2019年7月19日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県警は19日、実弾入りの拳銃を個人ロッカーに置き忘れたまま退勤したとして、県南部の警察署に勤務する60代男性警部補を本部長注意としたことを明らかにした。
先月28日付。
暴発や使われた形跡はなかった。
県警監察課によると、警部補は先月6日午後3時ごろ、当直明けで退勤する際、自分のロッカーに拳銃を置いたまま、鍵を掛けて帰宅。
7日朝に当直責任者が拳銃の保管庫を確認した際、警部補の拳銃がないことに気付いた。
拳銃は退勤時、警務課に依頼し保管庫で保管する規則だが、警部補は制服から着替える際、うっかりロッカーに残したという。
6日夕も当直責任者が保管庫を確認していたが、警部補が勤務中と思い、置き忘れに気付かなかった。
県警監察課は、「拳銃の保管状況のチェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。
出典
『ロッカーに拳銃置き忘れる 警部補を本部長注意』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190719AK0025/
7月19日19時3分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
翌日の朝になって、引き継ぎの警察官が警部補の拳銃が保管庫になかったことから、警部補を呼び出して探したところ、ロッカーの中から拳銃が見つかったという。
拳銃には5発の弾がそのまま入っていたという。
この警部補は、「拳銃を保管庫に入れるのを忘れた」と話しているという。
出典
『拳銃の不適切管理で本部長注意』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190719/6010004311.html
(ブログ者コメント)
この事例に関し、他に情報がないか探していたところ、他県での同じような事例が2件、見つかった。
トイレ個室での置き忘れ事例も、本ブログでは何件か紹介スミ。
単なる不注意?
それとも、制服を脱いだ際、拳銃ベルトも制服の一部だと、つい、思い込んでしまうためだろうか?
(2019年4月17日17時39分 産経新聞)
拳銃を定められた場所ではなく個人ロッカーに保管したとして、山形県警が、警察署に勤務する女性巡査を注意処分にしていたことが17日、県警への取材で分かった。
県警は昨年度、公表基準に達しない軽微な処分事案が、この事案を含め計27件あったと明らかにした。
監察課によると、女性巡査は昨年8月、拳銃を携帯する業務の終了後、制服と一緒に警察署の個人ロッカーに片付けた。
上司が保管場所を点検し、女性巡査の拳銃がなかったため発覚。
拳銃には実弾が入っていたが、暴発などはなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/190417/afr1904170023-n1.html
( 2019年1月7日 20時10分 京都新聞)
拳銃を不適切に管理したとして、滋賀県警が、県内の警察署に勤務する20代女性巡査を本部長注意処分にしていたことが7日、県警への取材で分かった。
処分は昨年12月19日付。
県警監察官室によると、巡査は昨年11月5日午前9時半ごろに業務を終えた後、貸与された拳銃1丁を警察署の保管庫に戻さなければならないのに、自身の個人ロッカーに6日午前8時半ごろまで入れていた。
ロッカーは施錠されており、実弾の紛失はなかった。
巡査は、「別の仕事があり、保管庫への収納を忘れていた」と話している。
5日午後5時15分ごろには、別の署員が保管庫の拳銃の数を点検したが、巡査の拳銃が返却されていないことを見落とし、6日午前8時半ごろの点検まで気づかなかったという。
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190107000145
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。