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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017222134分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後6時30分ごろ、金沢市本町にある商業施設「ポルテ金沢」の1階にある衣料品店で、従業員の女性の服に火が付いているという通報が、消防に寄せられた。

火は、消防隊員が駆けつける前に、周りにいた人たちで消し止められた。
警察や消防によると、女性は、衣料品店に勤めている50代の従業員で、ケガをして病院に搬送された。


消防によると、店内に置かれた電気ストーブで女性の服が熱せられて火が付いた可能性があるということで、警察や消防が、火事の詳しい原因を調べている。


現場はJR金沢駅東口のすぐそばにある商業施設で、当時は仕事帰りの人たちなどが大勢いて、周囲は一時、騒然となった。

 

出典

駅前の商業施設 従業員の服に火

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023590711.html?t=1486068176186 

 

 

23日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

電気ストーブにあたっていた女性従業員の衣類が着火したと、119番通報があった。

 

 

(ブログ者コメント)

 

着ていた服が電気ストーブの火で着火した事例は、珍しい。

と同時に、よくわからない事例でもある。

どのような服を着、電気ストーブからどのくらい離れた位置で着火したのだろうか?

仮に、例えばスカートの裾が電気ストーブの保護金網に接触していて着火したとしても、着火に至る前に焦げて臭いとか煙が出てきそうなものだが・・・。

 

 

 

 

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20161121日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正2として掲載します。

第2報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6493/

 

 

(2016年12月28日 修正2 ;追記)

 

201612221819分に朝日新聞から、NITEも再現実験を行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1222198分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京・明治神宮外苑であったイベントで木製の展示物が焼けて5歳の男児が死亡した火災を受けて、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が、白熱電球付きの投光器と木くずを使った再現実験をしてみたところ、点灯から2分で発火した。

 

NITEは、「白熱灯はたくさんの熱を発する。白熱灯の電球や器具を布や紙などで覆ったり、近くに木くずや草木など可燃物を置いたりしないでほしい」と呼び掛けている。

 

明治神宮外苑の火事では、投光器の白熱電球の熱が原因で、ジャングルジム形の展示物を飾る木くずから燃え広がったとみられている。

 

実験は、450Wの白熱電球のついた投光器を木くずで覆った状態で行った。

点灯してから25秒で発煙し、125秒で発火。

発火の際の温度は、562℃まで上昇していた。

 

 

また、NITEが事故を受けて集計したところ、白熱灯の電球やライトなどの照明器具が原因とみられる事故が今年3月までの5年間に100件あり、うち49件を火災が占め、1人が死亡していた。

21件は、洗濯物や布団が接触したり熱で過熱したりして着火していた。

誤った使い方や不注意が原因の事故が目立っているという。

 

蛍光灯の火災も5年間で91件発生しており、10年以上使った器具の経年劣化によるものが目立った。

 

NITEは、年末の大掃除の時期に合わせ、照明器具を確認することを呼びかけている。

 

出典

投光器と木くずで再現実験、2分で発火 神宮外苑火災

http://www.asahi.com/articles/ASJDQ549RJDQUTIL01X.html 

『白熱灯照明事故 5年間で100件 火災多く死亡も』

http://mainichi.jp/articles/20161223/k00/00m/040/021000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NITEからのプレスリリースは下記参照。

照明器具が関係する火災が起きています。蛍光灯照明を長く使っていないか、白熱灯照明の周りに燃えやすい物がないか確認しましょう

http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2016fy/prs161222.html 

 

記事中、以下の事例が掲載されていた。

 

〇約29年間使用した蛍光灯照明を、点けたまま就寝していたところ、製品を焼損する火災が発生した。

(平成278月、三重県、90歳以上・女性、拡大被害)

 

蛍光灯照明を長期間使用すると、器具の安定器が経年劣化し、破損や発煙、発火するおそれがあります。

10年以上使用している蛍光灯照明は、販売店などに依頼して異常がないか確認してください。

また、使用していて照明が明滅する、急に消える、異常な音がするなど異常がある場合は新しい製品に交換してください。

 

〇自宅のウッドデッキに白熱灯照明(センサーライト・ハロゲンランプ)を取り付けて使用していたところ、近くにあった洗濯物が風に煽られるなどしてライトに被さったため、センサーが感知して点灯し、ハロゲンランプの熱で洗濯物が発火し、周辺を焼損した。

(平成266月、静岡県、年齢性別不明、拡大被害)

 

白熱灯照明の近くに可燃物(草木なども含む)を置いたり、器具や電球を布や紙等で覆ったりしないでください。

白熱灯照明は照明器具の中でもたくさんの熱を発する照明のため、可燃物が近くにあったり、器具や電球を布等で覆ったりすると、火災事故につながりますので、注意してください。

平成28年の11月にアートイベントで、木製の展示物を照らすために白熱電球の投光器を使用し、展示物が全焼する火災が発生しました。

白熱灯照明は高熱になる※4ことを意識して使用してください。

 

60Wレフランプ専用のダウンライトに90Wの白熱電球を取り付けて使用したところ、金属製本体が過熱され、ダウンライト及び周辺を焼損する火災が発生した。

(平成262月、福岡県、40歳代・男性、拡大被害)

 

天井に埋め込むダウンライトでは、放熱が妨げられるため、レフランプ専用の製品があります。

また各照明器具では、使用できるランプの種類(白熱電球、蛍光ランプ、LEDランプなど)やワット数(消費電力の大きさ)が決められています。

必ず各照明器具に適合したランプを使用してください。

 

 

 

(2019年8月4日 修正3 ;追記)

 

201982日付で毎日新聞東京版から、展示した学生2人のみが起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京地検は1日、オブジェを展示した日本工業大(埼玉県宮代町)の22歳と21歳の男子学生2人を重過失致死傷罪で在宅起訴した。

 

業務上過失致死傷容疑で書類送検された同大教員ら4人は不起訴処分とした。

 

警察は今年3月、重過失致死傷容疑で学生2人を、学生への指導や現場の安全管理などを怠ったなどとして、業務上過失致死傷容疑で日本工業大の男性教員1人のほか、イベントを主催した広告会社の社長ら3人を書類送検していた。

 

https://mainichi.jp/articles/20190802/ddm/012/040/121000c 

 

 

812115分に時事ドットコムからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地検は、学生が内部に設置した白熱灯の熱で飾り付け用の木くずが燃えたと認定。

 

発火は予想できたのに注意義務を怠った重大な過失があったと判断した。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080101202&g=soc 

 

 

 

 

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201612161849分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鏡などに反射した太陽の光が1点に集中することで発生する「収れん火災」が、先月に続き、15日にも和歌山市内で起きていた可能性が高いことが分かり、消防では、改めて注意を呼びかけている。


収れん火災は、太陽の光が反射したり屈折したりして1点に集中することで起きるもので、和歌山市内では、先月29日、カーテンの隙間から入った光が鏡に反射して座布団の一部が焼けた。


こうしたなか、15日午後、外出先から市内の自宅に帰った女性が革製のバッグが焦げているのを見つけて通報し、消防が詳しく調べたところ、凹面鏡の光が集中していた可能性の高いことが分かった。


収れん火災は、水の入った透明な花瓶やペットボトルなどでも引き起こされるということで、消防では、特に冬の時期には太陽の位置が低く、部屋の奥まで光が差し込みやすいとして、注意を呼びかけている。


そして、鏡などは、日の当たらない場所に置き、外出の際にはカーテンをしっかり閉めるなど、十分に気をつけてほしいとしている。

 

出典

「収れん火災」 また発生か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045333751.html?t=1481920280569

 

 

1220944分に産経新聞westからも、同趣旨の記事などがネット配信されていた。

 

室内に置かれた鏡などが太陽光を集めて発火する収斂火災が、和歌山市内で11、12月と、2カ月続いて発生している。

 

年末火災特別警戒(15~31日)に合わせ、和歌山市消防局では、「太陽の位置が低い冬は、部屋に光が差し込みやすいため、特に注意してほしい」と呼びかけている。

 

「何かが燃えているような跡がある」

今月15日、和歌山市内の自宅に帰宅した女性は、バッグが焦げついたにおいに気づき、バッグを購入した店舗へ電話。店員に勧められ、119番した。

 

同市消防局によると、原因は、女性の部屋の凹面鏡(直径15cm)だった。

差し込んできた太陽光が鏡に集められて屈折、反射し、革製のバッグへ照射。

温度が高くなり、バッグが焦げ付いていたという。

 

鏡やレンズなどが太陽光を集約し、屈折、反射させ、対象物に照射し、発火温度まで高まることで起きる収斂火災。

11月末にも同市内の民家で、カーテンのすき間から凹面鏡に集まった太陽光が座布団を照射し、焼損する火災も起きた。

 

日差しの弱い冬は、収斂火災が起きにくそうに思えるが、同市消防局の担当者は、「冬こそ特に注意が必要」と強調する。

冬場は太陽の位置が低く、部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいことから、特に注意が必要になるという。

 

収斂火災は、今年、同市内では11年ぶりに発生し、全国では、昨年、計23件発生。

 

また、平成13年に神奈川県川崎市でステンレス製のボールが、19年には福岡市でペットボトルが原因で収斂火災が発生。

鏡だけでなく、花瓶なども含め、レンズの役割となるものすべてが原因となる可能性がある。

 

同市消防局では、「レンズとなる可能性のある物を直接日光の当たる場所に置かず、外出時にはきちんとカーテンを閉めたり、鏡を伏せたりするなどの予防をしてほしい」としている。

 

出典

『室内鏡などに太陽光が反射して起こる収斂火災  和歌山市消防局が注意呼びかけ』

http://www.sankei.com/west/news/161220/wst1612200027-n1.html

 

 

平成281216日付で和歌山市HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

平成28年11月、和歌山市内の民家において、太陽光が凹面鏡に反射、座布団に収束し火災になったことをお知らせしていましたが、12月に入り、さらに1件、鏡の太陽光反射による「収れん火災」が発生しました。

 

居室内の床に置いていた丸型の凹面鏡(直径約15cm)に窓から差し込む太陽光があたり、鏡から55cm離れた場所の床に置かれていた革製のハンドバッグを焦がしたものです。

 

幸い、家人が帰宅直後に焦げ臭いにおいで気づいたので、大事には至りませんでした。

 

出典

鏡による火災が連続発生

http://www.city.wakayama.wakayama.jp/syoubou/bousai_yobou/1007724/1014144.html

 

 

 

 

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201612141328分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鏡などに反射した太陽の光が1点に集中して起きる「収れん火災」が、先月、和歌山市で起きていたことが分かり、消防が注意を呼びかけている。


「収れん火災」は、太陽の光が反射したり屈折したりして、1点に集中することで起きる。


先月末、和歌山市の住宅の2階に置かれていた座布団から火が出ているのを、この家に住む人が見つけ、すぐに消し止めた。


部屋には火の気がなかったため、市の消防局が詳しく調べたところ、カーテンの隙間から入った太陽の光が卓上にあった凹面鏡に反射し、60cmほど離れた場所の座布団の一部に集まって出火した可能性の高いことが分かったという。


消防が、鏡と座布団を使って再現実験を行ったところ、開始後、僅か10秒で煙が出始めて、5分後には激しく立ちのぼり、消防では、近くに紙などの燃えやすいものがあった場合は大きな火災につながったおそれもあるとみている。


収れん火災は、水の入った透明な花瓶やペットボトルなどでも引き起こされるということで、消防では、冬の時期には太陽の位置が低く、部屋の奥まで光が差し込みやすいとして、注意を呼びかけている。


和歌山市消防局の糸川消防司令補は、「鏡などは日の当たらない場所に置き、外出時はカーテンをしっかり閉めることで火災を防いでほしい」と話している。

 

出典

太陽光の「収れん火災」に注意

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045184161.html?t=1481749992756

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇収斂火災に関する情報は、本ブログにも何件か掲載しており、最近も12月12日に甲府市の事例を掲載したばかりだ。

 

〇今回の事例については、和歌山市のHPに詳しい状況が、実験写真付きで以下のように掲載されている。

 

鏡で火災!?

http://www.city.wakayama.wakayama.jp/syoubou/bousai_yobou/1007724/1013872.html 

 

平成2811月、和歌山市内の民家において、火の気のないところから、座布団が焼損するという事案が発生しました。
幸いにも、在宅していた家人が早期に発見し、初期消火を行ったことから、大きな火災にはならず、負傷者も発生しておりません。

 

どうして火災になったの?

 

焼損した座布団の近くには、卓上鏡が置いてあり、よく調べてみるとカーテンの隙間から入ってきた太陽光をこの鏡が反射させ座布団に照射したことで、火災が発生したと分かりました。

 

 


また、この鏡は、顔などを拡大して映す『凹面鏡』でした。

凹面鏡は、拡大して映す性質のほかに、太陽光を収束して反射させる性質があります。

太陽光を収束して、集中的に座布団に照射したことにより発火温度に達したものと考えられます。
このような火災を『収れん火災』といいます。

 

火災当時の状況を再現して、実験してみました。

なお、鏡と座布団にあっては、火災現場にあったものを所有者の方からお借りしてきました。

 

夏場は日差しが強く、このような火災事案が多いのかと思いがちですが、冬場あるいは夕方は、太陽の位置が低く、光が部屋の奥まで差し込みやすいため、特に注意が必要です

 

鏡以外でも火災になります!

室内で「収れん火災」の原因となるものは次のとおりです。

 ステンレスのボール
 花瓶
 金魚鉢
 水晶玉
 ペットボトル
 吸盤など 

いずれも身近なものばかりです。

 

予防対策

・レンズ及び凹面鏡の役割を果たす可能性のある物体は、直射日光の当たらない場所に置くこと。

・外出時は、カーテンをちゃんと閉めて室内に直射日光を入れないことなどが有効である。

 


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201612530分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

冬本番。

空気が乾燥するため火の用心を心がけたいが、思いもよらないものが火事を引き起こすこともある。

金属製のボウルやペットボトル、虫眼鏡(拡大鏡)などだ。

消防署は、「収れん火災」に注意を呼びかけている。

 

甲府市で11月25日午後0時半ごろ、アパート3階の女性宅のベランダから出火、室内にも燃え広がり、約20m2が焼けた。

消防の調べでは、ベランダに置かれたステンレス製のボウルによる収れん火災とみられる。

 

当時は晴天だった。

ボウルの内面で反射した太陽光が近くに干してあった洗濯物に集まり、出火。

虫眼鏡で太陽光を一点に集めると紙が焦げる原理と同じだ。

 

その後、ベランダに置いてあった灯油タンクに引火し、燃え広がったとみられる。

 

総務省消防庁のまとめによると、収れん火災とみられる火事は、昨年、全国で23件あった。

甲府市内では、今年に入って、ウォーターサーバー用のペットボトルが原因とみられる火災もあり、車庫などが燃えたという。

 

室内でも注意が必要だ。

部屋の中の花瓶などを通して太陽光が集まり、火災が起きた例もある。

 

中央消防署によると、甲府市でこたつの上に置いた拡大鏡が、座椅子の背もたれを焼いた火災もあった。

この家は留守宅で火の気はなく、30cmほど開いた障子から差し込んだ太陽光が拡大鏡を通して集まり、出火したとみられるという。

 

特に、冬は太陽の高度が低いため、部屋の奥まで太陽光が届く。

総務省消防庁の担当者は、「思いもよらないものが出火原因になることもある。窓際や直射日光の当たるところに、レンズとなりそうなものを置かないようにするだけでなく、外出時はカーテンを閉めて、日光を遮断することが有効です」と注意を呼びかける

 

出典

山梨)冬本番、収れん火災にご注意 甲府でも先月発生

http://www.asahi.com/articles/ASJD172D5JD1UZOB011.html

 

 

当時の状況と思われる記事が、201611251855分にgooニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨でネット配信されていた。

 

甲府市の中心部で、アパートの1部屋を全焼する火事があった。


午後0時40分頃、甲府市相生2丁目でアパートから火が出ていると、通行人から通報があった。
火はすぐに消し止められたが、この火事で4階建てアパートの3階の1室を全焼した。
火事によるけが人はいなかった。


警察によると、この部屋には2人が住んでいたが、出火当時、外出中だったという。


現場は平和通りの相生歩道橋からおよそ300m南東の、住宅やアパート、飲食店などが立ち並ぶ地域。
警察と消防で、詳しい出火の原因を調べている。

 

出典

甲府市の中心でアパート1部屋全焼

http://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-NS001001125185502-2016.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

収斂火災については、本ブログでも何件か事例などを紹介している。

 

 

 

 

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20161113日に掲載した第1報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6464/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6463/

 

 

(2016年11月21日 修正1 ;追記)

 

2016111371分にNHK関西NEWS WEBから、消防が白熱球におがくずをかける再現実験を行ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京・新宿区のイベント会場で、11月6日、木くずを敷いたジャングルジムのような木製の展示物が焼け、男児(5)が死亡した。

これを受けて大阪市消防局は、11月10日に市内の施設で白熱灯の燃焼実験を行った。


実験では、500Wの白熱灯におがくずをかけて変化を確かめた。
3分後には白い煙があがり始め、6分30秒後には、おがくずが炭に変わって火が出て、一気に炎が大きくなった。


大阪市消防局によると、大阪市内では平成23年以降、白熱灯などの照明器具の熱が原因で周りのものが燃える火事が毎年5件程度起きていて、ことしは先月末までに6件起きている。


このため、消防局は、白熱灯などの照明器具の取り扱いには十分注意するよう、呼びかけている。

 

出典

照明器具原因の火事に注意を

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161113/4333161.html 

 

 

 

(ブログ者コメント) 

 

大阪市のHPには、実験映像ならびに以下の火災事例が掲載されている。

・倉庫の天井に設置されているダウンライトの熱により、荷物が出火

・クローゼットのダウンライトの熱で布団圧縮袋が溶けて、圧縮していた布団が膨張し、ダウンライトに布団が接触し出火

・白熱電球の照明を点けたまま眠っている間に、白熱電球と布団が接触したままの状態となり、布団が出火

 

出典

照明器具による火災に注意してください

http://www.city.osaka.lg.jp/shobo/page/0000381677.html

 

 

 

 

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2016117日付で東京新聞朝刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1162327分に朝日新聞から、117624分と1181650分にNHK首都圏NEWS WEBから、117840分に毎日新聞から、1171136分に産経新聞から、1171421分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後5時15分ごろ、東京都新宿区の明治神宮外苑で開かれていたデザインイベント「東京デザインウィーク2016」の会場で「展示物が燃えた」と119番があった。


木製の出展作品が焼け、男児(5つ)が全身やけどで死亡した。

助けようとした父親(44)と来場者とみられる40代男性が顔などにやけどを負い、病院で手当てを受けた。
意識はあるという。

 

警察やイベント主催者によると、出火したのは、埼玉県にある大学の工学部建築学科などの学生40人弱が出品した木製のジャングルジムで、中に人が入れるようになっていた。

当時、複数の子どもが中で遊んでいて、男児は逃げ遅れたとみられる。

 

ジャングルジムは高さ約3mで、骨組みにはアートとして、かんなくずのような木くずが絡みつくように飾られており、中から「白熱球系の電球」を使った投光器で照らしていた。

投光器は、木くずに接する状態で地面に置かれていた。

 

投光器は大学備品で、もともと、準備段階で夜間の設置作業のために持ち込んでいたという。

コンセントが作品内部にあり、電源コードも短かったため、投光器は作品内部に置かれる形になったという。

 

当初の計画では、照明は、中央部につるしたLED電球だけだった。

制作段階でLED電球をつけることもあったが、木くずが熱くなることはなく、電球付近から漏電して出火しないように、電球のソケットにテープを巻くなどの対策も取っていたという。

 

しかし、事故当日、現場にいた制作者の大学生らが、展示物をよく見せるために、投光器を点灯させたという。

展示物には、制作した大学生が交代で立ち会っていたが、当時、現場にいた大学生の一部は、この時が初めての当番だったとみられるという。

 

 

目撃者は、「木くずからジャングルジムに燃え移った」と話しており、警察は、電球が発する熱などが原因で、木くずから出火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷容疑も視野に調べる方針。

 

白熱電球は、LED電球よりも表面温度が高くなる性質がある。

東京消防庁によると、昨年1年間に都内で発生したLED照明が原因の火災は7件、白熱電球は11件。

このうち、可燃物が接触して発生した火災では、LED照明が0件だったのに対し、白熱電球は4件確認されたという。

 

 

学長は、学外のイベントなどに出展する際の作品の安全性について、「大学の明確なルールはなかった」と述べ、事前に確認する仕組みがなかったことを明らかにした。

 

学校作品展の実行委員長を務めた多摩美術大教授は、「消防法などに照らして問題のないよう、あらゆる手立てで準備していた」と、入念に安全対策を取っていたことを強調した。

風が吹くため、作品の高さを制限するなどしていたという。

今回の火災については「想定外だった」と述べた。

 

 

芸術作品を巡っては、過去にも、換気不足などが原因で作家が死亡するなどの事故が起きている。

 

2014年4月、青森市にある大学の施設に展示した作品内で、個展を開催していたアーティストの男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。

作品は軽自動車をアクリル板で覆ったもので、車のエンジンをかけると雨に見立てた水が降る仕組みだった。

換気が不十分で、一酸化炭素(CO)中毒で死亡したとみられる。

 

香川県小豆島町では、13年5月、国際芸術祭のボランティアの男性が、海中から大きな泡が浮かび上がる作品の展示準備で素潜りしていた際にロープが手足に絡まり、病院に搬送される事故が起きている。

 

出典

展示物火災で5歳死亡 神宮外苑イベント「木くずから作品に火」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016110702000126.html

神宮外苑の催しで展示物燃える 5歳男児死亡、2人負傷

http://www.asahi.com/articles/ASJC6641PJC6UTIL010.html

大学「安全確認の仕組みなし」

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161107/4178672.html

「よく見せるため白熱球点灯」

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161108/4221971.html

神宮外苑イベント火災 主催の社長ら「ざんきに堪えない」

http://mainichi.jp/articles/20161107/k00/00m/040/112000c

「責任はすべて大学にある」 神宮外苑の火災受け学長

http://www.asahi.com/articles/ASJC7339PJC7UTIL009.html  

オブジェに白熱電球 直前まで点灯 熱で木くずが引火か

http://www.sankei.com/affairs/news/161107/afr1611070014-n1.html 

 

 

                (2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

1181231分に朝日新聞からは、火は数秒で全体に広がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、火元となったジャングルジム形の展示物は、6日午後5時15分ごろ出火、多くの木くずが飾り付けられていた中心部分に燃え移り、わずか数秒間で全体に広がった。

炎は高さ5~6mまで上がったという。

燃えやすい木くずが火勢を強めた可能性が高く、それが避難や救助を妨げたとみられる。

 

警察は、展示物に使われていた木くずが延焼を早めたとみており、同様の条件で再現実験をして、燃え広がり方を調べる方針。

 

国交省などによると、アート作品などの一時的な展示物は建築基準法の対象にならず、安全基準も設けられていない。

建築物を対象とする消防法令も、今回のような展示物は対象にはならないという。

 

出典

炎、数秒で全体に燃え広がる 神宮外苑火災、再現実験へ

http://www.asahi.com/articles/ASJC8351ZJC8UTIL003.html 

 

 

1191416分にNHKさいたまから、投光器は上向きに設置されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

投光器は植木鉢に入れた状態で、地面から上を照らすように設置されていたことが、警察への取材で分かった。


メーカーによると、投光器はライトアップでの使用は想定されておらず、上に向けて点灯すると熱がこもりやすくなり、数分で電球の表面温度が200℃を超えることもあるため、通常、下に向けて使用するという。


現場にいた制作者の大学生は、警察に対し「燃えるとは思っていなかった」という趣旨の話をしているということで、警察は、投光器の設置方法に問題があったとみて、大学生らが危険性を認識していたか、調べを進めている。

 

出典

投光器 展示物内上向き設置か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106021611.html?t=1478723371297 

 

 

1191826分に共同通信から、出力300~500Wの白熱球を使用していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

投光器として使用された白熱電球の出力が300~500Wだったことが、9日、オブジェ製作者側の大学への取材で分かった。

 

専門家は、オブジェ内の木くずが接触していなくても発火の可能性がある出力と指摘している。

東京理科大の菅原進一教授(建築防災学)によると、木材は約200~260℃で燃え始める。

今回の白熱球の球面温度は250~450℃になるため、木くずが接触していればすぐ出火し、接触がなくても出火の可能性はある。

 

出典

接触なく木くず発火可能か 白熱球、最大出力500ワット

http://this.kiji.is/169015444287553542?c=39546741839462401

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇ブログ者の手持ち資料に、白熱球の表面温度測定データが記されたものがあるが、それによると、球が上向きであろうが横向きであろうが下向きであろうが、上になった部位が最高温度を示している。


具体的には、200W球の場合、上向きだと、ガラス球の頂上で430℃、側面で170℃、口金に近い部分で110℃。

それが下向きだと、口金に近い部分で260℃、側面で150℃、ガラス球の頂上で150℃と記されている。

 

〇木材の発火温度は200~260℃と紹介されているが、それは、おそらくは角材のようなガッシリした木材の場合。

今回事例のようにカンナくず状態だと、もっと低いかもしれない。

 

〇ブログ者が、当日、見物に行き、投光器で下から照らされたカンナクズのようなものを見たとして、危険と感じただろうか?


事後になってみれば、なんでこんなことを・・・と思うのだが、その場では案外と「安全については検討されたうえで、このようにしているのだろうな」などと、自分で勝手に納得していたかもしれない。

それが、イベント主催者側の安全パトロールの一員として見回っていたとしたら、もしかすると気づいたかもしれない。


とまあ、人は置かれたシチュエーションによって安全に対する感度が変わることがあるかもしれない・・・などと、この事例に接して考えてみた次第。

 

〇白熱電球使用ということだが、LEDであっても、火災の危険性はあった。

以下は、大塚商会HPに記載されている記事。

 

LED照明は、白熱電球や蛍光灯のように熱を光に変換して利用する発光原理ではなく、電気を直接光に変えるため、光源自体の発熱量は非常に少ないといえます。

照射される光自体には赤外線がほとんど含まれておらず、熱く感じることはありませんし、長時間点灯しても変化はなく、熱くなりません。

しかし、それはLEDの光自体に熱がないという意味で、LEDの素子周辺と電源部は高温になります。

そのため、LED電球では熱を逃がすための構造に工夫を加えており、LED素子や電源部の熱は照明器具本体の放熱板(ヒートシンク)を通して、空気中に放熱しています。

廊下の天井照明などに使われているダウンライトは、天井に埋め込まれたような形になっており、天井裏を覆っている断熱材に包まれているケースがあります。

そこにLED電球を取り付けると、通常以上に熱がこもりやすくなります。

ダウンライトにLED電球を使う場合には、パッケージや本体にSBSGSGIといったマークがついた「断熱材施工器具」に対応した専用の製品を選びましょう。

https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/led/qa/heat.html 

 

〇青森市の事例は、下記記事参照。

 

201457日掲載

2014429日 青森市の芸術センターで現代美術家が作品の透明な箱の中で自動車エンジン点検中に死亡、センター提案で取付けた排気ホースは芸術性優先で取外していた? (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3878/

 

 

 

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201633日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前10時50分頃、大阪府吹田市の国立民族学博物館の職員から「展示室内で炎が出た」と119番。

消防が駆けつけたところ、既に職員によって消し止められていた。

 

同館は午前10時に開館し、当時、職員や入館者ら約350人がいたが、館外に避難し、けが人はなかった。

警察などによると、改装のため閉鎖中だった

 

2階のアイヌ文化を伝える展示コーナーで、アイヌの伝統的家屋を委託業者が撮影中、かやぶき屋根の一部がハロゲンランプで熱せられ、燃え出したとみられる。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160303-OYO1T50012.html

 

 

 

(2016年4月7日 修正1 ;追記)

 

20164350分に産経新聞westから、『前代未聞の民博ボヤ「あわや大惨事」 光量調節用の和紙に引火 スプリンクラー作動せずバケツリレーで消火 8年がかりのリニューアル完成目前』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

日本を代表する民族学研究の拠点、大阪府吹田市の国立民族学博物館(民博)で3月に起きた火災は、写真撮影用の照明の光量を調整するため、電球を覆っていた和紙に引火したことが原因だったことが、2日、関係者への取材でわかった。

 

スプリンクラーは作動せず、職員らはバケツリレーや消火器で火を消し止めた。

「展示物は燃えやすいものばかり。あわや大惨事だった」。

昭和52年の開館以来、初めての事態に、民博は、第三者による検証委員会と内部調査委を立ち上げ、防災マニュアルなども見直す方針だ。

 

「火事だ」-。

入場を制限して展示を入れ替えていた民博本館の2階に職員らの声が響いたのは、3月3日午前10時半ごろだった。

アイヌの文化コーナーにあったかやぶき家屋「チセ」から白い煙が立ち上り、焦げた臭いとともに、瞬く間にフロアに充満した。

 

民博によると、炎がほとんど上がらなかったため、熱を感知しなかったのか、スプリンクラーは作動せず、職員らが消火器とバケツリレーで約30分後に火を消し止めた。


負傷者はなかったものの、小学生の団体を含む来館者や職員ら約310人が屋外に避難する騒ぎになった。

 

民博は、開館以来初めてとなる展示の全面リニューアルを、平成20年から進めていた。

その最終段階として、昨年11月から同コーナーを改修し、3月17日から公開する予定だった。

 

改修作業の完了を目前に控え、3日は午前9時ごろから、外部の専門業者のスタッフ2人がチセ内部で資料用の撮影を行っていた。

 

火災後の検証の結果、スタンド式の照明器具の光量を調整するため、電球の一部を覆っていた和紙が熱で発火。

ちぎれて燃えながら宙を舞い、チセの屋根のかやに引火したとみられることがわかったという。

 

スプリンクラーや感知器に異常はなく、消火活動にあたった吹田市消防本部も、「防火管理体制に問題はなかった」としている。

 

ただ、民博では、世界各地から集めた資料をできるだけ間近に見てもらおうと、ケース内ではなく「露出展示」にこだわり、燃えやすい木製品や布製品などがその多くを占める。

学術的に評価の高い豊富な展示は、防火面では弱点になり、消火が一歩遅れれば大惨事になる可能性があった。

同館関係者は、「大勢が来館する行楽シーズンだったらと考えるとぞっとする」と振り返る。

 

消火活動の影響で、アイヌの文化のほか、中央・北アジア、日本の文化コーナーなど、本館2階の展示場の一部は閉鎖され、リニューアルした展示の公開も、6月中旬までずれ込むことになった。

チセ以外に焼けた展示品はなかったが、消火器の薬剤が露出展示されていた多くの資料のすき間に入り込み、除去に時間がかかっている。

 

チセ自体も、アイヌ初の国会議員、故萱野茂さんが制作を監修した貴重な資料だったが、今後、萱野さんの親族らの協力を得て、ふき替え直すことになった。

 

民博の別棟では、2月から5月10日までの予定で、アイヌの首長を描いた貴重な絵画など、蝦夷地をめぐる資料を集めた特別展「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を開催している。

特別展は開催中だが、改修したアイヌの文化コーナーの同時公開はできなくなった。

 

最寄り駅から初めて無料バスを運行するなど、集客に力を入れていただけに、展示担当者は、「本館の常設展と合わせてアイヌ文化への理解を深めてもらいたかった」と残念そうに語る。

 

検証作業を進める民博は、燃えやすい展示物のそばに消火栓を設置することや、異変をすぐに発見できるよう、館内の監視カメラを増設することを検討している。

民博の吉田副館長は、「館内には燃えやすいものが多く、潜在的な火災の危険性があることを改めて認識したい」と話した。

 

国立民族学博物館]

昭和49年に設立された、日本初の民族学・文化人類学研究のための博物館。

施設は大阪府吹田市の日本万国博覧会跡地に建てられ、昭和52年に開館した。

世界各地の民族の生活と文化についての標本や情報を収集し、展示公開している。

映像資料なども含め、所蔵品は100万点以上。

初代館長は、比較文明論で知られる梅棹忠夫氏。

学界をリードする研究者たちが国内外から集まり、日本の民族学研究の中心的な役割を担っている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/160403/wst1604030015-n1.html

 

 

 

 

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201612690分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前6時50分ごろ、東京メトロ・日比谷線の銀座駅構内で白い煙が発生し、煙はホーム上やコンコースなどに広がった。
このため日比谷線は、午前7時19分から、一時、全線で運転を見合わせ、現在も霞ケ関駅と東銀座駅の間で上下線とも運転を見合わせている。


銀座駅のコンコースには一面に白い煙が立ちこめ、多くの乗客が口にハンカチなどをあてて改札口に向かって歩いていた。
警察や消防によると、これまでのところ、けが人などの情報はないという。


警察によると、煙は銀座駅のホーム上にある通気口から出ているのが確認されたほか、地上とつながる出口付近にある通気口からも確認されたという。

 

出口付近の通気口を詳しく調べたところ、ほこりなどが燃えているのが見つかったということで、消火作業の結果、午前9時前に消し止められたという。
警察と消防で、煙が出た状況や原因をさらに詳しく調べている。


これから会社に向かうという利用者の女性は、「のどが痛くなるようなにおいがしました。こんなことは初めてなので驚いています。とりあえず徒歩かタクシーで会社に向かいます」と話していた。
銀座駅にいた40代の会社員の男性は、「ホームに出たときからゴムが焼けたような焦げ臭いにおいがした。いつもより少し早めに出ていたので仕事には間に合いそうだが、地下鉄でのトラブルは怖いので原因が知りたい」と話していた。
通勤途中の50代の女性は、「駅員から煙が出ていると聞いてびっくりしました。職場まで少し距離がありますが徒歩で向かいます。遅刻ギリギリです」と話していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160126/k10010385951000.html 

 

 

1271117分に朝日新聞からは、タバコの吸い殻が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火元とみられる場所からたばこの吸い殻が見つかったことが、警視庁への取材で分かった。

警察は、たばこのポイ捨てが原因だった可能性があるとみて、調べている。

 

警察によると、たばこの吸い殻が見つかったのは、数寄屋橋交差点近くの「C2」出入り口の側壁にある吸気口付近。

吸気口にはほこりが燃えた跡があり、ダクトを通じて駅構内に白煙が広がった可能性があるという。

吸気口は格子状のふたで覆われているため、警察は、何らかの原因で吸い殻が内側に入ったとみている。

 

中央区では、歩きたばこや吸い殻のポイ捨てが相次いでいるとして、2004年、町の美観を守るために「中央区歩きたばこ及びポイ捨てをなくす条例」を制定。

公共の場所での歩きたばこやポイ捨てを禁止している。

 

この騒動で日比谷線は、一時、全線で運転を見合わせるなど、約6万8千人に影響が出た。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASJ1W35C3J1WUTIL008.html

 

 

127日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

空調機械室につながる換気口のダクトからたばこの吸い殻が見つかったことが分かった。

投げ捨てられた吸い殻の火が、ほこりなどに引火した可能性が高いという。

 

東京メトロによると、換気口は地上につながる出入り口の階段踊り場の壁面にあり、網でふさがれている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160127/ddm/041/040/128000c 

 

 

 

 

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20156141154分に日テレNEWS24(テレビ岩手)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日未明、宮古市で、合板製造工場を焼く火事があった。

けが人はいなかったが、木材から滲み出た油が出火の原因と見られている。

 

火事があったのは、宮古市の「H社」の工場。

14日午前1時40分過ぎ、従業員から消防に通報があり、ポンプ車7台が出て、火は、約2時間半後の午前4時過ぎに、ほぼ消し止められた。

この火事で、製造ラインや建物の一部が焼けたが、けが人はいなかった。

 

この工場では合板を製造していて、出火当時は操業を終えていたが、湿った木材を高温のスチームで乾燥させる機械から出火したという。

 

警察や消防は、木材から、にじみ出た油が機械に付着し、スチームの高温で発火したと見て、14日午前9時半から実況見分を行って調べている。

 

出典URL

http://www.news24.jp/nnn/news8859609.html

 

 

6141249分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前1時45分ごろ、宮古市の合板製造会社「H社」の工場から火が出て、工場の屋根や機械などが燃え続けた。


消火活動は、火がくすぶっていたため断続的に行われ、およそ9時間後に消し止められたが、鉄骨平屋建ての工場およそ6800mの一部が焼けたという。
会社によると、当時、工場内には従業員およそ25人がいたが、いずれも避難してけがはなかった。


工場では、杉や松の板を加工して住宅用の合板を製造していて、24時間体制で稼働しているという。


警察の調べによると、工場内には蒸気を発生させて木材を乾燥させる大型の機械があり、この機械から火が出て、天井に燃え広がったとみられるという。
機械には木材の油分が付着するということで、警察と消防は、木材の油分が高温の蒸気で発火した可能性があるとみて、出火の原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045551741.html?t=1434314595506

 

 

 

 

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20156111957分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後1時半ごろ、札幌市北区北13条西8丁目の北海道大工学部1階から出火したと、119番通報があった。

火元はディーゼルエンジンを研究する実験室で、通報時に大学職員らが火を消し止めた。

けが人はなかったが、学生ら数100人が、一時、屋外に避難したという。


同大や警察によると、午後1時前に学生がエンジンの冷却タンクの電源を入れたまま外出。

冷却水の温度を一定に保つヒーターの熱が近くの段ボールに伝わり、引火したとみられる。

出火時の実験室は無人だった。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/150611/afr1506110047-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

段ボールがヒーターに接していたのか、それとも少々離れていたのか、調べてみたがわからなかった。

 

 

 

 

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20155101929分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後4時20分ごろ、東京・お台場の商業施設「ヴィーナスフォート」で、敷地内に止めてあった車から出火した。けが人はいなかった。

車はイベント用の作業車で、警察は、発電機の熱でシートが焼けたとみて調べている。


警察によると、車には撮影用の資機材が積まれており、車内では発電機を使っていたという。
ヴィーナスフォートによると、現場では歌手の大森靖子さんのミュージックビデオを撮影していた。

火が出た車は製作会社が使っていたという。


ヴィーナスフォートは新交通システムゆりかもめ・青海駅に隣接し、アウトレットなどが入る大規模ショッピングモール。

現場には多くの買い物客らが居合わせ、付近は騒然となった。


近くのイベント会場で作業をしていた山田さん(28)は、「白い煙が周辺に充満し、車から火柱が上がっていた。『避難してください。落ち着いてください』という係員の誘導の声が響いていた」と話した。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH5B62S1H5BUTIL013.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

発電機本体にシートが接触?それとも排気ガスがシートに当たり続けた?

はたまた、シートとは車の座席?それとも、撮影用の資材?

その辺が、この報道ではよくわからない。

調べてみたが、他に、これといった報道は見当たらなかった。

 

 

 

 

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2015481028分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4804分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

青森地域広域事務組合は7日、青森県平内町の平内消防署の署長室で4日に床などを焼く火災があった、と発表した。

無人の署長室でストーブが点火していたことが一因で、同組合は、「消防行政に対する信頼を損ねたことは誠に遺憾」としている。

 

発表によると、4日午後1時半頃、女性清掃員が同署2階の署長室を掃除する際、ゴミ箱を石油ストーブの天板の上に置いた。

署長はこの日は出勤していなかったが、前日に自動でストーブの電源を入れるタイマーをセットしていたため、ストーブはこの日午前6時から点火していたという。

 

清掃員はストーブの点火に気づかず、ゴミ箱をストーブの上に置いたまま別の部屋に移動。

その後、ゴミ箱が燃え、清掃員は署長室に戻ってやかんの水をかけたが消火できず、1階にいた消防署員が消防車のホースを延ばして消火したという。

ゴミ箱のほか、署長室の床約0.5mを焼いた。

 

ストーブは、無人の署長室で清掃員が来るまでの約7時間半、点火したままで、同組合の吉崎消防長は、署長を口頭で厳重注意した。

署長は当時、休日のため不在だったが、同組合の調査に対し、「清掃の人が来るので寒くないようにタイマーをセットした」と話しているという。

 

吉崎消防長は、「防災活動の拠点施設でこのような事案が発生し、地域住民に心よりおわび申し上げます」とコメントした。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150408-OYT1T50025.html

http://mainichi.jp/select/news/20150408k0000m040035000c.html

 

 

2015471812分に青森朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

委託業者の女性清掃員が、石油ストーブがついていたにもかかわらず、ついていないと思い込み、ストーブの上にプラスチック製のゴミ箱などを置いた。

 

そして、署長室を立ち去ったおよそ1時間後、清掃員と一緒に消防署に来ていた人から「署長室で火がパチパチしている」と連絡を受けて、清掃員は部屋へ駆けつけ、やかんの水で消火を試みた。

しかし消火しきれず、消防署員を呼び、鎮火したという。

 

出典URL

http://www.aba-net.com/news/news003.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○清掃員は、署長不在につきストーブはついていない筈だ・・・とでも思い込んだのだろうか?

部屋が暖かければ気が付きそうなものだが、一旦、思い込んでしまうと、部屋が暖かい理由には思い至らないのかもしれない。

 

○署長がわざわざ清掃員のためにタイマーをセットしていた?それも朝の6時点火で。

ありえない話しではないが、少し違和感をおぼえた。

毎朝6時に起動するようセットしていたタイマーを、休日の日に取り消さなかっただけ・・・ということはなかったのだろうか?

いずれにせよ、これは、管理者不在の場所で裸火を使用すると火災になる恐れがあるという、教訓的事例のように感じた。

 

 

 

 

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20151211910分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

122日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

きょう午後3時半ごろ、八代市十条町の日本製紙八代工場で火事が起きていると、近くに住む人から消防に通報があった。


消防が現場に駆けつけたところ、工場内にある焼却炉から黒煙が上がっていて、消防車11台をだして消火にあたっているが、通報から2時間あまりたった現在も、消火活動は続いている。
消防などによると、けが人はなく、周辺の住民が避難するなどの影響もないという。


焼却炉は高さがおよそ40mあり、紙を造る工程で出たごみを燃やすための施設。

焼けたコンベヤーは、排水処理施設で絞った紙カスを焼却炉に運ぶためのもので、従業員ら4人が監視にあたっていたといい、高さ約20mのコンベヤー付近が燃えているのを発見したという。

 

去年5月と11月に点検を行っていて、その際は異常はなかったという。
現在、警察と消防で、出火の原因を調べている。


日本製紙八代工場はJR八代駅のすぐ北側で、周辺には住宅や商店などが建ち並んでいる。
工場から300mほど離れた職場で働く80代の男性は、「黒煙と白煙が混ざった煙が30mぐらいにわたってあがっていて、炎も見えていた」と話していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004855951.html?t=1421878217171

 

 

123日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災は約7時間20分後に消し止められ、焼却炉のコンベヤーと周辺の計7mが焼けた。

 

出火前に工場内の別の機械のモーターがショートし停電したため、焼却炉の熱気を逃がす排気ファンが止まり、熱気が逆流したことが原因と考えられるという。

 

 

 

 

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20141121日付で毎日新聞北九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後2時20分ごろ、若松区北湊町の金属熱処理加工業「九州高周波熱錬」工場から出火、鉄筋平屋約1490mのうち、油が入ったタンクなど約30mを焼いた。けが人はなかった。


警察などによると、同社から「工場内で重油が燃えている」と119番があった。

タンクには、鉄の焼き入れをする際、冷却に使う油が入っていたという。

作業中に何らかの原因で油に引火したとみられる。


現場周辺は、民家や工場などが密集する地域。

近くに住む男性(47)は、「辺り一面が煙で真っ黒になっていた」と当時を振り返り、「一歩間違えたら大惨事。死傷者がいなくてよかった」と安堵した表情で話した。

出典URL

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20141121ddlk40040462000c.html

 

 

20141121日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

加熱した鋼材を冷却用の油を入れた容器(油槽)に浸したところ、油槽から火が出て大量の黒煙が上がったという。

 

 

 

 

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20148172314分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

818日付で読売新聞九州版から、819日付で朝日新聞山口版(聞蔵)と毎日新聞山口版からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

17日午後4時45分ごろ、山口県山陽小野田市の中国電力新小野田発電所(石炭火力、出力計100万KW)の従業員から「ベルトコンベヤーから火が出ている」と110番通報があった。

けが人などは確認されていないが、夜になっても鎮火せず、消防による消火活動が続いた。


警察などによると、燃料の石炭を運搬するベルトコンベヤー(長さ約200m、幅90cm)から出火したとみられるという。

同発電所などによると、ベルトコンベヤーは、貯炭場からボイラーに燃料用の石炭を送るためのもので、自動制御されている。

 

コンベヤーは2台あり、幅約5mの天蓋で覆われており、天蓋の内側から出火したとみられる。

外からは焼失状態などはわからず、今後、解体して出火原因を調べるという。

火災発生時、コンベヤーは稼働していなかった。

 

発電所には出力50万KWの発電機が2基あるが、石炭供給ができないため、17日夜から発電を順次停止している。

同社は、必要な予備力を確保しており停電などの心配はないとしている。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG8K6S65G8KTZNB00F.html

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140818-OYS1T50045.html?from=sytop_main3

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140819ddlk35040493000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

朝日新聞掲載写真を見ると、7階建てくらいの高さの建屋の上に石炭を運んでいるコンベアーの、最上部付近から煙が出ている模様。

 

 

 

(2014年11月6日 修正1 ;追記)

 

20141031日付で毎日新聞山口版から、ローラーの回転不良で軸受が発熱したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1031日付で宇部日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

1030日付で中国電力HPにも、同趣旨のプレスリリースが、図解付きで掲載されていた。

 

中国電力山口支社は30日、県庁で記者会見し、火災で運転停止していた新小野田発電所について、早ければ11月20日から運転を全面再開すると発表した。

出火原因は、設備の老朽化とみられるという。


同支社によると、発電所には石炭火力による発電機が2基ある。

火災は8月17日に発生し、貯炭場から2つのボイラー建屋に石炭を運ぶゴム製のベルトコンベヤーの1区画を覆うカバーの内側で発生。この区画内のコンベヤー2台(長さ約200m、幅各90cm)が全て焼損した。

けが人はなかった。


火元付近を分解点検したところ、コンベヤーを動かす金属製ローラーの一つに回転不良の痕跡が認められた。

軸受け部との間に摩擦熱が発生し、周囲に付着していた石炭粉に引火してゴム製ベルトに延焼したものとみられる。


軸受け部は劣化し、摩耗していたが、2年に1度の定期点検や、目視での見回り点検でも気付かなかったという。

同支社は、「マニュアルに則って確認していたが、方法に問題があった」と述べた。


再発防止策として、別の区画も含め、

○全ベルトコンベヤー約1700mの材質を燃えにくいものに変える

○コンベヤーの下に光ファイバーによる温度センサーと、万が一の出火に備え、消火配管を設置する

○これまで運転員が1日2回、目視で巡回していたが、今後は携帯温度計を使用して4回、巡回する。

という。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20141031ddlk35020441000c.html

http://ubenippo.co.jp/economy/%E4%B8%AD%E9%9B%BB%E3%81%8C%E6%96%B0%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E7%81%AB%E7%81%BD%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%80%81%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D/

http://www.energia.co.jp/press/14/p141030-1.html

 

 

 

 

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2014717日付で読売新聞静岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)敷地内で6月、屋外にあったゴミ箱の一部を焼いた火災で、同社は16日、ゴミ箱に捨てられていたアルミ製の照明器具に太陽光が反射して一点に集中する「収れん現象」が起き、可燃物を燃やした可能性が高いとの調査結果を発表した。

 

同社によると、ゴミ箱には段ボールや書類などの可燃物と、空の一斗缶やジュースの空き缶、照明器具などの不燃物が分別されずに入っていた。

自然に熱が発生する不燃物はなく、ゴミ箱周辺で溶接などの作業も行われていなかった。

 

ただ、照明器具を使って実験したところ、約10秒後に表面温度が190℃まで上昇、太陽光が反射した先に置いた段ボールから煙が出た。

照明器具は凹型で、太陽光が反射して一点に集中しやすい形だったことから、この現象が火災の原因となった可能性が高いとした。

 

同社は今後、ゴミの分別や防火シートなどで遮光するといった再発防止策を協力会社にも徹底させる。

中電から原因の説明を受けた県の岩田・危機管理監は、「ぼやでも火災が起きたことは重大なことだ」と指摘した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20140716-OYTNT50328.html

 

 

2014717日付で毎日新聞静岡版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中電は16日、ごみの中にあった鉄製の非常用照明器具のかさ(直径約18cm)が太陽光を集め、自然発火したとする調査結果を発表した。

人為的な火災の可能性は低いとしている。


中電によると、ごみ箱は放射性管理区域外にある協力会社の資材用倉庫外側に設置。

段ボールや紙などの可燃物とともに、照明器具のかさを含む器具類、電線などが入っていた。

出火当時、ごみ箱に太陽光が差し込む状態にあったという。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20140717ddlk22040069000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

収斂火災については、本ブログでも以下などの情報を掲載済。

 

20143月 長野県;ビニールハウスの天井にたまった水が原因

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3790/

 

20139月 ロンドン;ビルのガラス張り外壁が凹面鏡状態となり駐車していた車が溶ける

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3222/

 

201112月 山形県;高校の窓際に置かれていたOHPが原因

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1127/

 

 

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201471日付で夕刊いわき民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

71156分にNHK福島から、72日付で毎日新聞福島版と朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前4時半ごろ、いわき市の小名浜製錬の銅製品を鋳造する工場の溶融炉から高熱の銅が漏れ出し、配線ケーブルを焼失した。

出火当時、作業現場には20~50歳代の従業員の男性6人がいたが、けがはなく、およそ3時間後に消し止めた。

 


警察などによると、溶融炉はドラム缶を横にしたような形状で、直径約2.7m、炉の長さは約3.5m。

銅の熔体を1500~1700℃に加熱する交換式のインダクター(加熱コイル)が炉の下部左右に1基ずつ設置されており、何らかの原因で、その片側から約1200~1230℃の銅が漏れ出したとみられる。

漏れ出した銅はコンクリートの床面に落下、炉の下部に山状に滞留した。

 

輻射熱により、炉から数m離れた場所に設置されていた配線ケーブルが焼失したが、熔体は堰の範囲内で食い止められ、工場外に漏れ出すことはなかった。

事故当時、炉には約40トンの熔体が入っており、数10トンほどが漏れたという。

また、10mほど離れた場所に銅に添加するためのマグネシウムが置かれていたため、引火を避けるために急遽、移動させたという。

 

正午現在も炉のある建屋内は熔体の発する高熱で防護服を着た消防隊も入れず、警察などでは、冷却を待って原因や損害状況を実況見分する。

 

この加熱装置は、1年半から2年ごとに交換が必要で、去年6月ごろに取り替えた時には、特に異常はなかったという。

現場は、石油コンビナートなどが並ぶ小名浜港臨海工業地帯の一角で、住宅街にも接している。
関係者などによると、敷地内から黒煙が上がっているのを近隣住民が見付け、同日午前4時49分に119番通報した。

消防が同製錬所に事実確認をしたところ「現在確認中」などとの返事があり、同社から通報があったのは同5時12分。
小名浜消防署では同5時すぎには出動しており、発生から40分以上も通報が遅れたことなどに対し、同社では「マニュアルでは緊急連絡の仕組みを作ってあるが、その通りにできなかったことは、結果として教育が行き届かなかったこと。大変申し訳ない。反省して二度とこういうことがないよう努めたい」とコメントしている。


 
小名浜製錬では、ことし1月にも、炉から漏れ出した熔体が冷却用の水と反応して水蒸気爆発を起こし、男性社員が足にやけどをする事故が起きている。

 

出典URL

http://www.iwaki-minpo.co.jp/iwaki-city-news/%E5%B0%8F%E5%90%8D%E6%B5%9C%E8%A3%BD%E9%8C%AC%E6%89%80%E3%81%A7%E9%8A%85%E6%BC%8F%E3%82%8C%E7%81%AB%E7%81%BD.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055640321.html?t=1404248957592

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140702ddlk07040019000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ことし1月の事故は、下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3593/

 

それにしても、またしても溶解炉関係の事故。

5月の豊橋市での事故の記事中、溶解炉関係の事故が多いと感じている旨コメントしたが、その後も6月に小坂町で起こり、そして今回の事故。

やはり多い。

 

以下は豊橋市での事故。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3919/

 

以下は小坂町での事故。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4025/

 

 

 

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20146191841分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6191730分に下野新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後2時40分ごろ、足利市西砂原後町の金属加工会社「K社」の工場で、「工場から火が出ている」と従業員の男性から消防に通報があった。


消防車およそ10台が消火活動を行い、火はおよそ1時間半後に消し止められ、警察によると、工場の天井近くにある排気ダクトや付近の壁などが焼けたという。
けが人はいなかった。


金属加工会社によると、工場の中ではアルミニウムなどを溶かし成型する作業をしていて、警察では、作業中に溶けたアルミニウムが排気ダクトに飛び散り、火が出た可能性があるとみて、火事の原因を詳しく調べている。

 

警察によると、従業員が工場内で作業中、天井付近の排気ダクトから火の粉が出ているのを発見し、消防通報した。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095344133.html?t=1403211682877

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140619/1630367

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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