







2021年1月5日17時3分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1年で満月が最も大きく見える現象「スーパームーン」の起きる日は、通常の満月や新月のころと比べても海岸浸食が大きく、全日平均比では浸食の程度が約5割増大するとの分析結果を、港湾空港技術研究所(神奈川県横須賀市)の研究チームが発表した。
チームは「スーパームーンの影響を考慮した海岸管理が必要だ」と指摘する。
米国の地球物理学連合の学術誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に論文が掲載された。
スーパームーンは、楕円(だえん)軌道を周回している月が地球に最接近する時(近地点)と、満月のタイミングが重なった時に起きる現象。
月が地球から最も遠い時と比べて、直径が約14%大きく見える。
チームは茨城県神栖市の波崎海岸で1986~2010年、日ごとの砂浜の地形変化データを解析した。
その結果、一日の満潮と干潮の潮位差が大きくなる大潮が起こる満月や新月の日は、海岸線が全日平均と比べて平均37センチ後退していたのに対し、スーパームーンの日は47センチ後退していた。
波の条件が同じだったと仮定すると、スーパームーンの日は、全日平均より浸食の程度が49%増大していたという。
チームによると、スーパームーンの時は満潮時に海面水位が非常に高くなり、海岸線付近の地下水位も上昇する。
一旦上昇した地下水位は引き潮の際にもなかなか下がらないため、砂浜の表面に地下水がにじみ出て、より浸食されやすくなると考えられるという。
欧米では、スーパームーンの時に起こるような大きな潮の満ち引きは「キングタイド」と呼ばれ、島国などで浸水リスクが高まることが知られている。
チームの伴野雅之・港湾空港技術研究所主任研究官(海岸工学)は、「台風などによる高波・高潮が予測される日にスーパームーンが重なる場合は、浸水への備えに加え、浸食リスクにも注意することが必要だ」と話す
https://mainichi.jp/articles/20210105/k00/00m/040/126000c
1月11日6時39分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
月が地球に接近しいつもより明るく輝いて見える「スーパームーン」と呼ばれる現象の際、干満の差が大きくなることで海岸の地形の変化に影響を与えていることが、神奈川県横須賀市にある研究所の調査で初めて確認されました。
「スーパームーン」は、月が地球にもっとも接近し、みかけの直径がおよそ14%大きく、明るさでは30%程度輝きが増して見える現象です。
横須賀市にある「港湾空港技術研究所」がスーパームーンと潮の満ち干の関係を茨城県の海岸で20年以上観測し42回分のデータを解析した結果、平均で、ひと晩に海岸線が通常のおよそ1.5倍浸食されることが確認されたということです。
また、干満の差は大潮と比べても平均で13センチほど大きかったということです。
スーパームーンの地形に与える変化が実際の観測で確認されたのはこれが初めてだということで、研究グループの伴野雅之主任研究官は、「天体現象として注目されがちだが、海岸線が浸食されるリスクが高まる現象でもあることに注意が必要だ」と指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210111/1050012637.html
2020年12月27日に掲載した第3報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第4報修正4として掲載します。
第3報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11283/
(2021年1月12日 修正4 ;追記)
2021年1月5日9時21分に読売新聞からは、間違えた成分の容器と本来の成分の容器は同じ棚の上下に並べて置かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
本来入れるべき有効成分の容器と混入した成分の容器が、同じ棚の上下に並べて置かれていたことが、同社関係者への取材でわかった。
用途の異なる原料がごく近くで保管されていたことになり、関係者は「ヒューマンエラーを起こしやすい状態だった」と危険性を指摘している。
同社によると、有効成分を入れていたのは「高さ1メートル弱の大きな紙製のドラム缶」、睡眠導入剤成分は「小さく平たい缶」と、大きさや形が全く異なっていた。
同社は「一般的な感覚では間違えないレベル」と説明しており、同社が設置した調査委員会が取り違えの経緯を調べている。
同社は4日、問題の薬を処方された患者の人数を、これまでの364人から344人に修正した。
処方された人のうち、実際に服用した人が324人だったことも判明。
服用して健康被害を訴えた人は207人、交通事故に遭った人は22人となった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210105-OYT1T50146/
(2021年1月28日 修正5 ;追記)
2021年1月24日5時0分に読売新聞から、成分を2度に分けて投入するという裏手順書が10数年前からあり、今回、2度目に投入する時に成分を間違えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
※修正4の記事中、裏マニュアルがあったらしいとも紹介していたが、当該記述は削除した。
この薬について、国の承認とは異なる製造手順を記した「裏手順書」が十数年前から製造現場で使われていたことが、関係者への取材でわかった。
県は、違法な手順による製造が常態化し、健康被害につながった事態を重く見て、医薬品医療機器法に基づき、同社に対し業務停止命令を出す方向で検討している。
関係者によると、国が承認した手順書では、薬の主成分を全て1回で入れることになっているが、「裏手順書」では2度に分けて入れると記載されていた。
錠剤を固まりやすくするためとみられ、製造現場で十数年前から採用されていたという。
問題の薬では、従業員が主成分を2度目に入れようとして、睡眠導入剤成分と取り違えていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210124-OYT1T50015/
一方、1月27日19時23分にNHK福井からは、保管状況の写真を入手したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
NHKが入手した、会社が関係者への説明の際に使用した写真によりますと、主成分が入った円筒型の容器と睡眠導入剤の成分が入った直方体の容器は、同じ棚の下と上の至近距離で保管されていた状況がわかります。
・・・・・
県は、厚生労働省と協議した上で、2月上旬にも過去最長となる116日間の業務停止命令を出す方針です。
この問題で、会社が、別の20種類あまりの薬について承認された規格に適合していなかったなどとして自主回収する方針を決めたことが分かりました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210127/3050007049.html
(2021年2月11日 修正6 ;追記)
2021年2月9日19時8分にNHK福井からは、過去最長となる業務停止命令が出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は、K化工に対し、法令順守の意識が欠如し、品質管理の体制に重大な問題があるとして、9日付けで、過去最長となる116日間の業務停止命令を出しました。
あわせて、役職員の教育や品質管理の体制の見直しなどを命じる業務改善命令も出し、改善が確認されるまで製品の出荷の再開を認めないとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210209/3050007169.html
2月9日22時6分に産経新聞westからは、経営陣も法令違反の実態を把握していたが、修正申請すると承認されるまで製造できなくなるため修正しなかったなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
問題をきっかけに、同社では承認外の工程で製造する法令違反が180製品以上確認された。
県は、経営陣もこうした実態を黙認していたと認定している。
小林社長は、総括製造販売責任者を務めた平成17年から、承認外の工程がある実態を認識していたと説明。
このころ、製造承認書と実際の工程を照合するよう行政側からの通達があったが、社内で確認を進めると、多くの製品で承認書と齟齬(そご)が生じていた。
だが、適切な対応を取らずに製造は継続された。
実際の工程に合わせるための承認には時間がかかり、申請しても承認されるまで製造できないためだった。
小林社長は「振り返れば、供給中止すべきだった。(薬の供給は)患者の生命に直結しているため、一気にやめることができない」と釈明した。
だが、常態化した承認外の作業が、混入による健康被害という重大な問題に発展。
対応の遅れについて、小林社長は、「後発薬の需要が増えたために人員を増やしてきたが、十分に教育ができなかった」と述べた。
県は、「経営層が法令違反を把握していながら、改善策を講じなかった点が最大の課題だ」と結論付けた。
https://www.sankei.com/affairs/news/210209/afr2102090031-n1.html
2月10日5時0分に読売新聞からは、販路拡大中だったため製造を止められなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小林社長によると、不正の把握は製造責任者だった2005~07年頃。
厚生労働省が承認していない工程が記された「裏手順書」や、立ち入り調査に備えて虚偽の製造記録を記した帳簿(二重帳簿)の存在を知ったという。
すぐに正せなかった理由について「会社が販路を拡大しており、一度に大量の製造は止められなかった」と説明。
「数年かけて(改めよう)と思ったが、判断は大きな誤りだった」とうなだれた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210209-OYT1T50268/
2月9日19時8分にNHK福井からは、会社が急成長してきた状況に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
K化工は,あわら市に本社を置き、昭和36年に設立されました。
厚生労働省が使用を推進している価格が安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの研究・開発や、289の製品の製造や販売を行っています。
現在、あわら市には、本社のほか今回の睡眠導入剤の成分の混入が起きた「矢地第一工場」をはじめ、工場や研究施設などあわせて7つの施設があり、このうち3つの工場や施設は、この10年間のうちに新設されています。
今年度の従業員数は796人で、平成21年度の210人から、この10年あまりでおよそ3.8倍に増えています。
小林社長が去年11月、機関誌に寄稿した文章には、「医薬品市場で後発医薬品使用促進の追い風を実感したのは、やはり政府が医療機関・調剤薬局に対して使用のインセンティブを設けた02年度の診療報酬・調剤報酬改定以降です。その頃の当社の売上高は、わずか30億円程度でしたが、継続した政府の後押しもあって10倍以上の370億円に伸ばすことができました」とあり、国がジェネリックの使用を促進する中で、会社が大きく成長してきたことがつづられています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210209/3050007170.html
2月10日12時43分にNHK福井からは、ジェネリック協会から除名されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本ジェネリック製薬協会は、「法律に対して重大な違反を犯した」として、K化工を8日付けで協会から除名しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210210/3050007176.html
2月11日9時6分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイDIGITAL)からは、親会社のオリックスがサポート中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
K化工の株式の過半数を保有し、資本・業務提携しているオリックスは1月20日、福井新聞の取材に「出資者として誠に遺憾。K化工が社会的な責任を少しでも早く全うすることができるように、最大限のサポートを行っている」とコメントした。
・・・・
小林代表取締役社長は創業家の3代目である。
創業者は小林S。
配置薬を売る「富山の薬売り」で、戦後の1946年に配置薬を製造する小林製薬所を創業した。
61年、K化工を設立、医療用医薬品に進出した。
・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/d49aea251bbe99bd00b583325f22a9c2e6304b3a
2021年1月5日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡労働基準監督署は、液体窒素を用いる冷凍車に酸素濃度測定器具を設置していなかったとして、運送業のK運輸㈲(静岡県焼津市)と同社専務取締役を、安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで静岡地検に書類送検した。
冷凍車の荷台に入った労働者が急性窒息で死亡している。
災害は令和2年5月17日、取引先の事業場内で発生した。
労働者は1人で冷凍車内に液体窒素を充てんする作業に従事していた。
本来は酸素欠乏症を防ぐため、荷台の扉を全開にしてしばらく換気したうえ、測定器で酸素濃度を確認してから車内に入らなければならならない。
労働者は扉を半開きにするのみで十分な換気をせず、そのまま乗り込んで倒れたものとみている。
酸素欠乏症等防止規則第4条では、…
https://www.rodo.co.jp/column/99744/
(ブログ者コメント)
酸欠則4条の条文は下記。
(測定器具)
第四条 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときは、前条第一項の規定による測定を行うため必要な測定器具を備え、又は容易に利用できるような措置を講じておかなければならない。
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-35-2-0.htm
2021年1月8日10時26分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月5日、医薬品製造会社「Sファーマ」の金ケ崎工場で、およそ10トンのジクロロメタンを貯蔵していたタンクのメモリがゼロになっているのを作業員が見つけました。
ジクロロメタンは工場では洗浄剤として使用されていて、雪の重みでタンクのバルブがゆるみ、敷地内に漏洩したとみられています。
ジクロロメタンは発がん性がある有害物質で、敷地外の河川などにも流出したおそれがあることから6日、工場から岩手県に通報があったということです。
工場のそばには北上川に合流する2つの河川があり、通報を受けた県が河川管理者の国などと水質調査を行いましたが、水質の汚濁はみられず、数値の異常もなかったということです。
また、これまでに、異臭や健康被害などの情報も寄せられていないということです。
県では、工場の敷地外に流出した可能性は低いとみていますが、念のため、水質や周囲の環境への影響について当面の間、調査を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210108/6040009607.html
1月6日23時4分に産経新聞からは、タンク上部からの落雪が原因だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手県などは6日、医薬品製造「Sファーマ」の金ケ崎工場(金ケ崎町)のタンクから、有害物質のジクロロメタンが最大で約10トン漏れたと発表した。
けが人はいない。
同社は、工場敷地外への流出は確認されていないとしている。
同社によると、5日午後に従業員が発見。
タンク上部からの落雪で、バルブが緩んだのが原因の可能性があるという。
県は付近の川やため池の水質調査をしている。
https://www.sankei.com/affairs/news/210106/afr2101060015-n1.html
1月10日19時35分にNHK北海道からは、拡散防止対策を進めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Sファーマによりますと、今月5日、金ケ崎町の工場で、屋外にあるジクロロメタンを貯蔵していたタンクの排出弁が開き、およそ15キロリットル漏れ出したということです。
発見したときに、排出弁が半分ほど開き、タンクの上部に雪が積もっていたことから、会社では雪が落ちてバルブがゆるんだとみています。
ジクロロメタンは発がん性がある有害物質で、会社が漏れ出した現場付近の土壌水を調べたところ、8日になって、高濃度のジクロロメタンが検出されたということです。
工場周辺への影響については、県や国が7日に、周辺の河川7か所で水質調査を行ったところ、いずれも基準値を下回りました。
また、会社が周辺の井戸水を15か所を調べたところ、9日の時点では、ジクロロメタンは検出されていません。
ただ、会社では、工場から半径1.2キロの住民や企業に対して、念のため、地下水を飲料に使わないよう要請し、飲料水を提供したということです。
今後、県や国とともに水質や周囲の環境への影響について調査を続け、漏れ出したジクロロメタンが拡散しないよう対策を進めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210110/6040009633.html
(ブログ者コメント)
〇落雪で弁が半分ほど開いたという点から考えると、コックバルブが使われていて、レバーが真横になると閉、真下になると開、という状態だったのかもしれない。
水道蛇口のレバーであれば、下に押すと水が止まるので、上から物が落ちてきても出っ放しになることはないのだが・・・。
それにしても、万一の事態に備え、なぜキャップを取り付けていなかったのだろうか?
〇ジクロロメタンは地下浸透力が強い物質ゆえ、早期に土壌汚染拡散防止対策がとられるものと思われる。
2021年1月4日20時22分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時すぎ、守山市荒見町の中古車販売店の駐車場で、市内に住み、この店を経営する田家さん(男性、42歳)が運転するフォークリフトに、いずれも田家さんの娘で小学5年生の姉(10)と1年生の妹(6)がひかれて病院に搬送され、妹はおよそ1時間後に死亡が確認されました。
姉も大けがをして病院で手当てを受けていますが、意識はあり、命に別状はないということです。
警察によりますと、田家さんは4日は休みだったということで、「娘たちをフォークリフトの荷物を載せる部分に乗せて走行して遊ばせていたら2人が落ちてしまった」と話しているということです。
警察が当時の状況をさらに詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20210104/2060006596.html
1月4日17時18分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、姉妹をフォーク部分に乗せて旋回して遊ばせていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
守山署によると、父親は「姉妹をフォークリフトのフォーク部分に乗せ、旋回して遊ばせていたところ、振り落としてひいてしまった」などと話しているという。
同社はこの日、休業日だったという。
現場は守山北中の西側にある住宅地。
https://news.yahoo.co.jp/articles/86a5d71dd5035f0be71ba6b980c9fdbf82eae247
1月4日21時50分に読売新聞からは、妹は頭を強く打って死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時15分頃、滋賀県守山市荒見町の中古車販売会社駐車場で、市内の小学生の姉妹2人が、父親(42)の運転するフォークリフトにひかれた。
2人は病院に搬送されたが、小学1年の妹(6)が頭を強く打って死亡。
同5年の姉(10)が脚などに重傷を負った。
県警守山署によると、同社はこの日、休業日で、経営者の父親が2人と遊びに来ていた。
父親がフォークリフトの荷物を積載するフォーク部分に2人を乗せて旋回させていたところ、2人が振り落とされ、ひかれたという。
同署が事故当時の状況を詳しく調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210104-OYT1T50172/
2021年1月3日9時0分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府亀岡市で1日、全国初のプラスチック製レジ袋提供禁止条例が施行された。
市内全ての小売店が対象となり、有料でも提供が禁じられた。
代わりの紙袋を提供する場合も有料が義務付けられた。
元日から営業している全国チェーン店をはじめ、各店舗が条例に沿った対応を始めた。
市環境政策課によると、客とのトラブルの相談などは寄せられていないという。
「手さげ紙袋が有料になりました」。
1日朝、同市千代川町のマクドナルド9号線千代川店の店内やドライブスルーのブースに、条例に合わせた対応を伝える看板やポップがお目見えした。
全国約2900店舗の中で市内3店舗のみの対応で、接客クルーは客に有料の紙袋の要否を尋ねた上で、購入量に合わせ10円か20円の紙袋を提案した。
訪れた大学生(21)=青森県弘前市=は、「環境問題を見据えた大切な取り組み。これまで無料のレジ袋をたくさんもらっていたが、極力もらわないようにする」と、条例に理解を示していた。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/460224
1月5日9時46分にNHK京都からは、事業者には紙袋購入支援制度がある、違反した事業者名は公表されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府亀岡市は、市内のすべての小売店でプラスチック製レジ袋の提供を全面的に禁止する全国で初めての条例を、今月から施行しました。
「保津川下り」の観光で知られる亀岡市が今月1日から施行した全国初の条例では、市内のスーパーやコンビニを含むすべての小売店がプラスチック製レジ袋を提供することを、有料であっても禁止しています。
紙袋についても無料での提供を禁止し、事業者への支援策として紙袋を安く仕入れることができる制度を合わせて設けています。
亀岡市は、ことし6月からは、違反が報告された事業者に対し立ち入り調査を実施し、事業者名の公表や改善勧告などを行うことにしています。
また、市民に対しても買い物にはできるだけマイバッグを持参するよう協力を求め、プラスチックごみの大幅な削減を目指すことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210105/2010008987.html
(ブログ者コメント)
〇対象となるのは、店で購入した商品を持ち運ぶための持ち手がついている袋。(6/7ページ)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000702290.pdf
〇ご覧になった方も多いと思うが、本件、新年早々の「ガイアの夜明け」でも取り上げられていた。
2020年1月4日0時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県警は3日、大雪による事故で3人が死亡したと発表した。
同日午後1時20分頃、柏崎市の住宅兼会社の駐車場で、この家に住む男児(9)が手押し式の除雪機に巻き込まれ、脳挫傷で死亡した。
発表によると、男児は父親らが除雪作業をしているそばで雪遊びをしていた。
父親が除雪機のエンジンをかけたまま数分間、目を離した際に巻き込まれたという。
・・・・・
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210103-OYT1T50260/
1月4日12時4分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、父親らは別の作業をしていたなど下記趣旨の記事が、当該除雪機の写真付きでネット配信されていた。
3日午後1時すぎ、柏崎市宮之窪の住宅兼会社事務所の駐車場で、この家に住む小学3年生の9歳の男の子が除雪機に巻き込まれ死亡しました。
警察によりますと、当時、会社を経営する父親と従業員が除雪機のエンジンをつけたまま別の作業をしていたところ、雪遊びをしていた男の子が除雪機に近づき、巻き込まれたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c0be5269ee8159d98fb1f144a99b84eb4dd0195
1月3日18時33分にNHK新潟からは、右腕などを巻き込まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時20分ごろ、柏崎市内の会社を兼ねた住宅の敷地内で、9歳の男の子が除雪機に巻き込まれました。
警察の調べによりますと、男の子は右腕などを巻き込まれ、病院に運ばれて手当てを受けていましたが、その後、死亡しました。
3日は男の子の父親が除雪機を使って敷地内の除雪作業を行っていたということで、警察は事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210103/1030015081.html
2021年1月7日9時16分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、破断面などの写真付きでネット配信されていた。
奈良県葛城市の交差点で3日、道路標識が倒れているのが見つかった。
犬の小便などの影響で、支柱の根元が腐食したことが原因らしい。
こうした標識の倒壊で、通行人がけがをした事例も過去にある。
今回の倒壊を受けて、県警は大型標識を緊急点検する。
県警によると、3日午前10時20分ごろ、奈良県葛城市弁之庄の交差点北側に立っていた道路標識が倒れていると通行人の女性から署に通報があった。
けが人はなかった。
標識は高さ約5メートル。
鉄製の支柱は直径約15センチ、厚さ約5ミリ。
1996年設置で、一時停止や横断歩道などを示していた。
支柱の下部に変色があったといい、犬の小便などの影響でさび、強風にあおられて折れたと県警はみている。
【1800本を緊急点検へ】
所管する高田署によると、道路標識の点検は、管内を地域ごとに区切り、毎月1日に順次行っているという。
目視し、異状があれば押すなどして調べていたが、今回倒れた標識について異状は把握していなかったという。
交通規制課によると、道路標識の耐用年数は50年ほど。
ただ、犬の小便や凍結防止剤、草刈り機でついた傷から水が入ることなどが原因で腐食が進むという。
道路標識の倒壊は事故につながりかねない。
2019年には岐阜県で、倒れた標識に当たって小学生の男児が軽傷を負った。
17年にもさいたま市で、女性が倒れた標識に当たって軽いけがをした。
今回の倒壊を受けて、奈良県警は21年3月末までに、設置から10年以上になる県内の大型道路標識約1800本を緊急点検する。
交通規制課の西岡次席は、「標識に異状があれば、県民からも県警に連絡をいただきたい」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASP1673NJP15POMB008.html
(ブログ者コメント)
〇地中で腐食しているケースもあるので、「目視し、異状があれば押すなどして調べる」のではなく、「点検時は押して調べる」としたほうがよさそうな気がする。
〇本ブログでは過去に、さいたま市などでの同種事例を何件か紹介している。
2020年1月3日18時32分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県福山市は3日、自宅で調理したフグを食べた50代男性と80代女性の親子2人が食中毒を起こしたと発表した。
めまいやふらつきなどの症状を訴え救急搬送されたが、現在は回復しつつあるという。
市によると、男性が昨年12月26日にフグを釣り、同30日ごろ、市内の女性宅で身の部分を刺身や鍋にして2人で食べたが、異常はなかった。
2日夜、冷凍にしていたフグの皮を煮て再び2人で食べると症状が現れたという。
市内でのフグによる食中毒は2019年6月以来。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ddf5a143ce93822c18c31b289e5916170fe02d0?source=rss
1月3日16時20分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、午前2時ごろから中毒症状が出て午前10時ごろに救急搬送されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県福山市の発表によりますと、きょう3日午前10時ごろ、市内の医療機関から「『テトロドトキシン』と呼ばれるフグの毒による食中毒患者2人を診察した」と福山市保健所に連絡が入りました。
患者のうち50代の男性は、きのう2日に釣って冷凍保存していたフグを、夜になって80代の母親の自宅で調理。
フグの皮を煮て親子2人で食べたということです。
2人はきょう3日午前2時ごろから、めまいやふらつき、歩行困難などの症状があり、午前10時ごろに医療機関に救急搬送されました。
2人は医療機関で経過観察中で、回復傾向にあるということです。
福山市は「フグを家庭で調理することは極めて危険なので、絶対にしないで下さい」と注意を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07a3763c9ef2bcb9df463b59bf8f5b6dbe603078
(ブログ者コメント)
テレビ新広島の記事中、「きのう2日に釣って冷凍保存していたフグを・・・」というくだりは「きのう2日に、釣って冷凍保存していたフグを・・・」ということだと思われる。
2021年1月1日19時52分にAFPから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
フランス東部アルザス(Alsace)地方で大みそかの夜、おもちゃの打ち上げ花火で25歳の男性が死亡した。
バラン(Bas-Rhin)県が1日、明らかにした。
男性は頭部が吹き飛ばされた状態だったという。
同県によると、男性はまず心停止に陥り、その後花火の発射で「頭部が吹き飛ばされた」という。
一緒にいた24歳の男性も「顔面に損傷」を負い、入院した。
憲兵隊によれば、被害男性らは事故発生時、花火を「通りで扱っていた最中だった」という。
バラン県内では、この事故以外にも計3人が手にけがしている。
同県は昨年12月中、花火の売買を禁止していたが、年が明けた午前0時には県都ストラスブール各地で爆竹や花火が鳴り響いた。
午後8時以降は外出禁止令が出されていることから、住民は自宅で花火などを使用していた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3324191
※個別記事のURLは添付省略しています(ページ数が増えるため)。
1.総括
特段の大きな事故は起きなかったものの、国内外ともに、新型コロナウイルスで大変な1年だった。
関連情報多数掲載スミ。
2.2020年の事故・トラブルの傾向
特段の傾向はなかったものの、同じような事例が複数報じられたことが気になった。
〇愛媛県の伊方原発で短期間に3つのトラブルが起きた。
1月12日 装置吊り上げ中に制御棒1本が一緒に吊り
上がった
1月20日 移動中の核燃料が枠に乗り上げ、落下の
誤信号
1月25日 送電線保護装置点検中に装置が作動し、数秒間電源喪失
〇スプレー缶使用時の爆発事故が4件あった。
2月 4日 京都市の飲食店で調理場に置いていた殺虫
剤スプレーが爆発
2月11日 習志野市の居酒屋で食洗器下のゴキブリに
殺虫剤を噴射し爆発
9月 5日 中間市でガスパン遊び中、タバコを吸おう
として爆発
11月 7日 那覇市の漁船内でスプレー缶を使って清掃
中に爆発
〇高圧空気を肛門から注入する事例が2件あった
3月 6日 神栖市で同僚にズボンの上からホース先端
を押し当てられ重傷
11月 3日 袋井市でふざけて同僚に着衣の上から空気
を送って重傷
〇地下トンネル工事の影響と思われる道路陥没事故が2件あった
6月12日 横浜アリーナ近くの市道が長さ10mにわた
り陥没
10月18日 調布市の住宅街で1か月前にシールドマシン
が通った区間の道路が陥没
〇昇降機に命綱をかけていたがゆえの事故が2件あった
10月16日 仙台市のテレビ塔で塗装剥離中、30m下
まで引きずられ重傷
11月19日 武豊町の火発建設現場でハーネスごと
19m上昇し死亡
〇警察での拳銃暴発事故が2件あった。
1月22日 千代田区で撃鉄を戻そうとして手順を誤っ
た
2月12日 長井市で実弾入りを忘れて引き金を引いた
※警察での暴発事故はしばしば発生しているので、今後は特段のもの以外は紹介を割愛することにした。
〇消防のプロなのに・・・と感じた事案が3件あった。
2月27日報道 奈良県の消防学校で5年間、消火訓練
を実施していなかった
7月10日 山口県の消防学校プールで水難救助訓練中
に溺れて死亡
11月20日 長野県の消防学校で燃焼実験後の鎮火確認
が甘く再出火
〇犬が人にかみついた事故が5件、報じられた
2019年 美濃加茂市で保健所指導を守らずまた噛み
ついたシェパードの飼い主を書類送検
3月21日 富山市で柵の中に入った際、抱いていた孫
が噛まれて死亡
5月15日 銚子市で自宅内放し飼い闘犬が外に出て、
噛まれた女性が重傷
2015年 大野城市で配達員に噛みついた犬の飼い主
に賠償命令
12月13日 周南市で繁殖し続ける野犬に歩行中の女性
が噛まれる
〇6月から10月にかけて、横須賀市などで何回も異臭騒ぎがあった。
3.ブログ者の印象に残った『狭義』の産業事故
(特記なき日付は発生日)
1月 9日 宿毛市のセメント会社でセメント貯蔵タンクの基礎が崩れ5人負傷
2月 3日 名古屋港で貨物船から荷揚げ中のコンクリート板の山が崩れ2人死傷
2月 5日 刈谷市で柵なしマンホールから頭を出した作業員が車と接触して死亡
6月10日 守山市の旭化成で誰も空洞だと知らなかった箱が解体時に爆発
7月15日 吉田町の倉庫火災でバックドラフト?により消防隊員ら4人が死亡
7月30日 郡山市の飲食店でガス管腐食が原因で大爆発、19人死傷、
8月25日 横浜市の元米軍燃料タンク跡で蓋の上に乗った重機が転落し1人死亡
9月 7日 糸魚川市の工場でモノシラン工程の配管を
取り外した際に爆発的燃焼、5人重軽傷
11月14日 上関大橋で20㎝段差に乗用車が衝突し2人軽傷
11月19日 坂出市沖で初海域を航行中の旅客船が暗礁と衝突し沈没、全員救助
12月4日報道 あわら市の製薬会社で薬に睡眠導入剤が混入し217人が被害
12月22日 名古屋市のホテルで駐車場工事中、間違ってCO2消火設備を作動させ11人死傷
[番外]
7月25日 商船三井の大型貨物船がモーリシャス沖で
座礁し油が大量流出
8月 4日 ベイルートの倉庫で押収していた硝酸アン
モニウムが大爆発
4.ブログ者の印象に残った『広義』の産業事故
(特記なき日付は発生日)
2月 5日 逗子市でマンション敷地斜面が崩落し、下
を通行中の女子高生が死亡
4月10日 米軍普天間基地でBBQ中に消火システム
が作動しPFOS大量流出
4月17日 成田空港で木製チョーク固定の旅客機が
突風にあおられ90°回転、
7月 8日 岐阜市で大雨時にマンホールの蓋が水圧で
外れ、飛び出したハシゴで車が逆立ち状態
11月20日 鹿児島市で木の根がガス管と下水管の両方
を壊し、下水管にガスが流入して爆発
5.ブログ者の印象に残った、その他の情報&トピックス
(日付はブログ掲載日)
1月 5日 JAFの2019年調査によれば歩行者のいる
横断歩道で一時停止しない車は全国平均で
17%。
2月16日 四日市市は緑地面積率を新設&既設ともに
緩和する
3月12日 喫煙者が部屋に入ると衣服に付着していた
有害物質が蒸発して3次喫煙が生じる。
3月21日 台風などで被災した家の屋根をシュリンク
フィルムで覆う工法がある
3月24日 衣服の柔軟剤で体調不良になる人がいて香害
と呼ばれている(4月13日にも同種記事)
6月10日 バリウム検査は役立たず弊害も多い、誤嚥
事故も少なくない(11月28日にも同種記事)
6月22日 日本では子供が歯ブラシで喉を突く事故が
数多く発生している
7月13日 臼杵市でヤカンに入れたスポーツドリンク
を飲んだ13人が銅中毒
10月27日 駅で線路上にワイヤレスイヤフォンを落と
す事例が増えている
11月30日 日本で起きたクマによる7大獣害事件の紹介
[番外]
6月13日 ロシアの北極圏で永久凍土が溶け、火力発電所の燃料タンクが沈下して軽油大量漏洩
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
6.読者の方とのコミュニケーション
〇7月、某記事に関し、「記事の内容が違っているので、削除あるいは訂正をお願いします」というコメントが書き込まれた。
内容から推定すると、おそらくは当事者の方。
「訂正すべき内容を教えていただければ御社に支障のない表現で訂正する」と返信したが、それ以降、音信は途絶えた。
〇11月 指摘されても消防設備を改善しないホテルがあるという記事に対し、ホテルニュージャパンと何も変わっていないという長文コメントが書き込まれた。
こんなにも長いコメントをいただいたのは初めてだった。
7.ブログ作成上の特記事項(変化点、工夫点、配慮点など)
〇6月、ブログ運営会社が通信欄の運用を停止したため、代替手段としてオレンジクラウドの通信欄を設置した。
〇10月、環境問題に関する情報提供も多くなっているのでタイトルを変更し、ブログ説明文の内容も書き換えた。
旧タイトル;産業安全と事故防止について考える
**********************
(ブログ者 忘備録)
〇1月下旬、ブログ運営会社のシステムトラブルで、2週間ほど本ブログが閲覧不能になった。
ブログを開設して10年になるが、こんなにも長期のトラブルは初めてだった。
〇2月、本ブログへのアクセス数が特異点的に増加した。
これまでたびたびあった現象だが、今回は気になり、増加した日のアクセスログを調べてみたところ、米国などの同じIPアドレスから、数秒おきに異なる記事にアクセスされていた。
ネットで調べると、リファラムスパムというものらしい。
たびたびロシア語とか英語でコメントが書き込まれるのも、これが原因か?
放置しても害はないということだが、気味が悪いので、対策としてグーグルアナリティクスを導入した。
また、リファラムスパム発信者と思われるIPアドレス?を拒否設定した。
またまた、タイトル部分に下手な英語を書いていたことが一因かとも思い、以下の文章を3月に削除した。
Why accident is not eliminated? I offer the information about the particular industrial safety that might be the hint
〇ブログ者が現場に居合わせた過去の大きな事故のエピソードを2件紹介した。
7月7日~ 徳山市のエチレン装置爆発事故
9月28日 十勝沖地震時のナフサタンク火災
〇11月18日12時ごろ、1時間で700件近いアクセスがあった。
またリファラムスパムかと思い、調べたところ、今回は、さまざまな県の人が違うIPアドレスで以下の記事を閲覧しており、18日だけで計1592のPVがあった。(普段、ここ1年は平日で400~500程度)
『中津市で萱葺き屋根の宿泊棟が全焼、禁止された打ち上げ花火をしていた宿泊客に賠償命令』
当該記事は、18日に報道されたものを19日朝に修正記事として追記したもの。
18日に報道を見た人が検索してブログ者の記事がヒットしたということだろうか?
同様な事例がないか、アクセスログを閲覧できる4ケ月分に関し、500件以上のPVがあった記事を調べたところ、以下の記事が該当していた。
11月4日追記
『世田谷区のマンション立体駐車場死亡事故は酒酔い夫がボタンを押していた』
両記事ともに、特段の内容ではないのだが・・・。
委細、不明だ。
以上
2020年12月31日10時45分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀県鹿島市は29日、災害時などに使う「避難行動要支援者台帳」の更新手続きで、27世帯32人に対し、別の登録者の個人情報が記載された申請書を送るミスがあったと発表した。
市は申請書を回収し、関係者におわびした。
市総務課によると、申請書は、要介護認定者や身体障害者らに25日に発送。
登録済みの人には、内容に変更がないかどうかを確認してもらうため、電話番号やかかりつけの医療機関、緊急連絡先となる人の氏名や続柄などが記載されていた。
自分の登録情報と異なる申請書を受け取った人から28日に連絡があり、ミスが発覚。
個人情報が入力された表計算ソフトを使って作業をしていた際、誤って1行削除し、一つの地区で1人分ずつ記載情報がずれたことが原因という。
同課は「ご迷惑をおかけしおわび申し上げる。今後は再発防止のため、丁寧なデータ作成事務を行う」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201230-OYT1T50183/
(ブログ者コメント)
書類を封筒に入れる際に、宛先と内容を確認しておけば防げたトラブル。
ヒューマンエラー対策が考えられていなかった?or機能しなかった?事例として紹介する。
2030年12月30日10時56分にYAHOOニュース(デイリー新潮)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本は海外に比べ入浴中の事故死が非常に多い。
これまでその原因は「ヒートショック」、つまり急激な温度変化が血圧の乱高下を招き、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのだと考えられていた。
だが、最新の調査から衝撃の事実が判明。
思わぬ死因が浮かび上ってきたのだ。
寒さが厳しくなると、熱い湯船にゆっくりつかりたくなる。
世界を見渡しても、国内のほとんどの家に浴槽が設置され、毎日のように湯をためて入浴する習慣をもつ民族は珍しい。
豊富な水資源と温泉が身近にあったことで、日本人は風呂好きになったといわれている。
しかし、日本は海外と比べて、入浴中に死亡するケースが非常に多い。
2018年に自宅で不慮の事故のために死亡した約1万5千件のうち、4割近い5374人が「浴槽における溺死」とされている。
厚生労働省は2012年、入浴関連の事故について大規模な調査を行い、その結果が昨年、日本内科学会英文誌などに発表された。
調査は2012年10月から13年3月の間に東京都、山形県、佐賀県で、脱衣所や浴槽、洗い場など入浴に関係した場所から119番を要請した4593件を対象に行われた。
そのうち死者は1528人。
男女ともに年齢が上がるほど死亡率が高かった。
この調査対象区域の人口あたりの入浴関連の死亡率から、全国の年間推定死亡者数を計算すると、その数なんと約1万9千人にのぼる。
さらに、それを高齢者数が増加している2020年現在の人口にあてはめると、入浴中の急死は2万人を超えていると推計された。
「現場感覚としても、それくらいの数だと思います」と語るのは、実際に調査を実施した東京歯科大学市川総合病院教授で、救急科部長の鈴木昌(まさる)医師である。
「入浴できるのは、寝たきりでない自立した状態の方です。高齢者とはいえ、比較的健康な人が毎年2万人死亡するのは、1年間に数千人死亡する交通事故よりも、社会的には大きな問題といえます」
さらに鈴木医師はこうも指摘する。
「海外で溺死というと子供が溺れるケースが多い。
しかし日本の場合は、圧倒的に高齢者が浴槽の中で死亡しています。
30年以上前から問題視されてきたものの、特別な対策はとられてきませんでした。
これは入浴中の死亡事故の死亡診断に明確な規定がなく、地域によっては心不全、溺死、異常死などといった状態で統計がとられ、正確な死者数が把握できなかったことや、解剖しても死因がはっきりわからなかったためです」
これまで死因は、いわゆる「ヒートショック」と考えられ、注意が促されてきた。
ヒートショックとは“急激な温度変化に伴う体調不良”を指す造語で、正式な医学用語ではない。
暖かい居室から廊下、浴室と室温が下がっていく環境で服を脱ぐと、血管が収縮して血圧が上がる。
直後に風呂につかって体が温まると、今度は血管が拡張して血圧が低下する。
そのような“血圧の乱高下”によって心筋梗塞や脳卒中などが引き起こされるといわれてきた。
今でも循環器を専門とする医師を中心に、このような指摘をする専門家が大勢を占める。
しかしながら、鈴木医師らの大規模調査はそれを覆す結果となったのだ。
【意識障害と脱力感】
「私たち救急医療の現場では、入浴中の急死者に遭遇することはあるものの、入浴中の心筋梗塞や脳卒中で運ばれてくる患者さんに出会うことは稀です」(鈴木医師)
では、その原因は何なのか。
入浴事故4593件のうち死亡した1528人は、119番コール、すなわち救急車の要請があった時点で心停止であった。
発見された場所について、「(脱衣所などの)浴室外」、「浴室内」で分けると、1461人が浴室内。それも浴槽の中での死亡が1274人とほとんどを占めた。
死亡はしなかったが、一人で風呂から出られず救助が必要だった人は935人で、こちらもそのうち854人が浴槽内の事故である。
鈴木医師らを中心とした調査チームは、入浴事故の「生存者の体にどのようなことが起きていたのか」を調べれば、死因が推測できると考えた。
もし心筋梗塞や脳卒中が原因で死亡する人が多いなら、生存者にはその数以上に、そのような病気が起きているはずである。
ところが、 「心電図の異常、心筋梗塞の兆候は、1%未満だったのです。
頭部のCT検査を行っても、脳出血などの脳卒中は10%未満。
ということは、心臓や脳血管の病気によって入浴中にこれだけの死者が発生した可能性は非常に少ない。
それでは何が起こったのかというと、助けだされた人の半数以上に“意識障害や脱力感”がみられたのです」(鈴木医師)
入浴中に救急搬送されてきた患者は、「体温が高い人ほど意識の状態が悪い」こともわかった。
そして体温が平熱に下がるに伴って、意識障害が回復していったという。
「そうであれば、入浴という高温の中に身を置くことで体温が上昇し、熱射病、熱失神、あるいは熱疲労などが進行した、すなわち浴槽内で“熱中症”を発症したと考えられるのではないでしょうか。
意識障害や脱力感が起こると、浴槽から外に出られなくなってしまいます。
そうするとさらに体温が上がる。
そのまま誰も助けてくれなかったら、最後には湯の中に沈んで、死に至ってしまうと推察されます。
実際に、多くの人が顔を湯につけて死亡しているのです」(鈴木医師)
入浴時間と湯温によって、どの程度体温が上昇するかをシミュレーションした研究がある。
長年、住宅と健康について調査研究を続けてきた慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授らが中心となって行ったもので、それによると42度のお湯に10分つかれば、36度だった体温が38度近くまで上がるという。
「42度のお湯に10分つかっていると、汗がだらだら流れますね。
汗が流れるというのは、体温が上がっているということ。
それも運動によってではなく、周りから温められたために汗が出るのです。
私たちは常に熱を産生し、放熱しながら生きています。
放熱しすぎれば体温が下がって生命の危機となりますが、放熱ができない状態でも熱中症になって危なくなってしまうのです」(鈴木医師)
たとえると、高温全身浴は“ゆでたまご”を作る時のように、お湯の中で人の体がゆでられている状態という。
お湯の中に入ると、体は放熱できず熱を吸収するのみで、急速に体温は上昇する。
そして最終的には湯温よりも体温が高くなるという。
いわれてみれば、夏場は熱中症を避けるため、高温環境にいないように私たちは気をつけている。
そして夏は、38度程度の高温でない湯につかり、短時間で済ませる人が多いだろう。
しかし冬の寒い日は、42度~44度に至る高温湯で長風呂をする人も少なくないのではないか。
実際に入浴事故は、最低気温の低下とともに増加することもわかっている。
特に「寒い家に住む人」は、“熱い湯に長くつかる”傾向があるのだとか。
「冬に居間14度、脱衣所10度程度の家に住んでいた人が、家の断熱改修工事を行い、それぞれ3度程度室温が上昇(居間17・4度、脱衣所13・6度)すると、熱め・長めの危険入浴をする頻度が明らかに減少することがわかっています」(伊香賀教授)
WHOは2年前に「冬の室内温度は18度以上にすること」を強く勧告している。
全世界の中でも高所得国は、一般市民が一日のうち約7割を自宅などの屋内で過ごすとされ、重度の熱中症や低体温症の多くは自宅で発生している。
熱い湯が恋しくならないようにするためには、室内を暖かく保つ工夫が必要なのだ
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
【湯温41度で10分以内】
そして何より、安全な入浴法を理解しておく必要がある。
前出の体温上昇のシミュレーションの研究で、体温を37・5度以下に抑えるための入浴法は「湯温41度以下で10分以内」であることがわかった。
これを根拠に、消費者庁も「入浴前に脱衣所や浴室を暖める、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分まで」と呼びかけている。
鈴木医師は「カラスの行水がいい」と話す。
「救急の現場で入浴中に動けなくなったという人は体温38度くらいで運ばれてきて、しばらく経過観察をしていると、体調が良くなって帰宅していきます。
でも、もう少し入浴時間が長いと、おそらく死亡した状態で搬送されてくることになったでしょう。
特に高齢者は暑さ・寒さに対する適応力が落ちていますし、入浴中にのぼせた時に浴槽から這い出していく運動機能も落ちていますから、注意が必要です」
こうしたリスクを知って、入浴回数を減らそうと考える人もいるかもしれない。
しかし入浴そのものは健康寿命を伸ばすのにつながる。
日本温泉気候物理医学会が65歳以上の高齢者約600人を対象に5年間の追跡調査を行ったものを紹介しよう。
高齢者を入浴の頻度別にグループ分けして要介護認定者数を調べると、「週7回以上」入浴する群は、「週1~3・5回」や「週4~6回」入浴する群に比べて自立度が1・85倍も高かった。
温泉療法専門医で東京都市大学の早坂信哉教授らを中心とした研究でも、1万4千人弱の高齢者を対象に調査したところ、毎日入浴する人は、そうでない人より「3年後に要介護になるリスクは29%低かった」という。
つまり、毎日の入浴習慣があるほうが要介護になりにくいということである。
「いくつかの理由が考えられますが、入浴による“温熱効果”が一番大きいと思います。
温かいお湯につかることで血管の拡張が起こり、血液の流れが良くなります。
睡眠の質を高めたり、免疫力の向上が期待できるでしょう。
また、体が温まることで神経の過敏を抑えることがわかっていて、腰や膝などの痛みが緩和されるという効果もあります。
慢性的に体が痛いと動くのが億劫になりますから、痛みがとれることによって動き続けられ、結果的に要介護の予防になると考えられます」(早坂教授)
また、早坂教授が行った別の研究では、「入浴習慣と幸福度」について調べたものがある。
静岡県在住で20歳以上の男女3千人へのアンケート結果をもとにデータを解析すると、毎日入浴する習慣のあるグループは、そうでないグループと比べて主観的幸福度の高い人が10%も多かった。
「“毎日入浴”は心身ともに良い影響を与える」と、早坂教授は繰り返す。
「海外の習慣であるシャワー浴でなく、湯船につかる浴槽浴であって初めて健康効果が望めます。
一度入浴すれば、8時間程度、高めの血圧を下げる作用があるという研究結果もあります」
早坂教授が推奨する入浴時間も10分。
しかもこれは延べ時間で、最初に5分入って途中であがって体を洗い、再度5分入って出るという“分割浴”でもいいそうだ。
また基本は肩までつかる「全身浴」がお勧めだが、心臓や肺に疾患がある人や高齢者は、体への負荷が減る「半身浴」という手もある。
「時間がない時は足湯でもいいでしょう。
体温が0・2~0・3度程度上昇するという研究報告があり、シャワー浴よりは効果が望めます」(早坂教授)
【食事直後は避けて】
また、入浴時の熱中症予防には、入浴前後にコップ1杯程度の水分補給をしておくことも欠かせない。
大塚製薬の研究データでは、41度の風呂に15分間入浴すると、約800ミリリットルの水分が失われると報告されている。
体が脱水状態になると熱中症が重症化しやすく、また風呂あがりであっても血液の粘度が高まって血栓ができやすくなる。
管理栄養士の望月理恵子氏は「白湯か温かい麦茶」を提案する。
「冷たい飲みものですと温まった体の芯が冷えてしまいますので、風呂あがりには常温が適しているでしょう。
麦茶は大麦を煎った時に生まれる香り成分のアルキルピラジンに血液の流動性を高める働きがあり、血栓ができるのを防ぐ効果が期待できます」
牛乳も、脱水を回復させる効果が高いという報告があるため、風呂あがりに適している。
一方で、緑茶などに含まれるカフェインは利尿作用があり、脱水を進めてしまう。
また風呂あがりのアルコールはおいしいが、カフェインより強力な利尿作用がある上、血管内の脱水を進めてしまうため、これも避けたほうがいいだろう。
そしてやってしまいがちなのが食事直後の入浴。
「特に飲酒後の入浴は血行が良くなりすぎて脈拍数があがり、心臓に負担がかかってしまいます。
飲酒をしなくても、食事直後は消化のために血液が消化器系に集まっています。
それが入浴で体が温まると全身に血液が拡散してしまい、消化吸収の妨げになってしまいます。
入浴による水圧で消化器系を圧迫し、消化不良を起こしたり、吐き気を催す可能性があることからもお勧めできません。
食事後1時間ほどしてからか、食事前の入浴がいいと思います」(望月氏)
言うまでもなくコロナ禍での入浴習慣は清潔を保つ上でも重要で、またいくつかの研究では温かいお湯に一定時間つかることで体内の免疫細胞が増加することがわかっている。
しかし今回新たに判明したのは、冬場の入浴時の死亡事故の大半が、これまで常識とされていたヒートショックではなく冬の熱中症だったという目からウロコの事実である。
入浴は、湯温が高く、また時間が長くなるほど、体に悪影響を与える。
過ぎたるは、なお及ばざるが如し。
健康効果を求めつつ、入浴時の急死リスクを下げるため、「41度以下10分以内」の入浴を習慣にしたい。
笹井恵里子(ささいえりこ)
1978年生まれ。ジャーナリスト。
「サンデー毎日」の記者を経て、フリーに。
医療や衣食住の生活分野を中心に執筆活動を続ける。
著書に『救急車が来なくなる日』『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』など。
「週刊新潮」2020年12月24日号 掲載
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e1c78bcdc653e35ffc72254f6309a163e3f2d83
2020年12月29日16時10分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から下記趣旨の記事が、施設内の写真付きでネット配信されていた。
『ズラリ並ぶ巨大構造物 NEXCO東日本の研修施設に潜入 実物叩いて学ぶコンクリートの劣化』
NEXCO東日本が2020年12月15日(火)、東北道の岩槻IC内にある「総合技術センター」を報道陣へ公開しました。
今年3月のオープン時期に予定されていたものの、新型コロナの影響で延期となり、8か月越しの実施になりました。
総合技術センターは社員向けの研修・研究施設で、道路の点検・補修を体験的に学べるほか、各種技術開発の拠点にもなっています。
既存の道路をいかに維持するかが重要となる一方で、新規の道路建設が減り、現場で技術的な知識を身につける機会が少なくなっていることから、それを補完する施設として整備されたものです。
施設は研修設備と研究・技術開発設備からなり、前者には高速道路の歴史や、忘れてはならない重大事故などを紹介する博物館のような展示室も備わっています。
ここは、デジタルサイネージやタッチパネルを駆使して、体感的に理解できるようにしているとのこと。
このほか、VR(ヴァーチャルリアリティ)で橋の内部に生じた損傷などを疑似的に見ることができる設備のほか、屋外には料金収受の研修を行う「料金所の実物」まで備わっています。
なかでも圧巻なのは、一見して空港の格納庫にも似た「開発・実習棟」です。
ここには、高速道路から撤去された橋の床版(しょうばん。舗装が載る道路の床板に当たる部分)を始めとした実際の道路設備や、コンクリート・舗装といった構造物のサンプルがズラリと並びます。
橋の一部をコンコン…「音が違うでしょ?」
撤去された床版などは、一見するとボロボロの巨大構造物ですが、これらは「生きた教材」。
なかには、NEXCO西日本管内から運んできたという、熊本地震で折れ曲がった九州道の橋桁や、タンカーの衝突によって壊れた関西空港連絡橋の一部も展示されています。
実際の点検では、コンクリート構造物を手持ちのハンマーで叩いたり、指揮棒の先に金属製のローラーが付いたような「コロコロeye」と呼ばれる道具を使ったりして「音」を聞き取ります。
コロコロeyeを床版の上で動かしてみると、「ほらそこ、音が違うでしょう。内部でコンクリートが劣化し、鉄筋から浮きができている箇所です」と、総合技術センター技術企画課 課長代理の寺沢さんが教えてくれました。
寺沢さんによると、この総合技術センターはNEXCO東日本関係者にとって、基礎的な土木の知識を学ぶ場とのこと。
おおむね入社10年目までの技術者を育てたいといいます。
ちなみに、これだけ立派な施設を一般公開しないのか、という質問も出ましたが、新型コロナの影響もあり、現在のところ未定だそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b325d6722586cc1367d6aa37c33a2a036cada48
2020年12月30日17時17分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約4800世帯が断水している富津市で30日、水漏れした送水管の復旧作業が続けられた。
雨の影響などで作業は難航しており、大みそかの31日中の断水解消を目指している。
かずさ水道広域連合企業団によると、漏水箇所を修理するため、地下約5~7メートルに設置された送水管の掘り起こし作業が進められた。
現場は同市笹毛のJR内房線笹毛踏切付近で、送水管は36年前の1984年に線路下を通して設置された。
耐用年数は40年となっているが、線路反対側では96年にも水漏れがあった。
29日から断水が続く同市湊、天神山、峰上、竹岡、金谷の5地区では、給水車15台、給水タンク6台の計21台が稼働した。
給水所に来た主婦、神子さん(55)は「お風呂やトイレが困るし、正月準備はどうしよう。コロナも心配なのに…」と復旧を待ち望んでいた。
◆31日も給水車派遣
県は29日から県水道災害相互応援協定に基づき給水車を派遣。
県企業局や八千代市など県内10市町の協力のもと、31日も給水拠点5カ所に計13台を派遣する。
かずさ水道広域連合企業団の給水車やトラック約10台と合わせ、応急給水活動に当たる。
31日の実施場所は▽富津市民会館▽峰上出張所▽天羽小学校▽竹岡コミュニティセンター▽金谷コミュニティセンター。
いずれも午前8時~午後9時(予定)。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/752970
2021年1月2日18時10分にNHK千葉からは、破損していた管の修復が1月2日未明に終わったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
かずさ水道広域連合企業団によりますと、2日未明、水漏れしていた水道管の修復が終わったということです。
現在は水道管内部の洗浄が終わった地域から順次、水道の供給を再開していて、2日午後3時の時点では、湊地区の大部分と天神山地区の一部の合わせて1771世帯が断水から復旧しました。
また、残るおよそ3100世帯についても、3日の昼までには全面的に復旧させたいとしています。
一方、臨時で設けられた給水所については、3日も引き続き開設することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210102/1080013201.html
2020年12月28日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口・宇部労働基準監督署は、虚偽の労働者死傷病報告を提出したとして、元請で伐採業のD社(山口県柳井市)の代表取締役および下請のK社(同県宇部市)と同社取締役の1社2人を、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで山口地検宇部支部に書類送検した。
災害は令和元年9月26日、同県下関市の樹木伐採工事で発生した。
K社の労働者が高所作業車のバケットに乗って枝打ち作業を行っていたところ、蜂の大群に襲われて3.5メートル下の地上に飛び降りた。
労働者は右踵骨を骨折し、4カ月以上の休業となった。
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https://www.rodo.co.jp/column/99745/
2020年12月27日23時54分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時30分頃、京都府宇治市の京都大宇治地区研究所本館で、実験中に爆発が起きたと119番があった。
救急隊員が駆けつけると、実験室で中国籍の男性研究員(34)が顔や手にやけどを負っており、病院に搬送した。
命に別条はないという。
府警宇治署によると、隣の部屋にいた教員が爆発音を聞いて駆けつけたところ、実験装置から火が出て、近くに男性が倒れているのを見つけた。
火は教員が消火器で消した。
男性は京大化学研究所・構造有機化学領域の研究室に所属。
26日夜から有機化合物を使った酸化反応の実験を1人でしていたといい、宇治署が爆発の原因を調べる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201227-OYT1T50136/
2020年12月26日5時31分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が該当自転車のイラスト付きでネット配信されていた。
消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は25日、前のハンドルや後ろの荷台に幼児を乗せる座席を付けた自転車が転倒するなどした事故について原因を調べ、報告書をまとめた。
報告書では、事故の分析や走行実験の結果から、安全な使用法を提言。
幼児1人を乗せる場合は、後部の座席に乗せた方がハンドル操作への影響が少なく、安全性は高いとしたほか、幼児2人を乗せる場合は、通常の自転車よりも安定性が高い電動アシスト自転車の方が望ましいとした。
消費者事故調は、幼児が同乗した自転車(電動を含む)事故のうち、都内で1221人が救急搬送された事故(2011~17年)と消費者庁が医療機関から情報提供を受けた1029人の事故(10~18年)の状況を分析した。
事故調によると、幼児を同乗させる自転車は、ハンドル中央部に幼児座席が元々装備されている「前乗せタイプ」と、後部にあらかじめ幼児座席が設置されている「後ろ乗せタイプ」の2種類に大別される。
幼児2人を同乗させる場合は、後付けで前後に座席を付ける場合が多いという。
事故の分析から、これらの使用方法を検討した。
幼児1人を乗せる場合に、「前乗せ」では、幼児の重さなどでハンドル操作がふらつく恐れがあるとして「後ろ乗せ」を推奨。
幼児2人を乗せる場合は、ハンドル上に最初から設置されている「前乗せ」を選び、後部座席を後付けで設置することや、電動アシスト自転車を選ぶことを勧める。
都内で救急搬送された1221人の事故は停止中の転倒事故が大半で、幼児896人が負傷。
そのうち63%の幼児は前座席に乗っていた。
また、座席に幼児を乗せたり下ろしたりする際などにバランスを崩して転倒する恐れが高いことも分かった。
09~18年の10年間で自転車に同乗していてけがをした幼児は計1万235人おり、うち7人が死亡。
18年には横浜市で、前部の幼児用座席に長男を乗せ、次男(当時1歳4カ月)をひもで抱っこして電動自転車を運転していた母親が転倒し、次男が死亡する事故が起きている。
幼児用座席付き自転車は保育園や幼稚園への送迎で利用される機会が多く、特に自家用車での送迎が認められない都市部では重要な移動手段となっている。
道交法や自治体の規則の改正で、09年に幼児2人を乗せた3人乗りが認められ、それに対応して電動アシスト自転車の出力も引き上げられて約10年となることから、消費者事故調が事故の原因や再発防止策を調査していた。
幼児用座席付き自転車を選ぶポイント(消費者庁の消費者安全調査委員会の報告書から)
自転車の車体の安全性を示す「BAA」「SG」マークや、3人乗りなら「幼児2人同乗基準適合車」マークが付いたものを選ぶ。
【幼児1人を乗せる場合】
・「後ろ乗せ」を選び、後部の座席に乗せる
【幼児2人を乗せる場合】
・「前乗せ」を選び、後付けで後ろ座席を設置する
・「後ろ乗せ」を選び、ハンドル上に座席を後付けする場合は、スペースに余裕のある製品を選ぶ
・安定性の面から電動自転車を選んだ方がよい
https://mainichi.jp/articles/20201225/k00/00m/040/412000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。