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2021年10月9日6時2分にYAHOOニュース(FLASH)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
「法円坂交差点の先には高速道路の入口と、一般道の平面・高架と、あわせて3方向に分かれる地点があるのに、その手前には高速入口の標識しかないので、直前で車線変更する車が多いんです。通るたびに恐怖を感じます」
大阪在住の本誌カメラマンは、そう強く訴える。
毎年9月に日本損害保険協会が発表する「全国交通事故多発交差点マップ」。
最新の全国ワースト1が、昨年22件の事故が起きた大阪府の法円坂交差点だ。
ここは前回も16件でワースト2だったが、さらに事故が増えた形だ。
本誌は今回、この5年で今年初めてランクインした10の交差点を抽出。
すなわち、事故が急増した地点ということになる。
法円坂交差点は昨年も入っていたが、それ以前の4年間はランクインせず、事故が増加したことを踏まえ、ここも含めて計11カ所を「事故急増交差点」とした。
なぜ事故が多発するのか。
その分析と解説を、元千葉県警交通事故捜査官で、交通事故鑑定人として活躍する熊谷宗徳氏に依頼した。
さらに同氏には、東京都内の現場に同行してもらった。
まず、法円坂交差点は2つの幹線が交わり、上に阪神高速が走る。
「交差点の西側に阪神高速の料金所があり、片側4車線のうち右側2車線が高速に向かう右折レーンになっているんですが、車線が交差点の途中で切れている。そこを右折車が並走するので、右折車同士の接触事故が多いと思われます。
それと、交差点を曲がってすぐに、高速に入る車線と、一般道の高架および平面との3つに分かれている。『こっちじゃない』と急ハンドルを切ったりブレーキを踏んだりで、接触や追突が起きている可能性があります。
また、交差点が大きく、曲がる距離が長い。すると右折車が交差点内に滞留し、信号が赤になっても無理やり突っ込んでしまうことが多い。それで右折車と直進車の “右直事故” が増えてしまうんです」
(熊谷氏、以下同)
■緩やかなカーブは減速しづらい
大阪府は最新のワースト20に6カ所もランクインし、全国最多。
讃良川交差点、樋之口町交差点も「事故急増交差点」で、それぞれ事故件数は16件、15件となっている。
「讃良川交差点は典型的な『X字交差点』。この形は左折は鋭角に、右折は鈍角になります。
右折は緩やかなので、つい減速せずに曲がってしまう。
さらに、上には跨道橋(こどうきょう)と高速が走っており、橋脚で死角ができてしまうこと、交差点内が暗くて見えづらいことも事故の原因と考えられます。
樋之口町交差点もX字に近い。
横断歩道が長いので、信号の変わり際に歩行者との事故が多いのではないでしょうか」
福岡の六本松交差点は文字どおり六差路。
初めて運転する人は間違いなく戸惑うはず。
「片側3車線の大きなX字交差点に、信号のない片側1車線の市道が合流する。歩車分離式信号の設置など、交差点の改良が必要です」
2020年度の交通事故の発生件数は東京都がワースト1で2万5642件。
事故が急増した板橋中央陸橋交差点、高円寺陸橋下交差点は、それぞれ環状七号線と川越街道、青梅街道が交わる交差点だ。
「板橋中央陸橋交差点は、南北に走る川越街道の板橋方面(北)から池袋方面に向かって下りの勾配になっています。
知らぬうちに加速して左折時にスピードが出ているため、歩行者に気づいても間に合わないのでは。
自転車も同じように加速してくるので、左折車との接触事故が起こりやすい。
高円寺陸橋下交差点は、高架の橋脚と交差点手前の植樹で死角ができる。
横断する人に気づくのに遅れた車との事故が多いのでしょう」
お台場中央交差点は、フジテレビのすぐ近くの交差点で、見通しもいい。
ただ現場に行くと、事故原因がよくわかる。
「埠頭が近いので、トレーラーが非常に多いんです。
歩行者は歩道橋を渡りますが、自転車は車道左側の自転車レーンを走る。
左折時の巻き込み事故が多発していると思われます。
警察が注意を促す看板をいくつも立てているのが事故が多い証拠です」
日本自動車ジャーナリスト協会会長で、BOSCH認定CDRアナリスト(※)でもある菰田(こもだ)潔氏は、交差点で起きる事故の特徴についてこう話す。
「今回のリストでとくに目立つのは、立体交差の下の大きな交差点。
太い橋脚がある場合が多く、ドライバーにとっては死角になります。
また、大きな交差点は曲がる角度が緩やかなのでスピードが出やすいうえ、車のフロントガラス横の支柱(Aピラー)の陰に横断者や自転車が隠れてしまう可能性があります」
事故を防ぐためには、想像力のある運転と、信号機を変えることが必要だと言う。
「自分が見えている範囲に車や自転車、歩行者がいなくても、1、2秒後に現われるかもしれないと想定する。
来ないだろうではなく、来るかもしれないと思って運転してください。
また、矢印を使った右折分離式信号に信号機を変えていくことも大事だと思います。
信号の変わり際にどうしても右折で突っ込んでしまい、右直事故が起こる。信号を変えるだけで減らせると思います。
日本人はつい後ろの車に気を使いすぎて加速しがちです。
『安全マージン(ゆとり)』を取り、後ろの車ではなく、自分の身の安全を最優先した運転をしましょう」
実際、2018年にワースト1だった福岡県の湯川交差点は、右折分離式信号を導入したところ、2019年の事故件数は大きく減ったという。
運転者の意識向上と信号機の改良で、交差点事故はさらに減らせる。
※BOSCHが開発したCDRという機器を使って事故のデータを解析する専門家
写真・馬詰雅浩、福田ヨシツグ、国土地理院
(週刊FLASH 2021年10月19日号)
https://news.yahoo.co.jp/articles/584824ee83b0ac1bab9669517cdb94af0c9aefb0?page=1
2021年10月10日11時16分にYAHOOニュース(AFP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ロシアの首都モスクワにある著名なボリショイ劇場(Bolshoi Theatre)で9日、オペラ上演中に舞台上で出演者1人が死亡する事故があった。
同劇場が明らかにした。
劇場によると、事故はロシアの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov)による19世紀のオペラ「サトコ(Sadko)」の舞台転換中に発生した。
劇場の広報担当者は民営インタファクス(Interfax)通信に対し、「直ちに上演を中止し、観客を退場させた」と語った。
捜査当局は、亡くなったのは37歳の男性俳優で、負傷後、救急車が来る前に死亡したと発表した。
調査を進めているという。
インタファクス通信は情報筋の話として、男性は舞台転換中に舞台装置の下敷きになったと報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37c9cf14fae5408574a4d4813627ced685747873
10月10日7時14分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、セットの降下に気付くのが遅れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
モスクワのボリショイ劇場で9日夜、リムスキー・コルサコフのオペラ「サトコ」の上演中に出演者の男性(37)が負傷し、まもなく死亡する事故が起きた。
ロシアの有力紙「イズベスチヤ」は、事故発生時の様子とされる動画を電子版に配信し、男性が降下してきた舞台装置の下敷きになったと伝えた。
捜査当局が原因を調べている。
動画には、男性とみられる出演者が舞台後方で背景用のセットの下敷きになり、事故に気づいた別の出演者が上演の中止を求め、舞台が騒然となった様子が収められている。
イズベスチヤは、死亡した男性がセットの降下に気づくのが遅れたとの見方を伝えている。
男性は20年近く前からボリショイ劇場に所属する俳優だったという。
劇場側は事故を受け、上演を中止した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b426575e03268fb81033d846e591369a1d57697
2021年10月10日18時22分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日、北杜市の市道の工事現場で、男性が工事用のモノレールに首を挟まれ死亡する労災事故がありました。
事故があったのは、北杜市須玉町若神子の市道の法面を補強する工事現場です。
9日午後2時過ぎ、工事現場で出る石などを運ぶために設置された工事用モノレールの人が乗る台車とレール部分の間に、男性が首を挟まれているのを同僚が発見し、消防に通報しました。
この事故で、南アルプス市の会社員、安藤さん(54)が、ドクターヘリで甲府市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
死因は窒息死でした。
安藤さんは、9日午前8時から1人で石を運ぶ作業を行っていたということで、警察は詳しい事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bf708987c9107c21c7c2883e64e7a74775216f0
※以下は現場の状況。(記事は転載省略)
(2021年10月10日16時37分;日テレNEWS24)
https://www.news24.jp/nnn/news120aoruwaoxrccl7gse.html
2021年10月9日11時55分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月8日午後1時40分ごろ、岩見沢市栗沢町にある会社の敷地内で「男性が鋼材の下敷きになっている」などと消防に通報がありました。
消防が駆け付けた時にはすでに救出された状態でしたが、石狩市に住む鋼材販売会社の54歳の男性が胸などを強く打っていて、心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、当時、男性は別の作業員と2人でトラックの荷台に詰まれた鉄骨の束をフォークリフトで降ろす作業をしていて、男性は荷台上で誘導していたということです。
その際、持ち上げていた鉄骨が誤って落下。
直撃した鉄骨と共に男性は地面に転落し、下敷きになったということです。
鉄骨は長さ約12メートル、30本が束になっていて、重さは約1.5トンあったということです。
警察は、鉄骨の扱い方など当時の作業方法に問題がなかったかなど詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b3bdad9ca381b12ffa4c9a126c429e2c509faf2
10月8日19時55分にNHK北海道からは、死亡したのは資材を配送しにきていた人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後1時半ごろ、岩見沢市栗沢町にある会社の敷地で、建築資材を配送しにきていた販売会社の社員、竹内さん(54)がトラックの荷台から落下した鋼材の下敷きになりました。
警察によりますと、竹内さんは病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
当時、竹内さんは、同僚と2人でフォークリフトを使って積み荷の鋼材を降ろす作業をしていて、その際、持ち上げていた鋼材の束が誤って落下したということです。
落下した鋼材は長さが12メートルほどで、30本が束になって重さはあわせておよそ1.5トンあったということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211008/7000039055.html
2021年10月8日19時33分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉吉市で8日、道路工事の作業をしていた60代の男性が重機と接触し、死亡した。
亡くなったのは、鳥取県琴浦町の会社員眞山さん(69)。
警察によると、事故が起きた倉吉市岡では道路工事が行われていて、8日午前9時過ぎ、眞山さんが工事の記録写真を撮影中、盛土を敷きならすために作業を行っていた重機と接触し、巻き込まれたという。
眞山さんは左ひざを負傷し、ドクターヘリで病院へ搬送さたが、出血多量のため、およそ2時間半後に死亡が確認された。
工事は鳥取県が発注したもので、道路に歩道を設置するための工事だったという。
警察が事故の詳しい原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3c38e702083056172da0c588648daffd0b3dd5
10月8日16時41分にNHK鳥取からは、後退してきたバックホウにはねられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時すぎ、倉吉市岡の県道の工事現場で、会社員の眞山さん(69)が、後退してきた「バックホウ」と呼ばれるショベルカーにはねられました。
眞山さんは病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、現場では歩道を整備するための道路の拡張工事が行われていて、眞山さんを含めて5人が、道路に盛られた土を重機を使ってならす作業を行っていたということです。
眞山さんは責任者として現場を写真撮影していたということで、警察は、一緒に作業をしていた人から話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20211008/4040009699.html
10月8日22時1分にYAHOOニュース(山陰中央新報)からは、左脚が下敷きになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時10分ごろ、倉吉市岡の道路工事現場で、作業中だった鳥取県琴浦町、会社員の男性(69)が重機の下敷きになり、死亡した。
県や倉吉署によると、工事は県道の歩道設置。
男性は現場代理人として記録写真を撮影中、後退してきたショベルカーと接触し、左脚が下敷きになったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25e79fb0a289115ad3522547ec2f8d135ff71847
2021年10月8日18時37分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省によりますと、7日夜の地震で首都圏を中心に7万5738台のエレベーターが停止し、このうちエレベーターに閉じ込められたケースが、東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県であわせて28件あったということです。
閉じ込められた人たちは、いずれもすでに消防などによって救出されていて、けが人はいないということです。
震度5強を観測した東京・足立区では、老人施設のエレベーターが一時、使えなくなる影響も出ました。
足立区にある5階建ての介護付き有料老人ホームでは、地震のあと、施設内のエレベーターが動かなくなり、職員たちは階段を使ってすべてのフロアを回り、およそ80人の利用者の安否を確認したということです。
施設によりますと、けがなどをした人はいませんでしたが、エレベーターが復旧したのは、地震からおよそ8時間が経った、午前6時半ごろだったといいます。
有料老人ホーム「すいじんの憩」管理者の小田切さん(男性、35歳)は、「エレベーターが動かない間、利用者が急病になったり体調を崩したりしたらどうやって搬送しようと、とても大きな不安を抱えて一夜を過ごしました。水や非常食は十分確保していたのですが、今後はエレベーターが停止したり、管理会社と連絡が取れなくなったりした場合も想定して、災害への備えを進めたいと思います」と話していました。
東京・港区では、地震の影響でビルのエレベーターが停止し、8日夕方の時点でも復旧していないケースが出ています。
住民などからは、「階段での移動は負担が大きく、早く復旧してほしい」という声が相次いでいます。
東京・港区東麻布にある会社の事務所や住居などが入る9階建てのビルでは、地震発生直後からエレベーターが停止しています。
ビルのオーナーの桑原さん(女性、84歳)がエレベーターの保守・点検をしている会社に問い合わせたところ、「復旧作業が必要なエレベーターが多く、このビルで作業を開始できるめどはまだ立たない」と説明されたということです。
そして、その後、「復旧作業はきょうの夜中かあすの明け方になる」と会社から連絡があったということです。
桑原さんはエレベーターの入り口などに停止を知らせる貼り紙をはり、ビルの利用者には階段を使ってほしいと呼びかけています。
また、桑原さんは寝たきりで介護が必要な夫と8階に住んでいます。
夫の往診に訪れた医師や介護ヘルパーは8階まで階段を使い部屋に来てもらいました。
桑原さんは「私もひざが悪くて階段で上り下りするのが大変で困っています。エレベーターがいつになったら動くのか不安な思いです。早く復旧してほしい」と話していました。
また、このビルの3階に来月から新たに事務所を開設する予定のシステム開発会社の社長をつとめる小山内さんは午前、いす12脚やパーテーションなどが運送会社から配達されました。
しかしエレベーターは停止したままで、運送会社の担当者と2人で階段を10往復以上して運んだということです。
小山内さんは、「大きな荷物だったので、階段で運ぶのはとても大変でした。各地のビルでエレベーターが止まっているのでしかたがないとは思いますが、早く復旧してほしいと思います」と話していました。
国土交通省によりますと、エレベーターには2009年9月からは「地震時管制運転装置」の設置が義務づけられ、地震の最初の揺れを感じると最寄りの階に停止する仕組みになっています。
そして、揺れがそれほど大きくない場合はエレベーターの扉が開き、利用者の閉じ込めを防ぐということです。
多くのエレベーターは、安全に停止した後、再開させるために技術者による点検が必要です。
技術者は現場に出向いて、エレベーターを動かすためのロープやおもりに異常がないかなどを確認したうえ、試運転をするということです。
しかし、ビルの階数が高いほど、試運転での確認に長い時間が必要となり、技術者は階段を使うため、作業のための移動にも時間がかかります。
このため、建物によっては、エレベーターの復旧作業には時間がかかるということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211008/1000071267.html
10月8日12時3分にNHK千葉からは、病院など優先度の高い順に復旧作業を進めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エレベーターの保守・点検をしている複数の会社によりますと、都内を中心に、いまも多くのマンションや商業ビルでエレベーターが止まっているということで、各社が復旧作業を急いでいます。
このうち、関東圏で保守・点検をしている会社では、地震の影響でおよそ4300台が停止し、午前9時現在で、およそ1200台が停止しているということです。
また、別の会社では、午前9時までで最大1万9000台が停止し、復旧作業を続けているということです。
会社の担当者などによりますと、復旧作業は病院など優先度の高い順から始めているということですが、建物に被害があって安全性が確認できないとかビルのオーナーと連絡が取れないといった理由で作業を進められないケースもあるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20211008/1080016207.html
(ブログ者コメント)
東日本大震災時、他の甚大な被害のほうに関心が向き、エレベーターが多数動かなくなったという話しは記憶にない。
そこで今回、改めて調べてところ、1都1道19県で閉じ込められたのは210件、被害に遭ったのは調査37万台中、9000件という情報が見つかった。
(以下の資料の16ページ)
『首都直下地震時における 災害応急対策の主な課題』
平成24年7月 内閣府(防災担当)
http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/5/pdf/4.pdf
ただ、停止した台数については、情報を見つけることができなかった。
2021年10月8日12時9分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都交通局は8日未明、都営新交通システム「日暮里・舎人ライナー」が地震で脱線した状況について明らかにした。
都によると、脱線したのは足立区内を走行していた日暮里発見沼代親水公園行き下り電車(5両編成)。
舎人公園駅を出発直後に地震が発生し、指令室が非常停止ボタンを押して電車を停止させたが、先頭車両に二つある台車のうち、一つが脱線したという。
この事故で車内にいた30代女性が転倒して頭部から出血するなど乗客3人が負傷し、そのうち2人が救急搬送された。
車両は現場に残ったままで、復旧の見込みは不明。
乗客は係員が舎人公園駅まで誘導した。
https://mainichi.jp/articles/20211008/k00/00m/040/037000c
10月8日18時9分にNHK首都圏からは、車両がポイントにさしかかった時に揺れが起きたので脱線したことが考えられる、緊急停止が原因の可能性は低いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日夜の地震の影響で車両が脱輪した都営の新交通システム、日暮里・舎人ライナーについて、都は、進行方向を切り替えるポイントに車両がさしかかったときに揺れが起きたことで脱輪につながったのでないかとみています。
都によりますと、脱輪した車両は、足立区にある舎人公園駅を出発して150メートルほど進んだ場所で止まりました。
5両編成で、先頭から3両目までが脱輪し、車両が損傷しているため、自力で走行できない状態だということです。
日暮里・舎人ライナーは、鉄道の「軌道」にあたる「走行路」にタイヤが乗った状態で走行しますが、都によりますと、先頭車両のタイヤは走行路から大きく外れて脱輪しているということです。
2両目と3両目は走行路にタイヤが乗っているものの、タイヤの横についている車両が走る方向をコントロールする複数の部品が、「ガイドレール」から外れた状態となっているということです。
「ガイドレール」は、車両を進行方向に誘導するためのレールで、車両が走る走行路の両脇にあります。
脱輪した車両が止まった場所の30メートル手前には、車両の進む方向を切り替えるポイントがあります。
ポイントがある場所は、進行方向を誘導するための「ガイドレール」と車両との接点が片方にしかないということです。
都は、今回脱輪した車両が、このポイントにさしかかったときに地震の揺れが起きたことが、脱輪につながった原因ではないかとみて、詳しく調べています。
今回、司令室にいた運行管理をする司令員が緊急地震速報が出たことをうけて、すべての車両を緊急停止させるボタンを押したということです。
都によりますと、この操作をして脱輪がおきた事例は過去にないことから、都は、緊急停止が脱輪につながった可能性は低いのではないかとみています。
都は、国土交通省の調査が終わったことなどから、このあと、車両を撤去する予定です。
撤去に使うクレーン車の到着を待って作業を始め、8日夜中には車両基地に移したいとしています。
ただ、設備の点検などが必要なため、9日も始発から全線で運転を見合わせる予定です。
都は、現在、都営バスと民間のバスで振り替え輸送をしています。
振り替え輸送での利用は無料です。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211008/1000071265.html
(2023年2月17日 修正1 ;追記)
2023年2月16日12時56分に読売新聞からは、揺すられて案内輪がガイドレールに乗り上げ、重みでガイドレールが外れて脱輪したなど、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
運輸安全委員会は16日、車両がゆりかごのように揺すられ、車体が浮き上がる「ロッキング脱線」の可能性が高いとする調査報告書を公表した。
浮き上がった弾みで、車輪の逸脱を防ぐ「ガイドレール」が破損し、脱輪したとみている。
ライナーは日暮里―見沼代親水公園間を無人運行で結ぶ。
走行路をゴムタイヤで走る仕組みで、走行路の両脇の高さ約30センチの位置に「ガイドレール」があり、そこに車両側面の「案内輪」が接触することで逸脱を防ぐ。
地震は同年10月7日午後10時41分頃に発生。
列車(5両編成、乗客29人)は舎人公園駅(足立区)を出発直後で、指令員が非常停止させたが、先頭車両前方の車輪が走行路から右側に落ち、乗客8人が頭を強打するなど負傷した。
報告書では、地震で車両が左右に揺すられ、浮き上がった右の案内輪がガイドレールに乗り上げ、重みでガイドレールが外れて脱輪したと分析。
再発防止のため、乗り上げを防ぐ対策を講じるよう都交通局に勧告した。
また、事故時は、揺れが収まった後、脱輪を確認せずに列車への送電を再開したため、電車線付近から火花が散り、煙が車両内に充満した。
これを受け、地震後の再送電を慎重に行うことも求めた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230216-OYT1T50069/
2月17日付で毎日新聞からは、ガイドウエーが脱落したまま走り続けて分岐部にさしかかり、そこには車両を安定して走らせる仕組みがあったが、先頭車両がずれていたため機能しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
報告書などによると、日暮里・舎人ライナーは乗務員が乗車しない無人運転で、事故当日は運転指令区の担当者が地震発生を受け、非常ブレーキを作動させた。
事故のあった車両は完全に停止するまで約10秒かかったという。
日暮里・舎人ライナーは、周囲より高くなった走行路をタイヤを付けた車両が走行する。
走行路から落ちずにルート上を運行するため、左右の壁にガイドウエー(案内軌条)と呼ばれる部品が付き、車両のガイドローラー(案内輪)を当てる仕組みになっている。
この時の地震で大きく列車が揺さぶられ、先頭車両の前台車右側の一部分が右側のガイドウエーに乗り上げる形になった。
右側のガイドウエーはその衝撃で脱落し、先頭車両が少し右側にずれたまま走行を続けた。
列車はそのまま分岐部分に差し掛かった。
分岐では、案内軌条や案内輪とは別の部品だが、同様に車両を安定して走行させる仕組みがあった。
しかし、先頭車両が右側にずれていたため機能しなかった。
このため先頭車両は左右のタイヤの一部が走行路から落ちて脱線した。
また運輸安全委は報告書で、脱線直後に脱線の有無を確認せずに再送電し、電車線の付近から火花が散って車両内に煙が入る状況となったことも指摘。
都交通局に対し、緊急時の対応手順を整理することなどを求めた。
2月16日11時57分にYAHOOニュース(共同通信)からは、手動操作ではなく自動停止していれば分岐部にさしかかる前に列車を停止できた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
報告書では、指令員が手動で非常停止の操作をするのではなく自動化していれば、脱線が発生した分岐部へ進入する前に列車を止められた可能性があるとした。
・・・
当時は手動で非常停止操作をしていたが、自動停止機能があればブレーキの作動が約2秒早まり、約40メートル手前で停車できたと試算。
事故後、都交通局は地震警報が作動すると自動で全列車の非常ブレーキがかかるようにした。
分岐部周辺にある走行路中央部のくぼみを埋める対応も取った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61a1060654ce8bca7673b31e079a3995bf0b9879
2021年10月8日6時57分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事が噴出する水の写真付きでネット配信されていた。
7日夜の地震のあと、千葉県市原市で川にかかる水管橋が破損して水が噴き出しましたが、管理する千葉県は8日朝、送水を止め、勢いは収まっていて、今後、復旧作業を行うことにしています。
昨夜の地震で震度4を観測した市原市では、養老川にかかる水管橋が破損して水が噴き出しました。
撮影された映像では、橋の近くにある水道用の橋とみられるところから水が勢いよく吹き出している様子がわかります。
周囲にはしぶきが広い範囲に飛び散っていて、橋の上では警察と消防が警戒にあたっていました。
県によりますと、この水管橋は千葉県が管理し、市原市内にある給水施設から浄水場に水を送っていますが、浄水場には別の給水施設からも送水が可能で、断水は起きていないということです。
千葉県は8日午前4時に破損した部分への送水を止め、現在、水の勢いは収まっていて、今後、復旧作業を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211008/k10013297531000.html??utm_int=news-new_contents_latest_001
10月8日12時2分にNHK千葉からは、当該水管橋は開通後41年で、地震前の点検では異常は確認されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日夜の地震で震度4を観測した市原市では、養老川にかかる水管橋が破損して水が噴き出しました。
千葉県が8日午前4時に破損した水管橋への送水を止めると水がしたたり落ちる状態になり、勢いは収まりました。
県によりますと、市原市内にある浄水場には別の施設から送水を行い、これまでに断水は起きていないということです。
水管橋の全長はおよそ150メートルあり、水道管の接続部分から水が漏れているということで、県は復旧の方法を検討しています。
この水管橋は昭和55年の開通から41年が経過していて、7日、地震の前に行われた県の点検では、漏水などの異常は確認されていなかったということです。
近所に住む70代の男性は、「断水しなくてよかった。水が出たままだと怖いので早く修理してほしいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20211008/1080016203.html
10月13日20時7分にNHK千葉からは、原因はボルトの腐食破損だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県が破損した原因を調べた結果、水道管の接続部分を固定する金属製のボルトが腐食していたことがわかりました。
この水管橋は昭和55年に設置されてから41年がたち、耐震補強工事で今回の震度4の揺れでは破損しない想定だったということで、県は、ボルトが経年劣化によって腐食していたため破損したとみられるとしています。
千葉県では、老朽化のおそれがある昭和60年よりも前に設置された他の水管橋を、より詳しく点検し、損傷や腐食などの異常があれば修理などの対策を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20211013/1080016262.html
※以下は10月13日付で千葉県から公表された報道資料。
(破断したボルト箇所の説明写真付き)
2 漏水箇所の状況
・水管橋や水道管そのものに損傷はなく、原因は水道管の
継手部の止水ゴムを固定するボルトが腐食しており、
地震により破断しました。
・10月9日(土)に漏水箇所のボルト交換を行い、修繕
を完了しました。
3 今後の対応
・同水管橋は、引き続き送水を停止し、他の継手部のボルト
交換を行います。
・同様の継手を使用している他の水管橋の状況を調査し、
修繕等の対策を講じます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/kyuusui/oshirase/documents/20211013houdou.pdf
(ブログ者コメント)
場所は市原市大坪。
何度も自転車で通ったことがある橋だ。
翌8日は朝の6時ごろから報道ヘリの爆音が何回も聞こえていた。
そこで自転車で様子を見に行ったところ、報道2社と数人の野次馬が現場に来ていた。
水管橋の上では作業員1人が漏洩箇所を点検中。
以下は健全な場所の写真。
(千葉県の報道資料では、同じような写真で破断したボルトを説明している)
それにしても、先日の台風で飛んだトタン屋根といい、過去の大きな災害で無事だった設備が、忘れた頃に被害に遭う事例が市原市で相次いだ。
これも一種、昨日までの安全が明日の安全を保証するものではない、ということかもしれない。
(2021年11月27日 修正1;追記)
2021年11月26日19時34分にNHK千葉からは、他の6か所でもボルトを交換したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月7日、東京と埼玉で震度5強の強い揺れを観測した地震では、千葉県市原市で震度4を観測し、市内を流れる養老川にかかる水管橋が破損して水が噴き出しました。
この水管橋は昭和55年に設置され、県が、送水を停止して原因を調べた結果、水道管の接続部分を固定する金属製のボルトが1か所、腐食し、漏水が起きていたことがわかりました。
また、ほかのボルトにも経年劣化によるさびなどが確認されたことから、あわせて6か所でボルトの交換を行ったということです。
そして、送水を停止した区間およそ14キロメートルの水道管の点検も行って、問題がないことが確認されたとして、県は、26日から送水を再開しました。
県によりますと、県内には、この水管橋のほかにも、昭和60年より前に設置され、老朽化が懸念される水管橋が55あるということで、県は今後、詳しく点検を行って、ボルトの腐食や損傷などがあれば修理を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211126/1000073049.html
2021年10月8日19時20分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の地震は、水道管にも大きな被害を及ぼしました。
比較的、揺れが小さかった地域でも被害は確認されていて、取材を進めると、その原因が見えてきました。
7日の地震。
各地で見掛けられたシーンが…。
東京・世田谷区の住宅街。
道路の真ん中にあるマンホールから水が勢いよく噴き出しています。
厚生労働省によれば、漏水は東京、埼玉、千葉の26カ所で起きました。
埼玉県川口市。
地震が発生した後に水があふれ出しています。
現場の消防隊員によれば、水道管に亀裂が入った可能性があるといいますが、地震後の漏水には「別の原因」もありました。
都内で起きた23件は、いずれも空気弁などの不具合だったというのです。
そもそも、「空気弁」ってどんなものなのでしょうか。
東京・目黒区での漏水。
担当者は首まで水につかりながら水を止めました。
すると、中にはふたのようなものが。
水道局にこの画像を見てもらうと…。
東京都水道局給水部・磨田担当課長:
「そうですね、空気弁になります。間違いないです」
空気弁の構造はラムネのビー玉に似ています。
筒の上下に穴が開いていて、その間にボールがあります。
普段は下に落ちていて空気を逃がし、水があふれそうになると上に押し付けられて穴をふさぎます。
7日は、ここに地震で隙間ができたといいます。
東京都水道局給水部・磨田担当課長:
「ボールの弁が、本来あるべきところに収まらずにズレた状態で押し付けられてしまったという状態だと思われます」
漏水を止めるには、空気弁の根元にあるバルブをふさぎ、ボールに掛かる圧力を緩めます。
大きな地震の度に、こんなことが起きるのでしょうか。
東京都水道局給水部・磨田担当課長:
「現在は、構造を見直すということは考えていませんけれども、今後、事故を分析しながら、どうやって維持管理をしていくかと、今回の事故については(今後の)材料にしたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75debdfad421771e1078b503ebfbb055ffef6b87
2021年10月6日17時22分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし6月、高島市にある陸上自衛隊の饗庭野演習場で迫撃砲の射撃訓練中に砲弾1発が誤って演習場から西に1キロほど離れた場所に着弾し、この演習場では現在も実弾を使った訓練は中止されています。
この問題について、県の担当者は6日に開かれた県議会の特別委員会で、先月中旬、陸上自衛隊側から原因や再発防止策についての中間報告を受けたことを明らかにしました。
それによりますと、砲弾は演習場の外に飛び出さないよう射撃する前に火薬の量を調整しますが、今回は射撃前の安全点検が不十分で、調整の終わっていない砲弾を撃ってしまったことが原因だったとしています。
このため、自衛隊では再発防止策として、演習場に持ち込む前の段階で砲弾の火薬量を調整することや、射撃部隊以外の部隊が安全点検を行うことなどを検討しているということです。
県では、この再発防止策について実効性を確認することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20211006/2060008942.html
※事故当時の状況は下記報道参照。
(着弾地の写真や同演習場での過去の誤射一覧表付き)
(2021年6月24日8時0分 京都新聞)
23日午前10時40分ごろ、滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で、訓練中に発射された120ミリ迫撃砲弾1発が敷地境界を越え、西に約1キロ離れた山林に落下した。
陸自今津駐屯地(同市今津町)と高島市が発表した。
けが人や被害の情報はないという。
「バーン」。
雷より大きな爆発音が一帯に轟(とどろ)いた。
砲弾は近くの国道の工事現場にいた作業員の頭上を飛び越えて着弾し、破片が木の幹を大きくえぐった。
約2年半前には、同演習場の砲弾が国道脇に飛び、乗用車が損壊する重大事案が起きた。
陸自が強調した再発防止の徹底は何だったのか。
住民からは「安全に対する意識が欠けている」と、怒りの声が相次いだ。
着弾地点とみられる山林の東側には国道367号が走る。
一帯は拡幅工事中で、男性作業員(26)は、「雷より大きな爆発音がした。振動も感じ、びっくりした」と恐怖の一瞬を語った。
別の男性作業員(62)は、「最初は工事現場で交通事故が起きたと思った。道路と反対側の山の中を見ると白い煙が見えた」と話した。
着弾地点とみられる山林の斜面にある木の幹は大きく損壊し、120ミリ迫撃砲の破壊力を伝える。
現場には自衛隊員が続々と集まり、人海戦術で破片の回収作業を続けた。
現場の南東にあり、33世帯が住む同市朽木荒川の惣田区長を務める会社員・石田さん(男性、36歳)は、「一歩間違えれば大惨事になっていた」と憤る。
2018年にも迫撃砲弾誤射、19年には照明弾の落下事故もあり、場外着弾事案は過去6年で4件目。
「(陸自は)住民の安全に対する意識が欠けている。原因の究明と具体的な再発防止策を徹底してほしい」と怒りをあらわにした。
夕方になっても陸自や市から連絡はなく、「発覚直後に防災無線で流すなど、速報するべきだ。説明責任を果たしてほしい」と訴えた。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/586850
(ブログ者コメント)
本ブログではこれまで、当該演習場で2015年と2018年に起きた事例も紹介している。
(2021年12月10日 修正1 ;追記)
2021年12月9日12時13分に時事ドットコムからは、砲弾は3kmオーバーだった、弾薬手が火薬を減らし副砲手らが点検する手順だった、訓練遅れで焦っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
陸上自衛隊饗庭野演習場(滋賀県高島市)で6月、訓練中に迫撃砲弾が場外に着弾した事故で、防衛省陸上幕僚監部は9日、火薬量の確認を怠ったことが原因とする調査結果を発表した。
陸幕は関係者12人を停職などの処分とし、「再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」と謝罪した。
事故は6月23日に発生。
高知駐屯地(高知県香南市)所属の第50普通科連隊が120ミリ迫撃砲の実射訓練中、1発が約3キロ離れた目標を越え、約6キロ先の演習場外に着弾した。
けが人はいなかった。
陸幕によると、弾薬手が砲弾の火薬量を減らして飛距離を調整、副砲手らも発射前に点検する手順だが、いずれも確認を怠り、調整前の砲弾を発射した。
陸幕は、訓練の遅れによる焦りなどが背景にあったと指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7022d2b963ae8b37205043df5b2b96ee707b1f6
12月9日19時38分に産経新聞からは、火薬量調整前の弾薬と調整後の弾薬を同じ場所に置いていたため取り違えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
訓練では、射撃前に砲弾を飛ばす火薬量を適切に調整、確認することになっていたが、調整前と後の弾薬を同じ場所に置いたため、取り違いが発生。
その後も火薬量を確認しなかった結果、約6キロ先の山間部まで飛んだ。
計画から遅れが生じたため射撃を急いだことも一因として挙げた。
陸自は再発防止策として、飛距離と方向を一定にとどめるため、全国の部隊に迫撃砲の砲身部の上下、左右の角度を制限する安全ストッパーを導入する。
同演習場での訓練では、砲弾の火薬量を事前に減らし、最大約4キロしか飛ばない状態で搬入することで、場外へ飛ばないようにすると決めた。
高島市の福井正明市長は、「平成27年以降、こうした事故が4件連続している。緊張感の欠如と言わざるを得ない」と指摘。
三日月大造知事は「再発防止策を徹底してほしい」と述べた。
https://www.sankei.com/article/20211209-NO2QFGVNFVOQ7MISJYE73XTIIA/
12月9日12時33分にNHK関西からは、次の射撃で使う弾薬と取り違えた、確認指導すべき分隊長は訓練が遅れていたため時間の計測に集中していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故について、陸上自衛隊は、確認が不十分なまま、飛距離を調節するための火薬の量が本来より多い弾薬を使ったのが事故の原因だとする調査結果を公表しました。
次の射撃で使うために近くに置いていた、火薬の量を調整していない弾薬と取り違えたうえ、分隊長は訓練が計画より遅れていたため時間の計測に集中し、確認や指導が不十分だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211209/2000054881.html
12月11日9時11分に読売新聞からは、火薬の量が多い砲弾が運ばれていくのを若手隊員が見ていたが確証を持てなかったため上司に言い出せなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
参加していた若手の1等陸士が、通常より多い火薬が装填されていることに気付きながら上司に指摘できず、そのまま発射されていたことが陸自への取材でわかった。
訓練していたのは高知駐屯地(高知県)の第50普通科連隊の約50人。
誤射があったのは6月23日で、陸自が今月9日に調査結果を公表していた。
調査結果では、同隊の隊員らは作業を急ぐあまり、火薬の量を減らしていない砲弾を誤って発射。
砲弾は想定より2・4倍の飛距離が出て、演習場から約1キロ離れた山林に着弾したとした。
けが人はいなかった。
陸自によると、1等陸士は発射前に火薬の量が多い砲弾が運ばれていくのを見ており、調査に対し「おかしいと思ったが確証を持てず、上司に言い出せなかった」と述べたという。
陸自は調査結果公表に合わせ、現場にいた9人を処分しており、1等陸士を訓戒とした一方、ほかの上官8人は停職や減給とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211211-OYT1T50101/
2021年10月6日11時0分にYAHOOニュース(AERAdot)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エスカレーターを歩いたり、歩きスマホをしたりすることを禁止するなどの独自の条例が、話題を呼んでいる。
罰則はないので効果を疑問視する声もあるが、その理由は。
AERA 2021年10月11日号の記事を紹介する。
* * *
エスカレーターを利用する者は、立ち止まった状態で利用しなければならない──。
埼玉県で10月1日、「エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」が施行された。
罰則はないが、利用者にはエスカレーターに乗るときに歩かないこと、事業者にはそれを周知することを義務付ける内容だ。
エスカレーターの安全利用について義務を定めた条例は、全国でも初めてとみられる。
多発するエスカレーター歩行中の事故を防ぐことが目的だ。
9月27日にJR浦和駅で条例の周知を呼びかけた大野元裕知事は、報道陣の取材に対し、「(すぐに習慣を変えることは)難しいだろうが、『埼玉スタンダード』として広げたい」と話した。
【理念や独自性を示す】
地方公共団体が国の法律とは別に独自に定める条例には、情報公開条例や個人情報保護条例のように、ほぼすべての自治体が類似の内容を制定しているケースもある。
だが、各自治体の理念や独自性が色濃く表れているものも少なくない。
地方自治や条例について詳しい明治大学政治経済学部の木寺元(はじめ)教授(政治学)は、こう話す。
「条例の原則は国の法律で十分にカバーできない分野について、住民を守ったり自治体を運営したりするために定めるものです。罰則付きで権利を制限したり、義務を課したりするものも多くあります。一方、罰則を設けずに自治体独自の理念を表したり、自治体をアピールしたりするようなユニークな条例も各地で定められています」
例えば京都市は、2013年に「清酒の普及の促進に関する条例(清酒乾杯条例)」を定めた。
伝統産業である清酒で乾杯する習慣を広めるねらいだ。
同様の条例は各地でブームとなり、アエラ編集部で確認できただけで、20を超える自治体が類似の「乾杯条例」を制定している。
いずれも日本酒やワイン、リキュール、焼酎など、地場産品の消費拡大を目指すものだ。
「業界団体からの陳情を受けて制定されたケースが多いようです。財政的な負担も少なく地域をPRできることから、『ゆるキャラ』に似たブームの構図がありました。ただし、PR以上の効果があったかというと、疑問です」(木寺教授)
ほかにも、「一日に一度は人を褒めたり感謝を伝えたりすること」で明るい町づくりを目指す「一日ひと褒め条例」(兵庫県多可町/19年1月施行)や、各地で制定された朝食に地場産米を食べる「朝ごはん条例」も話題になった。
【議員の実績づくり】
一方、最近は冒頭の「エスカレーター条例」のような、罰則はないものの、行動規範や義務を定めた条例が注目を集めることが多い。
香川県は20年、18歳未満を対象にインターネットとコンピューターゲームの利用時間を制限する「ネット・ゲーム依存症対策条例」を定め、全国で議論を呼んだ。
また、神奈川県大和市は同年、スマホの画面を注視しながら歩行する「歩きスマホ」を禁止する条例を全国で初めて制定した。
「歩きスマホ」「ながらスマホ」を防止する条例は、その後の1年間で、東京都足立区、東京都荒川区、大阪府池田市でも相次いで成立した。
こうした条例の制定が相次ぐ背景には、何があるのか。
木寺教授は、「社会情勢の変化を受けたものだが、議員の実績づくりの側面もある」と指摘する。
「罰則なしの条例は具体的なコストがあまりかからず、制定が比較的容易です。議員提案でつくられるケースが多く、地域課題に対する『実績づくり』に利用されやすい側面があります」
議員にとって、自らが提案した条例を成立させることは、わかりやすい「実績」のひとつだ。
一方、法令との整合性を検証したり、実行可能な条文案を練ったりするハードルは高い。
特に、罰則付きで権利を制限する条例の場合、住民の反発を呼ぶ可能性があるし、地方検察庁などとの協議も欠かせない。
また、給付金を支給したり、行政サービスを拡充させたりする条例も、財政的な裏付けが必要だ。
そうした事情もあり、全国の地方議会に提案される条例のうち、「議員発」はごくわずかで、ほとんどは自治体職員が条例案を作成して知事や市町村長が議会に提案している。
全国都道府県議会議長会によると、20年に47都道府県議会に提案された条例案2750件のうち、95%が知事提案だった。
市町村議会でも、ほぼ同様の状況だ。
【メッセージを伝える】
そんななかでも、罰則を設けない規範条例は、比較的提案のハードルが低く、議員提案によって成立するケースが多いという。
埼玉県のエスカレーター条例、香川県のネット・ゲーム条例、東京都足立区と荒川区のながらスマホ防止条例は、いずれも議員提案で成立した。
もちろん、「議員のアピール」の側面があったとしても、条例そのものの価値とは無関係だ。
「条例や法律は、罰則そのものよりも、制定することで社会的な価値観や方向性を示すことに意味があります。罰則がないことで『実効性がない』との批判もありますが、条例が示すメッセージが適切ならば、その条例にも意味はあるでしょう」(木寺教授)
エスカレーターでの歩行や歩きスマホによる危険性は社会的な関心事だ。
条例によってメッセージが発信され、地域住民が考えるきっかけになったり、行動変容につながったりすれば、それは「よい条例」だと言える。
地域で啓発イベントを実施するにも、下地となる条例がある方が有利だろう。
ただし、懸念もある。
足立区のながらスマホ防止条例は、議会での審議時間わずか41分で可決された。
区民からは、移動中の地図アプリを利用するのはいいのかなど、線引きへの懸念が相次いだ。
また、香川県のネット・ゲーム依存症対策条例も、「基本的人権の侵害で前提となる立法事実も存在しない」として、県内在住の高校生(提訴当時)と母親が訴訟を起こしている。
木寺教授は続ける。
「条例には『こうした事実があるから対策すべきだ』という『立法事実』が欠かせません。また、一律に規制することで不利益を被る人がいないのか、仮にいるとすればそれを乗り越えてでも制定すべきなのかという『公益性』のチェックも必要です。こうした条例は今後も増えると考えられます。ですが、罰則がないからといって乱発するのではなく、立法の原則にのっとることが欠かせません」
※AERA 2021年10月11日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/d36218dece63c39ca38a63d938ad71730d624375?page=1
(ブログ者コメント)
本ブログでは、過去に埼玉県のエスカレータ歩行禁止条例や香川県のゲーム時間制限条例、大和市の歩きスマホ禁止条例を紹介しているので、その関連情報として紹介する。
2021年10月7日11時56分にYAHOOニュース(青森放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後0時半ごろ、三沢市三沢の産業廃棄物処理会社の敷地内で、実験のための高温の炉が爆発する事故が起きました。
この爆発事故で男性2人が八戸市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間後に1人が亡くなりました。
亡くなったのは神奈川県横浜市のリサイクル事業会社「T環境ソリューション」の従業員・瀨昇さん67歳です。
また、搬送された瀬川さんの同僚で横浜市の32歳の男性も軽いけがをしました。
警察と「T環境ソリューション」によりますと、2人はリサイクルの実験のため、リチウムイオン電池を高温の炉に入れていたということです。
三沢警察署が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4639230050a64d19742f2da13675635651545746
10月6日20時52分にNHK青森からは、リチウムイオン電池を熱分解する実験をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、2人は敷地の一画に燃焼試験炉を設置してリチウムイオン電池を熱分解する試験をしていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20211006/6080013937.html
10月7日9時16分にYAHOOニュース(東奥日報)からは、爆発したのは小型焼成炉だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後0時35分ごろ、青森県三沢市三沢戸崎の産業廃棄物処理会社・L社の敷地内で、小型焼成炉が爆発する事故があった。
作業中だったリサイクル会社・T環境ソリューション(横浜市)従業員で横浜市の瀬川さん(67)がドクターヘリで八戸市内の病院に搬送されたが、約2時間後、死亡が確認された。
三沢署によると、死因は出血性ショック。
同僚で横浜市の諸澤さん(32)もけがをした。
T環境ソリューションはT社の子会社で、炉はソリューション社が設置。
同社とL社によると、リチウムイオン電池のリサイクルを共同で研究しており、2人は実験の一環で、電池を高温の炉に投入したという。
諸澤さんから報告を受けたL社の従業員が119番通報した。
同署が事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08a49d223c7b1cf4729f5fd03c0ba870f7e0fd94
10月6日19時9分にYAHOOニュース(青森朝日放送)からは、リチウム電池を焼却処分中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三沢市で、リチウムイオン電池を焼却処分中に焼却炉が爆発する作業事故が発生しました。
この事故で67歳の男性が亡くなりました。
警察によりますと、午後0時半ごろ、三沢市三沢の産業廃棄物処理会社の敷地内で、リチウムイオン電池を焼却処分中に、焼却炉が爆発する作業事故が発生しました。
この事故で、焼却作業に当たっていた横浜市の瀨川さん(67)と諸澤さん(32)が病院に運ばれましたが、瀨川さんはおよそ2時間後に死亡が確認されました。
諸澤さんは搬送時、意識がある状態だったということです。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde2ed2110d1b47c0281e731a5b004a5ee8b2fea
2021年10月8日付で日本海新聞から下記趣旨の記事が、捨てられていた薬品ビン10本の写真付きでネット配信されていた。
鳥取県境港市は7日、市リサイクルセンター(同市夕日ケ丘2丁目)に持ち込まれた廃棄物に混入していた薬品の瓶の付近から白い煙が発生し、吸い込んだ職員6人が舌のしびれや喉の痛みなどの軽症を負ったと発表した。
6人は回復しているという。
市は劇物の容器の持ち込みを禁止しており、ホームページなどで市民に注意を呼び掛けている。
市環境衛生課によると、6日午前9時20分ごろ、不燃物を破砕機に入れる前に危険物や処理不適切物を取り除く作業をしていた職員が、不燃物を平らにならしたところ異臭を伴う白煙が発生し、吸い込んだ。
周辺でフェノール結晶、アリニン、エチレングリコール各1本、塩酸4本など計10本の薬品の瓶を発見。
底が割れた瓶や未開封の瓶があり、どの薬品から煙が出たかや誰がいつ捨てたかは分かっていないという。
同課の足立課長は、「過去に同様の事例はない。廃棄物を持ち込む際はルールを厳守してほしい」と話している。
https://www.nnn.co.jp/news/211008/20211008001.html
10月8日19時35分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、事業系から隠して出されたのかもしれないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鳥取県境港市のリサイクルセンターで6日、持ち込まれたゴミから突然白煙が出て、吸い込んだ職員6人が体調不良を訴える事故が発生しました。
一体、何が起きたのでしょうか?
境港市リサイクルセンターで6日、職員6人が、廃棄物の中に混入していた複数の薬品から漏れ出したとみられる異臭を伴った白煙を吸い込み、舌のしびれや、のどの痛みの症状を訴える事故が発生しました。
小林記者:
「これが今回の事故につながったとみられるビンですね。こちらのビンには塩酸と書かれています」
薬品の中には、「アニリン」なども含まれていたと言います。
事故に遭った職員に話を聞くと…
事故に遭った職員:
「しびれとやけど感がまだある」
「私らも命がかかっている。呼吸器系統とか神経系統がやられたらもう…」
薬品などは、センターへの持ち込みを禁止していて、ルールが守られていない現状に、市は怒りをあらわにしています。
境港市リサイクルセンター 木村所長
「一般家庭で使うものではないということは明らかなので、ひょっとしたら事業系の方から、ダンボール等に隠して出されたのかもしれない。一般市民の方もゴミを下ろすときに事故に巻き込まれる可能性がゼロではないので、すごく苛立ちを感じている」
命に係わる事故になりかねないことから、市は、再発防止のためホームページなどに、当時の事故の状況や注意喚起を掲載することにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5494761a3899b300045913fde118f10ca62ee8e
2021年10月6日9時38分に産経新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
6日未明の地震で最大震度5強を観測した青森県階上町。
町役場に駆け付けた総務課の小笠原さん(50)は、自宅で就寝中だった。
「グラグラと強い横揺れを感じて跳び起きた。10秒ほどだったが長く感じ、立っているのも大変なくらいで怖かった」と振り返った。
県は午前4時すぎに災害情報連絡員会議を開き、ライフラインや道路、鉄道などの被害確認を急いだ。
会議後、危機管理局の坂本次長は、「全容はまだ分からないが、極端な被害はなさそうだ」と話し、引き続き情報収集に当たった。
震度4を観測した岩手県岩手町の国道4号では、信号機の支柱が折れて車線をふさいだため、一時通行止めに。
点灯したままの信号を横目に、警察官が交通整理に当たっていた。
https://www.sankei.com/article/20211006-34ZNY43PXFOLZEGRXJ32DA6UTU/
10月8日18時22分にNHK岩手からは、折れた信号柱は耐用年数の目安を5年過ぎていた、目安を過ぎた信号柱は県内に1000本以上あるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日の地震で震度4を観測した岩手町では、信号機のコンクリート製の柱が折れて国道4号線の道路をふさぎ、一時、片側が通行できなくなる被害がありました。
現在は、仮設の信号機が設置されています。
警察によりますと、国は省令でコンクリート製の柱の耐用年数を42年を目安に定めていますが、今回の折れた柱は製造から47年が経過していて、目安を5年超過していたということです。
また、県内にあるコンクリート製の信号機の柱およそ3000本のうち1000本以上は、耐用年数の目安を超えているということです。
警察は、コンクリート製や鉄製のものなど県内すべての信号機の柱について、毎年1回は亀裂や腐敗がみられないか目視での点検を行っていますが、ことし7月の点検では、今回折れた柱に異常はなかったということです。
柱は、地面から3分の2ほどのところで折れていたということで、地震の揺れが影響したとみられますが、警察が今後、原因を詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211008/6040012259.html
2021年10月6日21時51分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後10時10分ごろ、相模原市緑区橋本台1丁目の産業廃棄物処理業者「Sプラントサービス」の工場敷地内で、従業員の男性(39)が重度のやけどを負い、病院に運ばれた。
神奈川県警相模原北署が事故原因を調べている。
署によると、男性は廃棄物の焼却作業中に着衣に引火したとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d524831f083dbc5f9b97214c7afe0f12c573f2
2021年10月5日22時56分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時ごろ、小樽市真栄2の花火製造・販売「H煙火」の工場敷地内にある作業小屋から出火、プレハブ造り平屋の作業小屋2棟が全焼し、40代の男性従業員が全身やけどの重傷、60代と40代の男性従業員2人が背中や首に軽いやけどを負った。
作業小屋には花火があり、小樽署などで出火原因を調べている。
同署や小樽市消防本部によると、工場従業員が「作業小屋で火災が発生し爆発した」と119番した。
工場敷地内にいたのは3人だけで、うち2人は作業小屋で花火の点検をしていたとみられる。
隣接する建物と車庫の外壁も焼き、午前11時20分ごろに鎮火した。
後志総合振興局小樽商工労働事務所によると、火薬類取締法に基づき同事務所が9月16日に行った火薬庫と製造施設の検査では、管理体制などに問題はなかったという。
現場はJR小樽駅から南に約3キロの山間で、近くにはワイン工場やパークゴルフ場などがある。
市街地からも煙が確認でき、約3キロ離れた花園地区の自宅にいた会社社長、湊さん(男性、45歳)は、「家の外に出たら山の方に黒煙が見えた。花火が上がり『ドンドン』と鳴っていて、何が起きているのかと思った」と話した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/596593
10月5日18時45分にテレビ朝日からは、打ち上ったことから考えると、筒に入れるなど、打ち上げの準備をしていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道小樽市の花火工場で起きた火災です。
大量の黒煙が上がって、時折、花火が上がる様子も見られます。
この火事で、これまでに男性3人が病院に搬送されています。
立ち上る黒い煙と爆発音。
白い尾を引きながら何かが飛び散っているのが分かります。
何事かと、皆さん、思ったはずです。
窓を開けると聞こえるサイレン。
煙は相当、高く上がっています。
場所は小樽市中心部から少し外れた山の斜面。
と、その時です。
花火です。
昼の明るさでも確認できる光の輪っか。
火が出たのは花火工場でした。
目撃者:
「外を見ると白いキノコ雲みたいな雲が上がっている状況で、一度やんだんですが、今度そうすると花火が下から」
火は1時間半ほどで消し止められましたが、40代の男性従業員が全身やけどの重傷。
ほか2人の従業員が軽いけがで病院に運ばれました。
一体、何が起きたのか…。
同業者によりますと、通常、引火しただけでは打ち上がることはないとのこと。
筒に入れるなど、打ち上げの準備をしていたのではないかと話しています。
工場では出火当時、完成した打ち上げ花火を従業員が点検していたといいます。
火が出た理由や引火した原因については分かっていません。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000230987.html
10月5日18時4分にNHK北海道からは、別の花火会社の担当者は、火薬庫の扉を開けるのは完成品をしまう時と取り出す時のみと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が起きた花火工場について、火薬類取締法に基づいて指導と監督を行っていた小樽商工労働事務所によりますと、工場の敷地内には3つの火薬庫があり、それぞれ最大で1990キログラム、2000キログラム、5000キログラムを貯蔵することが出来たということです。
商工労働事務所では、法律で定められた年に1度の保安検査を先月16日に行っていて、その際には火薬庫や工場の作業現場に問題はなかったということです。
花火の生産者でつくる日本煙火協会に加盟する「株式会社K化研」の担当者は、工場での花火の保管方法について、「火薬庫に厳重に保管していて、扉を開けるのは完成品をしまう時と花火大会がある時に取り出す時のみだ」と話していました。
その上で、「花火を運搬する際には不用意に触れないほか、静電気が発生しないよう注意しているので、なぜ事故が起きたのか分からない。警察や消防の情報を待ちたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211005/7000038938.html
(2022年6月4日 修正1 ;追記)
2022年6月3日12時20分にNHK北海道からは、小屋の中で導火線に通電させる試験を行わせていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年10月、小樽市にある花火製造会社の工場から爆発音とともに火が上がり3人が重軽傷を負った火事で、労働基準監督署は花火などの危険物がある場所で従業員に導火線の試験をさせていたとして、3日までに、法人としての会社と会社の役員を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、小樽市にある花火の製造会社「H煙火」と、この会社の60代の役員です。
会社の工場の敷地では去年10月、作業用のプレハブ小屋から爆発音とともに火の手が上がって従業員など3人がけがをし、このうち1人は全身に大やけどをしました。
小樽労働基準監督署によりますと、当時、プレハブ小屋には花火などの危険物が置いてあったのに、火災の防止措置をとらないまま、従業員に電気式の導火線に通電させる試験を行わせていたということで、2日付けで法人としての会社と役員を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
この火事では、警察も業務上過失傷害の疑いで捜査を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220603/7000047149.html
(2022年6月15日 修正2 ;追記)
2022年6月14日11時17分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、電流を制御する装置を通さずに通電チェックしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、再度、タイトルも修正した)
やけどを負った作業員は事故当時、「当時、小屋の中で、花火を打ち上げるための装置などの通電をチェックしていたところ出火した」と話していました。
警察は、運営する会社の統括管理者である元取締役の男が業務に関わる適切な保守管理を行わなかったとして、また、社員の男は通常の導通点検を行わず作業員の男性に全身やけどを負わせたとして14日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
通常の花火の打ち上げには、「ファイヤーワン」といわれる点火器と電流を制御する「モジュール」、それに打ち上げるための「筒」が必要になりますが、今回の事故では、モジュールを通さずに電流を流したため、爆発したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0701dd1bf9724efe10bea7f755de0257742c33c9
6月14日11時59分に北海道文化放送からは、元取締役は教育や指導を怠った疑いがあるという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
60代の元取締役の男は、適切な教育や指導を怠った疑いが持たれているほか、作業員の男も通常の方法で電流を通す点検を行わなかった疑いがもたれています。
通常打ち上げや点検の際に電流を制御する「モジュール」を今回は使っておらず、爆発につながったとみられています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=28845
6月14日18時29分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、元社員は決められた方法を守らなかった疑いがあるという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元社員は決められた方法を守らず導火線に通電した疑いが持たれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc19cb9b4064fbc25fe67cb887fc96f7b4401a6
6月14日13時6分にYAHOOニュース(札幌テレビ)からは、電流制御装置を付けないまま試験したという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人はそれぞれ去年10月、小樽市真栄の花火工場で、安全管理をせず電流を制限する装置を付けないまま電気導火線の試験を行い、爆発を発生させて42歳の従業員の男性にけがをさせた疑いがもたれています。
https://www.stv.jp/news/stvnews/vcj8cb00000017ww.html
6月14日16時13分に産経新聞からは、2人は事故後に退職したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元社員の書類送検容疑は昨年10月5日、花火製造販売会社の作業場で、電流を制御する装置を使わないまま通電、花火を爆発させ、男性社員(42)にやけどを負わせたとしている。
元取締役は事故防止の指示を適切に行わなかった疑い。
同社によると、2人は事故後に退職したという。
https://www.sankei.com/article/20220614-X2AT25K5L5JVBP5MBXRC6FPJWY/
2021年10月6日12時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時55分頃、長野県松本市浅間温泉の大音寺山にある遊歩道で、「N保育園」(同市浅間温泉)の4~5歳の園児6人と引率していた40歳代の男性保育士1人の計7人がオオスズメバチに腕や足などを刺された。
7人は痛みなどを訴えて市内の病院に搬送されたが、いずれも軽傷という。
同市や松本署によると、当時は園児59人と職員5人の計64人で散歩していた。
園児らが遊歩道をふさいでいた倒木をまたいで歩いたところ、倒木の下からオオスズメバチが襲ってきたという。
根元には直径約30センチの巣が見つかり、同日中に業者が駆除した。
市は同園に対して付近への散歩は控えるよう求めた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211006-OYT1T50092/
※以下は、10月5日16時56分に日テレNEWS24から放映されていた現場映像の一部。(記事本文は転載省略)
10月6日19時10分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、同じ日に長崎市でも3人がスズメバチに刺された、ハチを見かけたら激しく動いたり大声を出したりしてハチを刺激してはいけないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日、長崎市で登山中の男女3人がスズメバチに襲われ、消防や警察に救出されました。
もし、ハチに遭遇したり、ハチの巣を見かけりしたら…
どんなことに気をつければいいのでしょうか?
5日午後5時ごろ、長崎市深堀町に駆けつけた消防隊員が手にしていたのは…
KTN記者:
「今、現場に殺虫剤が到着しました。殺虫剤が到着です」
長崎市深堀町で登山をしていた60代から70代の男女3人が、スズメバチに刺されました。
警察と消防によりますと、3人のうち2人は自力で下山しましたが、残る1人の救出活動は、現場に大量のスズメバチが飛んでいたため難航しました。
消防隊員が殺虫剤を撒くなどして、通報から約3時間後の午後6時すぎに救出しました。
3人は命に別状はなく、「近くにハチの巣があった」と話していたということです。
5日は長野県で、散歩中の保育園児6人と職員1人がスズメバチに刺されました。
なぜ今、ハチによる事故が相次いでいるのでしょうか?
30年以上ハチの駆除を行っている下田さんに聞きました。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「今はハチが多くなってしまっている時期。今からは、ハチも食べ物がなくなって、いらだつ時期。巣が大きくて攻撃力がすごく高くなる時期。遠足時に子どもがハチに刺される被害が増える季節に入ってきている」
被害にあわないために最も大切なのは、「ハチの巣に近づかないこと」だといいます。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「まず、自分が歩く道行き先を確認して、例えばオオスズメバチであれば、地中にある巣からハチが出て、入って・・・というのを繰り返す。まっすぐ出てまっすぐ帰るこの一連の動作を繰り返しているのであれば、そこに巣がある確率が高い」
万が一ハチの巣を見つけた場合、そばで激しく動いたり大声を出すとハチを刺激するおそれがあります。
また、山に入るときは肌を露出せず帽子を着用し、身につけるものを明るい色にすることもハチ対策に有効だといいます。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「心に余裕を持って周囲をよく見て行動することで、少しでもハチの被害を減らすことができたらと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/22aee21617f3b6173f1ea49b2617e1f2280d6c83
2021年10月7日19時44分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県や三重県の年金受給者に送られた「年金振込通知書」のうち、およそ97万件に本人とは別の人の振込額や年金番号が誤って記載されていた問題で、後藤厚生労働大臣は、7日、陳謝した上で日本年金機構への指導や監督を徹底し、再発防止に取り組む考えを示しました。
この問題は、日本年金機構が今月4日と5日、年金の振込額が変わる年金受給者を対象に送付した「年金振込通知書」のうち、愛知県、三重県、福岡県に送られたおよそ97万2000件に、本人とは別の人の振込額や年金番号などが誤って記載されていたものです。
これについて後藤厚生労働大臣は記者団に対し、「国民に迷惑をかけたことを私からも深くおわび申し上げたい。厚生労働省としても、しっかりと指導、監督をしていきたい」と述べ、陳謝しました。
その上で、後藤大臣は年金機構に対し、今月15日に予定されている年金の振り込みを正確に行うとともに、受給者からの相談体制に万全を期すことや、今回の問題についての検証や再発防止に迅速に取り組むよう指示したことを明らかにしました。
一方、誤った記載のあった通知書の印刷を委託された岐阜県大垣市の印刷会社「S社」によりますと、すでに受給者に送付された愛知、三重、福岡のほかにも岐阜や山形、静岡、富山、それに和歌山の5つの県の通知書の印刷を委託されていたということです。
総数は352万件あまりで、そのすべてで印刷の際にレイアウトを誤り、表面と裏面で違う人の情報が印刷され、チェックもしていなかったとみられるということです。
問題の発覚を受け、和歌山向けの通知書は郵便局に届けていたものの、配達前に取りやめるよう依頼し、岐阜、静岡、富山、山形向けは発送前だったということです。
「S社」の担当者は、「現在、原因の調査をしており、終わりしだい結果を公表したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211007/3000018742.html
10月7日16時34分に読売新聞からは、印刷プログラムの設定ミスで、発送前の確認も怠っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、2人分の通知書を同時に印刷する過程でプログラムの設定ミスがあり、宛名が記載された表面に別の受給者の支払額などが記載された通知面を誤って貼り付けてしまったという。
発送前の確認も怠っていた。
誤りがあった通知書は9月30日頃に印刷した計約360万通に上り、今月6日にミスに気づいて 投函を止めたという。
同社は再発防止の徹底を図るとともに、関係者の処分を検討している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211007-OYT1T50192/
10月7日17時50分に朝日新聞からは、機構側でもサンプルチェックしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立憲民主党などが開いた合同ヒアリングでは、立憲民主党の長妻昭氏の質問に対し、厚労省側は、誤送付を引き起こした委託先のサンメッセ(岐阜県)が発送予定の残り約250万人分についても、そのまま委託するとした。
機構によると、チェック体制に関しては、サンメッセが50から100通のサンプルを作成し、機構が通知書の宛名面とその通知面にズレがないか確認したという。
長妻氏は「チェック体制が甘かったのではないか」と批判した。
https://digital.asahi.com/articles/ASPB75VQ8PB7UTFL00B.html
(ブログ者コメント)
映像を見ると、かなり大きい会社だ。
これくらいの規模の会社でなければ、何100万通もの機密書類を受注できないということかもしれない。
2021年10月4日17時17分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし3月、津野町で火事が起きた際、消火栓とホースの口径があわず、初期消火に遅れが出るケースがあったとして、高知県が県内の消防本部や自治体に対応を依頼する通知を出したことがわかりました。
高幡消防組合消防本部などによりますと、ことし3月、津野町で火事が発生した際、消防団が近くの消火栓から放水しようとしたところ、備え付けられていた消防ホースの口径があわずに、すぐに放水することが出来ず、初期消火に遅れが出たということです。
消防本部によりますと、消火栓の口径は65ミリでしたが、配備されていた消防ホースの口径は50ミリで、取り付けることが出来なかったということです。
津野町が調査したところ、ほかにも8か所で口径があわないホースが設置されていたことが分かり、町は、口径があわなくてもホースを取り付けることが出来る接続金具を配備したということです。
こうしたことを受けて、県は、ほかの自治体でも消火栓とホースの口径が食い違っている可能性があるとして、今月1日付けで県内15の消防本部と、消火栓を管理する34市町村の水道を担当する部署に対し、適切な管理と対応を行うよう、一斉に通知したということです。
高知県消防政策課は、「設備の不備が原因で消火活動に影響が出ないよう、日ごろからの点検や情報の共有を徹底してほしい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20211004/8010012777.html
※4ケ月前、2021年6月2日8時32分に高知新聞からは、町は4年前に消火栓の口径を50mmから65mmに変更したが消防団や地元には伝わっていなかった、消防団も毎年の点検で接続確認せずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県高岡郡津野町杉ノ川丙で3月に発生した民家火災で、町が設置している消火栓とホースの口径が合わず、初期消火に遅れが出ていたことが1日までに分かった。
火災は3月18日午前9時ごろ発生。
住民らによると、火災に気付いた付近の住民が道路脇の格納箱からホースを出し、道路上の消火栓につなごうとしたが、口径が合わなかった。
このため、地元の消防団員が約40メートル離れた屯所から変換金具を持ち出して放水したという。
火災でけが人はなかったが、現場近くの住民は、「径が合わないと慌てていて、消火が遅れていた」と証言した。
町によると、2017年度の水道施設改修で消火栓の口径を50ミリから65ミリに変更したが、消防団や地元には伝わっていなかった。
地元の消防団は毎年、格納箱のホースを点検していたが、接続は確認しておらず、ホース側の金具は50ミリのままだった。
問題は1日行われた町議会6月定例会の一般質問で指摘され、池田三男町長は「口径が変わった後にチェックができていなかった。反省している」と答弁した。
町によると、周辺2カ所でも消火栓との口径が合わないホースが見つかり、金具を交換。
消防団に依頼し、7月までに町内すべての消火栓とホースの径を確認する。
https://www.kochinews.co.jp/article/461232/
(ブログ者コメント)
同じようなトラブルは6年前、長崎市でも起きていた。
2015年3月15日掲載
『2015年3月7日 長崎市の民家火災時、ホースと消火栓の金具が合わなかったため住民が初期消火できず、消防局が軽量化目的でホースを更新した際に消火栓側の金具を取り換えていなかった』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4695/
2021年10月6日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時50分ごろ、三郷市笹塚の金属部品製造会社「K」敷地内で、金属切除加工機の解体作業中、同加工機に付いているクロスレールが落下し、男性が下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
吉川署によると、落ちてきたクロスレールは幅2・5メートル、奥行き70センチ、高さ1・05メートル。
男性は計3人で作業をしており、クロスレールの真下にいたという。
解体作業に立ち会っていた同社の従業員男性(69)が物音に気付き、「作業台とクロスレールの中に人が挟まれている」と119番した。
同署は所持品から、死亡したのはベトナム国籍の男性(26)とみて、事故原因を調べている。
https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/10/06/04_.html
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

