2020年3月8日10時49分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊見城市の鉄工所で7日、溶接作業をしていた男性が鉄骨の下敷きになり、間もなく死亡しました。
警察によると、7日午前11時ごろ、豊見城市伊良波にある鉄工所の敷地内で鉄骨の溶接作業をしていた男性が何らかの原因で鉄骨とともに作業台から落下し、鉄骨の下敷きになりました。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは那覇市小禄に住むこの鉄工所の従業員、仲村さん(男性、35歳)です。
敷地内で別の作業をしていた同僚が大きな音を聞いて確認したところ、仲村さんが鉄骨の下敷きになっていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
2020年2月3日23時4分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が傾いた船の写真付きでネット配信されていた。
3日午前8時25分ごろ、愛知県弥富市の名古屋港弥富ふ頭に停泊中の貨物船「第1天照丸」(498トン)で、積み荷のコンクリート板が崩れ、作業員2人が挟まれた。
名古屋市港区の輸送会社の作業員、丹羽さん(男性、24歳)が死亡、同じく坂野さん(男性、30歳)が両脚切断の大けが。
名古屋海上保安部によると、船首付近で積み荷のコンクリート板の陸揚げ作業を行っていたところ、8段に積まれたコンクリート板の一部が崩れ、2人が挟まれた。
コンクリート板は高速道路の舗装などに使われ、長さ10~12メートル、幅約2メートル、厚さ約45センチで、1枚の重さ7~8トン。
船は荷崩れの影響で約30度傾いたが、その後、徐々に復元しているという。
船は1月31日、コンクリート板を積み、大分県杵築市を出港。
2日に名古屋港に入港していた。
(共同)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175325.html
2月3日19時29分にテレビ朝日からは、救助活動の実況など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナ船の上で重さ約8トンのコンクリートの板に男性2人が挟まれました。
現場にヘリコプターが到着した時、コンテナ船の上では積み重なったコンクリートの板の間をのぞき込む作業員や慌ただしく動く救助隊員の姿が見えました。
名古屋海上保安部によりますと、3日午前8時40分ごろ、名古屋港で陸揚げ作業中だったコンテナ船の上で積まれていたコンクリートの板が荷崩れを起こし、作業していた男性2人が下敷きになりました。
船の横に大型クレーンが横付けになり、1枚7、8トンあるというコンクリートの板を1枚ずつ取り除いての救助活動。
船の横には救急車やヘリの姿も。
通報から約4時間後には2人とも救助されましたが、24歳の丹羽さんは腹部を挟まれて現場で死亡が確認されました。
もう1人の30代の男性もドクターヘリで名古屋市内の病院に搬送されましたが、両足を切断する大けがをしました。
コンテナ船が傾いたという情報もあり、名古屋海上保安部は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、関係者などに話を聞いて調べています。
http://archive.is/z6Y6P#selection-2241.1-2251.65
2月3日16時16分にTBS NEWSからは、縛っていた紐をはずしたところ荷崩れをおこしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナ船には、重さおよそ15トンのコンクリートの板が8段ずつあわせて72枚積まれていましたが、板を縛っていた紐をはずしたところ、何らかの理由で崩れ、男性作業員2人が挟まれたということです。
コンクリートの板を陸に降ろしている最中に事故が起きたということです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3895676.html
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ朝日映像の5コマ。
(2020年9月18日 修正1 ;追記)
2020年9月17日17時26分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、作業効率を優先し荷崩れ防止用の固定木材を適切な順番で外さなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月、名古屋港に停泊していた貨物船の積み荷が崩れ、男性作業員2人が死傷した事故で、安全管理を怠ったとして現場責任者が17日、書類送検されました。
愛知県弥富市の名古屋港・弥富ふ頭に停泊中の「第一天照丸」で今年2月、積み荷のコンクリート板が崩れ、男性作業員2人が下敷きになりました。
この事故で作業員の丹羽さん(当時24)が死亡、30歳の男性作業員も両足を切断するなどの大ケガをしました。
名古屋海上保安部は、作業効率を優先するため荷崩れ防止で固定していた木材を、適切な順番で外さなかったことなどが事故につながった原因として、現場責任者の男性(49)を業務上過失致死傷の疑いで17日、書類送検しました。
調べに対し、現場責任者は容疑を認めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f0eaad8ec4c9ec2a7eff323c83cd9183a50600
9月18日9時17分にYAHOOニュース(中京テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋海上保安部は、この事故について作業効率を優先し、荷崩れ防止用のやぐらを作業の前に撤去したなどとして、当時の作業責任者の男性(49)を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cad21ede33350076608f11a7583efbd733ac292e
(2021年10月1日 修正2 ;追記)
2021年9月30日11時29分にNHK東海からは、作業マニュアルが作成されていなかったなどと指摘した報告書が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故をめぐっては、荷降ろし作業の責任者の当時48歳の男性が、効率を優先し、荷崩れ防止のためのやぐらを先に撤去して作業を進めたことなどから事故が起きたとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されています。
国の運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表し、事故の原因について、作業を行った会社では作業マニュアルが作成されておらず、作業員に手順が十分に周知されないまま、荷ほどきが行われ、荷崩れが発生したなどと結論づけました。
また、今後の同種の事故の再発防止策として、作業中の危険箇所を確認した上で、作業マニュアルの作成を行い、作業員への手順の周知を徹底することを指摘しました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20210930/3000018619.html
2019年12月18日19時50分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時すぎ、上川町層雲峡で、老朽化した橋の補修工事中に高さ3メートルほどの鉄の柱が倒れ、男性作業員が下敷きになったと通報がありました。
警察によりますと、下敷きになったのは旭川市神居5条の会社員、渡部さん(35)で、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
現場は、層雲峡にある長さ100メートルほどの「神仙橋」で、その5メートルほど下には石狩川が流れています。
国土交通省旭川開発建設部によりますと、当時、河川敷では、補修に向けて、橋げたを移し替えるための仮の支柱を作る作業が行われていて、何らかの原因で倒れたということです。
河川敷では雪が数センチ積もり、当時、足場は悪かったとみられ、警察で支柱が倒れた詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20191218/7000016346.html
12月18日21時13分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡部さんは数人で補修作業のために、橋を支える支柱を鋼材で組み立てる作業をしていたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/376082
12月18日18時59分にSTVからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「事故があった現場には、かなりの大きさの鉄骨がいくつも崩れ落ちています」
・・・・・
補修工事のため、橋の下に設置されていた鉄骨の土台が崩れ、旭川市の渡部さん35歳が、鉄骨の下敷きになりました。
http://www.news24.jp/nnn/news16435002.html
(ブログ者コメント)
以下は、STV映像の2コマ。
雪が降る中、工事していた模様。
2019年12月12日付でテレビ静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨夜から強風注意報が出されていました。
その強い風の影響なのか、練習の成果を発揮する晴れの舞台が暗転です。
12日午前、藤枝市で工事用の足場が崩れ、マラソン大会をしていた子供を含む8人がケガをしました。
三浦カメラマン 「工事用の足場が、100メートル近くに渡ってグラウンド側に倒れてしまっているのが確認できます」
12日午前10時15分頃、静岡県藤枝市にある藤枝総合運動公園の陸上競技場で、工事の足場やネットが、約100メートルにわたって倒れました。
競技場では、2つのこども園がマラソン大会をしていて、年中組のゴール間近というタイミングで、異変が起きました。
保護者 「私は離れた所にいたんですけど、キャーという声が聞こえて振り返ったら、もう隅から隅まで倒れてる感じでした」
こばとこども園・紅林副園長 「西風にのって、西の方から順番に波打つように。向こうですね、向こう側から順番に、波打つように倒れてきた」
倒れたネットの下には大勢の保護者がいて、別の保護者が支えていたと言います。
こばとこども園・紅林副園長 「わ~倒れてくる、倒れてくる、倒れてくるって。そういう感じだったと記憶しています」
警察によりますと、この事故で、保護者2人が手首を骨折した他、別の女性が膝のじん帯を損傷する重傷を負い、4歳の子供を含む5人が軽いケガをしました。
工事は、事務所の寿命を伸ばす塗装のために行われていました。
藤枝市スポーツ振興課・横馬課長 「11月中旬から足場組んで、2月末くらいまでは工事を予定していました」
12日は工事は行われていませんでした。
警察は、安全管理体制について業務上過失致傷の疑いを含めて調べています。
https://www.sut-tv.com/news/indiv/3189/
12月12日19時37分医YAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
斜めに傾いている鉄パイプ。
後ろの木々は風によって大きく揺れています。
午前10時半ごろ、藤枝総合運動公園の陸上競技場で、観客席の外壁に設置された塗装工事用の足場が倒れました。
足場の高さは約3m、幅が100mほどあります。
当時、競技場では市内にある2つのこども園に通う3歳から5歳の園児約300人が、マラソン大会に参加していました。
消防などによりますと、この事故で30代の男女2人が手首を骨折するなど、保護者3人が重傷。園児2人を含む5人が軽傷です。
倒れた足場とトラックの距離は、わずか2mほどしかありません。
藤枝総合運動公園指定管理者・伊藤さん:「まさかというのが正直な気持ち。きょうは普段に比べると風は強い」
藤枝市では昨夜から強風注意報が発表されていて、警察は強風が原因で足場が倒れたとみています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00010003-satvv-l22
12月12日12時52分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡地方気象台によると、同市には強風注意報が発令されており、近くの同県牧之原市の静岡空港では午前10時53分に最大瞬間風速22・1メートルを観測していた。
https://www.asahi.com/articles/ASMDD3W9TMDDUTPB003.html
(ブログ者コメント)
以下は、静岡朝日テレビ映像の2コマ。
倒れた理由は不詳だが、強風下、倒れる可能性のある場所に長時間いることは、できるだけ避けたほうがよいということかもしれない。
(2019年12月25日 修正1 ;追記)
2019年12月13日7時16分に静岡新聞からは、細部塗装のため固定を緩め、そのままにしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場付近の足場は外壁の細部の塗装のため、固定金具を緩めて作業をしていたことが同日、工事関係者への取材で分かった。
藤枝署は作業工程や安全管理に問題がなかったかどうか、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査している。
工事関係者によると、この日は作業を実施していなかったが、今週から倒れた現場付近の金属の固定を緩め、外壁と足場が接する隙間部分の塗装作業をしていたという。
数日間穏やかな天気が続き、強風を想定していなかったため、足場の固定を緩めたままにしていたとみられる。
静岡気象台によると、藤枝市内には当時、強風注意報が発令されていた。
市によると、足場はトイレや更衣室などが入る建物の側壁全体を覆うように組まれ、高さ約5メートル。
同競技場では通常、建物屋上の観覧席で観戦するが、足場で視界がさえぎられていたため、保護者らはトラック付近で応援していたという。
外壁などの改修工事は10月上旬から12月末までの予定で、11月中旬から足場が組まれていた。
工事期間中も使用を制限していなかった。
市は当面の間、同競技場の利用を停止するという。
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/715523.html
12月24日19時5分にNHK静岡からは、固定用のボルトや鉄パイプの一部を外していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島田労働基準監督署が工事の関係者に聞き取ったところ、作業員が塗装作業の邪魔になるとして、足場を建物に固定するために設置が義務づけられているボルトや鉄パイプの一部を、事故の前日までに外したと話していることが分かりました。
足場は法律に基づく規則で、▼建物の壁と鉄の支柱をつなぐボルトか▼足場の鉄骨を外側から支える鉄などのパイプで、一定の間隔で固定するよう定められていますが、こうした固定が不十分で強風の影響を受けやすかったとみられるため、労働基準監督署は、安全管理に問題があったとして指導することにしています。
警察も、足場と壁の固定のしかたに問題があった可能性があるとして、業務上過失傷害の疑いで捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20191224/3030005289.html
2019年11月28日21時1分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立木の伐採作業で安全確認をしなかったとして、園部労働基準監督署(京都府南丹市)は28日、労働安全衛生法違反の疑いで京都府亀岡市旭町の旭町三俣組合と副組合長の男性(70)を書類送検した。
任意団体を法人とみなして同法を適用するのは珍しいという。
同監督署によると、副組合長がチェーンソーで切った高さ13メートル、直径18センチの雑木が、近くで作業していた組合員の男性(71)の後頭部を直撃。
男性は頸(けい)椎(つい)損傷の大けがを負った。
書類送検容疑は、2月27日の伐採作業で、副組合長が周辺の労働者に対してあらかじめ合図と避難確認を行わなかった疑い。
同組合は、地域の山林管理を目的に地元住民でつくる団体で、公益社団法人の補助金を活用して森林を手入れしているという。
同監督署は、「作業に報酬が出ている点や労働災害の状況を踏まえ、同法の適用対象となり得ると判断した」としている。
https://this.kiji.is/572756692941194337?c=39546741839462401
2019年8月29日20時39分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時35分ごろ、横浜市鶴見区鶴見中央4丁目のビルの解体工事現場で、防護用の鉄製フェンスが歩道上に倒れ、近くに住む女性会社員(67)が下敷きになり、骨盤を骨折する重傷を負った。
同区に住む小学5年の男子児童(11)もフェンスの一部が当たり、右脚を打撲する軽傷を負った。
警察が事故原因を調べている。
警察によると、フェンスは高さ約3mで、歩道に沿って約27mにわたって設置されていた。
工事現場側の地面に打ち付けた鉄パイプで支えられていた。
負傷した2人は歩道上を歩いていたという。
敷地内では4階建て雑居ビルの解体作業を実施。
ビルは1階部分を残して大半の取り壊しが完了していた。
横浜地方気象台によると、事故当時、横浜市内には強風注意報が発令されていた。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-191763.html
8月29日18時0分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時半すぎ、横浜市鶴見区のビルの解体工事現場で、高さおよそ3mの金属製のフェンスが幅27mに渡って歩道に倒れ、歩いてた会社員の67歳の女性がフェンスの下敷きになったほか、11歳の男の子にもフェンスの一部が当たった。
警察によると、女性は腰の骨を折る大けがで、男の子も右足を打撲する軽いけがしたという。
フェンスはことし3月から続いている解体工事の現場と、歩道を隔てるために設置されていたという。
警察は、設置状況などについて工事の関係者から話を聞いて、フェンスが倒れた原因を調べることにしている。
29日の横浜市は、日中、強風注意報が発表されていた。
現場は、JR鶴見駅からおよそ350mほど東に離れた国道に面した場所。
横浜市鶴見区の現場を通りかかった30代の女性が撮影した写真では、フェンスが歩道をふさぐようにして倒れている。
撮影した女性は、「広い歩道が通れなくなるぐらい、工事現場から倒れたものでいっぱいになっていました。よく通る道なので、時間があと数10分違うと自分も下敷きになっていたかもしれないと思うと怖いです」と話していた。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190829/1050007254.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHKから放映された現場写真。
2019年6月12日20時16分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時15分ごろ、福山市本郷町のE工業の工場で、積み上げられていた長さ11m、幅50cm、重さ968kgの鋼材に、天井に取り付けられていたクレーンの先端が接触した。
鋼材は2.5mの高さから落下して、従業員の久保さん(男性、41歳)が下敷きになり、市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、工場では、鋼材を切断したり穴を開けたりする加工作業が行われ、久保さんは鋼材を積み上げるためクレーンを誘導したり、鋼材に固定したりする作業をしていたという。
警察は、事故当時の状況や会社の安全管理に問題がなかったかなどについて詳しく調べている。
出典
『鋼材落下し男性従業員死亡 福山』
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190612/0004623.html
2019年6月11日21時22分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時半ごろ、高島市安曇川町の山林で県の砂防工事をしていた建設用の大型機械に近くで伐採された木が倒れかかり、運転席を直撃した。
運転席には高島市に住む会社員奥田さん(男性、69歳)が乗っていて、木の下敷きになった奥田さんは病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
警察によると、機械を直撃した木は、谷を挟んで機械からおよそ20m離れた場所で別の作業員に伐採されたもので、高さが20~30m、根元の直径が80cmほどの杉の木だという。
一方、奥田さんは事故当時、伐採された木を機械でつかんで砕いたり、まとめたりする作業をしていたということで、警察は、事故の詳しい状況や経緯を調べている。
出典
『木の下敷きで男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190611/2060002835.html
2019年6月6日8時51分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後4時ごろ、埼玉県深谷市榛沢の太陽光パネル設備会社「Hメンテナンス」で、作業場の改修作業をしていた会社員の須川さん(男性、48歳)が、倒れてきた鉄骨の下敷きになり死亡した。
警察によると、須川さんは建物内で鉄骨と鉄骨をつなぎ合わせる作業をしていたところ、立て掛けてあったコの字形の鉄骨が倒れてきたという。
警察で事故原因を調べている。
出典
『下敷きになり男性死亡、鉄骨が倒れる 会社の作業場、鉄骨と鉄骨をつなぐ作業中に/深谷』
https://this.kiji.is/509153216842089569?c=39546741839462401
2019年5月28日12時40分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
来月開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の会場となる「インテックス大阪」(大阪市住之江区)の周囲で設置工事中のフェンスが倒れ、通行人の60代女性が軽傷を負っていたことが分かった。
28日開かれた住民説明会で、フェンスを設置する外務省が明らかにして謝罪した。
同省や大阪府警などによると、26日午後3時15分ごろ、インテックス大阪の北側で作業員が金属製フェンス1枚(高さ約3m、幅約50cm、重さ約20kg)を支柱に仮留めして現場を離れた後、フェンスが倒れて女性に当たったという。
女性は頭や肩などを打ち、病院に運ばれた。
フェンスは不審者の侵入を防ぐため、会場の四方を囲う予定で、22日から工事が始まった。
現在は工事を中断している。
外務省の担当者は説明会で、「事故を重く受け止めている。安全確保を最優先に行う」と話した。
G20首脳会議は来月28、29両日に開かれる。
出典
『G20会場のフェンス倒れ女性けが 外務省が謝罪』
https://mainichi.jp/articles/20190528/k00/00m/040/115000c
5月28日13時21分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
当時、現場では基礎となるパイプにフェンスを取り付けて留め具で固定する作業をしていたが、作業員が十分に固定しないまま現場を離れていた。
外務省は22日から設置工事を始めており、会場一周をフェンスで囲む計画だが、事故を受けて工事を一時中断。
安全が確保され次第、工事を再開するという。
出典
『サミット会場の警備用フェンス倒れ通行人けが 大阪』
https://www.sankei.com/west/news/190528/wst1905280022-n1.html
(2019年8月29日 修正1 ;追記)
2019年8月29日2時0分に毎日新聞から、ネジの締め具合が緩かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府警が工事業者の男性作業員2人を、業務上過失致傷の疑いで書類送検していたことが、捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、仮留めの際にねじの締め具合が緩かった上、事故当時は作業員が現場を離れていた。
https://mainichi.jp/articles/20190828/k00/00m/040/305000c
2019年4月27日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9581/
(2019年5月20日 修正1 ;追記)
2019年5月13日18時51分にNHK高知から、高知市での横展開調査結果が下記趣旨でネット配信されていた。
先月、香川県多度津町の町立体育館でトイレの壁が倒れて41歳の女性が大けがをした事故を受け、高知市が、市が管理する施設のすべてのトイレを緊急点検したところ、2つの施設の13か所で壁を固定する金具に腐食などの不具合が見つかったことがわかった。
高知市は、早急に改修を進めることにしている。
この事故は先月20日に、香川県多度津町の町立体育館の女子トイレで、洗面台で手を洗っていた41歳の女性が後ろから倒れてきたトイレの個室の間仕切りの壁に当たって腰の骨を折る大けがをしたもの。
事故があった壁は大理石などをセメントで固めた「人造大理石」製で、壁を固定する金具がちぎれていたという。
事故を受けて高知市は、市が管理する小中学校や高校、それに保育園など、あわせておよそ900の施設のすべてで、トイレの間仕切りの壁を緊急点検していた。
その結果、高知商業高校と春野文化ホールピアステージの2つの施設、あわせて13か所のトイレが事故が起きた壁と同じく重い材質で、壁を固定する金具が腐食していたり、内部にあって劣化が見えなかったりする不具合が見つかったという。
高知市によると、これらの13か所の壁がただちに倒壊する危険性はないという。
高知市財産政策課の高橋係長は、「同じような事故を起こさないためにも、早急に改修工事を進めたい」と話している。
出典
『トイレ壁 13か所で不具合』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190513/8010005055.html
(ブログ者コメント)
高知市以外の市町村でも横展開対応しているところがあると思うが、今のところ、そういった報道に接したことはない。
2019年4月21日17時58分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後0時半すぎ、多度津町民体育館の2階にある女子トイレで、洗面台で手を洗っていた丸亀市の41歳の女性が、後ろから倒れてきた個室の壁に当たった。
女性は腰の骨を折る大けがをして、病院で手当てを受けている。
警察などによると、当時、体育館では中学生のバレーボールの試合が行われていて、個室トイレの中にいた39歳の別の女性がもたれかかったところ、高さ1m87cm、幅73cm5mm、厚さ4cmの壁が突然、倒れたという。
倒れた壁は大理石などの採石をセメントで固めた「人造大理石」製で、壁を固定するための金属製の留め具がちぎれていたことから、体育館を管理する団体は、事故があったトイレを使用禁止にするとともに、壁の留め具が不安定になっていた別の2か所のトイレについても、21日朝から使用禁止にしている。
体育館を管理する団体によると、昭和55年にこの体育館が完成してから、業者などがトイレの壁の強度を調べたことは1度もなかったということで、警察が詳しい事故の原因を調べている。
出典
『町立体育館の壁倒れ女性が骨折』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190421/8030003525.html
4月21日0時54分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
個室を使用していた女性が壁にもたれかかったところ、重さ40~50kgのコンクリート製の壁が突然倒れた。
個室の外では別の女性が手を洗っていて、倒れた壁にあたり、腰椎を骨折するなど全治1か月の重傷。
出典
『トイレの壁が倒れ女性重傷、香川・多度津町 体育館で・・・』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3653340.html
4月21日19時53分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
個室から別の女性が出ようとしたところ、ドアと隣の個室の壁が倒れ、背を向けて洗面台で手を洗っていた女性が下敷きになったという。
当日は中学生のバレーボールの試合があり、保護者が多く集まっていた。
体育館の運営を町教育委員会から委託されている指定管理者によると、壁は人造大理石でできており、重さは50kg以上。
トイレは体育館が完成した1980年から、修理や改修をしたことがなかったという。
出典
『トイレ個室の壁が倒壊、女性下敷きに 腰椎が折れる重傷』
https://www.asahi.com/articles/ASM4P4FC2M4PPLXB001.html
4月23日12時28分にNHK香川からは、壁を固定する接着剤が劣化していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
多度津町教委によると、事故があったトイレでは、壁を固定する接着剤が劣化していたという。
これを受けて多度津町は、町が管理するすべての公共施設を対象に、22日からトイレの壁の強度などを調べる緊急点検を行っている。
このうち、昭和57年に建てられた築37年の町立図書館では、23日、町の教育委員会の担当者と図書館を管理する団体の職員が4か所のトイレの壁を点検したところ、強度には問題ないものの、一部で接着剤が劣化しているところが見つかったという。
多度津町教委の竹田教育課長は、「強度的には問題ないと思われるものの、接着部分や補強する金物に一部不都合があったので、早急に対応したい。今後、点検回数を増やしたり専門業者に任せたりするなどして、よりチェック機能が働くようにしていきたい」と話している。
多度津町では、このほかの施設についても、修繕が必要なところが見つかれば早急に対応することにしている。
また、今回の事故を受けて県教委でも、県立のスポーツ施設4か所について、管理する団体に施設の点検を行うよう通知したという。
出典
『トイレの壁倒壊受け 緊急点検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190423/8030003541.html
4月23日6時56分にNHK高知からは、高知市でも本事例の横展開対応を行うという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、高知市が多度津町に事故の状況などを確認したところ、倒れてきた壁は、大理石などの採石をセメントで固めた「人造大理石」製で、壁を固定する金具がちぎれていたという。
このため高知市は、市が管理する、小中学校や高校、それに保育園など、合わせておよそ900の施設のすべてで、トイレの間仕切りの壁の材質や、壁を固定する金具などを緊急点検することがわかった。
点検では、壁を固定する金具に、がたつきなどの不具合がないかや、内部にあって劣化が見えないものがないか、チェックするという。
そして、不具合などが見つかった場合には、使用を中止したり、改修したりするという。
高知市は、「同じような事故を起こさないためにも、しっかりと点検をしていく」と話している。
出典
『トイレ事故受け 高知市が点検へ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190423/8010004908.html
(ブログ者コメント)
以下は、4月21日NHK香川の映像の1コマ。
壁の留め具がちぎれた部分がアップで映されていた。
以下は、4月23日NHK香川の映像の1コマ。
様々な部位を点検する様子が報じられていた。
2019年4月16日21時7分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半ごろ、野辺地町の研究施設の敷地内で開かれた安全講習会で、60代の男性講師がチェーンソーで伐採した木が倒れ、受講していた十和田市の森林作業員、千葉さん(男性、62歳)が頭を打って青森市の病院に運ばれたが、2時間半後に死亡が確認された。
警察によると、講習会には林業関係者25人が受講していて、3人の講師のうちの1人が長さ34m、直径40cmの木を切り倒したところ、千葉さんの頭に当たったという。
また、主催した団体によると、木は男性講師が想定していた方向とは逆に倒れたということで、警察が詳しい原因を調べている。
主催した林業・木材製造業労働災害防止協会青森県支部の最上事務局長は、「初心者向けの講習だったので細心の注意を払っていたが、あってはならない事故が起き、亡くなった方とその家族に心からおわび申し上げます」と話していた。
出典
『林業安全講習で事故 受講者死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190416/6080004503.html
4月16日付で東奥日報からも、同趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
16日午前10時20分ごろ、青森県野辺地町枇杷野の県産業技術センター畜産研究所の敷地内で、チェーンソーの技術講習を受講していた森林作業員の千葉さん(62)に、講師の男性が切ったスギの木(長さ約34m)が直撃した。
千葉さんは頭を強く打ち、青森市内の病院に搬送されたが、同日午後1時、死亡が確認された。
出典
『チェーンソー講習中、切った木が直撃、死亡』
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/179658
(ブログ者コメント)
こういう講習を受ける際には、講師、受講者ともヘルメットを被っている筈。
ヘルメットの強度以上の衝撃が加わったということだろうか?
2017年10月28日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7713/
(2019年4月16日 修正2 ;追記)
2019年4月10日13時23分に産経新聞から、現場責任者に罰金の略式命令が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡区検は10日までに、業務上過失致死罪で、工事元請けのゼネコン安藤ハザマ(東京)の現場責任者だった男性(54)を略式起訴した。
3月22日付。
福岡簡裁は4月3日付で、罰金50万円の略式命令を出した。
共に書類送検されていた同社の男性社員(49)は不起訴処分となった。
福岡地検は「諸事情を考慮した」としている。
2人は、台風の影響を予測できたのに、足場を覆うシートを外して風の通りを良くするなどの安全対策を怠り、倒壊事故を起こして通行人を死亡させたとして、昨年9月、福岡県警に書類送検されていた。
出典
『安藤ハザマ責任者に罰金刑 台風で足場倒壊、死亡事故』
https://www.sankei.com/affairs/news/190410/afr1904100009-n1.html
4月10日12時38分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
区検は3月22日付の起訴状で、「気象情報を看過し、足場は倒壊しないと軽信した」と指摘していた。
出典
『足場倒壊死亡事故で罰金50万円の略式命令 福岡簡裁』
https://mainichi.jp/articles/20190410/k00/00m/040/091000c
4月10日19時20分にテレビ西日本からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人の処分が分かれた理由について、検察は「立場の違いを考慮した」とコメントしている。
出典
『病院建設現場の足場倒壊で1人死亡 ゼネコン現場責任者に罰金50万円 福岡県』
https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2019041003822
2019年3月6日21時18分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時ごろ、神戸市垂水区の商業施設で、荷車に積んでいたコンテナ(重さ約50kg)が倒れ、搬送していた警備員の男性(63)に当たった。
警察によると、男性はコンテナを受け止めようとして後ろに転倒し、尻もちをついた。
その際、後頭部を打ち、頭蓋骨骨折などの重傷という。
出典
『倒れたコンテナ受け止めようと 男性警備員が頭蓋骨折る』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201903/0012122992.shtml
2019年3月6日19時7分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
平塚市民病院(平塚市南原)は6日、病院敷地内で式典会場の準備作業中に木製パネルが倒れ、来院中の80代女性がけがを負ったと発表した。
同病院によると、5日午後1時半ごろ、委託業者が搬送した資材を歩道に面した植え込みに荷下ろししていたところ、高さ2.7m、重さ15kgの木製パネルが風にあおられ、歩道側に倒れた。
通院のため歩行中だった女性に当たり、転倒。
女性は肋骨を折り、右肩脱臼などのけがを負って入院した。
同病院の開設50周年を祝い、16日に行われる記念樹除幕式の会場設営が行われていた。
同病院は今後、作業エリアを歩行者と分けるよう徹底し、誘導員も配置するとしている。
出典
『木製パネル倒れ、80代女性骨折 式典準備の平塚市民病院』
https://www-new.kanaloco.jp/article/entry-152495.html
2019年2月5日9時59分に福島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、双葉町郡山の中間貯蔵施設建設現場で、木の伐採の関連作業に従事していた、いわき市の土木作業員猪狩さん(女性、64歳)が切った木の下敷きになっているのを同僚の作業員が発見し、119番通報した。
猪狩さんは富岡町の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
環境省によると、2016(平成28)年11月に始まった施設本体工事での死亡事故は初めて。
警察と環境省によると、猪狩さんは施設用地内で解体した住宅の木材などの置き場所を整備するため、伐採の関連作業に当たっていたという。
猪狩さんと共に作業していた作業員が、猪狩さんがいないことに気付き、周辺を探したところ、他の作業員が切り倒した直径約60cmの木に体を挟まれていた猪狩さんを見つけた。
当時、現場では強い風が吹いていたという。
同省は、「早急に原因を究明し、他の受注業者にも情報共有して再発防止に努める」としている。
出典
『木の下敷き女性死亡 双葉の中間貯蔵建設現場』
https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/archive/2019020519.html
2月5日10時26分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、中間貯蔵施設の敷地内の双葉町郡山で、いわき市平下神谷の土木作業員、猪狩さん(女性、64歳)が伐採された高さ13mほどの木の下敷きになっているのを別の作業員が見つけた。
警察によると、猪狩さんは廃棄物を一時的に保管する場所を整備するための作業を担当し、事故当時は不燃物を仕分ける作業を行っていて、別の作業員2人が近くで木を伐採していたという。
出典
『中間貯蔵施設 木の下敷きで死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190205/6050004283.html
2月4日18時59分にFNN PRIME(福島テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
環境省などによると、4日正午前、家屋の解体で出た廃材の保管スペースを確保するために木を伐採していたところ、64歳の女性作業員が倒れてきた木の下敷きになった。
出典
『伐採中の木の下敷きに... 中間貯蔵施設 女性作業員が死亡』
https://www.fnn.jp/posts/00070867FTV
(2020年1月22日 修正1 ;追記)
2020年1月21日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福島・富岡労働基準監督署は、伐倒作業の合図を定めなかったとして、土木工事業のS環境サービス(福島県南会津郡下郷町)と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福島地検いわき支部に書類送検した。
平成31年2月、労働者が倒れてきた木の下敷きとなって死亡する労働災害が発生している。
同社は福島県双葉郡双葉町内の中間貯蔵施設の建設現場に、2次下請として入場していた。
廃棄物保管場の造成作業中、労働者にチェーンソーを使った伐木作業を行わせる際、合図を定めることを怠っていた。
その結果、近くで草木などの残材集積作業をしていた別の労働者に倒れた木が直撃している。
https://www.rodo.co.jp/column/86517/
2018年11月12日16時19分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時半ごろ、多賀町敏満寺にある産業機械の製造工場「f」で、「事故があり、従業員の意識が無い」と消防に通報があった。
消防が駆けつけると、従業員の松井さん(男性、31歳)が高さ2m60cm、重さ400kgある半導体の洗浄装置の下敷きになっていて、助け出されたものの、その場で死亡が確認された。
警察によると、事故当時、工場では装置をフォークリフトに載せて運搬する作業が行われていて、松井さんはその誘導などにあたっていたという。
警察は、ほかの従業員から話を聞くなどして、装置が倒れ落ちた経緯を詳しく調べるとともに、現場の安全管理などに問題がなかったか調べている。
出典
『400キロの装置倒れ従業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20181112/2060001483.html
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。
重心が高すぎて・・・という可能性も考えられる。
(2019年1月19日 修正1 ;追記)
2019年1月18日16時29分にNHK滋賀から、現場は緩やかに傾斜していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
彦根労基署が調べたところ、積み荷の部品は高さが2m70cm、重さが約850kgあり、作業現場は緩やかに傾斜していた。
しかし、会社側はフォークリフトで作業をする際に法律で義務づけられている作業計画を定めておらず、作業現場の傾斜などの確認や荷崩れを防ぐための安全対策を講じていなかったという。
このため、同署は18日、愛荘町にある工場の本社と、現場責任者だった42歳の男性課長を労安法違反の疑いで書類送検した。
会社側は容疑を認め、「作業計画が必要だったとは知らなかった」と話しているという。
出典
『多賀町の労災死亡事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190118/2060001868.html
2018年11月9日21時2分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後2時すぎ、山形市飯田西にある山形大学医学部の重粒子線を使ったがん治療施設の建設現場で「作業員がクレーンの下敷きになった」と消防に通報があった。
警察などによると、下敷きになったのは山形市の会社員、松田さん(男性、43歳)で、別の作業員に助け出されたが意識がなく、搬送先の病院で死亡した。
また、一緒に作業していた3人の男性作業員もけがをして病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。
松田さんら4人は、午後1時ごろから大型クレーンの解体作業をしていて、事故当時はクレーンを横倒しにして地面に置いた状態で、アームを縮める作業をしていたという。
警察は現場検証を行うとともに、工事関係者から話を聞くなどして、なぜ松田さんがクレーンの下敷きになったのか、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『クレーンの下敷きに 1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20181109/6020002322.html
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。
詳細不明だが、浮かせた状態で解体していたアームが落下した・・・ということだろうか?
2018年10月8日23時4分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後3時半ごろ、南あわじ市神代地頭方で、解体中の住宅に設置されていた足場が突然、道路側に倒れ、バイクで通りかかった近くに住む60歳の男性と衝突した。
男性は首や鼻の骨を折る大けがをして病院に運ばれたが、命には別状はないという。
警察によると、足場は鉄パイプを組み立てた骨組みに防じんシートを張ったもので、高さおよそ5m、幅およそ17mの大きさだという。
当時、現場では作業員5人が解体作業にあたっていたということで、警察は作業員から事情を聴くなどして、事故が起きた詳しい原因を調べることにしている。
出典
『足場倒れ バイクの男性重傷』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181006/2020002012.html
10月6日23時43分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後3時半ごろ、兵庫県南あわじ市神代地頭方の市道で、「足場が風で倒れ、通りかかったオートバイと衝突した」と、解体現場の作業員から119番があった。
警察によると、バイクで郵便配達中の男性(60)が足場の下敷きとなり、首の骨を折るなどの重傷。
事故当時、同市内には強風注意報が出ていた。
出典
『強風が原因か、足場倒れる 郵便配達中の男性、首の骨折れ重傷』
http://www.sankei.com/west/news/181006/wst1810060040-n1.html
(ブログ者コメント)
当時は台風25号が朝鮮半島付近から日本海を東進中。
その影響で風が強かったらしい。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。