







2015年7月4日8時37分に産経新聞westから、「エアコン洗浄で火災!? 5年間で35件、神戸市消防局など注意呼び掛け」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エアコンの室内機に使う洗浄液が原因で火災になることがあるとして、消防などが注意を呼び掛けている。
節電効果が見込まれ、暑さが本格的になる前に洗浄する人が増える。
消防関係者は、「エアコンの構造をちゃんと理解した上で使って」と強調している。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、平成21~25年度に洗浄液などの液体がエアコン内部に残って発火した事例が全国で35件あった。
フィルターの奥にある熱交換器に詰まったほこりやカビを取ることで、熱効率の改善による節電や送られる風がきれいになる効果が期待される。
だが、洗浄の際に電源の基板や配線に液が付くと弱い電気が流れるようになり、電気の流れ道が炭化して発熱し、発火につながる恐れがある。
洗浄後、長期間たって起きることもあり、エアコンを使っていない時でも発火する可能性がある。
神戸市では、23~26年に洗浄液が原因のエアコン火災が2件あった。
市消防局予防課の担当者は、説明書をよく読み、熱交換器にのみ洗浄液がかかるよう注意を促した上で、「異変を感じたら、すぐにメーカーに連絡してほしい」と話している。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150704/wst1507040018-n1.html
(ブログ者コメント)
平成27年4月13日付で神戸市HPに、「エアコン洗浄が起因する火災」というタイトルの下記記者発表資料が掲載されていた。
「概要」
日ごろのメンテナンスや省エネ対策としてエアコンの洗浄をおこなっているご家庭も多いと思いますが、エアコンの洗浄は、専門的知識、経験が必要で、誤った洗浄方法により火災も発生しています。
このエアコンの洗浄は、梅雨や夏を控えた春ごろから初夏にかけて実施されることが多く、この時期に注意喚起の広報をおこないます。
「火災事例」
(1)平成20年7月 22時ごろ 自宅寝室にて就寝中、居室内の運転中エアコンから異音 がしたため目を覚まし、その後異臭、炎が上がったもの。
(2)平成23年6月3時ごろ自宅にて就寝中、運転中のエアコンから「ポン」という異音と共に異臭がしたためすぐにコンセントを抜いた。
(3)平成26年8月4時ごろ自宅居室の使用していないエアコンから異音がし、白煙が上がってきたもの。
いずれの事案も発見が早く、家人により適切な初期消火がおこなわれたため、幸いエアコン周辺のみの火災で済んでいますが、就寝中やエアコンを使用していなくても火災が発生していることが分かります。
「火災原因」
これらの火災の原因は、うち1件がリコール該当製品でしたが、いずれもエアコン内のファンモーターの端子付近が強焼しており、高圧端子間においてのトラッキング現象と判明しました。
さらに、その端子周辺の炭化物等にはアルカリ性反応(エアコンの洗浄液に含まれる成分)が確認され、いずれも過去に個人や業者にてエアコンの洗浄をおこなっていました。これはエアコン洗浄の際、内部の電気部品周辺に洗浄液が掛からないように養生していない、又はしていても不十分であったため火災に至ったものです。
「類似火災を起さないために」
(1)ご家庭のエアコンがリコール該当製品かどうかを確認して下さい。リコール該当製品や使用時の機器に異常がありましたら直ちに使用をやめ、電源プラグを抜いて、販売店や修理相談窓口に相談してください。
(2)室内機を市販の洗浄剤などを利用して内部洗浄するときは、取扱説明書に従って正しく使用してください。
(3)業者による内部洗浄で起きた事故もあります。異変を感じたら購入店やメーカーに連絡してください。
また、エアコン洗浄を実施する業者にありましても、下記に掲載している関係機関のホームページをご覧の上、引き続き細心の注意を払ったエアコン洗浄に努めてください。
(参考)
News Release(平成26年6月26日)によりますと、平成20年度から24年度までの5年間にエアコンによる事故が347件報告されており、そのうち「洗浄液や結露水等の液体が電源基板等に付着し、トラッキング現象が発生して発火」事故が32件、うち火災により被害拡大したものは4件あります。
出典URL
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2015/04/20150413910201.html
2015年7月4日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月5日19時4分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前6時50分ごろ、仙台市青葉区北山2丁目のマンション「北山ハイツ」(43世帯、鉄筋コンクリート6階)の106号室、無職Yさん(男性、67歳)方から出火、室内が焼けて約2時間半後に鎮火した。
警察によると、Yさんと60代の妻、30代の息子、息子の知人の30代女性が煙による喉の痛みを訴え、病院に運ばれた。消防によると、別の部屋に住む男性(77)も搬送された。5人とも喉に軽傷。
警察の発表によると、Yさんが寒気を覚えてストーブに点火したところ、利用する酸素呼吸器から漏れた酸素に引火し、燃え広がったとみられる。
マンション2階に住む女性は、「煙は真っ黒で怖かった。吸わないようにかがんで廊下を歩き、近所に避難を呼び掛けた」と話した。
現場は北山霊園に近い住宅地。消防車など23台が出動し、周辺は一時騒然となった。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150704_13051.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150705-OYT1T50021.html
2015年7月4日14時3分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県警は4日、当直中の警察官が事件に関する内部資料1枚を、県内の報道各社に誤ってファクスで送信したと発表した。
資料には、車1台の車両番号と車種が記されていた。
県警は同日、破棄していた社を除く全社から、資料を回収した。
県警によると、4日午前3時45分ごろ、県警本部で当直をしていた男性警察官が、ドメスティックバイオレンス(DV)事件の資料を、毎日新聞を含む新聞、テレビ、ラジオの計16社に誤って一斉送信した。
資料は、「Nシステム」(自動車ナンバー自動読み取り装置)で車両を検索するための依頼書で、県内の警察署から本部にファクスで送られていた。
当直の警察官は、通行止めに関する広報資料を各社にファクスしようとして、誤って送信したという。
送信後、資料をバインダーに挟もうとして誤りに気づいた。「内容をよく確認しなかった」と話しているという。
県警はいったん各社に電話で破棄を依頼し、その後回収した。
同日は5人態勢で当直していた。
県警警務課の担当者は、「大変申し訳なかった」と謝罪し、広報資料を送信する際に複数で確認するなど再発防止に努めるとしている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150704k0000e040293000c.html
2015年7月4日付で読売新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月4日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は3日、大飯原子力発電所3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋内で6月4日に集煙機が燃えたぼやは、耐火性の低いホースを使ったのが原因と発表した。
関電の発表では、協力会社員が吸引力を高めようと集煙機に通常より口径の小さいホースを接続。
溶接に伴う火花がホースに引火、集煙機に吸い込まれて一部が焦げたという。
関電によると、作業員がスプリンクラーに水を送る配管の支柱を溶接する際、責任者に相談せず、吸引力が強く不燃性ではないホースを使用。
溶接の火が吸い込まれ、長さ約10mの吸い込みホースと集煙機のフィルターが焼けたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150703-OYTNT50133.html
7月4日付で毎日新聞福井版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の廃棄物処理建屋(放射線管理区域)で6月4日に起きた溶接作業による火事で、関電は3日、溶接時の煙を吸い出す集煙機に、作業を請け負った協力会社が難燃性ではないホースを取り付けた素材選びの誤りが原因だったことを明らかにした。
関電によると、作業は原発の新規制基準に基づく火災防護対策のスプリンクラー設置工事。
配管の支柱部を溶接するのに現場近くの火災報知機が鳴動しないよう、作業員が難燃性の元のホースを吸引力の強い口径の小さいホースに取り換える際に、難燃性ではないホースを選んでしまったという。
その結果、煙と一緒に吸い込まれた粒状の溶けた金属でホースが燃えた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20150704ddlk18040384000c.html
当時の状況が、6月4日19時50分に産経新聞westから、下記趣旨でネット配信されていた。
4日午後2時58分ごろ、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の廃棄物処理建屋内通路で火災報知機が作動し、関電社員が119番通報した。
作業員が、溶接時の煙などを吸引する集煙機から火が出ているのを見つけ、消火器などで間もなく消し止めた。
この火事で、集煙機のダクト部分が焼けた。環境への放射能の影響はなく、周辺設備にも影響はないとしている。
関電によると、通路ではスプリンクラー設置工事に伴う配管の溶接作業が行われており、作業員3人が同日午前9時から従事していたという。
廃棄物処理建屋は放射線管理区域で、スプリンクラー設置工事は新規制基準に基づく火災防護対策として行われている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150604/wst1506040079-n1.html
2015年7月4日7時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時頃、愛媛県宇和島市住吉町の宇和島港に停泊している県立宇和島水産高校の実習船・えひめ丸(499トン)から、船底部で作業をしていた専攻科1年生の男子生徒(19)が気を失って倒れた、と119番があった。
男子生徒や男性乗組員ら計5人が頭痛などを訴え、消防が病院へ搬送した。
現場からは、硫化水素が検出された。
消防や警察などによると、5人のうち3人が硫化水素中毒と診断されて入院。専攻科1年生で、18歳の男子生徒2人が自力で病院を訪れて受診した。7人は、いずれも症状は軽いという。
専攻科1年生の男子生徒2人と男性乗組員2人が、船底部で船内のトイレと浄化槽をつなぐパイプの汚れを取り除く作業をしていた。
パイプを取り外して間もなく異臭がし、頭痛や吐き気がするなど気分が悪くなったという。
別の男性乗組員と、自力で病院へ行った生徒2人は、別の場所にいた。
消防の救助隊が、ガス検知器で微量の硫化水素を検出。
男子生徒らは洗剤などを使わずに掃除していたといい、警察は、パイプや浄化水槽などの汚泥から何らかの原因で硫化水素が発生したとみて、調べている。
船には、専攻科1年の男子生徒10人と男性乗組員14人がいた。
9月3日からハワイ沖での遠洋航海実習を予定し、7月13日からの事前航海に備えて点検作業を行っていたという。
宇和島水産高校の田上校長は、「生徒や保護者、近隣の皆さんに迷惑をかけたことをおわびしたい。今後は換気を十分に行うなど安全管理を徹底したい」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150704-OYT1T50006.html
7月4日付で毎日新聞めちゃ関西版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時50分ごろ、愛媛県宇和島市住吉町3の樺崎第1号岸壁で、停泊中の県の水産実習船「えひめ丸」船内から有毒ガスが発生。
船内で作業中の専攻科1年の男子生徒2人(ともに19歳)と、男性船員2人(31歳と67歳)が、ガスを吸って救急搬送された。
さらに、消防の検分に立ち会っていた男性船員(41)も、気分が悪くなって搬送された。
生徒1人と船員2人が念のため入院したが、5人とも軽症。
警察などによると、発生したガスは微量の硫化水素とみられる。
3日午前9時10分ごろから、生徒10人と船員ら14人が船底で、トイレの汚水パイプを掃除していた。
男子生徒が金属製パイプ(直径5cm、長さ約1m)を取り外したところ、意識がもうろうとなったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20150704ddn012040017000c.html
7月3日20時41分にNHK 四国 NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浄化槽のあるトイレは船底付近にあり、消防が浄化槽の付近を調べたところ、微量の硫化水素が確認されたということで、警察や消防では、浄化槽から何らかの原因で硫化水素ガスが発生して周辺に充満し、生徒や船員が吸い込んだと見ている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150703/3060051.html
7月3日21時16分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校によると、2日に薬剤を使って清掃したという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH736FHMH73PFIB00Y.html
2015年7月3日7時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時頃、山梨県南アルプス市飯野新田の県道交差点で、歩行者用信号機が約3m下の地面に支柱ごと落下した。
けが人はなかった。
県警交通規制課によると、信号機は交差点に面した住宅兼店舗の2階外壁に取り付けられた金属製の支柱に設置されていた。
縦方向の支柱(長さ約1.8m、重さ約11kg)が根元から折れたため、信号機(重さ約15kg)とともに落下したという。
信号機は1987年に設置。
県警では年2回、電気工事業者に委託し、目視や打音検査などで点検しており、今年3月の点検で異常はなかったという。
同課で、落下した原因を調べている。
信号機が設置されていた店の男性店主(78)は、「店で新聞を読んでいたらドーンとすごい音がした。驚いて外へ出ると、信号機が車道に落ちていた」と話した。
現場は市立白根飯野小学校の通学路になっているといい、同校によると、3日以降に児童に注意喚起をするという。
小学生の子供を持つ近くの男性(45)は、「もし子供に当たっていたらと思うと怖い。通学路の信号機はしっかり検査してほしい」と話していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150702-OYT1T50155.html
2015年7月3日13時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省福島河川国道事務所は2日、毒物のフッ化水素などを含んだ液体が福島市の大森川に流出した疑いがあると発表した。
水質検査での異常や魚が死ぬなどの異変は、確認されていないという。
発表などによると、川の近くにある農業・食品産業技術総合研究機構の福島研究拠点から1日夕、実験装置のタンクに入っていたフッ化水素などを含む液体約18ℓが見あたらないと、市を通じて連絡があった。
研究拠点の職員が液体があるのを確認したのは約1か月前だといい、1日までの間に、何らかの原因で排水管から川に流出した可能性があるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150703-OYT1T50049.html
(ブログ者コメント)
国交省東北地方整備局から、水質検査結果の詳しい数字などが発表されていた。
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/56802_1.pdf
2015年7月2日19時58分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日、王寺町の公園で木製の遊具が壊れ、遊んでいた子どもがけがをした事故を受けて、王寺町は2日から、公園の遊具の緊急点検を始めた。
この事故は、1日の午後5時半頃、王寺町元町の烏山公園で小学3年生の女の子が木製の遊具で遊んでいたところ、骨組みの木材が外れ、女の子が地面に落ちて頭にすり傷のけがをしたもの。
事故現場では2日、警察や町の担当者が遊具を詳しく調べ、事故の原因を調査した。
また、王寺町はこの事故を受けて2日から、町が管理する43か所の公園で遊具の安全点検を始めた。
点検では、町の委託を受けた業者が遊具を叩いて、劣化していないか音を確かめたり、破損している部分がないか調べたりしていた。
王寺町によると、壊れた遊具は25年ほど前に設置され、毎年1回、目視で点検してきたが、去年12月の点検では異常はなかったという。
町は今回の点検の結果を受けて、早急に再発防止策をとりたいとしている。
王寺町地域整備部の井関部長は、「遊具の管理が不十分でお子様にけがをさせてしまい申し訳ありません。原因を検証し、安全に利用してもらえるようにしたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2053013851.html?t=
7月2日10時20分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後5時半ごろ、奈良県王寺町元町の烏山(からすやま)公園で、同町の小学3年の女児(8)が丸太にロープでつるした円盤を渡る遊具「円盤渡り」で遊んでいたところ、丸太の片端が支柱から外れて破損。女児は約1m下に転落し、頭にすり傷を負った。
奈良県警西和署が原因を調べている。
同署によると、遊具は全長約4.2m、高さ約3.3mで、ロープでつるされた8つの木製円盤を渡って遊ぶもの。
丸太は直径20cmで、内部は劣化が進んでいたという。
王寺町によると、遊具は平成2年ごろに設置。
毎年1度、目視点検を行っているが、昨年12月の点検では異常はなかった。
同町は2日から、町内のすべての公園の遊具を点検する。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150702/wst1507020036-n1.html
2015年7月2日9時13分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日12時35分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前8時ごろ、山形市桜田小で、プールの機械室から塩素ガスが発生した。
同校によると、50代の女性教諭がプールの水質を調整する作業をしていた際、消毒液を違う投入口に誤って入れたため、化学反応が起き、ガスが発生したという。
女性教諭と連絡を受けて処理に当たった30代の業者の男性の計2人が入院した。いずれも命に別条はないという。体調不良を訴える児童はいないという。
同校によると、女性教諭は1人で塩素濃度を調整する作業をしていた。
水質を管理するための薬品を注ぎ入れる投入口は二つ並んでおり、女性教諭は誤ってごみなど水の汚れを凝集する薬品を入れる投入口に消毒液を注いだという。
水の汚れを凝集する薬品は酸性で、消毒液はアルカリ性のため、混ざり合って塩素ガスが発生したとみられる。
異変に気付いた女性教諭は、教頭、校長に連絡。教室の窓を閉めてガスが流入しない対策を取った。臭いはすぐに薄れた。この日は通常通りに授業を行った。
同校はプールの機械室を管理している業者に連絡し、原因を確認するなどの処理を依頼した。
業者の男性は機械室内で作業し、安全を確認した際は体調に異変を感じなかったが、現場を離れた午後になって不調を訴え受診し、病院側が119番通報。消防が残留ガスの有無を調べ、安全を確認した。
渡辺校長は、「多くの人に心配と迷惑を掛け、申し訳ない。再発防止に努めたい」と述べた。
同小では先月1日にプール開きを行っており、定期的に塩素濃度の調整作業を続けていた。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201507/02/kj_2015070200028.php
http://www.news24.jp/articles/2015/07/02/07303238.html
(ブログ者コメント)
次亜塩素酸ソーダをポリ塩化アルミニウムのタンクに誤投入したための事故だと思われる。
しかしながら、この種の事故トラブルは過去に数多く発生しており、本ブログでも多数紹介済。
そのような状況につき、学校側でも対策はとっていたと思うのだが・・・。
なぜ間違ったのだろう?
2015年6月28日19時14分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本時間の27日午後9時半ごろ、台北近郊の新北市のレジャー施設で音楽イベントが行われていたところ、屋外のステージの近くで、突然、炎が上がり燃え広がった。
地元の消防当局などによると、20代と30代の日本人女性2人を含む、合わせて519人がやけどなどをして手当を受けたという。
音楽イベントでは、28個もの噴射装置を使って、客に向かって色の付いた粉を大量に吹きかける演出が行われていた。
消防当局は、NHKの取材に対し、当時は細かい粉が大量に舞い上がり、空気中の濃度が、粉末に引火する「粉じん爆発」を起こしかねないレベルに達していたという見方を示した。
そのうえで消防当局は、噴射装置や照明機器などが火元となって粉に引火した可能性もあるとみて、現場検証を行うなどして当時の状況を詳しく調べていることを明らかにした。
イベントで使われていた粉は、粉末状にしたトウモロコシなどに色を付けて使っていたとみられ、消防当局は成分についても調べている。
当時開催されていた音楽イベントは、台湾の会社が「カラー・パーティー」と題して2013年から毎年開いているもので、27日は、新北市にあるレジャー施設の水を抜いたプールの中を会場に、有料で開かれていた。
当時、会場には水着姿の客を含む数千人が集まっていたとみられ、地元メディアによると、ステージに上がった歌手などがラップミュージックやダンスなどを披露していたという。
事故が起きたのは、イベントが後半にさしかかった現地時間の午後8時半ごろ、日本時間の午後9時半ごろで、ステージ近くの参加者が音楽に合わせて踊り、会場の雰囲気が最高潮に達したのに合わせて、主催者側がさまざまな色が付いた粉を、ステージの周辺に置いた機材を使って吹き飛ばし、客に向けて浴びせる演出を行った。
当時の様子を撮影した映像によると、空中に大量の粉が舞って煙のように視界を遮るなか、ステージから数m離れた一帯から、突然、炎が上がっている。
台湾では、このところ、今回のようにさまざまな色の粉を浴びながらダンスやランニングを楽しむイベントが流行しているという。
今回の台湾での火災について、火災のメカニズムに詳しい早稲田大学理工学術院の長谷見雄二教授は、出火当時の火災の映像から、会場にまかれた粉に何らかの原因で引火したあと連鎖的に燃え広がる、一種の「粉じん爆発」が起きた可能性が高いと指摘している。
今回の火災当時の映像では、会場に粉が大量にまかれ、その後、強い光が見えたあとに地面付近を炎が一気に燃え広がる様子が写っている。
映像を分析した長谷見教授によると、まかれた粉は、空気中に漂う様子から乾燥した状態だったとみられ、密度も高かったという。
このため、何らかの原因で会場にまかれた粉に引火したあと、粉状になったものが一瞬にして燃える一種の「粉じん爆発」が起きて連鎖的に燃え広がった可能性が高いと指摘している。
そのうえで長谷見教授は、「今回のような火災現象は、粉の乾燥状態や空気中の密度などの条件がそろっていれば、照明の熱やたばこの火などがきっかけで起きる可能性がある。大量の粉を使った演出は、状況によっては非常に危険だということをまず認識し、仮にこうした演出を行う場合でも、大気中の粉の密度がどれくらいであれば安全かといったことを事前にチェックしたうえで、安全な範囲で行うことが必要だ」と話している。
トウモロコシを原料にした粉末に色を付けた粉が使われるイベントは、最近、アメリカや日本などでも行われている。
こうしたイベントは、数年前にアメリカで発祥し、白いシャツを着て5kmのコースを走る間に色とりどりの粉をかけられたり、大勢で粉を浴びたりして、楽しむことを目的にしている。
日本でも、代理店が主催するイベントが去年あたりから各地で開催され、若い世代を中心に人気を集めている。
ただ、台湾と日本で使われている粉の違いや使用時の状況の違いなどは、今のところ分かっていない。
トウモロコシを原料にした粉末に色を付けた粉を使ったイベントを、去年から日本で行っている東京のL社は、台湾の事故を受けて、念のため、山盛りにした粉や空気中にまいた粉に火を近づける実験を行ったが燃えなかった、と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150628/k10010130871000.html
6月28日19時19分にYAHOOニュース(AFP=時事)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発発生当時の動画には、来場者らに吹き付けられた粉が突然引火し、会場が炎に包まれる様子が生々しく捉えられている。
来場者が水着など薄着だったことから大勢の人々が重度のやけどを負い、惨事を免れた人々によって搬送された。
当局が28日発表したところによると、負傷者は500人を上回っており、このうち約200人は重傷。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150628-00000034-jij_afp-int
6月28日22時2分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災の原因となったとみられるカラーパウダーは、コーンスターチをカラフルに着色した粉末。
粉塵爆発に詳しい東北大名誉教授の榎本兵治氏によると、細かい粉状の物質は、コーンスターチに限らず、砂糖や小麦粉のような食品でも、金属粉であっても、空気中に散布され、酸素が十分に行き渡った状態で火気に触れれば、爆発することがあるという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150628/wst1506280069-n1.html
7月1日0時5分にYAHOOニュース(フジテレビ系)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台湾のイベント会場で起きた爆発・炎上事故。
消火のための作業によって炎がさらに燃え広がる現場を、ステージ上のカメラがとらえていた。
火災をステージ上からとらえていた新たな映像には、会場に響き渡る悲鳴が映されていた。
イベントスタッフは、手に消火器のようなものを持っていた。
そして、火を消そうと二酸化炭素を噴射したところ、火がさらに燃え広がっているのがわかる。
体に火がつき、必死に逃れようとする観客。
今回の火災では、こうして地面に積もっていたカラーパウダーが巻き上がってしまい、さらに火が燃え広がったとみられている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150630-00000210-fnn-int
(ブログ者コメント)
○屋内で同じ現象が起きれば「爆発」となるのだろうが、今回は屋外だったので、映像を見る限り、「爆発的燃焼」だった感がある。
○「消火器噴射で地面のパウダーが巻き上がって・・・」という件、2次爆発や3次爆発で被害がさらに拡大することが、粉じん爆発の大きな特徴だ。
(2015年8月13日 修正1 ;追記)
2015年8月11付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台湾内政部は、事故後、可燃性の粉を噴出するのは消防法違反との判断を示し、カラーパウダーを使ったイベントを禁止した。
(2015年10月19日 修正2 ;追記)
2015年10月17日付の毎日新聞紙面に、照明にパウダーが入って引火したという、下記趣旨の記事が掲載されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
死者12人を含む499人がやけどを負った火災で、検察当局は16日、イベント主催者1人を業務上過失致死などの罪で起訴した。
パウダーが粉塵爆発する危険性を知りながら、イベント参加者や設備を扱うスタッフらに周知せず、安全訓練もしていなかったとした。
また検察は、舞台そばの照明にパウダーが入って引火し、会場にまかれていたパウダーで粉塵爆発が起きたと断定した。
2015年6月26日18時6分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、山梨県警察本部の小型無人機「ドローン」が訓練中に落下したトラブルで、製造業者が「ドローンの操縦に使う電波が他の電波と混線したことが落下の原因と推測される」とする報告書をまとめたことがわかった。
山梨県警察本部は先月、南アルプス市で行われた水防訓練で、小型無人機「ドローン」を使って空中からの撮影を行ったが、ドローンは数分間飛行したあと落下し、機体の一部が破損した。
このトラブルの原因について、ドローンの製造業者が報告書をまとめた。
それによると、ドローンのモーターやプロペラなど、機体には異常は確認されず、バッテリーも十分残っていたという。
その上で、「ドローンを操縦するための電波と同じ周波数帯の電波を近くで使っていると混線し、操縦ができなくなる」として、「当時も他の電波と混線するという問題があり、落下したと推測される」と結論づけている。
製造業者によると、ドローンの周波数帯と同じ電波を使う物にはワイヤレスマイクや公衆無線LANがあるという。
製造業者は、今後、報告書を県警察本部に提出することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045881731.html?t=1435349740791
5月31日20時11分に毎日新聞から、当時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
山梨県警が災害時の情報収集などのために導入した小型無人機「ドローン」が31日、同県南アルプス市の櫛形総合公園で初めて行った公開飛行訓練で、着陸直前に落下した。
県警警備2課によると、ドローンは重さ約4.6kg。最長で15分間、飛ぶことができる。
訓練では、離陸後約7分間、最大約30mの高さから機体下部に備えたビデオカメラで周囲を撮影。
着陸しようとした際にコントロール不能となった。近くの木に引っ掛かって約2m下に落下し、プロペラなどが破損した。けが人はいなかった。
ドローンは、県警が昨年3月、災害時や山岳遭難で行方不明者の捜索に活用しようと計160万円で導入し、1年2カ月間、整備や訓練を行ってきた。
県警危機管理室の野中室長は,「製造業者と協議して落下原因を究明し、実際の災害出動に向けて万全を期したい」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150601k0000m040057000c.html
(ブログ者コメント)
首相官邸屋上への落下に端を発し、善光寺落下少年の言動など、ドローンに関する様々な問題が一気に噴き出した、今年はドローン問題対策元年の感がある。
2015年6月26日13時13分に西日本新聞から、「梅雨こそ注意 トラッキング火災 プラグのほこりが湿気で通電」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
じめじめした梅雨の時季にこそ注意が必要な火災がある。
コンセントに差し込んだプラグに付着したほこりが原因となる「トラッキング現象」による火災だ。
湿気を帯びたほこりが異常な放電を促し、発火の恐れが高まるという。
福岡市消防局は、「プラグをしっかり差し込み、ほこりはこまめに取り除いて」と呼び掛けている。
市消防局によると、過去10年間に市内で起きたトラッキング火災27件のうち、11件が梅雨時季や湿度の高い6~8月に集中。
プラグに付着した湿ったほこりは、2本の金属刃間に異常な放電を促す媒体となり、本来なら絶縁体の役割を果たす樹脂部分を炭化させ、発火の危険性を高めるという。
昨年の梅雨時季、同市西区の大型物販店で起きたぼやは、電気器具の電源コードの接続部で生じたトラッキング現象が原因だった。
27件の中には、同市博多区で入院患者ら10人が死亡した2013年10月の医院火災もある。
医院火災では、県警が、治療室の加温器のプラグにほこりがたまって発火したことが出火原因だったと特定している。
医院火災の発生した時は雨で、湿度が高かった。
要注意は、冷蔵庫やエアコンなど常にプラグを差しっぱなしにしていることが多い家電だ。
携帯電話やノートパソコンなどでよく使われている、交流電力を直流に変換するACアダプターなど大型プラグも、重みで傾きやすくコンセントとの隙間ができやすい。
台所や洗面所など水気の多い場所、家具の裏など普段は目につかない場所にも危険が潜んでいるという。
同局予防課の勝野係長は「定期的にプラグを抜いて、乾いた布でほこりを取り除いてほしい」。
プラグの差し込み部分にほこり防止のキャップが付いたトラッキング火災の防止グッズも市販されているという。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/178066
(ブログ者 雑感)
2010年6月26日に初記事掲載以降、ほぼ5年が経過しましたが、お知らせなどを含め、この記事でちょうど5000件目となりました。
途中、ブログ引越しや読者の方からのお叱りなど、様々なことがありましたが、これで一区切りの感があります。
次の区切りは2020年の1万件?
そうなるかどうかは不明ですが、今後もこれまで通り、コツコツと情報を収集し発信し続けたいと思っています。
2013年7月7日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
※第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3009/
(2015年7月2日 修正2 ;追記)
2015年6月27日付で毎日新聞東京版から、事故調が最終報告書をまとめたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都港区のビルで2009年4月、男性がエスカレーターの手すりに乗り上げて転落死した事故について、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は26日、側面からの転落を防止する対策がなかったとする最終報告書をまとめた。
手すりに接触して体が乗り上がるメカニズムも確認。
太田国交相らに、エスカレーターの設置された環境に応じた転落防止のガイドラインの策定や、法整備の検討などを求めた。
この事故について、国交省の昇降機等事故調査部会は昨年10月、「機器の不具合や乗り場周辺の安全対策の欠如が原因ではなかった」とする報告書を公表した。
一方で、事故調は今回、建築基準法などに基づく安全対策が取られていたことを認めながらも、側面から転落した他の事故を挙げつつ、「設置環境を踏まえたさまざまな人の行動を想定し、事故の発生をより広く確実に予防する必要がある」として、対策が不十分だったと事実上認定した。
事故調は、手すりと被害者がはいていたズボンとの摩擦係数などを測定し、コンピューターを使ってシミュレーションを実施。
接触から0.37秒で体勢が不安定になり、0.53秒で体が完全に持ち上がったとの検証結果を公表した。
報告書を受け、父親(81)は、「事故は息子の意図的な行為によるものではないと認められ、手すりとの接触で体が持ち上がることがあると初めて明らかになった」と内容を評価。
「事故防止策が徹底され、今後、息子のような犠牲者が出ることのないように強くお願いする」と求めた。
出典URL
http://mainichi.jp/shimen/news/20150627ddm041040106000c.html
6月27日5時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消費者安全調査委員会(事故調)は26日、東京都内で起きたエスカレーター死亡事故の報告書を公表した。
「確実な安全対策が必要」として、エスカレーターを管轄する国交省に、転落防止板を設置するなどの対策を業界に求めるよう提言した。
「構造に問題はなかった」として新たな対策に動いていなかった業界側に、一石を投じた。
エスカレーターからの転落事故は、1996年以降、12件発生し、うち5人が亡くなっている。
だが、転落対策は建築基準法などの法令で義務化されておらず、国交省も本格的な調査をしていない。
このため、事故調は、事故防止策として、
(1)本体側面に「転落防止板」
(2)手すりへの偶発的な接触を防ぐ「誘導手すり」
の設置を求めた。
事故調は12年、暮らしに関わる事故の原因と再発防止策の調査を目的に発足。
ただ、これまでに出した3件の報告書は、原因が確認できなかったり、所管官庁がすでに出した再発防止策を追認するだけだったりした。
今回の報告書は、再発防止に向けて新たな基準づくりの必要性を前面に打ち出し、持丸正明委員長代理は取材に対し、「初めて事故調に求められた役割を果たせた」と述べた。
対策案は今後、管轄の国交省で検討されることになる。
法的に義務づけられてはいないが、事故調は、措置内容の報告を求めるという。
事故調関係者は、「新設のエスカレーターは業界が自主対策をつくり、既設のものも独自に対策が進むのではないか」と見ている。
報告書を受けて記者会見した片山さんの父親(81)は、「裁判では認められなかったが、エスカレーターの設置者は出された対策を守り、再発防止をしてほしい」と訴えた。
出典URL
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11828584.html
関連記事
6月26日 共同通信
エスカレーター事故で提言 手すりや板で転落防止を
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062601001981.html
6月20日 朝日新聞
エスカレーターに転落防止板推奨へ 消費者事故調報告書
http://www.asahi.com/articles/ASH6K65TVH6KUTIL047.html
2015年6月27日20時16分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時ごろ、会津若松市河東町にある太陽光発電所の建設予定地で、測量会社のパート従業員のIさん(男性、63歳)が、高台の急な斜面に設置されたコンクリート製の排水路の中で足を滑らせ、20mほど下に転落した。
Iさんは、コンクリートの底で全身を強く打って病院に運ばれたが、27日になって死亡した。
Iさんは当時、同僚と一緒に測量の準備作業をしていて、幅2mほどの排水路に足を踏み入れた際に滑り落ちたということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055910341.html?t=1435439153920
2015年6月27日18時7分にtvkニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県教育委員会はきょう、おととい、横浜市港北区の県立武道館で小学2年生の男子児童が窓から転落し、大ケガをする事故があったと発表した。
県によると、事故があったのは横浜市港北区にある県立武道館の小道場で、おととい25日の午後6時半頃、小道場の窓から横浜市内に住む小学2年生の男子児童が転落した。
窓の高さはおよそ5mで、男子児童はコンクリートの地面に頭を打つなどし、頭部を骨折する大ケガをした。
男子児童は当時、小道場で行われているスポーツクラブの練習に参加していて、事故は休憩中に発生。
スポーツクラブのスタッフや保護者もいたということだが、目撃した人はいなかったという。
小道場の窓は、床から高さおよそ50cmに位置し、木製の格子の柵がついているが、隙間から落ちたとみられている。
県教委は、注意を呼び掛ける貼り紙を掲示したほか、今後、再発防止に向けた対応を行うとしている。
出典URL
http://www.tvk-yokohama.com/tvknews/news1.php
6月28日13時41分に読売新聞から、6月27日15時5分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県教委は27日、横浜市港北区の県立武道館の2階窓(高さ約5m)から小学2年男児が転落し、頭部を骨折する重傷事故があったと発表した。
命に別条はないという。
県教委スポーツ課によると、事故は25日午後発生。
窓は床から高さ50cm、縦約1.5m、横約2mの大きさで、窓の約20cm手前に転落防止用の横組みの板が付いていたが、男児は、窓との間の隙間をくぐって窓に近づいたとみられる。
男児はスポーツクラブの練習で武道館におり、当時は休憩時間だった。
再発防止のため、窓と板の間に網を張り、間に入れないようにするという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150628-OYT1T50035.html
http://www.kanaloco.jp/article/105403
2015年6月25日19時4分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時すぎ、牧之原市坂部にある「日本曹達榛原フィールドリサーチセンター」で爆発があったと、会社側から消防に連絡があった。
消防がかけつけたところ、作業をしていた、この研究施設に勤務する20代の男性が腕や顔などにやけどをしていて、病院に運ばれたが意識はあり、命に別状はないという。
警察によると、会社側は「実験に使う道具を消毒しようとガスバーナーに火をつけたところ爆発が起きた」と説明しているという。
警察と消防で、爆発の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035856131.html?t=1435264801282
(2015年7月21日 修正1 ;追記)
6月26日付の静岡新聞紙面に、やや詳しい当時の状況が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、男性従業員が施設1階の研究室で、お茶の葉に付着したカビを取り除く実験をしようと、無菌実験台(高さ1.5m、幅2m、奥行き80cm)の内部にライターで火を付けたところ、爆発したという。
実験台には、器具の滅菌作業で使うガスバーナーが備えられていて、そこからガスが漏れて実験台内部に充満した可能性があるとみて、警察は従業員などから状況を聴いている。
2015年6月25日19時4分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時前、裾野市千福の国道246号線のバイパスの交差点で、トラックと乗用車が出合い頭に衝突した。
このはずみで、トラックに積まれていた約30本のガスボンベが周辺の路上に散乱して一部が爆発し、トラックの運転席が激しく焼けた。
警察と消防は、トラックを運転していた男性が運転席に取り残されているのを見つけて助け出したが、その場で死亡が確認された。
また、乗用車を運転していた裾野市の82歳の女性が背中を打つなどのけがをして、病院に運ばれた。
現場は東名高速道路の裾野インターチェンジから南に約3km離れた信号がある交差点で、警察は死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに、事故の詳しい状況などについて調べている。
現場の近くにある会社の男性は、「ドカーンという大きな音がしたので外に出たところ、辺りに煙が見え、そのあと何度もドカン、ドカンという爆発音が聞こえた」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035845231.html?t=1435264596395
6月26日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックは、衝突後、ボンベを落としながら蛇行。約100m先の左側の柵に衝突して止まったが、ボンベが次々に爆発した。
トラックが止まった柵の脇にある電気機械器具製造会社の総務部長(53)によると、「ボン!」という音が2回聞こえた後、黒煙が3階建ての社屋の屋根まで立ち上ってきた。
その後も、爆発音が2回聞こえた後、黒煙が3階建ての社屋の屋根まで立ち上ってきた。その後も、爆発音が4~5回、聞こえたという。
現場では、7~8mの火柱が上がり、ボンベからガスが漏れる音が聞こえたため、約300人いる社員に避難指示の放送を流したという。
同社では、爆風で1~3階の窓ガラスが3~4枚割れたほか、窓を開けていた3階の食堂では、天井の一部が落ちたという。
関連情報
6月25日 静岡新聞
事故でボンベ散乱、炎上 裾野の国道、運転手死亡
http://www.at-s.com/news/detail/1174208316.html
2015年6月24日10時39分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県和木町の町民水泳プールで、水をためる際に排水バルブを開けたまま約6日間にわたって給水を続け、水道水約341万ℓを無駄にしていたことが分かった。
町は今後、水道料金約77万円を岩国市水道局に支払う。
プールは和木中の敷地内にあり、25mと幼児用の二つを備える。
町教委が管理しており、同中の生徒が授業で使うほか、7月下旬から8月末にかけて一般開放する。
町企画総務課によると、3日午後3時半頃、町職員が両プールに水を入れるため給水バルブを開けた際、誤って排水バルブも開けた。
満水になると自動で水が止まる仕組みのため給水が続き、9日午前9時頃、岩国市水道局の検針で判明したという。
同課は、「給水手順のマニュアルを作り、今後は職員2人体制で作業に当たるなど、再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150624-OYT1T50043.html
2015年6月24日6時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
インドネシアの森林で頻発する泥炭火災を食い止めようと、北九州市の産官学が協力して「泡消火剤」を開発している。
水よりも地中に浸透しやすい泡の力で火勢を弱める仕組みで、今月から現地で本格的な実証実験を始めた。
有効な対策がみつからない中で、期待されている。
泥炭とは、樹木やコケなど植物の残骸が腐食せずに炭化し、数千年以上かけて積み重なった層のこと。
インドネシアのカリマンタン(ボルネオ島)には、世界有数の泥炭地がある。
一方、現地では森林伐採が加速し、シャンプーなどに使われるパーム油の原料となるアブラヤシのプランテーションが広がる。
開発業者らは、害虫対策で薬品を使うより安上がりのため、土地を開墾する際などに火を放つことがある。
森林火災の原因のほとんどは、こうした人為的な野焼きだとみられている。
いったん泥炭層まで火が回ると、地中深くまで燃え広がり、なかなか消えなくなる。
大量の二酸化炭素(CO2)を放出するので、地球温暖化にもつながるとされる。
延焼を防ぐためには、周辺の森林を伐採するぐらいしか、有効な手段がない。
森林火災による煙で大気が汚染され、住民の健康被害が報告されているほか、近隣諸国まで煙が及んでたびたび国際問題に発展している。
泡消火剤は2007年、北九州市立大とシャボン玉石けん(北九州市)、同市消防局が共同開発した。
市立大などによると、水よりも効果的に地中に浸透し、消火できるのがメリットだ。
泡で地表面を覆うことによって酸素の供給を遮断する。
水の使用量を抑えられるほか、天然油脂に由来する成分でできているため、環境への負荷も少ないという。
開発事業は、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力の一環。
ボルネオ島東岸のバリクパパン市の飲用水の主要水源である湖の上流で起こる泥炭火災を防ぐことを主な目的に始まった。
泥炭火災の跡地では表土が湖に流れ込むようになり、水質悪化を招いている。
市の外郭団体「北九州産業学術推進機構」がまとめ役となり、市立大や市消防局などが参加。13年度からの3カ年計画で実施している。
消防局の職員らは、これまで、現地の消防活動の実態調査や、防火意識を高める研修を実施。泡消火剤や機材の使用方法などをまとめたマニュアルをつくり、バリクパパン市に提供した。
今月には現地で、水と泡消火剤を散布して効果を確かめる比較実験を実施した。
温度や酸素濃度の変化、散布後に残った火だねなどから、泡消火剤がどれだけ水を節約できるかや、いかに早く消火できるかを数値化するのが目的だ。
8月にはバリクパパン市の環境局や消防局の職員の前で、模擬火災に泡消火剤散布を披露し、効能をアピールする予定だ。
機構の牧田・産学連携担当部長は、「環境都市としての北九州の技術を広めていきたい。海外ビジネスとして地元企業の販路拡大にもなる」と話す。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6Q3G9MH6QTIPE00D.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。