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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201311292220分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午前11時前、富士市今泉で市の委託を受けた会社の作業員が集積所に置いてあった燃えるごみの袋を収集車の中に投げ入れたところ、中に入っていた容器が割れて、薬品とみられる液体が周囲に飛び散った。

液体の一部は作業をしていた32歳の男性にかかり、この男性が顔や足などに軽いやけどをした。

この集積所では、毎週火曜日と金曜日に燃えるごみを回収しているという。


届け出を受けた警察が容器に入っていた液体を詳しく調べている。

 

富士市環境クリーンセンターの大石統括主幹は、「薬品類は危険なので燃えるごみとしては出せない。わからない場合は電話で問い合わせるなどして正しい分別を心がけてほしい」と話していた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033455321.html?t=1385761740668

 

 

 

 

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本件、情報が多すぎてプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに第2報として掲載します。

 

 

1118日 1803分 NHK千葉)

今回の爆発火災では、被害を受けた建物のガラスが、外側に向かって散乱するのが確認されている。

これについて、化学工場のリスク管理が専門の千葉科学大学の長谷川和俊特任教授は、「爆発事故によって生じる爆風は『圧縮波』と呼ばれ、気圧の高いところと低いところがある。ガラスは、初めに伝わってきた高い気圧にさらされるため、ひびが入るなどの被害が出る。その直後に気圧の低い波が伝わると、外側の方が、室内よりも気圧が低い状態になり、ガラスは外側に引っ張られる形になる。爆発の規模や距離にもよるが、こうした要因で、割れたガラスは外側に散乱したのではないかと考えられる」と話している。

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083146971.html?t=1384811382258

 

 

 

(2013年12月6日 修正1 ;追記)

 

その後に入手した情報を、修正1として追記します。

 

 

20131122日 朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵))

 

工場では、回収したエンジンオイルなどの燃えにくい廃油を、再生重油に精製している。

主な手順は、まず計8台の遠心分離機で大小の不純物を取り除く。

その後、ボイラー(ブログ者注;原文のまま)にかけて蒸留して再生重油に精製し、商品として出荷するという。

 

 

201311221532分 読売新聞)

 

爆発当日の15日、取引先からガソリンを多く含んだ廃油を回収していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
取引先は同社に廃油の中身を説明して引き渡したといい、県警は処理方法に問題があったとみて、22日、業務上過失致死容疑で同社の本社に捜索に入る。


捜査関係者によると、同社は15日、取引先の県内の回収業者から、通常より多い7700ℓ近くの廃油を引き受けた。

この業者は、タンクローリーで引き取りにきた同社の運転手に「ガソリンを多く含んだ油」と説明した上で引き渡したと県警に説明しているという。

 

廃油は爆発前、爆発元とみられる蒸留施設につながるタンクに入れられた。

蒸留施設で重傷を負った2人は県警に、「爆発前にガソリンの臭いがした」と話しており、県警はタンクローリーやタンクに残っていた油を採取して鑑定を進め、同社社員から回収や処理の経緯について話を聞いている。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131122-OYT1T00721.htm

 

 

20131122182分 NHK千葉)

 

爆発による被害は広い範囲に及び、消防の調査では、現場から2.7km離れた住宅でも窓ガラスにひびが入っているのが見つかるなど、85棟の建物で被害が確認されていた。

消防によると、その後の調査で、窓ガラスが割れるなどの被害が確認された建物は、さらに増え、50の事業所の84棟、住宅13棟、それに学校など公共施設2棟のあわせて99棟にのぼったという。


消防は、被害の全容を把握するため、引き続き調査を進めることにしている。

 

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083238922.html?t=1385154121342

 

 

 

(2014年12月31日 修正2 ;追記)

 

20141230日付で毎日新聞東京版から、特管と知りつつ高熱工程に投入していた疑いで支店長らが書類送検されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県警は来月にも、当時の同支店長(43)ら数人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検する方針を固めた。


事故は昨年11月15日、廃油を蒸留処理する工程で、不純物を取り除く遠心分離機が爆発・炎上し二十数人が死傷した。


捜査関係者によると、支店長らはハイオクガソリン8560ℓに軽油の混ざった揮発性の高い「特別管理産業廃棄物」と知りつつ、高熱の発生する蒸留処理施設に流し込んだ疑いがある。

 

社内規定では、特別管理産業廃棄物を高熱の発生する工程に投入してはならないが、県警は、支店では日常的に同様の作業を行っていたとみている。


廃油処理を依頼した県内の石油運送会社の当時の幹部についても、EC社側と正式な契約を交わしていなかったとして、県警は廃棄物処理法違反の疑いで書類送検する方針。

 

出典URL

http://mainichi.jp/shimen/news/20141230ddm041040102000c.html

 

 

 

 

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201311152156分に朝日新聞から、1116035分に毎日新聞から、事故の第一報が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

15日午後4時10分ごろ、千葉県野田市二ツ塚の工業団地内にあるEC社(本社・東京都千代田区)の廃油リサイクル工場「千葉リサイクルセンター」で爆発が起きた、と工場関係者から110番通報があった。
県警によると、同社作業員の男性2人(50歳と52歳)が死亡し、16人が重軽傷を負って病院に搬送された。

調べでは、爆発は工場建屋内にあるリサイクル装置周辺で発生。建屋は屋根や壁が吹き飛んで炎上し、1時間後に鎮火した。
死亡した作業員のうち1人は建屋の2階で見つかった。もう1人は1階でがれきの下敷きになっていたという。2人とも全身にやけどを負い、心肺停止状態で見つかった。
亡くなった52歳の作業員は、廃油を遠心分離機にかけ、不純物を取り除く作業などを担当していた。50歳の作業員は、同じ施設で別の作業中だったとみられる。

県警によると、死亡した2人以外、この工場の作業員ら13人が重軽傷を負ったほか、近くの別の工場にいた3人も軽いけが。

当時、工場内にいた作業員は、県警の調べに、「廃油の精製作業中に煙が上がった。機械を止めたが、タンクが爆発した」と説明しているという。
県警は、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、特別捜査班を16日に設置して原因を調べる。

敷地内には汚泥を処理する施設もあり、放射性物質を含む汚泥も扱っていたが、同社は「爆発では飛散していない」としている。

現場は東武野田線梅郷駅の東約1kmの工場地帯。
野田市消防本部によると、付近の建物では爆風で窓ガラスなどが割れる被害が出た。
工場から5km圏内の住民から爆発について通報が相次いだという。

市消防本部は、隣接する茨城県や埼玉県の消防署にも応援を要請し、計約25台の車両が出動。発生から約1時間で鎮火したが、現場は騒然となった。

同センターには約100人が勤務。関東のガソリンスタンドなどから廃棄されるエンジンオイルなどを回収し、再生油に精製していた。

出典URL
http://www.asahi.com/articles/TKY201311150223.html
http://mainichi.jp/select/news/20131116k0000m040011000c.html

 

 

以下、ポイントとなる続報のみ記す。

 

 

1116日 1856分 NHK千葉)

 

施設内の作業には、廃油に熱を加える工程があることがわかり、警察は「爆発の直前にガソリンが気化したような臭いが充満し、まずいと思って窓を開け、設備を緊急停止したところ爆発した」という従業員の証言などから、引火性のあるガスが発生した疑いもあるとみて、廃油の成分についても詳しく調べることにしている。

 

施設では、持ち込まれた廃油はサンプル検査をしているということだが、「水分の量を確かめ、においや目視で異常がないか点検するもので、軽い油の成分が混ざっているかどうかの確認は出来ない」と話している。

 

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083095361.html?t=1384635695856

 

 

11162034分 朝日新聞)

 

工場の近くで新たに軽傷者2人が確かめられ、重軽傷者は計18人となった。

 

http://www.asahi.com/articles/TKY201311160054.html

 

 

1116日 2351分 毎日新聞、11172246  読売新聞)

 

同社によると、普段はガソリンスタンドなど1日に400~500の取引先から、主に廃エンジンオイルを回収して精製、再生油にしていた。

しかし13日から事故当日の15日までの回収記録を調べたところ、通常は主に200〜300ℓのエンジンオイルしか回収しない取引先から、
14日、7700ℓの引き取りを依頼され、15日の爆発前、この量に近い廃油をタンクローリーで回収して工場のタンクに入れたという。


同社は、「一度にこれだけ大量のエンジンオイルを回収することは考えにくく、回収段階でガソリンなど揮発性の高い油が混ざった可能性がある」との見方を強めている。


廃油はタンクローリーの運転手と工場の社員が目視と臭いで確認したが、記録上は「問題なし」とされていたという。


内規によれば、回収時と施設搬入時に廃油の成分を調べることになっており、社内で経緯を調査している。

 

http://mainichi.jp/select/news/20131117k0000m040090000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131117-OYT1T00527.htm

 

 

201311171403  読売新聞)

 

野田市消防本部は16日、爆風被害が工場から約1km離れた民家で確認されたと発表した。

同消防本部が、工場から半径約1kmの範囲を巡回した。被害は主に工場で、近隣の14企業27棟で壁が崩れたり、窓ガラスが割れたりした。民家の被害は8軒。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131117-OYT1T00219.htm

 

 

20131118110分 千葉日報)

 

重傷を負った作業員は「作業現場がもやがかった感じがしたので、窓を開けたら爆発が起きた」と同社に説明しているという。

 

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/166611

 

 

201311181800分 朝日新聞)

 

火災当日の15日に工場に持ち込まれた廃油の回収作業の際に、担当者がガソリンのような臭いに気付いていたが、そのまま回収し、社内マニュアルで定めたサンプル調査をしていなかったことがエバー社の調査でわかった。

工場の検品担当者のチェックも不十分だった可能性があるという。

 

通常は扱わない高揮発性の廃油がチェックをすり抜け、火元とみられる精製ラインの遠心分離器に流れ込んだ可能性があると同社は見ており、油の特定や作業手順の検証を進めている。

 

http://www.asahi.com/articles/TKY201311170286.html

 

 

1118日 1803分 NHK千葉)

爆発火災が起きた当時、事故が起きた施設の隣にある金属部品の製造会社で作業に当たっていた37歳の従業員は、「爆発の20分か30分前に、ガスのような、刺激のある臭いを感じました」と話していた。

 

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083146952.html?t=1384811501107

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「作業現場がもやがかかった感じ」とか「隣の会社でも刺激臭」と報道されている点、また現場のすさまじい破壊状況から考えると、建屋内のかなりの範囲に可燃性ガスあるいは蒸気が充満し爆発したということかもしれない。

 

 

 

 

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20139291442分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午前9時ごろ、滋賀県高島市鴨で、台風18号の災害ボランティアとして復旧作業をしていた高島市内の中学2~3年の女子生徒3人の顔面などに、誤って飛び散ったシンナーがかかった。3人は病院に運ばれたが、けがはなかった。


警察によると、3人は被災した住宅の敷地内で廃材の撤去などに当たっていた。

その際、近くで作業をしていたパワーショベルが廃材に交じっていた金属製の缶をつぶし、中に入っていたシンナーが飛び散って3人にかかったという。


高島市では、台風18号による河川の決壊などで、97棟が床上浸水するなどの被害を受けた。

復旧作業のため、29日も約300人が災害ボランティアとして駆けつけ、被災家屋から土砂をかき出したり、廃材を撤去したりする作業に当たっていた。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130929/waf13092914440006-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

よくぞ、シンナーが眼の中に入らなかったものだ。
化学産業などでは、いつ、どこから、どんな物質あるいは有害な液体が飛んでくるかわからないので、現場にいる時は安全メガネを着用するよう義務づけている事業所がある。

しかし今回の事例から考えると、化学産業などよりは災害復旧現場のほうが、そういった事故に遭う可能性は高いと言えるのかもしれない。

とすれば、災害復旧現場では、マスクだけでなく安全メガネも着用するようにしたほうがよいのかもしれない。

 

 

 

 

(2013年10月10日 修正1 ;追記)

 

2013930日付の京都新聞紙面に、2人の目にかかったが軽傷など、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。よってタイトルも一部修正した。

 

廃材を撤去中のパワーショベルが一斗缶をつかんだところ、中に入っていたシンナーが飛び散り、近くにいた女生徒3人にかかった。2人が目にかかったが軽傷という。

 

警察などによると、3人は、床上浸水の被害を受けた仏壇販売会社で、商品陳列棚を運び入れる作業を行う予定だった。

他の生徒や教諭ら計26人と当日朝に参加を申し込み、現場に到着した直後に一斗缶からシンナーが飛散したという。

 

 

 

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201382921分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


京都市は、トラブルが続いて市への引き渡しが遅れているごみ焼却灰溶融施設(同市伏見区)について、工事を請け負っている住友重機械工業との契約を解除する方針を決め、1日、同社側に口頭で伝えた。同社が約束した8月末の引き渡しが不可能と判断した。

同施設では、ごみの焼却灰を溶かして体積を減らす。
市が同社に114億円で発注し、平成19年に着工していた。
22年5月末までに完成し、市に引き渡される予定だった。

しかし、先立って行われた試運転で施設の廃水から基準値を超えるダイオキシンが検出されるなどトラブルが相次ぎ、引き渡しは延期。
同社は1日約200万円の遅延損害金を市に支払った上で、今年8月末までの引き渡しを約束していた。

同社は6月16日から30日間連続で施設を稼働させる2次試運転を開始したが、同月27日に再びトラブルが発生。
同社は改善策を示したが、市は「抜本的に改善されない」と判断し、契約解除を決めたという。

市では、今後文書で正式に契約解除を伝えた上で、すでに建設された施設の撤去も求めるほか、損害賠償請求も検討する。
今後、同様の施設を建設するかは未定だという。

市の担当者は「安心安全な施設として引き渡しを受けることはできないと判断せざるを得ない」としている。
一方、住友重機械工業は「トラブルが続き稼働が遅れたことは遺憾」とコメントした。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080209240006-n1.htm

 

 

本件、京都市のHPに81日付で「・・・契約解除について」というお知らせが掲載されている。 

http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000153323.html

 

 

 

 

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201379日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。  

 

8日午前11時35分ごろ、市川市田尻のリサイクル会社「I資源」の工場から出火し、鉄筋コンクリート平屋建ての工場の一部を焼いた。

出火当時、工場内には男性従業員2人がいたが、逃げて無事だった。

 

警察によると、従業員が空のドラム缶を重機で切断、圧縮する作業中に火花が上がり、工場内にあった約60本のドラム缶に燃え広がった。

合成ゴムの添加剤として使われるトリイソプロパノールアミンという可燃性の物質が少量残っていたとみられるが、通常は作業中に引火しないという。

 

警察は、残留物の性質が暑さで変化し、引火した可能性があるとみて調べている。

 

現場は工場地帯で、火災により大量の黒煙が上がったが、消防によると、周囲で健康被害や近隣建物への延焼はなかった。   

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○トリイソプロパノールアミンの性状について「職場の安全サイト」で調べた結果は下記。
通常は固体だが、この猛暑で溶けて液状になっていたのかもしれない。

 

○可燃性液体は、引火点以下の温度であっても、多孔体に浸み込んでいたり薄膜状になっていたりすれば引火することがある。

今回の事例でも、そういったことが起きていたのかもしれない。

 

用途    ; 界面活性剤、ゴムの架橋剤、

状態    ; 白色固体

融点・凝固点; 45℃

引火点   ; 145℃

自然発火温度; 320℃  

 

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/122-20-3.html

 

 



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20136281149分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前8時20分ごろ、兵庫県伊丹市森本の金属リサイクル業「Y金属産業」のスクラップ置き場から煙が出ているのを従業員が見つけ、119番した。

金属スクラップがくすぶっており、消防車12台が出動し、消火活動を続けている。

けが人は出ていない。


警察によると、スクラップ置き場は鉄骨平屋建ての工場内にあり、銅やアルミなどのスクラップ約80トンが山積にしてあった。

この日朝、従業員が新たにドラム缶10本分のスクラップを加えたところ、煙が出て、爆発。工場の天井と側壁の一部に穴があいたという。

27日夕、従業員が水分を抜くためにスクラップにマグネシウムを加えており、警察で関連を調べている。


現場はJR福知山線伊丹駅から東約1.5kmの工場街。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130628/waf13062811530013-n1.htm

 



(ブログ者コメント)

 

マグネシウムと水とが反応して生成した水素が爆発、あるいはマグネシウムの粉じん爆発といった可能性が考えられる。

 






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2013521日付で東奥日報から、同日2230分にデーリー東北新聞から、それぞれ現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

下北地域広域行政事務組合は21日、下北地域一般廃棄物等処理施設「アックス・グリーン」(むつ市奥内今泉)で19日に汚染水が漏えいし、一部が側溝を通じて施設に隣接する今泉川に流出したと発表した。

排水処理施設内のポンプから漏えいしたのは、ごみ焼却時に発生したガスを水で冷却した際に出るカーボンスラッジで、炭を主成分とする泥状の液体。
人の健康の保護に関する環境基準を約20倍上回る鉛を含んでいるといい、同組合は約1m3が漏れたと推定している。

同組合は、下流域への流出防止策として、土のうの積み上げやオイルフェンスの設置などを行う一方、水質検査機関に検査を依頼している。

同組合によると、19日午後11時半、施設を管理運営する業者職員がポンプからの漏えいを発見した。2時間前の巡視では異常は見当たらなかったという。
ポンプを分解、調査したところ、内部のゴム製の部品がすり減って亀裂が生じ、さらに外側の金属製のケースに直径約5mmの穴が開いていた。

同組合は20日、原液漏えいを県や地元町内会などに連絡していた。報道機関への発表が21日にずれ込んだ理由について、同組合の笹谷総務課長は「原因を究明し情報を整理するため時間を要した。対応が遅かったとは考えていない」と取材に答えた。

出典URL

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130521135255.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/05/21/new1305212202.htm


また、2013522日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、施設概要に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この施設は焼却ではなく溶融炉で、ごみを溶融物とガスに変えて再利用する。

今回漏れた炭素汚染水は処理の過程で出るもので、フィルターを通し、固形化する前の濃縮原液が漏れたという。

 





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2013511042分に千葉日報から、同日935分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

市原市は30日、同市福増のごみ処理場「福増クリーンセンター」第2工場で、可燃ごみ収集委託業者の男性従業員(56)がごみをためるピットに転落し、死亡したと発表した。

市によると、男性は同日午前11時45分ごろ、ごみ収集車の後部扉からピット(深さ16m)にごみを投入する作業中、行方が分からなくなった。
約2時間後、レスキュー隊が男性を発見し、病院に搬送したが死亡が確認された。死因は窒息死。

男性は、収集車の運転手と2人で作業。助手として車を投入口まで誘導していた。
その際、ピットのクレーンが誤って車にぶつかり、センターの関係者などで現場の状況を確認していたところ、収集車の運転手が男性がいなくなっていることに気づいたという。

転落時、ごみは約8mの高さまでたまっていたという。
男性は転落防止の安全ベルトを着けていたが、フックで固定はしていなかった。

同センターは、詳しい原因を調査している。
同センターでは過去にも転落事故が3件あったが、死亡事故は初めて。
所長は、「ベルトの着用と固定をあらためて徹底していきたい」と話している。   


出典URL

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/134800

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084290121.html?t=1367442621149

 

 

 

(2014年2月27日 修正1 ;追記)

 

2014219日付の千葉日報紙面に、危険防止の指導が履行されているか部長は確認していなかったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

千葉労基署は18日、労安法違反の疑いで、同市が委託する清掃・廃棄物処理会社「T興産」の部長男性(62)と法人としての同社を書類送検した。

容疑は、ごみ収集車を後退させる際に、危険を防止しなかった疑い。

収集車と接触した同社員男性(当時56)がピットに転落して死亡した。

 

同署によると、部長男性は「合図をして収集車を後退させるよう指導していたが、履行されているか確認していなかった」と、容疑を認めているという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

合図なしでバックしてきた収集車に押されて転落したということらしい。

 

 

 

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2013222日付で毎日新聞千葉版から写真付きで、また2212241分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市原市八幡海岸通の市原公共埠頭に停泊中の貨物船「アイトリップ(カンボジア船籍)」で21日午後2時45分ごろ、火が出ていると消防に通報があった
積み荷の鉄くずやプラスチック片などが燃えて、一時は黒煙が高く立ち上り、消防車18台が消火活動にあたった。

この火災では、消火活動が難航した。
水の重みで沈没しないよう船内にたまった水を抜いたり、水量を調節したり、鎮火まで6時間半かかった。
警察などによると、中国人ら8人の乗り組み員は全員無事。

積み荷は、クーラーなどの廃家電をスクラップして生じた鉄くずで、この日は約1000トンを積み込む予定だったが、約450トンを搬入したところで煙が上がったという。
消火しようと鉄くずを出し入れするうちに船倉に空気が流れ込み、炎が激しくなったらしい。

現場はJR八幡宿駅の西約2kmの工業地帯。有毒物質などの発生はなく、黒煙が市街地に流れることもなかった。 

出典URL

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130222ddlk12040260000c.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085683161.html?t=1361481297145

 





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2013年1月5日22時15分に47写真ニュース(東奥日報)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。また1月5日15時19分にmsn産経ニュースからも、同主旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前9時10分ごろ、弘前市のごみ処理施設「弘前地区環境整備センター」で、ごみを一時的にためておくピット(深さ約10m)に、ごみ収集車が転落した。
運転手の男性(36)が背中などに軽い打撲を負い、市内の病院に搬送された。
警察が転落の原因などを調べている。

施設を管理する弘前地区環境整備事務組合(管理者・弘前市長)によると、収集車はごみ投入扉の前にバックで車を止め、タンクを持ち上げてピットにごみを捨てる作業の最中にバランスを崩し、ひっくり返ったとみられる。
 
運転手は自力で車から脱出。同事務組合は、ピットから焼却炉にごみを運ぶクレーンの先に職員をくくり付けて運転手に近づき、助け出した。
ピット内の転落地点には約3mの高さでごみがたまっており、それがクッションとなって運転手は大けがを免れたとみられる。

同事務組合は、クレーン車を使って収集車を引き上げようと試みたが、この日は引き上げられなかった。
6日に再度挑戦するが、7日以降にずれ込めば管内のごみ処理に支障が出る恐れもあるという。

ごみ投入扉には高さ約20cmの車止めがあり、同事務組合によると2003年に同センターが開業して以来、同様の転落事故はなかった。
事務局は、「今後このようなことがないように対策を検討していきたい」と話した。

 
出典URL
http://www.47news.jp/photo/562538.php
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130105/dst13010515210004-n1.htm
 
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2012年12月21日23時25分にNHK甲府から、また12月22日付で読売新聞山梨版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日、県の明野最終処分場で漏水検知システムの全2200検知地点のうち30地点で異常が検知された。
3層の遮水シートで汚水の外部漏出を防いでおり、県は地下水の分析結果から、当初、漏水の可能性は低いとの見解を示していた。
 
しかし、システム施工業者が21日までに行った調査ではシステムの故障は確認されず、遮水シート損傷の可能性が高まった。
異常検知は2010年10月に続き2回目で、「施工段階で何らかの強い力が加わってシートに穴があいた」ことが原因とされた前回と状況が非常によく似ているという。
 
県側のこれまでの調べによると、異常な値が出た場所は、おととし10月に、システムで異常な値が出た斜面の反対側の斜面で、廃棄物と、それを覆う土の層など、合わせて7mの深さがあり、目視では、中の様子は全くわからない。

システムの業者が、再度、電気を通すなどして、システムをチェックした結果、おととしと同じように電気が流れ、汚水漏れが起きたのと同じ現象が確認できたという。
このため県側は、「システム自体が故障して、誤作動したとは考えにくい」と分析している。

県側は、「おととしと同じように、遮水シートが破損して、上下の電極の交点付近で、電気が通じる現象が起こった可能性がある」として、年明けにも開く予定の安全管理委員会に諮った上で、埋め立てを掘り起こして、遮水シートや電気経路の詳しい調査を行うことにしている。

これについて、処分場周辺の住民で作る、対策協議会の代表は、「前回も県側の一方的な調査で、結果的に究明作業が真相に至らなかった。今回は最初から、外部の専門家による究明を行うべきで、徹底究明と再発防止が完了するまでは、操業再開を断固認めない」と話している。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044348341.html?t=1356124798766
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20121221-OYT8T01589.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
おととしのトラブルは、本ブログに掲載済。




(2013年1月13日 修正1 ;追記)

2013年1月11日20時18分にNHK甲府から、汚水漏れではないとする県の見解が、下記趣旨でネット配信されていた。

11日、施設を運営する県環境整備事業団が、システムの施工業者から原因に関する調査報告書が提出されたとして、会見を開いた。
それによると、おととし10月2日に異常な値が出たときと同様に、水漏れを検知するための電極が何らかの理由で直接接触したのが原因と見られるという。
また、電極を流れる電気抵抗の値も、水漏れを検知した場合に比べて小さかったことなどから、汚水漏れはなかったと考えられるという。
県環境整備事業団は今後、遮水シートを調べるなどして、この電極が直接接触した原因を詳しく調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044743191.html?t=1357940934462

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2012年12月13日付で朝日新聞筑後版(聞蔵)から、12月12日17時1分にRKBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午前10時半ごろ、柳川市筑紫町の柳川清掃リサイクルセンターで「叫び声がする」と近所の人から119番通報があった。
 
警察によると、プラスチック廃材を化学反応で油に変える装置から出火し、作業中の男性2人が大やけどを負った。
やけどをしたのは社員(22)とアルバイトの男性(30)。顔などにやけどを負い、のどの痛みを訴えている。
 
2人は、触媒を入れた容器でプラスチック廃材を加熱して溶かす作業中、不純物が混じっていたため装置に近づいたところ、いきなり炎が噴き出したという。
作業棟の一部が焼けた。原因究明は、これからになる見通し。
 
同センターは、柳川市などで収集された廃プラ類を重油に似た油に変える資源リサイクルに取り組んでいる。
 

出典URL
http://rkb.jp/news/news/11120/
 


(2013年4月17日 修正1 ;追記)

2013412日付で朝日新聞筑後版(聞蔵)から、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大牟田労基署は11日、柳川市のY商事と代表取締役(61)、現場主任(42)を労安法違反容疑で書類送検した。

 

引火性ガスが発生する場所にコンプレッサーを置き、危険防止の措置をとらなかった疑い。

 

従業員1人は今年1月に死亡した。



(ブログ者コメント)

 

以下の労安則に関する違反容疑かもしれない。

(爆発の危険のある場所で使用する電気機械器具)
第二百八十条  事業者は、第二百六十一条の場所のうち、同条の措置を講じ
ても、なお、引火性の物の蒸気又は可燃性ガスが爆発の危険のある濃度に達
するおそれのある箇所において電気機械器具(電動機、 変圧器、コード接
続器、開閉器、分電盤、配電盤等電気を通ずる機械、器具その他の設備のう
ち配線及び移動電線以外のものをいう。以下同じ。)を使用するときは、
当該蒸気又はガスに対しその種類及び 爆発の危険のある濃度に達するおそ
れに応じた防爆性能を有する防爆構造電気機械器具でなければ、使用しては
ならない。

http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-2h4-0.htm

小さな事業所の経営者など、こういった法律があることを知らない人が結構いるのではないだろうか?




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2012年10月3日付の毎日新聞愛媛版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」が運営する産業廃棄物管理型最終処分場について、処分場の底に敷いてあるゴム製の遮水シートの一部が破損している可能性があることが2日、分かった。
市役所で同日開かれた市廃棄物処理施設審議会の第2回会合で報告された。
環境基準値以上の水銀などは確認されていないが、市廃棄物対策課は「早急に本格的な調査をして現状を確認したい」としている。


同市が今夏行った緊急調査で電気探査した結果、処分場の一部で電気が通りやすくなっており、シートが破損している可能性があるという。
汚水が外部に漏れている恐れがあるため、市は今後、ボーリングや掘削などでシートの破損状況や位置を特定し、廃棄物の種類などを確認する。
さらに、建設当時から問題がなかったか確認するため、処分場の設置許可を出した経緯を調べ、県に協力を求める。


また、市は来年3月末までに、今後の処分場の対策費用の一部を国が負担する、産廃特措法の適用を申請する方針を明らかにした。
同処分場の対策や再発防止策、費用などを盛り込んだ実施計画を環境相に提出。認定されれば国が費用の45%を負担する。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121003ddlk38010656000c.html
 
 
2012年11月16日20時31分にNHK松山から、11月18日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、遮水シートが破れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
市の調査結果、処分場の底に敷かれている遮水シートが破れていたことが原因と確認され、市は、年内にも周辺住民への説明会を開くことを決めた。

この問題は、松山市菅沢町の産業廃棄物処理業者「レッグ」の処分場で容量を超えるゴミが埋め立てられているほか、汚水が漏れ出している可能性が指摘されていたもの。
汚水には、法律の基準は下回るものの、微量のヒ素や水銀などが含まれ、去年6月、処分場近くの農業用の用水路から検出され、市が10月上旬から本格的な調査をしていた。


調査で、処分場内の地下約13mから塩水を流したところ、下流の農業用水路に塩水が漏れ出してきたことから、処分場の底に敷かれているシートが破れていることがわかり、汚水は処分場から流れ出たものと確認されたという。

昨年5月から流出が確認されていた灰濁水も、シートの破損が原因と断定。基準値を超える有害物質は、検出されていないという。

処分場の地下を流れる水路破損やヒビ割れも確認しており、市は引き続き、用水路の水質検査を行い、水質に問題がないかどうか確認するとともに、処分場の付近の住民に対して年内にも説明会を開き、調査の状況などを説明することにしている。
また、破損個所を特定し、年内をめどに同社に措置命令を出す方針。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003543831.html
 
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2012年10月29日18時42分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午後、福岡市東区の箱崎ふ頭にある廃棄物処理業者の敷地に山積みになっていた家電製品や車などの金属の廃材が燃え、大量の黒い煙が立ち上った。

消防車25台とヘリコプターで消火に当たったが、1000トンの廃材が燃え続け、火は、出火から10時間後にようやく消し止められた。けがをした人はいなかった。

警察と消防は、29日午前10時ごろからおよそ30人の態勢で現場検証を行った。
この中で、当時、海側の廃材を重機で寄せていた作業員が、「廃材の中から白い煙が出ているのに気づいて消火器で消そうとしたが、風ですぐに燃え広がってしまった」と話したという。

警察と消防は、摩擦など何らかの原因で海側の廃材から火が出て、風の影響で陸側に燃え広がった可能性があるとみて、さらに調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013074382.html
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2012年10月18日15時7分にNHK NEWS WEBから、同日19時6分に朝日新聞から、10月22日15時31分にmsn産経ニュースから、同日21時3分に毎日新聞から、10月23日13時25分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前11時前、江東区青海のゴミ集積場で、道路の清掃で集めたゴミの中から男性の遺体が見つかった。
警察によると、男性は墨田区に住む69歳の高齢者で、この男性の靴が墨田区押上の交差点の近くに落ちていた。

 
男性は近くの飲食店で飲酒した後、帰宅途中だったとみられる。全身を強く打っており、即死状態だった。
清掃車で集めたごみを別のトラックに移し替える際、遺体も一緒にトラックに積まれ、集積場まで運ばれたとみられている。
 
その後の捜査で、道路のゴミを取り除く清掃車(モータ・スイーパ)の前方を映す車載カメラに、男性がはねられて転倒し清掃車のブラシに巻き込まれる様子が映っていた。

道路清掃車は、墨田区に委託されて、今月15日の夜から16日の未明にかけて墨田区内の道路を清掃していた。
清掃車の前方には直径が80cm程のブラシがあり、ゴミの吸入口は縦30cm、横が1m20cmの大きさだという。
人などを巻き込まないように安全バーがあり、このバーに人や物が当たると運転席でブザーが鳴る仕組みになっているが、警察などによると、34歳の運転手の男性は「ブザーは鳴らず、人を巻き込んだことに気付かなかった」、「信号などに気をとられて前をよく見ていなかった」と話しているという。


警察は、自動車運転過失致死の疑いで運転手を逮捕し、センサーや警報が正常に作動したかなどを調べている
 
清掃を委託した墨田区によると、道路の清掃活動は清掃車とダンプカーの2台で行っていて、清掃車にたまったゴミをダンプカーに移しながら作業をしていた。
区と清掃会社は、安全上、清掃車の走行速度を時速10km以下とするなどの規定を定めているが、具体的な安全管理は区が会社に任せていたという。


墨田区は「区が委託している会社でこのような事故が起こったことについては大変遺憾です。今後、再発防止に向けて委託先への指導を徹底します」とコメントしている。

また、墨田区から委託された清掃会社「第三東海」は、「清掃車が人を巻き込むことは考えられず、これまでもこうした事故は起きたことがなかったので、報告を受けたときは信じられなかった。しかし、事故が起きてしまったのは事実で、安全確認が十分できていなかったと思っている」と話していた。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121018/k10015838381000.html
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201210180461.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121022/dst12102215320010-n1.htm
http://mainichi.jp/select/news/20121023k0000m040075000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121023-OYT1T00323.htm
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2012年10月9日19時4分にNHK名古屋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日正午ごろ、愛知県豊橋市の三河港に着岸していたカンボジア船籍の貨物船、「HAIXIN1」(1248トン)の積み荷から火が出ていると、近くにいた人から通報があった。
 
黒っぽい煙が上空まで上っていたが、消防などが消火にあたり、午後6時現在、火の勢いは収まったという。
この船には中国人の乗組員が10人いたが、全員避難して、けが人などはいないという。
 
海保によると、この船は9日朝、中国から三河港に到着し、使われなくなった電化製品や鉄くず約1000トン分を積んで中国に向かう予定だったという。
 
火は、積み込み作業中に出たということで、海保などで出火の原因を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005609132.html?t=1349816682283
 
 
一方、東愛知新聞からは、出火時の状況について写真付きで、若干違うニュアンスの記事がネット配信されていた。
 
海保によると、岸から鉄くずのスクラップを積み終わったところ、何らかの原因で船に積んだスクラップが出火した。
船は同日午前6時30分に入港し、スクラップを積み、中国の海門市に向かうところだった。

 
出典URL
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_syakai/121009/12100901.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
このところ、船に積み込んだスクラップから出火したという事例が、たて続けに報道されている。
9月末には泉大津沖、そして10月には関門海峡と今回の事例だ。
涼しくなってからの自然発火事故の多発。互いの事例に脈絡はないが、これまた不思議な話だ。
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2012年10月5日11時47分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前3時10分ごろ、北九州市門司区沖の関門海峡東口で、カンボジア船籍の貨物船HAODA6(1496トン)から、関門海峡海上交通センターに「火災が発生している」と無線で連絡があった。
海保の巡視艇など4隻と市消防局の消防艇1隻が消火にあたり、約6時間後、火の勢いは収まった。


門司海保によると、貨物船は門司区田野浦海岸から約300m沖の錨泊地に停泊しており、関門航路を行き交う船の航行に影響はない。

乗組員は船長ら8人が中国人、2人がミャンマー人。船上で消火にあたり、けが人はいないという。

貨物船は千葉港から中国・浙江省の寧波へスクラップ980トンを運ぶ途中だった。この積み荷から出火したとみられるという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1005/SEB201210050003.html
 
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2012年9月28日21時56分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午後2時半ごろ、大阪府四條畷市蔀屋の金属リサイクル工場「Ⅾ商店」で、ドラム缶が爆発。
作業員の男性(68)が病院に搬送されたが、頭を強く打っており、間もなく死亡した。
当時、工場内には他に作業員数人がいたが、けがはなかった。


警察によると、男性はドラム缶を鉄板にするため、切断機で解体していたという。
警察は男性の死因を調べるとともに、缶内に引火性のある物質が残っていたとみて、爆発の原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120928/waf12092821590028-n1.htm
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2012年9月28日13時45分に読売新聞から、また9月28日付の毎日新聞大阪版夕刊から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午後9時頃、大阪府泉大津市の西約10km沖合を航行中の貨物船「HAO HAN」(パナマ船籍、1999トン)から「積み荷から出火した」と通報があった。

海保の巡視艇が中国人の乗組員12人全員を救助。海保の消防船などが消火活動にあたっているが、28日午後1時現在も煙を上げて燃えている。

海保によると、船は全長約80mで、25日に堺泉北港(堺市)で金属くずなどスクラップ約1000トンを積み、中国に向かっていた。

船舶火災では、船内に水がたまると沈没する恐れがあるため、28日朝からは消防船からの放水で船体を冷やしながら、水深が浅い海域に曳航したという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120928-OYT1T00566.htm
http://mainichi.jp/area/news/20120928ddf041040009000c.html
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HN:
魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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