







2023年4月23日18時51分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日夕方、富山県高岡市のフィットネスクラブのプールで、水泳教室に参加した5歳の男の子がプールの中に沈んだ状態で見つかり死亡した事故で、男の子は浮き具をつけていましが、プールに入る際、浮き具が外れた可能性があることがわかりました。
【写真を見る】水泳教室の5歳男児死亡 “浮き具”外れたことが原因か 富山・高岡市
亡くなったのは富山県高岡市和田の保育園児、拓杜(ひろと)ちゃん、5歳です。
22日午後4時50分ごろ、高岡市木津の「Oフィットネスクラブ高岡」で、水泳教室に参加していた児童が、プールの底に沈んでいる拓杜ちゃんを発見。
拓杜ちゃんは引き上げられた際、すでに意識がなく心肺停止の状態で、およそ1時間20分後に搬送先の病院で死亡が確認されました。
記者:
「当時、こちらの高さ60センチほどの台がプールの中に沈められていて、その上に乗ろうとした際、つけていた浮き具が外れた可能性があることがわかりました」
当時、水泳教室には4人のコーチがいて、そのうち1人が指導、3人がプール内とプールサイドで監視していましたが、拓杜ちゃんが沈んだことに誰も気づかなかったといいます。
株式会社O 形田代表:
「もう取り返しのつかないことになったと思っています。完全にもう監視体制の緩みだったということに尽きると思います」
拓社ちゃんは泳ぎがあまり得意ではないため、ヘルパーと呼ばれる浮き具をつけていて、飛び込んだ際に外れたことが原因とみられています。
形田代表:
「(ヘルパーは)しっかり縛っていれば外れないんでしょうけど、そのこともこちらの落ち度だと思う」
警察は司法解剖を行うとともに、業務上過失致死の疑いを視野に調べることにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b644d3b8ec1e3b051a4fe520364a61a3cd7e3f3
4月23日19時16分に毎日新聞からは、溺れてから発見されるまで5分かかっていた、ヘルパーのヒモがほどけた可能性がある、コーチ2人はプールサイドに、1人は水中にいて、もう1人はプールと事務室を行き来していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山県高岡市の「Oフィットネスクラブ高岡」のプールで男児(5)が死亡した事故で、男児が溺れてから沈んでいるのが見つかるまで約5分かかっていたとみられることが、フィットネスクラブの関係者への取材で分かった。
プールに設置された監視カメラに、男児が飛び込んだ後に浮き上がらず、そのまま沈んでいく様子が映っていた。
フィットネスクラブによると,事故当時、現場にはコーチが4人いたが、沈んでいる男児に気付いたのは近くにいた別の子どもだった。
県警は、安全管理体制に不備がなかったかどうかを慎重に調べている。
亡くなったのは同市の保育園児、拓杜ちゃん。
水深約120センチのプールの底に敷かれた台の上で、ヘルパーと呼ばれる浮き具を腰に着けて遊んでいたが、発見時、ヘルパーは外れていた。
飛び込むなどした際に、ひもがほどけた可能性がある。
事故は22日午後に起きた。
子ども対象の水泳教室が行われており、拓杜ちゃんを含む19人が参加していた。
コーチ4人中2人はプールサイドに、1人は水中にいた。
もう1人はプールと事務室を行き来していたという。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20230423/k00/00m/040/160000c
4月22日23時56分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、死亡した男児は1年ほど前から週に1回、兄と一緒にスクールに通っていた、運営会社は泳げない子への監視が甘かったと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スイミングスクールの運営会社によりますと、拓杜ちゃんは、1年ほど前からスクールに通い始め、週に1回参加していました。
この日参加していた生徒は20人ほどで、保育園児は拓杜ちゃんのみ、あとは小学生だったということです。
午後4時から午後5時までの1時間、月1回の「検定」で、どこまで泳げるようになったかの見極めが行われていました。
拓杜ちゃんは兄とスクールに参加していて、検定を終えた兄と競技用のプールから少し離れた場所にある温水プールに入っていました。
拓杜ちゃんは「検定」には参加せず、遊んでいたということです。
その後、拓杜ちゃんだけが再びプールに入りたいと競技用プールに移動、中に入ったところで、遊んでいたほかの生徒とぶつかり、そのまま沈んだとみられるということです。
その後、ほかの生徒が沈んだ拓杜ちゃんに気付き、近くにいた大人が拓杜ちゃんをプールから引き揚げたということです。
当時は、コーチとして大人4人がついていて、監視していました。
このうち1人がプールに入り検定を担当、生徒を順々に泳がせテストをしていたということです。
ほかの3人は見張り役で、プールサイドに上がり、泳いでいる生徒を監視するなどしていました。
プールは縦25メートル、横12.5メートル、深さは1.2メートル。
これを6レーンに区切って検定が行われていましたが、拓杜ちゃんが沈んだ状態で発見された時間は、すでに全員の検定が終わって自由時間になっていたということです。
スクールの運営会社は、原因について、コーチの数はいたが、水に慣れていない子や泳げない子への監視が甘かったことが考えられる」などと話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b9a76cdf6a84945a2714baeab620eac57daa2e
4月24日9時40分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、溺れるのは一瞬、呼吸で精一杯なので声を出すことなく静かに沈んでいくことが多いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
プールの外からは保護者も様子を見ていましたが、誰も気付いていませんでした。
プールの深さは1.2メートルあります。
当時は赤い台を沈めて、60センチにしていました。
なぜ誰も気付くことができなかったのでしょうか。
専門家は、2つの理由を指摘します。
一つは、“溺れる早さ”です。
水難学会・斎藤秀俊会長:
「溺れるのは一瞬なんですね。30秒とか1分とか暴れたり、声を出したりは全くない」
もう一つは、“静かに溺れる”ことです。
別のプールで撮影された映像。
画面中央で1人の子どもが溺れているように見えますが、周りが気にする様子はありません。
この直後、気付いた職員がプールに飛び込んで助けました。
水の事故に詳しい 坂本昌彦医師:
「実際には溺れる時は手を上げる、手を振る余裕もない。呼吸で精一杯なので、助けを呼ぶ、助けてということもなく、静かに沈んでいくことが多い」
専門家は、子どもが水に入る時には、片時も目を離してはいけないと呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2023年4月24日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ad275c9aa18ece64ffa3dbb84239c10f339e10
4月24日21時3分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、練習後の遊び時間に事故が起きた、プールサイドで監視すべきコーチ1人はプールの中にいた、拓杜ちゃんがプールに入るのを許可したコーチは直後に現場を離れた、許可した情報は他のコーチに伝えられなかった、次のクラスの児童が次々と入ってくるタイミングだった、過去には自分の子が溺れているのにコーチが気付かず自ら知らせた保護者がいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浮き具をつけて練習する子どもたち。
これは、事故があったOフィットネスクラブ高岡が、今年3月にSNSにアップした動画です。
亡くなったのは、こうした泳ぎに慣れていない「水慣れクラス」の男の子でした。
事故が起きたのは練習が終わったあとの「遊び時間」。
子どもたち19人がプールで遊んでいるのをコーチ3人が監視していました。
監視は原則、プールサイドで行うことになっていましたが、1人はプールの中にいました。
拓杜ちゃんは、兄と一緒に近くのジャグジーに入ったあと、1人でプールへ移動。
コーチの1人にプールに入っていいかたずねたといいます。
その様子について別のコーチの男性は・・・。
監視していたコーチ:
「(声をかけられた)コーチは(拓杜ちゃんの)確認をとってから、1回ちょっとこっちに物を取りに行って、それでまた(元の位置に)戻った」
記者:
「物を取りに行っている間、拓杜ちゃんが落ちた?
監視していたコーチ:
「可能性がある」
拓杜ちゃんに声をかけられたコーチは、プールに入ることを許可した直後に、用具置き場に移動。
一時的に監視が2人となり、拓杜ちゃんがプールに入るのを誰も見ていなかったことがわかりました。
監視していたコーチ:
「拓杜ちゃんが、明らかに水慣れクラスで泳げない子だったので、拓杜くんが入ってきたとわかれば注視したが、それをわかっていない状態だったので見つけられなかったと思う」
泳ぎに慣れていない拓杜ちゃんが、プールに入ること…。
この情報が、ほかのコーチに共有されていなかったといいます。
さらに…。
当時監視していたコーチ:
「ここから次々と、次の生徒が入ってきているタイミングだった。次々ここ入ってきて、ここ通っていっている。すごく人の出入りが多い時間帯だったので…」
プールでは、まもなく次のクラスの練習が控えていて、50人ほどの生徒がプールサイドに入ってきていたといいます。
当時監視していたコーチ:
「目の前のことなので、どうして気づいてあげられなかったのかと、悔しくてしょうがない危機感の問題だったと思う」
実はこの今回の事故と似た状況が過去にも…。
この水泳教室に子どもを通わせたことがあるという保護者は、自分の子どもがプールで溺れた際にコーチが気が付かず、自ら知らせたことがあるとし、私たちの取材に「事故は起きるべくして起きた」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b485597e6511ac78ce9e114e1204baefd0fa6b4?page=1
4月25日21時29分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、プール内の台から降りて泳ごうとしたところヘルパーが外れてしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、プールサイドにいたコーチが、監視カメラに映った男の子が溺れるまでの一部始終を証言しました。
体につけた浮き具がはずれ、男の子が“慌てる様子”も映っていたということです。
【写真を見る】「浮き具はずれ慌てる様子が…」5歳児プール死亡事故 当時のコーチが監視カメラの詳細を証言 富山
拓杜ちゃんは近くのジャグジーに入ったあと、プールに向かい、コーチの1人に声をかけます。
当時現場にいたコーチ:
「おそらく“入っていい?”みたいな感じのことを(聞いた)。それで(コーチは)“いいよ”というような感じだと思う」
拓杜ちゃんはプールに入ると、すぐ足が届くように置かれた60センチの赤い台の上に着地します。
記者:
「台に子ども2人がいたので、狭かったのでうまく乗れなかった?」
当時現場にいたコーチ:
「いや、たぶん違います。普通に入って、本人がそこから深いところにちょっと練習してみようかな、みたいな感じで泳いでみたんです。そしたらヘルパーがとれちゃって、そこからちょっと慌てちゃった感じ」
記者:
「これまでの話と結構違いますね」
当時現場にいたコーチ:
「ちょっと(監視カメラを)何回も見返しているうちに、ちょっとそれは、そんなような感じがします」
拓杜ちゃんが赤い台の上に乗ったとき、コーチの1人が近くにいました。
しかし、まもなくコーチはその場を離れたといいます。
そして、拓杜ちゃんが赤い台から降りて泳ごうとしたところ、ヘルパーがはずれてしまいます。
そのとき拓杜ちゃんは“慌てる様子”だったといいます。
直前にコーチが離れたことについては?
当時現場にいたコーチ:
「ヘルパーがついている子を見るべきだったけど、ほかの遊んでいる子とか、いろいろやっていることに目を奪われてしまったと。赤い台の上に立っていたので、そこまで(安全上)問題はないと判断したんだと思う。(拓杜ちゃんの)級的にもまったくできない子じゃないというか、なおさらもしかしたら大丈夫だろうと思ったのかもしれない」
体からはずれたヘルパーのひもは、直前にコーチの1人が結んでいたということです。
当時現場にいたコーチ:
「普段の練習通り結んだといっているので、それは緩くはなかったといっていたので、だから本当に不可解なのが、どうしてとれちゃったんだろうというのがわからない」
拓杜ちゃんの父親は25日、私たちの取材に「もう二度と子どもが亡くなる事故は起きてほしくない」と話しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44f53f12ee050fe85bfb7d2c382480eefe5bd856
2023年4月20日21時17分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【感電した2人は一体何をしていたのか? 】
トルコで撮影された映像。
棒を持った男性が上を見ながら歩いている。
もう1人もやって来て、2人で棒を支え始めた次の瞬間…
【連続写真】感電し意識を失ったようにバッタリ倒れる2人(画像13枚)
足元が赤く光ったかと思うと…
2人とも同時に意識を失ったように突然バッタリと倒れてしまった。
持っていたのはアルミニウム製の棒。
長く伸ばして電線に近づけたところ感電してしまったのだ。
長い棒の先には網が付いていた。
一体何をしていたのかと言うと…
実は、逃げたオカメインコが電線に止まったため、網で捕まえようとしていた最中の事故だった。
【棒は電線には届いていなかったのに…】
近くで様子を見ていた人は…
目撃した人:
「まだ棒が電線に届いていませんでした。上から炎が出て、そのあと足元からも出たんです」
その後、2人は病院に搬送され、1人は退院、1人は治療中だという。
(イット! 4月20日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0abd0e752ae2fd1162e219df77bdbb51ca0bbf90
(ブログ者コメント)
落雷の瞬間をとらえた写真や映像は、本ブログでも何点か紹介しているが、雷が人体から地面に抜ける瞬間の光が映っている映像は初めて見た。
それにしても2名とも、よく一命をとりとめたものだ。
2023年4月21日0時46分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後6時半ごろ、オホーツク管内斜里町川上のホクレン中斜里製糖工場の倉庫で、同町文光町の運送会社社員畠山さん(男性、55歳)が大型コンテナの間に立った状態で挟まれているのを作業員が見つけ、119番した。
畠山さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
斜里署によると、畠山さんは同日午後2時半ごろまでコンテナの施錠作業をしていたが、姿が見当たらなくなり、作業員らが捜していた。
同時間帯にはフォークリフトでコンテナを動かす作業も行われていたという。
同署は死因などを調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/835127/
4月21日7時9分にYAHOOニュース(STV)からは、10㎝程度のコンテナ間に挟まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後6時30分ごろ、作業員から「コンテナとコンテナの間に人が挟まった」と消防に通報がありました。
警察によりますと、男性作業員が10センチ程度のコンテナの間に全身挟まれていたということです。
男性作業員は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は、他の人がコンテナを運ぶ作業をしている際に、誤って巻き込まれた可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d7ae160491994005c4f7d3ff2e224dd362ed941
2023年4月19日15時4分にYAHOOニュース(FLASH)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月17日午前8時ごろ、東京・渋谷区で軽自動車1台が燃える事故があった。
運転手は「エアコンの警告ランプがついて、火が出た」と警察に証言しているという。
東京消防庁がポンプ車など3台で消火活動にあたり、およそ15分後に鎮火。
この事故によるケガ人などがいなかったことは幸いだが、このところ、車両の単独火災事故のニュースをよく目にする。
2022年の消防白書によれば、2021年中に3512件の車両火災が発生。
71人が亡くなっている。
火災の原因について、自動車評論家の菰田潔氏は、「多岐にわたり、特定するのは難しい」としたうえで、「電気配線をオリジナルから変えたクルマは、火災発生率が高いと思います」と指摘する。
「オーディオなどの配線も、いい加減にやると、1年後くらいに出火するケースもあるようです。
エンジン関係では、後づけターボとか後づけオイルクーラーなどの取りつけ不良か、ゆるみが原因でオイル漏れを起こし、エキゾースト(排気)にかかって出火、というケースもあります。
新車のままで乗っていて、車両火災になるケースは、私の知る限りはとても少ないと思います」(菰田氏)
日本自動車工業会のホームページには、いくつかの車両火災につながる要因が紹介されている。
たとえば――。
「浸水、冠水被害を受けたクルマは火災を起こす恐れがあります。
エンジンは絶対にかけないでください」
「潤滑不良でエンジン破損を招き、車両火災が発生することもあります」
「エンジンをかけたままで車中仮眠しないでください。
睡眠中に誤ってアクセルを踏み込み、エンジンが高回転を続けて異常に加熱し車両火災を引き起こすことがあります」
やはり車両火災には、さまざまな原因があるようだ。
日本自動車連盟(JAF)は、ほかに「エンジンルーム内への清掃用の布などの置き忘れ、バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショート」、「車内に放置したライターやスプレー缶などによる火災」についても警告している。
意外な原因としては、「フロントウインドウにアクセサリーなどをつるす透明の吸盤」というものもある。
凸レンズ効果により太陽光が集光され、部分的に高温になる場所を作り出すことがあるそうだ。
一般的には、使用年数が経っている車両に火災が多いとされている。
「電気系統のワイヤーハーネスの被覆が劣化し、内部の銅線が剥き出しになり、熱を持ったことで火災につながるケースもあります。
また、古い車のシートや内装は難燃性の素材ではないことが多く、火の回りは速くなります」(自動車整備士)
万が一、火災が発生した場合は速やかに避難し、119番通報することが大切だが、同時にJAFでは、「一度外に避難したら再び車に戻らないでください」とも呼びかけている。
火の出た車には、とにかく近づいてはいけないということだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3c60a71e3e8f344bdb809a54b635256c07a1ba
4月18日16時22分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、17日には渋谷以外に日本橋でも車両火災が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
真っ赤な炎に包まれ、黒煙を上げる車。
これは「めざまし8」が独自に入手した、4月17日午後6時50分頃、東京・日本橋で起きた車両火災の映像です。
場所は、日本橋・昭和通りのアンダーパス入り口付近。
アンダーパスの上から撮影された映像を見ると、周囲に煙が広がっているのが分かります。
「車が燃えている」と通報を受けた消防車が到着。
消火作業を始めた直後のことでした。
「ボン!」と現場に響き渡る“爆発音”。
撮影者も思わず「おおお~」と声を上げます。
さらに、間髪を入れずに2度目の爆発が。
車の中が瞬間、真っ白な光に包まれます。
それでも、消防隊員はひるむことなく消火を続け、火は約50分後に消し止められました。
この火事で、車に乗っていた男性2人が軽いケガをしました。
【渋谷でも“車両火災”「ボンネットの隙間から煙」】
同日午前8時頃、東京・渋谷の六本木でも車両火災が発生。
軽自動車が激しい炎に包まれました。
車を運転していた男性に話を聞くと…。
車の持ち主:
「ボンネットの隙間から煙が出て。そこに(車を)止めて、降りて見たら火が中で燃えていた。」
はじめは前方のボンネット部分から出火したということですが、5分ほどで全体に燃え広がったといいます。
車の持ち主:
「警告灯がついたんですけど、何のことか分からないので。
どうしようかなと思っていたら、煙が出始めたんで。
怖いですよね、原因が早くわかるといいんですが。」
都内で相次いだ“車両火災”。
警視庁は出火原因を詳しく調べています。
(めざまし8 4月18日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/10510228c9461a05029439df75534c9ecd49b83e
2023年4月18日19時58分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本の小型ロケット「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗の原因について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、ロケットの向きを制御する装置に燃料を送り込む配管が別の部品でふさがったため十分に作動しなかったとする結論をまとめました。
去年10月のイプシロン6号機の打ち上げ失敗についてJAXAは、ロケットの向きを制御する「第2段ガスジェット装置」が十分に作動しなかったとして、ガスの元になる燃料が通る配管や弁などを中心に原因調査を進めてきました。
JAXAは18日、文部科学省の有識者会議で、模擬の装置を使った検証や部品の製造データなどから、配管につながる燃料タンクの内部に取り付けてあるゴム製の膜がちぎれ、配管に吸い込まれてふさいだため十分に作動しなかったとする結論をまとめました。
また、ゴム製の膜がちぎれたのは、取り付けの際、燃料タンクと固定具の隙間に膜の一部が挟み込まれたためだとしました。
JAXAは「実績のある部品に対する確認不足があった」として、開発当時の設計の考え方や使用条件の根拠、製造工程などに立ち返って確認するなどの対策を取って信頼性を向上させたいとしています。
また、来年度の打ち上げが計画されているイプシロンの改良型ロケット「イプシロンS」の1号機については、原因となった燃料タンクの設計変更などを検討したうえで対策を取るとしています。
JAXAの井元プロジェクトマネージャは、「打ち上げ失敗に重い責任を感じている。次のイプシロンS成功のためやれることはすべてやり、信頼性を高めることが責務だ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20230418/5050022636.html
※2023年4月18日付でJAXAからは、下記趣旨の原因調査資料が公表されていた。
[事故の概要 4/35ページ]
2022年10月12日9時50分43秒(日本標準時)に、イプシロンロケット6号機打上げ。
n 2/3段分離可否判断の時点で目標姿勢からずれ、地球を周回する軌道に投入できないと 判断し、9時57分11秒にロケットに指令破壊信号を送出し、打上げに失敗した。
[事故原因 26/35ページ]
6号機失敗の原因を「ダイアフラムシール部からの漏洩」と特定した。
・ダイアフラムがリング間隙間に噛み込み、その後の溶接工程等で破断・損傷
・推進薬が液側からガス側に漏洩してダイアフラムが液ポートに覆いかぶさる
・パイロ弁開動作時にダイアフラムが液ポートに入り込んで閉塞
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20230418-mxt_uchukai01-000029240_1.pdf
2023年4月18日19時12分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「みなさんは、“オーバーハング”という言葉をご存じですか?」
愛媛県松山市に本社を置く伊予鉄グループが2023年4月中旬、同社の公式ブログにこう投稿しました。
オーバーハング(overhang)とは英語で「突き出ている」「張り出している」状態や、そのような部分のことを表します。
【こんなに危険!】「リアオーバーハング」とすり抜けを実演(写真)
ブログでは「今回はバス(自動車)におけるオーバーハングについての話です」と続け、特に「リアオーバーハング」について解説と注意喚起を行っています。
リア(rear)とは英語で「後方」のこと。
つまり「リアオーバーハング」とは、車両の後輪から後ろを指します。
これがどう危険なのか――。
バイクや自転車が、自動車の左側をすり抜けるのを見たことがある人も多いでしょう。
自動車がバイクなどと並行していれば衝突することはありませんが、自動車、特にバスなど大型車両が進路を変える際は状況が変わってきます。
普通自動車に比べオーバーハングが長いバスは、カーブを曲がる際や車線変更する際など、ハンドルをきった方向と逆側にリアオーバーハングが大きく振り出します。
伊予鉄によると、その振り出し幅は、車両長12mの大型バスなら1m近くにもなるそうです。
そのうえで「片側1車線の道路でバスが右折を始めたら、左側をすり抜けて追い抜こうとする車がありますが、バスのリアオーバーハングの振り出しは大きく、大変危険です。バスが、交差点で右左折を始めた際には、無理に詰めたり追い抜いたりせず、温かい目で見守っていただければと思います」としています。
もちろん、事故の発生を防ぐべく、バス運転士も細心の注意を払っています。
右左折の際は左右、それも前方だけでなくミラーで後方確認も徹底し、曲がる方向と逆側の後方にも目を配ります。
なお伊予鉄では、リアオーバーハングの振り出しの危険性を認識するため、バス運転士に対して自転車を用いた体験講習を行っているとのこと。
ちなみにバスが左折する際に、右側から追い抜こうとする自動車もありますが、前出の右折と同様、リアオーバーハングによって、今度は右側にバス車体が突き出るため、車間によっては衝突する可能性があります。
後続車は無理に詰めてはならないことは、言うまでもありません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d15f0419529fc6683f0b0a451a4dfb04d2f510f
2023年4月16日9時51分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【写真で見る現場の様子】倒れた木の根元、キャンプ場の様子など 倒木の原因は「根腐れ」か
きょう午前3時20分頃、相模原市緑区にある「新戸キャンプ場」で、「テントの中の男女が倒木の下敷きになっている」と夫婦の友人から110番通報がありました。
警察によりますと、高さおよそ18メートル、太さ70センチほどの木が根元から折れてテントに直撃し、中で寝ていた夫婦が下敷きになったということです。
2人は胸を強く打ち病院に運ばれましたが、およそ2時間後に、妻で東京・武蔵野市の会社員・中村さん(29)の死亡が確認されました。
夫(31)は肋骨を折るなどの重傷です。
警察によりますと、木が倒れた原因は「根腐れ」だとみられるということで、事故の詳しい原因を調べています。
警察とキャンプ場によりますと、中村さん夫婦は友人2人と、きのう午前10時からこのキャンプ場に滞在していて、事故当時は12組19人が宿泊していたということです。
キャンプ場側は、取材に対し「キャンプ場内を毎日点検しているが、倒れた木は問題なかったので驚いている。今後も安全対策を行う」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f8c60c32e9bd912ff968b594cefb32be87b8d2
4月17日19時0分に朝日新聞からは、当時はほぼ無風だった、市は他のキャンプ場でも緊急確認したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津久井署によると、キャンプ場は15日夜まで比較的強い雨が降ったが、倒れた時は小雨でほぼ無風の状態だった。
木は根腐れか立ち枯れした可能性があるという。
新戸キャンプ場はJR相模湖駅から南約6キロの道志川沿いにあり、当時約20人が利用していた。
・・・
相模原市は17日、市内の民間キャンプ場18カ所に立ち木の状態などの確認を要請し、市営キャンプ場2カ所では造園業者と危険な木がないか確認した。
市営キャンプ場では早急な対応が必要な木は確認されなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASR4K63TCR4KUTIL01D.html
4月17日18時12分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、川の近くは根腐れリスクが高まる、注目は葉っぱ、今回倒れた木も枝に葉っぱはついていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
なぜ大木は、根元から倒れたのでしょうか。
警察が原因とみているのが「根腐れ」です。
日本オートキャンプ協会、公認指導者・上田洋平氏:
「酸欠になった状態を根腐れ。
(根腐れは)酸素が土に行き渡らなくなって起こる。
今回のように、川の近くは根腐れのリスクは高まる」
施設側は1日2度点検を行い、事故前日の見回りでも問題はなかったと話しています。
そもそも、民間のキャンプ場の管理については、細かなルールが定められていないといいます。
危険な木をどう見分ければいいのでしょうか。
注目は「葉っぱ」です。
上田氏:
「落ち葉の季節でないのに落葉していたり、新緑の季節なのに新しい葉がないなど」
確かに今回倒れた木も、新緑の季節にもかかわらず、枝に葉っぱは付いていませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b463c534134aad222dd987901a987c928cd55a39
4月17日15時24分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、根腐れは土の中の水分が多すぎて起きる、大木以外は揺することで確認できるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
倒れた木は根元から折れ、断面が露出。
幹には緑色の苔のようなものが生え、葉のない枝も見られます。
登山ガイド 上田洋平氏:
「これだけの大きさの木が倒れることは滅多にないと思います。
特に管理されたキャンプ場ですので、レアケースだと思います。」
「根腐れ」とは、土の中の水分が多すぎて、根っこが酸欠になって呼吸できずに枯れてしまう状態のことを言います。
≪根腐れしていそうな木の特徴≫
▼葉の変色や、落葉の季節でないのに落葉している
▼きのこなどが生えている
▼土にカビが生えていたり、土が湿っている
上田氏によると、 「直径20センチから30センチくらいの木であれば、ゆすることで根腐れを確認できる。根腐れしていると簡単に揺すれてしまう。ただ、大木の場合は、幹がしっかりしているので、総合的な判断になる」 ということです。
≪樹木に囲まれた場所でテントを張る際の注意ポイント≫
▼周りの樹木の強度を確認
▼風の影響を受けにくい場所を選ぶ
▼傾斜や窪地を避ける
恵俊彰:
「木の近くにテントを張ること自体はよくあることなんですか?」
上田氏:
「本当によくあります。
むしろ、夏は樹林帯の中にあると日陰になって涼しいということで、一般的に樹木のまわりに張ります。
また、今回は低気圧が伴う前線の通過によって、倒れた前日にかなり雨が降っていたんです。
そういった面で、倒木のリスクが高まっていたと考えられます。」
・・・
(ひるおび 2023年4月17日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f21efa6c10125abcc157b22e090bc627f7ed3224?page=1
4月19日11時32分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、別のキャンプ場では毎日、目視&手で触って樹木の状態を確認している、管理者は「目視点検でまだ大丈夫かな?と迷ったら躊躇なくプロに判断を任せるべき」と話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
キャンプ場の樹木の点検に問題点はなかったのか。
茨城県でキャンプ場の管理・運営を行う「リリーアカデミーキャンプセンター」の園部会長に、点検上のルールや判断に迷った際の対応について聞いた。
【毎日「目視」と「触って」樹木を確認】
Q.毎日どういった点検を行っている?
A.キャンプ場は毎年4月からスタートするので、我々はその前に必ずプロの方に頼んで、木の伐倒作業の相談をします。
毎日の点検としては、まず「目視」で確認します。
枝がかなり落ちていたり、根本を触ると皮がポロポロと簡単に剥がせたり、軍手で掘れるような状態は、明らかに「根腐れ」を起こしているので、これは素人でも判断できる伐倒の基準となります。
一方で、表面は硬いけど木の年数は相当経っているような、判断が付かないものについては、茨城県だと各市町村にある林業指導所の判断を仰いで、伐倒します。
茨城県では、樹木の病気や害虫などの相談に関しては、各エリアごとの林業指導所に問い合わせると、的確な判断、ないしは現地に来てもらって確認できるようになっています。
Q.点検ルールは?
A.キャンプ場の管理者としては、人の命を預かる施設なので、毎日「目視」と「手で触って」樹木の状態を確認しています。
我々のキャンプ場は東京ドーム6個分ほどある広大な敷地なので、キャンプサイトエリアに加えて、子供たちが歩く通路沿いの樹木なども必ず確認します。
【判断に迷ったらプロに相談】
事故があった「新戸()キャンプ場」で倒れた木は高さ約18メートル、太さ70センチ。
キャンプ場の従業員は警察に対し、木の状態を「毎朝確認していた」と話しているが、園部さんは「迷ったら躊躇せずにプロに判断を任せることが重要」と話す。
Q.毎日点検する人は木に詳しい人?
A.私どものキャンプ場のスタッフには、県の営林署関係の仕事についていた人がいるのと、キャンプインストラクターという公的な資格を持っている人を配置しています。
よって、キャンプインストラクターならではの視点での管理運営もやっています。
A.今回の事故の問題点は何だと思う?
Q.やはり「迷い」だと思います。
目視で確認して「まだ大丈夫かな」と判断が付きにくい樹木があります。
テントを張って宿泊するキャンプサイトに近い場合は、迷ったら躊躇せずに判断をプロに任せることが重要だと思います。
また、関東地区や関西もそうかもしれませんが、雷が多いエリアなので、テントサイト近くに高い樹木がある場合は、そこに雷が落ちる可能性があるので、そういうところは避けてテント設営をするのもポイントです。
今回の事故は違いますが、利用者は今後気をつけていかなくてはいけない点だと思います。
Q.判断に迷ったらプロへの迅速な相談が重要?
A.キャンプ場を運営するということは、人の命を預かるということでもあるので、例えば「根腐れ」が起こっているかどうかの判断がつきにくい場合は、速やかに専門家である「樹木医」に相談することが大切です。
または、市町村ごとに林業指導所という公的な機関があるので、そういったところを使うことも判断材料になります。
今回のキャンプ場も日々管理運営を行っていたと思いますが、やはり判断が付きにくい樹木があったのかなと思います。
その場合には、躊躇なく樹木医や林業指導所に相談するのが一番だと考えます。
イット!
https://news.yahoo.co.jp/articles/61a1525b85b4bf2be7b15ede358a580097090d81
(ブログ者コメント)
この事故を受け、全国各地のキャンプ場で自主的な緊急点検が行われた。下記は一例。
・岩手県滝沢市が運営するキャンプ場2ケ所
・福島市大笹生にあるキャンプ場
・長野県売木村星の森オートキャンプ場
2023年4月15日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城・古河労働基準監督署は、組立て等作業主任者にいわゆる安全帯の監視を行わせなかったとして、「K建業」の代表者(茨城県古河市)を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の疑いで水戸地検下妻支部に書類送検した。
令和4年11月に、小松建業の労働者が高さ14メートルの鉄骨の梁上から墜落して骨折などのケガを負う労働災害が発生している。
労災は、古河市の大規模倉庫建設現場で発生したもの。
被災した労働者は骨組みの組立て作業に従事していた。
安衛法では、建設物の骨組みなどにおいて金属製の部材で構成されるもの(高さ5メートル以上)の組立てや解体作業について、組立て等作業主任者に要求性能墜落制止用器具の使用状況を監視する職務を行わせなければならないと規定している。
作業主任者だった同代表は、監視を怠っていた疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/148741/
(ブログ者コメント)
冒頭の記述だと、使用者責任を問われての書類送検。
末尾の記述だと、作業主任者としての職務を遂行しなかったことについての書類送検。
どちらが正?
どちらも正?
2023年4月15日16時30分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時ごろ、松茂町の今切川で、「男性が川に浮かんでいる」と警察に通報がありました。
男性は小松島市に住むセメント輸送会社の社員、志尾さん(69)で、救急隊に救助され、徳島市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、志尾さんは、川で見つかる30分ほど前まで、近くの岸壁につけたセメント輸送船の上でセメントを船から陸上のタンクに移す作業を同僚4人と行い、作業を終えて現場を離れようとしていました。
その後、同僚が船から下りようとしたところ、志尾さんが川に浮かんでいるのを見つけたということです。
船は岸壁から数メートル離れ、はしごで渡れるようになっていたということです。
現場の川は、徳島空港から南西に1キロほど離れ、工場などが建ち並ぶ地域を流れていて、警察は当時の状況や原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230415/8020017265.html
2023年4月14日10時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
小学校でサッカーのゴールポストが倒れ、4年生の男児(当時10)が下敷きになり死亡する事故が6年前にあった福岡県大川市で、市教委が遺族らと協力し、学校での安全を確保するための注意点などをまとめたリーフレットを作成した。
5千部作り、まず南筑後地区の小中学校の全教職員2400人に配布する。
「学校事故から6年 子供の安全みんなで守ろう!」と題したリーフレットにはQRコードが印刷してあり、読み取ると、理科、体育科、図画工作科、家庭科のそれぞれの点検表を見ることができる。
例えば体育科では、サッカーゴールや鉄棒、すべり台など対象ごとに、「支柱にぐらつきはないか」などの点検項目を示している。
「学校安全」に向けた取り組みは、点検する「安全管理」、指導や学習の「安全教育」、研修や地域との協働といった「組織活動」の三つに整理している。
今回作成したリーフレットは、第1弾と位置づける「安全管理編」だ。
6年前の事故は、市立川口小で1月13日に発生。
市は、その日を「学校安全の日」と定め、翌年から毎年、安全を考える授業を行うなど、学校から事故をなくす取り組みを続けている。
この事故をめぐる損害賠償請求訴訟では、学校の安全配慮義務違反を認めた判決が確定。
昨年6月の判決後の記者会見で、亡くなった男児の父親(43)は学校安全に向けて発信していきたいと語っていた。
その後、大川市の内藤教育長らが父親ら遺族と話し合い、協力してリーフレットを作ることに。
校長会も含めて内容について協議を重ね、完成した。
男児の父親は、「元気であれば子供は高校2年生。当時の同級生が今も遊びにきてくれる。この子らの笑顔をなくさないよう、今回の一歩を大切にし、大きく広げていきたい」と話す。
大川市教委では、今年後半に第2弾「安全教育編」を、来年に第3弾「組織活動編」を発行する予定。
今後は、南筑後地区だけでなく、県全体など配布先も広げたいとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASR4F7HCDR4FTGPB001.html
(ブログ者コメント)
〇どのようなリーフレットなのか、市教委HPなどで探してみたが見つか
らなかった。
〇ゴールポスト死亡事故については本ブログでも1報2報3報として紹介している。
(キーワード「大川市の小学校」で検索可能)
2023年4月13日11時1分にYAHOOニュース(女性自身)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日夜、日本中のどこかで建設や道路工事などが行われているが、不安定な足場や大型機械など、さまざまな危険があるゆえ、死傷事故が起こることも少なくない。
直近では、4月2日に兵庫県神戸市の工事現場で、建設会社社員の男性(58)が横転したショベルカーの下敷きになって死亡するという事故があった。
そんななか、“驚きの体験談”を告白したTwitterでのツイートが注目を集めている。
とあるユーザーが《上司に聞いたやばい話》として、手書きの絵を投稿。
工事現場の作業員が、ショベルカー操縦者の死角にいたせいで、誤ってショベルに首だけをもぎ取られてしまったという内容が描かれていた。
あまりに衝撃的な内容に、たちまちのうちにツイートは拡散された。
しかし、これに反応した別のユーザーが、さらに衝撃的な内容をリプライ(返信)したのだ。
《これ、された事あります。
奇跡的に腰椎5本折れただけで済みましたが、潰された時、内蔵が「うにょん」て移動したのがわかった。
直後、引き摺られて「あ、死んだ」「えっ?生きてる?」って。
その場から走って逃げたら、5m先くらいで倒れました。
腰折れてるから、そらそうだ》
このリプライをしたのがノズさん(@akiornoz)。
本誌は、このノズさん本人に、当時の状況などについて、詳しく話を聞くことが出来た。
(以下、カッコ内は全て本人によるコメント)
「事故に遭ったのは、’13年の夏。
当時は34~35歳くらいで、土木作業員をしていました」
ちょうど10年ほど前に起こったという、工事現場でのショベルカーによる事故。
ノズさんの作業していた付近には、ショベルカー(以下、重機と記載)が2台と、それを操縦するオペレーター2人、さらにもう1人の作業員がいたという。
「3メートルくらい積み上げられた土山の上で、重機がベルトコンベアの投入口に土を入れる作業を行っていて、もう一台の、下に居る重機がその土山に土をまく、という作業をしている現場でした。
自分ともう1人がその間に入り、ゴミ等を除去する作業に従事していたんです。
すると、下にいた重機のオペレーターから『こっちはあらかた片付いたから、向こう(土山のほう)に行ってくれ』と指示されました」
ノズさんは指示に従い、土山のほうへ移動する。
これが、事故の引き金となってしまった。
「移動した直後の出来事で、土山の上のオペレーターも、入ってきたとは思って無かったみたいです。
重機の作業員にも、ショベルカーのアームの死角になって自分の姿は見えていなかったと思われます。自分と同じ作業をしていたもう1人の従業員は、少し離れた所で集めたゴミの仕分けをしていて、こちらには全く気づいていませんでした」
ノズさん本人も、自身に迫っていた危険に気づくことはなかった。
すると突然、後部から重機のバケツで、被っていたヘルメットを叩かれたという。
「『ゴンッ』という、ヘルメットを叩かれた音がして倒されましたが、何が起こったのか分かりませんでした。
直後に腰の辺りからバケツで掬われて、『うにゅん』と内蔵が押し上げられて移動する気持ち悪さを感じました。
そのまま『ズササササ』と体を引きずられるのが分かって、『あ、死んだ』と思いました」
【腰椎が5本折れ、重機のツメで腎臓が損傷……】
一体、どのようにして助かったのか。
ノズさんはこう続ける。
「自分の身体が細いのと、下の土が柔らかったので、バケツの爪の間から身体が抜け、下の土に埋まって助かりました。
『この場にいたら、もう一度やられる』と思い、走って逃げようとしましたが、5メートルほどのところで倒れてしまいました。
そのときは腰が痛すぎて唸るしか出来ず……。
そうしていると、事故を起こした重機のオペレーターが倒れている自分を見つけて、駆け寄ってきて発見されました。
集まってきた人達にも話しかけられましたが、『あー!あー!』と叫ぶことしか出来ませんでした」
すぐに現場近くの国立病院に運ばれ、鎮静剤を打たれてから話せるようになり、付き添いの現場関係者にようやく事の顛末を伝えた。
「まさか、皆、自分がバケツで掬われたとは思って無かったようで、顔を青ざめさせて『よく生きていたな』と言われました。
レントゲン撮ったところ、腰椎が5本折れているのと、バケツのツメが腎臓を引っ掛けたみたいで、出血していたそうです。
最悪の場合、下半身不随と自分でおしっこが出来なくなるかも知れないから覚悟しておいて下さい、と医師には告げられました」
奇跡的に、その最悪の事態は免れることになる。
「腎臓は幸い、出血も止まっていて、大事には至らないってことで、何もせず終わりました。
腰椎のほうは、髄膜を少し押していましたが、神経損傷などは無く、ただの骨折ということで、首から下腹部までのギブス処置で済みました。
入院していたのも、ICUで9日間、一般病棟で5日間の、合計14日間です。
退院したのは9月になって直ぐだったんですが、ギブスは1ヶ月半ほどしていたと思います。
その後、脇下から下腹部までのコルセットを作って貰って、そのまま半年ほど、年内は休業させてもらいました。
その間も、会社の社長から『知り合いのところでガードマンの仕事頼んでやるから、ボチボチでええから仕事慣らしていこう』と言っていただいたので、ゆっくり復帰させていただきました」
【面倒くさくてもルールは守って】
ある程度の休業期間も経て、同じ仕事に復帰したというノズさん。
果たして、後遺症などはないのだろうか。
「後遺症に関しては、退院してから1年間ほどは尿意を感じてトイレに行っても、出しかたが解らない感じで出せないときがありましたが、今は普通に元通りです。
ただ、右足から発汗しなくなりました。
冷や汗は出るんですが、夏場とか、全身汗だくになって服がびしょ濡れになっていても、右足だけカラカラに乾いています。
後遺症はそれくらいですね」
決して重い後遺症はなく、今は五体満足だと語った。
だからこそ、今回のツイートを投稿したのだという。
「自分は、事故の前と同じ様に五体満足で現場復帰して、以前と変わらず仕事しているので、今回のツイートを見て軽くリプライ送っただけなんですが……。
皆さんから『生きてて良かった』と多く言っていただいて有難かったです。
今の工事現場では、ショベルカーなどの重機の可動範囲に作業員が入るのは厳しく制限されています。
自分の様な事故が起こって、未然に防ぐ為に取られた処置だと思います。
自分は運良く何とも無かったけど、十中八九死ぬ事故なので。
面倒臭いルールが設けられていても、現場のルールは守って安全に作業して欲しいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4ea2e63e649e5e5f4fbd1382509158bb57c770
2023年4月12日9時8分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県熱海市の国道で三輪自動車「トゥクトゥク」が歩道に乗り上げ3人が死傷した事故から、まもなく1カ月。
11日、警察などが現場診断をして、再発防止策を検討した。
熱海は坂の多い人気の観光地で、トゥクトゥクの運転方法を知ると、事故の背景が見えてくる。
【3人死傷事故の現場で感じたこと】
3月15日、熱海市東海岸町の国道135号線で、大学生がレンタル店で借りた「トゥクトゥク」が歩道に乗り上げ、歩行者3人をはねた。
この事故で埼玉県の19歳の男子大学生が死亡し、80代と20代の男性がケガをした。
事故から約1カ月。
トゥクトゥクを貸し出したレンタル店は、事故以降 休業を続けている。
雨宮記者:
「どうして事故が起きたのか。
再発防止に向けて、現場の形状や見通しなどを確認する現場診断が行われています」
現場診断には、警察や県、それに交通安全にかかわる地元の団体など19人が参加した。
参加者:
「(トゥクトゥクは)右カーブから左カーブに入り、左へ(ハンドルを)切らなきゃいけない時に、たぶん切りすぎて(歩道へ)入ってしまった」
参加者:
「(四輪)車のつもりで路側帯に合わせて行ってしまうと、後ろのタイヤが段差に当たってしまう」
参加者は現場付近を見てまわり、ガードレールの設置や観光客への指導など、事故の防止対策について話し合った。
参加者:
「(レンタル店は)ただレンタルするのではなくて、指導や講習的なものが必要かなと思います。
ガードレールを要所要所につけるべき」
参加者:
「普通車とトゥクトゥクの操作性を熟知してもらわないと難しいと思う。
(現場の国道は)見た目はそれほどカーブがきつくなく見えても、実際に運転してみると、S字カーブがきつい」
警察は、レンタル店に対して、トゥクトゥクの操作の難しさや危険性について、観光客への説明や講習を求めたいとしている。
県警交通企画課・岡澤管理官:
「歩道への逸脱なので、歩道と車道の境界にあたる防護柵あれば助かったかもしれない。
追突が非常に多いポイント。
警察のソフト面の対策として、姿を見せて注意喚起する対策も熱海署を中心にやっていかなきゃいけないと感じている」
県警によると、現場付近では2018年から4件の事故が起きていて、県警は県と協議しながら必要な対策を進めていきたいとしている。
【トゥクトゥクの運転 どう違う?】
タイなど東南アジアで見かけるトゥクトゥク。
運転方法は車やオートバイと、どう違うのだろうか?
宿泊客の送迎にトゥクトゥクを活用している河津町のホテルに聞いた。
ホテル四季の蔵・井野さん:
「ハンドルはオートバイと同じように、右手がアクセルになっています。アクセルは手動です。
ブレーキはフットブレーキです。
ふだん、普通の車や小さいバイクを運転している人だと、トゥクトゥクは違和感があって、操作を間違える可能性があります。
ホテルによると、トゥクトゥクのタイヤはオートバイと異なり、地面と接触する面積が大きいことから、ハンドル操作に力が必要で、運転は慣れないと難しいという。
井野さん:
「非常に(ハンドルが)重たいので、うまくぐっとタイミングを見て力を入れないとうまく操作できないところがトゥクトゥクにはある。
坂の下りのカーブは非常に速度も遅くしますし、細心の注意を払って運転しています。
ブレーキとハンドル操作が、トゥクトゥクの難点です。」
【トゥクトゥクで観光客送迎 ホテルの工夫】
このホテルではトゥクトゥクを1年前に導入したが、ドライバーには3カ月間の練習期間を設けた。
また、トゥクトゥクは普通自動車免許を持っていれば運転することができるが、ホテルでは大型二輪の免許を持っている従業員3人にのみ運転を認めている。
井野さん:
「最初の3カ月は試乗期間で、(運転に)慣れるために3カ月用意して、その後からお客様を乗せるようにした。
経験のない方が運転して、急に何人も後ろに乗って、それではハンドル操作はどんどん難しくなるし、ブレーキもきかなくなるでしょうし、非常に難しいと思う。」
【旅先で慣れない道と乗り物 再発防止にむけて】
事故を起こしたトゥクトゥクのレンタル業者は、普通運転免許を取得して3年以上がたっている人には10分ほどの操作方法のレクチャーをして、貸し出していた。
熱海の事故では1人の命が奪われ、2人がケガをした。
繰り返さないために、原因究明と再発防止策が求められる。
11日の現場診断で、再発防止策としてあがった意見を確認しておこう。
・車道と歩道の間へのガードレールの設置
・トゥクトゥクに乗る観光客への危険性の説明や適切な講習
・警察による事故防止に向けた注意喚起
熱海は起伏の多い街だ。
旅先での慣れない道と、ふだんは乗らない乗り物。
観光客が熱海でトゥクトゥクを運転する際には、慎重な操作が求められる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c78ce24295a7bc50569b63e4d3fb7b55c3412ca8
2023年4月13日17時58分に四国放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜、徳島県徳島市の吉野川橋アンダーパスで、走行中のトラックが積んでいたパワーショベルが高さ制限ゲートに衝突し、ゲートが壊れる事故がありました。
ぐにゃりと折れ曲がったゲートとトラックから落下したパワーショベルが衝撃の大きさを物語っています。
事故があったのは、徳島市上助任町の吉野川橋南詰のアンダーパスです。
警察によりますと、12日午後9時ごろ、中型トラックが走行中、積み荷のパワーショベルが橋の手前に設置された、高さ3.6メートルの制限ゲートに衝突しました。
鉄製のゲートは大きく損壊し、アンダーパスは4時間近くに渡って通行止めとなりました。
ゲガ人はいませんでした。
(河野記者)
「事故から一夜明け、現場では、損壊したゲートの復旧作業が行われています」
吉野川橋のアンダーパスでは、これまでも同様の事故が度々起きています。
2019年6月には、吉野川橋北詰めでクレーン付きの大型トラックがゲートに接触。
傾いたゲートを後続のトラックが通過できずにゲートをひきずり、反対車線の車に次々とぶつかる多重事故に発展しました。
ゲートとの接触事故は過去15年間で34件発生しています。
アンダーパスを管理する県は、対策として2021年、吉野川橋北詰にセンサーで車高超過を検出する装置を導入しました。
車高超過の車両に対し、警告音と電光掲示版で、注意を促します。
吉野川橋北詰めでは、この装置の設置後、ゲートとの接触事故は起きていません。
(徳島県東部県土整備局・津山次長)
「南岸につきましても、レーダーの設置等含めた有効な対策の検討を進めている」
今回の事故を起こした男性は取材に対し、「あまり通ったことのない道で、当たるとは思わなかった」と話しました。
(津山次長):
「アンダーパスを通行される方は、通行前に必ず積み荷も含めた高さを確認していただきたい」
https://www.jrt.co.jp/news/news999xehukqk5sk16xmp
(ブログ者コメント)
2019年6月の事故は本ブログでも紹介している。
『2019年6月3日 徳島市の県道アンダーパスでクレーン付きトラックが高さ制限ゲートに衝突、倒れたゲートが後続トラックの荷台にめりこみ、その状態で走ったため8台に次々と衝突(修2)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9720/
2023年4月13日13時0分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後9時ごろ、佐世保市の「ハウステンボス」で、園内の運河を巡るクルーズ船「カナルクルーザー」から乗客の男性が転落しました。
男性は近くにいた職員によって救助されて市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体になっています。
警察によりますと、当時、クルーズ船には、転落した男性を含めて7人の乗客と乗組員1人が乗っていたということです。
ハウステンボスによりますと、クルーザーは定員51人、全長14.6メートルで、およそ6キロのコースを巡り、夜景が楽しめることから人気を集めているということです。
また、転落した周辺の運河の深さは2.5メートルほどだということです。
警察は、関係者から事情を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。
また、今回の事故を受けて、ハウステンボスは安全が確認できるまでクルーザーを運休するということです。
ハウステンボスは「お客様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけして心よりお詫び申し上げます。転落されたお客様の1日も早い回復をお祈りします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230413/5030017684.html
4月14日17時50分にNHK長崎からは、監視カメラの設置や屋外座席に座る人を対象にライフジャケット着用を義務付けるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受けて、ハウステンボスの運営会社は14日、再発防止策をまとめ発表しました。
それによりますと、乗客の状況をリアルタイムで監視するため船に4台のカメラを設置し船長が確認するほか、乗船する人のうち屋外の座席に座る人を対象に、ライフジャケットの着用を義務付けるということです。
ハウステンボスでは、こうした対策を講じたうえで、週明けの17日からクルーズ船の運航を再開する予定だということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230414/5030017697.html
長崎県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボス(HTB)の遊覧船「カナルクルーザー」から男性が運河に転落した事故で、県警早岐署は17日、意識不明の重体となっていた男性が病院で死亡したと明らかにした。
男性の死亡を受けてHTBは、17日に予定していた運航再開を18日に延期した。
署によると、死亡したのは台湾から団体ツアーでHTBを訪れた男性(42)。
12日夜の事故当時、遊覧船の最終便に乗り、後部デッキ席付近から運河に転落した。
ツアー客と一緒ではなく、1人で乗船したとみられる。
署は、死因や転落原因などについて調べを進める。
船は全長14・6メートル、全幅4メートルで定員51人。
時速5~6キロでゆっくりと運河の一部を巡る。
1992年の開業時から来場者の遊覧や移動手段として運航され、乗客がけがをしたり亡くなったりした事故は今回が初めて。
運航再開後は、安全対策として、後方を含めた船内4カ所にカメラを設置し、後部デッキ席利用者には腰巻き式ライフジャケット着用を求める。
HTBは「亡くなられた方のご家族や来場者の心情を考慮した。ご冥福をお祈りします」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/831d0f525f68928d4faf0342461ca1477a2efcae
2023年4月12日18時19分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後0時半すぎ、東海村にある三菱原子燃料東海工場の社員食堂の調理室で、料理を保温する保温機器の電源が入らなかったため調理師がコンセントを確認したところ、変色しているのを見つけました。
火などは出ておらず、その後、消防が調べたところ、コンセントの表面が変色していることから火災と判断したということです。
当時、保温機器は、カレーが入った鍋を温めていたということです。
三菱原子燃料は何らかの要因で電流が多く流れショートした疑いがあるとみて詳しい原因を調べています。
茨城県内の原子力関連施設では去年9月からぼや程度の火災が相次いだため、先月には、県が事業者を対象に火災予防研修会を開いています。
こうした状況から三菱原子燃料では、社員への注意喚起を行っていたということです。
三菱原子燃料の橋本執行役員は、「住民にご迷惑をかけ、申し訳ありません。真摯に反省し、再発防止策を最優先に行っていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230412/1070020550.html
(ブログ者コメント)
〇どの程度の変色か情報は見つからなかったが、この程度でも消防は火災と判断するとは知らなかった。
〇製造現場ならいざしらず、食堂にある保温機のコンセントが変色したぐらいで消防に通報する事業所はあまりないのではないだろうか?
あったとしても、報道されることは、まずないだろう。
この点、原子力関連施設ゆえの特異性を感じた。
〇茨城県内の原子力関連施設では昨年9月からボヤ程度の火災が相次いでいるという件、調べてみると、結構、起きていた。
以下は、そのうちの1件。
駐車中の車の火災事故情報を最近目にすることが多くなったということもあり紹介する。
(2023年4月11日7時42分 東京新聞 写真付き)
日本原子力研究開発機構は十日、核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)の非管理区域で従業員の自家用乗用車が燃える火災があったと発表した。
けが人や放射性物質の漏えいはなかったとしている。
県内の原子力施設での火災は、今年に入り四件目。
原子力機構によると、所内にある地層処分基盤研究施設の東側駐車場で同日午前六時三十五分ごろ、従業員の乗用車の左前部から煙と炎が上がっているのを別の従業員が発見。
所有者の従業員が消火器で初期消火し、消防が午前七時十分に鎮火を確認した。
原因は調査中。
ひたちなか署は事件性はないと判断した。
同研究所では二月にも、管理区域の屋内で、ケーブルが熱で溶ける火災が発生している。
相次ぐ火災を受け、県などが三月末に原子力機構も交えて火災予防研修会を開いたばかりだった。
県庁で記者会見した同研究所の照沼技術主幹は、「個人の車ではあるが、原因を追究して、二度とこのようなことが起こらないよう対応していく」と述べた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243375
2023年4月11日16時4分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原燃(青森県六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場で部屋の照明が消え、国際原子力機関(IAEA)の核物質監視が一時的にできなかった問題で、原子力規制委員会は11日、原燃の検証は不十分だとして調査報告書を再提出させることを決めた。
規制委は、部署間の連携に関する原因分析が不十分な上、照明の維持管理の責任を負う部署も明示されないなど、再発防止策は具体性を欠いていると指摘した。
14日には増田社長から直接、意見聴取する。
1月28日の保守点検の際、使用済み核燃料を扱う部屋の一つで照明が約2時間にわたり全て消え、カメラで燃料移動の監視ができなかった。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243462
※トラブル発生当時、2023年2月22日付で産経新聞からは、電源盤メンテナンスのため11カ所ある照明のうち8カ所を消灯すると事前報告していたが6か所の電球が切れていた、同じ日に敷地内で消防車が燃えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原燃の使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で今年1月、国際原子力機関(IAEA)の監視対象区域となっている一部施設の照明が全て消えるトラブルがあったことが22日、原子力規制委員会の報告で明らかになった。
規制委によると1月28日、原子力発電所から出た使用済み燃料をせん断、溶解する前処理建屋内にある部屋で、電源盤のメンテナンス作業中に照明が全消灯した。
この部屋は保障措置上の監視対象になっており、IAEAが同日午前10時から約2時間、監視できない状態となった。
日本原燃は建屋内にある11カ所の照明のうち8カ所を消灯して保守点検することをIAEAと規制委に事前報告していたが、メンテナンス前に6カ所の照明が電球切れになっていたことも判明。
監視カメラの記録を確認する核物質管理センターは1月30日にトラブルを把握したが、規制委には報告しておらず、2月9日にIAEAから規制委と日本原燃に指摘があったことで発覚した。
再処理工場は、使用済み燃料からプルトニウムを取り出す施設。
IAEAは核物質が平和利用以外に扱われていないか監視を行っている。
日本原燃の再処理工場では、全消灯トラブルが起きた同じ日に敷地内の消防車が燃える火事があった。
https://www.sankei.com/article/20230222-XCECDSUBPVILZGCBXYCG347IXU/
2023年4月11日19時24分にYAHOOニュース(北日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時15分ごろ、富山市の常願寺川にかかる富山地方鉄道の鉄橋近くで、上市駅から電鉄富山駅へ向かっていた普通列車が作業員と接触しました。
この事故で、滑川市栗山の清水さん(19)が病院に運ばれましたが、頭を強く打ち、意識不明の重体です。
列車に乗っていた乗客10人と運転士に、けがはありませんでした。
現場では当時、清水さんを含めた複数の作業員が線路の枕木を交換する保線作業を行っていたということです。
事故の影響で、富山地鉄は越中荏原駅と越中三郷駅との間で一時、運転を見合わせ、およそ2時間30分後に運転を再開しました。
現場は見通しのよい単線区間で、警察は事故の原因を調べています。
富山地方鉄道では、通常、線路の保線作業はどのように行っているのでしょうか。
KNBは、11日の事故発生時と同じ、線路の枕木を交換する作業を3月に取材していました。
3月15日、事故が発生した現場近くで行われていたのは、線路を支える枕木の交換作業です。
現場管理者:
「まもなく接近!支障物確認!」
列車が接近すると、現場の管理者が声をかけます。
警笛を鳴らし、スピードを落としながら、列車は作業を行っている現場を通過。
作業員は、列車からは一定程度、離れていました。
現場管理者:
「間合い10分!」
列車の通過を確認し、作業を再開。
この日の取材では、安全確認の手順に問題はみられませんでした。
富山地鉄の関係者によりますと、「きょうの作業は監視員が2人いて、事故発生時にはダイヤの乱れはなかった。原因は分からないが、安全対策に足りない部分があったと考えている」と話していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/314140e0bd57e09d46d60f388d6b589ad51e6666
4月11日19時11分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、線路に砂利を入れる作業をしていた、6人とも作業していて、気づいた運転士が非常停止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時15分ごろ、富山市の富山地方鉄道の越中三郷駅と越中荏原駅の間で、線路内の保線作業をしていた滑川市の会社員、清水さん(19)が走ってきた電車と接触しました。
清水さんは頭を強く打っていて病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
富山地方鉄道によりますと、当時、線路内では清水さん含め6人が線路に砂利を入れる作業をしていました。
通所は列車のダイヤを確認して線路の外に出るはずですが、何らかの理由で6人とも作業を続けていたということです。
運転士が作業員たちに気づいて非常停止しましたが、清水さんの背中と列車の左前方が接触したということです。
清水さんは列車に気づくのが遅れたとみられ、警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b87f40a1a7f092e31a547736e62022e61d114e14
4月12日5時1分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、運転士は線路内に残っている清水さんを見つけ警笛を鳴らしブレーキをかけたが間に合わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、他の作業員5人と線路の高さを調整するため、枕木の下に砂利を敷き詰める作業に従事していた。
運転士は線路内に残っている男性を見つけ、警笛を鳴らしブレーキをかけたが間に合わなかった。
同署は男性の退避が遅れたとみて、事故原因を調べている。
同社によると、作業は男性を含め4人が砂利を敷き詰め、残る2人で列車が来ないか確認していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5703f7331d1d88f5536bfcbeecc12f6cb9217ac
4月12日19時16分にYAHOOニュース(北日本放送)からは、見張り役が退避指示を出すタイミングが遅れた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
富山地方鉄道によりますと、事故当時、清水さんを含めた作業員4人は、敷石を使って線路の高さを調節する作業をしていました。
また、その近くには列車が近づいてくる2、3分前に線路から離れるよう作業員に促す見張り役が2人いたということです。
永井記者:
「電車が近づいてくると、調査官などはこのように腕を水平に上げて、自分が安全な場所にいるということを運転手に示しています。
これは、普段の作業員も行うことになっています」
富山地方鉄道は、事故当時、見張り役の2人から線路から離れるよう促すタイミングが遅れ、清水さんやほかの作業員の退避が遅れたということが事故原因の1つとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b426a53ffc1f11718e404a54e6a3e52525db32cc
(ブログ者コメント)
3月15日の北日本放送取材映像を見ると、列車は退避した保線作業員の横を、時速30km程度だろうか、ゆっくりと通りすぎていた。
あの程度のスピードであれば、線路上に残っていた作業員を視認後、すぐに停まれたような気がするのだが・・・。
2023年6月8日5時1分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、2人いた見張り員は2人とも作業を手伝っていた、そのようなことが常態化していた、運転士に注意喚起するための「作業中」看板も掲示していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
【安全対策求め改善指示】
4月11日に富山市水橋常願寺の富山地方鉄道本線で、19歳の男性作業員が線路の補修作業中にはねられた死亡事故で、現場作業員ら6人は、電車が25メートル前に迫るまで接近に気付かず、1人が「電車!」と叫んでから逃げていたことが、7日分かった。
同社によると、適切な退避合図がないなど複数の規定違反があり、1人が逃げる途中で車体と接触した。
北陸信越運輸局は同日、安全管理見直しを求める「改善指示」を行った。
【見張り員が作業、看板なし】
富山地鉄によると、事故当時、作業員4人と、電車の接近を警戒する見張り員2人がレールの修正作業を行っていた。
見張り員1人が大声で「電車」と叫んだ時点で約25メートルまで迫っており、6人は直後に線路横に逃げ始めたが、1人は逃げ切れなかった。
同社担当者は、「電車の衝突までは一瞬で、それぞれが逃げるのに精いっぱいで、はねられた社員を助ける時間はなかったと思う。大変申し訳ない」と述べた。
一方、電車の運転士は現場の約100メートル手前で作業に気付き、時速78キロからブレーキを掛けて減速していたが、接触を避けられなかった。
【退避合図行われず】
富山地鉄の規定では、電車が作業地点に到達する3分前、見張り員が合図を出し、2分前に退避を完了する。
しかし、事故当時は退避しておらず、「実質的に退避案内がなかった」(同社担当者)という。
見張り員2人は電車の監視に専念することが求められるが、2人はレールの修正作業を行っていた。
「少しでも手助けをしたい」などと話しており、北陸信越運輸局は「軽作業を行うことが常態化していた」と指摘した。
同運輸局は7日公表した保安監査結果で、このほかにも複数の規定違反があったと指摘した。
作業地点から前後200メートル離れた位置に、運転士が見やすいよう「作業中」と書いた看板を掲げる必要があるが、設置していなかった。
見通しが悪い地点で配置が必要な「中継見張り員」も置かず、電車乗務員に線路内作業を周知する規定も守られていなかった。
同運輸局によると、事故原因に関しては、国の運輸安全委員会が調査を進めている。事
故から1年後に報告が行われる予定。
【北陸信越運輸局「教育を」 】
北陸信越運輸局は改善指示で、富山地鉄の安全管理体制を見直し、7月7日までに措置を報告するよう求めた。
関係規定が形骸化していないか実態を検証し、事故防止要領を見直すことや、安全意識を徹底し、教育を行うよう要請した。
一方、富山地鉄は7日、運輸局の指摘事項を改善するとして再発防止策を発表した。
見張り員が監視に専念し、今回携行していなかった合図旗を携帯させるとした。
運転士向けの作業中看板設置や「中継見張り員」配置も徹底するとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06596b0e5f80c9bf88933b23bb506463007b39c6
(2024年6月9日 修正2 ;追記)
2024年6月7日11時34分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、当時の部長など3人が書類送検された、監視役の2人は保守作業と兼務していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山労働基準監督署は6日、富山地方鉄道と当時の部長など社員3人を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、法人としての富山地方鉄道と、当時の60代の技術部長、50代の稲荷町テクニカルセンター所長、そして50代の保線グループ長の社員3人です。
富山労働基準監督署は、保守作業を行わせる際、電車との接触をさけるために必要な監視装置の設置、または電車との接触を避けるため監視する人員の配置を講じていなかった労働安全衛生法違反の疑いがあるとしています。
現場には6人がいましたが、このうち死亡した男性を含む4人が保線作業にあたり、ほか2人が電車との接触を防止する監視にあたっていたものの、この2人は保守作業と兼務していたため、本来の監視に専念できていなかったとみています。
この事故をめぐっては、富山県警も業務上過失致死の容疑で富山地方鉄道の社員を書類送検しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8add488a7a4b8f68266037b17cf9f9920bfed1db
(2025年3月28日 修正3 ;追記)
2025年3月27日21時6分にYAHOOニュース(富山テレビ)からは、運輸安全委員会が調査報告書を発表した、会社は保線作業時にはヘルメットハンマーを装着させる等の対策をとるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は見張りに専念する作業員がいなかったことが原因とする事故調査報告書を発表しました。
報告書では、事故原因は見張りに専念する、「列車見張員」が配置されておらず、列車接近の合図が行われなかったとしています。
また、保線作業時の安全教育も徹底されていなかったと指摘し、安全管理体制の強化を求めています。
これを受け富山地方鉄道は、事故前まで行っていなかった従業員への研修を年2回行うとともに、保線作業時の専従の見張員を必ず2名確保することや、列車が来る3分前にヘルメットをノックして接近を知らせる「ヘルメットハンマー」を新たに装着させるなど、列車の接近を伝える体制を強化する対策を発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d49cedee9cf0c4c21977a32bc2894eb9071890f
(ブログ者コメント)
・報告書は下記参照。
https://jtsb.mlit.go.jp/railway/rep-acci/RA2025-2-2.pdf
・P36/55には以下の記述がある。
『本件列車見張員は「補助作業に集中していたため、時刻を一回も確認していなかった」と口述していることから、補助作業を行っているうちに、作業に集中し、その結果、本来の列車見張員の業務を失念し列車の接近 に気付かなかったと推定される。』
・p37/55には下記趣旨の記述がある。
『・・・・本件列車見張員については、同作業指示書において、「締結装置の確認及び枕木(原文ママ)位置の確認」等の別の作業項目でも担当係員とされており、 本件列車見張員が別の作業を行っている間は、本件作業責任者が列車見張員の業務を行わざるを得ない状況になること から、実際には本件作業責任者が列車見張員を兼務する体制となっていたと推定さ れる。
もっとも、本件作業責任者も、他の作業に従事しており、列車見張員としての業務をしていなかったと考えられる。』
2023年4月11日19時10分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、京都府舞鶴市の踏切で、電動車いすに乗った男性が列車にはねられ死亡した事故で、国の運輸安全委員会の調査官が11日、現場を訪れ、原因究明の調査を始めました。
この日午後、運輸安全委員会の調査官が、事故が起きた舞鶴市の京都丹後鉄道の踏切を視察しました。
この踏切は、遮断機も警報機もついておらず、10日、横断しようとした林さん(86)が列車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、林さんは当時、電動車いすに乗っていたことから、踏切の手前にあった盛り土が死角になり、列車の接近に気が付かなかった可能性があるということです。
運輸安全委員会の足立主管鉄道調査官:
「立ってる人より視線が低くなると思いますので、その意味で少し影響があるのか、踏切がどう見えるか分析していきたいと考えております」
国土交通省によりますと、遮断機も警報機もない踏切は全国に約2500か所あり、死亡事故が相次いでいるということです。
事故の原因について運輸安全委員会は、1年以内を目途に、調査結果をまとめるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a319907e80f1bcba505598fe7f45769e4b9b97
4月11日21時52分にNHK NEWS WEBからは、地元の人は列車が近づく音が聞こえないことがあるとも話した、遮断機も警報器もない第4種踏切は全国的に以前から問題になっているが費用や地元合意などのハードルが高いため進んでいないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
現場は、遮断機や警報機のない「第4種踏切」と呼ばれる踏切で、警察は、林さんが踏切を横断しようとした際に列車にはねられた可能性があると見て調べています。
事故を受けて、国の運輸安全委員会は11日、2人の鉄道事故調査官を現地に派遣し、詳しい原因の調査を始めました。
・・・
現場の踏切には、通行する人に左右の確認や一時停止を求める標識が取り付けられていますが、近所の人からは警報機などを取り付けるよう求める声が聞かれました。
現場近くに住む81歳の男性は、「以前、遮断機や警報機をつけてほしいと地元から要望したこともある。自分自身も気をつけているつもりだが、周囲の人で声をかけあいながら渡るしかない。死角になっている部分もあるので、警報機だけでもつけてほしい」と話していました。
また、朝、散歩する際に踏切を渡っているという女性は、「列車が近づく音が聞こえないことがあり、気がついたら、すーっとそこまで来ていて、こわい思いをすることがある」と話していました。
また、別の男性は、「地域の人たちは、みな、危ないと認識しながら渡っている。これまでも、人が渡っているのに気付いて電車が止まることもあった。安心して過ごせるよう、遮断機とまでは言わないが、警報機だけでも設置してほしい」と話していました。
【専門家「優先順位つけて対策していく必要」】
今回、警報機も遮断機もない「第4種踏切」で事故が起きたことについて、鉄道の安全対策に詳しい工学院大学の高木亮教授は、「高度経済成長期以降、危険な踏切をなくそうと鉄道事業者も努力してきたが、都市部が優先されていて、利用者の少ない地域では第4種踏切が残っているところが多い。解消には、費用の問題に加えて、地元の住民の理解を得られないケースもあって、簡単ではない」と指摘しました。
そのうえで「警報機や遮断機の設置にかかる費用を公的な補助で賄う方法もあるが、自治体の財政が厳しい中では簡単ではない。すべての場所で対策をするのは現実的ではないので、交通量や列車の本数、子どもや高齢者が利用する施設が周りにあるかなど、状況に応じて優先順位をつけて対策していく必要がある」と話しています。
【踏切の分類と現状は】
踏切は、警報機や遮断機が付いているかなどで分類されていて、
▽両方が設置されている踏切が「第1種」、
▽警報機はあるものの遮断機はない「第3種」、
▽両方とも付いていない「第4種」などに分かれています。
鉄道事業者は、「第4種」の踏切を廃止したり、警報機や遮断機の設置を進めて第1種踏切に切り替えたりする対策を進めていますが、総務省のまとめによりますと、踏切の廃止で通行が不便になることや、警報機の音への抵抗感から周辺の住民の理解が得られなかったり、遮断機などの設備費用の問題などを理由に、なかなか対策は進んでいないということです。
【「第4種踏切」京都丹後鉄道での実態と対応】
総務省の調査によりますと、「第4種踏切」をめぐっては、毎年、亡くなる人が出ています。
総務省では解消に向け、鉄道事業者や行政などに地域での議論や合意の形成を促すよう、国土交通省に勧告しています。
国土交通省のまとめでは、第4種踏切は令和3年度末の時点で全国に2455か所設置されていて、京都丹後鉄道では106か所ある踏切のうち、18か所が該当します。
京都丹後鉄道の鉄道施設を管理する第三セクター「北近畿タンゴ鉄道」によりますと、今回事故があった踏切では、平成16年にも横断中の軽車両と列車が接触し1人が死亡する事故が起きたということです。
近畿運輸局によりますと、第4種踏切については、廃止や、遮断機などを備えた第1種踏切への切り替えを推進しているということですが、廃止するには利用する住民の同意が得にくく、切り替えるには費用がかかり、さらに道路の管理者と自治体との調整にも時間がかかることなどから、なかなか進んでいないのが現状だということです。
近畿運輸局は、「事故原因の調査結果をもとに、再発防止に向けて適切に対応していきます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230411/k10014035771000.html
2023年4月11日12時43分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前、富山市の金属製品の加工工場で、ブラジル人の従業員の男性が、金属プレスの作業中に右手を挟まれ、中指を骨折する重傷を負いました。
事故があったのは、富山県富山市で自動車や空調機器などの金属部品の製造・加工を手がける、K社富山工場西工場です。
警察によりますと10日午前8時45分ごろ、この工場で派遣社員として働く、ブラジル国籍のダエネカスさん(29)が、農業用トラクターに使われるホイールを金属プレス機に装着していたところ、誤ってホイールの下に右手が挟まりました。
警察によりますと、ホイールは直径約80センチ、重さが60キロ近くあり、ローラー式のコンベヤーに載せてプレス機に装着させることになっていますが、誤って右手が入ってしまったということです。
この事故で、ダエネカスさんは右手の中指を骨折する重傷です。
警察によりますと、ダエネカスさんは普段から1人でこの機械の作業を担当していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/886940eb44538413596a5023759a2f3529879548
2023年4月10日16時43分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時20分ごろ、三重県度会町火打石の林道で、近くに住む60歳の会社員の女性が1人で散歩をしていたところ、猟犬4頭に襲われました。
警察によりますと、女性は耳をかみちぎられるなどの大けがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
女性を襲った猟犬4頭はいずれも中型の雑種で、地元の猟友会のメンバーの67歳の飼い主の男性が、別の1頭を合わせた5頭でイノシシの駆除にあたっていました。
猟犬の鳴き声が聞こえたため男性が駆けつけたところ、けがをした女性を見つけ、車で携帯電話の電波が届く場所まで移動し、通報したということです。
町によりますと、町内ではイノシシなどが農作物を食い荒らす被害が出ていたため、猟友会に駆除を依頼し、男性にも許可を出していたということです。
また町内では、ふだん害獣の駆除が行われる際に、住民に対し、特に周知はしていないということです。
男性は現場となった林道付近の山に、これまで何度も駆除のために訪れていたということで、NHKの取材に対し、「なぜ犬たちが女性をかんだのかはわかりませんが、女性には申し訳ないです。けがからの回復を祈っています」と話していました。
警察は、飼い主の男性に話を聞くなどして、安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べています。
三重県猟友会によりますと、県内ではおととしにも、鳥羽市で狩猟中の猟犬が旅館の敷地内に入り、観光客にけがをさせる事故が発生したということで、猟友会は「ハンターに猟犬の管理の徹底を呼びかけ、再発防止に努めたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230410/k10014034101000.html
4月10日21時49分に読売新聞からは、頭部にも骨が見えるほどの傷を負った、飼い主の男性は犬が獲物と勘違いしたと思うと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県度会町の町道で9日午前、散歩中の女性(60)が猟犬に襲われて重傷を負った問題で、県伊勢保健所の職員は10日、同町に住む飼い主の男性(67)宅を訪れて、発生時の状況や猟犬の飼育状況などの聞き取りを行った。
県警伊勢署も、業務上過失致傷容疑も視野に、男性から事情を聴いている。
男性は9日午前10時半頃から、度会町火打石で雑種の2~16歳の中型犬(体高約60センチ)5匹を連れて、イノシシなどの駆除を実施。
同11時20分頃、猟犬がほえて合図したため、男性が確認すると、4匹が女性を襲っていたため、引きはがして119番した。
女性は頭と腕をかまれて片耳を失ったほか、頭部には約10センチ四方の傷があり、骨が見えるほどの状態だったという。
伊勢保健所衛生指導課の職員が10日、猟犬7匹を飼う男性宅を訪ねて、飼育環境を視察し、9日の状況を聞き取った。
男性は「犬が猟で獲物と勘違いしたと思う」と説明。
10日に犬を獣医師に診せた上で、狂犬病の検査を受けさせたとし、結果は1週間後に判明する見通し。
予防注射などは済んでおり、現段階で、飼育に関しては手続きや法律上の問題はないという。
犬のかみつき事故などを管轄する県食品安全課によると、けがを負わせた猟犬は殺処分にはならない。
動物愛護法に基づき、再度しつけて、猟に使うことができるという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230410-OYT1T50343/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。