ケガはありませんでした。

〈近くにいた釣り人〉:
「湾内は穏やかですよね。穏やかに見えても、外海っていうのはやっぱり違いますからね」

新潟海上保安部は、ミニボートは波や風の影響を受けやすく全国的に事故が増えているとして注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a072462d9f8585f0af70c75ef42eae7a05c6d770

 

 

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2022561857分に信越放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

砂を勢いよく巻き上げるこの現象、「つむじ風」。
これまで、長野県内でもたびたび発生しています。

竜巻よりも規模が小さいのが「つむじ風」ですが、竜巻とちがうのは、前ぶれがなく突然発生すると言われています。

須坂市で5日、公園の池のボートが転覆する事故がありました。

幸い、けが人はいませんでしたが、この「つむじ風」が起きた可能性があるということです。

現場を取材しました。

(記者レポート):
「あちらの船着き場の上にあるボートが転覆したということです、きのうは連休中ということもあり、こちらの池では大勢の家族連れなどがボート遊びを楽しんでいました」

須坂市の臥竜公園。

池のボートが転覆したのは、5日午後2時半ごろでした。

公園内で店を開いている男性が、転覆直後の写真を撮っていました。

(小泉さん):
「強い風が吹いて、竜巻みたいなのが起きて、それでボートがパタっと…」

ボートは頭の部分から浮き上がり、180度転覆。
塩尻市から訪れた34歳の男性と妻、それに幼児2人が乗っていましたが、近くのボートや係員に助けられ、けがはありませんでした。

当時、周辺は晴れていましたが、目撃者によると、強い「つむじ風」が起きたとみられています。

きっかけとなるような気象条件はあったのでしょうか?

(坂下・気象予報士):
「つむじ風は、地面が強い日差しなどで温められることで上昇気流が発生して、そこに風が加わって渦を巻くことで発生します」

現場を取材すると、事故がおきる前、かなり強い風が吹いていたことが分かりました。

(店の人):
「東京にいた時の、伊勢湾台風よりすごかった」「20分くらい吹いていた」

地表の上昇気流と、水平方向の強い風が条件となるつむじ風。

当時、北から南西方向に風が吹いていました。

一方、池の南東側では、ほとんど風は吹いておらず、つむじ風は局所的に発生したと見られます。

(坂下・気象予報士):
「つむじ風は前触れがほとんどないので、起きた際には渦から離れたりだとか、まわりにテントなど飛ばされやすいものがあったらそこから離れたりすることが必要かなと思われます」

公園の管理事務所では、ボートの利用を当面中止し、今後の対策を検討しています。

(臥竜公園管理事務所・中澤所長):
「子どものライフジャケットはあるけれど、大人のライフジャケットはないので、購入したい」

気温が高くなるこれからの時期、もしもの時の備えも必要になりそうです。









https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbc/39635?display=1 

 

5111642分にYAHOOニュース(長野朝日放送)からは、ボート内に取り残された子供を父親がくぐって救出したが、ライフジャケットを着用していたら助けられたかどうか?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日の午後2時半ごろ、須坂市臥竜公園の竜ケ池で足漕ぎボートが転覆。
1
歳と3歳の子どもを含む家族4人が池に落ちました。
つむじ風とみられる突風が原因でした。

臥竜公園管理事務所 中沢所長:
「天気自体は晴天で、風も吹いていない状況だった」

管理事務所によると、ボートの先端が浮き上がり、縦回転するように転覆。

足漕ぎボートが風で転覆する事故は、全国でも記録がないそうです。

臥竜公園管理事務所 中沢所長:
「ボートのメーカーも、横転(転覆)することは構造上、考えづらいということで」

これは、事故が起きた時間帯に臥竜公園で撮影された映像です。
激しく揺れる木や舞い上がる砂埃。
撮影した人によると、台風並みの強さで、わずか23分の出来事だったと言います。

幸い、4人は他のボートに乗っていた人や管理事務所の職員に助けられ、けがはありませんでした。

須坂市 三木正夫市長:
「周りの人が自分事のように助けてくれたことがありがたかった」

市は現在、ボートの営業を中止しています。

今後は子ども用のライフジャケットに加えて大人用も用意する予定です。

須坂市 三木正夫市長:
「子どもがボート内に取り残されたところ、父親がくぐって子どもを出した。ライフジャケットをつけていた場合、父親が助けられたかどうか難しい問題」

市は、ボートの利用に年齢制限をつけることなども検討しています。

これまではなかった安全マニュアルを新たに策定するなどして、6月上旬の営業再開を目指しています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/7db3fe8cb733ad356a0629ce785ea9820b708068

 

561212分にYAHOOニュース(テレビ信州)からは、パラソルが飛ぶほどのすごい風だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

風を目撃した人:
「パラソルは飛んで行って倒れちゃうし、お客さんがあんどんとかそういうの持ってくれていた。倒れちゃうからね。それはすごかった。」

ボートを運営する須坂市によりますと、竜ケ池での自然現象による転覆事故は初めてということです。

ボートの安全点検などを行うため、6日から当面、ボートの運営を休止するとしています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c58a75fb8266b493aaac116b6e91f9986f3f3ed1 

 

5111740分に日テレNEWS24からは、市は3歳未満の乗船を断る方向で検討しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け11日、須坂市は今後、3歳未満の乗船を断る方向で検討していることを明らかにしました。

須坂市 三木正夫市長:
「ボートの評判が足こぎを含めていいもので、安全対策をしながら再開をしていきたい」

市は、ボートの営業を休止にし、安全対策の検討を行ってきました。

しかし転覆の原因が突風と、前兆のない自然現象であることから未然防止は難しいとして、安全確保のため3歳未満の子どものボートの乗船を断る方向で検討しています。

須坂市は安全運航マニュアルを策定し、救命胴衣を増やすなどの対策した上で、6月4日の再開を目指すということです。

https://news.ntv.co.jp/nnn/116jhneiksb9fpgihgg

 

 

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202254210分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

溶接の授業で先生が語った"怖い話"SNS上で大きな注目を集めている。

"怖い話"というのは、職業訓練校に通う学生のぶらこんちゃんさん(@burakon)が投稿した

「溶接の授業で足組みながら話聞いてたら先生が『足組むんじゃない』って叱るから、礼儀とか厳しいのかなーって思ったんですよ。

そしたら『足組んだりポケットに手を入れたりするな。もしボンベがガス漏れして一酸化炭素中毒や酸欠になったらそういう奴から逃げ遅れる』って、ほんとにあった怖い話はじめた」 というもの。

たしかに工業の現場は危険と隣り合わせ。

ちょっとした油断や隙が命取りになりかねないことを、ぶらこんちゃんの先生は端的に伝えたかったのだろう。

ぶらこんちゃんの投稿に対し、SNSユーザー達からは、

「理科室や実験室の椅子に背もたれがないことが多い理由もそれですね」

「実際、、作業着とか白衣とか防具はちゃんと着ないと失明とか全然あり得るから、まーーじでちゃんとやった方いい。試薬に関する説明書とかもちゃんと読まないと、うっかり金属の匙で試薬測ろうとしたら、そのまま体の全てが吹っ飛ぶとかあるから、全部ちゃんと読むこと…マジで死にます」

「親戚の方が溶接で爆ぜた玉が靴の中に入る事が有ると言ってました。どうやってあんな狭い所へ入るんだと思ってましたが。実際に見せてもらった時、足の甲にかなり小さな火傷が有るのには驚きでした。」

「先生がいるから安全、安全装置があるから、そんなちょっとした油断でも命取りになるのが工業ですしね 俺は旋盤のチャックがしっかり閉めれてなくて材料が凄まじい勢いで飛び、支柱を砕いたって事故とか聞いたことあります」

など数々の共感の声や体験談が寄せられている。

ぶらこんちゃんさんにお話をうかがってみた。

.先生からお話を聞いた際のご感想をお聞かせください。

ぶらこんちゃん:
サーッと血の気が引いて、すぐに足を組んでいたのを直しました。
また、換気がされてるか、今一度確認しました。

.溶接作業の現場では,実際に先生のおっしゃるようなリスクが多いのでしょうか?

ぶらこんちゃん:
アーク溶接特別教育講習を受けたのですが、そのカリキュラムの中で実際にあった事故事例を学ぶ時間があります。
多く発生する事故の種類は2つで、電気による事故と窒息による事故です。
電気を使って溶接してることすら知らない人もいると思います。
わたしも講習を受けるまで知りませんでした。
また二酸化炭素ガスなどを使う場合があり、窒息の危険があります。
安全に行えば問題ないのですが、何がどういった構造でどのような事故になり得るか危険予知(専門用語でKYと略される)を意識することが重要です。

.これまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。

ぶらこんちゃん:
リプレイ欄で溶接や製造業の方の実際あった怖い話がたくさん聞けて学び深かったです。

 ◇ ◇

工業系の職場にお勤めの方は、事故やその予防にはくれぐれもご配慮いただきたい。

なお、今回の話題を提供してくれたぶらこんちゃんさんは、昨年話題になった「レントゲンマスク」など、さまざまな個性派商品を製作。

618日、19日には石川県金沢市の金沢駅地下広場で開催されるものづくりイベント「NT金沢2022」に出展予定なので、ご興味のある方は、ぜひチェックしていただきたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/17a63362477e304e278a4db9376e54e7b37d55ef

 

 

 

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2022541850分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

安来市で4日午前、山林火災が発生し、30代の男性が顔や腕などに火傷を負いました。

山林火災があったのは安来市広瀬町で、4日午前10時5分頃に発生し、920平方メートルを焼いて午後3時前に消し止められました。

この火事で、30代の男性が顔や腕に火傷をしました。

現場では当時、この男性を含め約20人がおもちゃの銃を撃ち合うサバイバルゲームをしていて、演出の一つで使っていた発煙筒が倒れ、その火が山林に燃え移ったとみられています。

警察が当事者から事情を聞き調べています。
山陰地方は晴れの天気が続いていて、鳥取県には乾燥注意報が発表されている。



https://www.fnn.jp/articles/-/356027

 

5584分にYAHOOニュース(山陰中央新報)からは、現場はサバゲー専用の山林ではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午前10時10分ごろ、島根県安来市広瀬町東比田の山林で、イベントでたいていた火が落ち葉に燃え移ったと30代男性=鳥取県境港市=から119番があった。

山林920平方メートルを焼いた。

男性は消火に当たろうとした際に軽傷を負った。  

島根県警安来署によると、男性を含む20人程度がエアガンを撃ち合って遊ぶ「サバイバルゲーム」をしており、演出の一つとして立てていた発煙筒が倒れ、付近の草に燃え移ったという。  

現場はサバイバルゲーム専用の山林ではなく、同署は土地の所有者や詳しい状況を調べる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f031ce837fdc5eec7c3dd5268219db64be4ae56b

 

541843分にNHK島根からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午前10時ごろ、安来市広瀬町東比田の山林から火が出ていると、近くでサバイバルゲームをしていた人から通報がありました。

消防車や島根県の防災ヘリコプターなどが消火にあたり、火はおよそ5時間後に消し止められましたが、ゲームに参加していた鳥取県境港市の30代の男性が顔や腕にやけどを負って病院に運ばれたほか、現場付近の山林およそ920平方メートルが焼けました。

現場は安来市の中心部から南に30キロ近く離れた山林で、警察が当時の状況などを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220504/4030012374.html

 

 

 

 

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202253日付でテレビ静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後、静岡県島田市の川に遊びに来ていた小学2年生の女の子が溺れ、消防に救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

鈴木記者(中継):
「川沿いには多くの家族連れがキャンプに訪れテントをはっています。事故があったのは後ろに見える川ですが、事故があった午後2時頃、今よりもっと川の流れが速く、手前のブロックも見えないほど水かさが高かったということです。

警察と消防によりますと、3日午後2時頃、島田市川根町の家山川で「女の子が川で遊んでいたところ、行方が分からなくなってしまった」と119番通報がありました。

行方が分からなくなったのは菊川市西方の小学2年生・彩陽奈ちゃん(7)で、通報から約30分後に川の中で見つかり、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。

彩陽奈ちゃんは家族6人で川に訪れ、当時は祖母や兄弟と川遊びをしていたということです。

目撃した人:
「魚をとる網を取りに行こうとしていて、その小さい子も吸い込まれちゃったみたいな感じで、ブロックの下に埋まっちゃったみたいな感じです。腰より上で大人が行くのにもバランスが崩れるような早い流れだったので、みんな助けに行ったんですけど、みんなじゃどうにもならなかったので、救助を呼びました」

鈴木記者(中継):
「当時、川の水深は大人の腰の高さほどで、警察は何らかの原因で溺れたとみて、詳しく調べています。」

https://www.sut-tv.com/news/indiv/15937/

 

542027分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、川の中にあるブロックは中が空洞になっていることがあり、大人でも吸い込まれる危険があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県島田市で3日発生した7歳の女の子が死亡する水難事故。

現場の状況や事故を防ぐ対策を取材しました。

 

【捜索手伝った人「深くて足が届かなかった」】

伊地アナウンサー(4日午前11時ごろ):
「どなたかが置いたのでしょうか、現場には花がたむけられています。
水難事故のあった家山川です。
ここは大井川の支流なんですが、奥が上流、手前が下流、すぐに大井川との合流地点があります。
そして大井川鉄道の鉄橋があり、その下、川幅50mほど段差があって滝のようになっているんですね。
そして、水が流れ下ったあの辺りで溺れた女の子が見つかったということです」  

3日午後2時ごろ、島田市の家山川で発生した水難事故。

家族で菊川市から遊びに来ていた菊川市の小学2年生の7歳の女児が溺れ、死亡しました。

女の子が見つかったのは、遊んでいた場所から56メートルほど離れた場所で、川に沈んだ状態で見つかったということです。

現場で捜索を手伝ったという男性は、当時の状況について…。

捜索を手伝った男性:
「上(川の外)からは見えないんですけど、足で探っていくと穴みたいなものが開いていて、自分も川に入って、奥まで足とか入れて探したけど、なんせ深いもんで全然足が届かなくて、消防が来て、いろいろ木の棒などの長い棒でやっと届いて、消防が引っ張り出した」

 

【前日までの雨で水位が上がっていた】

島田土木事務所によると、前日までの雨の影響などで3日の水位は4日と比べ10センチほど高かったといいます。

10センチ水位が上がれば、見た目は穏やかでも、コンクリートブロックや岩などを目視で確認できず、危険性が増すということです。

島田土木事務所 海野次長:
(ブロックの)場所によっては、急流になったり窪みがあったりする箇所がある可能性がある。
小さなお子さんから目を離さないようにということ、それからブロック周囲には近付かないようにというような危険を知らせる注意看板を設置したところ」

 

【ブロック周辺に潜む危険は…】

静岡市にある「うしづま水辺の楽校」という場所で、子どもたちに正しい水遊びの方法を教えている河津さん。

今回の事故はなぜ起きてしまったのか…。

静岡市の安倍川で、水遊びのプロに聞きました。

Q.現場の特徴はどんな風に感じましたか?

うしづま水辺の楽校世話人会 河津顧問:
「やっぱり橋とか人間が利用するために橋とか作るわけですね。
その橋の根本をしっかり固めるために、もっと洗掘されちゃうと橋が流されるもんだから、そういう時にブロックを入れて土砂の流出を防いでいる。
そこに大雨なんかで穴があいたり、吸いこみができたり、そういう危険があるんですね」

伊地アナ:
「まさに今、この安倍川でコンクリートブロックが置かれているところに来たんですけれども、こうやって見てみますと、コンクリートブロックのだいぶ手前の辺りは底が見えるんですね。
今、大人の方が歩いてますけど、とても浅いわけです。
ただ、この流れがコンクリートブロックの前の方にくると、だんだん川底が見えなくなって、この辺り、もうちょっと白っぽく見えますから深いのか、そして波立って、ところどころ流れが反対こっち側に行ったりというのがありますが、これ、どういう状態になってる?」

河津さん:
「ブロックの中が空洞になったりして、こういうところに流れ込むと、吸い込まれて中に入っちゃうことあるんですよ」

Q.ブロックの中に人が入っちゃう?
A
.「そうそう。だからそういうのが怖いですね。やっぱりこれで1メートル230cmはあるじゃないかな」

川にあるコンクリートブロックは、中が空洞になっているところがあり、大人でもはまってしまう可能性も…。

また、ブロック周辺の水の流れは不規則で、深いところも多いということです。

河津さん:
「下流に行くたびに浅瀬になってきますね。
こっちは下流へ行くたびに深くなりますね。
もし下流で流されても浅いところに出てきますから」

Q.川遊びをしている時にブロックなどの人工物を見つけたときは、とにかくそこは避けないといけない?

A.「そうですね。それが一番賢明ですね。やっぱり下流に何があるかっていうのを見た方がいいね、流された時に。浅瀬を見つけて遊ぶならね、下流に深みがあると怖いですね」











https://news.yahoo.co.jp/articles/a2905b920af7e6af6f2584b07a26d11e50a2c777

 

(2022年5月23日 修正1 ;追記)

2022522740分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、魚取り中だった、魚道にできた穴から落ちて中に潜り込んでしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

島田市川根町の家山川で5月上旬、小学生の女児が溺れて亡くなる痛ましい事故が発生した。

現場は急な深みや複雑な流れが潜む人工構造物の近くで、女児は構造物の空洞部分に吸い込まれたとみられている。

川の深さを地上から判断するのは難しく、流れの強い場所も判別しづらいとして、専門家は警鐘を鳴らす。

事故は3日午後に発生。
女児は魚取りの最中だった。

現場は段差があって流れが強く、川底の浸食を防いで橋脚を保護する「根固めブロック」が川を横断するように積まれていた。

河川中央部のブロック上には魚が遡上(そじょう)できるよう魚道が設けられ、河川管理者などによると、女児は経年劣化などが原因で魚道に生じた穴から落ち、中に潜り込んでしまったとみられる。

根固めブロックには空洞部分があり、5年前の設置時に空洞を土砂で埋めたが、水流で流され、隙間が出来ていた可能性が高いという。

水難事故を研究、調査する河川財団(東京都)は、危険な状況を引き起こす人工構造物に、▽根固めブロックなどの護床工▽橋脚▽取水口―などを挙げる。

いずれも局所的な浸食で深みができ、複雑な流れが発生しやすい場所という。

隙間に足が挟まれたり、強い流れに引き込まれたりする危険性がある。

今回の事故現場周辺には、このうち、根固めブロックと橋脚の二つが設置されていた。

事故当日は数日前の降雨で水位は通常より高かった。

現場周辺で雨が降っていなくても、上流部で降雨があったり、ダムの放流などで水位が増したりする場合がある。

インターネットで提供される地域の雨量や河川の水位情報など、現地に行く前に川の状況を調べ、活動中も気象状況を確認する必要がある。

ライフジャケットの着用でも危険を軽減できる。

頭部が水面より上に浮かぶため、流れの緩やかな場所が見つけやすい。

同財団主任研究員の菅原さん(43)は、「呼吸ができなければ、約1分で致命的な状況になる。たとえ周りが着けていなくても、着用する勇気を持ってほしい」と強調する。

同財団によると、200320年の子ども(中学生以下)の水難死亡事故は、約6割が「川」と「湖」で発生している。

川は海より体が浮きにくく、川の形状や川底の地形、流量で流れが複雑に変化しやすい。

川遊びを安全に楽しむためにも、水辺に潜む危険を家族や友人間で共有し、事前の準備を入念に行うことが大切だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7af98e2a24fa3819d5c93073767c789ba136fba6

 

 

 

  

 

 

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2022531740分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日昼過ぎ、奈良県十津川村のトンネルでバイク2台が相次いで転倒し、1人が死亡しました。

トンネル内で何が起きたのでしょうか。

田上記者:
「事故はこちらのトンネルの中で起きました。今日は事故の影響で照明が消えていますが、普段は一直線で見通しのいいトンネルです」  

事故があったのは、奈良県十津川村にある国道168号線のトンネルです。  

2日午後1時ごろ、バイクでツーリングをしていた男性2人が相次いで転倒し、そのうち先頭を走っていた馬場さん(53)が病院に運ばれましたが、死亡しました。  

GW中に起きた事故。
見通しのいいトンネルでなにが起きたのでしょうか。  

これは、事故から約3時間後のトンネル内の様子です。

天井から複数のロープ状のものが垂れ下がっているのが確認できます。  

警察によりますと、これはトンネル内の照明の電線で、壁から天井に沿うように固定されていましたが、何らかの理由で結束バンドが外れたとみられています。  

死亡した馬場さんは、この電線に接触して転倒した可能性があるということです。  

事故の直後に通りかかった男性:
「怖いしかなかったです。ケーブル自体も大きかったので、車がぶつかったとしてもガラスとか車体にダメージが来るようなケーブルだったので、自分のことと思うとぞっとした」  

トンネルを管理する奈良県によりますと、現場では天井を補修する工事を行っていて、予備の照明を設置するための電線が取り付けられていました。  

県の職員が事故の約1時間前に通りかかった際には、異常は見られなかったといいます。  

電線が天井から外れた理由はまだ分かっておらず、警察が事故の経緯を調べています。








https://news.yahoo.co.jp/articles/11360a812ef724082c711bee08f2d4949542c298

 

5497分に朝日新聞からは、工事のため天井から下ろしていたケーブル6本が垂れ下がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後045分ごろ、奈良県十津川村川津のトンネル内で、バイク2台が垂れ下がったケーブルに引っかかって転倒した。

バイクを運転していた大阪市の男性会社員(53)が心肺停止の状態で病院に搬送され、外傷性ショックで死亡した。

別の1台を運転していた平群町の男性会社員(31)は軽傷だった。

五條署によると、事故当時、亡くなった男性は単独で走行。
その後ろに2台のバイクが連なる格好で、国道168号を十津川村から五條市へ向かって走っていた。

道路の左寄りを走っていた男性のバイクがケーブルに引っかかり転倒。
2
番目のバイクは中央寄りを走っていて対向車線側に避けたが、左寄りを走っていた3番目は転倒した。

ケーブルは直径1センチの照明用で6本あった。

通常はすべてトンネルの天井にはわせているが、当時、工事のため天井から下ろして壁にはわせていた。

署は何らかの原因でケーブルが垂れ下がったと見て、詳しく調べている。

https://www.asahi.com/articles/ASQ542QJNQ52POMB00X.html

 

54日付で毎日新聞奈良版からは、壁面に沿って下ろしていた電線を壁に固定していた結束バンドが切れたと読める、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トンネルは天井の補修工事中で、壁面に沿って照明用の電線が降ろされていた。

電線を壁に固定していた結束バンドが何らかの原因で切れ、事故当時、電線が垂れ下がっていたとみられる。

https://mainichi.jp/articles/20220504/ddl/k29/040/186000c

 

531910分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、トンネル内は見えづらいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によると、トンネルでは天井の補修工事が行われていて、天井や側面の壁に沿って電線が固定されていました。

しかし、電線をまとめていた結束バンドが切れていて、電線が垂れ下がっていたということです。

【現場にいた人】
「仮設部分から壊れて落下している(電線)4本ぐらい。危ないですよね。明るいトンネルじゃないので、スピードを普通に出していても見えづらい」

https://www.fnn.jp/articles/-/355578 

 

(2022年5月23日 修正1 ;追記)

2022522120分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、このトンネルは交通量が少なく、事故原因究明のための情報が少ないため、五条署は目撃情報の提供を呼び掛けているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【事故発生当日正午頃、トンネル内は?】

奈良県内の国道168号線「助人トンネル」で202252日に発生したバイク転倒死亡事故の捜査が続いています。

交通量が限られているため発生事故当時の情報が少なく、奈良県警五條署はドライブレコーダー映像など情報の提供を求めています。

【画像】事故発生現場、奈良県「助人トンネル」の様子を見る(8枚)

この転倒事故が注目されたのは、本来天井からつり下がっているはずのない電源ケーブルが、天井から中吊りの状態だったからです。

救急への第一報は「トンネル内にケーブルが垂れ下がっていた模様。バイクが接触して転倒した。男性ライダー1人の意識がない」ということから、残されたケーブルが何らかの事故原因になっている可能性が指摘されました。

国道168号線の「助人トンネル」(奈良県十津川村川津)は補修工事中でしたが、大型連休で工事は中断していました。

ケーブルは本来、トンネル内で側壁に沿って固定されているはずでした。

通常は天井に取り付けられた照明に沿って、天井部分に電源ケーブルが配線されていました。

事故当時はアーチ型の側壁に照明が仮設されていたため、その電源供給のためにケーブルも天井から側壁へと取り回されていました。

考えられるケースは2つです。

・転倒したバイクが電源ケーブルを引きちぎるように衝突し、事故後に垂れ下がった

・何らかの原因でケーブルが垂れ下がったトンネルをバイクが通過して転倒した

さらに、事故発生前にケーブルが垂れ下がっていたとすると、その原因は何だったのか。

これも2つのケースが考えられます。

・施工不良

・事故当事者以外の車両や人が、固定したケーブルを外した

こうした事故原因の特定と平行して、過失か故意かが明確になっていきます。

 

【募る!! 目撃情報を五條署へ】

この捜査に立ちはだかるのが、事故現場の環境です。

国道168号線が貫く十津川村は奈良県南端に位置し、県の面積の約5分の1を占める、ほとんどが山林です。

交通量は通常はわずかで、大型連休中に増える通行も、ほとんどが地元以外からの観光目的の通過車両です。

捜査を担当する五條署は、こう話します。

「通過車両の抽出を急ぎ、事故直前直後の目撃情報を集めている段階。通過車両も広く県外に及ぶ中で、ドライブレコーダーの映像など手がかりを捜している。事故現場は生活道路と言っても人の往来はほとんどなく、目撃者を見つけるのも簡単ではない」

現場の状況から事故の概況は推測されても、事故現場に残された垂れ下がったケーブルがどう関係するのか、決め手がなければ結論にはたどり着きません。

警察による捜査は長引きそうな様子です。

事故発生は2022521245分頃。

五條署は、この事故に関する映像や目撃情報の提供を求めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb42057b4b606b94d579756dcf70330b46c7509c 

 

(ブログ者コメント)

一般ニュースは見なくても、バイク専門誌には目を通すライダーがいるはずだ・・・ということで、このニュースが掲載されたのかもしれない。

もしそうなら、これは事故原因究明の妙手になるかも・・・と感じたので紹介することにした。

 

(2023年2月3日 修正2 ;追記)

202322170分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、トンネル内でのすれ違い時に路肩に寄った大型車がケーブルをひっかけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【衝突と言うより、バイクを絡めとったような事故】

202252日正午過ぎ、奈良県内を走る国道168号の工事中のトンネル内でバイクが転倒、ライダーの死傷事故が発生しました。

発生直後に撮影された写真には、何本ものケーブルが網のようにバイクを絡めとっていた様子が伺えます。

捜査は進展のないまま10カ月目を迎えました。

写真は国道168号、奈良県十津川村川津の「助人トンネル」(すけっとトンネル)で発生したバイク転倒死亡事故の発生直後の写真です。

 【画像】バイク死亡事故発生現場「助人トンネル」の状況を見る(6枚)

 

この事故で普通自動二輪を運転していた53歳男性が死亡、大型自動二輪を運転していた31歳会社員が頸部打撲の軽傷。
死亡した男性は、ほぼ即死でした。

改めて事故現場の写真を見ると、垂れ下がった1本のケーブルにバイクが衝突したと言うより、何本ものケーブルがクモの巣のようにライダーを絡めとって、バイクを引き倒したことが分かります。

トンネル内は明確な中央線はありませんが、ケーブルは進行方向の左側をほぼ塞ぐような形で広がっています。

死亡したライダーは障害物に気が付く間もなく衝突し、軽傷の男性は、前を走るバイクの不穏な動きを見たことで、大きなダメージを免れることができたようです。

軽傷の男性と一緒にツーリングをした後続の男性は、道路右側、反対車線に避けることで転倒を免れました。

 

【直接原因の車両は特定】

電源ケーブルの固定が外れて、死傷事故に。

通常では考えられない事故に、警察の捜査は事故発生から10カ月目を迎える今も継続中です。

「助人トンネル」を通行した路線バスなどの記録から、ケーブルが垂れ下がった直接原因は、トンネル内のすれ違いで路肩に寄った大型車が、天井から地面に向かって垂直に敷設された電源ケーブルをひっかけたことだと、ほぼ特定されています。

しかし、原因究明を難しくしているのは、事故が約1年の工期で進められていたトンネル補修工事中に発生したことです。

工事期間中はトンネル坑口に向かって、地上からの1.2mほどの高さで誘導灯が設置され、天井照明は消えていました。

トンネル工事のために天井照明を壁面誘導灯に変えたことで、電源ケーブルは、最も高さがある天井から壁面へと移設されていたのです。

「助人トンネル」は1959年(昭和34年)に完成した古いトンネルで、大型車がすれ違う十分な余裕がありません。

路肩からほぼ垂直に側壁が立ち上がり、車体が接触する可能性もあります。

なぜ、車両と接触するような場所に電源ケーブルが敷設されていたのか。

直接原因の背後には、道路管理に対する疑問が残ります。

トンネルは国道ですが、奈良県が管理します。

事故当時から奈良県は、警察の捜査終結後に、道路管理のあり方を報告するとして、工事と事故の因果関係の究明を先送りしてきましたが、荒井正吾知事は20221212日の会見で、これを変更しました。

「年が明けて、できるだけ早い間にもその事故の教訓をどう捉えたかというような報告を、その捜査と別にやればいいかと思います」

しかし、道路保全課がまとめた中間報告は内部に留まり、知事の目指す1月中の公表はありませんでした。

明確な再発防止策が示されないまま、時間だけが過ぎていきます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50921551dcf361ef0d9290aaf26109e7fe6e980f

 

(2023年2月16日 修正3 ;追記)

2023215110分にYAHOOニュース(奈良テレビ)からは、中間報告が発表された、ケーブルは7カ所で固定されていたが5カ所で切れていた、うち1箇所は現在必要とされる高さ4.5m以上の空間がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県が事故の調査報告書の中間報告を発表しました。

それによりますと、垂れ下がったのは照明用のケーブルで、トンネルの補修工事のため、本来の天井ではなく、一部を壁面に仮設していました。

ケーブルは6本が束になっており、天井から壁面まで7カ所で固定されていましたが、5カ所でボルトとケーブルを束ねたバンドが切れていたといいます。

県は「施工に問題はなく、バンドが自然に何カ所も外れることは考えにくい」とし、「トラックがぶつかるなど相当な外部の力が加わった可能性が推定される」としています。

また、助人トンネルは1959年の建設と古く、ケーブルが固定された7カ所のうち1カ所で、現在の建築では必要な高さ45m以上の空間がなかったことも分かりました。

県は、必要な空間を確保できないトンネルでは、補修に伴う付属物を設置しないことや、施工中も工事前と同じ明るさを確保するなどの対応方針を決め、安全性を確保したいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e21e148385f2b130a22d811fc742e583c692312

 

 (2023年3月24日 修正4 ;追記)

202332370分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、対向車とのすれ違い時に壁に寄り過ぎたトラックがケーブルに接触して垂れ下がった、そのケーブルに後続の乗用車が接触した際にケーブルが跳ね上がり、バイクに当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

奈良県県警は、事故の直接原因とされるダンプカーのアルバイト運転手の男(56)を過失運転致死傷の容疑で奈良県地方検察庁に書類送致しました。

奈良県警五條署の捜査によると、56歳の男は事故当日1245分頃、10トントラックを運転して「助人トンネル」を北西方向(奈良市側)に通過。

対向車とのすれ違いで、荷台の左側上部をトンネル内壁直前まで接近させ、トンネル内工事のために移設した電源ケーブルに接触。

この時、垂れ下がったケーブルが、その2分後に現場を通過したバイク事故を招き、「電気ケーブルなどの架設状況を確認しないまま、自車をトンネル左側内壁直前まで接近させた過失」容疑です。

また、垂れ下がったケーブルに最初に接触した乗用車を運転した和歌山県新宮市の無職の男(65)を、物損事故を申告しなかった当て逃げの容疑で、同じく書類送致しました。

乗用車は、トラックが通過した2分後の同日1247分頃、「助人トンネル」を通過しました。

男は垂れ下がったケーブルに気が付かず進行し、衝突の衝撃で跳ね上がったケーブルが、乗用車のすぐ後ろを走っていたバイクに当たった、とされます。

五條署は、垂れ下がった暗いトンネル内で衝突を回避することはできなかったものの、男が「何かが当たった認識はあった」と話しており、それでも自車の物損事故を届け出なかった不申告を違法としました。

バイク転倒との因果関係は問われていません。

乗用車は、被害にあった2台のバイクの直前を走っていました。

業務上過失致死容疑で奈良県にも捜査が及びましたが、県警は送致に至る過失は認定できなかったと結論付けました。

事故が起きた国道168号沿線では、国土強靭化のための道路、土木工事が続き、工事関係の大型車の往来がひんぱんにありました。

また、「助人トンネル」は道幅の狭い現在の基準に合わない「既存不適格」の構造物で、通常は道路トンネルにある側壁と車道を分ける歩道や管理道などの路側部分がありません。

事故当時はトンネル内壁の補強工事期間中で、大型連休のために作業は休止されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0650f1827af30160186914770224933f75b8d1 

 

 

 

 

  

  

 

  

 

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2022511910分にYAHOOニュース(Hint Pot)から、下記趣旨の記事が該当する花の写真付きでネット配信されていた。

昨今のアウトドアブームを受けて、メディアでは「食べられる野草」を紹介する記事が増えています。

食べられるものが意外と多いことに驚く一方、身近な植物に含まれている有毒な物質には注意が必要です。

茨城県の兼業農家として、少量多品種の米と野菜作りに取り組むこばやしさん。

植物や自然に囲まれながら2児を育てるこばやしさんに、春から梅雨時期にかけて気をつけている有毒植物6種類を教えていただきました。

また、実際に野草を食べて大変な目に遭った……というエッセイ漫画も併せてご紹介します。

◇ ◇ ◇

■身近な有毒植物は200種 誤食や誤飲に注意

初夏目前はタケノコや山菜がおいしい季節です。

我が家の裏山では木々が芽吹き、スズメバチの後ろ姿も見られるようになってきました。  

東京から茨城県にある配偶者の実家に移住して約6年。

兼業農家である実家は、庭や裏山に四季折々の花が多種多様に咲き並びます。

祖父母によると、それらはこの土地の先代が各々に庭に植えてきたもの。

つまり私は、その一つひとつの花の品種や植わっている経緯を知らずに住み始めたということです。

子どもや犬と散歩をすると、子どもは気になった花や葉っぱを何でも拾ったり、口にしてみたりします。

さらに、犬が道端に生えている葉っぱをむしゃむしゃ噛むことも。

そこで、それぞれの草花を改めて調べると、これもあれも実は有毒だったと目を丸くすることが多々あります。  

植物の中には、食用や薬用になるものがある一方、毒成分を持つものも多くあります。

日本には有毒植物が身近なものだけでも200種類ほど(※1)。

消費者庁によると、有毒植物による食中毒は毎年春、特に45月に多く発生するそうです。  

有毒植物を食用と勘違いして食してしまったり、花瓶に差していたところ子どもなどが誤ってその水を飲んでしまったりと、さまざまなケースがあります。

いずれも嘔吐や下痢などの中毒症状を発症する恐れがあるため、購入や採取した際は扱いに注意することが事故防止につながるそうです。

 

■春から梅雨にかけて注意すべき植物 代表格はスイセン

それでは、私が日頃から注意している6種をご紹介します。

万が一、有毒な草花を誤って食べたり、生けた花瓶の水を誤って飲んだりして具合が悪くなった時は、すぐに医師の診察を受けましょう。

誤って食中毒になった場合は、確認しやすくするために、できれば実物を持っていく、もしくは写真に残しておくと良いですよ。

【スイセン(ヒガンバナ科)】

特徴:全草が有毒。
園芸品として色や形の異なる多くの種類がある多年草。
野生化したものもある。  

食中毒の事例が絶えない代表例は、スイセンをニラと間違えて口にしてしまうことです。

他にも、葉の部分をノビル(※)やアサツキ、根の球根部分を玉ネギやノビルなどと間違える事例が挙げられます。  

スイセンとニラは、花が咲いていなければ見分けられないほど葉の形状が酷似しています。

その一方で、違いは葉を揉んだ際の匂い。

また、スイセンの葉はニラよりも厚めでしっかりとしている印象もあります。  

どちらも多年草のため、一度植えると毎年勝手に生え続けてくる性質も。

そのため我が家の場合は、どちらも義父母よりも前の先代が植えたものです。

(※)ノビル……ユリ科ネギ属で、葉が小ネギのようで根がぷっくり膨らんだもの。野草。

「よく見れば間違えるわけがない」……そう考えている人も少なくないでしょう。

しかし、実際にスイセンの葉を食べてしまったという体験談を読むと、本当に見分けがつきにくく、誰にでも起こり得る事故であることがよく分かります。  

そんな体験談を漫画に描いたのは、コミックエッセイ「結婚してから同じ布団で寝てません」(オーバーラップ刊)の著者、小池ぬーみんさん。

職業が猟師という配偶者さんと2匹の猫との田舎暮らしを漫画で綴り、人気を集めています。

小池さんはある時、配偶者さんの提案で野草料理に挑戦。

配偶者さんから説明を受けて庭に生えたノビルを収穫したところ、実はそれがスイセンでした。

スパゲティに加えて食べると味に違和感を覚えますが、山菜を口にしたのが初めてだったため間違いに気づかず。そのまましばらく食べてしまいます。

その後、2人とも嘔吐が止まらなくなり、病院に駆け込みました。  

この漫画からも分かるように、普段から自然と接している人でも、花が枯れたスイセンとノビルを見分けるのは難しいもの。

また、少量食べただけでもつらい症状に見舞われるのです。

 

■これから見頃を迎えるアジサイや仕込みが始まる青梅にも注意

次にご紹介する植物も、普段からよく見慣れているものばかりです。

中には花瓶の水を飲んでも中毒を起こすことがあるといわれるものも。

【スズラン(ユリ科)】

特徴:全草が有毒。
初夏に花咲く高山などに自生する多年草で、庭に園芸用に植えられていることもある。  

スズランを差した花瓶の水を飲んでも、中毒を起こすことがあるそうです。

背丈が低く、気軽に摘んで家に飾れる花の一つですが、子どもの手が届かない場所に置きましょう。

我が家でも徹底しています。

【アジサイ(アジサイ科)】

特徴:全株が有毒。
全国各地の公園・寺院・庭などに植えられている落葉低木。

6月から7月にかけて、ピンクや青、紫などの花を咲かせるアジサイ。

小さな花が集まって咲く花姿はとても可憐ですが、過去に刺身のツマのように料理に添えられたものを食べて、食中毒が発生した事例があるそうです。

万が一そのような場面に出くわしたら、口にすることを避けましょう。

【イチョウ(イチョウ科)】

特徴:全株(特に葉や種子)が有毒。
街路樹や公園樹として植わっている。  

我が家の庭にも植木鉢に植えたものがあり、春になって若葉がついてきました。

葉の形がかわいらしいので、子どもが口にしないように注意が必要です。  

また、秋に生る銀杏の実(種子)には経口中毒量があるそうです。

中毒リスクを低減するには、「年(歳)の数以上は食べない」という昔からの言い伝えを目安として覚えておくと良いでしょう。

【ウメ(バラ科)】

特徴:未熟果が有毒。
公園や民家の庭先などに観賞用や食用にも植わっていることが多い落葉高木。  

梅雨になると梅酒や梅干しなどの加工向けに、未熟果の青梅や完熟梅がスーパーマーケットなどにも出回ります。

この未熟果は有毒のため要注意です。

香りが良いので、子どもなどが拾ってかじってしまわないようにしましょう。

【レンゲツツジ(ツツジ科)】

特徴:全草が有毒。
高原などに自生する落葉低木。
園芸樹でもある。
春、葉が出た後、赤色や黄色などのロート状鐘形の花が咲く。  

子どもがツツジの花のミツを吸うことを知っている場合は要注意。

レンゲツツジは我が家の近くで見かけない品種ですが、区別がつかない場合は口にしないことが最善です。

 

■ヒガンバナは田んぼのモグラ除けに? 毒を利用した祖先たち

最後に、昔からその土地で生き続けている多年草であり、有毒な草花の代表格として注意したいヒガンバナについて。

ヒガンバナはその名の通り、秋のお彼岸の頃に花を咲かせます。

北海道や東北を除く日本全国の土手、道端や民家でもよく見かけますが、有毒なことはあまり知られていません。  

昔の人々がヒガンバナを植えた目的の一つは、田んぼの畔を崩すモグラ除けのためだったという説があるそうです。

確かに、原木シイタケを育てている我が家の裏山には、モグラが掘ったであろう穴がボコボコあり、これでは田んぼの水があらゆる箇所からだだ漏れになってしまうだろうと想像できます。  

そこにヒガンバナを植えた先代は、有毒性を知った上のことだったでしょう。

しかし、時を経て今、そうした特性や経緯を知らない私や子どもたちが手に取ることには、危険も潜んでいます。  

採取が許可されている野山から花や山菜を家に持ち帰り、飾ったり食べたりすることは、自然がくれる暮らしの小さな楽しみですよね。

だからこそ、害や危険性なども知った上で、生活に取り入れることが大切だと実感します。  

コロナ禍3年目の初夏。近場の公園はもちろん、森や山へ出かける人が今年も多いと思われます。

知らない草花を手に取る前に、一度立ち止まってスマートフォンや図鑑などで調べてみましょう。

自身の安全を守るとともに、自然の新しい一面に触れる手助けになると思います。

【参考】

1東京都福祉保健局「食品衛生の窓」間違えやすい有毒植物

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/dokusou/index.html
厚生労働省「自然族のリスクプロファイル」
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html
消費者庁「家庭菜園等における有毒植物による食中毒に御注意ください」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160413kouhyou_1.pdf
農林水産省「知らない野草、山菜は採らない、食べない!」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/natural_toxins.htm
【消費者向けパンフレット】有毒な植物と食べられる植物間違えないように気をつけて!(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部)
http://www.nihs.go.jp/dsi/section_s3/toxins/toxicplantsA4.pdf
「人もペットも気をつけたい 園芸有毒植物図鑑」土橋豊(淡交社)


https://news.yahoo.co.jp/articles/a60cc7097bab72c0905c2b0fc1de451b54b399b6

 

 

 

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2022521850分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

横浜市中区は1日、市中スポーツセンター(同市中区)の体育室で同日午後5時ごろ、天井パネル1枚が落下したと発表した。
けが人はなかった。

区によると、落下したのは縦100センチ、横120センチ、厚さ3センチのパネル。

耐熱材に化粧紙を貼ったもので、高さ約12・5メートルの天井から落下した。

体育室では以前から雨漏りがあり、スポンジ状の断熱材が吸収した雨水の重さで落下したとみて、原因を調べている。

落下当時の重さは不明だが、水分がある程度抜け出た2日時点でも約3キロあった。

当時は16人が利用していたが、けが人はなかった。

パネルが落下した第1体育室の天井は、建築基準法改正によって定義された、脱落によって重大な危害を生ずる恐れがある「特定天井」に当たり、市は6月から改修工事を予定していた。

安全が確認されるまで、第1体育室の立ち入りを禁止する。

https://www.kanaloco.jp/news/government/article-907877.html

 

 

 

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2022511625分にYAHOOニュース(ABEMA  TIMES)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

横浜市鶴見区の住宅で石油ストーブの上に置かれていたスプレー缶が爆発し、住人の親子がけがをした。

午前8時すぎ、鶴見区下末吉の木造二階建ての住宅で「爆発音が聞こえた」と近所の人から119番通報があった。

警察によると、住人の女性(57)が石油ストーブをつけたところ、上に置かれていた殺虫剤のスプレー缶が爆発したという。

この爆発で住宅の窓ガラス8枚が割れ、女性と長男(32)が足に軽いやけどをした。  

スプレー缶はきのうの夜、女性の夫がストーブの上に置いていたが、女性はスプレー缶に気付かず「火をつけて10分ほど経ったら爆発した」と話している。

けさの横浜市の最低気温は10度近くまで冷えこんでいた。




https://news.yahoo.co.jp/articles/332b2e968c56aaec1c52014605e33fc2b3e1a825

 

(ブログ者コメント)

ストーブの上にモノを置いたまま、それもスプレー缶を置いたまま火をつける。

そんなバカな・・・と思うことでも実際には起こり得るという、一つの事例だ。

 

 

 

 

 

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20224291020分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県長岡市は27日、木造2階アパートで隣り合った2世帯の水道管が取り違えて配管され、水道料金を誤徴収していたと発表した。

誤徴収が確認されたのは、請求データが残る1999年3月分から今年2月分までの23年間分、計9万7659円。

市水道局によると、1世帯から6日に指摘があり、調査したところ、市水道局が保管していた配管の図面と異なり、2世帯の配管が取り違えて設置されていた。

アパートは1971年完成。

完成後の検査に不備があり、50年以上誤徴収があったとみられる。

市は、過大徴収となった1世帯に9万4837円(時効成立前の20年間)を返還し、過少徴収となった別の1世帯から7788円(同2年間)を追加請求する。

大野・水道局長は「多大な迷惑をかけ、おわびする。再発防止に努める」とコメントした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220428-OYT1T50250/

 

 

 

 

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20224292031分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午後4時ごろ、宮崎県日南市の伊比井海岸で「砂浜で子どもが埋まっている」という内容の通報が通りかかった人から消防にありました。

消防や警察が駆けつけたところ、男の子が砂浜に埋まった状態で見つかり、宮崎市内の病院に搬送されましたが、警察によりますと、午後6時半すぎに死亡が確認されたということです。

現場付近では水際に波消しブロックがあり、一部は砂がかぶさっていたということです。

警察は、現場の状況などから、男の子が波消しブロックの付近にいた際、何らかの原因で崩れ落ちた砂に埋まった可能性があるとみて詳しく調べています。

砂に埋まった子どもを救出するためにスコップを貸したという、近くに住む60代の男性は、「子どもは家族と来て砂遊びをしていて、砂浜に設置されている波消しブロックの間に落ちてしまったようだ」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220429/k10013606121000.html

 

429197分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、ブロックとブロックの間には砂が乗っていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと29日午後4時ごろ、日南市伊比井(いびい)の砂浜で「子どもが砂に埋もれた」と通報がありました。

およそ1時間20分後に警察や消防、それに地元の人などによって男の子が救助され、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

男の子は家族や知人と砂浜に来ていたということです。

地元の人の話によりますと、男の子は砂に埋まっていた波消しブロックの間に落ちたということです。

(地元の人):
「最初子供が遊んでて、そこの上で、テトラとテトラの間に砂が乗っているから、砂がほげて※いるもんね、下にそのまま、それで落ちて」

(救助を手伝った地元の高校生):
「もう完全に埋まっている状態で、掘ってもあまり体が見えない状態で」

(地元の人):
「海岸で遊んでいるのでは家族で。穴はなかったんだろうけど、下が空洞になっているから、すーっと」

警察は、男の子が砂に埋まった経緯を調べています。

※穴があくこと

https://news.yahoo.co.jp/articles/33b3f53f01bf6c28ff14e4edf33d786998e432c2

 

4292057分に朝日新聞からは、ブロックが砂に埋まっている状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮崎県警日南署によると、男児は秋田県にかほ市の原田くん(4)。

観光で宮崎県を訪れ、母親らと現場近くに来ていたという。

死因は窒息死だった。

現場はあまり人が立ち入らない場所で、消波ブロックが砂に埋まっている状態だった。

原田くんは徐々に姿が沈んでいったといい、ブロックの隙間に落ちたか、隠れていた隙間に流れ込む砂に巻き込まれた可能性があるとみて調べている。

https://www.asahi.com/articles/ASQ4Y6WN6Q4YTNAB008.html

 

430152分に毎日新聞からは、徐々に砂に埋まっていく様子を目撃した人がいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によると、発見現場の下には消波ブロックが埋設されていた。

男児が徐々に埋まっていく様子を目撃した人がおり、署は男児がブロックの隙間(すきま)にはまった疑いもあるとみて経緯を調べている。

家族と観光で訪れていたが行方が分からなくなり、家族が警察や消防と共に捜索。

地表から23メートル下で見つかった。

現場はJR伊比井駅の南東約200メートル。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220429/k00/00m/040/288000c

 

4301241分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、ブロックの上を歩いていて落下しブロックを覆っていた砂が崩れて埋まったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、男の子は波消しブロックの上を歩いていたところ落下し、ブロックを覆っていた砂が崩れ埋まったとみられています。

現場となった砂浜は、県内外から多くの人が訪れるサーフィンのスポットで、男の子は家族と一緒に秋田県から訪れていました。

 現場は、前日からの雨で砂が崩れやすくなっていて、警察は事故原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/852a2d2fea26831149951f5d0f29df86125e6bb8

 

5291分にYAHOOニュース(宮崎日日新聞)からは、近くを流れる水路の影響でブロック内部に空洞ができていた可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同海岸を管理する県日南土木事務所は1日、砂が堆積した消波ブロックの内部に近くを流れる水路によって空洞ができ、事故につながった可能性があるとの認識を示した。

2日以降、県警や消防などに当時の状況を聞き取り、原因究明と再発防止を図る。  

日南署などによると、男児は一部が砂浜に埋まった消波ブロックの上を歩いていたところ落下し、砂が崩れて窒息したとみられる。

ブロックは数段積み上げられ、すぐそばに海に向かって流れる水路がある。

同事務所によると、消波ブロックは2016年度に現在の位置に置かれ、波や風の影響で砂が堆積していったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8385506d3477b168275c5dc5a922b2e2e2c6a39


541645分にNHK宮崎からは、砂をかき出してもすぐに周りの砂が崩れてきて救助は難航したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は4日、救助に当たった消防に当時の状況について現場で聞き取り調査を行いました。

現場は水路と海が合流する付近で、土木事務所が消防から聞き取った内容によりますと、原田くんは、波消しブロックと水路の境目にあたる場所で砂に埋まっていたということです。

また、現場が水につかっていたため、砂をかきだしても、すぐに周りの砂が崩れてきて、救助が難航したということです。

一方、4日の調査では事故が起きた原因ははっきりせず、県は今後も調査を続けていきたいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220504/5060012385.html

 

52197分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、地元の人は子供に危険だと伝えていたなど下記趣旨の記事が事故8日前の現地の写真付きネット配信されていた。

こちらは、事故の8日前の先月21日。
波消しブロックが砂に埋もれているように見えます。

(地元の人):
「危ないから行くなというのは、常々、うちの地区の子どもには言ってると思うんですよ、親御さんが」

波消しブロックが設置されて以降、砂が堆積。

その後、何らかの原因で中に空洞ができ、今回の事故につながった可能性があります。

事故現場の近くには水路が流れていて、空洞ができる要因になったのではないかとみられています。

 専門家も、水の流れと空洞との関連を指摘します。

(宮崎大学工学部 村上啓介教授):
 
「石や消波ブロックがあると、その下をこうやって水が流れていくと、少しずつ下を削り出していくような作用が働いて、こういうところに、こう空洞が出来上がっていく」





https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed00227184b368f2fd19f244ad55202130f6649



5
1918分にYAHOOニュース(宮崎日日新聞)からは、県は事故現場と同じような場所の緊急点検を行うという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、県は30日、現場と同じように砂浜に消波ブロックがあり、近くを水路が流れている海岸の緊急点検を1日に行うと明らかにした。

どの海岸が対象になるかは調整中で、同じような事故が起こる危険性がないかを確認して、状況に応じて対策を講じる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/17420b2d9bab50db49adafbc2446fd5b6fbb00d5

 

511828分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、緊急点検結果、危険な場所は確認されなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、県は1日、県内の海岸26か所を緊急点検しました。

点検は、事故現場に類似する波消しブロックを中心に行われ、県の担当者が砂を棒で押すなどして陥没するおそれがないかを調べました。

県によりますと、1日の調査で危険な砂浜は確認されなかったということです。







https://news.yahoo.co.jp/articles/8f5cdc9023aefb16b5bbaa1cdfa41d0eb2bf4e94

 

(2022年8月4日 修正1 ;追記)

2022821944分にNHK宮崎からは、水路の流れが当たる部分でブロックの下がえぐられていた、当該ブロックは以前は護岸に沿って置かれていたが、護岸補強工事時に現在の場所に移され、その後、砂に埋ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし4月、日南市の海岸で幼い子どもが波消しブロックの隙間に埋まって亡くなる痛ましい事故が起きました。

夏休みに入り、海のレジャーが本格化するなか、事故を振り返り、改めて海岸で注意すべきことを考えます。

(詳しくは動画をご覧下さい。※データ放送ではご覧になれません)

駆け付けた時には姿は見えなくなるほど埋まっていた。




専門家は砂に隠れた波消しブロックの下に空洞があった可能性を指摘している。


佐藤教授の監修で作成したイメージ図。






詳しく調べていくと、過去に行われた工事が影響していることがわかった。



もともとは、この場所でも護岸に沿ってブロックが設置されていたが、5年前、護岸を補強する際に撤去された。


そして、工事用の車両が出入りする道を守るために、護岸から離れた現在の場所に移した。
これは移した直後の写真。


この時は砂に埋まっていない。
人為的に砂をかぶせたのではなく、砂に自然に埋まった。


この砂浜は5年間で、こんなに変化していた。


たまった砂によって水路も大きく変わる。
今回の現場でも、事故当時は水路は皮のように流れていたが、1ケ月後には水たまり状態。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220802/5060013188.html

 

(2024年3月16日 修正2 ;追記)

20243151910分にNHK宮崎からは、波消しブロックは撤去し、浸食懸念の道路はコンクリートで固めるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

海岸を管理する県は、再発防止策について、水路のルートの変更など複数の案を検討してきましたが、ほかの方法より工事がしやすく、安全性も確保できるとして、波消しブロックの撤去を決めました。

現場の波消しブロックは、護岸工事に使う道路を浸食から守るためにおよそ360個設置されていますが、今後、砂や土がむき出しになっている道路をコンクリートで固めて補強し、海岸の斜面の浸食も防ぐということです。

県では、波消しブロックの撤去に向けた工事を、ことし11月にも始める予定だとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20240315/5060017703.html

 

315190分にTBS NEWSからは、見回りなどは工事完了まで続けるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

事故が発生して以降実施している立ち入り規制や見回りについては、対策工事が完了するまで継続するということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1057382?display=1

 

  

(2025年8月7日 修正3 ;追記)

202586645分に読売新聞からは、撤去予定の仮設物だとして県は巡視点検対象に含めていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮崎県日南市で2022年、消波ブロックが埋まった砂浜が陥没し、生き埋めとなった4歳男児が死亡した事故で、海岸を管理する県がブロックの維持管理を怠った不備を認め、県内全海岸で管理方法を是正する方針を固めたことがわかった。

「撤去予定の仮設物」だとして巡視・点検対象に含めず、危険を周知する看板も設置していなかった。

国土交通省も経緯を把握しており、海岸に設置するブロックなどの工作物を安全に管理するよう、全国の自治体などに通知する方針だ。

 

■「危険」知らせず

宮崎県などによると、事故は22年4月29日に日南海岸国定公園内にある 伊比井(いびい)海岸で起きた。

砂浜には1~2トンの6脚型ブロックが約360個積まれ、大半は砂に埋もれていた。

男児は秋田県から母親らと旅行中、砂浜を歩いていて砂に埋もれたブロック間にできた陥没に巻き込まれ、窒息死した。

海岸はサーファーらに人気のスポットだが、立ち入り規制や危険を知らせる看板はなかった。

読売新聞が宮崎県に情報公開請求して開示された工事記録によると、ブロックは県が16~21年に同海岸で行った護岸の改修工事の際に砂浜に仮置きされ、工事完了後もそのまま残された。

県は、陸側の土地が海水で削られる「浸食」を防ぐためだったと説明する。

事故原因については、現場の砂浜を流れる水路の水によって、砂に埋もれたブロック間の砂が吸い出されて空洞が生じ、陥没につながったと推定している。

県は海岸法に基づき、津波や高潮による浸食などを防止するため設置した堤防や護岸などの「海岸保全施設」については、異常がないか巡視・点検していたが、ブロックは仮設物と認識し、対象としていなかった。

開示された巡視・点検の日誌にも、ブロックに関する記述や写真はなかった。

県河川課は読売新聞の取材に「当時は危険だという認識がなかったが、原因が明確になった今では危険だったという認識だ。

(結果的に)巡視・点検ができていなかった」と不備を認めた。

その上で、全海岸を対象に、今月中にも、保全施設に限らず海岸に置く全ての工作物の巡視・点検を徹底し、危険を知らせる看板を設置する方針を明らかにした。

再発防止策がまとまれば公表する予定だ。

 

■安全確保徹底

読売新聞の問い合わせで経緯を把握した国交省は、「海岸管理者である県が砂浜にブロックのような工作物を設置する場合は、仮設であっても事故が起きないよう、安全な状態に保たなければならない」と指摘。

類似の事故を防ぐため、注意喚起の看板を設置したり、立ち入り禁止にしたりするなどの安全確保を徹底するよう、海岸を管理する全国の地方整備局や各自治体に通知する方針だ。

事故を巡っては、宮崎県警が県の管理責任者を業務上過失致死容疑で書類送検し、宮崎地検は23年4月に不起訴とした。

県は再発の恐れがあるとして、事故直後から周辺を立ち入り禁止とし、今年7月末までにブロックの撤去を完了した。

 

■「巡視・点検不要」誤った認識

宮崎県がブロックの維持管理の不備を認めるのに3年を要したのは、海岸保全施設でなければ巡視・点検は不要との誤った認識にとらわれていたからだ。

再発防止の観点を欠いた認識だったと言わざるをえない。

海岸法や同法施行規則は災害時などの海岸防護に支障を及ぼさないよう、保全施設の巡視・点検を求めている。

ブロックは埋設されていたものを護岸工事の際に掘り出し、余った分を陸地の浸食防止を理由に砂浜に置いていたといい、保全施設として整備しなかった。

だが、海岸に工作物を置く以上、一時的な「仮設」でも予期せぬ危険が生じる恐れがあるのに変わりはない。

現場では一部のブロックが崩れ、散乱していた。

同様のブロックを保全施設としている海岸では、強度を増すためにブロック同士の突起をかみ合わせ、巡視時の確認項目に「散乱」を設けている。

維持管理が徹底されていれば、事故は防げていたのではないか。

国土交通省は、仮設物でも安全な状態を保つのが管理者の責任だとの考えを示した。

同じように「巡視・点検の網」から漏れている工作物は全国にあるとみられる。

国と自治体には、幼い命が失われた宮崎の教訓を生かす責務がある。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250806-OYT1T50017/

 

 

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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