2018年9月29日20時39分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、立山町で用水路に流され、行方不明になっていた男性が30日朝、転落した場所からおよそ800m下流で遺体で見つかった。
遺体で見つかったのは、魚津市経田西町の会社員、Nさん(男性、58歳)。
警察によると、28日午後2時45分ごろ、立山町岩峅寺の用水路にNさんが誤って落ち、28日の捜索では見つからなかった。
警察が30日朝、夜明けとともに捜索を再開したところ、午前7時20分ごろ、転落した場所からおよそ800m下流にある富山市上滝の中滝発電所排水口の地下水槽から遺体で見つかった。
Nさんは、来月から始まる用水路の法面を補修する工事のため、準備作業をしていたということで、一輪車で発電機を工事現場まで運んでいた際に、誤って用水路に落ちた。
用水路は北陸電力の雄山第二発電所の導水路で、Nさんが勤めていた会社が補修工事を請け負っていた。
北陸電力は、「お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、ご遺族に対し心から哀悼の意を表します」とコメントしている。
出典
『用水路に流された男性 遺体で発見』
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=19710
9月29日19時36分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Nさんが転落した用水路は幅がおよそ5mで、当時、流れは速かったということで、柵やふたは設置されていないという。
出典
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20180929/3060000430.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、現場は山間部のような場所。
のり面は畑?草地?から導水路に向け緩やかに傾斜しており、全体的に草が生えている。
(2019年8月1日 修正1 ;追記)
2019年7月29日19時18分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
魚津労基署は、転落防止のため、柵を設置したり、別の通路を使用させたりするなどの安全対策を怠っていたとして、工事を請け負っていた立山町のM建設と責任者の62歳の男性を労安法違反などの疑いで書類送検した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190729/3060002372.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。