2016年7月27日14時1分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『用水路事故急増受け一斉点検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014236841.html?t=1469657044578
ことし春以降、県内で自転車に乗っていた人が道路脇の用水路などに転落し死亡する事故が相次いでいることを受け、警察は、県内全域で用水路などの一斉点検を始めた。
県内では、ことし4月以降、自転車に乗っていた高齢者などが道路脇の農業用用水路や側溝に転落する事故が相次ぎ、あわせて5人が亡くなっている。
これを受けて、警察は、道路を管理する自治体や用水路を管理する土地改良区などと合同で、対策の必要な危険な場所がないか、県内全域の用水路などの一斉点検を始めた。
このうち、にかほ市では27日、警察官と市の担当者あわせて4人が、用水路の幅や深さを測ったり、近くに自転車が通れる幅の歩道があるかなどを確認したりして、点検を進めていた。
県警本部は、8月末までに点検結果をとりまとめ、危険な場所については、優先順位をつけた上で、自治体や土地改良区とともに、ふたを設置するなどの対策を検討していくという。
また、危険な場所を示した地図も作成し、各警察署のホームページに掲載することにしている。
にかほ警察署交通課の照井係長は、「これまでも道路の安全性のチェックは行ってきたが、自転車に特化した視点で用水路の点検をすることはありませんでした。点検を進めて今後の対策につなげていきたいです」と話していた。
(ブログ者コメント)
自転車や人が用水路に転落する事例は、岡山県での多発事例をはじめとして、これまでに多くの記事を掲載済。
今回の情報は、「自転車に特化した視点での用水路安全点検は初めて」という点がブログ者のアンテナにひっかかったので、紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。