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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20201091513分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

おととしから3年続けて高校生が溺れて死亡する事故が起きている千葉市美浜区の海岸で、水難学会の専門家による現地調査が行われ、急激に深くなっている場所や複雑な水の流れがあることが確認されました。

千葉市美浜区にあるZOZOマリンスタジアム近くの海岸では、ことし8月、立ち入り禁止になっている堤防から海に飛び込んだ男子高校生2人が溺れて死亡するなど、おととしから3年続けて高校生が死亡する水難事故が起きています。


9日、水難学会の専門家や依頼を受けた消防のダイバーなどおよそ30人が現地調査に訪れ、現場で黙とうをささげたあと、堤防に沿って水深を測ったり黄緑色の粉を海に流して流れを調べたりしました。


その結果、堤防の中心部付近では深さが3メートルほどまで急激に深くなる場所があることや、沖にむけた流れと堤防にぶつかって反射する流れが入り組んでいることがわかったということです。


調査を行った水難学会の斎藤秀俊会長は、「一見、浅瀬が続いているように見えるが急激に深くなっている部分があり、予想以上の深さに焦って溺れてしまった可能性もある」と話していました。


また長岡技術科学大学大学院の犬飼直之准教授は、「複雑な流れが発生していて、溺れた際に顔を出して呼吸することが難しかったおそれがある」と話していました。

 



 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20201009/1080012472.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇今年の事故は下記報道記事参照。

 

20208172143分 千葉日報 ;堤防全景の写真付き)

 

17日午後3時20分ごろ、千葉市美浜区美浜1のZOZOマリンスタジアム付近の遊泳禁止区域で「男性2人が溺れている」と、目撃した女性から110番通報があった。

 

いずれも男子高校生で、船橋市の男子生徒はすぐに引き揚げられたが、意識不明の重体。

行方不明となっていた市川市の男子生徒は、午後7時ごろに海中で心肺停止の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

千葉西署などによると、同じ高校に通う男子生徒3人で現場を訪れ、沖に延びる堤防から2人が海に飛び込んだ。

2人は流され、浦安市の男子生徒が海に入り、船橋市の生徒を救出したという。

 

同署は浦安市の生徒から、詳しい事情を聴いている。

3人は当時、水着姿だった。

警察と消防、海保が捜索活動に当たっていた。

 

現場は同スタジアムの裏側にあり、遊泳が禁止されている。

付近では昨年と2018年の夏にも、海に入った男子高校生が溺死する水難事故が起きている。

 

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/715142

 

 

〇一昨年の事故は下記報道記事参照。

 

2018731211分 産経新聞)

 

31日午後4時45分ごろ、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム裏の堤防付近の遊泳禁止エリアの海で17歳とみられる少年が流されているのが発見され、約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。

死因は溺死とみられる。

 

千葉西署によると、付近にいた外国人観光客らが少年を岸近くまで引き上げたが、すでに意識不明の状態だった。

 

少年は男女4人で午後2時ごろに現場付近にやってきて、海水パンツを着用して堤防から海に飛び込んで遊んでいたという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/180731/afr1807310031-n1.html

 

 

〇昨年の事故の報道記事は見つからなかった。

 

 

 

 

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202010111933分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

八ッ場ダム(群馬県長野原町)の「八ッ場あがつま湖」周辺で運行している水陸両用バスが9日昼前、湖に水しぶきを上げて入る際、フロントガラス(縦1メートル、横2・5メートル)にひびが入った。

 

乗客21人と運転手、ガイドにけがはなかった。

 

町の委託を受ける日本水陸両用車協会は1日5回の運行を当面休み、予備の水陸両用バスによる再開を検討している。

 

同協会によると、陸を走行中にガラスに飛び石が当たって目視で分からない程度に破損し、入水時の水圧でひびが広がったという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201011-OYT1T50143/

 

 

八ッ場あしたの会のHPには、フロントガラスが割れたなどと記された1010日付の上毛新聞記事が転載されていた。

 

9日午前11時ごろ、八ッ場ダム(長野原町)のダム湖「八ッ場あがつま湖」の湖上や周辺で運行している水陸両用バス「八ッ場にゃがてん号」が、川原湯地区で勢いよく水しぶきを上げて入水する「スプラッシュ」をしたところ、フロントガラスが割れた。

 

乗客21人と運転手、ガイドにけがはなかった。

 

運行の安全確保のため同日午後から臨時運休し、当面は運休するという。

 

運行を担う日本水陸両用車協会(東京都)によると、陸を走行中に運転席前のガラスに飛び石が当たり、目視では気付かない程度の破損があったとみられ、通常通りスプラッシュした時に水圧でガラスが割れたという。

 

80分の予定だった乗車時間を50分に短縮し、乗客に一部料金を払い戻した。

 

フロントガラスは縦1㍍、横2.5㍍ほどで、特注のため現時点で納品のめどが立っていない。

 

予備車両として別の水陸両用バスの運行を考えているという。

 

同協会は「ご迷惑を掛けて申し訳ない。できるだけ早期に再開できるように努める」としている。

 

https://yamba-net.org/53118/ 

 

 

 

 

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20201010110分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小諸市にある自動車部品を製造する会社で、粒状にして保管していた廃棄物が大量に落下し、社員の男性が埋もれて死亡しました。

死亡したのは、小諸市耳取にある自動車部品製造会社「A技研工業」の社員で佐久市瀬戸に住む櫻井さん(53)です。


警察によりますと、櫻井さんは、9日午前9時前、自動車の部品をつくる際に出る廃棄物を粒状にする機械が置いてある部屋で清掃作業をしていたところ、保管していた廃棄物が大量に落ちてきて埋もれました。


櫻井さんは病院に運ばれましたが死亡したということで、警察が、事故の詳しい原因を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201010/1010015477.html 

 

 

(2021年7月23日 修正1 ;追記)

20217191938分にYAHOOニュース(信越放送)からは、集塵機ホッパー?の内側についていた砂を清掃中、崩れてきた砂に埋もれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

小諸市の会社で去年10月、清掃業務をしていた男性が死亡する事故があり、危険防止の措置をとらず作業をさせた疑いで、43歳の男が書類送検されました。

この事故は去年10月、小諸市のA技研工業で、櫻井さん53歳が、細かい粉塵を集める「ホッパー」と呼ばれる機械の内側についた砂を清掃中に崩れてきた砂に埋もれ死亡したものです。小諸労働基準監督署は、危険防止の措置をとらずに作業させたとして、43歳の男を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c86380f168099b25c7558f345a8cb6320d9cdf88

 

  

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2020108211分にYAHOOニュース(FORZA STYLE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

  

空気が乾燥する季節に、カーライフで気を付けなければならないのが、「静電気」です。

 

クルマのドアハンドルで「バチッ!」となるのは何とも嫌なものですが、最も注意していただきたいのは「給油時」です。

 

セルフのガソリンスタンドで必ず聞く、「静電気除去パッドに触れてから……」というアナウンスは、日常になりすぎて、「面倒だから端折っている……」という方も、多いのではないでしょうか。

 

静電気で引火することを知ってはいても、普段の生活ではなかなか意識できなかったりもします。

 

静電気やガソリンの危険度、そして実際の事故事例をご紹介し、「あのアナウンスの大切さ」を再認識するきっかけとしていただきたいと思います。

 

 

【ガソリンスタンドでの静電気火災の事例】

 

日本で実際に起こった、静電気が原因と思われるガソリンスタンドでの火災の事例をご紹介します。

 

・給油をするために給油操作をしたが、(ガソリンがでてくる)振動がなかったので、従業員を呼ぶために56メートル周囲を歩き、再び給油ノズルに触れようとしたところ、スパークが発生して引火。

 

・給油が終わり、おつりを受け取りに行っている間に、同乗者が燃料キャップを閉めようとして出火。

 

・バイクのドライバーが手袋をしたまま静電気除去シートに触れていたため、静電気を十分に除去できずに炎があがった。

 

このような場面、あなたにも起こりうると思いませんか?

静電気がどのくらいの電圧か、知っていますか?

 

クルマや玄関のドア、コンビニのスチールの棚などに触れ、「ビリッ」と痛みを感じる程度の電気的なショックが生じるとき、触れる前の人体には、おおよそ3000ボルト以上の電圧が帯電している、といわれています。

 

この3000ボルト、という電圧は、蛍光灯のはしを持ち、反対側を別の人にもってもらうと蛍光灯が光るほどの大きさです。

 

ちなみに、AED(自動体外式除細動器)の電気ショックでは、電圧が12002000ボルトなので、それよりも、ずっと大きな値が発生していることになります。

 

それだけ、静電気は、大きな電圧をもっているのです。

 

ガソリンは気体になりやすく、引火しやすいことは忘れてはなりません。

 

給油口のキャップを開けた時や、給油の真っ最中に、ガソリンの何とも言えない臭いがしてきます。

あれこそが、気体となったガソリンです。

 

つまり、目には見えなくても、ガソリンは、あなたの体のすぐそばまで来ているのです。

 

加えて、ガソリンの引火点はなんと、-40℃以下。

つまり、真冬のどんなに寒い日でも、静電気やたばこなど、小さな火種さえあれば、すぐに引火します。

 

気体となったガソリンが漂っているところへ、静電気が起きたら…。

どうなるかは、わかりますよね。

 

 

【ガソリンスタンド店員が「静電気除去」をしない理由は?

 

では、なぜガソリンスタンドの店員の方は、静電気除去シートに触れなくてもいいのでしょうか。

 

その答えは「ユニフォーム」にあります。

フルサービスのガソリンスタンドにいる店員の方のユニフォームは「静電気帯電防止作業服(JIS規格の名称)」の基準を満たしており、静電気が帯電しづらくなっています。

 

また、常に地面に足をつけていたり、金属の車体に触れていたりする、ということも、店員の方が帯電しづらい理由です。

 

一方でドライバーの方は、クルマから降りる際に、シートと衣類が擦れることで帯電しやすい状況にあり、ノズルを触るまで、放電の機会がないことも。

 

そのため、必ず静電気除去パッドをタッチすることが必要となるのです。

 

重ね着も帯電しやすい理由のひとつです。

 

綿や絹、麻といった自然素材は帯電しにくいため、こすれあっても静電気は発生しづらいのですが、冬は、石油を原料とするアクリルやナイロンなどの合成繊維の素材のものを着る機会も多く、さらに重ね着もするため、少し動くだけでも服がこすれて、徐々に静電気をためてしまいます。

 

帯電しやすい体質の方は、給油のためにクルマから降りる際、シートから体をはなす前に,車の金属部分に触れながら降りると、静電気がドアに流れていくため、安全に給油することができます。

 

給油以外のときも、車のドアノブに触るのが怖いときは、一度地面に両手をついてから、ドアノブに触れるといいです。

それによって、放電することができます。

 

現在は、給油ノズルに静電気を逃がす仕組みが施されるなど、対策が進んでおり、セルフスタンドにおける静電気火災は減少しています。

 

しかし、ガソリンが危険物であることに変わりはありません。

 

給油前、静電気除去シートには、必ず触れましょう。

日本では、死亡事故など、重大な事故は起こっていないようですが、静電気除去シートに触れなければ給油できない仕組みづくりも、必要なのかも知れません。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/85be593a95d2ef8843c3ae677a31c685b7c43c14

 

 

 

 

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20201081112分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

綾町の農産物などの直売所で先月、毒性のある「クワズイモ」が食用の芋がらと誤って販売され、男女8人がのどの痛みなどを訴えていたことが分かりました。


販売された一部は、まだ購入した人がわかっていないということで、県は心当たりがある人は直売所などに届け出てほしいと呼びかけています。

県によりますと、綾町の直売所「Aほんものセンター」で、先月26日と27日に毒性のあるサトイモ科の植物「クワズイモ」が、食用の「芋がら」と誤って販売されました。

購入して食べた宮崎市と西都市の40代から80代の男女8人が、のどの痛みや口のしびれなどの症状を訴えたということです。

このうち、2人は病院で診察を受けましたが、入院はしていないということです。

「クワズイモ」はシュウ酸カルシウムを含んでいるため、おう吐や下痢などを引き起こしますが、葉や茎がサトイモとよく似ていて、誤って採取されることがあります。

今回、誤って販売された「クワズイモ」は11袋で、6袋についてはまだ購入した人がわかっていないということです。

県では、心当たりがある人は県や購入した直売所などに届け出てほしいと呼びかけています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201008/5060007601.html

 

 

1081029分に毎日新聞からは、中毒症状が出たのは5家族で1袋づつ購入していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

宮崎県は7日、綾町南俣の直売所「Aほんものセンター」で、サトイモの「芋がら」と誤認して販売された有毒観葉植物・クワズイモを食べた5家族の男女8人(47~84歳)が喉の痛みや口内のしびれなど食中毒症状を呈したと発表した。

全員快方に向かっているという。

 

出荷者は町内の「手作り工房K」で、9月26、27日に計11袋を販売。

 

5家族は1袋ずつ購入し、みそ汁や煮物にして食べたという。

 

残り6袋の販売先が不明で、県は「心当たりのある人は保健所に連絡を」と呼びかけている。

 

https://mainichi.jp/articles/20201008/k00/00m/040/042000c

 

 

 

 

 

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2020109138分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、炎上するマンションの写真付きでネット配信されていた。

 

韓国南東部・蔚山(ウルサン)の33階建ての高層ビルで8日午後11時すぎ、火災が発生した。

 

韓国メディアによると、火は外壁を伝って瞬時に燃え広がり、ビルのマンション部分や近隣の住民ら数百人が避難した。

 

煙を吸った約90人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷。

消防の捜索で、死者は確認されていない。

 

火は商業施設も入る複合ビル全体を包むように燃え広がった。

はしご車も出動したが、高さが届かず消火は難航した。

数十人が屋上に避難し、救出された。

強風にあおられ、隣接する商業施設の屋上部分に延焼した。

ビルの火災は約2時間後におおむね鎮火した。

 

聯合ニュースによると、14階にいた50代の住民は「窓ガラスが(火災で)バリバリと割れる音がし、リビングと寝室に火が燃え広がった」と説明。

消火器を使いながら避難した。

はだしで逃げ出した住民もいた。

 

瞬時に火災の規模が拡大したのは、外壁の断熱材パネルに用いられていた可燃性の接着剤が原因とみられている。

 

火災で有毒ガスも発生した。

 

12階にあったエアコンの室外機が火元とみられており、消防や警察が調べている。

 

ビルは2009年に完工し、約130世帯が入居していた。

 

蔚山は韓国南東部にある人口約115万人の主要都市。

南部・釜山を経由して観光に訪れる日本人も多い。

 

(共同)

 

https://mainichi.jp/articles/20201009/k00/00m/030/095000c

 

 

1091615分に聯合ニュースからは、外壁のパネルは樹脂製の防振材を化学品で着色したアルミ板で挟んだものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

韓国南東部・蔚山の複合高層ビルで8日深夜に発生した大規模な火災は、発生から15時間半以上たった9日午後に完全な鎮火が確認された。

 

煙を吸い込むなどして住民ら93人が病院に搬送され、うち3人が重傷を負ったものの、死者はなかった。

 

現場はマンション(127世帯)と商業施設が入るビルで、地下2階、地上33階建て。約380人が暮らしていた。

 

蔚山では8日午前7時から強風注意報が発令されており、火は強風にあおられて、建物全体に広がった。

 

火災発生後、近隣の住民を含め数百人が避難するなど現場は混乱を極めた。

15階、28階、屋上に設置された避難場所に逃げ込んだ住民77人は無事救助された。

消防隊員930人を含む約1000人が消火にあたり、この日朝にはヘリコプターも投じられた。

 

消防当局によると、建物の外壁には防振材などをアルミニウム板で挟んだパネルが使われていたという。

 

防振材に使われる樹脂が可燃性であることに加え、アルミニウム板を化学製品で着色していたため、一気に燃え広がった可能性がある。

 

蔚山地方警察庁は約40人で構成された捜査チームを設置し、火災の原因などを調べる方針だ。

 

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201009001700882?section=society-culture/index 

 

  

1091030分にニューズウイーク日本版からは、外壁パネル内で炎が飛び火しているため鎮火まで時間がかかっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災は8日午後117分に12階バルコニーで発生し、通報を受けた消防当局が午後1120分、現場に到着して鎮火に乗り出したが、火の手が瞬間秒速15mの強い風に乗って外壁に沿って延焼、一瞬に33階まで広がったという。

 

大きな炎は約2時間ほどで消し止められたが、その後もマンション外壁パネル内で炎が飛び火し、完全鎮火するまで時間がかかっているという。

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/3388.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高層ビルが瞬時に燃え上がった事例としては、2017年ロンドン事例が記憶に新しい。

あの事例も、美観重視で外壁に樹脂などが使われていた。

 

詳細は下記記事参照。

『[番外] 2017614日 英国ロンドンの24階建て公営住宅で火災が発生し15分程度で建物炎上、低コストで見栄えを良くしようと外壁に燃えやすい材料を使っていた』

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7259/

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7258/

 

 

 

 

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2020109115分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後5時45分ごろ、埼玉県寄居町三ケ山の産業廃棄物処理会社「Eスペース」の焼却施設から「貯留槽を清掃していた男性が倒れている」と119番があった。

 

委託業者の社員、小川さん(61)=同県深谷市本田=が貯留槽内から救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

寄居署は、有毒ガスが発生した可能性があるとみて、作業の安全性に問題がなかったか調べる。

 

署によると、貯留槽は高さ約1・5メートル、直径約1メートルの円柱形で、産廃から出た汚水が入っていた。

 

小川さんを救助しようと貯留槽をのぞき込んだ40代の男性作業員も意識を失い搬送されたが、命に別条はないという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201009/afr2010090006-n1.html

 

 

1091022分に読売新聞からは、周囲には同僚が2人いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後5時45分頃、埼玉県寄居町三ヶ山の廃棄物処理施設「Eスペース」で、貯留槽の中を清掃していた同県深谷市本田、廃棄物処理会社員小川さん(61)があおむけに倒れているのを同僚が見つけ、119番した。

小川さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

 

寄居署の発表によると、貯留槽は高さ、直径とも約1・5メートルの円柱形で、廃棄物から出る汚水をためていた。

 

周囲に同僚が2人いて、小川さんは槽内で1人で清掃作業をしていたという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201009-OYT1T50117/

 

 

 

 

 

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2020109530分にYAHOOニュース(スポニチアネックス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司(41)が、群馬県で行われたフジテレビのバラエティー「でんじろうのTHE実験」のロケで、背骨を折るなど全治23カ月の重傷を負ったことが8日、分かった。  

 

関係者によると、事故は8日午後2時ごろ発生。

「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮くことはできるか?」という実験を行った際、斎藤が地上1メートル30ほどの高さまで浮き上がった。

その後、右手から落下し、さらに左腰を強く打った。

 

県内の病院に搬送され、エックス線などの検査を受けた結果、「第11胸椎の圧迫骨折」と「右手首捻挫」と診断された。  

 

番組の制作関係者は、「番組側は、スタッフによる事前検証では30センチも浮かなかったとタレント側に説明したようだ」とした。  

 

斎藤は検査後、帰京。

腰の痛みはあるものの、通常会話ができることから、9日以降も仕事を予定通り行うことを希望しているという。

 

「担当の医師からは、痛みは1カ月ほど続くが、日常生活に支障はないと説明を受けたと聞いています」(同関係者)という。

 

所属の吉本興業は事実関係について「その通りです」とした上で、「予定通り仕事を続けるか、治療に専念するかは検討しているところです」と話した。

 

フジテレビは本紙の取材に「現在、事実関係を確認中です」と回答した。  

 

 

▽第11胸椎骨折 

 

背骨は上から頸椎(けいつい)7個、胸椎12個、腰椎5個の計24個の骨が連なっている。

圧迫骨折する場所で多いのは第11胸椎から第2腰椎まで。

一般的治療はコルセットなどを装着して安静にする。  

 

 

【最近のテレビ番組撮影中の事故】  

 

179月 俳優の滝川英治がBSスカパー!ドラマの撮影中、自転車に乗ったシーンで転倒。脊髄損傷。  

 

195月 お笑いコンビ「ANZEN漫才」みやぞんが日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の火の輪くぐりで左足首をひねる事故。左足首の距骨(きょこつ)が約7ミリ欠ける。  

 

▽同9月  お笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちがTBS「笑いが無理なら体張れ」で腕をひねり右肩甲骨関節窩(か)骨折。  

 

▽同116日 俳優の佐野史郎が日本テレビ「ガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル」でペットボトルが破裂する力で空中に浮く企画で第3腰椎骨折。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fefa9e5012b752af91fbb905352b5d945daeff7c

 

 

101086分にYAHOOニュース(スポーツ報知)からは、保護具は着用していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関係者によるとヘルメット、肘当て、膝当てを装備し、下にはマットも敷いていた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f1caa547f0115eb01d1ee6c0eef127fc2f95eac9 

 

 

1091342分に朝日新聞からは、でんじろう先生が監修した実験ではなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

フジテレビは9日夕、番組ホームページ上で「制作スタッフがシミュレーションを重ねるなど、さまざまな安全対策を講じてはおりましたが、結果として安全対策が行き届いておらず、斎藤さんが負傷された事態を重く受け止めております」、「今回の実験はでんじろう先生の監修のもとに行ったものではございませんでした」とのコメントを出した。

 

https://www.asahi.com/articles/ASNB94GDFNB9UCVL015.html

 

 

109211分にYAHOOニュース(週間女性PRIME)からは、フジテレビの番組では過去にもエアバッグ破裂ネタで若手時代の松本人志氏が顔面に火傷を負っているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司が、番組収録中の事故で大ケガを負ったことがわかった。

 

108日に群馬県内で行われたフジテレビ系の『でんじろうのTHE実験』のロケで、“エアバッグをお尻の下に敷いて爆発させた風圧で身体を浮かせる”という企画でした。

スタッフによる検証実験では30㎝ほどだったのが、斎藤が臨んだ際には1m以上も浮かび上がり、そのまま落下して身体を強打したのです」(スポーツ紙記者)  

 

すぐに病院に搬送された斎藤は、右手首の捻挫と背骨の圧迫骨折で全治3か月と診断された。

 

現在はコルセットを装着してスケジュール通りの仕事をこなしているという。  

 

彼の妻のブログによると、斎藤は怒るでもなく、逆に《スタッフさんに申し訳ない》と番組と関係者を気遣っているという。

 

一方のフジテレビはというと事実を確認し、「誠意をもって対応してまいりたい」と謝罪したのだった。

 

「フジテレビの番組における事故と言えば、1998年の『めざましテレビ』で避難器具の体験レポートをしていた菊間千乃アナが、5階から転落した事故が思い出されます。

命こそ助かったものの、腰椎などを骨折する、完治まで1年を要する重傷を負いました。  

また1993年の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』では、ゲスト出演していた香港の人気ロックバンドメンバーが撮影セットから転落して頭部を強打。病院に緊急搬送されるも後日、帰らぬ人に。

番組は打ち切りとなったのです」(前出・スポーツ紙記者)  

 

さらに遡ること1991年、ダウンタウン・松本人志も同局の事故に巻き込まれて大ケガを負った過去がある。

 

今年823日放送の『ワイドナショー』でも、番組収録のトラブルをテーマにトーク展開があると、話を切り出した。

 

《オレ、この局でやらされた、あれやわ~。あれは一番きつかったよ。

“なんだろうくん”のメークをさせられて、いろんな謎にチャレンジするの。

事故った瞬間に出てくるエアバッグ(が開くのを、顔を間近に出して)を待てと》

 

 

【顔面血だらけになった松本】

 

「『ごっつええ感じ』放送スタート後すぐに起きた、いわゆる“エアバッグ事件”ですね。

視聴者からの素朴な質問にダウンタウンの2人が身体を張って答えを導き出す企画で、この時まだ珍しかった“エアバッグがどのくらいの衝撃で作動するのか”を実証するものでした。  

最初はハンマーなどで車体を叩くも全く反応せず、最後に巨大丸太をぶつけると見事にエアバッグが作動。

ところが、次の瞬間には浜田(雅功)さん1人の絵に切り替わり、そのまま松本さん抜きでコーナーを締めてしまったのです」(放送作家)  

 

それもそのはず、エアバッグ作動時の摩擦熱と衝撃をモロに受けた松本の顔は、火傷を負って腫れ上がり血だらけに。

 

そんな顔面を公共の電波に晒すわけにはいかず、何事もなかったかのように番組を終わらせたのだった。

 

「事故後には、周囲には見られないように顔を隠して病院へ向かい、結果は軽度の火傷だったそうですが、しばらくは顔もろくに洗えない日々。

松本さんは事故が起きた時、“もう、テレビに出られない顔になってるんじゃ”と、本気で心配したそうです。  

今でこそ、ネタとして笑い飛ばしているエアバッグ事件ですが、まだ若手だった当時は“スタッフは完全に信用したらアカン”と心に刻んだのだとか。

それでも、お蔵入りも検討されたVVTR)ですが、松本さんは“できるところまで放送してや”と、流石の芸人魂でしたね」(前出・放送作家)  

 

フジテレビは、スタッフを気遣った斎藤の心意気に応えた番組作りをしてほしい。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b3c4d225b69f9b1f380a27833978a74ecc1cdf

 

 

 

 

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20201081640分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前、和木町にある製油所の精製装置から硫化水素とみられるガスが漏れ出て、近くにいた従業員の男性1人が一時、意識不明となる事故がありました。


男性はその後、意識を回復し命に別状はないということで、警察はガスが漏れた原因を詳しく調べています。

硫化水素とみられるガスが漏れたのは、和木町にある石油元売り大手、ENEOSの麻里布製油所です。


警察と製油所によりますと8日午前9時40分ごろ、原油から灯油などを精製する装置の近くで、従業員の廣中さん(20)が意識を失って倒れているのを同僚が見つけました。


廣中さんはその後、意識を回復して岩国市内の病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。


製油所によりますと、廣中さんは水素を使って原油から硫黄を取り除く装置を操作していた際に、何らかの原因で漏れ出したガスを吸い込んだとみられるということです。


警察はガスが漏れ出た原因や当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201008/4060007334.html

 

 

 

 

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2020107720分にYAHOOニュース(MOTA)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

セルフガソリンスタンドで給油する際に「ガコッ」と大きな音と手応えに合わせて給油がストップしますよね。

 

そこからさらに燃料タンク目一杯まで入れるため、ノズルレバーを少しだけ引いてゆっくりと給油している…そんな心当たりはありませんか?

 

実は禁止事項であり、大きな事故につながる可能性もあるんです。

 

 ■ガソリン給油口どこ!? 場所がまちまちだった懐かしいクルマの給油口を解説付き画像で見る[フォトギャラリー]

 

 

【自動停止後の継ぎ足し給油は火災の原因にもなる】

 

セルフガソリンスタンドでは「給油が自動停止した際、追加給油はしないでください」などと表示されています。

 

そもそも、給油がストップするのは、給油ノズルにセンサーによる自動停止機能が働いているためで、センサーによる給油停止の時点で、燃料タンク上での満タンとなります。

 

しかし、前述のように給油レバーを少しだけ引いてゆっくり給油した場合、自動停止されずに給油し続けることができてしまいます。

 

これに対して各自動車メーカーサイトでは、「継ぎ足しによって燃料があふれてしまい、火災につながるおそれがある」と警告しています。

 

また、溢れない程度に継ぎ足し給油をし、燃料キャップを締められたとしても、問題ないとは限りません。

 

ガソリンは熱を加えたときに体積が増えやすい体膨張率が高い液体です。

朝と昼の気温差でも大きく膨張してしまうんです。

 

増加する体積の計算式は『元の体積×温度差×体膨張率』で、ガソリンの体膨張率は0.00135

例えば、50リッター入れたとして、気温が10度上昇した場合は、50リッター×10×0.00135=0.675 0.7リッターとなります。

 

ちょっとした差ではありますが、燃料タンクの縁ギリギリまで給油をし、燃料を減らせないまま気温が上昇してしまった場合、タンクの容量を超えてしまいます。

 

このように、ガソリンの熱膨張などを考慮して燃料タンクは設計されているため、自動給油が停止しても入れ続けた場合、膨張の余地がなくなりタンク内の燃料が漏れだす恐れがあります。

 

ガソリンはちょっとした静電気でも引火する危険物。

漏れたガソリンによって、火災などの大きな事故につながってしまう可能性もあり得ますので、継ぎ足し給油はやめましょう。

 

また、正しくノズルが挿入できていないことで自動停止しない場合もありますので、ノズルから目を離さずに注意しながら給油を行いましょう。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/85136fc786faadd6aff253a2b72a4e290ca5a9f0

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇関連情報調査結果、以下の参考記事が見つかった。

 

20192191316分 clicccar)※給油ノズルの構造など

 

皆さん、1か月にどのくらい給油に行きますか。

めんどくさがりの筆者はできるだけ回数減らそうと考えて、「給油口ギリギリまで入れちゃえ」なんて考えたりします。

給油機によるオートストップで給油が停止したあとにチョロチョロと給油する、いわゆる継ぎ足し給油ってやつですね。

 

でも、この継ぎ足し給油、ものすごい危険らしいです。

 

消防庁がまとめた資料があって、「給油行為者の故意又は過失により給油ノズルからガソリンが流出・あふれ」た事故は、平成23-25年には25件だったのですが、26-28年には39件に増えているとのこと。

セルフスタンドの普及を考えれば、納得のいく傾向です。

 

普通、ガソリンの給油機って満タンになると自動で止まりますよね。

これって給油ノズルの先に仕掛けがあって、給油中、ガソリンを注ぐのと同時にわずかな空気を吸い上げて、その圧力を計測しているのだそうです。

 

今度給油に行ったら、給油ノズルの先を見てください。

小さい穴が開いているはずです。

 

燃料タンクが満タンになると、給油ノズルの先がガソリンの液面に触れて、この小さい穴から吸い込む空気の圧力が変化します。

流体力学でいう「ベンチュリ―効果」ってやつです。

 

この変化を圧力センサーが感知して、給油が止まる仕組みです。

 

ところが継ぎ足し給油になると、少しずつガソリンを注ぐためにこの圧力変化を感知しにくく、自動停止しないケースがあるのだそうです。

 

最悪の場合タンクからあふれてしまうのですが、危険だしガソリンは無駄にするし、クルマの塗装にも悪影響を及ぼします。

 

最近は有人のガソリンスタンドでも、継ぎ足し給油を控える施設が増えているようです。

 

セルフスタンドでも継ぎ足しはせずに、スマートに給油するのが正解のようですね。

 

https://clicccar.com/2019/02/19/704528/ 

 

 

202054日 WEB CARTOP)※車載ガソリンタンクの構造など

 

【満タン後の追加給油は禁止事項として掲げられている】

 

セルフのガソリンスタンドで、オートストップ機能により自動的に給油が止まったにもかかわらず、継ぎ足し給油をする人が少なからずいるが、セルフのスタンドでは、「満タン自動停止後の追加給油」と「少量給油」を明確に禁止事項として掲げている(少量給油がNGなのは、少ない流量で給油した場合は、給油が自動停止しない場合があるため)。

 

その一番の理由は、いずれも吹きこぼれの原因になるため。

 

ガソリンが吹きこぼれると、ボディの塗装も傷めるし、後始末も大変。

なにより引火の危険があるので、「満タン自動停止後の追加給油禁止」と「少量給油の禁止」がルール化されているのだ。

 

消防庁危険物保安室の「給油取扱所1万施設あたりの給油中における火災事故発生割合」の平成27年のデータを見ても、フルサービススタンドは0.0件だったのに対し、セルフスタンドは2.1件と火災発生割合が明らかに高い。

 

このため、平成19年には危険物の規制に関する規則を改正し、給油ノズルは、静電気を有効に除去することができる構造とすることに加え、給油中に吹きこぼれたガソリンが顧客に飛散しない措置を講ずること等が規定されたほど。

 

【ガソリンは熱などによって膨張する!】

 

これに応える形で、各ガソリンスタンドの給油機には、「給油方法」の表示のなかに、「自動停止したら追加給油をしないでください。油があふれる恐れがあります」と明記されている。

 

「でも、オートストップで給油が停止したあとも、まだ入る余地があるじゃないか」と思うかもしれないが、乗用車のガソリンタンクはけっこう複雑な形をしていて、熱によるガソリンの膨張などを考えて、タンクの上部10%の部分は空気の層になるようにもともと設計されている(※ガソリンは温度が10℃上がると、容積が1.2倍になる)。

 

したがって、カタログに書いてあるそのクルマのガソリンタンクの容量は、実際のタンク容積の約90%の数字。

 

タンク内の油面が給油口に差し込んだ給油ノズルのセンサー触れて、オートストップが働いたということは、すでにタンクは満タンで、一部がインレットパイプにまで逆流してきている状態だということを意味している。

 

ガソリン計量器メーカーの大手タツノによると、「オートストップ=満タン」であり、各計量機が誤差の範囲(検定公差)は0.5%以内と計量法で定められているので、非常に正確で信頼できるとのこと。

 

というわけで、「ふきこぼれ対策」をまとめると以下の通り。

 

.給油ノズルを奥に止まるまで確実に差し込む

 

.給油ノズルのレバーが止まるまで確実に引く

 

.自動的に止まったらそれ以上の給油はしない(絶対に継ぎ
  足しを行わない)

 

.給油後は給油ノズルを確実に元の位置に戻す(ノズルの先端にオートストップのセンサーがついているので、ノズルを地面などに落下させるとセンターが壊れる可能性がある)

 

以上を守って、正しい「満タン」、安全な給油を心がけるようにしよう。

 

https://www.webcartop.jp/2020/05/522755/ 

 

〇ブログ者も有人スタンドで店員による継ぎ足し給油を経験したことがあるが、その時は、「さっさと終わらせてくれ!」程度にしか感じていなかった。

 

 

 

 

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202010122016分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京消防庁は12日、荏原消防署の救急車が首都高速の入り口を間違えたため、病院への到着が約16分遅れたと発表した。

 

搬送されていた70代男性は車内で容体が悪化し、搬送先の病院で死亡が確認された。

医師は到着の遅れと死亡の因果関係について、不明との見解を示しているという。

 

同庁によると、東京都品川区の病院から7日午後10時50分ごろ、江東区の病院への転院搬送を要請する119番があった。

 

本来は首都高の「大井」から入るべきなのに「中環大井南」から入ったため、約18キロ遠回りになったという。


男性は同日午後11時50分ごろ、車内で容体が悪化。

救急車はその6分後に病院に到着し、男性は翌8日に死亡が確認された。


黒崎荏原消防署長の話 

「あってはならないことで、心からおわび申し上げる。再発防止策を講じるとともに、信頼回復に努める。」

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101200973&g=soc

 

 

10122054分に朝日新聞からは、道路工事でカーナビのルートが走行中に代わって混乱したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京消防庁は12日、救急車が道を誤ったことで病院への到着が16分遅れ、搬送した傷病者が死亡した、と発表した。

遅れと死亡の因果関係は不明。

 

同庁は「カーナビゲーションの確認などを徹底し、類似事案をなくしていく」としている。

 

死亡したのは70代男性。

東京都品川区の病院の要請で、7日夜に江東区の病院に転院搬送した。

 

首都高速湾岸線に「大井」から乗るルートが最短だが、乗務員が道を誤り、首都高中央環状線に「大井南」から進入。

同庁の推計で到着が16分遅れた。

 

カーナビを使ったが、道路工事で走行中にルートが変わり、混乱したという。

 

男性は搬送前に意識があったが、救急車の中で吐血し、意識レベルも低下。

搬送先の病院で翌8日に死亡した。

 

同庁は男性の病名や死因などについて「ご遺族の意向で明らかにできない」としている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASNBD6TK8NBDUTIL043.htmlhttps://www.asahi.com/articles/ASNBD6TK8NBDUTIL043.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、ドラプラから転載した首都高路線図。

この図によれば、「大井」以外に「中環大井南」と「大井南」という似通った名前の高速入口があり、今回救急車が間違って入った「中環大井南」からは「C2 中央環状線」にしか進めないということだ。

 

 

 

 

 

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2020108133分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後6時すぎ、うるま市前原で県道85号線の坂を下っていた自転車が転倒しました。

警察によりますと、自転車に乗っていたのは近くに住む高校生の玉城さん(男性、16歳)で、病院に搬送されましたが、頭などを強く打っていて、8日未明、死亡しました。

現場は400メートルほど続く直線の坂で、坂の真ん中あたりで転倒したということです。

そのおよそ20メートル手前には3センチほどの石が落ちていて、警察はスピードが出たまま石に接触し、バランスを崩して倒れた可能性もあるとみて、事故の原因を詳しく調べています。

近くに住む60代の男性は、「スピードが出て危ない坂なので、自分が自転車で坂を下るときは、ブレーキを両方しっかり握るようにしている」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201008/5090011988.html

 

 

1081228分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)からは、近くの電柱にぶつかった跡があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場は下り坂になっていて、近くにあった電柱にぶつかった跡があったということです。

 

警察では、別の自転車で一緒に坂道を走っていた友人から話を聞くなど、事故原因を調べています。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d044acb486f144a0db076943d12b41780bf622f1

 

 

 

 

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2020109713分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

日本原子力研究開発機構は七日夜、東海村の原子力科学研究所(原科研)にある核融合炉物理実験棟(FNS棟)の消火栓ポンプ室で火災があり、請負会社の四十代の男性作業員が顔と両腕に軽いやけどを負ったと発表した。

 

現場は放射線管理区域外で、作業員らの被ばくや放射性物質の漏えいなどはなかった。

 

原科研によると、七日午後四時半ごろ、消火栓の定期点検を終えた作業員ら五人が、消火水槽に小さな穴が開いているのを発見。

 

補修シートを貼り付けるため、有機溶剤のクリーナーでさびの油分を除去し、ヒートガンで熱風を当てて乾燥させていたところ、小規模な爆発が起きた。

 

溶剤が揮発したガスが室内にたまり、熱風で異常燃焼を起こしたとみられる。

 

東海消防署が午後六時ごろ、鎮火を確認した。

 

有機溶剤を使った室内でヒートガンを用いるのは、作業手順として認められていなかった。

 

県庁で記者会見した原科研工務第一課の山本マネージャーは、火災発生について謝罪した上で、「原因を突き止め、こうしたことが二度と起こらないよう適切な対策を取る」と述べた。

 

 

今回、原科研から立地・周辺自治体への第一報は大幅に遅れた。

原子力安全協定に基づく各自治体への通報時刻は、県が午後六時十七分、東海村が六時十六分、那珂市が六時二十六分、ひたちなか市が六時三十二分、常陸太田市が六時三十分、日立市が六時三十三分。

最も遅い日立市は爆発から約二時間後だった。

 

原科研によると、火や煙、臭いがなかったため、当初は火災と認識せず、消防署が現場で火災と判断するまで各自治体に通報していなかった。

 

県の高田原子力安全対策監は、県庁での記者会見で「若干遅い。早急に通報するよう指導する」と苦言。

日立市も、担当者が電話で第一報を受けた際に注意したという。

 

FNS棟では一九八一年から、加速した重水素をトリチウム(三重水素)に当てて核融合反応を起こし、それに伴い発生する中性子を使って核融合炉開発に必要な構造材などの特性を調べる実験をしてきた。

 

原科研の核融合研究は、二〇一六年に発足した量子科学技術研究開発機構の那珂核融合研究所(那珂市)に移管。

 

FNS棟は同年で使用を終えており、二〇年度中に原子力規制委員会に廃止措置を申請予定だ。

 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/60713?rct=ibaraki

 

 

10870分にNHK茨城からは、油分除去用のスプレーを吹き付けた後に熱風をあてたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

原子力機構と県によりますと、40代の男性の作業員が水槽についた油をとるために引火性のガスを含むスプレーを吹き付けたあと、熱風をあてたところ、火災が起きたということです。


消火の必要はなくおさまったということですが、この作業員は顔と両腕に軽いやけどをしました。


本来は、熱風で乾かしたあとにスプレーをかけることになっていたということです。


また、機構は当初、火や煙が出なかったと判断し、ただちに地元の消防に通報せず、通報したのはおよそ50分後でした。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20201008/1070010959.html 

 

 

 

107日付で研究所のHPには、補修個所に洗浄液を吹き付け、ヒートガンで乾燥させていたなど、事故の状況が以下のように掲載されていた。

 

1.  状況

 

1630分頃 FNS棟消火栓ポンプ室において、屋内消火栓の定期点検終了後、消火栓呼水槽にピンホールを発見。

補修のために補修シートを貼付するために補修部にパーツクリーナー液(引火性ガス)を吹き付け、錆を脱脂させた。

ヒートガンを用いて塗布面を乾燥させていたところ、小規模な爆発(滞留したガスの異常燃焼)が発生し、熱波により請負作業員1名が負傷した。

負傷者は出血なし、意識あり。

 

1719分頃 負傷者を村内の病院に運んだが、当該病院の判断を受けて東海消防署に連絡し、救急車による搬送を依頼した。(119番通報)別の病院に搬送。

 

1752分頃 公設消防車1台(3名)入構。

 

1800分頃 公設消防により「鎮火」が確認された。

 

1805分頃 公設消防により「火災」と判断された。

 

1808分頃 病院に到着。

 

1935分頃 負傷者処置終了。顔及び両腕火傷(軽傷)。

 

https://www.jaea.go.jp/02/press2020/p20100701/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇静電気の可能性なきにしもあらずだが、熱風が着火源になった
 とすれば珍しい事例だ。

 

〇ネットで調べたところ、600℃といった高温に設定できるヒートガンもあるという

今回爆発したのは揮発した有機溶剤だったのか?

それとも噴射剤としてのLPG?だったのか?

機種や成分などの詳細は不明だが、いずれにせよ、熱風が着火源だったとすれば、ヒートガンの熱風によって発火点以上に熱せられ・・・といった可能性が考えられる。

 

 

 

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20201071740分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前940分ごろ、ひたちなか市高野の廃棄物リサイクル会社で、社員の男性(35)が脱着式コンテナ車のコンテナをアームで引き上げる作業中、コンテナがアームから外れて滑り落ち、別の作業中にその先を通り掛かった東海村、同社員、男性(39)を直撃した。

 

男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 

ひたちなか署が事故の経緯や原因を調べている。

 

同署によると、コンテナは長さ約6.3メートル、高さ約2.1メートル、幅約2.1メートルで重さ約4トン。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/21d6b5ea2d176d99ad309ace119e5a1acd7ab065

 

 

 

 

 

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20201061910分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

生態系への影響が懸念されている「マイクロプラスチック」の対策として期待されそうです。


浜松市の自動車メーカー、スズキは「マイクロプラスチック」を船外機の中で回収する装置を開発し6日、浜名湖で実験の様子が公開されました。

大きさ5ミリ以下の「マイクロプラスチック」。

海に流出したプラスチックごみが波の力や紫外線で小さくなったもので、魚などが飲み込むなど、近年、生態系への影響が懸念されています。


環境省などによりますと、プラスチックごみは世界全体で年間で少なくとも800万トンに上ると試算されています。


そして、このまま対策を講じなければ、30年後の2050年には、海に生息する魚の総重量を上回る規模にまで増えるとして警鐘を鳴らしています。


対策が急がれる中、浜松市に本社がある自動車メーカーのスズキが製造する船外機の内蔵装置でマイクロプラスチックを回収する技術開発に成功しました。


スズキは、関連の研究をこの数年間、進めてきたということで、6日、湖西市の浜名湖で実際に船を走らせて性能を確かめる実験が行われ、その様子が公開されました。


装置は、モーターを冷却するために水を循環させるシステムの排水口の部分に取り付けてあるフィルターでマイクロプラスチックを回収する構造。


6日の実験でも、藻や砂とともにマイクロプラスチックと見られる破片が回収されました。


スズキは、こうした実験を今後も国内やアジア各国で行って、来年中の商品化を目指したいとしています。


スズキマリン事業本部長の大澤常務は、「フィルターで集められたごみの処理に手間はかかるが、それ以外は通常の船外機と取り扱いは変わらない。商品化によって海をきれいにしたい」と話しています。

 





 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20201006/3030008753.html

 

 

 

 

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20201061710分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福井県福井市の足羽三山をねぐらにするカラスのふん害に、豊地区の住民らが苦しめられている。

 

市は2017年度から3年間、市街地の電線に群がるカラスをタカを使って追い払う実験を行ったが、効果が続かなかった。

 

本年度は他の自治体で効果があったカラスの鳴き声による追い払い実験を9月に始め、住民も市も「電線に止まらずにねぐらに帰ってくれれば」と効果を期待する。

 

日が暮れた午後6時半ごろ。ファストフード店やコンビニ、消防署が並ぶ花堂中1~2丁目のフェニックス通りの上空を見上げていると、黒い影が電線に集まってきた。 

30~40羽の群れが数カ所、100羽はあろうかという大きな群れもある。


市有害鳥獣対策室の職員が、肩に担いだスピーカーを群れに向けてカラスの鳴き声を流したところ、黒い影は次々と電線を飛び立っていった。

 

市の調査によると、足羽山、八幡山、兎越(おさごえ)山の足羽三山をねぐらとするカラスは減少傾向にある。

 

09年は最大で1日約6500羽いたが、12年は約3700羽、15年は約3千羽に減った。

 

八幡山に3基設けている捕獲おりにかかるカラスも17年度778羽、18年度659羽、19年度555羽と減っている。

 

それでも、豊地区のフェニックス通り沿いを中心に、ねぐらに戻る前に市街地の電線に群がるカラスによるふん害は続いている。

 

自治会長の一人は、「最近は夜遅くまで電線にとどまり、電線の下の歩道は白いふんの山だ」と嘆き、「市は効果のある対策をしてほしい」と話す。

 

市が9月から毎週金曜に始めた新対策は、敵に襲われてパニックになり、仲間に危険を知らせるカラスの鳴き声をスピーカーで流して追い払う。

鳴き声でコミュニケーションするカラスの習性に目を付けた宇都宮市の企業が開発した。

 

県内では、あわら市が19年12月~20年1月に計4日間、住宅地で実証実験を行った。

同市鳥獣害対策室は、「実験後は住宅地にほとんどカラスが集まらなくなった」と効果を語る。

 

福井市豊地区のフェニックス通りでは、市職員がカラスに感づかれないよう、物陰に隠れて鳴き声を流している。

 

同様のふん害の相談が寄せられている松本地区の幾久南交差点周辺でも実施。

12月まで週1回程度続け、効果を確認する予定だ。

 

市有害鳥獣対策室は、「集まっている場所が危険だと認識させ、早くねぐらに帰るよう仕向けていきたい」と話している。

 

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1179478

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「宇都宮市の企業が開発した」と報じられている件、今年4月に本ブログで紹介した「クロウラボ」社ではないかと思われる。

 

 

 

 

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2020108713分にYAHOOニュース(THE ANSWER)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【イタリア人選手ワッケルマンら2選手にフェンスが直撃】

 

自転車のジロ・デ・イタリア第4ステージでまさかの悲劇が起きた。

 

低空飛行するヘリコプターによって吹き飛ばされたフェンスがイタリア人選手を直撃。

重傷を負ってしまったという。

英公共放送「BBC」が報じている。

 

選手にとっては悲劇というしかない。

英公共放送「BBC」が「ジロ・デ・イタリアの出場選手が“ヘリコプターがフェンスを道路へ吹き動かした”あと、複数の怪我を負い病院へ」との見出しで報じている。  

 

現地時間6日、シチリア島最終日となった第4ステージ、ラスト800メートル地点だった。

 

ヘリコプターの風圧により、沿道との間を仕切るフェンスが吹き飛ばされた。

そして、ヴィーニザブ・KTMのルカ・ワッケルマンとエティエンネ・ファンエンペルを直撃してしまったのだ。  

 

記事では「オランダ人のファンエンペルはレースに戻ることができたが、彼の同僚は運が悪かった」と報じ、チームの責任者アンドレア・チトラッカが地元局「RA12」に話した言葉を伝えている。

「ワッケルマンは病院へ送られた。彼はほとんど意識がなかった。ヘリコプターの飛行高度が低すぎて、風でフェンスを吹き上げてしまった。彼が骨盤を折ったかどうか定かではない。フェンスは適切に固定されていなかった」

 

 

【ワッケルマンはレースからリタイアすることに】

 

また「BBC」によると、チームはレース後にワッケルマンが鼻骨骨折と背骨の負傷の可能性があるとして、レースからのリタイアを発表したという。  

 

アクシデントがつきものの自転車レースだが、今回はあまりに不運な事故だった。  

 

なお第4ステージはアルノー・デマール(フランス)がスプリント勝負後の写真判定の末、ステージ優勝を飾っている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c2a78951ee3425713481102e6ef7d44d11483ad

 

 

 

 

 

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2020105160分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。

 

歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。

 

認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。

 

近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。

 

九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。

 

その結果、歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。

脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えた。

 

暗い部屋に入れば電気ショックを受けることを学ばせた記憶実験では、正常なマウスは5分間、明るい部屋にとどまり続けたが、感染マウスは約3分で暗い部屋に入ってしまい、記憶力低下が裏付けられた。

 

一方、Aβを運ぶ受容体の働きを阻害する薬剤を使えば、感染した細胞内を通るAβの量を4割減らせることも確認できたという。

 

チームの武洲(たけひろ)・九大准教授(脳神経科学)は、「歯周病菌が、異常なたんぱく質が脳に蓄積することを加速させてしまうことが明らかになった。歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性がある」と話す。

 

https://www.asahi.com/articles/ASNB544G9NB5TIPE003.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

調べたところ、数多くの関連情報が以前からネットに掲載されていた。

以下は、その1つ。

この報道によれば、最初に指摘されたのは2013年ということだ。

 

2019122日 TBSラジオ)

 

日本人の8割は、歯周病とも言われているんですが、実は、歯を失う原因で一番多いのが、この「歯周病」で、虫歯より多い状況です。

 

こうした中、近年、歯周病が認知症の原因の1つになっているのではないか、という研究結果が発表され、注目を集めています。

 

★歯周病とは?

 

歯周病は、歯周病菌が炎症を引き起こす感染症で、それは、歯の磨き残しがきっかけで発症します。

 

歯の磨き方がきちっとできていないと歯垢が出来てしまい、その中にある歯周病菌が活動を始める。

 

そして、歯と歯茎の境目で細菌が増殖し、炎症が起きる、というわけです。

 

歯周病菌は空気を嫌う性質があり、歯肉と歯の間に入り込みます。

そして、歯の面に沿って奥へ奥へともぐりこんでいき、歯茎に炎症を起こす病気です。

 

★歯周病と歯肉炎の違い

 

・・・・・

 

★歯周病がもたらす全身病とは?

 

・・・・・

 

★歯周病と認知症の関係とは?

 

認知症の原因となる病気はいくつもありますが、もっとも患者が多いのがアルツハイマー病です。

短期記憶などをつかさどる脳の海馬などを中心に、大脳全体に萎縮がおこる病気です。

 

このアルツハイマー病と歯周病の関係について、最初に指摘されたのは2013年です。

 

海外の研究でアルツハイマー病の患者の脳から、歯周病の原因菌であるジンジバリスキン、略して「Pg菌」が見つかったことがきっかけになりました。

 

その結果、歯周病菌を投与して作った歯周病のマウスは、そうでないマウスに比べて認知機能が低下したり、脳内にアルツハイマー病特有の炎症やアルツハイマー病の患者の脳に見られるシミが認められたという報告が相次いで出てきました。

 

★脳にシミができる?

 

この脳のシミですが、正式名称も「老人斑」ということで、あまりいい響きではないのですが、アルツハイマー病の原因は、脳内に「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質のゴミがたまることだと考えられていますが、これがたまってできるのが「老人斑」です。

 

つまり、歯周病菌がこの老人斑を増やすことに関与していたのです。

 

さらに脳の中を調べると、歯周病菌がつくりだす毒素も増加していたことがわかったのです。

 

毒素が強くなることによって、脳の炎症も強くなり、本来は外からの敵に対して攻撃するはずの免疫細胞が異常に活性化してしまって、脳の神経細胞を攻撃し、神経伝達にも異常がおきていた。

 

つまり、歯周病菌がアルツハイマー病を増悪させていることがわかったのです。

 

これは動物実験でのことでしたが、今年の1月にはアメリカの研究で人間でも同じことが確認されました。

 

ほかにも、アルツハイマー病と歯周病との関連性を示す研究があります。

 

例えば、歯周病の原因菌によって作られる、口臭の原因となっている「酪酸」という物質。

この酪酸を健康なラットの歯肉に注射したところ、脳内の各部位で酸化ストレスが上昇しました。

なかでも、記憶をつかさどる「海馬」でのストレスが顕著だったそうです。

 

酸化ストレスのために、細胞や組織が悪影響を受け、認知機能が低下するのではないか、という可能性は十分考えられるところです。

 

このように歯周病と認知症=特にアルツハイマー病との関連は研究が進んでいて、今後、対策なども出てくるでしょう。

 

それを待つのではなく、今から対策を始めておくべきです。

 

歯周病は、歯肉炎の段階であれば正しいブラッシングで健康な状態に戻せます。

 

しかし、歯周炎になってしまうと専門的な治療が必要になってしまいます。

 

歯肉より上はその人自身の責任、歯肉より下は歯科医の責任。

 

歯周病の予防・治療・改善には、歯周病専門の歯科医と2人3脚で歩むのが重要ポイントです。

 

https://www.tbsradio.jp/434328

 

 

 

 

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20201051627分にRKKから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前、山鹿市で改修中の寺院の楼門が落下し、作業員2人が下敷きになり、うち一人が意識不明の重体です。

警察などによりますと、5日午前10時ごろ、山鹿市鹿央町のZ寺で作業員2人が楼門の下敷きになりました。

 

2人は駆け付けた消防に救助されましたが、菊池市隈府の会社員坂田さん(男性、66歳))が頭の骨を折るなどして意識不明の重体、もう一人の61歳の男性も首の骨を折る重傷です。

当時、現場では楼門の土台の木材を交換するため、楼門をジャッキアップする作業を4人で行っていたということで、警察は楼門のバランスが崩れたとみて、当時の状況を調べています。

 



 

 

https://rkk.jp/news/index.php?id=NS003202010051626030111

 

 

1062054分にYAHOOニュース(くまもと県民テレビ)からは、シロアリ対策の改修工事をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日、山鹿市の寺で改修中の楼門が倒れ、作業員1人が意識不明の重体となっている事故。

当時何があったのか、現場を取材した。

 

Z寺・佐々木住職:

「びっくりした。雷みたいなものすごい大きな音だった」

 

事故があったのは山鹿市鹿央町のZ寺。

5日午前10時ごろ、シロアリ対策のため改修作業をしようと柱をジャッキアップしていたところ、高さ5メートルほどの木造の楼門が倒れた。

 

楼門のそばで菊池市の会社員、坂田さんが心肺停止の状態で見つかった。

坂田さんは頭蓋骨を陥没骨折しており、現在も意識不明の重体。

 

近所の人:

「下敷きになった男性が見えた。だからすぐ救急車に電話して、挟まれてるから、体は見えているけれど顔が見えない、うめいているって消防に言った」

 

坂田さんと作業していた男性は楼門の下敷きになったが、他の作業員に救助された。

男性は首の骨を折るなどの重傷だが、意識はあるという。

 

近所の人:

「楼門が建つ階段は小学生の登校班の集合場所になっている」

「4年半前の熊本地震の頃から左に少し傾いていた。下も少し腐れていた、あれを少し切ってつなげようとしたのでは」

 

4人体制で柱などを替える工事をしていて、警察や熊本労働局が工事の手法や安全対策が十分だったのかなど、詳しい状況を調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/da812ed8c6f9bd5d755ee1c45e4a1a8f90b995f6

 

 

 

 

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202010月4日18時57分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前1時ごろ、オホーツク管内美幌町報徳、B組合連合会のでんぷん工場で同町元町、作業員平谷さん(男性、36歳)が原料の水溶液が入ったタンクの底に沈んでいるのを同僚が発見し、119番した。

 

平谷さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

 

美幌署によると、平谷さんは当時、1人でタンク(縦、横、高さ各4メートル)を点検しており、戻るのが遅いため同僚が様子を見に行ったという。

 

発見当時、タンク上部にある出入り口のふた(約60センチ四方)が開き、タンク内の攪拌(かくはん)装置も作動していた。

 

同署は転落した可能性もあるとみて調べている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/467109/

 

 

104120分にYAHOOニュース(STV)からは、タンク内には溶かしたでんぷんが入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

 

午前1時ごろ、作業員の平谷さん36歳が溶かしたでんぷんが入ったタンクの中に沈んでいるのを同僚の男性が発見しました。

 

平谷さんは事故直前に、機械の不具合を確認するため、1人で見回りに行ったということです。

 

タンクの大きさは深さ4メートル、幅4メートルほどで、警察は平谷さんが誤ってタンクに落ちたものとみて調べています。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/82debc15f63855a452fe376b7ff31514d2a58ead

 

 

104日9時0分にNHK北海道からは、タンクを動かす機械の一部にアラートが出たため確認しに行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

夜勤中にタンクを動かす機械の一部に不具合を知らせるアラートが出たため、居室を離れ、タンクを確認しに行ったということです。

 

このタンクは縦・横・深さがいずれも4メートルあり、中には飼料の原料となる液体が入っていたということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201004/7000025346.html

 

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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