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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年8月51856分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前8時すぎ、米沢市万世町梓山のリサイクル会社、「Hリサイクル」で、ドラム缶を切断する作業をしていたところ、突然ドラム缶が破裂した。


警察や消防によると、この事故で、作業をしていた59歳の男性アルバイト従業員の顔に破裂したドラム缶の上ぶたが当たって鼻の骨を折るなどのケガをし、病院で手当てを受けた。


この男性は、5日朝8時ごろから1人で、会社の敷地内で廃油が入ったドラム缶の上ぶたをガス溶断機を使って切断する作業をしていたという。
当時、会社にはほかに3人の従業員がいたが、けが人はいなかった。


警察と消防は、会社から当時の作業状況を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

工場でドラム缶破裂 1人けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025814831.html 

 

 

 

86日付の山形新聞紙面には、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ドラム缶には廃油が残っており、破裂して上ぶたが飛ばされたとみられる。

 

隣接する建物にいた社長の家族(59)が破裂音に気付いて119番通報した。

 

 

 

 

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201763735分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

621818分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後1時55分ごろ、武雄市北方町大崎の自動車の廃材などを取り扱うE金属武雄工場から出火し、消防車10台が出て消火活動にあたった結果、およそ2時間後に火は消し止められたが、鉄骨平屋建ての金属リサイクル工場1912m2を全焼した。

 

警察などによると、男性従業員が廃車をフォークリフトで持ち上げ、ガソリンを抜き取って別の容器に移していたところ、抜いたガソリンから火の手が上がったという。

敷地内には7人の従業員がいたが、逃げてけがはなかった。

 

現場は長崎自動車道武雄北方インターの東約300mの国道34号沿いで、現場周辺の道路約2kmが一時、通行止めになった。

 

出典

2日午後、武雄市で金属リサイクル工場全焼

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/434763 

武雄で自動車関連工場が全焼

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083944812.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

自動車のタンクからガソリンを抜き取っている時に出火したのだろうか?

それとも、抜き終わったガソリンを別の容器に移し替えていた時に出火したのだろうか?

いずれにせよ、こういった作業時の出火原因は静電気であることが多い。

 

 

  

 

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20175122238分に日刊スポーツ(共同)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5122248分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後4時20分ごろ、福岡市東区二又瀬新町の産業廃棄物処理業者「Eマテリアル」の敷地内でガスボンベが爆発した。

 

警察によると、金属片が飛び散り、約100m離れた敷地外の駐輪場にいた別の会社の男性アルバイト従業員(16)が脇腹に軽いけがをした。

破片は少なくとも約150m先まで飛んでいた。

 

警察によると、処理場では従業員2人が重機を使って金属類のごみを粉砕していた。

その際、混ざっていた長さ約50~60cmのガスボンベ1本が爆発したという。

この2人にけがはなかった。

 

近所の電気工事会社では、飛んできた金属片で事務所の屋根に穴が開いた。

男性社長(52)は、「雷が落ちたような、ドン、という音を2回聞いた。近くの道路にも大きな金属片が落ちていた」と驚いていた。

 

このほか、外壁が壊れたマンションなどもあった。

警察が詳しい原因を調べている。

 

 

 出典

産廃施設でガスボンベ爆発、従業員1人負傷

http://www.nikkansports.com/general/news/1822440.html 

ガスボンベ爆発 破片で100m先の少年けが

https://mainichi.jp/articles/20170513/k00/00m/040/147000c 

 

 

513日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

重機でガスボンベを押し潰す作業中に爆発が起きたという。

 

 

 

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2017511921分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後3時すぎ、大分市佐野にある市のごみ処理施設「佐野清掃センター」で収集車の誘導作業をしていた男性が突然いなくなったとの通報が消防にあった。


男性(60)は、ごみを一時的にためておく深さ13mの「ピット」と呼ばれる場所の近くで作業をしていたことから、消防のレスキュー隊などがごみがたまったピットの中を捜索した。
その結果、およそ2時間後の午後5時すぎ、ピットの中で男性を発見したが、その場で死亡が確認された。


市によると、このピットには、当時、およそ10mの高さまでごみがたまっていたという。


男性は、収集車のごみをピットに捨てるための誘導をしていたということで、警察は、男性が作業中に誤って転落したとみて詳しいいきさつを調べている。

 

出典

ごみ処理場で男性転落 死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5073084671.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

同様な事故は過去にも起きている。

今回の事例では、どのような転落防止措置をとっていたのだろうか?

 

201359日掲載

2013430日 市原市のゴミ処理場で収集車誘導中の収集業者助手が合図せず後退してきた収集車に押され深さ16mのピットに転落して死亡、ベルト着用すれど未固定だった (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2838/

 

 

 

(2017年6月21日 修正1 ;追記)

 

2017619190分にテレビ大分から、ゴミ袋をピットに投げ入れる作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6191655分にNHK大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

大分市の清掃センターで5月、男性作業員がピットの中に転落して死亡した事故を巡って、大分労基署は19日、作業員の派遣先の会社などを書類送検した。


労安法違反の疑いで書類送検されたのは、大分市向原沖のE九州と、この会社の当時現場管理者だった48歳の男性。

 

この事故は5月1日、大分市の佐野清掃センターで、回収したごみを集めるピットにごみ袋を投げ入れていた60歳の派遣社員の男性作業員が、深さおよそ10mのピットに転落して死亡したもの。


同署によると、E九州と現場管理者の男性は、作業員に安全帯を着用させるなどの危険防止の措置をとっていなかった疑いがもたれている。

 

また、この事故を受けて大分労働局は、19日付けで県内13のごみ処理施設に対し、手すりの設置などの安全対策をとるよう文書で要請している。

 

出典

清掃センター転落死事故 書類送検

https://www.tostv.jp/news/638.html 

ごみ処理施設転落死で書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074386591.html

 

 

 

 

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20173172048分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

317208分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日正午ごろ、茨城県稲敷市釜井の工業団地にある「S油化工業」茨城工場の従業員から、「油が燃えていて手がつけられない」と消防に通報があった。

出火したのは、廃油を精製する作業所。

 

火はおよそ4時間半後に消し止められたが、焼け跡から1人が遺体で見つかった。
警察によると、火災の後、この工場に勤める40代の男性従業員と連絡が取れなくなっているということで、遺体はこの男性の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。
また、ほかに35歳と56歳の男性従業員が顔に軽いやけどを負った。


警察によると、アルコールやシンナーなどの廃油を入れたドラム缶が保管されている工場の敷地内にある倉庫で、ドラム缶およそ100本が燃えたとみられるということで、当時、これらのドラム缶を倉庫に運び込む作業をしていたという。


警察は18日、消防と合同で現場検証を行って、火災の原因を詳しく調べることにしている。

この火災で稲敷市は、一時、工場周辺の4つの地区の749世帯1931人に避難指示を出したが、これらはすべて、午後4時40分に解除された。


この工場がある筑波東部工業団地には、電子部品や金属製品の製造を手がける企業など、あわせて10社の工場が立ち並んでいるが、ほかの工場への延焼などはなかった。

 

出典

稲敷で工場火災 1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/107480856C.html 

茨城で工場火災、1人の遺体発見 周辺に一時避難指示

http://www.asahi.com/articles/ASK3K4CJ8K3KUJHB007.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

当日12時5分ごろ、国道51号線の水郷付近を走っていたブログ者は、煙を目撃した。

というのは、一つ前を走る車の運転手が赤信号で停止した際に車を降り、後ろを走っていた仲間?に煙のほうを指さして知らせていたからだ。

見ればモクモクと大きな黒煙が上がっており、見るからに石油火災。音は聞こえなかった。

コンビナートとは違う方角につき、ガソリンスタンドのタンクにでも火がついたのかな?と思ったのだが・・・。

指さした2台の車は信号を右折し、煙の方角に走っていった。

 

 

 

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20161230731分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガスが残ったまま捨てられたスプレー缶に引火するなどして、ゴミ収集車の火災が1年間に全国でおよそ700件起きていることが環境省への取材で分かった。


関西でもゴミ収集車の火災が相次いでいて、消防などは、スプレー缶を捨てる際には中身を使い切ったうえで分別を徹底するよう呼びかけている。


環境省は、ゴミ収集車の火災について初めて全国調査を行った。
それによると、家庭ゴミなどの回収中に収集車が燃えた火災が、平成26年度に全国でおよそ700件起きていたことが分かった。
このうち近畿地方では、およそ70件起きたという。


原因が特定できたケースのうち、最も多いのがスプレー缶や小型のガスボンベによるもので、およそ170件にのぼり、缶の中に残っていたガスに引火したとみられている。


東大阪市でも、この3年間、ゴミ収集車の火災が7件起きていて、東大阪市消防局の甲田消防司令は、「火事が起きると、ゴミの収集員がけがをするおそれのほか、一般住宅に燃え広がる危険がある。冬は鍋などでカセットボンベを使う機会も増えるが、捨てる際には必ず中身を使い切り、ルールに従って適切に処理してほしい」と話している。

 

出典

ゴミ収集車火災 年間700件

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161230/5525911.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

環境省調査結果の報告書などがあるかと思い、ザッと調べてみたが、見つからなかった。

 

 

 

 

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20161221211分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後3時15分ごろ、小松市大野町にある市のごみ処理施設「環境美化センター」のリサイクル施設にあるごみを砕くための破砕機から火が出ていると、施設の職員から消防に通報があった。


消防車13台が出て消火にあたった結果、火は約2時間半後の午後6時前に消し止められた。
消防によると、この火事で施設の職員4人が煙を吸って病院に運ばれたが、いずれも軽いケガで命に別状はないという。


火が出た破砕機は、施設の鉄骨2階建ての建物の中に設置されているということで、消防が火事の原因を詳しく調べることにしている。


現場は、小松市の中心部から南東に5kmほどの山あいにある市のごみ処理施設で、小松市・環境共生部の職員は、「情報収集中なので、まだはっきりとお答えはできません」と話している。

 

出典

市ゴミ処理施設で火災4人軽傷

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025475111.html?t=1482349015411 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この種の事故は、原則、掲載対象外としているが、今回は4人の方が煙を吸ったということで掲載した。

 

 

 

 

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2016128日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後5時5分ごろ、三芳町の産業廃棄物処理会社「I社」のリサイクル工場集塵機内で、同社社員とみられる男性が死亡しているのを別の社員が発見し、同社が「社員がスクリューに挟まれ、意識がない」と119番した。

 

救急隊が駆け付けたところ、男性は同機内のスクリューに巻き込まれていた。

警察は、男性は20代の社員とみて、身元の確認と死因を調べている。

 

警察によると、男性は同日午前6時半ごろから、同社の廃コンクリートリサイクルプラント内で粉砕したがれき類の仕分け作業を行っており、事故当時も同様の作業をしていた。

 

男性が何らかの事情でスクリューに挟まれたとみて、警察で原因を調べている。

 

出典

スクリューに巻き込まれ男性死亡 三芳のリサイクル工場、社員か確認

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/12/09/05.html

 

 

 

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201610201214分に広島ホームテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1020819分にNHK広島NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後7時50分ごろ、府中市本山町の廃棄物処理工場で「爆発音がした」と、従業員や近くに住む人から消防に通報があった。

 

消防車など7台が出動し、火は約20分後に消し止められたが、初期消火にあたった従業員2人が煙を吸うなどして軽傷。

工場敷地内にある建物の外壁の一部が壊れた。

 

消防によると、爆発したのは焼却設備だとみられるが、焼却炉ではないという。

警察と消防が実況見分を行い、爆発場所や原因などを調べている。

 

出典

府中市のごみ処理工場で爆発を伴う火災

http://news.home-tv.co.jp/news.php?ymd=2016-10-20&c=&id=2016-10-201

廃棄物処理工場で爆発

http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20161020/3685081.html

 

 

 

 

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201693815分に高知新聞から、焦げたフレコンの写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高知県は、9月2日、高知県高岡郡日高村本村の管理型最終処分場「エコサイクルセンター」に埋め立てた廃棄物から煙が発生した、と発表した。

 

エコサイクルセンターでは、8月29日にも同様の発煙騒ぎがあったばかりで、いずれも原因は不明。

高知県は、「煙が出た廃棄物の搬入者は、前回発煙した廃棄物の搬入者と同一業者であると思われる」としている。


高知県林業振興・環境部や運営主体の公益財団法人「エコサイクル高知」によると、2日午前6時ごろ、エコサイクルセンター職員が埋め立て処分場を巡回中、前回の発煙で壁面の遮水シートが損傷した場所の近くで煙が出ているのを発見した。

壁からは約1m離れた場所で、重機で掘り返すと、鉱さい(高炉などの残りかす)入りの1袋から煙が出ていた。

 

出典

高知県日高村の産廃処分場の廃棄物また発煙 同一業者が搬入か

https://www.kochinews.co.jp/article/46655/ 

 

 

104日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)からは、原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は、埋め立てた廃棄物に含まれる金属が水に触れて発熱した可能性があると、明らかにした。

詳しい原因を調べるとともに、水が処分場に入らないよう、雨どいを補修するなどの対策もしたという。

 

県によると、煙が出たのは、県内の鉄製品加工業者が持ち込んだ廃棄物で、鋳型の原料として使われていた砂。

 

県が助言を仰いだ複数の専門家から、「砂に含まれた何らかの金属が水と化学反応を起こし、発熱したと考えられる」との意見が出たという。

 

 

 

 

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2016811844分にRAB青森放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

爆発事故 男性死亡

http://www.rab.co.jp/cgi-bin/rabnews/news.cgi?mode=show 

 

1日午前11時半頃、弘前市の廃棄物処理会社T社の弘前営業所で「爆発があり、作業員が負傷した」と、消防に通報があった。


消防などが現場を確認したところ、この会社の社員の工藤さん(男性、33歳)が頭などにけがをして倒れており、病院に運ばれたが、2時間後に亡くなった。
離れた場所で作業していた別の社員は、無事だった。


警察によると、工藤さんはガスバーナーを使ってドラム缶に穴を開ける作業をしており、爆発でドラム缶は10mほど吹き飛んだ。


穴を開ける前のドラム缶は密閉状態だったとみられており、警察は、ドラム缶の中に溜まっていた可燃性のガスにガスバーナーの火が引火し爆発したとみて、詳しく調べている。

 

 

 

(2017年3月9日 修正1 ;追記)

 

2017371937分にNHK青森から、無資格者に作業させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年8月、弘前市にある産業廃棄物の処理工場で爆発が起き、作業をしていた男性が死亡した事故で、弘前労基署は、資格がない作業員にドラム缶をガスバーナーで切る作業をさせたとして、秋田県の産業廃棄物の処理会社と工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、秋田県潟上市にある産業廃棄物処理会社の「T社」と、事故が起きた弘前営業所の30歳の工場長。


去年8月、弘前市にある産業廃棄物処理会社「T社」弘前営業所でドラム缶が爆発し、作業をしていた社員の工藤さんが死亡した。


当時、工藤さんはドラム缶をガスバーナーで切断する作業をしていて、ドラム缶に残っていた引火性の液体に火が付いて爆発したと見られている。


その後の調べで、「T社」は溶接作業の資格を持っていない工藤さんに作業をさせ、労働災害を防ぐ措置を取っていなかった疑いが強まったという。
このため弘前労基署は、7日、「T社」と弘前営業所の30歳の工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。


「T社」は、「担当者が不在のため、コメントできません」と話している。

 

出典

爆発事故 会社と工場長書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084518901.html?t=1488919816710

 

 

 

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2016420付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大津労基署は、19日、野洲市小篠原のごみ収集業者「O社」と同社の男性社長(68)を、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

同署によると、同社は1月15日、ペットボトルごみを収集中、3トントラックの荷台の囲いの一部を閉じないで男性作業員(46)を荷台に乗車させ、トラックを走行させた疑いがある。

 

男性は荷台から転落し、意識不明の重体となった。

 

 

 

 

 

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20163111855分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後5時50分ごろ、相模原市緑区橋本台にある産業廃棄物の処理会社「S社」の廃棄物などの保管場所で爆発音がしたという通報が、相次いで消防や警察に寄せられた。
消防が消火作業に当たった結果、火はおよそ20分後に、ほぼ消し止められたという。けが人はいないという。


会社によると、現場は、工場に隣接する産業廃棄物の保管場所だという。

現場近くの自動車販売店の男性は、「作業所のほうから『ドーン』という音が1回聞こえて、ショールームのガラスが揺れる衝撃があった。工場の敷地から火が出ているのが見えたが、すぐに消防が来て、消火に当たっていた。店のガラスが割れるなどの被害はなく、火はだんだんと収まっているように見える」と話していた。


現場は、JR横浜線の橋本駅から南におよそ1kmの、住宅や工場がある地域。
警察と消防は、詳しい火災の原因について調べることにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160311/3632843.html

 

 

 

 

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201512191913分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後0時半ごろ、愛知県扶桑町にあるリサイクル業者「昌平貿易」の敷地で積んであった廃棄物から火が出ていると、従業員から消防に通報があった。


消防車6台が出動して消火にあたったが、電線やタイヤ、それに鉄くずなどが4時間にわたって燃え続け、約400m2が焼けた。

警察によると、4人の従業員が出勤していたが、けがをした人はいなかったという。


この業者の敷地では、以前にも廃棄物が燃える火事があったということだが、出火当時、従業員は休憩中で作業は行われていなかったということで、警察と消防が詳しい火事の原因を調べている。


愛知県内は空気が乾燥した状態が続いていて、19日未明から乾燥注意報が出されていた。
現場は、名鉄犬山線の扶桑駅から約2km離れた、周囲を田んぼなどに囲まれた場所。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20151219/4455681.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○映像中、隣家の人が「火事は3回目、今回は大きいのでビックリした」と話していた。

 

○18日、19日の2日間で、割と大きなスクラップ火災が3回報道された。

ちょっと多すぎる感があるが、考えてみれば、報道されない小さな火災は、アチコチで頻繁に起きているのだろう。

スクラップ火災については、原因も概ね分かっているので、今後は特段の事例でない限り、掲載を省略する。

 

○スクラップ火災の原因については、下記の2記事参照。

20151126日掲載

20151119日 大阪市此花区の大阪港岸壁で高さ約10mに積まれていた家電スクラップから出火、30分前に解体を終え出火当時は無人だった (スクラップ火災の解説記事も添付)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5407/

2011725 日掲載

2011722日 千葉市でスクラップ業者の鉄くず置場から出火し約8時間後に鎮火

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/580/

 

 

 

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20151219742分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後2時半ごろ、愛知県豊橋市の三河港に停泊している、カンボジア船籍の貨物船「XINZHOU」1450トンで、積み荷の金属のスクラップが燃えた。


消防などが岸壁から放水したり、クレーンでスクラップを取り出したりして消火活動を行った結果、出火からおよそ12時間後の19日午前3時前に消し止められた。
警察によると、船には9人の乗組員がいたが、全員避難して、けが人はいないという。


船は18日の朝、三河港に入ってスクラップを積み込んだあと、中国へ向けて出港する予定だったということで、海保と消防が火災の原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151219/k10010346401000.html

 

 

以下は、関連報道。

 

201512181757分 朝日新聞)

貨物船のスクラップから出火、けが人なし 愛知

http://www.asahi.com/articles/ASHDL5JD9HDLOIPE01N.html 

 

201512181759分 読売新聞)

接岸中の貨物船で積み荷燃える愛知・豊橋港

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151218-OYT1T50109.html

 

 

 

 

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201512191933分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山が燃えた火災は、発生から30時間あまりたってほぼ消し止められ、警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしている。
この火災で、消防隊員1人が消火活動中に、かかとの骨を折る大けがをした。


船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では、18日の朝、野積みされていた高さ4mほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出た。
警察などによると、敷地にあるおよそ2万5000トンの廃棄物のうち、およそ3500トンが積み上げられた山から火が出たという。


18日夜から19日朝にかけて一時、激しく燃え上がって大量の煙が上がり、千葉県内や東京都内の各地で住民から「煙のにおいがする」とか「煙が目に入った」といった消防や自治体への通報が相次いだ。
また、市川市や市原市など一部の地域では、18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測された。


鉄くずなどの内部に熱がこもって高温になったことから消火作業は難航したが、重機を使って鉄くずの山を崩しながら放水を続けた結果、およそ32時間後の午後0時40分すぎ、ほぼ消し止められた。


消防によると、消火活動中に消防隊員の58歳の男性がはしごから地面に下りた際、左足のかかとの骨を折る大けがをしたという。


警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086909861.html?t=1450555726373

 

 

以下は、関連報道。

 

201512181241分 朝日新聞)

スクラップ置き場で火災 千葉・船橋

http://www.asahi.com/articles/ASHDL2R79HDLUDCB006.html

 

201512181319分 読売新聞)

船橋の産廃置き場から出火、消防車13台出動

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151218-OYT1T50045.html

 

201512182031分 NHK千葉)

船橋のスクラップ工場火災続く

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086909541.html?t=1450471471090 

 

201512191137分 NHK首都圏NEWS WEB)

船橋の火災 都内などでも影響

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151219/4451731.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者は当日の15時ごろ、東関東自動車道の四街道付近を走っていたが、その際、火事のような煙が見えると同乗者が言っていた。

おそらくは、この火災の煙だったのだろう。

直線距離で15~20kmは離れているのに煙が見えた・・・それほど大きな火災だった。

 

 

 

 

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201511201226分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前10時ごろ、札幌市白石区川下で走行中のダンプカーの荷台に積んであった廃材の木から火が出ているのに、運転していた男性が気づいた。


男性は、ダンプカーを止めて積んでいた廃材を荷台から降ろし、火はおよそ1時間後に消し止められたが、消防によると、男性が顔に軽いやけどをしたほか、廃材およそ3m3が焼けた。


運転していた男性は、「荷台から煙が出ているのに気がついて廃材を降ろしたが、そのまま燃えてしまった」と話しているということで、警察と消防が火が出た原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151120/3662991.html

 

 

 

 

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201511192258分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後5時ごろ、大阪市此花区の大阪港の岸壁で、野積みされていた家電スクラップから出火。
高さ約10mにわたって積み上げられていた炊飯器や掃除機などの解体部品、約800トンが燃えた。
けが人などはなかった。

警察によると、現場では朝から家電の解体作業が行われていたが、午後4時半に作業は終わり、出火当時は無人だった。

警察は、自然発火の可能性が高いと見て、原因を調べている。

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151119/wst1511190079-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでもたびたび紹介しているスクラップ火災、再度調べたところ、昨年、『燃え出す金属スクラップ』というタイトルで、以下の解説記事が報道されていた。

 

2014622日 読売新聞)

 

「雑品」と呼ばれる輸出用金属スクラップを積んだ船や、雑品の集積場から出火するケースが各地で相次いでいる。

 

出火のメカニズムを調査した結果、正規の処理ルートをはずれ、雑品と混ぜて主に中国へ不正輸出されているエアコンの存在が浮かび上がってきた。

こうした事態を受けて、自治体と環境省が雑品の中身のチェックを強化し、適切な処理を指導するなど、本格的な対策も始まっている。

 

海上保安庁によると、雑品を積んだ船舶の火災は2012年に11件、13年は6件発生。今年もすでに3件起きた。

雑品などの屋外集積所で起きた火災は、総務省消防庁の調べで13年には264件を数えた。

原因不明のケースが大半だが、雑品がらみの火災は各地で社会問題化している。

 

12年1月、兵庫県尼崎市の廃材置き場では、高さ10mの雑品の山が43時間も燃え続け、消防車19台が出動した。

13年11月、愛知県豊橋市の埠頭で雑品を積んだ船から出火した際には、煙が周辺に広がり、市民から苦情が寄せられた。

 

金属のスクラップからなぜ火が上がるのか。

国立環境研究所や消防研究センターなど6つの機関・大学が合同調査した結果、リチウム電池のショートなどのほか、鉄やアルミニウムなどの金属を高い所から落としたり、つぶしたりする作業で、衝撃により熱や火花が発生することが分かってきた。

それが雑品中に混じるプラスチックや油などに燃え移り、火災の原因となる、というメカニズムだった。

 

調査チームの元消防研究センター火災災害調査部長の古積博・千葉科学大客員教授(63)は、「実験で、アルミを多く含むエアコン室外機を高さ10mから鉄板の上に落とすと、衝撃で火花が出た。発火原因のひとつとなっている可能性は高い」と言う。

 

雑品は鉄、アルミニウム、プラスチックなどを含む不用品のスクラップ。

主に中国に輸出され、現地で手作業で分別し、金属類が再利用される。

輸出量は、年数百万トンに及ぶ。

 

一方、家庭用エアコンは、洗濯機やテレビ、冷蔵庫からなる「家電4品目」のひとつとして、家電リサイクル法に基づき、小売店から指定引き取り場所を経て、家電メーカーのリサイクル工場で処理される。

しかし実際、この正規ルートで処理される廃家電は排出総量の67%(12年度調べ)で、3分の1が不正処理されているのが実態だ。

銅やアルミニウムを含むエアコンを雑品に紛れさせて輸出すれば、高く売れる。

環境、経済産業の両省は、雑品として輸出される家電4品目は12年度で計130万台と推計。うちエアコンは57万台とみている。

 

「不正な輸出で火災が起き、雑品に混ぜるためにつぶす際、冷媒のフロンガスが放出される。輸出先では雑品の残骸が野焼きされるなど、様々に環境を汚染している」と環境省幹部は指摘。

全国の港では、海上保安庁と環境省、経産省、消防などが連携し、雑品に混じるエアコンを船に積ませない指導が始まっている。

 

名古屋市に近い愛知県弥富市と環境省中部地方環境事務所は5月末、回収業者から家電などを買い取り、輸出業者に売る「雑品屋」(ヤード業者)を立ち入り調査した。

「この前言われた通り、取り除いておきました」。業者側が雑品の山の中から、つぶれたエアコンの室外機を運んできた。115個もあった。

市と環境省は、このエアコンについて、リサイクル料金を払い、指定引き取り場所に運ぶよう業者を指導した。

中国人社長(35)は、「エアコンは1台5000~6000円で買い取った。リサイクル料金は1台約2000円。ざっと100万円の赤字になる」とため息をついた。

 

環境省や自治体は、不用品回収業者やヤード業者への立ち入り調査を、今後、さらに強化し、不正を断つ構えだ。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/eco/feature/CO005563/20140616-OYT8T50062.html

 

 

 

 

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201511121018分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11121314分に読売新聞から、11121239分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前2時半ごろ、川崎市川崎区千鳥町、川崎港の市営埠頭に停泊中のカンボジア船籍の貨物船「HONG YAN」(1514トン)から煙が出ているのに警備員が気づき、119番通報した。
積み荷のスクラップが燃えており、市消防局と海保が消火にあたっている。

海保によると、消防船1台と消防車12台が出動して放水し、積み荷のくず鉄を岸壁に移す作業をしている。
乗組員の中国人ら10人は、全員が避難してけがはないという。

船はくず鉄の積み込み作業中で、約600トンが集積されていて、12日夕、中国へ向けて出港する予定だった。
船倉付近の積み荷から出火したとみられる。

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHCD2V99HCDULOB001.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151112-OYT1T50045.html 

http://www.sankei.com/affairs/news/151112/afr1511120010-n1.html

 

 

 

 

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20151062025分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

廃棄物処理などを行っている公益財団が、倉敷市水島地区で管理しているゴミの埋め立て地の地下から法律の基準を超えるアルカリ性の高い汚水を海に排出させたとして、6日、書類送検された。
書類送検されたのは、廃棄物処理やリサイクルなどを行う公益財団の岡山県環境保全事業団と、事業団の水島管理事務所の前の所長。


海保によると、事業団は、去年6月30日から8月27日までの間に、少なくとも7回にわたって倉敷市水島地区にあるゴミの埋め立て地の地下から、法律の基準を超えるアルカリ性の高い汚水を海に排出させた水濁法違反の疑いがもたれている。


埋め立て地にはゴルフ場が造成されていて、事業団は、地下の汚水の水位が上昇していることに気がつきながら対策をとらなかったため、地中に埋めてあったゴルフ場の排水溝を通じて汚水が海に排出されたという。
いまのところ、環境への影響は報告されていない。


海保の調べに対し、事業団は、「海に排出されるとは考えていなかった」と述べて容疑を認めているという。
同事業団は、「非常に遺憾なことで県民に申し訳ない。汚水の水位を下げるなどの対策をことし8月までに終えており、今後も水位のチェックをきちんとしたい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025462581.html?t=1444169919608

 

 

1061910分にRSKニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事業団は、去年6月から8月まで、7回にわたり、倉敷市水島川崎通のゴルフ場の排水口から、国の基準値を越えるアルカリ性の高い汚水を海に排出した疑いが持たれている。


ゴルフ場の地下には、事業団が管理する産廃最終処分場の汚水があるが、事業団の管理や点検が不十分だったため、汚水の水位が上がり、ゴルフ場の排水口に流れ込んだという。

 

出典URL

https://www.rsk.co.jp/news/news_local.cgi?id=20151006_7 

 

 

107日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

排水管や排水溝の損傷部分を通じて流れ込んだとみられる。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道記事を読んでも、状況がイマイチ分からないので、事業団HPにアクセスしたところ、2015430日付で『「水島処分場排水問題検討会報告書」の取りまとめについて』というタイトルの記事があり、そこに検討報告書が添付されていた。

http://www.kankyo.or.jp/news/index.php?act=dtl&id=202

 

報告書によれば、トラブルの経緯は下記。

・当該処分場には、鉱滓、汚泥、ばいじんといった産業廃棄物が埋められ、その上にゴルフ場が作られている。

・処分場内の保有水は、鉱滓等と接しているため高アルカリ水となっており、普段は、排水処理設備で処理後、海に放流している。

・一方、ゴルフ場に行く道路の雨水は、側溝経由、集水桝から暗渠排水管を通って海に排出されている。

・このような状況下、2014年8月、職員が現場巡回時に、降雨時でもないのに道路側溝雨水排水管出口」から海域に水が流出しているのを発見。分析結果、高アルカリの排水だった。

・ただちに止水し、原因究明にあたった。

・結果、地盤の不等沈下や経年劣化等で集水桝や排水管などに破損や亀裂、隙間等が生じており、その部分から、高アルカリ性の保有水が雨水系に流出したことが判明した。

・保有水の水位は、降雨量や埋め立て状況によって変動していたが、水位管理は徹底されていなかった。

http://www.kankyo.or.jp/filedir/info/202_1.pdf

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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