2018年2月23日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月23日9時57分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
横須賀市教育委員会は22日、市立小学校の校庭で今月7日の放課後、アスレチック遊具で遊んでいた小学2年の女児(8)が遊具の不具合で地面に転落、左手首骨折などの重傷を負ったと発表した。
遊具は、高さ約3mからつるした18本のロープを上り下りして遊ぶもので、1988年に設置。
踊り場(高さ約2.5m)に座っていた女児がバランスを崩してロープをつかんだところ、ボルトごとロープが抜け落ちた。
接着剤が劣化し、ボルトが緩んでいた可能性があるという。
点検は専門業者が2年に1度、教職員が不定期に目視で行い、業者が2016年度に点検した際に問題はなく、同校の教諭が昨年10~11月に目視で確認した時も異常は見つかっていなかった。
同校は遊具の使用を禁止し、業者が修理と点検を行った。
市内36校にある同様の遊具38基についても、3月に点検を行う。
市教委は、保護者の意向を理由に校名を明らかにしていない。
出典
『遊具事故 不具合で転落し小2骨折 横須賀の小学校』
http://mainichi.jp/articles/20180223/ddl/k14/040/114000c
『校庭の遊具破損、小2女児が転落し重傷』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180223-OYT1T50035.html
2月22日付で横須賀市のHPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。
5.事故の内容
児童が遊具のロープを掴んだ際に、ロープを吊っている接続金具のボルトが抜け、ロープとともに約2.5mの高さから地面に転落した。
6.事故の原因
接続金具のボルトが緩みロープとともに転落したものである。
ボルトが緩んだ原因は不明ですが、ボルトに塗られていた接着剤が劣化して、ロープの揺れの振動などで徐々に緩んでいったものと推測されます。
7.遊具点検の状況
専門業者による遊具の安全点検は2年に1回実施しており、当該校は平成28年6月24日に実施。
その他の点検として、学校による安全点検は、平成29年5月30日に実施したほか、不定期で目視等の点検を行っていた。
出典
『市立学校での負傷事故について』
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8140/nagekomi/20180222.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。