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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20174182019分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前11時55分ごろ、北海道美瑛町水沢の肥料製造販売会社、B農産の資材置き場で、積まれていた鉄製の小型コンテナが強風で落下し、近くで作業していた同社社長のMさん(男性、54歳)と社員Sさん(男性、26歳)が下敷きになった。

Mさんが首を骨折するなど重傷を負い、Sさんは頭部を打撲。いずれも命に別条はない。

 

警察によると、コンテナは縦約1.1m、横約1.7m、高さ約1.2m。

2人は、コンテナに掛けられていたシートが強風で飛ばないよう作業していたという。

 

旭川地方気象台によると、美瑛町では事故当時、暴風警報が出ており、午前11時35分には瞬間風速29メートルを記録した。

 

出典

強風でコンテナ落下、作業中の社長が首折るなど2人けが

http://www.sankei.com/affairs/news/170418/afr1704180031-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この日の北海道は大荒れの天気で、各地で大きな被害が出ている。

以下は関連報道。

 

(4181922分 YAHOOニュース;北海道文化放送)

 

4月18日の北海道は、この春一番の大荒れの天気となった。

暴風によって、停電や家屋の損傷が相次いで発生。

各地で暴風が猛威を振るった。


道の真ん中をふさぐ家屋の一部。

北海道伊達市では、4月としては最大となる、瞬間風速31メートルを観測。
風に飛ばされた屋根が道路をふさぐなど、33件の通報があった。


この暴風にあおられ、伊達市で2人がケガ。

美瑛町では、倒れたコンテナの下敷きになり、1人が首などの骨を折る重傷。

 

記者:「ものすごい強い風が吹いています。こちら農業用のビニールハウスですが、ビニールがめくれあがって、"バタバタ"と、ものすごい音を立てています」

一方、上川町では、農業用ハウスのビニールが、強風で相次いで剥がれた。

ハウスの持ち主:「ミニトマトを作る予定です。がっかり
         です」

道路には木の枝が散乱。一部、折れた木は電線に引っかかっている。

 

・・・・

 

北海道によると、これまでに、建物への被害は全壊2件など、67件に上っているという。

 

・・・・


一方、十勝地方では、季節外れの大雪。

2016年の台風で被災した清水町では、くるぶしを超える高さの雪が降り、雪解けで増水したペケレベツ川も、再び冬景色に変わった。
24時間で降った雪の量は、中札内村上札内で22センチ、帯広市でも9センチなどとなっていて、この時期としては、8年ぶりの大雪となった。


・・・・

 

出典

"暴れる春" 猛烈風雨 電柱倒れ 家屋吹き飛ぶ けが人続出 異常事態

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000006-hokkaibunv-hok

 

 

419194分 NHK北海道)

 

18日、42.2メートルの最大瞬間風速を観測した後志の真狩村に札幌管区気象台の職員が入って、突風の詳しい被害状況などを調べた結果、突風は瞬間的におよそ50メートルに達していたとみられることがわかった。


調査を行ったのは札幌管区気象台の機動調査班の職員4人で、19日朝、真狩村を訪れ、18日の突風で住宅の倉庫のシャッターがめくれたり屋根のトタンが剥がれたりした現場で、写真をとるなどして被害の状況を調べた。


また、付近の住民に風が吹いた方角などを聞いたりして、突風の詳しい状況を調べていた。


真狩村では、18日午前10時半ごろ、42.2メートルの最大瞬間風速を観測したが、19日の調査の結果、周辺の樹木の幹が折れていたことなどから、突風は瞬間的におよそ50メートルに達していたとみられるという。


ただ、突風をもたらした現象がどのようなものだったかは、19日の段階で確認できなかったとしている。

・・・・


道が19日午後5時現在でまとめた18日の発達した低気圧による強風の被害では、けがをした人は、重傷が芦別市、美瑛町、上川町でそれぞれ1人、軽傷が伊達市で2人など9人で、合わせて12人が重軽傷を負ったことが分かった。


このうち美瑛町では、農業用の資材置き場で積み上げられた小型のコンテナが倒れて作業をしていた男性2人が下敷きになり、54歳の男性が首や背中の骨を折る大けがをしている。

 

・・・・

 

出典

真狩村 瞬間的に約50mの風か

http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170419/5705332.html 

 

 

 

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4172156分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後4時ごろ、福岡県飯塚市楽市の穂波川で、工事のため川の中に置かれていたクレーン車が大雨による増水の影響でバランスを崩し、水道管が通っている鉄橋に倒れ込んだ。


工事を発注した国交省遠賀川河川事務所によると、この事故で、けがをした人はいなかったが、橋の水道管が壊れた。
この水道管は近くの配水池に水を引くためのもので、今のところ復旧のめどは立っていないという。


現在、配水池に残った水で水道の供給が続けられているが、いずれは底をつく見通しだという。

飯塚市では、18日の昼以降、周辺のおよそ9500世帯で断水するおそれがあるとして、給水車などを出して対応する準備を進めている。

 

出典

福岡 飯塚 増水の川で重機倒れ水道管破損

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170417/k10010951871000.html 

 

 

418147分に毎日新聞からは、当時の降雨状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。

41860分に西日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

前線を伴う低気圧の影響で、九州・山口各地は17日昼過ぎから局地的に激しい雨が降り、各地で被害が出た。

 

気象庁によると、1時間あたりの最大雨量は、長崎県平戸市43.5ミリ、鹿児島県さつま町41ミリ、佐賀県伊万里市40.5ミリ、北九州市38ミリ、福岡県飯塚市35.5ミリなど。

気象台によると、飯塚市では17日、降り始めから午後6時までに102・3ミリの降水量を記録した。

 

飯塚市の穂波川では、午後4時ごろ、水管橋の架け替え工事をしていたクレーン車(80トン)が急な増水で横転、水管橋を破損した。

市企業局などによると、18日午後6時以降に、市内の一部世帯で断水の恐れがある。

 

同市の遠賀川と穂波川の河川敷内にある駐車場では、午後4時半ごろから川の水があふれ、3カ所で車10台が窓の下あたりまで水につかった。

けが人はなかった。

 

出典

大雨 福岡・飯塚でクレーン車横転 断水の恐れ

http://mainichi.jp/articles/20170418/k00/00m/040/125000c 

河川敷の車6台浸水 飯塚市の遠賀川100ミリ超す大雨

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/322424 

 

 

4182141分にNHK福岡からは、復旧工事の様子などが下記趣旨でネット配信されていた。

 

遠賀川河川事務所は、水道管の破損した部分を切断したうえでホースをつなぎ、水を送る復旧作業を進めている。

 

作業では、午後6時半ごろ、水道管の一端にホースがつながれた。

現在は、ホースのもう一端をつなぐのに障害になっている橋の一部を切断する作業が行われている。

河川事務所は、18日の夜中には作業を終え、ホースに水を通したいとしている。


断水している世帯のため、飯塚市は給水を周辺の14か所で、18日は夜9時まで、19日は朝7時から行うことにしているが、復旧作業が予定通り進んだ場合、断水は19日の朝にも解消される見通しになった。

 

出典

水道管損傷 朝にも断水解消へ

http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170418/5671383.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

18日報道のNHKによれば、直径70~80cmはあるだろうか、黒い蛇腹状のホースを水道管に接続する様子が放映されていた。

 

 

 

 

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2017315740分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午後1時35分頃、兵庫県宝塚市のJR福知山線・宝塚駅北西約200mの線路脇で、改修工事中のビル(3階)の外壁に組まれた足場が倒れ、線路上の電線に接触した。

けが人はなかった。

 

この影響で、同線は塚口(兵庫県尼崎市)~新三田(同三田市)間の上下線で約6時間運転を見合わせ、98本が運休。4万3000人に影響した。

 

警察の発表では、足場(長さ約30m、高さ約20m)のうち、上部の約5mが折れ曲がり、架線の近くを通る雷対策用の電線に接触した。


市消防本部によると、宝塚市内で当時、風速10m前後の風が吹いていたといい、足場の表面に張られたメッシュシートが風であおられた可能性があるという。

 

警察は、過失往来危険の疑いもあるとみて、工事業者に事情を聞く。

 

警察によると、「工事の足場が風にあおられ、線路に倒れかかっている。電車を止めてほしい」と、工事中のビルの警備員から110番通報があったという。

 

 

出典

線路脇の足場倒れ電線に接触、6時間運転できず

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170315-OYT1T50026.html 

JR宝塚線が一時運転見合わせ 足場が線路に倒れる危険

http://www.asahi.com/articles/ASK3G4SM0K3GPTIL016.html

 

 

 

 

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2017315日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

 

14日午前11時ごろ、笛吹市の食肉加工場「山梨食肉流通センター」で、作業員の男性(45)が倒れてきた食肉加工用の馬と壁の間に挟まれ、肋骨を折る重傷を負った。

 

警察によると、男性と他の従業員が食肉加工用の馬(体長3m、体重約560kg)に電気ショックを与えて失神させる作業を行っていたところ、手綱を持っていた男性が失神して倒れてきた馬と壁との間に挟まれたという。

 

警察が、事故の原因や安全対策について調べている。

 

 

 

 

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2017341345分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後3時前、下関市のT社の工場で、作業員4人が重さ360kgの鉄板をつり下げて別の鉄板に溶接していたところ、落下し、契約社員のSさん(61)が下敷きになった。
Sさんは病院に運ばれたが、4日朝、死亡した。
警察によると、死因は右膝の動脈を損傷したことによる失血死だという。


溶接作業は、鉄板をクレーンでつるして行っていたが、クレーンから外したあとに落下したということで、警察が当時の状況を詳しく調べている。

 

出典

鉄板落下し下敷き 男性が死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064449731.html?t=1488660299825

 

 

201735日付の山口新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

3日午後2時40分ごろ、下関市のT社の工場内で、重さ約360kgの鉄板1枚(長さ7m、幅30cm、厚さ2cm)が高さ約1.6mの作業台から落下し、同社契約社員の男性(61)の右脚に当たった。

 

警察によると、現場で岸壁用の受衝板と鉄板の溶接作業をしていた。

男性は、作業台の上で受衝板のふちに鉄板を溶接する作業をしていたが、鉄板が落下した際、地面にうつぶせの状態だったという。

 

付近には作業員がほかに3人いたが、けがはなかった。

 

 

 

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2017225192分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午前11時ごろ、岐阜県本巣市のビル建材の製造工場で、従業員の男性(53)が、ほかの従業員2人とともに、工場から屋外にコンクリート製のL字型の外壁板を移動させる作業をしていた。


外壁板は、クレーンでつり上げられる形で外に移され、クレーンから外され、地上に降ろされた直後に、近くで作業の指示をしていた男性に倒れた。
男性は下敷きとなり、頭を強く打って死亡したという。


外壁板は、高さが約4m、幅が約3mで重さが7トンあるということで、警察が事故の原因を調べている。

 

出典

作業中の事故相次ぐ 2人死亡

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170225/4241581.html 

 

 

226日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、外壁板からワイヤーを外す作業を終えた後、外壁板が倒れたという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像を見ると、門型クレーンを使って移動させていた模様。

 

 

 

 

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201727日付で朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前8時50分ごろ、由良町の橋梁・鉄鋼会社「駒井ハルテック」の工場で、男性社員(22)が鉄板(縦98cm、横225cm、厚さ1.7cm)の下敷きになり、意識不明の重体で病院に搬送された。

 

警察によると、男性は1人で溶接作業中で、垂直に立てられていた鉄板が倒れて下敷きになったという。

 

 

 

(2019年2月22日 修正1 ;追記)

 

201811151832分に和歌山放送から、クレーンで吊るべき鉄板をつっかえ棒で支えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

鋼材の下敷きになって死亡し労災認定された男性社員の遺族がきのう(14日)、東京都内で記者会見し、「会社から納得できる原因の説明はない。命を軽視している」と訴えた。

 

遺族や弁護士によると、社員の山本さん、当時22歳は、去年(2017年)2月、由良町にある「駒井ハルテック和歌山工場」で、およそ500kgの板状の鋼材を溶接して取り付ける作業中、倒れた鋼材の下敷きになって死亡し、ことし(2018年)10月に労災と認定された。

 

通常は、クレーンで鋼材をつって倒れないようにしなければならないが、当時はクレーンが別の作業で使われていたため、代わりに、鋼管をつっかえ棒のようにして鋼材を支えていたとみられ、何らかの原因で鋼管が外れ、下敷きになったという。

 

遺族側は、「安全よりも作業速度を優先させたとみられ、会社には安全配慮義務違反がある」と主張し、会社に損害賠償を求めるとしている。

 

会見した46歳の母親は、「会社ではこの数年、骨折などの大きな事故が何件も起き、予兆はあった。二度と息子のような悲惨な事故を起こしてはならない」と話した。

 

出典

『由良町の工場で作業中に死亡の男性、労災認定 遺族が会見』

https://wbs.co.jp/news/2018/11/15/126240.html 

 

 

201811141543分に時事ドットコムからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故当時、部材を固定する装置は取り外されており、クレーンで保持した状態で作業する社内規定も守られていなかったという。

 

出典

作業中の男性死亡、労災認定=駒井ハルテック和歌山工場

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111400834&g=soc 

 

 

 

20192211931分に朝日新聞からは、捜査が進展しないため遺族が損害賠償提訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

橋梁・鉄骨大手「駒井ハルテック」(本社・東京)和歌山工場(和歌山県由良町)で、社員の山本さん(男性、当時22歳)が作業中の事故で死亡したのは安全配慮義務を怠ったからだとして、遺族が20日、同社や上司らを相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 

訴状によると、山本さんは2017年2月、溶接作業中に垂直に立てた鉄板が倒れて後頭部を直撃し、約2週間後に死亡した。

 

作業手順書では、鉄板は転倒防止のためクレーンでつるすとしていたが、別の社員がクレーンを移動させていたという。

 

御坊労基署が18年10月16日付で労災認定した。

 

21日に東京都内で会見した遺族らによると、刑事処分後の示談交渉を考えていたが、和歌山県警の捜査の結論がなかなか出ないため、提訴したという。

 

母親(46)は、「息子と同じような危険な環境に身を置いて働かざるを得ない方々のために、裁判で真実を明らかにしたい」と語った。

 

駒井ハルテックは、「訴状を見ていないのでコメントできないが、真摯に対応していきたい」としている。

 

出典

鉄板直撃で労災死、遺族が橋梁大手提訴「真実明らかに」

https://www.asahi.com/articles/ASM2P5DRJM2PULFA01T.html

 

 

2211719分にYAHOOニュース(弁護士ドットコム)からは、より詳しい記事が下記趣旨でネット配信されていた。

 

東証1部上場で橋などを製造する「駒井ハルテック」(東京都台東区)の和歌山工場で2017年2月、倒れてきた大型部材の下敷きになり亡くなった男性社員の遺族が、会社や工場長らを相手取り、1億915万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。

提訴は2月20日付で、命日から2年の節目。

 

母親は21日、東京・霞が関の厚労省で開いた会見で、「裁判という場ですべての真実を明らかにするため、息子の命日に提訴することにした。命はひとつ。労働者の命を軽視しないで」と訴えた。


【手順書守っていれば発生しない事故】

死亡したのは山本さん(当時22歳)。

 

訴状などによると、山本さんは2017年2月6日朝、橋の組み立て作業中に、倒れてきた部材(大型リブ、重さ約500kg)の下敷きになった。

頸椎と脳幹部を損傷し、病院に搬送されたが、15日後に亡くなった。

本来は、手順書(社内規定)に定めているとおり、部材をクレーンでつり上げて固定した状態で組み立て作業をしなければいけなかったが、クレーンが外れた状態になっていた。

 

クレーンは、山本さんが出勤していなかった2月4日に外して移動させられていたという。

工場長ら従業員6人に手順書を守らなかったことなどによる不法行為責任が、会社には使用者責任と安全配慮義務違反が成立すると主張している。

代理人の明石順平弁護士は、会見で「工場では毎朝ミーティングをするので、作業を把握しているはず。クレーンでつり上げていれば発生しない事故だった。それを怠ったために発生した悲惨な事故だ」と指摘した。



【警察捜査、2年間進まず】

会見では、母親が、山本さんが死亡した原因をめぐり被告らに事情を聴いた際に録ったとする音声も流された。

 

そのなかには、母親さんらが作業手順が間違っていたことを被告の一人にただすと、「これは、もう、完璧に認めます」との返答も確認できた。

山本さんの死亡については、御坊労基署が2018年10月に労災認定をしている。

 

一方、明石弁護士によると、警察による捜査は2年間ほとんど進んでおらず、書類送検すらされていないという。

刑事処分を待ってから示談交渉を進めることを考えていたが、捜査の進展が見えない中、うやむやになる可能性を懸念し、民事訴訟を起こすことを決めたとしている。

出典

500キロ部材の下敷きに…母が「労災死の原因を明らかにして」 駒井ハルテックを提訴

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-00009281-bengocom-soci 

 

 

 

(2021年2月27日 修正2 ;追記)

 

20212261731分にYAHOOニュース(ABCテレビ)からは、遺族が会社を訴えていた裁判は4年経って和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4年前、和歌山県由良町の工場で溶接作業中の男性が死亡した事故をめぐって「安全管理が不十分だった」として遺族が会社側を訴えた裁判で、和解が成立したことがわかりました。

 

遺族らは事故当時、鉄板が倒れないようにクレーンでつるすことが作業手順に定められていたのに、実際はクレーンが使われていなかったと指摘。

 

会社側の安全管理が不十分だったとして、会社や現場責任者らにあわせて約1億915万円の損害賠償を求めて提訴していました。

 

原告側の代理人弁護士によりますと、会社側は遺族らに謝罪したうえで、今後、同様の事故を二度と繰り返さないよう安全管理を徹底すると誓約し、解決金を支払う内容の和解が25日付けで成立したということです。

 

和解成立後の会見で、母親は「会社側から謝罪という言葉が出てくるまでに4年がかかった。和解は終わりではない。会社は、事故への反省を肝に銘じてほしい」と話していました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/79121438c5855936a561f7bda13850ce903addbf

 

 

 

 

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201729755分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

291221分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県西宮市の私立保育園で、壊れたまま放置していた重さ約20kgの保育室の扉の下敷きになり、園児がけがをしていたことが分かった。

扉は事故の2日前にも外れたばかりで、連絡を受けた西宮市は、運営する社会福祉法人の理事長らを口頭で指導した。

 

事故があったのは、社会福祉法人「Y」(同県芦屋市)運営の「S保育園」(西宮市北名次町)。

 

同法人によると、6日午前7時50分ごろ、登園してきた男児(2)が保育室に入ろうと扉に触れた際に扉が外れ、下敷きになった。

男児は救急搬送され、顔などに内出血の軽傷を負ったが、頭を打っているため、経過観察が必要という。

 

扉は、木枠にガラスがはめ込まれた引き戸で、以前から立て付けが悪く、昨年12月に外れかけたことがあり、保護者から「開きにくい」と指摘があった。

今月4日にも、園児3人が触った際に外れたという。

 

同法人の崎山専務理事は、「対応が遅くなったため事故につながった。二度と起きないよう、管理を強化する」としており、9日に保護者向けの説明会を開く。

 

男児の母親(33)は、「保護者からは、12月にも扉の修繕を要望していた。私も1月に『子供がけがしますよ』と言っていたのに」と話している。

 

同法人では運営費の不正流用問題が表面化し、昨年11月に当時の理事長らが解任されている。

 

出典

2歳園児、20キロ扉の下敷き…保護者要望も、壊れたまま放置 兵庫・西宮の私立保育園

http://www.sankei.com/west/news/170209/wst1702090021-n1.html 

保育園の扉の下敷き、2歳児けが 壊れたまま放置

http://www.asahi.com/articles/ASK292W3DK29PIHB002.html

 

 

 

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201721日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日正午ごろ、新座市野火止1丁目、新座市役所の新庁舎建設現場で、作業台(高さ約2.5m、幅、奥行き各約1.5m)から鉄骨(長さ約7.3m、重さ約400kg)が落下し、近くにいた横浜市のとび職の男性(46)が下敷きになり、頭を強く打って、間もなく死亡した。

 

警察によると、男性ら作業員8人は、同日午前8時前から、新庁舎の足場を組むため、クレーンで鉄骨を地上の作業台に載せた後、建物につり上げる作業を実施していた。

警察は、作業台に鉄骨を載せた際、クレーンのワイヤが鉄骨に引っ掛かった可能性があるとみて、調べている。

 

市によると、新庁舎は鉄筋地下1階、地上5階建てで、建設費は約45億円。

工期は2016年1月から今年10月までで、現庁舎東側の職員駐車場の敷地に建設している。

1日現在、地下工事が終了し、地上部分の鉄骨の組み立て作業に着手しているという。

 

出典

男性が死亡…落下した鉄骨の下敷きに 新座市役所の新庁舎建設現場

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/02/04.html 

 

 

22日付で朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、鉄骨をクレーンで搬送中、ワイヤーのフックを外そうとしたところ、ワイヤーがひっかかり、落下したらしい。

 

 

 

 

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201612141849分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前8時半ごろ、都城市の建築資材を製造する会社の工場で、直径1.5m、厚さ10cmの鉄でできた円形の資材が倒れ、この会社の社員の男性(41)が下敷きになった。
男性は救急車で病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、およそ2時間後に死亡した。


警察によると、倒れてきた資材は重さがおよそ1.5トンあり、男性は、当時、リモコンを使ってクレーンを操作し、この資材を立てて並べる作業をしていたという。


警察は、工場内で別の作業をしていた同僚に話を聞くなどして、事故の原因を調べている。

 

出典

工場で資材倒れ男性社員死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065265501.html?t=1481754130057

 

 

 

 

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20161116226分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後1時すぎ、川西町の造園会社の敷地内で、ショベルカーを使って運ばれていた木が近くの立ち木に接触して折れ、重さ30kgの枝が下で作業をしていた造園会社の従業員の男性(69)の顔にあたった。
男性は町内の病院に運ばれたが、意識不明の重体になっている。


警察によると、男性にあたった枝は、長さ1m20cm、重さはおよそ30kgあったという。


男性は、当時、ヘルメットをかぶってショベルカーを誘導する作業を行っていたということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。

 

出典

造園作業中に枝当たり男性重体

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024476721.html?t=1479328193302 

 

 

 

(2017年6月25日 修正1 ;追記)

 

2017622177分にNHK山形から、敷地内の簡単な作業だったのでクレーン機能なきショベルカーで木を運んだ、被災者は死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

去年11月、川西町時田の造園会社「T緑地造苑」の敷地内で、ショベルカーで運ばれていた木が近くの立ち木に接触して折れ、重さ30kgの枝が当時69歳の男性従業員の頭にあたり、男性は死亡した。


米沢労基署のその後の調べで、作業に使われていたショベルカーにはクレーンの機能が付いておらず、荷をつり上げることが法律で禁じられていたことが分かった。


このため同署は、必要な安全対策を怠ったとして、ショベルカーを運転していた67歳の社長とこの造園会社を、労安法違反の疑いで22日、書類送検した。


同署に対し、造園会社の社長は、「会社の敷地内での簡単な作業だったので、ショベルカーを使ってしまった」と話しているという。

 

出典

死亡事故で造園会社など書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024499451.html 

 

 

 

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201611101757分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11101931分に朝日放送から、11102039分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前9時半ごろ、大阪・吹田市垂水町のマンションの敷地内で、建物の壁に立てかけられていた鉄パイプ1本が突然倒れ、近くにいた車いすに乗った89歳の母親と、車いすを押していた66歳の娘にあたった。
警察によると、2人はこのマンションに住んでいて、母親が肩に打撲、娘が頭などを打ち出血したが、けがの程度は軽いという。


鉄パイプは長さ4m、直径5cmで、重さが10kgほどあり、隣の建物の塗装工事のための足場に使う予定だったという。 

警察などによると、当時は計4人で、マンションの隣のビルの塗装工事と足場を組む作業をしていた。

警察が、業務上過失傷害の疑いがあるとして、安全管理に問題がなかったか、工事関係者などから話を聴いて調べている。

 

(以下はNHK音声情報)

女性は、車いすに乗って玄関のスロープを後ろ向きに進んでいたところ、隣接する建物に立てかけてあったパイプが倒れてきたという。

 

出典

鉄パイプ倒れ 女性2人軽傷

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161110/4289132.html 

工事用鉄パイプ倒れ 通行人2人けが

http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_004_20161110006.html 

鉄パイプ倒れ車いすの女性ら2人直撃 大阪の工事現場

http://www.asahi.com/articles/ASJCB6DCGJCBPTIL020.html 

 

 

 

 

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201610292036分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後0時半ごろ、堺市中区陶器北の金属スクラップを扱う作業場で、自営業の男性(77)が鉄枠の下敷きになっているのを関係者が見つけ、119番した。

男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 

警察によると、鉄枠は縦約240cm、横約230cm。

作業場のトラックに立てかけていたものが倒れたとみられる。 

いったん離れていた関係者が作業場へ戻ってきたところ、男性が下敷きになっていたという。


警察が、詳しい事故原因を調べる。

 

出典

鉄枠の下敷きに…作業中の77歳男性死亡

http://www.sankei.com/west/news/161029/wst1610290083-n1.html

 

 

 

 

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201610111129分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時15分ごろ、岐阜県白川村加須良の桂橋近くで、トンネル工事の地質調査をしていた富山市の会社員の男性(31)が掘削機の下敷きになった。

頭を強打し、意識不明の重体。

 

警察によると、掘削機は重さ約3トン。

点検中に突然倒れてきたといい、詳しい原因を調べる。

 

出典

3トン掘削機の下敷き、地質調査の会社員重体 岐阜・白川村

http://www.sankei.com/west/news/161011/wst1610110016-n1.html

 

 

 

(2016年11月16日 修正1 ;追記)

 

20161012日付の岐阜新聞紙面に、より詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。

 

男性は作業員2人と、直径約6m、深さ約17mの穴の底で作業していた。

 

掘削機械の点検中に、重さ2.7トンの機械が倒れ、音を聞いた作業員が119番したという。

 

 

 

 

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20168272015分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8271741分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前10時35分ごろ、高知市本町の高知市役所新庁舎建設現場北側に面した歩道で、工事現場との間を仕切る高さ約3mの鉄板が、幅約10mにわたって倒れた。


歩道を自転車で通っていた介護ヘルパーの女性(61)が下敷きになり転倒。

自転車は壊れたが、女性は顔を打撲しただけで軽傷だった。

警察は、業務上過失傷害容疑で詳しい事故原因を調べる。

 

警察によると、鉄板1枚の幅は約50cmで、重さ約10kg。計20枚が倒れた。

建設工事は、大成建設などがジョイントベンチャーで実施。

 

板は、ここ数日の間で土にさしてある支柱が緩んだとみられ、事故当時、支柱部分の補強工事中だった。

補強工事の最中に、風で倒れたという。

 

出典

仕切りの鉄板倒れ女性けが 高知市役所新庁舎建設現場、幅10メートルにわたり

http://www.sankei.com/west/news/160827/wst1608270069-n1.html 

高知・新庁舎建設現場で鉄板倒れる、女性が軽傷

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2854914.html 

 

 

8301846分にNHK高知からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。

 

倒れ込んだ20枚を含むおよそ40枚の鉄板は連結され、支柱と呼ばれる10本の金属製の棒を地面に打ち込んで固定されていたが、当時、すべての支柱が抜かれていたことが、関係者への取材でわかった。


工事の振動などで支柱が緩んでいたため、翌日からの大雨で鉄板が倒れないように、支柱をいったん抜いて地盤を固めたうえで打ち込み直そうとしていたところ、突然、鉄板が倒れ込んだという。


警察は、10本の支柱を一度に抜いた作業の手順などに問題がなかったか、業務上過失傷害の疑いで、工事の関係者から事情を聞くなどして詳しく調べている。

 

出典

支柱すべて外され 鉄板転倒か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015235181.html?t=1472588967418

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○映像によると、仕切り板は平べったい板ではなく矢板のような形で、連結したその板を裏側から足場パイプで支え、そのパイプの端を地中に打ち込んだ支柱に固定しているように見える。

 

○同じような事故は2年前にも起きている。詳細は下記参照。

2014828日掲載

2014821日 東京都中央区のビル解体現場で防音防塵用フェンスの支柱を一気に外して作業中にビル風が吹き、フェンスが倒れて通行人が下敷きになって死亡 (修正2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4219/

 

 

 

 

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2016891629分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

旋盤 設置死亡事故で書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094726891.html?t=1470774801838

 

ことし3月、那須塩原市の高校で、旋盤の設置作業を行っていた男性が旋盤の下敷きになって死亡したのは、男性に、安全に必要な教育をしていなかったからだとして、作業を請け負っていた会社と営業所の所長が、労安法違反の疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、群馬県太田市の、工作機械の運搬や設置などを行っている「荒木工業」と、宇都宮市にある、この会社の営業所の51歳の所長。


大田原労基署によると、この事故は、ことし3月、那須塩原市の那須清峰高校の教室で、荒木工業の従業員2人が、重さおよそ2トンの旋盤を設置する作業を行っていたところ、旋盤が横転し、従業員の1人の宇都宮市の20歳の男性が下敷きになったもので、男性は2日後に死亡した。


この事故で、同署は、「男性は入社して3か月で作業の経験がなく、危険性や手順など、安全のために必要な教育を行わなければならなかったのに行わなかった」として、8日、会社と、営業所の所長を労安法違反の疑いで書類送検した。


NHKの取材に対し、荒木工業は「コメントを差し控える」としている。

 

 

 

 

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2016616日付で朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

富山市城川原3丁目にある鉄骨製造会社・S社の本社工場で、14日午後2時半ごろ、中国人技能実習生の丁さん(19)に、崩れ落ちた鉄骨材がぶつかった。

丁さんは、頭部損傷で死亡した。

 

警察によると、天井から吊り下がったクレーンを丁さんがリモコン操作で移動させていたところ、クレーン直下の床面に積まれていた鉄骨材(縦1m、横1m、長さ3m、重さ2.5トン)が崩れたという。

 

警察は、クレーンの一部が鉄骨材に触れたことで崩れた可能性があるとみて、事故原因を調べている。

 

 

 

 

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2016316日付で朝日新聞東京四域版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後3時半ごろ、豊島区西池袋5丁目のビル7階で、壁に立てかけてあった石膏ボード約30枚が倒れ、電気工事士の男性(72)が下敷きになった。

男性は頭を打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

警察によると、男性は、40代の息子と電気の配線工事中で、壁面の作業のためにボードを動かそうとしていたとみられる。

ボードは、縦180cm、横90cm、厚さ1.5cm。

 

警察は、ボードが倒れた原因を調べている。

 

 

 

 

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20162141126分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2141617分に読売新聞から、2141633分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前9時すぎ、東京・大田区蒲田の14階建てのホテルの建設現場の足場が、強風にあおられて崩れた。


崩れた足場は、上から数えて6階分で、ブルーシートごと風にあおられて、めくれ上がるような形で隣の10階建てマンションの屋上に覆いかぶさったが、足場が路上に落ちることはなかったという。


当時、現場は休みで作業はしておらず、けが人はいないということで、警察は、周囲の道路の通行を規制し、業者を呼んで足場を撤去する作業を進めている。


14日は、各地で春一番が観測された。

午前中の東京は暴風で、激しい春の嵐となった。

 

足場は引っ掛かっているだけのような状態で、時折、強い風が吹くたびに足場がぐらぐらと揺れている。

マンションの住民に話を聞いたところ、14日は風が強すぎて足場を撤去できない状態だということで、現在もこの状態のままになっているという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160214/5882471.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160214-OYT1T50036.html 

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000068317.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像などによれば、14階まで建てられた重量鉄骨骨組み全体が足場とブルーシートでスッポリと囲われていて、その最上部の角から斜め下方向にめくれるような形で垂れ下がっている。

 

 

 

 

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20151217日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は、下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5476/

 

 

(2016年1月29日 修正1 ;追記)

 

20161221131分にYahooニュース(毎日放送)から、事故報告書が提出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR西日本は、近畿運輸局に、事故原因などをまとめた報告書を提出した。
午前10時、JR西日本の山本鉄道本部長が近畿運輸局を訪れ、先月11日に建設中の「摩耶駅」で起きた足場崩落事故についての報告書を手渡した。


この事故では、崩れた足場が線路をふさぎ、約400本の電車が運休、38万人に影響が出た。
このため近畿運輸局は、安全管理に問題があったとして、「警告」を出していた。


報告書では、天候の影響などで工事が計画通り進まず、足場の固定方法を変更したことが事故原因の一つとなっていたとして、今後、再発防止に努めるとしている。

 

出典URL

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160122-00000012-mbsnewsv-soci

 

 

1221313分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR西日本は、22日、原因と再発防止策をまとめた報告書を近畿運輸局に提出した。

 

報告書によると、

▽施工業者が足場の上部を固定する金具を撤去したのに、風の影響を受けやすいシートを撤去しなかった

足場を固定する金具を付け替えた際、強度を保つボルトなどを使わなかった

ことが主な原因。

 

神戸市では、事故当日に最大瞬間風速21.8mを記録したが、足場の強度は16m程度まで低下していたと推定されるという。

 

再発防止策として、

▽足場を解体する際、まずシートを外す

足場の組み立てや解体に伴うリスクを洗い出し、JRと業者が共有する

ことなどを盛り込んだ。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160122/k00/00e/040/154000c

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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