







2,014年12月12日18時0分にテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後3時50分ごろ、大分市の木材製造工場「I社」で、会社員の男性(35歳)が木材の塗装に使う機械のローラーに右腕を肩まで挟まれ、意識不明の状態で発見された。
その後、男性は市内の病院に搬送されが、発見からおよそ1時間15分後に死亡が確認された。
男性は機械の清掃中に腕を挟まれたと見られていて、警察では、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=16217
2014年12月12日付で大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日19時12分にNHK大分から、12月12日21時44分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時5分ごろ、大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所の構内で爆発があった。
警察などによると、施設の一部が壊れたが、けが人はいないもよう。
爆発音は衝撃を伴って市内の広い範囲に響き渡り、周辺地域の店舗などに鉄製の部品が飛び散るなど影響が出た。
爆発が起きたのは、グループ会社「大分サンソセンター」の工場。
同社によると、現場では午前8時ごろから、酸素などを抽出する装置から円筒形のステンレス製タンクへ、配管を通して液体酸素や液体窒素を移す作業をしていた。
爆発音がしたため確認すると、タンクが破裂していた。
同センターによると、爆発したタンクは、液体酸素と液体窒素などを気化させて大気中に放出するために使われる。
市消防局は、高濃度の酸素が漏れて引火しやすい状態にあるとして、所内でタンクの半径50mを立ち入り禁止にした。
同社の中嶋常務らは、会見で「ご迷惑をおかけしました」と謝罪した上で、「有毒なものではない」と説明、今後詳しい状況を調べるとしている。
警察によると、現場から約600m離れた県道大在大分港線(40m道路)の交差点で信号待ちをしていた軽乗用車に金属片が当たり、車が破損した。
同製鉄所総務部の池上主幹によると、市内の3カ所に鉄製の部品が散乱したのを把握したという。
「部品の用途は分かっていないが、爆発によって落下したものとみて調べている」と話した。
出典URL
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/12/125150855
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5073914571.html?t=1418420201301
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141212-OYT1T50133.html?from=ycont_top_txt
12月13日12時25分にNHK大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンクは直径4m、高さ6mのステンレス製で、一番上の部分には、気体を外に逃すための直径40cmの配管があるという。
爆発は、液体酸素と液体窒素をタンクに移していたときに起きたと推定されていて、タンクの上部が原型をとどめないほど損壊していた。
原因はわかっていないが、会社によると、何らかの要因でタンクが密閉状態になったあと、気化した酸素などでタンク内の圧力が高まり、爆発した可能性があるという。
会社では引き続き、原因について詳しく調べている。
一方、警察では、爆発で飛んだ金属が工場の屋根を破損させるなどの被害が出ていることから、業務上過失激発物破裂の疑いもあるとして、調べを進めている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5073919221.html?t=1418505140985
12月13日付で毎日新聞大分版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、爆発したのは、空気から酸素や窒素を作る空気分離装置に付属するタンク。
分離装置は5基あるが、事故があった装置は1977年に設置された古いもので、現在は予備的に使われている。
今回は、主要装置の点検に伴って、11月1日から稼働していたという。
タンクは、液体の酸素と窒素をため、自然蒸発させる装置。上部は穴があいている開放タイプで、通常、圧力が高まることはないという。
記者会見では、爆発の原因について質問が相次いだが、同社は「40年近く運転してきたが初めての事故。調査しないと原因は分からない」と繰り返した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/oita/news/20141213ddlk44040527000c.html
(ブログ者コメント)
報道では、「爆発」と「破裂」という2つの言葉が使われている。
事故原因はまだ不明だが、仮に容器内に可燃物があってそれが液体酸素と急激に反応したのであれば「爆発」、単に蒸発速度が速すぎただけであれば「破裂」、ということかもしれない。
(2015年2月11日 修正1 ;追記)
2015年1月24日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、容器内部で水が凍ったことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
親会社の大陽日酸が23日、現段階の調査状況を明らかにした。
ステンレス製の容器の内部で凍った水がガスの排気口を塞いで容器内部の圧力が増し、爆発した可能性が高いという。
同社によると、ステンレス製の容器の内部は通常、水が混入しない構造になっているが、事故当時は何らかの原因で容器内に水が入ったようだという。
その水がマイナス190℃前後のタンク内で凍り、気化したガスを放出する排気口を塞いだ結果、容器内の圧力が急激に増して爆発した可能性が高いという。
同社は、今月末までに調査結果をまとめて、県に報告する考えだ。
この爆発事故でけが人は報告されていないが、敷地外に複数の金属塊が飛び散り、工場の屋根を突き抜けて落下したものもあった。
一歩間違えば、近隣住民を巻き込んだ死傷事故になる恐れがあった。
(ブログ者コメント)
○空気中の水分が凝縮して配管立ち下がり部に溜まり、その水が冬場に凍結して配管内を通っている空気の流れが遮断され、設備が停止した事例がある。類似トラブルにはご用心。
○報告書を県に提出したという記事が出るのを待っていたが、未だ目にしておらず、大陽日酸のHPにも掲載されていない。
2014年12月12日23時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前5時頃、東京都新宿区歌舞伎町のビル敷地内で女性(22)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、同ビル9階の飲食店員が110番した。
女性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
9階のトイレには屋外に面した扉があり、警察は、女性が誤って転落した可能性もあるとみて、ビル側の安全管理に問題がなかったか調べている。
警察によると、女性は知人数人と9階の店を訪れ、午前4時半頃、トイレに行くと言って席を立ったまま戻らず、店員らが捜していた。
店員が施錠されたトイレ個室に入ると、個室内から屋外に直結する扉が開いていた。外側には階段などの足場はない構造になっていた。
ビル所有会社によると、扉は換気用で、中から開けられる状態になっていた。
扉は縦約150cm、横約85cmで、床から30~40cmチの高さにあり、扉の前には、出られないように約1mの高さに鉄棒が渡してあったという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141212-OYT1T50141.html
http://www.asahi.com/articles/ASGDD6G9YGDDUTIL02G.html
(ブログ者コメント)
○転落を防止するための鉄棒だったようだが、それだけでは、いかにも甘かった。
酔客が使う場所なのに、なぜ、鍵を使わないと開けられないなど、もっとガチガチの転落防止策をとっておかなかったのだろうか?
○産業現場でも、転落や酸欠などの危険がある場所に、立ち入り禁止措置をすることがある。
その場合、ありがちなのは、ロープを1本か2本渡し、そこに立ち入り禁止表示札などをぶら下げておくことだが、それでは不十分。
物理的に内部に人が入れないよう、たとえば階段やマンホールでは、隙間なくロープを張り巡らすなどの対策が必要だ。
○本件、12月14日に「怠け者」さんから頂戴したコメントの内容に通じるところがある。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3938/
話しは変わり、以下はブログ者の勝手な憶測。
●12月16日朝、テレビ朝日のワイドショーで、この扉は建築基準法の開口面積を満たすために設置したものだという、ビル所有者の話が報じられていた。
とすれば、建築基準法第2条の「特殊建築物」に該当し、第28条「居室の採光及び換気」が適用された、ということかもしれない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO201.html
しかし、トイレ個室は居室なのだろうか?
また、同法では、開口面積は床面積に対し一定の比率とするように定められているが、トイレ個室のような狭い場所であれば、そんなに広い面積は必要ない筈。
もしかして、建築後にフロアーのレイアウトを変更した?
扉に鉄棒1本だったのは、扉であれば転落防止を・・・ということで、誰かに注意されて後からつけた?
とまあ、様々なことが頭をよぎった、これは事例であった。
2014年12月10日19時2分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年12月10日18時15分に北日本放送から、12月11日付で朝日新聞富山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時前、高岡市二塚にある「中越パルプ工業二塚製造部」の敷地内で、原材料の輸送に使う貨物列車がコンテナをつんでバックで移動していたところ、踏切を横断していた大型トラックと衝突した。
このはずみで、誘導員として列車の先頭部に立って乗車していた会社員の男性(54)が転落し、その上に貨物列車に積まれていた重さ1.7トンのコンテナが落ちて下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
工場の関係者によると、列車は空のコンテナ40個ほどを積んで、JR城端線の二塚駅から工場に向かって、時速7km程度の非常にゆっくりとしたスピードで移動していて、踏切には大型トラックの方が先に入り、事故が起きた当時は、ほぼ渡り終えるところだったという。
この踏切には警報機などもあり、警察は、大型トラックを運転していた男性(60)が注意を怠っていたとみて、過失運転致死の疑いを視野に、事故の詳しい状況や原因を調べている。
トラックを運転していた男性は、線路を横断する前、列車の接近を知らせる警報音を聞いていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063864381.html?t=1418249855695
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=5780
2014年12月10日19時53分に北陸放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日昼前、能登町の鉄工所で作業中の男性が死亡していて、警察では、鋼材に挟まれたと見て調べをすすめている。
事故があったのは、能登町宇出津の「I社」。
9日午前11時20分ごろ、工場内で鋼材の溶接作業をしていた従業員の男性(54歳)が倒れているのを、工場へ営業に訪れた会社員が発見した。
男性はすぐに病院に搬送されたが、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性はクレーンを使い、重さおよそ3トンの鋼材を吊りながら溶接作業をしている途中、吊っていた鋼材と後ろに置いてあった鋼材に挟まれたとみられている。
事故当時、工場内には作業員が9人いて、警察では、会社の関係者から事情を聞いている。
出典URL
http://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=2528769
2014年12月10日付で毎日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月9日12時27分に瀬戸内海放送から、12月10日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前1時45分ごろ、備前市久々井の薬品会社「大鵬薬品工業」岡山工場第1原料資材倉庫から出火。
鉄骨造り一部2階建て工場のうち、1階の原料資材倉庫選別室の一部約100m2を焼いた。けが人はなかった。
工場は24時間稼働しており、栄養ドリンク剤「チオビタ・ドリンク」の4種類を、1日100万本を製造していた。
工場内では当時、作業員10人が働いていた。
栄養ドリンクの瓶の選別作業をしていた男性作業員(23)が選別室内のベルトコンベア付近から火が出ているのに気づき、119番した。
全員避難して無事だったという。
ベルトコンベアのモーターや配線付近の焼け方が激しく、モーターからの出火、あるいは配線の断線などが原因とみられている。
大鵬薬品岡山工場の総務課によると、工場は9日夕現在、操業を停止している。同課は「早急に再稼働できるよう、原因究明に努めたい」とした。
また、同工場は、一般の人の見学を受け入れているが、9日は見学予定者がおらず、10日に予約していた人たちには、断りの連絡を入れたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20141210ddlk33040507000c.html
http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/2504
2014年12月9日19時9分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年12月9日20時1分に北陸放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後5時前、能美市灯台笹町のビルなどの建築用の鉄骨を製造している「Y社」の本社工場で、作業員の男性(19)が倒れてきた重さ3トンの鉄骨の下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打って、約1時間半後に出血性ショックで死亡した。
警察によると、倒れてきたのはビルなどの建築に使われる、長い方が約6mと短い方が約2mのL字型の重さ約3トンの鉄骨で、男性は1人で電動の台車を使って鉄骨を運ぶ途中だったという。
警察は、鉄骨が台車にきちんと固定されていたのかどうかなど、関係者に事情を聞くなどして、倒れてきた原因について調べている。
工場を運営するY社は、「遺族など関係者の皆様に大変申し訳ない。事故の原因究明に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023824391.html?t=1418158727047
http://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=2522331
2014年12月8日19時4分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし10月、九州電力玄海原子力発電所の原子炉補助建屋でブレーカー周辺が燃えた火災について、九州電力は、建屋内の部屋に設置していた有害な気体などを排気する装置の配線の接続部分にある部品の容量が小さく、ここから火が出た可能性が高いと発表した。
玄海原発では、ことしの10月28日に、3・4号機の原子炉補助建屋内にある「第1放射化学室」と呼ばれる原発施設内の排水などの水質を測定する部屋で、ブレーカーの周辺が燃える火災があった。
この火災について、九州電力が調べたところ、部屋の中に置かれていた有害な気体を排気する装置の内部にある配線の接続部分から、火が出でいたことがわかった。
また九州電力によると、火が出た接続部分からは排気装置に電気を供給しているが、接続部分に使われていた部品は、その電気容量よりも小さいものだったという。
九州電力では、この排気装置の設計ミスか、製造段階での不具合によって電気の容量を超えたことが火災の原因と見て、玄海原発内にある同型の排気装置3台、それに、同じメーカーで型が違う排気装置6台について改良を加えるほか、施設内の設備の配線を点検することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5083807551.html?t=1418073540403
12月8日20時13分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は8日、定期検査中の玄海原発3、4号機の原子炉補助建屋で10月に発生した火災について、室内の有害物質を取り除く「局所排気装置」の施工不良が原因とみられると発表した。
電気ケーブル同士を接続するコネクターの電流容量が小さく、過負荷で通電を繰り返したために発熱、発火したという。
1994年の3号機建設時に外部業者に製作を委託しており、20年にわたって過負荷の状態で運転していた。
九電は近く、管内6基の全22台をコネクターを使用しない配線方式に変更するほか、他の類似設備のコネクターも点検する。
九電が施工不良と判断した装置を製作した実験装置メーカー、ダルトン(東京)によると、九電以外の6原発にも類似した製品を納入しているという。
ダルトンは今後、改修などを実施する方針。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m040051000c.html
(ブログ者コメント)
九州電力HPには、コネクターの容量不足ではなく、コネクターに接続されているケーブルの施工不良が原因だったと読みとれる、下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
「調査結果」
コネクタに接続されている1本のケーブルについて、数本の素線が線芯に巻き付けられた状態であったことから、工場製作時における施工不良の可能性がある。
「推定原因」
局所排気装置の工場製作時における施工不良により、コネクタの接続部付近に接触不良が発生し、過負荷の状態で通電が繰り返されたことから、亜酸化銅が生成し、発熱・発火したものと推定される。
http://www.kyuden.co.jp/press_141208-1.html
2014年12月7日9時27分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前1時40分ごろ、堺市西区築港浜寺町の石油精製施設「東燃ゼネラル石油堺工場」の敷地内で「ガス漏れがあり、出火した」と、従業員から119番があった。
消防によると、水素とガソリンなどを反応させた混合ガスが通る配管の取り付け部付近から10cm程度の炎が上がったが、不燃性のガスを送り込み、約1時間半後に鎮火した。
けが人はなかった。
配管の溶接部分から高温の可燃性ガスが漏れて発火したとみられ、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/141207/wst1412070014-n1.html
2014年12月7日7時44分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時すぎ、日光市西川にある電気工事会社の資材置き場で倉庫を建設していたところ、足場に使っていた木製の板が折れ、作業していた男性2人が4m下のコンクリートの基礎部分に転落した。
作業をしていたのは、この会社を経営する男性(64)と、息子で従業員の男性(41)の2人で、警察によると、経営者の男性は頭を強く打つなどの大けがをして病院で手当てを受けている。息子で従業員の男性も、右腕を骨折するなどの大けがをした。
警察によると、2人は6日午前10時半ごろから作業をしていたということで、警察では、当時の状況を調べるとともに、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093777281.html?t=1417986392090
2014年12月6日23時3分にTBS Newsiから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月7日10時55分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時過ぎ、千代田区神田和泉町のビルの解体工事現場で、「工事中に壁が倒れ、人が下敷きになっている」と通報があった。
警察官が駆けつけたところ、作業員の男性(23)が壁の下敷きになっているのが見つかり、病院に運ばれたが、胸を圧迫され、約4時間後に死亡した。
警察の発表によると、窒息死とみられる。
警察によると、男性を含めた3人の作業員が5階建てのビルの4階部分で壁の解体作業を行っていたところ、縦約3m、横約2.5m、厚さ約20cmのコンクリートの壁が突然崩れ、倒れてきたという。
男性は、コンクリート壁をドリルで内側に倒す作業をしていたという。
警察が、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2366368.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141207-OYT1T50012.html
2014年12月6日13時24分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月6日19時41分にNHK松江から、12月7日付で島根日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前8時25分ごろ、松江市向島町で、ブームとジブ(腕)を伸ばすと80mとなる150トンの大型クレーン車のジブ部分が倒れ、電線が切れていると、110番通報があった。
警察によると、長さ約45mのジブが根元から後ろ向きに折れ曲がり、幅6mあまりの市道を越えて北側の5階建てパチンコ店の立体駐車場の屋上部分に当たり、車1台が大破した。
けが人はなかった。
現場は、地元のテレビ局・山陰中央テレビ新社屋の工事現場。
警察の調べでは、鉄筋をつり上げる作業準備でジブを伸ばして旋回したところ、倒れたという。
ブームの一部は道路に突き刺さった状態となり、1m×50cmほどの穴が開いたことから、道路を管理する松江市が道路を封鎖し、今後、復旧作業を行う見込み。
また、電線が切れたことから、一時、600世帯が停電したが、同日正午過ぎには復旧した。
クレーンは、夕方までに撤去された。
近くのたばこ店主の女性(86)は、「ドンと雷が落ちたような音がして、すぐ停電した。近くに大型会議場や合同庁舎があり、人通りがたくさんある道。平日ならけが人が出ていたのでは」と話していた。
警察によると、建設現場では午前8時すぎから作業にあたっていて、警察では、作業員の話しなどから、何らかの操作ミスや手順ミスでクレーンが倒れたものとみている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGD63JPJGD6PTIB001.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033765461.html?t=1417900027120
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/33809
2014年12月5日19時52分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時半すぎ、敦賀市の約5400世帯で最大27分間にわたって停電が起き、一時、交差点の信号機が使えなくなるなどの影響が出た。
これについて北陸電力が原因を調べた結果、市内の変電所で、カメラを設置する支柱を立てるために掘削工事を行っていたところ、地表から約1.8mの深さに埋まっていた電気を送るケーブルを誤って傷つけたため、送電ができなくなったことがわかった。
現在は、別の系統を使って送電を行っているということで、北陸電力は、掘削工事の方法に問題がなかったか、作業員に話しを聞くなどして詳しい状況を調べている。
北陸電力は、「今後はこのような停電を起こさないよう、作業方法を十分に確認し、再発防止に努めたい」と話している
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053745001.html?t=1417813500560
2014年12月5日19時26分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時ごろ、佐世保市母ヶ浦町の住宅の解体工事現場で、1階と2階の間に設置された長さ4mあまりの長方形のコンクリート製のひさしが突然落下し、下で作業をしていた建設会社従業員の男性(32)が下敷きになった。
男性は病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ4時間後に死亡が確認された。
警察によると、解体されていた住宅は築50年ほどの軽量鉄骨造りの2階建てで、1週間前から作業が行われていたという。
警察は、現場にいたほかの作業員や男性が勤めていた建設会社から話しを聞き、事故が起きた原因について詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033746031.html?t=1417813751345
2014年12月5日12時9分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日17時18分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前2時40分ごろ、日光市七里で、マンホールから下水道管の中に入って、点検をしていた会社員の男性(54)が、下水道管の中の水をせき止めておくために膨らませたバルーンと呼ばれるゴム製の器具と、水道管の壁との間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は直径およそ60cmほどの下水道管のなかで、カメラなどを使ってさびや亀裂などがないか点検していた際に、下水道管をふさいでいたバルーンが突然ずれて、壁との間に挟まれたという。
男性は4日午後9時ごろから、同僚の男性4人と作業をしていた。当時は1人で管の中にいた。
マンホールから下がっていく管と下水管が丁字形に交わる部分で、膨らませたバルーンで水をせき止めて作業していたが、何らかの理由でバルーンが男性側にずれて挟まったとみられる。
警察は、男性と一緒に点検作業にあたっていた作業員から話を聞くなどして、事故のくわしい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093740411.html?t=1417813329551
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014120501001733.html
(2015年2月20日 修正1 ;追記)
2015年2月16日18時50分にNHK宇都宮から、水圧で外れる危険性があったのに防止策を講じなかったとして現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、日光市で下水道の点検作業を行っていた男性が死亡した事故で、安全確保に必要な措置を取っていなかったなどとして、作業を請け負っていた会社と現場責任者が、労安法違反の疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、宇都宮市簗瀬の下水管の点検や道路清掃などを行っている「U社」と52歳の現場責任者。
この事故は去年12月、日光市七里でマンホールに入って点検作業をしていた宇都宮市の54歳の男性が、中の水をせき止めておくためにふくらませた「止水栓」と呼ばれるゴム製の器具とマンホールの壁との間に挟まれて死亡したもの。
この事故で日光労基署は、「水圧で下水管から止水栓が外れる危険性があったにもかかわらず、それを防止するための措置を講じなかった」などとして、労安法違反の疑いで会社と現場責任者を書類送検した。
これについて同社の社長は、「亡くなった方やご家族に申し訳ない思いだ。再発防止に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095500651.html?t=1424129548588
2014年12月4日23時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)は4日、脳波を使い「念じる」だけで動かすことができる装着型ロボットの試作機を公開した。
家電や車いすと組み合わせ、高齢者や障害がある人の日常生活を補助するのが狙い。
ロボットは、脳と機械をつなぐ「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)と呼ばれる技術の一種で、ATRとNTT、島津製作所などが共同で開発した。
電動車いすに座り、頭に脳波を読み取る装置をつけた利用者が水を飲む実験では、黙ったまま念じると、約6秒で脳波を解析。電動車いすが室内にある水道水の蛇口の前まで移動した後、上半身に装着したロボットが、利用者の腕を伸ばしたり曲げたりして、コップに水をくんで口元まで運んだ。
研究チームによると、「水を飲みたい」という脳波はあいまいで読み取るのが難しいため、利用者には「手を動かすイメージ」を念じてもらい、スイッチとして使用。
実験用の部屋にセンサー約3000個を取り付け、蛇口と利用者の位置などを把握して制御した。
ATRの石井信・認知機構研究所長代理は、「脳梗塞の後遺症がある人などの生活の支援につなげたい」と話した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGD466FWGD4PLBJ004.html
(ブログ者コメント)
ここまで進んでいるのかと思い、関連情報をネットで調べたところ、様々な組織で同じような研究がなされていた。
以下は、昨年3月に日本経済新聞からネット配信されていた、産業技術総合研究所の研究例。
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO53268060X20C13A3000000/?df=2
今後、安全分野にも応用される可能性なきにしもあらずと思い、参考までに紹介します。
2014年12月4日19時49分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
みそ汁やコーヒーなどを電子レンジなどで温めた際に、急に沸騰して噴き上がる「突沸」と呼ばれる現象が起こり、やけどをする事例が相次いでいると国民生活センターが4日、発表した。
「冬の間は飲食物を温めることが多くなる」と、注意を呼びかけている。
液体の飲食物を加熱した時に、うまく対流しないことなどが原因で、沸点に達しても水蒸気の泡が出ないことがある。
その状態で振動を与えたり加熱を続けたりすると、突然泡が噴き出して中身が飛び散ることがある。これが突沸だ。
調味料を加えた時など、小さなきっかけでも起こりうる。
センターによると、突沸でやけどなどを負ったという情報が、2009年4月以降35件寄せられた。
「電子レンジで豆乳を加熱した。外に出してのぞきこむと、突沸が起こり顔をやけどした」などだ。
顔の被害が半分を占め、1カ月以上のけがが8件あった。
危害のおそれがある「危険」事例も33件あった。
これとは別に、医療機関からも、やけどの事例が2件寄せられた。
突沸は、ガスコンロやIHクッキングヒーターでも起きることがある。
みそ汁やカレーなど、とろみのある食品は、より注意が必要だ。
センターは、
①電子レンジでは飲み物を温めすぎない
②温めすぎた場合は1、2分は待って外に出す
③ガスコンロなどでみそ汁などを温めるときは、火力を弱めにして、かき混ぜる
などの注意点を挙げている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGD45413GD4UTFL002.html
(ブログ者コメント)
○国民生活センターのHPに掲載されている当該記事は下記。
「過熱」というキーワードを使うなどして、詳細に解説されている。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141204_1.html
○ブログ者も、沸騰した鍋にうどんを入れる際、必ずといっていいほど、軽度の突沸現象を経験している。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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