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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019782332分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前2時半ごろ、滋賀県彦根市高宮町のブリヂストン彦根工場から出火し、扇風機や製造中のタイヤ5本などが焼けた。

20代の男性従業員が左腕にやけどをした。

 

警察によると、従業員がガソリンなどをバケツに入れて接着剤を作っていたところ、バケツから炎が上がった。

 

別の従業員らが消火器で消し止めたという。

 

出典

『ブリヂストン彦根工場で火災、扇風機やタイヤ燃える 1人やけど』

https://this.kiji.is/520899173469586529?c=39546741839462401 

 

 

 

 

キーワード;静電気?

 

 

 

 

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201977日付で中日新聞石川版から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

「東山(金沢市)を歩いてたら、めっちゃ傾いた電柱があったんだよ」。

そんな話を聞いた。

 

現場は、5月の旧町名復活で「観音町3丁目」になったエリアだという。

 

出掛けてみたら、すぐに見つかった。

何で、こんなに傾いているの?

 

 

その電柱は、加賀藩主前田家ゆかりの長谷山観音院の参道で、浅野川大橋交番脇から続く「観音町通り」に立つ。

 

梅雨の晴れ間、近所の住民に尋ねた。

 「傾いていますけど、気になりませんか」

 

 「こんなもんかと思ってる」という人がいる一方、「危ないですよね」と話す二丁目に住む中村さん(男性、76歳)に出会った。

 

「つい最近の住民の集まりでも話題になった。災害があると怖いし、景観にもふさわしくない」。

いつから傾いているのかは分からないという。

 

電柱を設置した北陸電力石川支店(金沢市)に取材すると、広報担当者から「電柱の番号は分かりますか」と尋ねられた。

 

北電は石川、富山、福井の3県と岐阜県の一部に電柱を計約70万本設置している。

 

すぐに確認するのは難しいようで、電柱に記された数字を伝え、回答をお願いした。

 

待つこと3日。

結論から言うと、「(安全上)問題ありません」とのことだった。

 

北電は5年に1回、電柱を精密に点検。

表面のコンクリートや根元、電線の状況などから、総合的に安全性を判断している。

 

大雪が降ったり、台風が来たりした前後などにも点検をするという。

 

傾いた電柱は、1956(昭和31)年に建てられた。

 

「電柱は、基本的には真っすぐ建てる」(担当者)というから、最初から斜めだったわけではなさそうだ。


では、なぜ傾いたのか。

 

担当者は、一概には言えないと前置きした上で、原因の可能性を挙げた。

 (1)つながっている電線に引っ張られた。

 (2)電柱上部に設置された変圧器などの重みによって傾いた。

 (3)雪の影響・・・など。

 

電柱は、法令で全長の6分の1が地下に埋まっている。

耐震の基準はないが、風速40mほどに耐えられるという。

 

ちなみに観音町通りは、市が本年度、無電柱化に取り掛かる計画路線に含まれている。

傾いた電柱は、いずれなくなる予定だ。

 

出典

『観音町に“ピサの斜塔”電柱 なぜ傾いた? 安全性は?』

https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190707/CK2019070702000049.html 

 

 

 

 

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201978214分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後8時半頃、JR浅草橋駅の高架下で、工事現場の前の歩道を歩いていた男性がプラスチック製のフェンスにもたれかかったところ、フェンスが倒れ、内側にあった深さ1mほどの穴に転落した。

 

男性は東京・日野市に住むSさん(男性)で、病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。

 

フェンスはコンクリートの土台に固定されていたが、警察は強度が不足していた可能性があるとみて、業務上過失致死の疑いで捜査している。

 

出典

『もたれたフェンス倒れ…穴に落下し男性死亡』

http://www.news24.jp/articles/2019/07/08/07463181.html 

 

 

781936分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後8時25分ごろ、東京都台東区浅草橋のJR浅草橋駅構内の高架下工事現場で、現場前の歩道上にいた通行人の男性が仮囲いの柵ごと転倒し、約1m下のコンクリート製の床に転落した。

 

男性は救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

警察は、柵の強度が不足していた可能性があるとみて、業務上過失致死容疑も視野に詳しい状況を調べている。

 

警察によると、亡くなったのは日野市日野本町の職業不詳、Sさん(男性、52歳)。

 

現場では店舗を新築中で、当時、作業は行われておらず、Sさんは、1人で歩道上にいたという。

 

仮囲いの柵はプラスチック製の網で、金具で連結されていた。

 

出典

『駅工事現場で通行人の男性転落死 柵の強度不足か 東京・浅草橋』

https://www.sankei.com/affairs/news/190708/afr1907080017-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、日テレ映像の3コマ。

 

 

 

 

 

(2021年2月24日 修正1 ;追記)

 

20212231750分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、過去にプラフェンスで事故が起きてなかったので大丈夫と思い設置したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警視庁は、この工事を担当していた会社の現場責任者の男性(39)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

 

警視庁によりますと、亡くなった男性はフェンスにもたれかかり、フェンスごと穴に転落しましたが、現場に設置されていた工事用のフェンスは強度の弱いプラスチック製のもので、警視庁は安全対策が不十分だったと判断したということです。  

 

書類送検された現場責任者の男性(39)は容疑を認めたうえで、「過去にプラスチック製のフェンスで事故がなく大丈夫だと思った。深く反省しています」と話しているということです。

 



 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a8b5c61566b8b36dea600273937684416af257

 

 

 






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2019772334分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後1時45分ごろ、北見市の上空約900mで、小型プロペラ機と、えい航されて飛行していたグライダーをつなぐナイロン製ロープ(直径約6mm、約50m)が切れ、約40m分が落下した。

 

両機は約30分後までに、同市豊田の北見地区農道離着陸場(農道空港)に着陸し、けが人はなかった。

 

警察によると、ロープが落下したとみられる現場は、同市東相内と美園にまたがる山林で、ロープは見つかっておらず、地上での被害も確認されていない。

 

国交省は、事故につながりかねない重大インシデントと認定。

運輸安全委員会は8日以降、航空事故調査官2人を派遣し、原因を調べる。

 

警察によると、グライダーには所有者である滋賀県の男性会社員(53)が搭乗。

小型機を別の1人が操縦し、午後1時40分ごろに農道空港を離陸。

 

上空でロープが切れ、グライダー側に約40m分が残り、飛行に危険が生じたとして、男性がロープを落下させる操作をしたという。

 

出典

『グライダーからロープ落下 北見上空 小型機でえい航中』

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322940/ 

 

 

781836分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

グライダーは、先端側についていた長さ40mのロープを切り離して落下させた。

国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントとして、8日午後4時ごろ航空事故調査官2人を現地に派遣し、飛行場の管理者などから当時のフライトの様子や天候などを聞き取った。


同委員会事務局の逸見航空事故調査官は、「グライダーの教本には、けん引ロープが切れた場合はすぐに切り離さず、飛行場に戻ると書いてある。今後、機体を調べたり、操縦者から話を聴いたりして、原因の調査を進めていきたい」と話していた。

 

出典

『グライダー牽引ロープ落下で調査』

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190708/7000011722.html 

 

 

78220分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は、落ちたロープが1kg以上あるとみられることなどから、今回の事案を事故につながりかねない重大インシデントと認定し、調査官を派遣した。

 

出典

『グライダーからロープ落下 調査官2人が北見入り』

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/323273/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK解説映像の1コマ。

 

 

 

 

 

(2019年7月27日 修正1 ;追記)

 

20197262022分にNHK北海道から、ロープが見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

25日、離陸した場所からおよそ3km離れた訓子府町のタマネギ畑にロープが落ちているのを農作業中の人が発見し、警察に通報した。


ロープは長さおよそ49m、重さおよそ1.5kgで、切れた断面の形や太さが一致したため、警察が落下したロープだと判断した。

 

出典

『グライダーから落下のロープ発見』

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190726/7000012235.html

 

 

 

 

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20197677分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東北森林管理局は5日、福島を除く東北5県のブナの結実予測を発表し、秋田県ではほとんどの木が結実しない「大凶作」になるとした。

同局職員が4~6月、国有林145カ所のブナの開花状況を目視で調査。

「豊作」「並作」「凶作」「大凶作」の4段階で実のつき具合を予測した。

本県55カ所のうち、ごくわずかに花がついているのが30カ所、全く開花していないのが24カ所。

木全体で開花したのは1カ所だけだった。

 

岩手、宮城、山形も本県と同じ「大凶作」で、青森は「凶作」の予想だった。

ブナの実は、ツキノワグマが好む食べ物の一つとされる。

 

本県は2013年の並作以降、凶作と大凶作が続いており、今年も秋に人里への出没が増える可能性がある。

県警地域課によると、今年のクマの目撃件数は4日時点で269件、294頭。

昨年同期に比べ232件、249頭少ない。

県自然保護課は、「現時点で目撃件数は大きく減っているが、ブナの凶作の年はクマの目撃件数が増える傾向にある。入山する際は十分気を付けてほしい」としている。

 

出典

『今年のブナ「大凶作」予測 東北森林管理局、クマ出没に注意』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190706AK0003/ 

 

 

710917分に山形新聞からは、クマ目撃件数とブナ豊凶年の相関棒グラフ付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県内で学校周辺などでのクマ出没が相次いでいる。

8日も白鷹町鮎貝小の敷地で目撃された。

 

人里に現れるケースが目立つ中、クマが森で好んで食べるブナの実が、東北森林管理局の今秋の結実予測では「大凶作」。

 

エサを求め行動範囲が広がり、人と遭遇する機会が増える可能性もあるという。

 

例年、目撃や出没件数が増えるのは夏から秋。

 

県は一層の注意を呼び掛けている。

・・・・・

 

出典

『県内、クマ出没に危険信号 ブナの実、「大凶作」予測』

http://yamagata-np.jp/news/201907/10/kj_2019071000197.php 

 

 

7101457分にNHK秋田からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

秋田県は、先月捕獲されたツキノワグマが例年より多かったことなどを受け、11日から「ツキノワグマ出没に関する注意報」を出すことを決め、山に入る際は1人で行動しないことなど、対策を徹底するよう呼びかけている。

県によると、先月、県内では50頭のツキノワグマが捕獲され、去年までの10年間の6月の平均捕獲数のおよそ2.5倍に増えたという。

 

・・・・・

 

出典

『「ツキノワグマ出没注意報」』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190710/6010004250.html 

 

 

711日付で河北新報からは、秋田県がクマ出没注意報を発令したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

秋田県は10日、ツキノワグマの6月の捕獲数が例年より倍増したことや、東北森林管理局(秋田市)のブナの結実予測が「大凶作」となったことを踏まえ、ツキノワグマ出没に関する注意報を11日に発令すると発表した。

期間は8月31日まで。


県自然保護課によると、6月の捕獲数は50頭と、過去10年の平均19.9頭に比べ、倍以上になった。

 

さらに、餌となるブナの結実不足の予測が出たことから、クマの人里への出没が懸念されている。


同課は、「7、8月は山奥に餌が少なくなるため、クマは住宅地や農地に出没する傾向にある」と注意を呼び掛けている。


昨年は4月23日に注意報を発令し、6月26日に警報に切り替えた。

警報期間は10月末まで延長した。

 

出典

『秋田県がツキノワグマ出没注意報 クマ捕獲倍増、餌のブナ大凶作踏まえ発令』

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190711_41003.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇理由を詳しく述べることで、説得力ある安全注意喚起になっている。

 

〇以下は、NHK映像の1コマ。

クマが細い木に登り、揺れながら実を食べている。

クマに出会った場合、木に登って逃げようとしてもダメということがよくわかった。

 

  

 

 

 

 

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201976日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力福島第1原発で「労災隠し」があったとして、富岡労基署は5日、労安法違反などの疑いで、3次下請けのいわき市の建設業T社と同社の男性社長(54)、2次下請け会社の当時の男性作業所長(32)を書類送検した。


送検容疑は昨年6月9日、T社の作業員が作業用架台のはしごから転落して左足の骨を折る大けがをする事故があったにもかかわらず、同社は作業所長と共謀して約10カ月間、労基署に事故を報告しなかった疑い。


東電によると、作業用架台は第1原発3号機の使用済み核燃料プールから核燃料を搬出するための高さ約6.8mの構造物で、T社は組み立てに関わっていた。

 

作業員は、はしごを上っている最中に約0.7mの高さから足を踏み外して転落した。


富岡労基署は5日、東電福島第1原発などに対し、労災事故があった場合は速やかに報告する仕組みを整えるよう文書で指導した。

 

出典

『福島第1原発で「労災隠し」疑い 下請け会社社長ら労基署が書類送検』

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190706_63024.html 

 

 

 

 

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781352分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日の夜、大阪・高槻市の産業廃棄物収集運搬会社「I産業」の倉庫で、スプレー缶のガス抜き作業中に爆発を伴う火災が起き、作業に当たっていた4人が巻き込まれ、36歳の男性ら2人が死亡した。


消防が調べた結果、現場から半径200mの範囲で、爆風によって、住宅や倉庫など多くの建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出ていたことが分かった。


このうち、府立の支援学校では、校舎の窓ガラス14枚が割れたり、鉄製の扉やシャッターがゆがんだりするなどの被害が出ていて、8日は臨時休校になった。


警察によると、4人はいずれもI産業の従業員ではないが、会社側の依頼を受け、爆発の2時間ほど前から倉庫の中でガス抜き作業をしていたと見られている。



【防犯カメラに爆発の瞬間映像】


爆発を伴う火災が起きた大阪・高槻市の倉庫のすぐ近くにある防犯カメラの映像には、爆発の瞬間が映っていた。


映像では、6日午後8時すぎ、突然、白い光とともに、炎が建物から立ち上る様子が確認できる。


また、爆発の衝撃で画面手前の建物のドアが大きく外れて、壊れる様子が映っている。

 

出典

『高槻爆発火災 半径200m被害』

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190708/2000017415.html 

 

 

781755分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

作業に当たっていた4人のうち2人が死亡し、残る2人も意識不明の重体になっている。

 

警察が「I産業」の男性役員に事情を聞いたところ、役員は、「スプレー缶は機械部品のクリーナーで、取引先の会社から3000本ほど持ち込まれたものだった。およそ3週間前から、毎週土曜日の夜にガス抜きの作業を行っていた」と説明したという。


警察によると、巻き込まれた4人はいずれもスプレー缶を持ち込んだ取引先の会社の社員やその関係者とみられ、爆発の2時間ほど前から倉庫の中で作業をしていたとみられるという。

 

出典

『爆発“大量スプレー缶ガス抜き”』

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190708/2000017434.html 

 

 

781952分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

I産業の男性役員の説明では、約3週間前から金づちでスプレー缶に穴を開けて廃棄する作業をしていた。

 

大量のスプレー缶が持ち込まれた経緯について、男性役員は、「昨年の台風の被害でスプレー缶を保管していたコンテナが水没し、販売できなくなったものが持ち込まれていた」と話しているという。

 

出典

『スプレー缶3千本ガス抜きか 大阪・高槻爆発』

https://www.sankei.com/affairs/news/190708/afr1907080020-n1.html 

 

 

792054分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、工具通販会社「M社」(兵庫県尼崎市)社員、山西さん(男性、36歳)ら2人が全身にやけどを負って死亡。

山西さんの次男の男子中学生(13)と、M社の関連会社の50代男性とみられる2人が意識不明の重体となっている。

 

M社は、工具や関連商品をインターネットを通じて販売。

テレビCMなどで知られ、平成30年12月期の連結決算では売上高が1000億円を超える。

I産業とは以前から取引があったという。

 

警察は9日、業務上過失致死容疑でM社の本社などを家宅捜索。

ガス抜き作業の詳しい状況などを調べている。

 

M社は「警察の捜査に全面的に協力する」などとするコメントを出した。

 

・・・・・

 

出典

『大阪・高槻の爆発火災 ガス抜き作業原因か』

https://www.sankei.com/west/news/190709/wst1907090027-n1.html 

 

 

 

(2020年2月15日 修正1 ;追記)

 

20202131758分にNHK関西からは、死亡した3人と処理を依頼したM社が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、必要な安全措置を取らずに作業を行って爆発を起こさせたなどとして、死亡した3人についてガス等漏出致傷や重過失激発物破裂などの疑いで、被疑者死亡のまま書類送検しました。


一方、スプレー缶の運搬を許可を持たない業者に依頼したとして、警察はM社についても、廃棄物処理法違反の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200213/2000025255.html

 

 

2132037分に時事ドットコムからは、火災前日に運び込まれた2160本のうち1850本に穴が開けられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

大阪府警捜査1課などによると、スプレーは機械部品用クリーナーで、M社が保管していたが、台風により約3万6000本が水没。

 

処分に困った男性社員が昨年5月、産廃収集会社に相談すると、「自分たちでガスを抜いたら安くできる」と提案された。

 

火災前日、産廃収集会社には約2160本が運び込まれ、約1850本に穴が開けられていたという。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021301245&g=soc 

 

 

2132224分に日本経済新聞からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。

 

同課によると、M社は188月、中国から洗浄剤入りのスプレー缶約36千本を輸入。

 

コンテナごと神戸港で保管していたが、同9月の台風21号で水損した。

 

男性社員は、このうち一部の処理をI産業に委託。

自身らでガス抜きをしたのは、処理費用を抑える目的だったとみられる。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55609930T10C20A2AC8Z00/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以前は3週間前に持ち込まれたとの報道だったが、今回は前日に持ち込まれたとの報道。

どちらが正かは不明だ。

 

以下は、NHK映像の3コマ。

 





 

 

(2020年11月10日 修正2 ;追記)

 

20201192018分に毎日新聞からは、産廃会社の取締役だけが起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪地検は同社の今村取締役(男性、51歳)をガス等漏出致傷の罪で在宅起訴した。1026日付。

 

起訴状によると、今村被告は1976日、今村産業の敷地内でスプレー缶1867本にハンマーで穴を開け、ガスを漏出させて引火・爆発させ、近くにいた少年に重傷を負わせたとしている。

 

一方、地検はスプレー缶を産廃収集運搬業の許可がない運送会社に運ばせたとして、廃棄物処理法違反の疑いで書類送検された東証1部上場の通信販売会社「M」(兵庫県尼崎市)については不起訴(容疑不十分)とした。

 

また、ガス等漏出致傷などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検された3人と、消防法違反容疑で送検された法人としての今村産業も不起訴とした。

 

https://mainichi.jp/articles/20201109/k00/00m/040/206000c

 

 

(2022年2月26日 修正3 ;追記)

2022225187分に産経新聞からは、取締役に有罪判決が下りたが、従属的立場だったことを踏まえ執行猶予になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ガス漏出致傷罪に問われた同社取締役の男性被告(52)の判決公判が25日、大阪地裁で開かれ、田中伸一裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

判決や大阪府警によると、火災はスプレー缶約1870本に金属製ハンマーで穴を開ける作業中に起き、工具のインターネット通販会社「M」(兵庫県尼崎市)の社員ら計3人が死亡。
社員の息子(15)が頭の骨を折るなどした。

田中裁判長は、スプレー缶は「M」側が安価で処分しようと考え、取引先のI産業に持ち込んだと指摘。

引火による火災は容易に予見でき、「極めて危険な犯行」と非難する一方で、被告が「M」側に頼まれて場所を提供するなど従属的だったことを踏まえ、刑の執行を猶予した。

https://www.sankei.com/article/20220225-BJWCVEEV6JKA5MVXY2XOFJEJLA/

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019751817分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県姫路市沖で2016年、貨物船と石材運搬船が衝突して2人が死亡した事故で、業務上過失致死などの罪に問われた貨物船船長の冨田被告(58)に対し、神戸地裁姫路支部は5日、禁錮3年執行猶予5年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。

 

伊藤裁判官は、冨田被告が衝突直前にスマートフォンを操作していたと認定し、事故との因果関係を指摘した。

 

判決によると、冨田被告は16年7月15日、貨物船を操船中、前方500mの石材運搬船に気付くのが遅れ、回避しようとして誤って操舵レバーの電源を切り、舵がきかない状態で衝突。

 

運搬船は転覆し、船長(当時50)と機関士(同28)が死亡した。

 

伊藤裁判官は、衝突直前に冨田被告がスマホでニュースを見たり、パズルゲームで遊んだりしていたと認定。

 

「(スマホ操作は)限られた視界に極めて高い集中力を生じさせ、注意力を奪う。特にゲームは画面に没頭しやすい」とし、前方の船に気付くのが遅れる原因になったと指摘した。

 

一方、検察側の起訴内容は、スマホの操作をやめた後の回避行動の過失を問うており、スマホ操作を量刑の上で過度には重視できないとも言及し、刑を猶予した。

 

亡くなった機関士の母親は、法廷で判決を聞いた後、「法律のことはよくわかりませんが、亡くなった息子は帰ってきません」と話した。

 

出典

『ながらスマホで死亡事故、船長に有罪判決 地裁姫路支部』

https://www.asahi.com/articles/ASM754Q19M75PIHB00H.html

 

 

 

※事故当時の報道は下記参照。

 

20167151930分 産経フォト)

 

15日午前11時45分ごろ、兵庫県姫路市家島町の上島の西約4kmの瀬戸内海で、航行中の貨物船から「船が衝突して、1隻が転覆している」と118番があった。

姫路海保によると、神戸市東灘区の会社が所有する貨物船、第8大和丸(499トン)が転覆し、船長の男性(50)=徳島県松茂町=が病院に運ばれたが死亡、機関士の男性(28)=同町=が心肺停止状態で船内から見つかり、死亡が確認された。

男性乗組員1人(63)=徳島県鳴門市=が軽傷を負った。

もう1隻は、愛媛県今治市の海運業者が所有する貨物船豊昌丸(499トン)。

 

5人が乗船していたが、けが人はなく、事故後に自力で姫路港に入った。

 

当時、現場付近の海域は晴れ、波の高さは約50cmだった。

 

出典

『貨物船衝突し船員2人死亡 兵庫・姫路沖、1隻転覆』

https://www.sankei.com/photo/story/news/160715/sty1607150016-n1.html 

 

 

 

 

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2019751821分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

5日午後3時50分ごろ、熊本市中央区呉服町2丁目の遺跡発掘現場で土砂が崩れ、男性作業員3人が巻き込まれた。

 

警察や消防などによると、同市南区のSさん(男性、69歳)が約30分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

59歳の作業員は消防に救出され、70歳の作業員は自力で脱出。

いずれも軽傷を負った。

 

市によると、3人は市の臨時職員。

 

発掘現場は地表から約1.9mの深さで、縦9m、横10mの範囲で掘り下げており、この壁面の一部が幅約7m、奥行き1mにわたって崩れた。

 

作業員10人と現場監督1人の計11人で作業をしており、土砂崩れに巻き込まれた3人は、壁面近くにしゃがんで発掘をしていた。

 

市の発掘調査で死亡事故が起きたのは初めて。

 

現場は、江戸時代の溝の遺構があったとみられる埋蔵文化財包蔵地。

マンション建築に伴い、市が12日までの予定で調査していた。

 

発掘作業は、3日は雨のため中止し、雨が土に染みこまないよう現場の穴をブルーシートで覆っていたという。

 

4日に作業を再開、5日は壁面のひびや周囲に水たまりがないかなどを調べ、安全が確認できたとして午前8時半から作業していた。

 

地面を掘る場合、深さ2m以上では、土が崩落しないよう階段状に掘るなどの措置が労安法で定められているが、市は、この現場は2m未満だったため対象外としている。

 

会見した文化振興課の林課長は、「あってはならない事故。本当に申し訳ない」と陳謝した。

 

出典

『遺跡発掘現場で土砂崩れ、作業員1人が死亡 2人軽傷』

https://www.asahi.com/articles/ASM755RPJM75TLVB00K.html 

 

 

751812分にNHK熊本からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

一緒に作業をしていた50代と70代の男性2人は足まで土砂で埋まったが、けがの程度は軽いという。

 

市によると、3人は当時、スコップなどを使って掘削作業をしていて、土砂は幅6.6m、高さが2mにわたって崩れたという。

 

現場は古町遺跡と呼ばれ、マンションを建設する前に歴史的なものが埋まっていないか確認するため、市が事前の発掘調査を行っていたという。

 

出典

『遺跡発掘中に土砂が崩れ1人死亡』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190705/5000005670.html 

 

 

7680分に熊本日日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

壁面の崩落防止措置はとっていなかった。

 

近くで作業していた59歳と70歳の2人も、腰近くまで土砂に埋まったが、脚の打撲など軽傷。

 

警察は、ここ数日の大雨で土壌が緩んでいた可能性もあるとみて、業務上過失致死傷の疑いで調べる。

 

市文化振興課によると、市の発掘調査で死亡事故は初めて。

同日朝の作業前の安全点検では異常はなかったという。

 

現場に隣接する飲食店の男性店主(44)は、「崩れる音や悲鳴は聞こえなかった。地盤が弱いとは聞いたことがなく、大雨の影響かもしれない」と話した。

 

出典

『遺跡発掘3人生き埋め 熊本市、壁面崩れて1人死亡』

https://this.kiji.is/520011516776498273?c=39546741839462401 

 

 

 

(2020年3月25日 修正1 ;追記)

 

20203231811分にNHK熊本から、現場を監督していた市の職員が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、現場を監督していた市の職員2人が当時、掘削面の土砂を崩れにくくするなど安全管理が十分でなかったとして、23日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

この事故をめぐっては、熊本労働基準監督署も去年9月、十分な安全管理を行っていなかったとして、現場を監督していた熊本市の男性職員を労働安全衛生法違反で書類送検していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20200323/5000007786.html

 

 

 

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2019751257分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前10時35分ごろ、東京都中央区晴海の東京消防庁臨港消防署の旧庁舎で、廃棄処理中の発煙筒が破裂した。

 

同庁や警察によると、40代の男性隊員が右手にやけどなどのけがを負って救急搬送されたが、命に別条はないという。

建物などへの延焼はなかった。

 

事故当時、男性隊員は旧庁舎のごみの片付け作業をしていたといい、東京消防庁は何らかの原因で発煙筒が破裂したとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典

『消防署で廃棄処理中の発煙筒破裂、男性隊員搬送 東京・晴海』

https://www.sankei.com/affairs/news/190705/afr1907050011-n1.html 

 

 

 

 

 

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2019741521分に毎日新聞から、件数推移の棒グラフや容器注意書きの写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

梅雨の季節に強い味方となる防水スプレー。

そんな便利グッズに危険な落とし穴があることをご存じだろうか。

 

スプレーを吸い込むと呼吸困難や肺炎になる恐れがあり、病院に運ばれる人がいるのだ。


近年、そうした事例が増えており、関係機関が注意を呼び掛けている。

 

 

【スプレーを吸い込み9日間入院】

 

「ホームセンターで購入した防水スプレーを使用したら肺炎になった」

「製品を使用後、呼吸困難となり、重症と診断された」

 

消費者庁と国民生活センターが行政機関などの情報を集約する「事故情報データバンク」によると、毎年のように防水スプレーを吸い込んだ事故が起きている。

 

東京都消費生活総合センターにも2016年、数足の靴にスプレーを吹きかけたという20代の都民から、こんな相談が寄せられた。


「自宅マンションの玄関で換気扇を回しながら使ったところ、数時間後に高熱が出て呼吸困難になった。翌日、医療機関を受診すると『過敏性肺炎』と診断され、緊急入院となった」

 

この都民は酸素吸入や肺洗浄などの治療を受け、9日間入院したという。

 

 

【スキーブームで急増】

 

なぜ、防水スプレーを吸い込むと、こうした症状が起きるのか。

 

公益財団法人「日本中毒情報センター」などによると、防水スプレーには撥水(はっすい)性の樹脂が配合されていて、これが布などの表面に薄い膜を作ることで水をはじく。

 

スプレーを吸い込むと、成分の刺激に加え、樹脂が肺の中に付着し、酸素を取り入れて二酸化炭素を排出する「ガス交換」に支障をきたすと考えられている。

 

同センターの「中毒110番」への相談件数は、1990年前後は10件以下だったが、スキーブームに沸いた93、94年に、それぞれ100件超に急増。

 

こうした事態を受け、国や製造事業者が、スプレーの粒子を大きくして空中に舞いにくくしたり、靴や服への付着率を高めたりするなどの安全対策を進め、2001年には6件にまで減っていた。

 

 

【近年は再び増加傾向に】

 

しかし、その後は再び増加に転じ、15年は68件まで膨らんだ。

 

90年代前半の事故は12~3月のスキーシーズンに集中し、使われた対象もスキーウエアが中心だったが、最近では年間を通じて事故が起きるようになり、雨や雪のシーズンは、特に多くなる傾向があるという。

 

同センターは、「衣類用や皮革用、衣類と靴の両方に使えるものなど、さまざまな製品が出回るようになり、使う機会そのものが増えているのではないか」と推測する。

 

 

【マスクをつけ、人がいない風通しの良い屋外で使用を】

 

ちなみに、15年の相談68件のうち、本来の防水目的でスプレーを使って事故が起きた66件を分析したところ、梅雨に当たる6月が9件と最も多く、7月が8件と続いた。

 

使った対象は、靴が41%の27件、衣類が29%の19件(レインコート7件、スキーウエア6件など)だった。

 

場所は、屋内や車内が40件と61%を占め、ベランダや玄関の外、ガレージなどは11%の7件。


また、屋外で使用したが、風向きが変わって吸い込んだ事例も7件あった。

 

同センターは、「正しく使わないと健康被害が出る可能性がある」とし、

▽使う前に「使用上の注意」をよく読む

▽マスクを着用し、必ず風通しの良い屋外で使う

▽周囲に人(特に子ども)がいないことを確認してから使う

ことなどを呼び掛けている。

 

出典

『防水スプレーで呼吸困難 梅雨時に増加 屋内での使用避けて』

https://mainichi.jp/articles/20190704/k00/00m/040/121000c?pid=14509 

 

 

 

 

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2019年7月4日17時45分にFNN PRIME(秋田テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時40分ごろ、秋田市向浜の日本製紙秋田工場で、屋外にあった配管から苛性ソーダが漏れ出し、作業員2人の顔や首などにかかった。

 

作業員は30代と60代の男性で、市内の病院に搬送されたが、患部が赤くなった程度で症状は軽い。

 

当時、2人はボイラー工事のため移動している途中で、配管のつなぎ目から霧状に漏れ出た苛性ソーダがかかった。

 

工場では事故のあと、苛性ソーダを流すポンプを止め、配管内の液体を抜いた。

 

苛性ソーダは強いアルカリ性で、工場は外部への影響はないとし、原因について「配管のつなぎ目の劣化」としている。

 

出典

『流出!カセイソーダが作業員2人を襲う…配管の劣化が原因か』

https://www.fnn.jp/posts/2019070400000002AKT 

 

 

7月4日付で秋田魁新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時40分ごろ、秋田市向浜2丁目の日本製紙秋田工場で、屋外の配管から水酸化ナトリウム(カセイソーダ)が漏れた。

 

同工場や警察によると、男性作業員2人の顔や首、衣服などに付着し、やけどの疑いで病院に搬送されたが、いずれもけがはなかった。

同工場や消防によると、搬送された作業員は60代と30代で、ボイラーの工事を委託された業者の従業員。

 

作業中、ボイラー近くの配管をつなぐ金属製のボルト付近から漏れ落ちてきたカセイソーダを浴びた。

ボルトは劣化し破損していたという。

事故当時、作業員は長袖長ズボンにゴーグルなどの保護具を着用しており、露出部分は少なかった。

同工場は事故直後、カセイソーダを配管に送るポンプを停止。

その後も、配管に残っていたカセイソーダがボルト付近から敷地内に少量漏れ出たが、外部に影響はないとしている。

同工場では、今年4月にベルトコンベヤーから出火し、金具部分の一部を焼損。

 

2017年11月には、ボイラー設備のメンテナンスをしていた作業員3人がカセイソーダを含む液体を浴びてやけどを負うなど、事故が相次いでいる。

 

出典

『日本製紙秋田工場で配管から薬品漏れ、付着も作業員にけがなし』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190704AK0028/

 

 

7月4日19時47分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

敷地内にある屋外の配管から、劇物に指定されているカセイソーダが漏れた。


漏れたカセイソーダは数滴ほどで、近くを歩いていた2人の作業員の顔などにかかったという。


2人は病院に搬送されたが、診断の結果、けがはなかったという。


会社によると、カセイソーダが流れる配管のつなぎ目部分に小さな穴が空いていて、そこから漏れ出した可能性があるという。

 

出典

『製紙工場でカセイソーダ漏えい』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190704/6010004207.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇フランジのボルトが折れたためフランジの隙間から漏れた・・・という
  ことかもしれない。

 

〇「顔などにかかり患部が赤くなった」、「事故当時、ゴーグルなどの保護具を着用していた」という報道がある一方、「目に入って・・・」という報道はない。

 

そこから考えると、ゴーグルを着用したまま歩いていたので、目には入らなかった・・・ということかもしれない。

 

もしそうだったとすれば、これは、現場では作業時以外でも目の保護具着用が望ましいという警鐘事例になる。

 

〇2017年の事故は下記記事参照。

 こちらの記事ではゴーグル着用に触れられていないが、作業中につき、ゴーグルあるいは保護面などを着用していたものと思われる。

 

2017年11月15日掲載

2017118日 秋田市の日本製紙で強アルカリ性の廃液をボイラー燃料として再利用するためのポンプを設置中、配管近くから廃液が噴き出し、顔面などに浴びた3人が重軽傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7765/

 

 

 

 

 

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20197372分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

上越地域消防事務組合が火災の原因調査について学べるアプリを開発し、火災の予防に積極的に取り組んだことが評価され、最優秀賞にあたる消防庁長官賞を受賞した。

受賞したのは、上越市と妙高市を管轄する上越地域消防事務組合。


同組合は、去年夏、職員の提案で、火災の出火原因などを調べる「火災調査」を学べるアプリを開発した。


このアプリには、1000枚以上の火災現場のCG映像が使われ、さまざまな現場を見ながら、どんな調査が必要か、何が原因と考えられるかなどを選択肢から正解を選ぶ形式で学ぶ仕組みになっている。


このアプリは、判断が的確かどうかも採点される仕組みで、消防学校や県内の消防署の研修などで教材として活用されているという。


総務省消防庁によると、こうした研修はこれまでにほかに例がないということで、同組合は、このほど消防庁の表彰の最優秀賞にあたる消防庁長官賞を受賞した。


同組合の伊藤消防長は、「最高位の表彰をいただき、感極まっている。火災や被害者を出さないことが最重要な課題なので、全国の消防職員にアプリを利用していただいて、1件の火災、1人の被害者を減らすように役立ててほしい」と話している。

 

出典

『火災原因学べるアプリで最優秀賞』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190703/1030008465.html 

 

 

631759分に上越タウンジャーナルからは、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

上越地域消防事務組合は、火災の原因などを様々な角度から調べる「火災調査」業務をゲーム感覚で学べる「火災調査シミュレーションアプリ」を開発した。

 

担当した同組合消防本部予防課火災調査係長の入村さん(男性、39歳)は、「消防本部の垣根を越えて、全国の消防職員に教材として活用してほしい」と話している。

 

※アプリ説明動画(7分弱)

https://youtu.be/JhdjmGBnbL8

 


入村係長は2014年4月、同課に配属され、消防大学校火災調査課で学んだ。

 

「全国水準の火災調査を叩き込まれた。火災調査について『みんなに伝えなければいけない』という義務があった」と当時を振り返る。

 

伊藤消防長の「人の胸に届く新しい仕事をやろう」という言葉を胸に、周囲の助けを得ながらアプリ制作に没頭した。

 

これまで学んだ火災調査の知識や書類作成に必要なもの全てを盛り込み、1000枚以上の火災のCGを作成。

ストーリーは原稿用紙400枚以上にものぼった。

 

火災調査で長い経験を持つ先輩にも監修を依頼した。

 

入村係長は、「みんなが調査の目を持ち、みんなの知恵を結集して判定者にパス(渡す)することができればと思い、続けてきた」。

 

アプリ「火災調査 もう一つの火災現場へ」は、架空のアパートにおける火災調査を通して、実際の調査手順を踏みながら、必要な情報を学び、原因判定までを行う内容。

 

数多くの選択肢や見分箇所を自ら選んで物語を進める仕組みだ。

 

「火災調査の知識がないと、ゲームオーバーになる。無事に物語の結末にたどり着いたプレーヤーは教本の基礎知識が身に付くよう設計した」と入村係長。

 

アプリ制作を手伝った同じ予防課の清水さん(男性、31歳)は、「笑いもあるし、涙がでるほどに感動する話になっているんです」と話す。

 

現在は、同組合の職員全員がこのアプリで学んでおり、特に経験の少ない若い職員の知識向上などに役立っているという。

 

アプリは現在、全国の消防職員に“無期限貸与”も行っており、入村係長は、「同じ悩みを抱える人たちの役に立つ。日本の消防のためになるアプリだと思っている。消防に携わる多くの人たちに利用してもらいたい」と話している。

 

▼アプリの貸出規定はこちら(上越地域消防事務組合)

 

【消防庁長官賞を受賞】

 

同アプリが消防本部の予防業務における優れた取り組みになったとし、全国で最高賞「消防庁長官賞」を受賞した。

 

選考会議では、56団体の応募の中から選考委員が審査。

同組合が長官賞4団体の一つに選ばれた。

 

選考委員は、「消防庁でも大都市消防本部でも手をつけてこなかったシミュレーション訓練に、中規模本部が『アプリ開発』という形で挑戦し、結果に結びついたところが素晴らしい」と評価された。

 

出典

『上越消防が火災調査アプリ開発 消防庁長官賞を受賞』

https://www.joetsutj.com/articles/83865926 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇アプリ説明動画は、ちと展開が早く、文字など読み取りにくいが、このアプリがどういうものかは理解できる。

 

〇貸出規程には、一般公開用ではなく、消防職員専用と書かれて
  いる。

 

 

 

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201973530分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

街路樹の根が住宅の汚水管や升に入り込み、下水を詰まらせることがある。

 

自治体の過失かどうかは各ケースで異なるが、神戸市は2018年度、4件で和解、損害金として計約37万円を支払った。

 

市内で年間数件は発生しており、街路樹と建物の距離が近い、昔からの住宅街で目立つという。

 

市建設局によると、植物は栄養分と水分を求めて根を伸ばす性質があり、漏水しないほどのわずかな継ぎ目の空きでも入り込む。

 

下水施設と木が数m離れていても起こり得るし、もちろん、木は街路樹にも限らない。

家庭排水が流れにくくなったり、汚水升があふれたりして発覚する場合が多い。

西宮や宝塚、姫路市など兵庫県内の他の自治体も「頻繁ではないが、時々発生する」としている。

 

神戸市は再発対策として、下水がある方向に根が伸びないよう、地中に特殊なシートを張る場合もあるが、「最初から対策するのは難しい」。

管をはわせる深さは地形などで異なり、汚水升の造りも住宅によりまちまちなためだ。

 

マンションなどの集合住宅で起きることもある。

 

市は、街路樹の再整備や下水管の更新を進めており、近年の住宅地は歩道の幅を広く取る分、街路樹と住宅の距離も離れることから、「今後、同様の事例は減っていくのではないか」とみている。

 

18年度に和解した4件の損害賠償の専決処分は、開会中の神戸市会6月定例会で報告された。

 

     ◇

 

神戸市は、水漏れや汚水噴出といった水回りの緊急トラブルについて、水道局が委託・運営する「水道修繕受付センター」を総合相談窓口とするシステムを6月から運用し始めた。

 

高額な修理料金の請求など、悪質業者による契約トラブルを防ぐため、同センターが相談内容に応じて市の契約業者や指定工事店を案内する。

 

24時間対応、通話料無料。TEL0120・976・194

 

出典

『街路樹の根が下水管を詰まらせる? 神戸市内で年間に数件発生』

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201907/0012479880.shtml 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

樹木の根が原因で下水が詰まった事例は、本ブログでも2件ほど紹介している。

 

201661日掲載

[昔の事例の顛末] 201510月 兵庫県宝塚市で市道に植えられた桜の木の根が地中の公共汚水管内に入り込み、4m先の民家の汚水管に達して詰まらせたトラブルで市は賠償金を支払い

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5980/

 

20131225日掲載

20131219日報道 東京農工大で放射性物質を含んだ排水用の埋設配管継ぎ目が切り株の根が伸びたためにずれ、長期にわたって漏れた排水で周辺土壌が汚染

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3545/

 

 

 

 

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201974849分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前10時ごろ、下関市王喜本町にある冠婚葬祭業者が所有する冷凍倉庫の天井が、突然、崩落した。


この事故で、改修工事を請け負っていた会社の社長で、福岡市早良区の高稲さん(男性、38歳)が天井裏からおよそ8m下の床に転落した。


高稲さんは市内の病院に運ばれたが、頭を強く打って、およそ1時間後に死亡した。


また、同じく天井裏で作業していた40代の男性作業員も腰の骨を折る大けがをしたという。


警察によると、高稲さんがほかの作業員と一緒に天井裏に上がったところ、突然、天井が崩落したということで、警察は事故の詳しい状況を調べている。

 

出典

『下関 冷凍庫天井崩落で死亡事故』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190704/4060003051.html 

 

 

 

 

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20181127日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9097/

 

 

(2019年7月9日 修正2 ;追記)

 

201972212分にYAHOOニュース(さんテレビ)から、不起訴不服として遺族が検察審査会に申し立てたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

内視鏡検査の際、水と誤ってホルマリンを投与された男性の家族が、担当した医師の不起訴処分は不服として、検察審査会に申し立てを行った。

男性の家族は、「医師が中身をチェックしていれば誤投与は防げた」としている。

 

病院側は、「状況が分からずコメントできない」としている。

 

出典

『内視鏡検査でホルマリン誤注入 検察審査会申し立てへ/兵庫県』

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00010005-suntvv-l28 

 

 

7370分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

患者側は、審査申立書で「過失は重大」と主張。

 

患者の息子が2日に会見を開いてコメントを代読し、全身のしびれなどの後遺症に苦しんでいる現状を伝え、厳正な処罰を求めた。

 

出典

『姫路・ホルマリン誤投与の患者 医師不起訴検審申し立て』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012480704.shtml 

 

 

 

 

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2018728日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正4として掲載します。

第2報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8627/

 

 

(2019年7月9日 修正4 ;追記)

 

2019721926分にNHK岡山から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、浸水の危険性を認識しながら操業停止などを指示しなかったとして、社長と工場長の2人を業務上過失傷害などの疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、総社市下原にある「Aアルミ産業」の54歳の社長と42歳の工場長。

警察によると、2人は、この日の日中には工場が浸水する危険性を認識していたにも関わらず、すぐに操業停止などを指示せず、その後に起きた爆発で住民20人にけがをさせた業務上過失傷害や、業務上失火の疑いが持たれている。


警察の調べに対して、2人はいずれも容疑を認めているという。


「Aアルミ産業」は現在操業しておらず、親会社の「Aセイレン」の担当者は、取材に対し、「詳しい内容がわからないのでコメントできない」と話している。

 

出典

『総社工場爆発で社長ら書類送検』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190702/4020003088.html 

 

 

722235分に山陽新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は、隣接する川が氾濫して工場が浸水、爆発する危険性を予見しながら、早期の操業停止など適切な対応を怠った過失があると判断した。

県警捜査1課によると、2人は事故当日の昨年7月6日午後3時すぎ、隣接する川が逆流しているのを確認したが、しばらく様子を見ることを決定。

 

同8時40分ごろに溶解炉内にアルミニウムを入れるのを中止し、取り出す作業だけに切り替えた。

 

約1時間後、高温(700~800℃)のアルミニウムが炉内に残されたまま工場の浸水が始まり、同11時半ごろ水蒸気爆発が発生。

 

当時、炉内には約28トンがあったという。

出典

『総社のアルミ工場爆発で書類送検 容疑で岡山県警が役員と工場長』

https://www.sanyonews.jp/article/915001 

 

 

 

(2021年1月21日 修正5 ;追記)

 

20211201633分にNHK岡山からは、社長らは嫌疑不十分で不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岡山地方検察庁は、「溶解炉の中のアルミニウムを抜き取る作業を夕方までに始めていれば爆発は避けられたが、当時は、溶解炉への大量の浸水を予見できなかった疑いが残る」として、20日、社長と工場長をいずれも嫌疑不十分で不起訴にしました。

工場は現在操業しておらず、親会社の担当者は、「当時、多くの人が大変な思いをされたのは事実だが、こちらの事情も一部認められたと思っている」とコメントしました。

爆発事故で被害を受けた総社市下原地区の自治会長、小西さんは不起訴について、「どのような原因で事故が起きたのか知りたいと思っていたので、残念でショックだ」と話しました。


小西さんは工場の爆発の影響で自宅が全壊に近い被害を受け、事故による精神的なケアなどをめぐり、自治会長として会社側と話し合いを続けています。


小西さんは、「多くの家が新しくなってハード面では復興は進んだが、気持ちの面ではまだ苦しい思いをしている人もいる。不起訴になったことは残念だが、これからも会社側との話し合いを続けていきたい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20210120/4020007778.html

 

 

1201925分にYAHOOニュース(岡山放送)からは、同業他社などから聞き取りした結果、予見することはできなかった疑いが残ると判断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査の焦点は、爆発を回避できた事故当日の夕方の時点で、川が氾濫して大量の水が炉の中へ入ることを予見できたかどうかでした。

 

地検は、同じ業種の会社や河川工学の専門家などに聞き取りをした結果、予見することができなかった疑いが残ると判断し、2人を嫌疑不十分で不起訴処分としました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3486dc8fac9d0aea602faeb80ef5c79a601a1066

 

 

(2021年10月1日 修正6 ;追記)

20219271951分に日本経済新聞からは、該社が破産したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

アルミ材料メーカーのAアルミ産業(岡山県総社市)は、15日付で岡山地裁倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けた。
負債総額は54億円。

2018年に本社工場一体が西日本豪雨に見舞われ、高温の溶解アルミニウムを扱う溶解炉が浸水して大規模な爆発事故が発生し、周辺地域や住民に被害が出た。

親会社のAセイレン(大阪府八尾市)が中心になり事故処理に当たり、工場を閉鎖後、205月に不動産を売却・整理。

被害者への賠償など調整を進めていた。

帝国データバンクによると、同社は1980年設立。
アルミスクラップなどの原料を加工して製鉄用副資材を製造していた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC278SC0X20C21A9000000/

 

9271930分に山陽新聞からは、負債総額54億円のうち30億円は補償関係だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

破産管財人によると負債額は約54億円で、うち約30億円が被災者への補償に関わる債務という。

管財人によると、同社と被災者の補償交渉は一部が解決済みだが、金額面で合意できていないなど十数件の訴訟を抱えるという。

親会社のAセイレン(大阪府)は、「これまで可能な限りの補償を行ってきた。今後の補償は管財人の判断となるのでコメントできない」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30e82d2a5513ec6a74fa6c84aea19d46afcb0228

 

 

  

 

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201972190分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県西宮市の元臨時職員の女性が職場にあるキャスター付きのいすで転倒したのは市が安全配慮を怠ったためとして、神戸地裁尼崎支部が市に対し、慰謝料など約1400万円の賠償を命じる判決を出していたことが2日、分かった。

市は判決を不服として控訴している。

 

判決は5月29日付、控訴は6月13日付。

 

市によると、2013年12月、市民局に在籍していた女性が勤務中、いすに座ったままキャスターを滑らせて移動したところ、キャスターの一つが外れて転倒した。

 

女性は頸椎捻挫や尻の打撲などと診断され、約3カ月間休職した。

 

いすはキャスターの留め金が外れていたという。

 

女性はその後いったん復職し、15年春まで市に勤務。

 

退職後の16年10月、転倒の原因は市が欠陥のあるいすを放置したためとし、首が回りにくいなどの後遺症も続いているとして、市を相手取り、慰謝料など計約2820万円の支払いを求めて提訴した。

 

裁判では、市がキャスターの不備を認めた上で、転倒の原因は「通常とは違う方法でいすを使用したためで、過失は相殺される」などと反論したが、認められなかった。

 

出典

『元臨時職員、いすで転倒しけが 西宮市に1400万円賠償命令 地裁尼崎支部』

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012479431.shtml 

 

 

 

(2019年12月20日 修正1 ;追記)

 

201912191239分に読売新聞からは、市が和解に応じたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

兵庫県西宮市の元臨時職員の女性が勤務中に椅子で転倒し、首などに後遺症が残ったとして市に約2800万円の損害賠償を求めた訴訟で、市は女性に1200万円を支払い、和解すると決めた。

 

市議会は18日、市が提出した関連議案を可決した。

 

市によると、女性は2013年12月、市民課で勤務中、座っていたキャスター付き椅子の留め具の一つが外れて転倒。

首の捻挫や尻の打撲などのけがを負い、後遺症が残った。

 

女性が退職後に提訴し、地裁尼崎支部が今年5月、慰謝料など約1400万円の支払いを命じる判決を出し、市が大阪高裁に控訴していた。

 

裁判で市は、転倒事故と後遺症との因果関係について「不明な点がある」などと主張していたが、大阪高裁から10月に和解勧告を受け、因果関係を完全に否定することは難しいと判断。

和解に応じることにしたという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191219-OYT1T50152/ 

 

 

 

 

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201972192分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海のレジャーシーズンが本格化するのを前に、人気の高い水上オートバイを安全に乗ってもらおうと、「ジェット噴流」と呼ばれる、水上オートバイが噴き出す水流の危険性を確認するための実証実験が福岡市で行われた。

福岡海保が福岡市東区の沿岸で行った実証実験には、ライフセーバーやマリンスポーツの講師など12人が参加した。


最速で時速100kmにもなる水上オートバイは、短期間で免許を取れることもあり、人気が高まっているが、急発進の際などに後部座席に乗った人が転落し、ジェット噴流が直撃して大けがをするなど、思わぬ事故が発生している。


実証実験では、水上オートバイを急発進させると人形が振り落とされたほか、人に見立てた土のう袋がジェット噴流によって大きく破れるなどして、参加者が危険性を実感していた。


水上オートバイのジェット噴流による事故は、去年までの5年間で全国で12件発生していて、このうち2件が福岡県で起きている。


同海保の田村交通課長は、「水上オートバイを安全に楽しむために、急発進や急旋回は行わず、ジェット噴流による被害を防ぐため、水着などの露出が多い衣服ではなく、ウェットスーツを着用して、操縦者にしっかりつかまるようにして欲しい」と話している。

 


※以下は音声のみの情報(実験後のダミー人形を指さしながら)

 

水着の隙間から噴流が入り込む。

ダミー人形の足の付け根は破損しており、かなりのエネルギーがかかっていることが実験からもわかる。

 

出典

『水上バイク噴流の危険性実証実験』

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190702/5010004877.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の4コマ。

 

 

 

 

 

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201971214分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県志免町(しめまち)の食肉加工場で昨年4月、パート従業員の女性(63)が精肉ミンチ機に右腕を巻き込まれ、切断する労災事故があり、福岡東労基署は1日、肉の投入口にカバーを付ける危険防止措置を怠ったとして、同県宇美町の食肉加工会社と男性社長(43)を労安法違反容疑で書類送検した。

 

送検容疑は昨年49日午前11時ごろ、女性がミンチ機に肉を投入する際、可動部のスクリュー部に指などが接触しないよう、カバーを設置するなどの危険防止措置を怠ったとしている。

 

女性は右腕の肘から下を切断する重傷を負った。

 

同署によると、ミンチ機は中古で購入。

 

社長は、「カバーは必要だと知っていたが、これまで社内で事故はなかったので大丈夫だと思った」と供述しているという。

 

通常、業務用ミンチ機の投入口には円形のカバーを付けて、側面の隙間から肉を入れる。

詰まった時は、カバー上部の穴から棒で肉を押し込む。

 

出典

『食肉加工場でパート従業員の女性が右腕切断 加工会社など書類送検 福岡』

https://mainichi.jp/articles/20190701/k00/00m/040/233000c

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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