忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(05/17)
(05/16)
(05/16)
(05/16)
(05/15)
(05/15)
(05/14)
(05/14)
(05/13)
(05/13)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
(05/10)
(05/09)
(05/08)
(05/07)
(05/07)
(05/06)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
(05/04)
(05/04)
(05/03)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
2012年12月17日18時26分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後1時半ごろ、市川市稲荷木の東京外環自動車道の建設工事現場で、地上から高さ4mほどの場所で作業をしていたクレーン車が横転した。
クレーン車は車両の部分が足場にひっかかって、長さ4mのアームの先端が地面についた状態で、逆さまになって止まった。
運転していた29歳の作業員の男性が運転席に閉じ込められ、およそ1時間後に救出されたが、左足にけがをして病院で手当を受けている。


警察は、クレーン車が重さおよそ900kgのコンクリート製の配管を吊り上げようとしてバランスを崩し横転したとみて、詳しい状況や安全管理の状況を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/1086649471.html?t=1355778997115
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

PR
2012年12月5日18時1分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後4時すぎ、横浜市中区日ノ出町の再開発事業の工事現場で、建設用の大型機械が鉄製のパイプを運搬中にバランスを崩して倒れ、先端に取り付けていた破砕機が近くで作業をしていたとび職の男性(22)に当たった。
男性は病院に運ばれたが、胸を強く打ちまもなく死亡した。


警察によると、現場では建物の解体作業の足場に使っていた鉄製のパイプを取り外す作業が行われていて、男性はパイプをワイヤーでまとめ、大型機械の先端部分にかける作業をしていたという。

警察は、工事の責任者や現場にいた作業員らから事情を聴くなどして、安全管理に問題がなかったか調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053964491.html?t=1354745731378
 
 
一方、2012年12月5日13時46分にmsn産経ニュース神奈川からは、上記とは若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後4時ごろ、日ノ出町駅前A地区・第一種市街地再開発事業の工事現場で、破砕機のバケットが男性(22)に衝突した。
男性は病院に搬送されたが、胸などを強く打っており間もなく死亡した。


警察によると、男性会社員(29)の操作する破砕機が土の山に乗り上げて後方へ倒れそうになり、バランスを取ろうとアームを下げたところ、アームの先に取り付けられているバケットが回転して近くにいた男性にぶつかったという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121205/kng12120513470000-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
大型機械と破砕機とバケットの関係がよく分からないので、両記事併記で掲載した。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月22日20時3分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午後3時40分ごろ、東京湾の埋め立て地で土木作業中のショベルカーが倒れ、操作していた60代の男性作業員が下敷きとなった。
男性は救助されたが、約1時間後に死亡が確認された。

警察が事故原因を調べている。

警察によると、埋め立て地は江東区青海先にあり、男性らは朝から残土を盛る作業をしていた。
午後3時ごろにいったん作業を終えたが、男性は「やり残したことがある」として1人で作業を再開。ショベルカーで残土の山を上る途中で立ち往生し、戻ろうとして後方に倒れた。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121122/dst12112220040013-n1.htm
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月22日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
名古屋市中区の堀川の護岸工事現場で、10日にクレーン(高さ37m)が中央付近で折れる事故があったことがわかった。けが人はいなかった。
工事は中断し、労基署が原因を調べている。
工事を発注する市緑政土木局から近所に事故の説明はなく、不満があがっている。
 
緑政土木局によると、10日午前11時半すぎ、護岸に打ち込むための鉄製ドリル(長さ約20m、直径約1m)をクレーンで吊り上げていたところ、突然、折れたという。
 
同局は、「再発防止に努め、安全に注意するよう業者に指導した」と話している。
 
近くの女性(54)は、「ドーンという地鳴りのような大きな音に驚き、外に飛び出した。もし民家に倒れていたらと思うと怖い」、別の女性(27)は、「音と砂ぼこりがすごかった、事故の説明がないのはおかしい」と憤った。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2012年11月15日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
日立市多賀町の家電製造会社「Hアプライアンス」多賀事業所で、13日午後6時20分ごろ、同社社員の男性(57)が、横転したフォークリフトの屋根部分と床に首を挟まれた状態で倒れているのを同僚が見つけた。
男性は病院で死亡が確認された。
 
警察によると、男性は一人で冷蔵庫の部品の搬送作業をしていたという。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[4回]

2012年11月14日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午後4時40分ごろ、川越町南福崎の鉄くず回収会社「Mコーポレーション」敷地内で、鉄くずが入った150~200kgの麻袋を運んでいた台湾籍で同社役員の男性(35)のフォークリフトが横転した。男性は車体の下敷きになり、即死した。

警察によると、男性は、麻袋をフォークリフトの先端につり下げ、コンテナに入れる作業中で、バランスを崩したとみられる。

事故当時、男性を含め3人が作業しており、別の作業員が119番通報した。

 
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20121114/jiko02.htm
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月12日19時18分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午後1時10分ごろ、松江市東持田町の東持田川の砂防ダムの工事現場で、のり面の掘削作業をしていたショベルカーがおよそ25m下に転落し、運転していた作業員の男性(63)が投げ出されて倒れているのを現場責任者の男性が見つけて、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、午後2時すぎに死亡が確認された。


警察によると、男性は、午前8時ごろから現場責任者の立ち会いの下、のり面の掘削作業にあたっていて、現場には当初、責任者の男性もいたが、午前10時半ごろからは責任者が松江市内の事務所に移動したため、1人で作業をしていたという。

警察は、この責任者の男性をはじめ工事関係者から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033425161.html?t=1352753651728
 
 
 
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
 
2012年11月13日付の山陰中央新報紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
 


(2013年5月13日 修正2 ;追記)

2013510日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、事業主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

松江労基署は8日、松江市の土木建設業「Y重機」の事業主の男性(42)を労安法違反の容疑で書類送検した。容疑を認めているという。

 

作業場所が狭く路肩が軟弱であったのに誘導員がおらず、事業主の男性が事故防止策をとらなかった疑いがある。





読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月12日20時57分に毎日新聞から、同日20時30分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午前9時10分ごろ、熊本市で九州新幹線の架線にクレーン車のアームが接触して停電した。
一時、全線で運行を見合わせ、約6時間後に復旧したが、上下46本が運休、13本が最大約6時間半遅れ、約9000人に影響した。


JR九州などによると、クレーン車(重量約85トン)は、熊本駅北約2kmの在来線高架化の工事現場で、鋼鉄管(重さ約1トン)を運搬しながら走行中、地下1.5mに埋められた雨水排水用の地下水路の上にさしかかったところで水路が陥没して転倒し、高さ約18mのアームが地上約15mの架線に当たった。
水路の上には鉄板を敷いていたということだが、JR九州では、クレーン車の走行が適切だったかどうかを調べることにしている。

停電直後、熊本−新八代間を走行中の博多発鹿児島中央行き下り「つばめ333号」が緊急停止したが、けが人はなかった。

同日午後3時15分の復旧まで、熊本駅は足止めを食った利用者で混雑した。

国交省九州運輸局は同日、長時間に及ぶダイヤの乱れで「利用者に多大な影響を与え遺憾」として、JR九州に原因究明と再発防止策を求め文書で警告した。
JR九州の社長は「多くのお客様にご不便をかけおわび申し上げます」とのコメントを出した。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121112k0000e040121000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013416701.html
 


(2012年11月30日 修正1 ;追記)

2012年11月27日付で読売新聞九州版から、事故原因に関する下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

九州新幹線で12日、最大約6時間不通になったトラブルは、作業現場の地下に埋設された水路への防護措置が不十分だったことから、地面が陥没してクレーン車が傾いたことが原因とわかった。
JR九州が26日、記者会見で発表した。
最終的に54本が運休するなど人為的なトラブルとしては全線開業以来最大の約1万3000人に影響が出たことも明らかになった。

JR九州によると、地下約1mにコンクリート製の四角いトンネル状の水路(幅約1.6m、高さ約1.3m)が埋まっていた。
クレーン車で作業する際は、水路を覆うように地面に鉄板を並べる必要があったが、同社から発注を受けた業者は、水路の半分程度の幅にしか鉄板を敷いていなかった。

このため、クレーン車(約90トン)が水路上を走行した際、重さに耐えられず地盤が沈下、コンクリートの水路上部が破損してクレーン車が傾いたという。

JR九州は、「業者は水路がコンクリート製なので漫然と大丈夫だと思っていた。しっかりと防護措置を取るべきだった」と説明している。


出典URL
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20121127-OYS1T00402.htm


また、11月27日3時0分に朝日新聞から、同主旨で以下のような記事が、これも図解付きでネット配信されていた。

九州新幹線が12日に停電で6時間止まった原因は、工事現場の地下1.05mの深さに水路があるのを知りながら、対策を怠っていたためだった。
約90トンのクレーンの重さで、水路上部にある厚さ14cmのコンクリートが破損したという。
JR九州が26日発表した。

工事で、鋼鉄製の管をトラックに積み込む作業中に、地中の水路(幅1.56m、高さ1.33m)が陥没。クレーン車はバランスを崩して傾いたことから、アーム部分が近くにあった新幹線の架線に触れ、停電した。

クレーン車の下に鉄板は敷いていたが、走行の目安にするもので、水路の防護対策ではなかったという。

JR九州は再発を防ぐため、クレーン車を使う工事現場60カ所の緊急点検をはじめた。
この停電では、新幹線54本、在来線7本が運休するなどして、約1万3千人に影響が出た。


出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211260065.html



(ブログ者コメント)

複数の報道を読み比べて、初めて、状況が理解できることが結構あるが、今回の一連の報道は、その最たるものの一つだ。
上記、読売と朝日の記事を両方読むことで、ようやく全貌が見えてきた。片方しか読まなければ、消化不良に終わっていただろう。
以下のような報道もあったが、それらは誤報ではないにせよ、「群盲象を評す」の感があり、その記事だけしか読まない人には誤解を与えてしまう。
書くほうも読むほうも、心すべきことだろう。


(2012年11月26日 18時24分 NHK熊本)
コンクリート製の水路が埋設されているのに工事の請負業者が地上に鉄板を敷くなどの防護をしなかったため、クレーンの重みで水路が壊れ、地盤が陥没したのが事故の原因だった。

(2012年11月27日 00:05 西日本新聞)
通常、工事の際には埋設物保護用の鉄板を地上に敷き詰めるが、実施していなかった。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月7日19時24分にNHK岐阜から、11月8日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後0時半ごろ、養老町直江にある米の販売会社、O米穀で、運送会社社員の男性(43)が、倒れてきたフォークリフトの下敷きになったと消防に通報があった。
男性は、胸などを強く打って病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。


警察によると、男性は、近くの農協から重さ1トンの米袋を運んでこの会社の従業員と一緒にフォークリフトを使って倉庫に移動させていたが、米袋が建物の壁に引っかかったため男性が手伝って直そうとした時、フォークリフトがバランスを崩し横転したという。
フォークリフトを運転していた従業員に、けがはなかった。


警察で事故の詳しい原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083323111.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年10月10日21時10分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午後4時前、仙北市田沢湖玉川の八幡平アスピーテラインの工事現場で、道路工事中のクレーン車がバランスを崩し、脇の斜面に横転した。
この事故で、クレーン車を運転していた会社員の男性(53)が運転席から飛び降りたところクレーン車の下敷きとなり、胸を強く打つなどしておよそ2時間後に死亡が確認された。


警察によると、事故当時、男性は作業を終えてクレーン車を撤収しようとしていたということで、事故の詳しい状況を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015651891.html?t=1349911123741
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年10月8日19時9分にNHK熊本から、10月9日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8日午前9時すぎ、八代市東陽町南の砂防ダムの工事現場で作業中のショベルカーが崖から転落し、乗っていた作業員の男性がショベルカーの下敷きになった。
かけつけた消防などが男性を救出し、病院に搬送したが、男性はおよそ2時間半後に死亡した。死亡したのは、建設会社の作業員の男性(30)。


警察によると、男性は今朝からほかの作業員数人といっしょに現場付近で工事を行っていたという。伐採した木を運ぶ作業中だったという。

ショベルカーが転落した崖は高さが20mほどあり、警察では運転操作を誤って崖から転落したのではないかとみて、ほかの作業員から話を聞くなどして安全管理に問題がなかったかどうかなど、事故の状況を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005587101.html
 
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年10月5日付で埼玉新聞から、10月4日21時36分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
 
4日午前10時半ごろ、川越市月吉町の県道で、トラックの荷台に積もうとしていた大型油圧ショベルが道路左側の土手に転落、運転していた会社員の男性(67)が投げ出されて油圧ショベルと土手下の鉄製フェンスに挟まれ、全身を強く打って死亡した。

警察によると、男性は荷台に油圧ショベルを積んでトラックを運転していたが、事故現場近くのT字路交差点を右折した際、油圧ショベルが荷台から路上に滑り落ちた。
男性はトラックを路肩に止めて油圧ショベルを運転し、いったんは荷台にあげたが、アームを回転させたところバランスを崩して、道路脇の土手に転落した。


男性は1人でトラックを運転し、川越市内の作業現場に向かう途中だったという。警察で詳しい事故原因を調べている。


出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news10/05/10.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121004/stm12100421370003-n1.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年9月24日21時32分に毎日新聞から、同日13時3分に朝日新聞から、それぞれ写真付きで、また9月25日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
24日午前9時40分ごろ、北海道新十津川町トップの「徳富(とっぷ)ダム」の建設現場で、作業中の大型クレーン車(25トン)が高さ約78m、幅約5mのダム最上部で横転した。
車体の大半はダムの最上部にあるガードレール部分を乗り越えたが、アウトリガーの脚部4本のうち1本とタイヤが手すりに引っかかり、宙吊り状態になった。


操縦士が閉じ込められたが、警察や地元消防がワイヤでクレーン車を固定するなどし、別のクレーン車で消防隊員3人が乗り込んだバケットを吊り下ろし、隊員が操縦席の窓の中に体を入れ、男性をつかんでバケットに収容、約3時間後に救助した。
警察によると、操縦士(55)は、首や背中の痛みを訴え、病院に運ばれたが、意識ははっきりしており、命に別条はないという。


隊員の一人は、男性をバケットに乗り移らせる間も、車体の微妙なバランスが崩れるのではないかとハラハラの連続だったと話した。

横転したのはダムの堤頂(長さ309m、幅5m)の端の部分で、作業用階段に取り付ける手すりの資材を下ろす作業の準備中だった。
脚部を伸ばして車体を固定し、資材を吊るさずにアームの長さなどを調節していた。


アームを伸ばした際にバランスが崩れて横倒しになった可能性があり、警察は、クレーンを操作する際に異常を知らせる警報装置や、脚部の固定状態などについて事情を聴いている。

徳富ダムは徳富川にかかる多目的ダムで、2013年度に完成予定。ダムの高さは78mで、貯水容量は3600万m3。

 
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120925k0000m040070000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201209240143.html
 


(2012年11月21日 修正1 ;追記)

2012年11月13日17時34分にNHK札幌から、人為的なミスが重なって横転したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因を調査してきた北海道開発局は、クレーン車のアームの部分を基準を超えて傾けて作業していたうえに、安全装置が切られるなど、人為的なミスが重なり、横転したとする調査結果をまとめ、13日、公表した。

公表された調査結果によると、クレーン車が、本来、届かないはずの25mほど離れた場所に荷物を運ぼうとして、アームの部分を基準を超えて傾けていたうえに、安全装置のスイッチが切られ、作動しない状態になっているなど、人為的なミスが重なってバランスを崩し、横転したという。

ただ、調査では、なぜ安全装置のスイッチが切られた状態だったのかは判明しなかったという。
北海道開発局では、今後、安全装置が作動しているかや適切な範囲での作業かどうか、現場で複数の担当者が確認するといった対策をまとめ、再発防止に取り組むことにしている。

この事故で警察は、これまでに現場でクレーン車の状態を確認するとともに、クレーン車の運転をしていた男性作業員や現場の責任者などから任意で事情を聴いている。
警察の事情聴取に対し、作業員は、「事故のショックで記憶がはっきりしない」などと話しているということで、警察は安全装置のスイッチが切られていたいきさつについて調べている。
また、労基署も、この作業員や工事の関係者から事情を聴いて、安全対策に問題がなかったかどうか調べている。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121113/3452481_20121113173413_e382afe383ace383bce383b3e8bb8ae6a8aae8bba2e2809ce4babae782bae79a84e3839fe382b9e2809d.html




(2013年3月21日 修正2 ;追記) 

2013320日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、また同日1242分にNHK札幌から、転倒を防ぐ安全装置を解除したまま操縦していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

労基署は安全管理に問題がなかったか調べたところ、同社などは転倒防止のための作業方法を定めていなかったことに加え、操縦していた男性は転倒防止の安全装置のスイッチを切ったまま操縦をしていたことがわかったという。
このため、クレーンの作業を担当した「Tクレーン興業」と操縦していた男性を、労安法違反の疑いで書類送検した。


安全装置は、クレーンの動きや重心を感知して、危険が近づくと自動停止する仕組みで、解除していなければ転倒を防げた可能性が高かったという。


また同署は、元請けのS建設と現場所長の男性(35)も、関係者同士の連絡調整をしなかったとして、労安法違反の容疑で書類送検した。


出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130320/8e0b793485a56d76297f2bb7f417c5a6.html

 





読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2012年9月15日19時6分にNHK仙台から、同日12時40分にInfoseekニュース(朝日新聞デジタル)から、また9月16日付の朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午前10時半ごろ、多賀城市で工事作業中にクレーン車が横転し、アームの部分が三陸自動車道の高架に衝突した。
警察によると、アームは途中で折れて道路の上下線をふさいだということだが、巻き込まれた車やけが人はいなかったという。


現場は三陸自動車道の利府ジャンクションと仙台港北インターチェンジの間の下り線で、事故の影響で三陸自動車道と仙台北部道路の一部の区間がおよそ2時間にわたって通行止めになった。

クレーン車は、三陸自動車道の車線を拡げるための杭打ち作業の準備をするために移動していたという。
警察では、クレーン車を安定させようとした際、地面が柔らかかったため、バランスを崩して横転したことが事故の原因とみて調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005045021.html?t=1347751029266
http://news.infoseek.co.jp/article/asahi_TKY201209150150
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2012年8月31日付で毎日新聞九州版と読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、現場写真付きの記事が8月30日21時20分に朝日新聞から、ネット配信されていた。
 
30日午後3時55分ごろ、北九州市の八幡東区役所で、鉄骨をつり上げていた大型クレーン車(65トン)が前のめりに倒れ、クレーンのアーム(長さ44.5m)部分がマンションの電源設備用倉庫を直撃した。
倉庫のコンクリート片が飛び散り、付近に駐車していた乗用車3台が損傷した。けが人はなかった。


警察は、車体の固定や作業手順、手法に問題がなかったか、クレーンを運転していた市内のクレーン車リース会社の男性作業員(61)ら関係者から事情を聴いている。

警察などによると、クレーン車は、区役所別館の耐震補強と外壁改修工事をしていた。
区役所北側の資材置き場から鉄骨(長さ約6m、重さ約1.7トン)をつり、アームを伸ばしながら約30m離れた工事現場まで移動させようとしていたところ、アームの伸ばし過ぎを知らせるブザーが鳴り、直後に前のめりに倒れたという。

クレーン車は総重量約40トン。最大65トンをつり上げる能力がある。
アームは10mから44.5mまで伸びるが、角度とつり上げる物の重さにより、一定の長さになるとブザーが鳴るという。
事故時は最長の44.5mまで伸ばしていた。


倒れたクレーン車のアーム先端とマンションは、約6mしか離れていなかった。
現場にはコンクリート片や車のガラス片などが散乱。電線数本も切断されたが、停電などの被害はなかった。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20120831sog00m040004000c.html
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120831-OYS1T00300.htm
http://www.asahi.com/national/update/0830/SEB201208300007.html
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月10日17時23分にNHK横浜から、また8月11日付で神奈川新聞から現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午前10時すぎ、相模原市緑区の圏央道のトンネル付近の工事現場で、「作業員の男性が横転したショベルカーにはさまれている」と消防に通報があった。
男性はまもなく消防に救助され、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。


警察によると、死亡したのは建設会社の社員の男性(56)で、10日は橋の土台を設置するために深さおよそ10mの穴の中で、小型ショベルカーに乗って砂利をならす作業をしていたところ、ショベルカーが横転し、運転席のひさしの部分の下敷きになったという。

ショベルカーが高さ約1mの盛り土の上から下りようとした際にバランスを崩して横転するのを同僚が目撃しているということで、警察は当時の状況などをさらに詳しく調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1006633601.html
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1208110005/
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月6日23時6分に中日新聞から現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
6日午後3時35分ごろ、愛知県春日井市内2カ所の鉄筋加工事業所の敷地で2台の大型クレーンが相次いで倒れ、民家や車を損傷した。
市内では当時、瞬間風速35mの強風が観測されており、警察は強風にあおられたとみている。いずれもけが人はなかった。

 
春日井市牛山町の事業所では、車輪で動く形式の鋼材運搬用クレーン(高さ8m、幅10m)が電線を巻き込んで西側に倒れ、事業所の関係者が入り口付近に停めていた乗用車2台を押しつぶした。
男性従業員は「事務所の窓を閉めていたら、突然クレーンが動きだすのが見えた。加速がついて、留め具にぶつかってバタンと倒れた。一瞬の出来事で防ぎようがなかった」と振り返った。
 
東に約3km離れた春日井市桃山町の事業所では、同じ形式のクレーン(高さ8m、幅15m)が東隣の民家2軒に寄り掛かるように倒れ、屋根や壁の一部を壊した。
直撃した民家に住む女性(61)は「ドーンと地響きがしたので慌てて外に出たら、瓦が飛び散っていた。隣にクレーンがあるのでずっと不安だったが、来るべき時が来た」と興奮気味に話した。
 
春日井市によると、午後3時37分に市役所で最大瞬間風速35mを観測した。
当時、市役所付近にいた福祉施設職員の女性(40)は「上空の雲が何層にも重なって見えた。すごい速さでぐるぐる回っている雲もあり、ただごとではないと感じた」と話した。

 
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012080690230618.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月5日8時11分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後3時半ごろ、新十津川町にある廃棄物処理業者「S興産」の廃棄物置き場で、およそ6mの高さに積まれた木製チップの上で作業をしていたパワーショベルが地面に転落した。

この事故で、逆さまに落ちたパワーショベルの運転席が大きく壊れ、乗っていた運転手の男性(40)が首などを挟まれて死亡した。
警察によると、男性は当時、1人でチップを平らにならす作業をしていて、現場ではチップの山の端の一部が崩れていたという。


警察では、パワーショベルが作業中にバランスを崩して転落したとみて、関係者から事情を聞くなどして事故の原因を調べている。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20120805/4080271_20120805081142_e38391e383afe383bce382b7e383a7e38399e383abe8bba2e890bd20e794b7e680a7e6adbbe4baa1.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2012年7月25日19時58分にNHK前橋から、また26日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午後2時45分ごろ、下仁田町上小坂の採石場でショベルカーが壊れて近くに男性が倒れているのを採石場の関係者が見つけ、警察に通報した。
警察によると、ショベルカーは大破していて、近くに倒れていた会社員の男性(71)が死亡しているのが、その場で確認された。


男性はショベルカーで、高さ150mほどある山の斜面を削る作業をしていて、10分ほど前に採石場の作業員が「ドン」という大きな音を聞いていたという。
警察は、ショベルカーが斜面から転落したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。

 
採石場には他に一人いたが、崖下にはいなかった。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063849371.html?t=1343248664695
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2012年7月20日18時51分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
20日午後2時15分頃、日高村の工事現場で自営業の男性(50)がショベルカーを運転してトラックの荷台に乗せようとしたところ操縦を誤り、ショベルカーはバランスを崩してトラックの荷台から落ちた。
この事故で男性は運転席から投げ出され、落ちてきたショベルカーの下敷きになって病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。


警察によると、男性は浄化槽を埋める工事に携わったあと、ショベルカーを操縦してトラックの荷台に片づけようとしていたという。
ショベルカーはリースされたものだということで、警察は一緒に作業をしていた人などから話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013735921.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]