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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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今年1月の事故は本ブログでも紹介スミ。

以下は今回の情報。

 

20254281831分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

416日、出雲市今市町の市道で、設置してあった照明灯が倒れる事故があり、出雲市が原因を調べた結果、照明灯の根元から高さ13センチの部分に腐食が見つかったということです。

出雲市では今年1月にも照明灯が倒れ、児童が大けがを負う事故が発生し、事故の後、市内の合わせて1060基の照明灯の緊急点検を実施しました。

今回倒れた照明灯も点検の対象となっていて、地面に接する部分を中心に調べましたが、支柱の厚みが基準を満たしていたため、“緊急対応は必要ない”と判断したということです。

ただ、今回折れた部分の厚さを調べなおしたところ、7か所中4か所で安全性の判断基準となる2.5ミリを下回っていたことがわかりました。

出雲市は、厚さをチェックする高さの範囲を広げたうえで、再度30基の点検を行った結果、今のところ対応が必要な腐食は確認されていないといことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f74a6bc9eb2285a5a2a905a1f191da3ba45c9eb9

 

416日の事例は下記参照。

4161625分 YAHOOニュース;日本海テレビ ※折れた照明灯の写真付き)

416日午前、出雲市の市道で照明灯が倒れる事故がありました。

出雲市では今年1月、別の照明灯が強風で倒れ小学生が骨折する事故があり、市内の照明灯の緊急点検を行っていました。

照明灯が倒れたのは出雲市今市町の市道です。

416日午前9時ごろ、市民から「照明灯が倒れています」と市に連絡がありました。

照明灯は高さ6メートルで根元付近から折れ歩道側に転倒し、電線に引っかかった状態で発見されました。

けが人はいないということです。

市の職員によって16日午前11時半に撤去されています。

出雲市では今年18日、強風で出雲市大津町の市道にある照明灯が倒れ、登校中の小学生が骨折する事故がありました。  

これを受け、市は事故直後から2月末まで市内にある照明灯1060基の緊急点検を行っていました。

今回倒れた照明灯は根元付近に錆が見られたものの、専門業者による診断では損傷度は4段階のうち一番軽いもので、緊急対応は不要と判断されていました。

気象台は16日朝、出雲市に強風注意報を出していましたが、市の担当者は「現場付近が特段風が強かったとは考えられない」と話しています。

また、高さ1.3メートル付近に何かとぶつかってできたような痕がみられるということです。

市は倒れた照明灯が見つかったあと、この市道の沿線にある転倒した照明灯と同じ構造の30基についても緊急点検を行っています。

出雲市道路河川維持課の日高課長は「1月に行った点検結果は専門業者による報告なので間違いはないと思うが市民の皆様も不安な思いをされていると思うので今後も点検と修繕に務めていきたい。 またほかの点検方法も検討する必要がある」などと話しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46acb9c8927ab72e95c18dc502d2694f3d9eebc2

 

 

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20254281330分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前9時40分ごろ、川崎市川崎区東扇島の新築倉庫の工事現場で「作業中にものが落ちてきた」と119番通報があった。

50代の男性作業員が火気を扱う器具を使った際に起きた爆発に巻き込まれ、鉄骨の下敷きになった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

他4人が頭から出血するなど重軽傷を負った。

神奈川県警川崎臨港署などによると、死亡した男性はガスバーナーで作業中、何らかの理由でガスに引火し爆発が起き、コンクリートの床に穴が開き地下へ数メートル転落。

影響で建物2階にあった横10メートルほどの鉄骨が落下し、下敷きになったとみられる。

また、爆風で吹き飛んだコンクリート片などにより、別々に作業していた男性作業員の10~20代の3人が軽傷、70代の1人が重傷を負った。

現場は工場や物流倉庫などが多くある京浜工業地帯の一画。

署が詳しい事故原因を調べている。

https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-1167717.html

 

4281454分にNHK NEWS WEBからは、防犯カメラの映像では衝撃音とともに白い煙が吹き上がり、辺り一面が真っ白になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午前9時半すぎ、川崎市川崎区東扇島で「作業中にものが落ちてきた」などと消防に通報がありました。

消防や警察が駆けつけたところ、建設中の7階建ての倉庫で作業中に2階の床の部分に使う鉄骨などが落下し、10代から70代の男性作業員あわせて5人が巻き込まれたということです。

NHKのヘリコプターが撮影した映像からは、現場に部材が散乱している様子が確認できます。

警察などによりますと、5人のうち50代の男性が地下部分に転落し、その後、救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

また、70代の男性が頭に大けがしたほか、10代と20代の3人が軽いけがをしました。
いずれも意識はあるということです。

警察が事故の詳しい状況を調べています。

現場は、京浜工業地帯の一画にある埋め立て地で、物流倉庫などが多く立地する場所です。

この事故について警察は当初、現場の倉庫について「解体中」と説明していましたが、その後、正しくは「建設中」だったと訂正しました。

 

■【防犯カメラの映像】衝撃音とともに白い煙

午前940分ごろ、事故現場の近くの建物に設置されていた防犯カメラの映像には、鉄骨が組まれた工事現場に作業員とみられる人がいる様子が確認できます。

すると突然「ドーン」という大きな衝撃音とともに白い煙が吹き上がり、現場の様子が確認できなくなるぐらい辺り一面が真っ白になりました。

時間がたって煙がなくなってくると、複数の人たちがフェンスの外に出てきて現場から逃げていく様子が確認できます。

 

■近くで勤務する男性「自分の会社の敷地内まで破片が」

現場近くの会社で勤務する40代の男性は「ドーンとものすごい音がして地面が揺れたので、地震が起きたと思って何人かと非常階段を降りて外に逃げた。すると自分の会社の敷地内までコンクリートの破片が飛んできているのが確認できた。現場の工事はいつも朝から夜まで行っているが、こんな事故が起きてとてもこわいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250428/k10014791641000.html 

 

428209分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、死亡した作業員は鉄骨をガスバーナーで切っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午前9時半すぎ、川崎市川崎区東扇島の工事現場で作業中に爆発が起こり、10代から70代の男性作業員5人が巻き込まれました。

50代の男性作業員が鉄骨をガスバーナーで切っていたところ、爆発が起こり、1階のコンクリートが吹き飛んだということです。

また、この爆発により、2階から鉄骨などが落下。

50代の男性作業員は落下した鉄骨の下敷きになり、およそ3時間後に救出されましたが、心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。

ほかの4人は重軽傷を負いましたが、全員意識があるということです。

【写真で見る】ガスバーナー使用中に爆発 コンクリート吹き飛び鉄骨落下した解体工事現場

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d78695b52ab291fde03db8ce0b41683aca5dc7b 

 

 

 

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20254252016分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

名古屋市中川区にあるごみの焼却工場で、水銀を含むごみが混入したため、工場は稼働を停止しています。

別の工場でごみ処理が行われているため、大きな影響は出ていないということですが、市は水銀を使った製品を可燃ごみとして出さないよう呼びかけています。

名古屋市によりますと、市が管理する中川区のごみ焼却工場「富田工場」では、3つある炉で先月下旬から今月18日にかけて排ガス中の水銀の濃度が上がり、市の基準を超えたため稼働を停止しています。

対象の地域のごみ処理は市内の別の工場で行われているため、大きな影響は出ていないということで、来月下旬の再稼働を目指して現在、炉の中を清掃しているということです。

水銀を含むごみが混入したことが原因とみられ、名古屋市は体温計や血圧計など水銀を使った製品について、事業所から出す場合、産業廃棄物として業者に処理を委託し、家庭から出す場合はそれぞれの区にある環境事務所に持ち込むよう呼びかけています。

市環境局は「水銀を使った製品については、少しであってもごみ処理施設に搬入できないので、可燃ごみとしてではなく決められた方法で処理して欲しい」と呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20250425/3000041021.html

 

※名古屋市からは今回の事案を受け、「水銀血圧計が1台混入するだけで焼却工場が停止します!」というお願いリーフレットがネット発信されていた。
その中で、水銀血圧計なら1台、水銀体温計なら50台に相当する水銀量だと推定されると記されている。

https://www.city.nagoya.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000186/186011/suiginbetu.pdf

 

 

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20254251135分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月、五泉市の中学校で3年生の生徒が下級生2人に「お菓子だ」と偽って粒状の水酸化ナトリウムを渡し、口に含んだ2人がやけどをしたことを受けて学校側が24日夜、保護者説明会を開き、再発防止や生徒の心のケアに取り組むと説明しました。

五泉市教育委員会によりますと今月17日、市内の中学校で3年生の男子生徒が「お菓子だ」と偽って2年生の生徒2人に粒状の水酸化ナトリウムを渡しました。

水酸化ナトリウムはその日の理科の授業で実験で使うために配られたもので、2人は口に入れたあとすぐに吐き出しましたが、いずれも口の中のやけどと診断されたということです。

学校側は24日夜、保護者説明会を開きました。

教育委員会によりますと、この中で、学校側が男子生徒について「授業で実験のために配られた水酸化ナトリウムを4粒から5粒程度、薬包紙に入れて持ち出した。その上で菓子の袋に入れ、放課後に生徒2人に対し、『お菓子をあげる』と言って渡した」などと説明したということです。

また、「『実験のときに触ってはいけない、口にしてはいけないという話があり、興味があって持ち出した』と話している」という説明もあったということです。

説明会に出席した保護者の1人は「子どもを安心して学校に通わせることができない」と話していて、学校や教育委員会は再発防止や生徒の心のケアに取り組むとしています。

【水酸化ナトリウムとは】
新潟薬科大学応用生命科学部の中村豊教授によりますと、水酸化ナトリウムは強いアルカリ性の化学物質で法律で劇物に指定されています。

触れるとやけどをするおそれがあるほか、目に入ると失明することもあるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250425/1030032925.html

 

425145分にNHK新潟からは、県教委は関係各所に対し薬品管理を徹底するよう通知を出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

五泉市での事案を受けて、県教育委員会が25日、市町村の教育委員会や各学校に対し、薬品の管理の徹底などを求める通知を出したことが分かりました。

通知では、薬品の危険性や具体的なリスク、安全な取り扱いを十分に理解させたうえで使用させることや、児童・生徒の特性により、安全な取り扱いが困難と判断される場合は、教員が薬品の濃度の調製などを事前に行ってから提供することを求めています。

また、実験の後は余った薬品が確実に教員のもとへ回収されているかや、薬品庫が確実に施錠されているかを必ず確認するとしています。

県教育委員会は、「同様の事案を防ぐため周知徹底をはかり、理科の授業を担当する教員だけでなく全ての教員で確認してほしい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250425/1030032930.html

 

 

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2025425615分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鉄道運行で起きた運転士のミスについて、全国の主な鉄道事業者7社が社内制度で懲戒処分の対象としていないことが、毎日新聞のアンケートで明らかになった。

JR西日本では20年前の福知山線脱線事故で、ミスをした乗務員への懲罰的な指導が問題視された。

懲戒処分としない制度が「ない」と答えた事業者も柔軟に対応しており、各社はミスを社内で共有しやすくし、安全対策につなげようとしている。

アンケートは34月、都市圏などで鉄道を運行する主要な31社に実施した。

人為的なミス(ヒューマンエラー)による事故や誤操作、トラブルなどを起こした運転士への対応について調査した。

回答のあった29社のうち、懲戒処分としない制度が「ある」と答えたのは7社だった。

東急電鉄(東京)は「ヒューマンエラーで迅速かつ、正確な報告には責任追及しない」と回答。

福岡市交通局は「自発的に報告しやすい環境を整えることで、安全指導や教育が効果的となり、再発防止につながる」としている。

一方、制度が「ない」と答えた複数の事業者の中でも、西武鉄道(東京)は「ヒューマンエラーの内容・状況により個別に処分の有無を判断している」。
阪神電鉄(大阪)は「日ごろから小さな情報を収集し、事故の芽をなくすようにしている」と答え、リスク管理に努めているとした。

JR西では脱線事故前、オーバーランなどのミスをした乗務員らへの再教育「日勤教育」を実施。

反省文を作成させるなど「見せしめ」の意味が強かったとされる。

国の航空・鉄道事故調査委員会(当時)は運転士による速度超過などが事故の原因としたうえで、「厳しい運転士の管理方法が関与した可能性がある」と指摘した。

JR西は事故後、軽微なミスについて懲戒処分の対象から外し、2016年からは事故が起きた場合も含めて処分しない制度を導入している。

懲戒処分としない事業者でも、悪意があったり故意だったりするケースは例外としている。

https://mainichi.jp/articles/20250423/k00/00m/040/057000c

 

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2025425215分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後5時10分頃、横浜市緑区長津田町の東京科学大すずかけ台キャンパスの実験棟(10階建て)の7階で、「白煙が上がり臭気がある」と大学関係者から119番があった。

神奈川県警緑署によると、リチウム電池を作る際に出た廃棄物から出火した可能性があるという。

学生らは逃げて無事だったが、避難誘導していた20歳代の警備員の男性が目に軽いけがをした。

同署が出火原因を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250425-OYT1T50131/

 

 

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20254252227分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道札幌市の建築現場で425日午後、落下して跳ねたコンクリートが男性作業員の足にあたりケガをする作業事故がありました。

事故があったのは、札幌市中央区北1条西19丁目で北海道開発局が整備する「札幌第4地方合同庁舎」の建築現場です。  

25日午後4時ごろ、不要になったコンクリートをフレコンバッグと呼ばれる袋に入れ、クレーンにかけて外に出す作業が行われていた際、袋が破れ、中から固まったコンクリートが落下。

コンクリートは地面に落ちた後、跳ねて、作業をしていた男性の足に直撃しました。

落下の大きな音を聞いた関係者が消防に通報し、足をケガした男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。

警察によりますと、コンクリートの重さは500600キロとみられています。

警察は、袋がコンクリートの重さに耐えきれなかった可能性もあるとみて、事故の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/93e28251bf2861bd0febb60bae166e353350542b  

 

 

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2025424814分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後5時半ごろ、西郷村小田倉にあるN社白河工場で、稼働していた乾燥炉1基が爆発し、屋根や壁を損傷しました。
けが人はいませんでした。

乾燥炉は、火を使わずにガスを使った熱でアルミを加工するための機材で、工場内に設置されていました。

作業中に周囲に人はいなかったということです。

警察が爆発した原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/10c3beb0307e0213cb233be2be35a0c1aaa15832

 

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20254231417分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

DIYの人気が続くなか、丸のこや電動のこぎり・チェーンソーといった電動工具による事故の情報が、20194月からの510カ月間で186件寄せられたと国民生活センターが発表した。

近年ではホームセンターなどで電動工具をレンタルできるサービスもあり、身近になったことで事故に遭う危険性が潜んでいると考えられる。

 【画像】跳ね返りなどが起こる危険な「キックバック」や、推奨される「保護具」着用例などはこちら(国民生活センター資料より)

寄せられた事故情報のうち、多くは手や腕の“刺し傷・切り傷・裂傷”と“切断”の事故で、中には指の切断、骨折、腱断裂といった重篤な事例も見られた。

けがをした約8割は40歳以上の男性だという。

また国民生活センターは、電動工具の使用方法や加工する材料の固定方法を間違えると、刃が材料に挟まれるなどして電動工具や急に跳ね返ったり、材料が暴れてしまったりする「キックバック」が生じ、電動工具本体や刃が使用者に向かって跳ね返ってくる危険性もあるとして、注意を呼びかけた。

 

■作業中の服装にも注意

電動工具を使用する際は適切な“保護具”も重要だ。

袖締まりのよい長袖・長ズボンを着用した上で、保護めがね(安全めがね)を必ず着用するほか、ヘルメットや顔全体を保護するフェイスシールドも有効だとしている。

また、軍手は繊維が巻き込まれる危険性があるため、装着はNGだ。

基本的に素手で作業を行うが、作業内容に応じて手にフィットする革などの手袋・滑り止め加工がされた手袋・切り裂きに強い加工が施された手袋を装着すればいい場合もあるという。

その上で、使用する人には以下の点などに注意するよう呼びかけている。

▼使用する前に ・説明書をしっかりと読み、正しい使用方法と危険性を理解する
・適切な保護具を必ず着用する
・先端工具に異常がないか点検し、取り替え後や使用の前には試運転を行う

▼キックバックを避けるために
・加工する材料は適切に固定する
・キックバックで跳ね返る方向に立たない
・反動に備え、本体をしっかり保持する

▼使用中は、動作中の先端工具周辺に絶対に手を近づけない

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a28793995c50c53075a4a76638752f9217cf67f

 

4231614分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、破損した砥石が鼻の付け根を貫通する事故もあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国民生活センターは、電動工具について、この5年あまりで200件近くの事故の情報が寄せられたと発表しました。

これは円盤状の砥石を回転させて、材料を切ったり磨いたりするディスクグラインダと呼ばれる工具。

砥石がひび割れていたため、破片が勢いよくはじき出されてしまいました。

国民生活センターによりますと、過去にはこうしたトラブルで、鼻の付け根を貫通する事故もあったということです。

ほかにも、丸ノコを使っている時に指を切断したり、回転する刃が材料にはさまるなどしてはね返って足に当たったりするなど、この5年あまりで186件の事故の情報が寄せられたということです。

けがをした人のうち、およそ8割は40歳以上の男性でした。

国民生活センターは、最近はレンタルサービスもあり電動工具が身近になっている反面、事故の危険性があるとして、使用前には工具に異常がないか確認するとともに、適切な保護具をつけるように注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7cf829920f11273088fbbbd8925289f24436b33 

 

 

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2025423826分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

医療事故につながるおそれのある、いわゆる「ヒヤリハット」の報告を促す取り組みを病院内で行ったところ、医療事故の件数が3分の1以下に減ったとする調査結果を名古屋大学のグループがまとめました。

グループは「病院全体の透明性が高い状態で事故への対策を続けたことが減少につながったとみられる」としています。

名古屋大学医学部附属病院では医療事故を減らそうと、いわゆる「ヒヤリハット」などの報告を促すため、過失の有無を問わず幅広く報告するよう周知した上で、専用の報告システムを整備し、5分程度で簡単に入力できるようにするといった取り組みを20年以上前から進めてきました。

その結果、昨年度の報告数は1万4000件あまりと、この20年で4倍ほどに増えたということです。

一方、病院側に過失のある死亡などの重大な医療事故の件数は減少傾向にあり、2022年度までの5年間は1年あたりの平均で調査中のものも含め0.8件と、2012年度までの5年間の平均と比べて3分の1以下に減ったということです。

調査した名古屋大学医学部附属病院の長尾能雅教授は、「ヒヤリハットなどの報告をする職員が増え、病院全体の透明性が高い状態で医療事故の調査や再発防止への対策を続けたことが事故の減少につながったとみられる。ミスを完全にゼロにするのは難しいが、患者の死亡など重大な事故につながらないよう、今後も取り組みを進めたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20250423/3000040963.html

 

 

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20254231840分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午後2時半すぎ、名古屋市北区若鶴町の「K研究所」で「蒸留装置が爆発した」という内容の通報がありました。

消防によりますと、50代の男性1人が頭にけがをしたほか、50代の女性1人が煙を吸って病院に搬送され、いずれも意識があり命に別状はないということです。

ホームページによりますと、この会社では水質検査や土壌汚染などの環境調査のほか、食品の栄養成分の分析や、細菌や異物などの検査を行っているということです。

警察によりますと、当時は薬剤を混ぜる作業が行われていたとみられ、塩化水素が発生する可能性があるとして消防が警戒しましたが、危険な状況は確認されなかったということです。

警察と消防が詳しい状況を調べています。

ホームページによりますと、「K研究所」は1985年設立の株式会社で、水質検査や土壌汚染などの環境調査や、食品の栄養成分の分析や細菌や異物などの検査を行っているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250423/k10014787341000.html

 

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以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

2025416日掲載
2025
410日 奈良市の学校グラウンドで114人が部活中、1人に雷が落ち意識不明の重体、他に5人救急搬送、5分前に上空で積乱雲が発達し始め1発目がグラウンドに落ちた(修1)
(新情報)
今春の高校野球奈良大会では雷探知機が設置されているなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14493/
 

2025412日掲載
2025
46日 ネクスコ中日本でETC使用不可、関連事故9件、改修後のシステムにデータ自動消去機能がなかった、改修続きのシステムだがシステム障害に備えたマニュアルは未作成(修1)
(新情報)
消去すべきデータを消去する機能が改修後のシステムについていなかった。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14485/

2023121日掲載
[
] 202317日 爆破予告を受けた旅客機からの脱出時、1人重傷4人軽傷、シューター下で補助する人はおらず、手荷物を持ったまま、あるいはハイヒールで脱出した乗客もいた(修2)
(新情報)
大けがした乗客は上体を起こさず仰向けのまま滑り着地時に腰から地面に落ちた。
・滑る際の姿勢説明や先に降りた乗客への補助依頼が十分でなかったなど。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12993/

 

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2025422913分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後1050分ごろ、千葉県市原市五井南海岸の化学製品製造・販売会社「京葉モノマー」の工場で火災が起きている、と近くの工場の従業員から119番通報があった。

市原市消防局が消防車19台で消火にあたり、22日午前250分ごろに鎮圧、同午前7時半ごろ鎮火した。

けが人は確認されていないという。

消防や県警によると、火災があったのは塩化ビニールモノマーの製造所とみられる。

出火当時は稼働中で、従業員は「(製造に使う)二塩化エチレンの流出を確認したあとに出火した」と話しているという。

消防と警察が今後、出火の原因を調べる。

現場は、東京湾に面した工場地帯「京葉臨海コンビナート」の一角。

https://www.asahi.com/articles/AST4P4W9WT4PDIFI01BM.html

 

 

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20254211858分にTBS NEWS (宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮崎県高鍋町の製茶作業場で、作業していた男性の服が機械にはさまり、宙づりになって死亡する事故がありました。

事故があったのは高鍋町のJAみやざき児湯ティーファクトリーの作業場で、警察や消防によりますと、21日午前1140分ごろ、「作業員が機械に宙づりになった」と通報がありました。

宙づりになったのは、新富町の会社員、山田 さん(61)で、駆け付けた消防隊員らに救助され、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

山田さんは、茶葉を昇降機で移動させる作業を1人で行っていたところ、洋服が機械にはさまり、高さおよそ6メートルの場所で宙づりの状態になっていたということです。

警察は安全管理に問題がなかったかも含めて、当時の状況を詳しく調べています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1868306?display=1

 

 

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20254211132分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後150分ごろ、九重町後野上で地区の男性3人が水路にたまった土砂などを取り除く清掃作業をしていたところ、水に流されました。

このうち2人は自力で脱出しましたが、近くに住む農業、田邉さん(76)が350メートル下流まで流されました。

田邉さんは消防によって救助され、由布市内の病院で手当てを受けていましたが、頭などを強く打っていて、まもなく死亡しました。

水路は幅80センチ、深さ50センチほどで、助かった2人は「鉄砲水に流された」と話しているということです。

大分地方気象台によりますと、観測地点がある玖珠町では朝には雨量を観測しているものの、事故当時に雨量は観測されていません。

警察では21日午後にも実況見分を行って、田邉さんが流された原因を調べる方針です。

【写真を見る】「鉄砲水に流された」水路を清掃中に男性3人流される 1人死亡、2人は自力で脱出 大分・九重町

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ef2599244e3b89d12771e2dfd0e3d0bf0a2660

 

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2025420034分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう午後2時すぎ、足立区江北にある吉野石膏の東京工場で、作業員の金田さん(男性、58歳)が石膏ボードなどを切る裁断機と支柱の間に挟まれ、病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

警視庁によりますと、金田さんは裁断機の下にもぐって、石膏のくずを清掃していたということですが、何らかの原因で裁断機が動きだし、モーターと支柱の間に挟まれたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4023760e65e7a2b4ca8d6d824eebdf2a25b61c1

 

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20254211452分にYAHOOニュース(ゲキサカ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ヴァンフォーレ甲府のアカデミー公式X19日、インドネシア開催のバラティ・カップについて、安全を考慮してU-14チームが大会を辞退したことを報告した。

ヴァンフォーレ甲府U-15U-14チームは今月からインドネシア遠征を行っており、グループリーグを終了した19日からバラティ・カップ本戦を行う予定だったという。

ただクラブによると「会場が雷雨に見舞われましたが大会側が続行の判断を下しました」といい、「クラブとして選手の安全を考慮し大会を辞退しました」と伝えた。  

日本では今月、落雷によってサッカー部員らが病院に搬送される事故が発生。

日本サッカー協会(JFA)は「近年の温暖化や環境変化の影響に伴い、年々全国での落雷件数が増加しており、屋外での活動における事故防止対策がより求められている状況です」とし、今月18日に「危険・兆候が確認されたら公式戦・練習にかかわらず躊躇なく中止する」「周辺で雷注意報・兆候がある場合、専門的なウェブサイトで常時天候情報を確認する」といった原則や、気象情報の確認方法などを示した落雷事故防止対策ガイドラインの再確認を求める声明を発表していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d492346c643f529344feb659121be5536a618584

 

 

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2025418150分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

雷をドローンに落とせ――

ドローンを雷雲に向けて飛ばし、わざと落雷させて地上への被害をなくす実証実験に世界で初めて成功したと、NTTが18日発表した。

ドローンは雷の直撃に耐えられる構造をしており、何度でも飛行できるという。

「空飛ぶ避雷針」として、2030年頃の実用化を目指す。

市販の大型ドローン(2・3メートル四方、重さ10キロ・グラム)を改造し、機体の周りをアルミ線で囲って雷を誘導する仕組み。

実験は昨年12月、標高900メートルの島根県浜田市の山間部で行った。

安全な建物内からドローンを目視で操作して、雷雲が接近したタイミングで高度300メートルまで上昇させ、機体から延ばした金属製ワイヤを地面に接地したところ、落雷が発生した。

電流を地上に逃がすことでドローン自体は損傷せず、安定飛行を続けて無事に着地。

機体が一般的な雷の約5倍に相当する150キロ・アンペアの電流を受けても、故障や誤作動を起こさないことも確認した。

避雷針の設置が難しい屋外のイベント会場や風力発電用の風車などでの活用を想定する。

今月10日には奈良市の学校グラウンドに落雷し、部活動中の中高生6人が救急搬送された事故が発生。

開発チームのNTT宇宙環境エネルギー研究所の長尾・主任研究員は「雷の発生予測精度を向上させる研究も同時に進め、街や人を雷から守りたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20250418-OYT1T50091/

 

 

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(ブログ者コメント)

事故というもの、「危険だと知らなかったので起きた事故」と「危険だと知ってはいたが起きた事故」に分類することも可能だ。

そういった切り口で廃棄リチウムイオン電池の発火問題を考えてみると、まだまだ前者に相当する事故が多いような気がしている。

というのは、日本語が分からない外国の人がかなり増えているからだ。

ブログ者の住んでいる千葉県市原市では、ゴミの仕分け方法を説明したリーフレットを日本語や英語以外、韓国語、中国語、タガログ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語でも作成している。
そして、その中で、小型家電類は「電池を抜いて不燃ゴミとして出す」と書かれている。
 
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=63e1f24c5b597a416a07bad1 

しかし、日本人を含め、どの程度まで周知徹底されているかは不明だ。

ブログ者は最近、壊れたデジカメ廃棄時、リチウムイオン電池のパックを本体から抜き出し、家電量販店に持って行って処分してもらった。

しかし、まだ壊れていない携帯テレビについては、「リチウムイオン電池使用」と表示されているものの、ネジ留め式の本体を分解してみなければ、電池を簡単に取り外せるかどうかは分からない。

一方、通販で買ってしまった体重計は、充電ケーブルがついているのでリチウムイオン電池を使っていると思うのだが、今回チェックしてみると「輸入者〇〇」という表示だけで、注意表示はおろか電話番号すら表示されていなかった。

本体を分解しようにもネジが見当たらず、分解できるかどうかは不明。
はてさて、廃棄は当分先のことだが、その時、どうするか・・・。

ことほどさように、充電式の小型家電類にリチウムイオン電池が使われていることを知らない、気づかない人は、そのまま不燃物として出してしまうことだろう。

この点、今回報道されたフリーライター氏の意見は正鵠を得ている気がする。

そして、今回の環境省通知を機に、各自治体では実態を調査したほうがよいのかもしれないとも思った。

以下は今回情報

 

20254181450分にYAHOOニュース(Merkmal)から、フリーライターの意見的記事が下記趣旨でネット配信されていた。

2025415日、環境省が全国の自治体に向けて、リチウムイオン電池の分別回収の徹底を通知した。

背景には、廃棄物処理施設やごみ収集車での火災事故が相次いでいる現状がある。

だが、この通知は本質的な問題解決への道筋になり得るのか。

ごみ収集の現場にもっともっと注目すべきではないか。

最前線に立つ収集車から見える、制度の盲点と、経済の流れの中で埋もれてきた火種を掘り起こす。

 

■分別困難化する次世代小型家電

リチウムイオン電池の特性は、コンパクトで大容量。

しかしその反面、強い衝撃や圧力、残留電荷が原因で発火する。

収集車の圧縮機構、処理施設の破砕機。通常の家庭ごみの処理工程が、リチウムイオン電池にとっては起爆スイッチになってしまう。

東京消防庁によれば、ごみ収集車や処理施設で発生するリチウムイオン電池由来の火災は増加傾向にある。

2018年は10件だったが、2022年には34件にまで増加。

2023年も30件と高止まりが続いているという(『日本経済新聞』20241224日付け)。

この問題はルール違反の結果だけではない。

廃棄に関する情報の不統一、利便性と安全性の板挟み、そしてなにより、都市生活の裏側に押し込められてきたごみ処理のコスト構造が絡んでいる。

環境省の通知では、利便性を重視したごみステーションでの分別回収と、公共施設への回収ボックスの設置が推奨された。

だが、これまでの類似施策と同じく、回収の主体はあくまで自治体だ。

ここにひとつの構造的問題がある。

小型家電に内蔵された電池の取り出しは、もはや専門的作業に近い。

ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、電子タバコ――いずれも筐体(きょうたい。機械や電子機器の中身を収める外側のケース)と一体化している。

消費者が容易に分別できるものではない。

にもかかわらず、分別の責任が消費者と自治体にのみ委ねられている。

結果、自治体は火災リスクと直面しながらも、住民への啓発、危険ごみ袋の配布、回収拠点の増設など、コストと人手をかけて対応せざるを得ない。

一方、製品の製造や設計段階における責任追及や標準化は、ほとんど議論されていない。

効率性を求める都市のインフラにおいて、火災リスクという不確実性がコストを跳ね上げ、現場にしわ寄せされている構図だ。

 

■回収率に立ちはだかる都市の壁

東京都が2024年から試行している広域回収事業では、複数自治体をまたいで小型家電を回収し、電池は有償でリサイクル業者に売却する。

これにより、集約化によるスケールメリットが生まれ、一定の採算性が確保できるという。

だが、このモデルにも課題はある。

回収ルートは限定的で、拠点を巡回する収集トラックの運用効率や住民の利便性を両立するには、きめ細かな設計が必要だ。

特に都市部では回収場所までの距離や持ち込みの手間が障壁となり、回収率の向上には限界がある。

さらに、こうしたモデルは「回収可能な電池」に限定されている。

すでに一般ごみに混入し、火種となっている電池には対応できない。

つまり、「すでに走っているごみ収集車」が抱えるリスクは減らない。

 

■川上設計で防ぐ火災リスク

ごみ収集車が火を噴く。

それは作業員の命、施設の設備、都市の処理能力を直撃する。

例えば、町田市では破砕機や搬送装置が焼損し、周辺自治体に処理を依頼せざるを得なかった(同紙)。

数億円規模の損害は、保険ではカバーしきれない。

誰がその費用を負担しているのか。

それは市民の税金であり、最終的には社会全体が支払っている。  

経済の流れのなかでリチウムイオン電池が浸透し、それによって生じた廃棄コストが見えない場所で増大している。

そのしわ寄せを、収集車が日々背負って走っているのだ。

では、どうすればよいのか。

ポイントは、最終工程から逆算する視点である。  

収集車や処理施設で火災が起きない状態とはどんな状態か。

そのためには、ごみに電池が紛れ込んでいないことが絶対条件である。

ならば、そもそも紛れ込まない設計が求められる。

すなわち、製品設計段階で
・容易に電池が取り出せること
・電池を回収しやすい製品設計の標準化

が不可欠となる。

現場での検知や回収よりも、川上での構造改革の方が遥かに確実で、長期的にはコストも抑制される。

また、製造者責任を明確にし、一定のリサイクル費用を製品価格に組み込む制度設計も現実的な選択肢だ。

すでに自動車リサイクルや家電リサイクルで導入されている考え方を、スマートデバイスにまで拡張することは十分可能だ。

 

■モビリティ社会の火種負債

火災リスクの高まりは偶発的な事件ではない。

それは、都市が成長し、新しい技術を享受する一方で、その裏側の処理体制が追いついていないという兆候だ。

ごみ収集車は、都市の動脈であり、経済活動の最終段階を担う経済センサーでもある。

そのセンサーが異常を訴えている。

ならば、耳を傾けるべきなのは現場の声であり、構造の歪みである。

今、必要なのは火を運ばない仕組みだ。

制度と設計と流通をつなぎ直し、火災リスクという負債を社会全体でどう引き受けるかを問い直すときが来ている。

これは環境施策だけではない。

都市のインフラを守り、持続可能なモビリティ社会を実現するための、経済戦略の一環である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc64fe0bbcd05f866ea011d8f4f1019dd738e763

 

 

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202542172分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日に起きた韓国空軍の軽攻撃機KA-1の装備落下事故と関連し、操縦士がボタン操作過程を誤った可能性が高まっている。

操縦士の座標入力ミスによる空軍戦闘機の民家誤爆から43日ぶりに、また事故が発生したことで、韓国軍の規律の緩みが深刻だと指摘される。

韓国軍当局によると、パク・ギワン空軍参謀次長を委員長とする事故調査委員会は、操縦士の過失である可能性を集中的に確認している。

操縦士が「ボタンを押し間違えたようだ」との趣旨で陳述した点からだ。

18日午後8時22分ごろ江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)上空で夜間射撃模擬訓練中だった空軍原州(ウォンジュ)基地所属のKA-1が、機関銃と12.7ミリ実弾500発を搭載したガンポッド2個、空の外装燃料タンク2個を落とした。

落下地点が山中で、民間への被害はなかったと空軍は説明した。

ガンポッド2個は江原道寧越郡(ヨンウォルグン)の山岳地帯で回収したが、落下時の衝撃で分離したとみられる実弾10発あまりは、まだ捜索中だ。
燃料タンク2個も見つかっていない。

操縦士の過失であるならば、他の操作ボタンと非常投下ボタンを勘違いした可能性がある。

非常投下ボタンを押すと、航空機に問題が生じた際に外部装備を落として機体爆発の危険を減らしたり揚力推進をさらに受けられるようになる。

KA-1の場合、空調装置などのボタン近くに非常投下ボタンがあり、勘違いした可能性がある。

韓国軍当局は整備不良や機体欠陥などの可能性も開いているが、結局、事故が「人災」に近い点から、軍の規律が乱れているとの批判は避けにくそうだ。

事故機の前方席と後方席に、それぞれ1290時間と870時間の飛行経歴を持ったベテラン教官操縦士が搭乗中だったという。

軍関係者は「機体の問題で燃料タンクが落ちた事故はあっても、操縦士のミスで装備を投下した事故は前例が見つからない」と話した。

韓国空軍は、監視偵察戦力など必須非常待機戦力を除き、22日午前まで全機種の飛行を中断して教育などを実施することにした。

これにより4、月17日から5月2日まで実施される韓米合同空中訓練「フリーダムフラッグ」にも支障が避けられなくなった。

韓国空軍は22日午前まで、飛行任務計画策定など地上訓練を中心にフリーダムフラッグを進め、同日午後から飛行訓練を再開することにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f035bd18770871381edee832ba87cf9c24eb34d3

 

4211053分にYAHOOニュース(聯合ニュース)からは、ヒーターの風がヘルメットの隙間から入ってきて視野を確保できなかったため風量を調整しようとしてボタンを押したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

韓国空軍は21日、操縦士がヒーターの風量を調節しようとして間違って非常投下ボタンを押したことが原因だったと明らかにした。

空軍によると、夜間の模擬射撃訓練中に後部座席に座っていた操縦士が、ヒーターの風がヘルメットのバイザーの隙間から入ってきて視野をしっかり確保できなかったため、風量を調節しようとして間違って非常投下ボタンを押した。

これにより北東部・平昌の上空から機関銃1挺と127ミリの実弾250発がそれぞれ入ったガンポッド2個、燃料タンク2個が落下した。

非常投下は非常時に安全に着陸するため燃料タンクや武装などの装着品を地上に落とす措置。

空軍は機関銃や実弾の大部分を回収したが、まだ見つかっていない残りの実弾数発と燃料タンクを捜索している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ec9d27910ea6ff1db805abdfd335bffa9a58a3 

 

4211449分にYAHOOニュース(中央日報)からは、緊急投下ボタンは送風口の真上にあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

韓国空軍によると、操縦士の陳述などに基づいて調査した結果、緊急投下ボタン(Emergency Jettison Button)を不注意に押した後方席操縦士の過失によって今回の事故が発生した。

バイザーの上から夜間透視鏡を使用していた操縦士がヒーターの送風がバイザーの間に入ってきたため、これを不快に感じて風量を調節しようとしたところ、ボタンを押し間違えたという。

空軍関係者は「KA-1の場合、送風口の真上に緊急投下ボタンがある」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0fc75ac699bd5d29f99ba4916c7cba459a8ab86 

 

  

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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