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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013年1月20日付で毎日新聞大分版から、1月19日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

別府市の九州大学病院別府病院は18日、敷地内の地下タンク(容量約20kℓ)の洗浄作業中に誤って油混じりの水を側溝に流したと発表した。
同病院によると、17日午後2時半ごろ、住民から「油の匂いがする」と警察などに通報があった。

16日、タンク底などにこびり着いている油分を回収するために中和剤約16kℓを投入。一晩おいて油を浮かせた後、下から処理済みの水を抜き取っていた。
本来の手順は、油水分離器を通した後に公共下水道に流すことになっているが、業者は分離器を使わず、側溝に流した。

油の流出量は不明。病院は19日、近隣の側溝約1kmを洗浄する。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/oita/news/20130120ddlk44040307000c.html

 

 

また、1月18日17時43分に大分放送からは、海にも流れたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

近くの境川に流れだし、一部は別府湾にも流出したという。
業者が回収作業にあたっている。
別府市によると、今のところ環境への影響は小さいとみられている。

 

出典URL

http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD01180022161.html

 

 

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2013年1月17日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

加須市は16日、市役所本庁舎の冷暖房用冷温水発生機の燃料に使われる重油1480ℓが漏れ、調整池や農業用排水路に流出する事故が発生したと発表した。
発生機の部品が経年劣化により故障したことが原因。
市は流出した重油の除去作業を進め、再発防止策に取り組むとしている。

市によると、地下のタンクから1階にある発生機のタンクへ重油をくみ上げるポンプのゴムパッキンが壊れ、重油が漏出。雨水配水管を経由して同市上三俣の三俣第2土地区画整理事業調整池に流れ出し、一部が隣接する岡古井落排水路に流出した。
最後に発生機を点検した13日夕方以降に発生したとみられる。15日朝、庁舎管理委託業者の社員が発見した。

市は、調整池と排水路に流出防止のためのオイルフェンスと重油を吸着するオイルマットを設置。今後、重油をバキュームで吸い取り、雨水配水管も清掃する。
重油の多くは調整池に滞留している状態。排水路への放流も止めており、同課は「農作物などへの影響はない」と説明している。

発生機は2台あり、故障した発生機は設置から28年経過していた。庁舎管理委託業者が週1回、発生機の製造業者が年6回点検しているが、異状は見つからなかったという。現在は稼働を停止し、片方の発生機だけ使用している。
市は「重油漏れは想定外で、皆さまに大変な迷惑をお掛けした。同様の事故が起こらないよう、雨水配水管にふたを設置するなどの対策を講じたい」と話した。

出典URL

http://www.saitama-np.co.jp/news01/17/01.html

 

 

なお、漏洩原因に関し、他のメディアから若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

(1月17日10時22分 NHKさいたま)

燃料タンクとポンプをつなぐゴム製の管が経年劣化によって裂けていたという。

http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1006653101.html

 

(1月17日付 東京新聞)

冷温水発生機の給油ポンプの一部が経年で劣化したのが原因とみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130117/CK2013011702000115.html

 

(1月17日付 朝日新聞埼玉版)

冷暖房用冷温水発生機のバルブ継ぎ目から流出。ゴムパッキンが劣化して漏れ出したとみて、改修を進める。

http://www.asahi.com/area/saitama/articles/MTW1301171100005.html

 

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2013年1月11日19時55分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
水ははじくが、油をよく吸収する新しい高分子物質「マシュマロゲル」を京都大の中西和樹准教授(無機材料化学)の研究グループが開発した。油の流出事故での回収作業や化学物質の精製などへの応用が期待できるという。ドイツの科学誌「アンゲバンテ・ヘミー・インターナショナル・エディション」(速報版)に11日、論文が掲載された。

マシュマロゲルは、ケイ素を骨格とする有機化合物(シリコーン)の一種で、スポンジのような弾力がある。シリコーンの特性を研究する過程で、偶然、開発できたという。
表面の分子構造や微細な凹凸の影響で、油などの有機物は吸着するが、水を強くはじく性質(撥水性)がある。シリコーンに酢酸や尿素、界面活性剤を加えてかき混ぜた後、数時間温めるだけで合成できるという。


97年のロシアタンカー「ナホトカ号」重油流出事故で、海岸に流れ着いた重油の回収は、ひしゃくなどですくう人海戦術に頼らざるを得ず、岩場での作業は困難を極めた。マシュマロゲルは、市販の薬品を使って合成でき、成形も自在。中西准教授は「現場に材料を持ち込み、地形や用途に応じてその場で作製することも可能ではないか」と話している。

また、分析化学や生命科学などの研究分野では、水と油を厳密に分離する技術が不可欠。マシュマロゲルは、300℃以上の高温や液体窒素中でも機能を保つことから、グループはさまざまな研究に応用できるとみている。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130112k0000m040048000c.html
 
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2012年12月15日12時39分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日朝、倉敷市の水島コンビナートの側溝から海に油が流れ出し、海保などが油を取り除く作業を行ったり、オイルフェンスを張ったりするなどの対応に追われた。

海保によると15日午前7時半ごろ、倉敷市水島海岸通りにある工場の関係者から「海に油が浮いている」と通報があり、確認したところ長さ180m、幅5mほどの薄い油膜が海面に広がっているのが見つかったという。
また、この現場から数百m離れた場所にある雨水を流す側溝からも油が流れ出ているのが確認された。


海保などが油を取り除く作業を行うとともに、オイルフェンスを張るなどして油が広がらないよう対応したほか、倉敷市の職員も油の成分を調べるため油を採取して持ち帰っていた。

今のところ漁業被害などは確認されていないという。
油漏れが起きた場所や原因などはまだ分かっていないということで、県の港湾事務所で引き続き原因を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024204551.html?t=1355605788686
 
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2012年12月11日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午後1時20分ごろ、諸塚村の発電用ダム「山須原ダム」の改造工事現場でトレーラーの燃料タンクが破損する事故があり、軽油約150ℓが耳川に流出したと、九電が発表した。
オイルフェンスを設置して回収作業を続けており、下流域や発電への影響はないという。
 
九電によると、ダムの上流約1kmにある、資材を輸送する台船の船着き場で、トレーラーの運転手がサイドブレーキを引き忘れて降車し、トレーラーが前進して鋼材に接触。車体前部の燃料タンクが破損して軽油が流れ出たという。

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2012年11月29日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
牧之原市は28日、同市の地頭方漁港で、地頭方漁協の軽油タンク(容量5万kℓ)から油が漏れたと発表した。
港内の海に流出し、オイルフェンスで港外に流出するのを防ぐ一方、オイルマットで油を吸着し、ドラム缶4本分、約900kg相当を回収した。
 
市によると、27日朝に同漁港関係者が臭いに気付いたが、28日朝まで確認がとれなかった。
市などは、タンクから計量器につなぐ配管が老朽化して亀裂が生じ、漏れて油が地下に浸みて海に流れ出たとみている。

 
 
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2012年11月8日12時51分にNHK沖縄から、同日14時31分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日、うるま市にある原油の備蓄基地で、18基あるタンクのうち1基(容量9万9600kℓ)のふたが原油の中に沈み、タンクの原油がむき出しになり、かつ原油の一部が漏れ出したトラブルで、会社側は、タンクの中の原油が空気に触れて引火することがないよう、今後、炭酸ガスをタンクにためるなどの措置をとることにしている。

トラブルがあったのは、うるま市の原油備蓄会社「沖縄ターミナル」。
7日午後
3時ごろ、職員が原油の流出を発見、約15分後に土のうでせき止め、午後8時半すぎに約4.5kℓを回収した。施設外への流出はなかった。

その後、屋根が沈んでいるのを同社が確認した。
原油は、浮き屋根の上にたまった雨水を出すための排出口から漏れたとみられるが、浮き屋根が沈んだ原因も含め、今後詳しく調査する。


8日午前、会社側が記者会見し、トラブルについて謝罪するとともに、経緯を説明した。
それによると、タンクのふたの上に中の原油が漏れ出し、パイプを伝って原油が流出したという。
また、ふたは、原油の重みでタンクの底まで沈んでいて、およそ5万kℓの原油が直接、空気に触れて引火するおそれもあるということで、消防などが警戒を続けている。


会社側は、タンクから原油を抜き取る作業を安全に進めるため、まずは、タンクの上部に炭酸ガスを注入し、原油が空気に触れないようにする措置をとるという。

この備蓄基地と一番近い住宅地とは山を挟んで500mほど離れているが、住宅地周辺でも異臭がしたという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093332221.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121108/dst12110814340006-n1.htm
 
 
11月13日18時37分にNHK沖縄から、炭酸ガス注入が開始されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
会社側では、原油が空気に触れて引火するのを防ぐため、原油を別の空のタンクに移すとともに、13日から、炭酸ガスを注入して原油の上に膜をはるための作業を始めた。
会社側では、およそ2週間かけて炭酸ガスの注入を行うという。


基地の近くの集落では、先週、トラブルが起きて以降、断続的に原油の臭いがしているということで、平安座自治会では、「会社側は炭酸ガスの注入が安全策だと言っているので少しほっとした面もあるが、もっと早く対策をとってほしかったというのが正直な気持ちだ」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093438691.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□2003年9月、十勝沖地震の2日後に苫小牧の製油所のナフサタンクが全面火災になった事故があったが、あの事故の原因は、地震で浮き屋根が沈んだ後、ナフサ蒸気の拡散を防ぐため消火用の泡で液面をシールした、その泡が潰れて水滴となり、ナフサ中を沈んでいった際の沈降帯電だったと推定されている。
今回の事故で、液面のシールに泡ではなく炭酸ガスを使うのは、その教訓が活きているからかもしれない。
 
□その十勝沖地震当時、ブログ者は沈降帯電に関する知識を有しており、また、消火用の泡の主成分が水であることも知っていた。
しかし、2つの知識をドッキングさせ、液面に放射した泡が原因で火災が起きるとは、あの事故が起きるまで想像だにしなかった。
 
事故後に調べた結果、泡の沈降によって火災になった事故は海外で過去に起きており、報文もあったらしいが、ああいった事故の前にそのような情報の有無を調べることは、いわば無から有を生ぜしむることにつき、何かのきっかけでもない限り、かなり難しい。
 
過去の事故を有無を調べるきっかけが「自所で事故が起きたから」というのでは、なんとも悔いが残るのだが、それに対する妙案は思い浮かばない。
せいぜいが、過去事例を幅広く地道に収集し・・・程度だ。

 


(2012年11月24日 修正1 ;追記)

2012年11月20日にFirestream21さんから、以下のコメントが書き込まれた。
(コメント記入上の不具合があったので、本文追記という形で紹介する。)

①今回の沖縄のタンクは原油なので、導電率の関係で沈降帯電の問題はありません。北海道の場合は、正式にはライトナフサでナフサよりも精製度が高く非常に導電率が低く、静電気をためやすく沈降帯電が起こりやすかったものです。

②今回炭酸ガスを選んだのは、タンク内部の沈下屋根の視認性と作業性の問題からと思います。シール性は泡の方がベターですが、大きなタンクとなると泡被覆の維持に難点がありますので、この点は北海道の教訓を活かしたと思います。。

③海外を含めて泡シール時にタンク火災を起こした事例は5件以上報告されており、いずれも精製された軽質油で起きています。また、日本でもよく知られている海外の文献にも泡シールに対する注意事項が記載されているものがあり、この危険性を関係者でも知っている人は知っていたはずです。

④泡シールには必ず沈降帯電の問題があると考えると必要な時に、理由もなく選択肢から外してしまう危険性もあります。まさに「羹と膾」です。

⑤結局は、日本の防災関係者の海外情報に対する勉強不足かと思われます。福島の構図と一緒です。


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2012年11月8日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、日本原燃のHPにも同主旨のプレスリリースがフロー図や再現実験写真付きで掲載されていた。
 
日本原燃は7日、六ヶ所村の再処理工場内にある研究所で8月6日に配管から約1500ℓの重油が漏れた問題で、原因は気温変化による内圧の上昇でフレキシブルホースが破断したため、と県と同村に報告した。
 
原燃によると、破断したのは施設の空調用ボイラーに重油を送る屋外設置の配管のフレキシブルホースで、直径3.4cm。設置から17年が経っていた。
 
原燃は、破断の原因について、逆止弁と電磁弁の間で閉じ込められていた重油が、今夏の気温上昇で配管内の重油が膨張したうえ、5月に取り換えた電磁弁の気密性が高く、配管が内圧に耐えきれなかったためと説明している。
 
巡視は1日1回行われていたというが、配管は落雪対策で保護カバーに覆われていた。そのため発見が遅れ、重油は約8日間、漏れ続けた。
 
原燃は再発防止策として、
□配管を覆っている保護カバーを撤去し、1日1回、直接、配管を目視する。
□圧力を逃がすため、別の配管を今月中に設置する。
としている。

 
出典URL
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2012/pr121107-1.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□液封による事故だ。
逆止弁のある配管を、内部に液体を残したままホールドする場合は、配管内の液体を一部抜いて窒素を入れておくとか、他の系とバランスさせておく、あるいは液封になる恐れのある配管には安全弁を設置しておくなどの対策が必要だ。
 
□対策の一つとして「落雪対策保護カバーを撤去する」とあるが、撤去しても安全性に問題はないと評価したうえでのことだろうか?
というのは、今年2月、上越市で落雪により樹脂製の配管が壊れ、塩素が漏れるという事故があったからだ。(本ブログ掲載済)
そういった事故を防ぐためのカバーでなければ、問題はないのだが・・・。
でなければ、よかれと思ってやったことが、次のトラブルのタネとなる。

 
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2012年9月20日付の毎日新聞長野版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大町市教委は19日、市議会全員協議会で、市立大町南小の地下の配管から灯油6000〜8000ℓが外部に流出した可能性が高いと報告した。
敷地内で油の臭いは確認されておらず、今のところ、周囲の河川や井戸、農地などで油は確認されていない。
定期的な検査や監視を続ける。


市教委によると、8月22日に学校職員が灯油の減り方が早いことに気づいた。
業者の調査で、現在、灯油を使っていない管理棟と中高学年棟の1階にある二つのタンクの計量メーターが動いていることが判明。
タンクと各教室などの暖房器具をつなぐため、校舎の地下約30cmに埋設した鋼管(直径2cm)から漏れ出したと判断した。
学校教育課は、過去の使用量との比較で、5月ごろから最大8000ℓが流出したと推測している。


地下配管は、85年の校舎全面改築の際に設置した。
現在は、応急措置としてタンクのバルブを閉め、冬までに地上に新たな配管を設置する。


大町市では01年ごろにも、大町東小で地下配管から灯油が漏れる事故があった。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120920ddlk20040010000c.html
 
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2012年9月9日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
由布市庄内町のJA給油所で7日午後1時ごろ、男性従業員が地下タンクの灯油を配送車のタンクに給油し始めたが、接客のため、その場を離れた。
午後2時ごろ戻って、灯油があふれているのに気付いた。
給油ノズルの自動停止機能が作動しなかったという。
 
業務手順書には、給油中は、その場を離れないよう明記されていた。
今後は手順の徹底を図り、再発防止に努めるという。
 
あふれ出た灯油13kℓのうち、約8kℓが近くの用水路に流れ込み、大分川に流出した。
現場の約4km下には九電の取水口、約7km下流には由布市の取水口がある。
JAなどは、現場付近の7個所にオイルフェンスや吸着マットを設置し、除去作業を進めている。
 
近くの農家から「水田に油が入った」との苦情が数件あったという。
 

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2012年7月31日21時27分にNHK鳥取から、また8月1日付の朝日新聞鳥取全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時すぎ、日南町の日南病院で、1000ℓの給油を依頼されて給油にきたガソリンスタンドの従業員が誤って、現在使われておらず地下タンクにはつながっていない古い給油口に灯油を入れた。
誤って給油した灯油はおよそ738ℓで、敷地から用水路を通じて外部に漏れ出し、その一部が近くの日野川に流れ込んだ。


日南町によると、今のところ日野川を水源とする水道に影響は報告されていないということで、町や県、それに国交省が日野川の4か所にオイルフェンスを張って灯油が広がるのを防いだ上で、回収したという。
日南町では、8月1日以降も水道水への影響などについて、引き続き監視することにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043990801.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
使わなくなった設備は、早めに撤去することが望ましい。
費用などの関係で早期の撤去が困難な場合は、「使用禁止」といった表示をしておくことだ。

 
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2012年7月3日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
電源開発と県は2日、阿南市の橘湾火力発電所の非常用ディーゼル発電機2基のうち、1基の配管から燃料の軽油漏れが見つかったと発表した。 
現場周辺の地下水や公共用水域への流出はないという。
 
県によると、同社が2日午前2時の点検中に発見。
発電機の燃料配管の接続部分の隙間を埋めるパッキンが老朽化し、破損したことが原因とみられる。

同社は2日中に、防油堤やピットに流れ出た3700ℓの軽油を回収。5ケ所のパッキンの交換と配管の接合部分の緊急点検を実施した。

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2012年6月29日付で読売新聞から、6月28日22時55分にはNHK千葉から、また6月28日16時5分には毎日新聞からオイルフェンスを越えている写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午前7時20分頃。市原市のコスモ石油千葉製油所から液状のアスファルトが漏れ、夜までに最大幅約200m、長さ約5kmの範囲に広がった。

同社によると、事故の瞬間、製油所内に何かが割れるようなパンという音が響き、確認したところ、アスファルトの貯蔵タンク(容量1000kℓ)に亀裂が入っていた。
タンクは直径約11m、高さ約10mで、高さ約9mの屋根と周りの壁のつなぎ目の部分に長さ約2mの亀裂が生じ、この亀裂からアスファルトが約15分間噴き出し、流出総量は437kℓに上った。


このタンクは最も海寄りにあり、護岸までの距離は数10m。
昨年3月の東日本大震災以後は使っておらず、再稼働に向けて最近点検を始め、16日からは、中のアスファルトを軟らかくして抜き取る目的でタンクの内部を加熱していた。
事故直前、アスファルトは約160℃まで熱されており、加熱によって内部圧力が高まりタンクが破損、中身が噴き出したとみられる。


事故を受けて、消防と海保は現場海域に拡散防止用のオイルフェンスを設置。アスファルトの回収作業も進めたが、28日では終了せず、29日朝に再開することになった。同社は24時間態勢で回収作業を続けている。

同製油所では、6年前に水素爆発事故が起きたほか、昨年3月には東日本大震災による火災・爆発事故が起きている。
28日に同製油所で開かれた記者会見で、同社の常務は「昨年に続き事故を起こし、近隣住民や多くの方々にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません」と謝罪した。
ただ、安全対策については「ハード面の安全点検の強化や、法令順守などを徹底するなど、適切な対応を取ってきた」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。
また、今回の事故の環境への影響について、同製油所の所長は「ほとんど影響はない」と説明した。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120628-OYT8T01571.htm
 
 
また、6月29日付の朝日新聞千葉版紙面には、作業の様子について、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
今月16日からタンクの下部からアスファルトをゆっくりと加熱して液化させている最中で、液化した後に別のタンクに移して、タンクの内部に異常がないか点検する予定だったという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□固化したものを加熱して溶かす場合、ままあるのが、加熱方法の失敗による破裂事故だ。
たとえば、凍結した水道管を溶かすのに配管の真ん中付近から加熱し始めると、溶けて体積が膨張しても両端が固体では逃げ場がなく、結果、当該部分の圧力が上昇して破裂に至る。
今回事故の原因は不明だが、第1報に接した瞬間、そういったことがブログ者の頭をよぎった。
 
そして、その後、朝日新聞千葉版で「タンクの下部から加熱」という記述を見つけた。
これは、単に、タンク下部に設置されている加熱コイルを活かした、ということだろうか?
それとも、例えば3段に設置されている加熱コイルの一番下のコイルを活かした、ということだろうか?
気になるところだ。
 
□屋根と側壁のつなぎ目部分に亀裂が入ったという件、おそらくは放爆構造が功を奏したということだろう。




(2012年7月7日 修正1 ;追記)
 
2012年7月7日付の千葉日報紙面に、流出量は約72kℓだったという下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
同製油所は6日、海上に流出したアスファルトは約72kℓだったと発表した。
同製油所は、海保などと連携してタンクから漏洩した約437kℓのアスファルトの大半を回収。
現在は、海面に残った一部の油膜の回収作業に当たっており、24時間態勢で対応している。




(2012年9月21日 修正2 ;追記)

2012年9月15日付で毎日新聞千葉版から、腐食した穴から漏れこんだ雨水の沸騰が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

コスモ石油は14日、腐食で開いたタンク上部の穴から浸入した雨水がタンク内で沸騰し、内圧が上昇したことが原因とする調査結果を公表した。
同社は「二度とこのような重大事故を発生させない強い決意で安全操業を確立し、信頼回復を図りたい」としている。

同社によると、同タンクは1967年に製造・設置され、10年ごとに検査することになっていたが、07年の検査を見送ったため、96年を最後に検査されていない状態が続いていた。

しかし、昨年3月の東日本大震災で同製油所の石油タンクが爆発、炎上する事故があったため、同製油所はすべてのタンクの稼働を停止させ、安全検査を実施。
今回のタンクは昨年10月に約15年ぶりに検査された。

その際、9カ所の穴が確認され、テープや板などを張って応急処置したが、長期間放置していたため、タンク内にはすでに1500〜4300ℓの大量の雨水が浸入していたという。

同社は大量の浸水に気づかず、タンクをそのまま利用。
今回の事故では、再加熱した際、雨水が沸騰して水蒸気となり、アスファルトが上部に押し上げられ、屋根板が破裂したという。

同社は「検査計画の策定や確認手順に不備があり、事故を予見できなかった」と誤りを認め、検査の厳格化や危機管理教育の徹底など再発防止策を策定した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120915ddlk12040256000c.html


また、コスモ石油HPに、2012年8月30日付と9月14日付で、水蒸気がアスファルトを押し上げる様子の模式図やタンク開口部の写真付きで、事故原因解析結果ならびに今後の対策などが掲載されていた。
以下は、事故原因解析結果の骨子。

□検査計画の策定および確認の手順に不備があり、タンク屋根板の検査が適切に実施されず、屋根板および側板上部付近の保温材下が外面腐食により開孔した。

□当該部分からタンク内に混入した雨水は、アスファルトの密度が0.95と水より小さいため、アスファルト内に沈みこんだ。

□加温に伴い、アスファルト内に沈みこんでいた水が底部に滞留。その後、沸騰した水蒸気によって水の上側にあったアスファルトが上部へ押し上げられ、タンクの内圧が上昇してタンク上部が開口。水蒸気とともにアスファルトが流出した。

□タンク屋根板の腐食開孔部については、応急処置を行っていたため、「タンク内に水が浸入していたとしても少量であり、加温中に蒸発する。」と判断した。


出典URL
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_120830/index.html
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_120914/index.html



(ブログ者コメント)

□ブログ者は、水蒸気による内圧上昇が原因ではなかったか?と考えているが、発表された表現だと、アスファルトが原因だったとも読み取れる。
液状あるいは半固体状態のアスファルトが天板に激しく衝突したことが原因だったのだろうか?
模式図を見直してみたが、よく分からない。

□「タンク内に水が侵入していたとしても少量であり・・・」という判断、希望的観測に過ぎたようだ。
手段がないのならいざしらず、タンク底から水抜きすることは可能だったのではないか?もし可能だったなら、加熱前とか加熱途中に、実際に確認しておくべきだった。
それとも、ドレン配管が詰まっていて・・・といった状態だったのだろうか?


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2012年6月28日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午前6時50分ごろ、横浜市磯子区のJX日鉱日石エネルギー根岸製油所付近で根岸湾に油が浮いているのを同社従業員が見つけ、118番通報した。
海保によると、油は軽質油とみられる。
 
製油所の蒸留施設と廃油タンクとを結ぶ管に腐食による直径数mmの穴が開いており、ここから雨水の排水溝を伝って漏れ出たとみられる。
油は約3万m2の範囲に拡がり、同社が海面にオイルフェンスを張るなどして回収。
流出量は10ℓ前後とみられる。

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2012年6月9日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
8日午後4時50分ごろ、市原消防から千葉海保に、「丸善石油化学千葉工場の15番桟橋の配管からガソリンが海上流出している」と通報があった。
同保安部は、現場巡視艇と海上保安官を派遣した。
 
油は鋼鉄製のバケツで受け止められ、海への流出は止まっている。
爆発の危険はないといい、同保安部は漏洩防止作業を急ぐとともに、原因を調べている。

 
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2012年6月3日0時39分にNHK大分から、6月2日12時17分にOBSニュースから、また6月3日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)、6月7日付で毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

由布市にある県の施設で、ボイラーへ重油を送るための配管に穴が空き、重油が漏れ出していたことがわかった。
周辺の環境への影響はないということで、県は今後、重油が漏れ出した範囲などを調べることにしている。


重油が漏れ出していたのは由布市湯布院町の林業に携わる人の研修などを行っている県の施設、「県林業研修所」。
県によると先月14日、施設を管理している団体の職員が暖房用のボイラーを使っていないのにタンクの中にある重油の量が減っているのに気づいた。


依頼を受けた業者が調べたところ、ボイラーに重油を送るための地下およそ40cm深さに埋めてある直径2cmの配管が腐食して、1ケ所に直径2mmほどの穴が空き、重油が漏れ出しているのがみつかったという。
漏れた重油の量は、少なくとも420ℓになるというが、県は重油が漏れだしたのは建物の敷地内にとどまり、周辺の住民の健康や水質などにも問題はないと説明している。


この配管は、ボイラー設備と同じ1980年12月に設置された。
昨年度までの重油使用量に異常がないことから、今年度になって漏れが始まったとみている。


県は今後、重油が漏れ出した範囲を特定して、汚染された土の回収作業などを行っていくという。
2日、県庁で記者会見した県林務管理課長は「消防などと連携を図りながら漏れ出た範囲の把握など速やかに対応していきたい。ほかの県の施設についても改めて調査をしていきたい」と話している。


2月に県立盲学校で重油が漏れ出た事故を受け、県は地下埋設型施設を点検したが、研修所は「問題ない」とされていた。
県は「内部配管は調べていなかった。古い施設は改めて建屋内部を調べる」という。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075554791.html
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD06020020097.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120607ddlk44040618000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□盲学校事例の横展開時、建屋内の埋設配管は調べなかったとのこと。
なぜ調べなかったのだろうか?
建屋内に埋設配管があることを知らなかった?
全て調べるとコストがかかるので、建屋内の埋設配管は優先順位が低いとみなし、調査対象外とした?
まさか前者ということはないと思うが・・・。

□職員は、どのようにして残量減に気がついたのだろうか?
定期的に残量を記録していた?
ボイラー使用停止時に液面計にマーキングしていた?
いずれにせよ、適正に管理していたから早期に発見できた・・・そんなことではなかったかと感じた。

□一方、重油を使用していない季節だったからこそタンク減量に気が付いたという、ラッキーな側面もある。
これが冬場だったら、気温などによって重油の使用量は変化するだろうし、気が付かなかったかもしれない。
 

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2012年5月21日22時43分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5月22日付の秋田魁新報紙面に同主旨の記事が掲載されていた。
 
小坂町のT社工場敷地内で、地下に埋めた配管から灯油約12kℓが漏れ出していたことが21日、分かった。
すべて地下に染み込んだとみられ、今のところ周囲への流出や飲料水などへの被害は確認されていない。


同社によると、18日午後4時半ごろ、従業員が敷地内にある地下灯油タンク(容量9.6kℓ)の残量が通常よりも少ないことに気づき、設備点検業者に連絡。
翌19日、工場敷地の南西端、地下約50cmに埋設された配管(鋼管、直径25mm)から漏出していることが分かり、同日夕に消防に通報した。
流出量はドラム缶にして60本分に相当する。


同社によると、工場では先月19日に空調設備を収めた建屋を全焼する火事があり、不要になった配管を撤去する工事を行っていた。
設備業者が11日に埋設された不要な配管を掘り出して切断した際、誤って5cmほど下を通っていた灯油の配管を切断した。

工場長は「灯油配管の位置について、設備業者との連絡が不十分だった」と説明している。


周辺は水田。100mほど西側に岩沢集落があるため、同社は保健所の指導で、21日から付近の用水路などを回って油漏れなどがないか調査している。
25日には地区住民を対象に説明会を開く。

 
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20120521m
 
 

(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
紙面情報に基づき、工場長説明内容を追記した。
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2012年5月8日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
三井化学岩国大竹工場は7日、約10ℓの重油が工場の排水放流口から海に流れ出たと発表した。
同日正午前には回収を終えたという。
 
先月の爆発炎上事故で破損した機器からオイルが漏れ出ており、排水路を土嚢で塞いで流出を防いでいたという。
しかし、7日明け方からの大潮の際、放流口の可動堰が事故による不具合で下まで下がりきらず、重油の一部が流れ出たという。

 
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2012年5月8日付で毎日新聞三重版から、また7日14時10分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
6日午前8時半ごろ、津市一志町のゴルフ場「Mゴルフクラブ」の屋外タンクから重油約4kℓが漏れ出し、200~300m離れた場内の調整池に流入した。

消防によると、同日午後4時35分ごろに119番通報があり、県などが調整池にオイルフェンスを設置したほか、水面の油を吸い取るマット200枚を投入したが、河川に通じる水路にも流入したという。

県によると7日、現地を確認した結果、波瀬川では油膜や油臭などはなかったという。
タンクと配管の接続部分のパッキンが劣化したのが原因とみられる。
農作物への被害はないとしているが、少量の油が依然として漏れているため事業者に防止策を徹底するよう求めた。


出典URL
http://mainichi.jp/area/mie/news/20120508ddlk24040226000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120507/dst12050714110014-n1.htm
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2012年4月8日10時33分に大分合同新聞から写真付で、また4月7日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大分市東部清掃事業所で、職員用風呂のボイラーと燃料タンク(容量945ℓ)を結ぶ鉄製の埋設管から燃料(灯油)漏れの疑いがある問題で、市は7日、油漏れを確認したと発表した。
埋設管は直径25mm、長さ20数mで、地下90cmほどのところを通っている。
1990年に完成後、点検したことはないという。
漏洩量や範囲などは不明で、敷地内を掘り起こして調査を続ける。

市によると、6日から埋設管の掘削調査を始めており、7日はアスファルトの下を通る約16mの区間を調べた。
目視で四つの穴が見つかり、油漏れをしていることが分かった。正確な穴の数は確認中で、いずれも1mm以下とみられる。

9日からボーリングして土砂を採取し、油漏れの量、範囲を調べ、関係機関と協議して対策を講じる。
市は、県立盲学校での重油漏れを受けて加圧試験を3月末に実施し、漏出の可能性がわかった。

 
出典URL
http://www.oita-press.co.jp/localNews.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
県立盲学校での漏洩事故は、今年2月22日、本ブログに掲載済。

 


(2012年5月25日 修正1 ;追記)
 
2012年5月19日付で毎日新聞大分版と朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、また18日18時0分にTOSテレビ大分から、原因ならびに推定漏洩量に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大分市は18日、灯油の使用量が急に増えた08年度以降、推定1万2400ℓの灯油が漏れた可能性があると発表した。
現在、土中には4000〜5000ℓ残留しているとみられる。
市は土の入れ替えなど、早急に対策をとる。環境への影響はないという。

市によると、県教委が2月、県立盲学校のボイラーから数年間、重油が漏れ続けていたとの発表を受け調査開始。
3月31日に油漏れの可能性が分かり、4月9日からボーリング調査をして土砂を採取した。

燃料タンクとボイラーは全長約24mの埋設管(直径25mm)で結ばれている。
管に巻いた腐食を防ぐ防食テープが経年劣化し、さらに上を通る車の振動などでテープに隙間ができ、そこから管が腐食して穴が開いたという。
一部市道を含め、約2920m2にわたって漏れが確認された。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120519ddlk44040601000c.html
http://tostv.jp/news/index.php?nno=11753
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□埋設管使用施設で使用量が急増した場合、管理者としては、まず漏洩を疑わなければならない。
 
□長期間にわたり漏洩を放置した今回のようなケースだと、土壌汚染処理費用だけで数億~数10億円になる可能性がある。
今回の場合、これすべて税金。
こういった点も、管理者は認識しておく必要がある。

 
 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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