







2021年11月20日12時0分にYAHOOニュース(朝日新聞)から、下記趣旨の記事がイラスト付きでネット配信されていた。
昨年7月、当時2歳8カ月の男児が縦型の自動洗濯機の底から手を差し入れて洗濯槽の回転部で指を切断する大けがを負っていたことが分かった。
日本小児科学会が発表した。
この洗濯機は、四隅だけが高くなった「防水パン」と呼ばれる洗濯機の受け皿の上に設置されており、防水パンの底との間に空間が生じていたという。
小児科の医師から寄せられた情報に基づく同会の「傷害速報」によると、事故が起きたのは2013年に製造された洗濯機で、四隅の高さが約6センチの防水パンの上に設置されていた。
洗濯機の脚が長さ約1センチあり、防水パンの底と洗濯機には約7センチの空間があったという。
男児はこの空間から手を入れたとみられ、左手薬指に大けがをした。
国内の大手家電メーカーなどでつくる日本電機工業会によると、一般的な縦型の洗濯機は、底部に洗濯槽を回転させるための装置や冷却ファンが集まっており、覆いがない状態になっている。
洗濯槽が斜めに設置されているドラム型は、回転部には触れられない構造だという。
防水パンは近年、配管を通したり点検をしやすくしたりするため、かさ上げタイプの流通が増えているという。
電気用品安全法で、洗濯機については底に手が入らないよう、規格が定められているが、洗濯機の設置場所に関する規定はない。
担当者は、「取り扱い説明書には以前から、運転中に底の部分に手足を入れないよう記載してきたが、今年度からは本体にイラストなどで注意を呼びかける表示をする対応をとっている」と話す。
一方で、子どもの事故に詳しいNPO法人「Safe Kids Japan」の理事長で小児科の医師、山中龍宏さんは、「底部分にカバーをつけるなどして、子どもが内部に触れないような構造に変えることが望ましい」と指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/108f72266266f5ea7bd0a2f63527422433575c0a
2021年11月20日10時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県登米市の保育施設「Tこども園」で今月9日、刃物を持った男が侵入した事件。
県警は、建造物侵入の疑いで同市豊里町の無職、大槻容疑者(31)を逮捕したが、子供や園職員への被害はなかった。
「最低でも2人以上殺して死刑になりたかった」と供述するなど、大惨事につながる可能性もあった今回の事件、子供の命を救ったのは、日頃の訓練と、マニュアルにはない職員のとっさの判断だった。
【4人がかりで確保】
「普段人がいない所に人がいる。何かおかしい」
園の近くをうろついていた大槻容疑者を見た職員は不審に感じ、とっさに「目くばせ」や小声で、子供を園庭で遊ばせていた他の6人の職員に知らせた。
当時、園庭では71人の子供が遊んでいた。
まだ、遊び足りない様子の子供をパニックにさせないため、「雨が降りそうだから中に入ろうね」などと声をかけ、保育室に避難させたという。
そのころ、大槻容疑者は中に入るタイミングをうかがうかのように、園の周辺を徘徊(はいかい)。
不審に思った職員が「どうされましたか?」と声をかけるも、終始無言で、給食室付近の約1メートルの柵を乗り越えようとした。
このため、職員が手で大槻容疑者を押し戻そうとしたところ、柵から落ちるような格好で園に侵入。
その際、落とした刃渡り約12センチの刃物を拾い向かってきたが、職員2人が前後から抑え、他の2人も加わり、4人がかりで大槻容疑者の身柄を確保した。
【隠語で伝達】
大槻容疑者が取り押さえられている頃、園内では子供全員が建物内に避難し、職員が施錠してカーテンを閉めた。
建物内の職員同士では、子供を怖がらせないよう、事前に決めていた不審者を示す隠語「いかのおすし」を使って、コミュニケーションを取ったという。
「いかのおすし」は、子供たちが自分自身で犯罪被害から身を守るための行動標語「(知らない人について)行かない」、「(他人の車に)乗らない」、「大声を出す」、「すぐ逃げる」、「(何かあったらすぐ)知らせる」をつなげたもの。
職員らは不審者のことを「いかのおすし」と表現していた。
園は今年4月に開園したばかりだが、不審者の侵入を想定して、訓練をすでに2回実施していた。
マニュアル通り、5分程度という短時間で園児を建物内に避難させ、結果的に、園庭にいた71人を含む園児204人と職員46人にけがなどはなかった。
【子供を守るため】
しかし、マニュアルでは犯人を捕まえることは〝想定外〟だった。
上野園長(59)は、「職員も子供たちと一緒に安全を確保し、(警察への)通報を早くするのがマニュアル」と説明。
実際、「相手に立ち向かうより、子供たちを避難させることが一番の目的だ」(上野園長)として、園には相手の動きを封じる刺股のような用具はなかった。
大槻容疑者を素手で取り押さえた職員は、「(犯人と対峙(たいじ)しないという)マニュアルは頭にあったが、犯人が至近距離にいた。このまま逃げたら、子供に危害が加わってしまうと考えた」と振り返る。
別の職員も、「犯人と対峙したときは怖かったが、子供を守らないといけないという気持ちが勝った」などと話し、とっさに行動したという。
今後は、相手の動きを封じる用具の導入を検討するという。
【マニュアルと訓練と機転】
今回の事件は、マニュアルに沿った迅速な対応と、最後は職員の機転を利かせた行動が子供らの命を救った。
しかし、一歩間違えれば平成13年6月に大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で起きた児童殺傷事件のような大惨事になりかねなかったのも事実だ。
あらゆる場面を想定したマニュアルと、それを実践できる訓練を積み重ねられるか。
今回の事件を機に、子供たちを預かる現場では改めて考え直す必要に迫られている。
https://www.sankei.com/article/20211120-P4RHCBFWXZLRHNTTEFG6G4PC4I/
11月11日22時0分にFNN PRIMEからは、取り押さえた職員4人は全員男性だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県登米市のこども園に刃物を持った男が侵入し逮捕された事件で、男を取り押さえた園の職員などが会見を開きました。
この事件は11月9日、登米市のTこども園に、近くに住む無職・大槻容疑者(31)が包丁を隠し持って侵入し、その場にいた男性職員4人に取り押さえられたものです。
当時、園庭にいた園児71人と職員7人にけがはありませんでした。
豊里こども園 上野園長:
「職員の防犯意識の高さが日々の打ち合わせを含め共有できたと思う」
事件を受け11日夜、報道機関の取材に応じた豊里こども園の職員は、容疑者の侵入を防いだ状況などを明らかにしました。
男性職員:
「刃物が見えたときは正直『怖いな』というのが本音だったが、自分の後ろに子供たちがいるというのを心に持って対応しなければと思ったので、取り押さえることができたのかなと思う」
男性職員:
「子供たちを守らなければいけないという思いが勝っていたので、そういう行動に移ったんだと思う」
園では今後、不審者に対応するための装備の導入や、専門家による園児の心のケアに力を入れたいとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/268862
2021年11月21日18時32分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時55分ごろ、船橋市潮見町の資材置き場で、60代ぐらいの作業員男性がフォークリフトで運ばれてきた資材と置いてあった資材の間に胸などを挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
船橋署が事故原因を調べている。
同署によると、別の作業員男性がフォークリフトを運転し、ワイヤーの束(重さ約2トン)を運んでいた。
死亡した男性は、置いてあったワイヤーの束の近くにおり、挟まれたとみられる。
近くにいた作業員が「荷物を下ろしている最中に、荷物に挟まれた」と119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6267b112d9cbf02015e731d6e56b870f3b8b625
2021年11月22日21時33分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は22日、福島第1原発で、内側が汚染され亀裂が入った配管の交換作業をした40代の男性社員2人が、鼻から微量の放射性物質を吸い込み内部被ばくした疑いがあると発表した。
ルールに従い、作業着に防じんマスクの軽装備だったが、東電は全面マスクと防護服を着用するよう手配すべきだったとしている。
2人からセシウム137は検出されず、被ばくは微量とみられるが、引き続き、健康への影響を調べる。
東電によると、社員2人は19日午前10時すぎから約1時間半、汚染水の淡水化装置の凍結を防ぐため、暖房や空気を循環させる装置がある施設内で配管の交換をした。
作業後の検査で、鼻の中に放射性物質が付いていることが確認された。
同じ現場にいた別の男性社員2人の作業着にも、放射性物質が付着していた。
配管の交換で放射性物質が付着したちりなどが飛散した可能性がある。
4人のうち2人は作業者の名簿に名前が記載されておらず、東電は原因とともに、管理体制も詳しく調べる。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20211122/k00/00m/040/280000c
11月22日21時0分に朝日新聞からは、配管内に付着していた放射性物質を取り込んだ可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は22日、福島第一原発で、設備の修理にあたっていた40代の男性社員2人が内部被曝(ひばく)した疑いがあると発表した。
本来は、顔を覆う全面マスクや防護服を装着して作業すべきだったが、防塵(ぼうじん)マスクや作業服といった簡易な装備で作業していたという。
東電によると、2人は医師の診察を受け、異常はなかった。
今後50年間の内部被曝線量は、記録する必要がある2ミリシーベルトを大幅に下回ると推計している。
尿を測定して詳しく調べるという。
2人は19日午前10時過ぎから約1時間半、同僚2人と、汚染水に含まれる放射性物質を取り除く設備につながる配管を交換。
このとき、配管内に付着していた放射性物質を体内に取り込んだ可能性があるという。
作業後の検査で、2人の鼻の内側から放射性物質が検出された。
同僚2人の作業服からも放射性物質が検出されたが、体内への取り込みはなかったという。
東電は「本来は、全面マスクなどを装着する区域として作業すべきだったと反省している」と説明している。
https://www.asahi.com/articles/ASPCQ6QRKPCQULBJ00R.html
2021年11月18日18時3分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30年に1度の間隔で実施されている、送電線からの漏電を防ぐ「がいし」と呼ばれる器具の点検作業が、郡山市で行われました。
点検作業は、送配電を手がける東北電力ネットワークが、郡山市田村町にある高さ45メートルの鉄塔で行いました。
作業員たちは、高さおよそ40メートルから20メートルの位置に設置されている「がいし」と呼ばれる器具を目指し、登っていきました。
「がいし」は磁器で作られているため電気を通さず、漏電を防ぐ機能があり、鉄塔と送電線をつなぐ金属の先端に設置されています。
作業員たちは、検出器と呼ばれる電圧の差を調べる専用の器具を使って、経年劣化による異常がないか確認していました。
東北電力ネットワークによりますと、こうした点検作業は30年に1度の間隔で行われているということです。
東北電力ネットワーク郡山電力センター送電課の片寄課長は、「安定した電気を届けるために必要な作業となっています。社会インフラの劣化が問題になっている中でもあり、停電につながらないよう整備に努めたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211118/6050016397.html
(ブログ者コメント)
カット映像の4枚目は、長い碍子列に沿って検出器をチョンチョンと横移動させていたシーン。
2021年11月17日19時58分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし6月、遠軽町で木を切る作業をしていた男性2人が強風で倒れた木の下敷きになり死亡した事故で、北見労働基準監督署は、強風注意報が出ていたにもかかわらず、作業をやめさせなかったとして、会社と社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、遠軽町にあるH建設と57歳の社長です。
ことし6月、遠軽町生田原の林で伐採した木の枝を切り落とす作業をしていた男性2人が、強風で倒れた木の下敷きになり、その後、死亡しました。
この事故について北見労働基準監督署が調べたところ、事故当時、強風注意報が出ていた上、平均風速が10メートルを超え、木が倒れる危険性が予想されていたにもかかわらず、会社は作業を中断しなかった労働安全衛生法違反の疑いがあるということです。
労働基準監督署は、認否を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211117/7000040303.html
※事故当時の報道は下記参照。
(2021年6月4日20時46分 NHK NEWS WEB;現場写真付き)
4日午前11時15分ごろ、遠軽町生田原八重の林で、木の伐採作業をしていた2人の男性が倒れてきた木の下敷きになったと、一緒に作業していた人から消防に通報がありました。
警察によりますと、2人は救急車で病院に運ばれましたが、このうち長井さん(56)が、背中などを強く打っておよそ5時間後に死亡しました。
また、もう1人の65歳の男性は、意識がない状態だということです。
当時、遠軽町には強風注意報が出ていて、事故のあった現場の近くにある観測地点では、4日午前11時12分に、21.4メートルの瞬間風速を観測していました。
警察は、強風で木が倒れたとみて、詳しい状況を調べています。
一緒に作業をしていた男性によりますと、2人は当時、伐採した木を切り分ける作業をしていたということで、「当時は風が強くなっていた。一瞬の出来事で最初は何が起きたかわからなかった。風が強くなる昼ごろには作業を中止する予定だった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210604/k10013068641000.html
※当日は北海道全域で大荒れの天気だった。
(2021年6月4日19時20分 北海道文化放送)
6月4日は全道的に大荒れの天気となりました。
雨風が強まり、道内60地点で6月としては最も強い風が吹き、倒木などの被害も出ました。
引き続き、道東を中心に暴風や高波に警戒が必要です。
前線を伴った低気圧が北海道付近を通過したため、道内は広い範囲で雨や風が強まりました。
最大瞬間風速は、留萌の増毛町で31.3メートル、千歳市で27.3メートルなど、6月としては最も強い風を観測。
学校の休校や停電が相次ぎました。
また、札幌では午前4時29分に24.6メートルの風が吹き、中央区のマンションではアンテナ設置作業のための足場が傾き、警察や消防が対応に当たりました。
八重崎カメラマン:
「傾いた足場が倒れないよう、ロープで固定しているように見えます」
オホーツクの遠軽町では、木の伐採作業をしていた作業員2人が倒木でケガをし、1人が死亡、1人が重体となっています。
また、江別市などで強風にあおられるなどし、4人が重軽傷を負いました。
田中記者:
「苫小牧市では、立つのもやっとなくらい風が吹き荒れています。雨も横殴りに降っていて、顔に痛みを感じます」
太平洋側の地方を中心に局地的に激しい雨となり、えりも町目黒などでは午後5時までの12時間に200ミリを超える雨が降り、6月として最も多い降水量となりました。
この天候や停電の影響で、JRは函館線や学園都市線などで合わせて193本が運休、または部分運休。
新千歳空港でも、空の便合わせて94便が欠航となりました。
北海道内は引き続き、東部を中心に暴風や高波に警戒するとともに、大雨による土砂災害などに注意が必要です。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=20816
2021年11月17日11時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
炊飯器や電気ポット、スチーム式の加湿器といった、蒸気を出す家電で乳幼児がやけどをする事故が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
中には、皮膚移植が必要なほど重度のやけどを負う事故も起きている。
同センターによると、家電から出る蒸気で0~3歳児がやけどをした事例は、今年6月までの約5年間で少なくとも57件寄せられている。
「1歳2カ月の男児が電気炊飯器の蒸気口に両手を置き、手指にやけどを負って24日間入院した」、「1歳の男児がスチーム式加湿器に触れて手にやけどをし、皮膚移植の手術をした」など。
うち39件で、医療機関での治療が必要だった。
センターの調査では、炊飯器や電気ポットの蒸気口の温度は約100度で、10センチほど上の箇所でも約80度だった。
ヒーターで水を加熱し蒸気を出すスチーム式加湿器では、蒸気口の温度は72度だった。
【事故のリスク、減らすためには】
事故を防ぐため、蒸気の温度や量を低減する機能がある家電もある。
こうした機種では、蒸気口の温度は約30~40度だった。
センターの担当者は、「やけどの事故は対策機能がない機種で起こる場合が多い」とみる。
センターが0~5歳の子どもがいる保護者5千人を対象に実施したアンケートでは、約1割の保護者が「乳幼児がやけどをした/しそうになった」と回答。
約4割が、家電から出る蒸気による乳幼児のやけどを想定していなかった。
事故を防ぐためには、家電を高い位置に置いたり、子どもが家電のある場所に近づかないよう柵を設置したりすることが大切だ。
アンケートで家電の設置場所を聞いたところ、床から90センチ以上高い場所に設置した家庭で乳幼児のやけどが起こりにくい傾向があった。
ただ、乳幼児が電源コードを引っ張って家電を落下させてやけどを負う事故も起きているため、注意が必要だという。
センターによると、乳幼児は、高温の蒸気に触れた際の反射動作が大人に比べて遅いため、やけどが重症化しやすいという。
「子どもが蒸気口に手を置いたまま泣いていた」という事例もあった。
担当者は、「高温の蒸気によって重篤なやけどを負うことがあるということを認識してもらい、家電を購入する際には『蒸気レス』や『蒸気カット』など、対策機能を示したものを検討してほしい」と呼びかける。
https://www.asahi.com/articles/ASPCJ4QNXP9ZUTFL004.html
2021年11月18日5時0分に北日本新聞から、下記趣旨の記事が駐車場の写真付きでネット配信されていた。
11月から新型の乗用車や軽自動車への衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の搭載義務化がスタートし、各自動車メーカーが取り組みを進める中、入善町の販売会社で17日、安全運転サポート車(サポカー)機能の実験中に男性がはねられ重体となる事故が起きた。
交通事故減少につなげるためサポカー普及を目指す富山県警は、22日に県内の業界団体と連携協定を結ぶ矢先の事故となり、関係者の間に動揺が広がった。
17日午後0時6分ごろ、入善町入膳のN自販駐車場で、サポカー機能の実験中だった同社社長西川さん(男性、72歳)が、実験に使用していた軽自動車にはねられた。
西川さんはドクターヘリで富山市の富大附属病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。
入善署によると、同社で扱っているサポカーの自動ブレーキ機能の実験、検証作業のため、実物大の車後部の写真をパネルに張り、同社従業員の40代男性がパネルに向かってサポカーを運転していたところ、サポカーが止まらず、パネルと一緒に裏側にいた西川さんをはねた。
事故を目撃した従業員によると、パネルは自立式となっていたが、西川さんはパネルの裏側で支えるような格好をしていたという。
同署は、事故原因はさまざまな可能性が考えられるとし、「現時点で原因は分からず、メーカーを含め、あらゆる観点から詳しく調べる」としている。
県内の自動車ディーラーの関係者によると、一般的にサポカーの運転マニュアルには、自動ブレーキが作動しない可能性があると記載されている。
メーカー各社で作動条件は異なるが、危険な時に100%止まるわけではないという。
今回の事故で自動ブレーキが作動しなかった原因の一因として、前方を撮影するカメラのレンズに汚れが付着していた可能性を指摘する。
日光がレンズに差し込む角度によって障害物を認識できないこともあるとした。
この関係者は、人為的なミスの可能性にも言及した。
車種によっては、自動ブレーキが作動するタイミングでドライバーがブレーキを踏んだ場合、自動ブレーキが解除されることがある。
ドライバーの操作が優先される設計となっていることが一般的という。
このほか、実験時の走行速度が規定値を超えていたため作動しなかった可能性もあると指摘。
その上で、車のシステムや設計ミスが原因とは考えにくいとの見方を示した。
事故防止のため自動ブレーキの性能をアピールする実験を禁止しているメーカーもあるとした。
県警は22日、サポカー普及による高齢ドライバーの交通事故防止を目指し、県自動車販売店協会と県軽自動車協会の2団体と連携強化のため、協定締結を予定している。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/583237
11月18日11時47分にFNN PRIME(富山テレビ)からは、サポカー対象の車両のチェックを終え、別の車を試したところ事故が起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日正午ごろ、富山・入善町入膳の自動車販売店の駐車場で、従業員が軽自動車の衝突防止自動ブレーキを試すため、パネルをめがけて走らせたところ、車はそのまま衝突した。
この衝突で、パネルを支えていたとみられる、社長の西川さん(72)がはねられ、意識不明の重体。
この店は、地元の町が開く、自動ブレーキを備えた、いわゆる“サポカー”の体験会に車両を提供するため、対象の車両のチェックを終え、別の車を試したところ、事故が起きたという。
https://www.fnn.jp/articles/-/272269
2021年11月17日19時48分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時半ごろ、鳥取市の浜村警察署内にある武道館で、32歳の男性巡査部長が11人の警察官とともに拳銃で威嚇射撃をする訓練をしていたところ、天井に向け実弾を発砲したということです。
近くでは、その音が聞こえていました。
近くで勤務する男性:
「会社にいた者が聞いた。ドラマで聞くような音、乾いたパーンと」
鳥取県警によると、この巡査部長は、訓練前に実弾の入っていないけん銃と入れ替える手順をふまずに訓練に入ったため、腰に付けていた実弾入りの拳銃を発砲してしまったということです。
実弾は武道館の天井を貫通しましたが、ケガ人はいないということです。
鳥取県警での訓練中の誤射は、19年前2002年に黒坂署で起きた事故以来だということで、原因を調査し再発防止に努めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8dccd66115813b98b568e7fd7e1b2acc616fdf9
11月17日17時29分に時事ドットコムからは、立ち会う指導者の不注意もあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、巡査部長は同日午前9時30分ごろ、2階講堂内での訓練中、拳銃を上に向けた威嚇の体勢で誤射。
訓練用の拳銃を使うべきところ、誤って業務で使う実弾入りの拳銃を使用した。
訓練に立ち会う指導者の不注意もあったという。
弾は天井板を貫通し、発見されていない。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021111700937&g=soc
2021年11月16日19時4分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時半ごろ、大田市久手町刺鹿の市道上に設置されている転落防止用の鉄製防護柵のパイプが外れ、柵にもたれかかった60代の男性が1.5メートル下に転落しました。
消防によりますと、男性は頭を打った可能性があるものの意識はあり、救急隊が駆けつけた時は会話はできる状態だったということです。
大田市の職員が現場を確認したところ、パイプをとめている長さ5センチほどの金属製のボルト1本がなくなっていたということで、市は、現場をロープで閉鎖して近づけないようにする措置を取ったということです。
市は、防護柵の点検を業者に委託して毎年行っていて、ことしも8月末に点検が行われた際には、不備などの報告はなかったということです。
現場は、JR大田市駅から北におよそ2キロの住宅や学校などがある地域で、市道は、近くにある大田市立第二中学校の通学路になっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20211116/4030010676.html
17時53分に同じNHK島根からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20211116/4030010674.html
2021年11月17日14時52分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県姫路市安富町三森の山中で16日午前11時ごろ、市内の男性(68)がわなにかかっていたイノシシに襲われた。
県警によると、尻から腰のあたりをかまれたとみられ、襲われた直後は受け答えができたが、その後、意識不明になった。
男性は猟友会のベテラン会員で、駆除にあたっていたという。
姫路署によると、男性は同日午前6時ごろ、くくりわなにかかったイノシシの駆除を猟友会に頼まれて現場に向かった。
その後、男性から「イノシシにかまれた」と、別の猟友会員に電話があった。
男性は自分で車を運転し、病院を受診したが、症状が悪化したという。
イノシシは体重50~60キロくらい。
わなには姿はなく、逃げたとみられる。
https://www.asahi.com/articles/ASPCK4VDSPCKPIHB00Q.html
11月17日16時53分にNHK兵庫からは、駆けこんだ病院から別の医療機関に運ばれ手術を受けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、姫路市の山の中で68歳の男性がイノシシに尻や腰などをかまれて意識不明の重体になっています。
警察によりますと、意識不明の重体になっているのは姫路市に住む68歳の男性です。
男性は地元の猟友会のメンバーで、16日朝、わなにかかったイノシシを見るため、姫路市安富町三森の山を1人で訪れたところ、襲われたということです。
自力で山を下り、車を運転して治療してほしいと病院に駆け込みましたが、腰や尻をかまれて大けがをしていたため、別の医療機関に運ばれ、手術を受けました。
男性は話ができたということですが、17日朝になって意識がなくなり、手当を受けているということです。
警察は、秋から冬にかけての狩猟期間は山でハンターが銃を使ったり、わなをしかけたりしているのでむやみに立ち入らず、山に入るときも十分に注意してほしいと呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211117/2020016062.html
2021年11月17日6時1分にYAHOOニュース(信濃毎日新聞)から下記趣旨の記事が、倒れる前の石碑の写真付きでネット配信されていた。
16日午前10時35分ごろ、長野市通明小学校(篠ノ井御幣川)で5年の男児(10)が、同校中庭にある石碑を抱えて体重をかけた際、石碑が倒れて下敷きになった。
市教委によると、男児は腹や右脚の痛みを訴え、市内の病院に搬送された後、ドクターヘリで松本市内の病院に運ばれた。
捜査関係者によると内臓が損傷しており、重傷のもよう。
長野南署が詳しい状況や原因を調べている。
同校などによると、男児は2時間目の授業終了後の休み時間に1人で石碑を抱えたところ、あおむけに倒れて石碑の下敷きになったという。
目撃した周囲の児童が近くを通り掛かった男性教諭2人に伝えて助け出し、同校が119番通報。
男児は1、2分ほど下敷きになっていたとみられる。
市教委によると、石碑の大きさは高さ75センチ、幅62センチ、厚さ6センチ、重さは不明。
1989年に同校PTA創立40周年を記念して設置された。
高さ21センチ、幅92センチ、奥行き24センチの台座に施された数センチの溝に収まっていたが、固定方法は不明。
同校が月1回、校内施設を点検する際に石碑も点検対象にしており、今月1日に点検した際は異常はなかったという。
同校の高野校長(59)は、「子どもに大きなけがをさせてしまい、責任を痛感している。申し訳ない」とし、再発防止に向け「しっかり対応したい」とした。
17日以降、全校児童に事故を報告する。
市教委学校教育課の上石課長は、「まずは児童の回復を待ちたい。警察に協力し、詳細把握と再発防止に努める」とした。
市教委は16日、全市立小中高校に、校内にある石碑を揺らすなどして安全確認するよう通知。
危険がある場合の報告や安全対策も求めた。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021111600741
11月16日20時31分にYAHOOニュース(信越放送)からは、基礎から台座が外れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5年生の男子児童が休み時間に、中庭にある高さ75センチの石碑に体重をかけたところ、基礎から台座がはずれ、石碑の下敷きになりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08815998fa99effcb5adc34ce5e733b9dd5c3b99
11月17日20時0分にYAHOOニュース(信越放送)からは、最近のはピンやボンドで固定するが昔のはモルタル接着だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石碑は30年ほど前に立てられたもので、倒れた部分はおよそ1メートル。
平均的な小学5年の男児は身長1メートル40センチ、体重35キロです。
男子児童は「石碑を抱きかかえるようにして体重をかけたら仰向けに倒れた」などと話しているということです。
石材を扱う県内の業者は、「(重さは)だいたい80キロ、台座で100キロ近くではないか」とし、基礎と台座をつないでいたモルタルが劣化したのではないかと推測。
「施工はちゃんとしてあり、30何年の歴史の中で、子どもがゆすったりしていればつなぎ目が切れていたと思う」と話します。
最近では、石材を専用のピンやボンドで固定するということですが、30年前はこの方法をとらないものも多く、身のまわりに同じ状態の石碑があってもおかしくないといいます。
一方、子どもの事故に詳しい松本短期大学の福田明准教授は、学校であっても危険が潜んでいると意識することが大事だといい、「子どもは、今回のような石碑だけではなくて、ブロック塀や木などつかまったり登ったりするものに興味があり、日頃から倒れたりしないかといった点検が必要になる、過去にこんな事故が起きたということを周知する場をつくったり、ここの場所はどんな危険が起きるといった会話をしてみたらいいのでは」としています。
通明小学校の高野校長は、「大きなけがをさせてしまったことを校長として大変申し訳なく思う、いままで確認してきた中では転倒が予想されるような状況はないと認識していた」としています。
学校では月に1度、校内施設の安全点検を行っていましたが、石碑の具体的な点検方法が決まっていたわけではなく、安全管理の見直しが求められることになりそうです
https://news.yahoo.co.jp/articles/35d7960bb45da72cbd111f1ededfc67200efa525
11月18日17時48分にYAHOOニュース(テレビ信州)からは、長野県内で調査したところ37校で石碑や銅像などのぐらつきがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、県教育委員会は17日、市町村の教育委員会と高校に対し、学校敷地内の建造物の安全点検をするよう通知しました。
テレビ信州が県内77市町村に取材したところ、少なくとも16の市町村にある小中学校37校で、石碑や銅像がぐらつくといった異常がみられることがわかりました。
異常があったものは周囲を囲ったりするなど、安全対策を行っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b303ea302ac50637122d2ebfc502e6311cfb57be
11月19日18時2分にNHK信州からは、文科省が全国の教育委員会などに安全点検するよう要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、文部科学省は19日、全国の教育委員会などに対し、速やかに安全の点検を行うよう要請しました。
要請では、倒壊や落下などで重大な事故につながるおそれがある校内の石碑や遊具のうち、目視による点検では安全性の判断が困難で、専門的な点検が行われていない箇所などについて、子どもの目線や多様な行動なども考慮して安全点検を行うよう求めています。
学校での事故をめぐっては、文部科学省が、ことし4月に宮城県の小学校で校庭のボールネットの柱が折れて児童2人が死傷した事故を受け、ことし5月にも緊急点検を要請する通知を出していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20211119/1010020590.html
(2022年2月17日 修正1 ;追記)
2022年2月14日15時1分にNHK信州からは、市の緊急点検で安全と判断できなかった15基について石材業者が調査し始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて市が、学校に設置されている石碑などを緊急点検したところ、市内12校の15基が安全かどうか判断できず、14日から石材業者の組合による調査が始まりました。
担当者たちはブロンズ像の土台の割れた石の大きさを測ったり、押すとぐらつく門柱のつなぎ目などを確認したりして、どのような補修ができるか調べていました。
市の教育委員会によりますと、事故の後、各地の学校では子どもたちが石碑などに近づけないように三角コーンや張り紙で注意を促しているということです。
市の教育委員会では、調査結果を踏まえて、補修の必要性や方法について検討することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220214/1010021591.html
2021年11月16日14時27分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前10時ごろ、東京都北区赤羽台3で、建物の解体作業をしていた作業員の男性から「クレーン車が横転した」と110番があった。
警視庁赤羽署によると、近くの道路に停車していたクレーン車が、崖下約5メートルの解体作業現場にあったショベルカーを引き上げようとしたところ、横転した。
クレーン車を操作していた男性作業員は自力で脱出し、けが人はいなかった。
赤羽署によると、男性作業員は「地盤が緩んでクレーン車が傾き始めた」と説明。
クレーン車の周囲の道路でひび割れが発生しており、同署が横転した原因を調べている。
現場はJR赤羽駅の北西約800メートルの住宅街。
https://mainichi.jp/articles/20211116/k00/00m/040/088000c
11月16日20時51分にNHK首都圏からは、周辺の10世帯がホテルなどに避難したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時ごろ、北区赤羽台の住宅地にある解体工事現場で、「クレーン車が作業中にひっくり返った」と作業員の男性から110番通報がありました。
警察官が現場に駆けつけたところ、住宅地の高台の崖のようになっている場所で、重さおよそ13トンのクレーン車が倒れて逆さまの状態になっていたということです。
運転手は自力で脱出し、けがはありませんでした。
警視庁によりますと、クレーン車は当時、工事現場にあったショベルカーを高台に引き上げる作業をしていて、その重みでバランスを崩したとみられるということです。
北区によりますと、この影響で周辺の10世帯余りが、現在、ホテルなどに避難していて、区では16日夜から撤去に向けた作業を始めています。
しかし、現場は住宅が密集し道が狭いことなどから、撤去には時間がかかる見通しだということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211116/1000072678.html
2021年11月17日14時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
岐阜県郡上市の東海北陸道下り線の美並インターチェンジ(IC)―郡上八幡IC間で16日、道路のつなぎ目にある金属板の一部(長さ190センチ、幅7センチ)がめくれ上がり、乗用車やバスなど17台が破損する被害に遭った。
中日本高速によると、16日午前8時ごろから、被害に遭ったという通報が相次いだ。
車のバンパーや底面に傷が入ったが、けが人はいない。
約3時間後に撤去した。
原因は分かっていない。
今後、同種の接合部がないか洗い出し、緊急点検する方針。
https://www.asahi.com/articles/ASPCK4TWWPCKOIPE00G.html
11月16日23時57分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路によりますと、16日朝、下り線の亀尾島川橋と陸地側の道路をゴムでつなぐ「橋梁伸縮装置」で、ゴムで覆われた金属の板が長さ1メートル90センチにわたってめくれ上がっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4a1b10f4302b257194821228e6c542ab2704269
11月17日6時53分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、通行人から通報が相次いだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前8時ごろ、郡上市八幡町の東海北陸道の下り線で、通行人から「事故が起きた」などと中日本高速に通報が相次ぎました。
中日本高速が現場を確認したところ、橋のつなぎ目に取り付けてある「伸縮装置」と呼ばれる部品がおよそ190センチにわたってめくれ上がり、この場所を走行した車17台のバンパーなどが破損しました。
ケガ人はいませんでした。
伸縮装置は、金属板がゴムに覆われていて、15日の点検では異常はなかったということで、現在、原因を調査中です。
中日本高速は「安全管理を徹底して再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10ff76028eeaa5dd852df45819823635c01ab9f0
2021年11月15日6時36分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地球温暖化の原因となるメタンの濃度について県環境創造センターが調査した結果、楢葉町では、原発事故ですべての住民が避難していた2013年当時、事故前の2010年と比べ、およそ5%低下していたことが分かりました。
発生源となる水田や畜産の牛が減ったためとみられています。
メタンは二酸化炭素に比べ、大気中の濃度は低いものの、25倍もの温室効果があるとされ、日本での発生量のおよそ7割が水田で発生する細菌や畜産の牛が出すゲップなどに起因しています。
県環境創造センターは、原発事故によって県内のメタンの濃度がどう変化したか調べるため、事故から2年後の2013年のデータを、事故前の2010年と比較しました。
調査したのは会津若松市と須賀川市、それに2013年当時、すべての住民が避難していた楢葉町の3か所で、会津若松市と須賀川市ではメタンの濃度に大きな変化が見られなかったものの、楢葉町では、事故前の2010年と比べて、およそ5%低下していることがわかったということです。
住民の避難によって、メタンの発生源となる水田や畜産の牛が減ったことなどが原因とみられています。
県環境創造センターは、「原発事故はメタンの濃度を下げるほどのインパクトがあったとわかった。現在は避難指示の解除が進み、生産活動も再開されていて、濃度は元に戻りつつある」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211115/6050016349.html
2021年11月15日21時38分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時ごろ、旭川市永山北4の6の木材加工会社の工場で、同市6の11、同社社員小川さん(男性、54歳)の姿が見えなくなったと、別の社員が119番した。
駆け付けた救急隊が縦横約4メートル、深さ約6メートルの集じん機内でおがくずに埋もれていた小川さんを見つけたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
旭川東署によると、小川さんは足場の上でスコップを使って集じん機内のおがくずをならす作業を1人で行っており、同署は何らかの原因で落下したとみて調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/611930
11月15日20時14分にNHK北海道からは、機械のふちで機械の作動状況を確認していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時前、旭川市永山の木材加工場で、「おがくずを集める機械の近くで作業をしていた男性の姿が見えない」と消防に通報がありました。
消防がおがくずの中を調べたところ、この木材加工場に勤める旭川市6条通11丁目の小川さん(54)が意識不明の状態で見つかり、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、小川さんは午前9時ごろからおよそ3メートルの高さがあるおがくずを集める機械のふちで、機械が正しく動いているか確認する作業を1人でしていたということです。
警察は、小川さんが何らかの理由で集めたおがくずの中に転落したとみて、事故当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211115/7000040217.html
2021年11月16日6時36分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県相模原市の高校で仮設校舎の教室の天井パネルが授業中に落下し、生徒2人がけがをしました。
神奈川県教育委員会によりますと、15日午前9時半ごろ、相模原市の上鶴間高校で、授業中に仮設校舎の教室の天井パネルが落下し、男子生徒の頭を直撃しました。
この生徒を含む2人が頭や背中を打ち、病院に搬送されました。
仮設校舎を設置した業者が天井のパネルを誤って6.5センチ短く加工したことが落下の原因で、他の教室でも4枚、同様のパネルが見つかったということです。
同じ業者が設置した他の10校の仮設校舎についても安全点検が行われます。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000235239.html
11月15日23時17分に読売新聞からは、パネルの重さは5.5㎏だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県は15日、相模原市南区の県立上鶴間高校で仮設校舎の教室の天井パネル1枚が落下し、生徒2人がけがをしたと発表した。
いずれも病院に搬送され、打撲と診断された。
仮設校舎は、本校舎の耐震補強工事をするため、今年7月に設置されていた。
県によると、落下したパネルは木製で縦170センチ、横89センチ、厚さ4センチ、重さ5・5キロ。
当時は授業中で、パネルは約3メートルの高さから座っていた生徒の頭頂部に落下。
さらに、前に座っていた別の生徒の背中に当たったという。
県によると、パネルの寸法が不足していたことが原因という。
県は、仮設校舎で同様の天井パネルを使っている県立校10校について16日の始業時間を遅らせ、緊急点検するという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211115-OYT1T50224/
2021年11月15日13時5分に新潟日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
15日午前9時ごろ、新潟市中央区下大川前通2の道路で、新潟交通(新潟市中央区)の路線バスが萬代橋の下を通過できる高さ制限を示すワイヤに引っ掛かり、ワイヤを通す鉄柱を倒した。
鉄柱はバスにぶつかり、後部ガラスを割った。
バスは回送中で客はおらず、運転手にけがはなかった。
事故があったのは萬代橋西詰めで、信濃川沿いを走る道路。
新潟交通によると、バスは運行を終え、新潟市役所から入船営業所に戻る途中だった。
ワイヤは萬代橋の下をくぐる際、高さ制限があることをドライバーに知らせる目的で設けられており、高さは3・2メートル。
管理する国土交通省新潟国道事務所によると、普段は鉄製のバーだが、9月に事故があり壊れたため、鉄製のワイヤを応急的に使用していた。
新潟中央署によると、事故前に同所を通過しようとしていたトラックの運転手が、ワイヤがたるんでいるようだと、近くの交番に通報していたという。
新潟国道事務所は「状況を確認中」としている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20211115653186.html
11月15日20時13分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、これまでバスは通行できていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の萬代橋の下をくぐる道路で、高さの目安を示すワイヤーにバスが引っ掛かる事故がありました。
回送のバスで乗客はおらず、けが人もいません。
このワイヤーは高さ3.2mを示し、萬代橋をくぐることができる車の目安として設置されているもの。
しかし実は、9月にも同様の事故がありました。
当時はワイヤーではなく鉄骨がかけられていましたが、トラックが衝突し倒壊。
ワイヤーは、鉄骨をかけなおすまでの仮設でした。
これまで、バスは通行できていたことから、新潟国道事務所ではワイヤーがたるんでいた可能性などを調べています。
また 支柱を復旧し、今年度中に鉄骨をかけなおす予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af5288ad596fa63e5c12cd663fc157b46fc9d797
11月15日11時38分にNHK新潟からは、この道路はバスの回送ルートとして日常的に使われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NHKが事故直後に取材した際、柱はバス後部のガラスを破り、車内にめりこんだ状態となっていました。
新潟交通によりますと、乗客はおらず、60代の運転手にけがはなかったということです。
現場の道路の両脇には高さおよそ3メートルの柱が1つずつ設置されていて、先端部分をワイヤーで結んでいましたが、警察によりますと、何らかの要因でバスにワイヤーが引っかかり、柱を倒したとみられ、当時の状況を詳しく調べています。
国土交通省・北陸地方整備局によりますと、2つの柱の間にはもともと、金属製の部材が設置されていましたが、交換作業のために一時的に外され、ことし9月から代わりにワイヤーを張っていたということです。
また、新潟交通によりますと、この道路はバスの回送ルートとして日常的に利用しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211115/1030018973.html
2021年11月14日11時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
黒い牛をシマウマのようなゼブラ柄に塗装し、アブなどの吸血昆虫の被害を少なくしようという山形県置賜総合支庁農業振興課の実験が、小国町の畜産農家であった。
黒く温かい所を好むというアブの習性を利用。
ゼブラ柄にするとアブが近寄らなくなることが確認できたという。
実験は、愛知県農業総合試験場が導入し、効果が報告されている「ゼブラ柄塗装による吸血昆虫対策技術」を試したもの。
同県のホームページによると、吸血昆虫は牛にストレスを与えて生産性を低下させるほか、吸血で病気が媒介される危険性があることが放牧時の課題の一つになっている。
このため、畜産農家は放牧時、「アブトラップ」という黒色の農機具を使い、アブをできるだけ駆除するなど、試行錯誤を重ねる。
実験では、小国町の遠藤畜産で繁殖牛3頭をスプレーでゼブラ柄に塗装した。
吸血昆虫が近寄ると、牛は尻尾を振ったり、頭や耳を動かしたりする忌避行動を取るとされ、その動きについて調べた。
8、9月の実験でゼブラ柄の牛は、通常の牛よりアブを嫌う忌避行動が4~8割少なかった。
遠藤畜産の遠藤さん(男性、35歳)は、「効果はあったと思う。ただ、1週間くらいで塗装が落ちてしまう」と話した。
10月には、ほかの農家に対する説明会が遠藤畜産であり、「見た目の違うゼブラ柄の牛が、ほかの牛から攻撃されてしまうことはないのか」などの質問が出た。
県置賜総合支庁の担当者は、課題として認識しているという。
同支庁は、省力化やえさ代軽減のため、休耕田などを活用した「簡易放牧」を広めようとしている。
牛を怖がり、猿などが畑に近寄らない効果も期待され、吸血昆虫対策を通じて簡易放牧の取り組みを進める考えだ。
https://www.asahi.com/articles/ASPCF6S04PBNUZHB00H.html
11月15日20時6分に日テレNEWS24からは、シマ模様の反射光を虫が嫌うなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(音声情報のみ)
https://www.news24.jp/articles/2021/11/15/07974984.html
(ブログ者コメント)
愛知県試験場の取り組み内容については下記記事参照。
2019年11月22日掲載
『2019年11月15日報道 愛知県の農業試験場がシマウマにはあまり虫が寄り付かないとの海外研究結果をもとに牛をシマウマ模様に塗ったところ、アブなどの寄り付きは半分以下に減少した』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10201/
(2024年2月6日 修正1 ;追記)
2024年1月29日7時6分にNHK山形からは、2021年から3年間検証した結果、シマウマ牛のほうが虫を振り払う行動が7割少なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
黒毛の牛に白い塗料を塗るなどしてシマウマのような柄にすると、何も塗っていない牛と比べて、寄ってくる虫を振り払う行動が7割少なかったことがわかりました。
県は、「虫を振り払う行動が減ることで、牛のストレスの軽減につながる」としています。
県によりますと、寄ってくる虫を追い払うことが牛のストレスとなり、エサを食べる量の減少につながることなどから、生産農家の中には放牧をためらう人もいるということです。
これまでの研究で、黒毛の牛をシマウマのような柄にすることでアブなどの虫が寄ってこなくなるという研究結果があることから、県は、令和3年から3年間、小国町の畜産会社で検証を行いました。
検証では、「シマウマ柄」の牛3頭と何も塗っていない牛3頭を牛舎の外に10分間出した時に、虫を振り払うために頭やしっぽなどを振った回数を計測しました。
その結果、「シマウマ柄」の牛は何も塗っていない牛と比べて、虫を振り払う行動が7割少なくなり、効果が認められたということです。
県によりますと、えさ代が高騰している中、牛を放牧することで年間9万円以上のコスト削減にもつながるとして、県は、今回の検証結果を生産農家に周知していくことにしています。
県置賜総合支庁農業振興課は「『シマウマ柄』にして放牧することで、牛のストレス軽減につながったり、えさ代のコスト削減にもつながることが期待できる」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240129/6020019646.html
2021年11月15日0時7分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日、愛知県新城市で、草刈り機の回転する刃が男性(69)の太ももに接触する事故があり、男性は外傷性ショックで死亡しました。
警察によりますと、14日午前9時45分ごろ、新城市巣山で、男性(71)が草刈り機を使って、草を刈っていたところ、直径23センチほどの高速で回転する刃が、隣にいた谷川さん(69)の太ももなどに接触しました。
谷川さんはドクターヘリで病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
死因は、右大腿動脈の切断による外傷性ショックということです。
当時、道路の路側帯などの草を刈りとるために、近所の住民、約30人が参加して、草刈り機を使った作業を3人一組で行っていて、谷川さんは刈りとった草を集めていたということです。
警察は、過失致死の疑いで、草刈り機を使っていた男性(71)から話をきくなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/638bfbe909f9fe9498acf4d5c533401a0e1ba9e4
11月14日19時1分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、隣で刈っていた男性が草刈り機を横に振ってしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時前、愛知県新城市巣山(すやま)で、71歳の男性が動かしていた「草刈り機」の刃が、隣にいた69歳男性の左大腿部にあたりました。
男性は大量に出血し、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
当時、道路の路側帯などの草を刈り取るために、近所の住民3人が一組になって、草刈り機を使った作業を行っていました。
死亡した69歳男性が刈り取った後の草を集めていましたが、隣にいた71歳の男性が持っていた草刈り機を横に振ってしまい、刃が大腿部に当たったとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15d4cd7c3406f3eba99ece20f48f10b6ab8c6254


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。