







2020年10月24日14時20分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日、岐阜県高山市の東海北陸自動車道で、バックするトラックに乗って交通規制用のコーンを回収していた作業員の男性(49)が転落し、ひかれて死亡しました。
警察によりますと、24日午前6時17分ごろ、高山市清見町二本木の東海北陸自動車道の下り線で、愛知県安城市の作業員・杉浦さん(男性、49際)が、トラックのゴンドラ部分に乗って交通規制用のコーンを回収中、何らかの原因で転落して、バックしてきたトラックにひかれました。
杉浦さんは病院に運ばれましたが、ろっ骨を折るなどしていて、その後、死亡が確認されました。
杉浦さんは、トラックに外付けされたゴンドラ部分に乗って、高速道路上に置かれた交通規制用のコーンをつかんで、荷台にいる同僚の作業員に手渡す作業をしていたということです。
トラックは、時速10キロから15キロでバックしていて、警察がトラックの運転手などから話をきくなどして、事故当時の状況を調べています。
https://www.ctv.co.jp/news/articles/x2x6yc4l7rdmgr3e.html
10月24日12時36分に中日新聞からは、ゴンドラには高さ80cmの柵があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県警高速隊によると、杉浦さんは低速でバックするトラックの左後部に取り付けられた縦横各約50センチの足場に乗って作業をしていた。
足場には高さ約80センチの柵があった。
東海北陸道の飛騨清見インターチェンジ―小矢部砺波ジャンクション間は23日午後8時~24日午前6時、全面通行止めにして工事をしており、杉浦さんは工事後にコーンを回収していた。
https://www.chunichi.co.jp/article/142654
10月24日18時50分に岐阜新聞からは、走行車線と追い越し車線の間に設置していたコーンを回収していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警高速隊によると、現場は中央分離帯のある片側2車線で、見通しの良いほぼ直線。
ゴンドラに乗った男性は、走行車線と追い越し車線の間に設置してあったロードコーンを回収し、トラック荷台にいた別の作業員に渡す作業をしていた際、誤って転落したとみられる。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20201024/20201024-285627.html
2020年10月22日8時22分にYAHOOニュース(山形新聞)から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
21日午後4時半ごろ、酒田市旭新町の十字路で、歩行者用の信号柱が根元から車道に倒れたと、道路を管理する県庄内総合支庁に連絡があった。
復旧作業のため、現場近くの旭新橋は約2時間、通行止めとなった。
同支庁によると、信号機の更新に伴い、業者が信号柱の撤去作業をしていた。
根元付近のタイルをはがしていた際に倒れた。
作業員が同支庁と酒田署に連絡した。
車や歩行者への接触はなかったという。
https://www.yamagata-np.jp/news/202010/22/kj_2020102200464.php
(ブログ者コメント)
掲載写真によれば、4つあるアンカーボルトのうちの何本かが腐食破断しているように見える。
2020年9月23日17時52分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
用水路への転落事故を防ごうと、夜間に道路と用水路の境目を確認できる「反射びょう」が高松南警察署に贈られました。
23日は高松南交通安全協会が反射びょう30個を贈りました。
反射びょうは内蔵されているLEDが1分間に約240回点滅し、約100メートル手前からでも道路の端がどこか確認できます。
今年7月、高松市多肥下町で三輪自転車が用水路に転落し、80歳の男性が死亡しました。
贈呈された反射びょうは10月下旬ごろ、その現場近くの市道90メートルに約3メートルおきに設置します。
交通事故の減少など効果があれば、今後、設置する範囲を広げることを検討するということです。
(高松南警察署 交通第二課/山本課長)
「この道路を通行する自転車、歩行者をはじめ、通行する車両の方々にも用水路の存在を示して転落防止になればと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d3dbaa71b44c9234abb77cd8a5a740bab819d97
9月23日12時2分にNHK香川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし7月、高松市の用水路に男性が転落して死亡した事故を受け、道路の端の位置を光って示す「道路びょう」が地元の警察に寄贈されました。
高松南警察署では23日、地元の交通安全協会の代表者が縦横およそ12センチの「道路びょう」を署長に手渡しました。
警察に贈られた「道路びょう」は30個あり、太陽光パネルで発電した電力を使って発光ダイオードを点滅させることで、夜の間、ドライバーや歩行者に道路の端の位置を知らせることができます。
高松南警察署が管轄する高松市多肥上町では、ことし7月、電動自転車に乗っていた80歳の男性が市道沿いの用水路に転落して死亡しました。
現場周辺には事故の直後に高さおよそ1メートル20センチの柵が設置されましたが、柵の設置が難しい場所もあるため、警察は贈られた「道路びょう」を来月下旬ごろ、近くの市道沿いの用水路のふちに3メートルおきに設置することにしています。
高松南警察署の山本眞交通2課長は「管内には多くの用水路があり、まだ対策が施されていないところがほぼ全域だと言っても過言ではない。今後は通行量や過去の事故の発生状況を分析し、設置できる場所があれば、こうした器具を設置していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200923/8030008075.html
2020年9月17日20時28分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警は17日、交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表した。
誤った標示に基づき、平成27年からの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたという。
県警は対象者の違反を取り消した上で、反則金の還付などを行うとしている。
路面標示は県警が公安委員会に上申し承認を得る必要があるが、そもそも公安委に諮っていなかったり、「直進と右折可」で承認されていたのに、路面標識には右折指示しか書かれていなかったりするケースがあった。
道路改修の際に業者が間違えて塗り直し、県警が確認していなかったことなどが原因として考えられるが、詳しい経緯や、いつから誤標示がなされていたかは不明。
誤標示については、順次、是正の措置を取る。
県警によると、7月に同県加古川市内の交差点で、本来直進が認められているのに路面標示で直進が禁止されていることが、住民からの問い合わせで発覚。
このため、県内の交差点4296カ所について県警が調査していた。
県警交通規制課の落合課長は、「関係者の方にご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。適正な交通規制の実施に努める」とコメントした。
https://www.sankei.com/affairs/news/200917/afr2009170031-n1.html
(ブログ者コメント)
今回見直しのキッカケとなった事案は、下記記事参照。
(2020年7月20日22時15分 朝日新聞 該当交差点の写真付き)
本来は直進が認められている兵庫県内の県道交差点の路面に、直進禁止と誤って標示されていることが県警関係者への取材で分かった。
標示は約15年前から誤っていた可能性がある。
県警は6月、この交差点を直進した2人に違反切符を切っていたという。
県警は県内全域の規制標示について、同様の誤りがないか調査を始めた。
標示の誤りが見つかったのは、同県加古川市加古川町寺家町の小門口南交差点。
3車線の一番右の車線に、右折を指示する白い矢印が書かれ、直進や左折はできないようになっている。
県警は6月、車で直進した運転者2人に、道路交通法の指定通行区分違反として違反切符(点数1、反則金6千円)を交付した。
ところが7月、市民から「直進はできないのか」と問い合わせがあり、県警が規制内容を定めた文書を確認したところ、県公安委員会が2004年に「直進と右折が可能」との内容で承認していたことがわかった。
標識や路面の標示は、県公安委員会が認めて効力が発生する。
・・・・・
https://www.asahi.com/articles/ASN7N6QRQN7NPTIL00V.html
(2020年9月29日 修正1 ;追記)
2020年9月27日14時31分に読売新聞からは、右折専用レーンのある交差点の50m手前の交差点にも右折専用レーンがあり、混雑するため市民から問い合わせがあったなど、より詳しい下記趣旨の記事が2つの交差点の図解付きでネット配信されていた。
直進できるのに「右折専用」とするなど、兵庫県内の交差点344か所の道路標示で誤表示が見つかった。
長年にわたり、県警が確認業務を怠っていたことなどが原因とみられる。
「道路標示が間違っているなんて思いませんよ」。
神戸市中心部の繁華街にあり、多くの車が行き来する大丸前交差点(神戸市中央区)。
2車線の右側には、「右折専用」を示す矢印が塗装されている。
だが、県公安委員会の決定では、直進も可能だった。
周辺の商店主や商品の搬入などで利用する運送業者らが道路標示を疑う余地はなかった。
◇
県内344か所に及んだ大量の誤表示。
見つかったきっかけは、今年7月、県警加古川署に寄せられた市民の問い合わせだった。
同県加古川市の寺家町商店街近くにある小門口南交差点(加古川町)は片側3車線で、道路標示は、右から「右折専用」、「直進」、「直進と左折可能」。
日中は約50メートル先の交差点に向けて車列で混雑することもあり、疑問に感じた市民から進行方法について質問があった。
署が県公安委員会の決定書面などで確認してみると、「右折専用」は誤りで、実際は直進もできることが分かった。
さらに、道交法違反(指定通行区分)で2人に反則切符を交付していた。
この交差点は元々は2車線で、拡幅工事をした際、誤った道路標示を塗装した可能性が高いという。
近所に住む50歳代男性は、「警察もしっかりしてほしいものだ」と注文をつけた。
◇
県警は県内の交差点4296か所で一斉調査。
344か所の誤表示と、30人から反則金(計18万円)を誤徴収していた。
うち2人は、優良運転者(ゴールド免許)で、違反で青色に「格下げ」されていたことも判明。
反則金還付などの手続きを進めている。
大量の誤表示がみつかった背景には、県警が長年、確認業務を怠っていたことが大きい。
県警の内規などでは、信号や標識などの交通安全施設について、異常の有無を常時点検するよう定めている。
点検は道路標示も含まれ、誤表示のあった交差点では、補修工事後など確認する機会は何度もあったが、放置され続けてきたという。
県警交通規制課は、「これだけの誤表示があったことは遺憾。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝。
「内規に沿っていれば絶対に起きるはずがなかった。今後は実効性のある点検方法を構築し、二度と起きないようにしたい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200927-OYT1T50116/
2020年7月25日9時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
23日午後5時50分頃、福井県越前市の武生中央公園を通りかかった男性から、「公園内の噴水に子どもが浮かんでいる」と119番があった。
南越消防組合の救急隊員が駆けつけたところ、心肺停止状態の男児(2)がおり、病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
市や越前署によると、噴水は直径約20メートル。
中心部分から水を噴き上げる構造で、周囲には常時70センチ程度の深さまで水がたまっている。
母親は「(男児を連れて)公園に遊びに来ていた」と話しているといい、同署などが当時の詳しい状況を調べている。
男児の死亡を受け、市は当面の間、噴水を停止することを決め、周囲には「ふちに登らないでください」との注意書きを掲示した。
長男(4)と訪れた同市の男性会社員(40)は、「たまに子どもと一緒に来る場所なので驚いた。水遊びをさせる際は、目を離さないよう気を付けたい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200725-OYT1T50108/
2020年7月17日19時4分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、千歳の公園で、遊具から2歳の女の子が転落し、頭の骨を折る重傷を負いました。
この遊具では、先月も3歳の男の子が落ちてけがをしたことがわかりました。
「女の子は、はしごから落ちて、こちらの骨組みに頭を打ちつけたということです」(記者リポート)
事故があったのは、千歳の防災学習施設「防災の森」です。
16日午後5時ごろ、近くに住む2歳の女の子が、「展望台」という遊具から落ちて、頭の骨を折る重傷を負いました。
警察によりますと、女の子は、はしごを登っている途中3メートルほどの高さから落ちたということです。
消防によりますと、この遊具では、先月1日も、同じはしごから降りようとした3歳の男の子が転落し、軽いけがをしました。
千歳市は当面の間、この遊具の使用を禁止し、安全対策が十分だったか確認しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/961b0bc805b76769ceef91ffb92bb39029aa9dfc
7月17日11時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、手すりがないことも事故の一因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道千歳市で7月16日、2歳の女の子が遊具から転落した事故で、この遊具では6月1日にも同様の事故が起きていた事がわかりました。
この事故は7月16日、北海道千歳市北信濃にある防災学習交流施設「防災の森」で、2歳の女の子が遊具から転落し搬送されたもので、女の子は現在頭部骨折の疑いで治療を受けています。
女の子が転落した遊具は高さ3メートルあり、この施設がオープンした6月1日にも、4歳の男の子が落下する事故があったということです。
千歳市は当分の間、施設を使用禁止にするとともに、手すりがないことが事故につながった可能性もあるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b05eab89628966d3f65e85063a27ead19a08f51
(ブログ者コメント)
別報道によれば、女児は母親の目の前で転落した由。
以下は、北海道放送映像の2コマ。
ハシゴの下に木製の骨組みが剥き出しになっている。
以下は、北海道文化放送映像の1コマ。
ハシゴは垂直ではなく、斜めにかかっている。
2020年7月8日21時34分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日朝、岐阜市の市道で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンもある巨大なふたが外れて走行中の車が乗り上げる事故があり、車に乗っていた1人が病院で手当てを受けました。
市は、大雨が影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。
岐阜市によりますと、8日午前6時40分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水をためるために道路に埋められている貯留槽のふたが外れ、走行中の車が乗り上げたということです。
ふたは縦1.2メートル、横2.4メートル、厚さが26センチある鉄筋コンクリート製で、重さはおよそ2トンあり、車に乗っていた3人のうち1人が病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。
事故当時、岐阜市には1時間に30ミリを超える激しい雨が降っていて、市はこの雨が影響した可能性もあるとみて、貯留槽のふたが外れた原因を詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505271000.html
7月9日7時7分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時半過ぎ、岐阜市松ケ枝町の市道で「車で走っていたら何かに乗り上げて車が破損した」などと警察に通報がありました。
市の職員が確認したところ、道路の下に設置された貯留槽の床版が壊れ道路上にとび出ていて、それに乗用車が乗り上げたということで、車に乗っていた3人のうち1人がけがをしました。
岐阜市は、大雨で貯留槽にためた雨水がいっぱいになり、壊れた可能性もあるとして調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d15828d696cd0ed4ca5c677c18b87b8cfec6416c
7月9日16時24分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、はしごのようなものが飛び出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時40分ごろ、岐阜市の金華山近くを走る車のドライブレコーダーがとらえた映像には、車の下から突然白い水しぶきが上がる様子が記録されていました。
あまりの水圧に車が大きく持ち上げられ、地面からは、はしごのようなものが飛び出す様子も。
車の前方が大きく変形しているのもわかります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e4b56be82c736fa236f11a585da18e5a85ad74
7月9日22時51分にNHK NEWS WEBからは、槽内の空気が圧縮されて圧力が高くなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。
市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み、貯留槽の中にあった空気が圧縮されて、貯留槽内の気圧が極めて高くなり、およそ2トンのふたを一気に押し上げたとみられるということです。
事故当時、岐阜市では1時間に36ミリの激しい雨が降っていて、市は、貯留槽に流れ込んだ雨水の量やスピードなどをさらに詳しく調べるとともに、構造に問題がないかや再発防止策などについて検討することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507221000.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、CBCテレビ映像の1コマ。
事故直後の様子が映っている。
〇事故発生時の後続車ドラレコ映像が「かいと」さんのツイッターから公開されている。
以下は、当該映像の4コマ。
3コマ目では、飛び出してきたアルミハシゴのようなものに車が突き上げられている様子が、4コマ目では、そのハシゴが車の左後方に落下している様子が映っている。
タイミングから考えると、そのハシゴ、昇降口に立てかけられていたものかもしれない。
〇大雨時に水圧でマンホールの蓋が外れたという事例はたまに聞くことがあるが、このように大きな蓋が外れた事例は珍しい。
以下はマンホールの蓋が外れた1例。
2013年9月4日掲載
『2013年8月30日 福岡市の市道で夜間歩行中、大雨で蓋が外れていたマンホールに腰まで落ちてけが、冠水はしていなかった』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3201/
(2020年7月19日 修正1 ;追記)
2020年7月18日13時19分にNHK岐阜からは、当時の雨量は想定の1.5倍だった、蓋は金属製の網目タイプに変更するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日、現場でふたを取り替える工事が今後11日間の日程で始まり、作業員たちが測量をした後、専用のカッターを使ってアスファルトに切れ目を入れるなどしていました。
市によりますと、事故が起きる直前の7月8日午前6時半から40分の10分間に降った雨の量は24.5ミリで、貯留槽を整備した際に想定していた雨量の約1.5倍にあたることから、市は想定を超える量の雨が大量に流れ込み、貯留槽の内部の圧力が異常に高まったことが事故の原因と見ています。
今回の工事ではコンクリート製だったふたを網目状の金属製のものに取り替えることにしていて、市は、空気が外に抜けやすくすることで、再発を防ぐことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200718/3080004293.html
2020年6月16日17時56分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時半ごろ、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、「道路に穴が空いている」と近くを通りかかった人から警察に通報がありました。
およそ10分後、警察が現場に到着すると、車道の歩道に近い場所が陥没して穴ができていて、穴の中にバイクが転落しているのが見つかったということです。
この事故で、転落したバイクを運転していた50代の男性が、体を強く打って市内の病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどだということです。
現場は、JR揖屋駅から南東に600メートルほどの場所で、道路を管理する松江国道事務所によりますと、15日の時点では周辺の道路に異常は確認されておらず、今後、道路が陥没した原因を調査することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200616/4030005626.html
6月17日16時58分にNHK島根からは、道路は川の上を通っており2年前にも近くで陥没事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、松江市の国道で車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、男性がけがをした事故で、2年前にも同じ場所の歩道が陥没していたことがわかりました。
現場の国道は、川の上を通っていて、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。
16日午後、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、バイクを運転していた50代の男性が体を打って、軽いけがをしました。
陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどでしたが、道路を管理する松江国道事務所によりますと、2年前にも同じ場所の歩道が陥没して穴ができ、縦1.5メートル、横1.5メートルにわたって、コンクリートなどで補修していたということです。
松江国道事務所では、今月6日に現場近くを通った人から「歩道が沈んでいるようだ」という連絡を受け、現場を確認しましたが、異常は見つからなかったということです。
現場の国道は、幅3メートルほどの川の上を通っていて、今回と2年前に陥没した場所は、いずれも橋の部分と道路の境目付近だということで、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200617/4030005634.html
(ブログ者コメント)
以下は、6月16日映像の3コマ。
2020年5月28日20時37分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区西本町1の国道3号で工業用水の水道管が破損し、道路が一時水浸しになる騒ぎがあった。
同市上下水道局などによると、国道をまたぐ形で建設が進む黒崎バイパスの橋台工事のため、業者が矢板を打ち込んだところ、水道管に直撃し破損したという。
県警八幡東署が約2時間半、片側の一車線を約100メートルにわたって交通規制するなどし、周辺が渋滞した。
同署は、工事の進め方に問題がなかったかなどを調べている。
市上下水道局によると、破損したのは直径600ミリの工業用水管で、八幡西区と小倉北区を結んでいる。
送水先の工場が稼働中で管の水を止められず、一部が路上に漏れ続けた。
https://mainichi.jp/articles/20200528/k00/00m/040/219000c
(ブログ者コメント)
以下は、掲載されていた動画の2コマ。
2020年5月23日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2016年4月、愛媛県松山市内の市道を自転車で走行中に路面のくぼみで転倒し、けがをしたのは市が整備を怠ったのが原因などとして、松前町の60代の男性が道路管理者の市に約145万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、松山地裁であった。
寺田さや子裁判官は、「道路の管理に瑕疵(かし)が認められる」などとして、同市に約72万円の支払いを命じた。
(ブログ者コメント)
関連情報調査中、松山市ではホームページで、道路の異常を見つけたら情報提供をと、異常例の写真付きで呼び掛けていることを知った。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kurashi/doro/sido/renraku.html
それで思い出したのが先日書いた記事。
ブログ者が市原市に道路異常情報を提供したが、市はさっぱり反応を示さなかったという件だ。
松山市は市原市と違うなあ・・・と感じつつも、もしかして思い、市原市の状況を確認したところ、なんと市原市でも同じような呼びかけをしていた。
ネットに描いた餅といったところか・・・?
https://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/douro_kasen/douro_onegai/douroijijyou.html
2020年5月12日15時9分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県姫路市は11日、姫路城東側の喜斎(きさい)門跡の石垣(高さ3・5メートル、幅5メートル)で落石があったと発表した。
重さ数十キロ程度の石が一つ抜け落ちたといい、けが人などはなかった。
市によると、4日午後5時すぎに巡回中の守衛が発見した。
高さ3メートル付近にはめ込まれていた石とみられ、石垣の強度などへの影響は確認されていない。
市が、復元の方法を検討している。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202005/0013336809.shtml
5月13日付で姫路市のHPには、下記趣旨の記事が落石か所の地図付きで掲載されていた。
【姫路城付近を散策される皆さんへ】
・・・・・
落石地点付近は見通しの悪いクランクとなっており、歩行者の他、自転車や車両も通行します。
落石発生に伴い、カラーコーン等を設置しており、更に道幅が狭くなっています。
通行される際はご注意ください。
また、今後の状況により、一部通行止めをする場合があります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000012429.html
(ブログ者コメント)
何事もないのに城の石垣から石が自然落下した事例は珍しいかと思い、紹介する。
ちなみに、2年前に丸亀城の石垣が崩落したのは台風に伴う大雨が原因だった。
2020年3月末、市原市の五井駅近くで散歩していた時のことだ。
一面真っ黒のアスファルト舗装で、段差など感じられないのに、いきなり身体が前につんのめった。
しまった、転倒だ。
周囲に摑まるものとて何もなく、瞬時の判断で腕立て伏せよろしく両手両足をついたものの、結果は悲惨。
両ひざを大きく擦りむき、両手にも点状の擦り傷を負った。
中でも左ひざの被害が大きく、ズボンには大きな穴が開いていた。
転び方が悪ければ、顔面や手を骨折していたかもしれない。
転んだ場所は画面中央の十字印付近。
しかし、なぜ転んだのだろう?
平坦にしか見えないのに・・・。
転んだのは、車道と歩道を仕切っている赤白ポールの右前方、棒を置いている場所だ。
(以下、写真は後日撮影)
転んだ付近をよく見れば、路面がコブのように盛り上がっている。
写真ではよく分からないが、一部、急斜面状態の場所もある。
ブログ者がつまずいたのは、おそらくはその急斜面だろう。
これは危ない。
ブログ者はヒヤリで済んだけれど、後期高齢者だと骨折するかもしれない。
対応が必要な気がするが、コブを削るような工事はできないだろう。
それならブログ者がペンキで注意表示しておこうかとも考えたが、公共の道路に落書きするようで、この案はボツ。
一方、道路管理不備で自治体が訴えられた事例があることも頭に浮かんだ。
そういうことになっては、市としても面倒だろう。
そう思い、主管課と思しき道路維持課に、市のホームページの投稿欄を使って情報提供することにした。
ただ、当該欄では写真など送付不可。
そこで、返信あれば地図と写真を送ると書いておいた。
ところが1ケ月経ってもナシの礫。
多少なりともリアクションが返ってくると思っていたのだが・・・。
市としては、そんな不具合箇所は数が多すぎて・・・ということかもしれない。
実際、転んだ後、歩道の鋪装状況を注意して見るようになったが、いたるところコブだらけだ。
そういった事情は考えられるものの、ブログ者が転んだのは危険が潜在している場所ではなく、顕在化した場所だ。
その陰には数多くのつまずきかけた事例があるだろうし、そのうち骨折などの大きな事故が起きるかもしれない。
ブログ者が道路維持課の担当者だったら、やるかどうかは別にして、市の姿勢を示す意味からも、以下のようなメールを返信していたことだろう。
・情報提供に感謝。
・優先順位に従い対応を検討します。
・ただ、対応できない場合もあることをご理解ください。
(参考情報)
以下は、これまで本ブログで紹介した、道路などの管理不備が原因で転倒したと訴えられた事例。(一部)
2018年5月1日掲載
『[昔] 2016年6月 岡山市の市道をロードバイクで走行中、タイヤが車道脇に掘られた幅2cmの溝にはまり転倒してけがをしたとして、岡山市に損害賠償訴訟 (修正3)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8297/
2016年12月6日掲載
『2016年11月29日報道 床で滑って負傷した人から裁判を起こされる事例が相次いでいるため、防滑に取り組む企業が出てきている』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6543/
(ブログ者コメント)
コロナ感染拡大防止のため取材を制限しているせいなのか、あるいは経済活動が縮小しているせいなのか、このところ産業安全に係る報道が少なくなっている感がある。
そのため、本来なら本ブログには掲載しない、このような記事も、番外編として掲載してみることにした。
2020年4月28日14時23分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月23日午後6時ごろ、佐世保市藤原町の住宅街にある「日水公園」で、公園にあるブランコの支柱とロープをつなぐ金具が壊れて座席が落ち、立ってこいでいた小学6年生の男の子が右足首をねんざし、さらに、落ちてきた金具が太ももにあたりました。
男の子は市内の病院を受診しましたが、痛みはなく、歩いても問題ないということです。
佐世保市では事故の原因について、支柱とロープをつないでいた金具の老朽化と摩耗だと見ています。
市では管理する公園の遊具は、専門家に委託して1年に1回点検を行っていて、このブランコは去年10月の点検で「使用可能」とされていました。
佐世保市では今月12日にも、別の公園の遊具で遊んでいた女の子がけがをする事故が起きていて、市は市内のすべての公園の遊具を使用禁止にして、改めて点検を行うことにしています。
佐世保市公園緑地課の山口課長は、「再発防止を検討するとともに、定期点検のやり方についても見直していきたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200428/5030007461.html
4月28日14時12分に長崎新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市公園緑地課によると、男児は23日、ブランコの座板に立って遊んでいたところ、右手のロープのつり金具が壊れて落下。
バランスを崩して着地した際、右足を捻挫したほか、落下した金具が右脚の太ももに当たり打撲傷を負った。
ブランコは2004年に設置。
昨年10月に安全点検をしたが、問題は見つからなかった。
つり金具の破損は磨耗(まもう)と劣化が原因とみられる。
同市では12日にも別の公園でスプリング遊具が破損し、女児がけがをした。
同課は「子どもにけがをさせてしまい大変申し訳ない。点検のあり方を検証する」としている。
https://www.47news.jp/localnews/4763124.html
(ブログ者コメント)
〇ブランコの吊り金具が破損して子供がケガした事故は、1週間ほど前に彦根市でも起きている。(本ブログ紹介スミ)
また、12日の事例も本ブログで紹介スミ。
〇以下は、NHK映像の2コマ。
支柱側の金具が残っていることから考えると、破損したのは彦根市事例と同様、U字金具だったのかもしれない。
2020年4月17日14時25分に読売新聞から、切断面の写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本県山鹿市教委は16日、同市菊鹿町相良に自生する国の特別天然記念物「相良のアイラトビカズラ」が誤って伐採されたと発表した。
全体のほぼ半分が失われたが、主根は残り、新芽も確認されていることから、専門家の助言を基に対策を施しながら経過観察する。
アイラトビカズラは樹齢1000年と伝えられ、4月下旬から5月上旬に暗紅紫色の房状の花をつける。
1952年に国の特別天然記念物に指定された。
市教委によると、誤って伐採されたのは3月21日。
自生地一帯の公園には三つの繁茂棚があり、北棚と中央棚の東側計28メートル、南棚の南側と西側の計15・5メートルの範囲で被害を生じた。
直径1センチ未満の蔓がほとんどだが、直径5センチのものも4本あった。
文化庁には報告した。
園内の除草や清掃を請け負う業者の作業員が、生い茂ったアイラトビカズラを見て、生育によくないと思い、棚の内部に日光が当たるように伐採したという。
業者には以前から伐採しないように注意していたが、作業員はこの日が初めてで、市教委職員も立ち会っていなかった。
市教委は、切断面に防腐剤を塗るなどして、月1~2回、定期的に経過を観察していく。
園田・社会教育課長は、「このような結果を招き、深く反省している」と陳謝した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200417-OYT1T50134/
4月16日8時2分に熊本日日新聞からは、作業員3人のうち2人は経験者だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全体のほぼ半分が無くなった。
切断したカズラは直径5センチから1センチ未満で、太いカズラは無事だった。
市教委職員は事前にアイラトビカズラを伐採しないよう業者に注意していたが、作業に立ち会ってはいなかった。
業者は過去に複数回、除草作業を請け負っていた。
3人の作業員のうち2人はアイラトビカズラ付近の除草の経験者だったが、伐採した作業員は今回が初めてだった。
カズラが茂っていたため、日当たりが悪いと個人的に判断して伐採したという。
市教委は県と文化庁に報告。
切断面に防腐剤などを塗り、樹木医と相談しながら経過観察する。
https://this.kiji.is/623116357652169825?c=92619697908483575
4月16日16時34分にNHK熊本からは、伐採状況に関するやや詳細な下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山鹿市菊鹿町に自生するアイラトビカズラは中国原産のつる性の植物で、国内では殆ど自生が確認されておらず、国の特別天然記念物に指定されています。
文化財保護法では、天然記念物を扱う場合文化庁の許可が必要ですが、市によりますと、先月21日、市の委託業者がカズラ棚に積もった枯れ葉の除去や棚の周辺を清掃した際、作業員の1人がカズラが茂っていたため個人の判断で、3つの棚のうち、2つの棚の東側あわせて28メートル、1つの棚の15.5メートルにわたって、1センチ未満から太いものでは直径5センチほどの複数のカズラを勝手に伐採したということです。
山鹿市社会教育課の園田正尚課長は陳謝したうえで、今後は、業者に事前の注意を徹底するとともに、市職員が適宜作業に立ち会うなど再発防止に努めたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20200416/5000008019.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の4コマ。
〇市の職員がどういう内容で事前注意したか不明だが、経験者が2人いるので任せておけば大丈夫などと、内容を省略していた可能性も考えられる。
2020年4月18日22時50分に京都新聞から下記趣旨の記事が、チェーン撤去後のブランコの写真付きでネット配信されていた。
17日午後3時10分ごろ、滋賀県彦根市正法寺町の市の公園「旭森地区ふれあい広場」にあるブランコのチェーンが外れ、遊んでいた近くの小学生の男児(10)が落下し、鎖骨を折る重傷を負った。
金具のボルトの腐食が原因という。
市は、このブランコを同日から使用禁止にした。
彦根市によると、男児が1人乗りブランコで遊んでいる最中、チェーンと上部の鉄棒をつなぐ金具のボルトが破損。
男児は一時、脳しんとうで意識がもうろうとしたが、命に別条はないという。
ボルトは老朽化によるさびが見つかった。
ブランコは同公園ができた1996年に設置され、その後は年2回点検していたが、前回の今年1月21日の点検時は異常に気付かなかったという。
市は事故を受け、ブランコのチェーンを外して使用禁止にした。
18日から市が管轄する全約350カ所の公園について遊具の安全点検を行い、再発防止に取り組むとしている。
市都市計画課は、「点検や管理に不備があった。けがをした方や市民におわびする」と話した。
https://www.47news.jp/localnews/4731179.html
4月18日8時59分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、留め具が折れたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男の子がブランコに乗っているときにチェーンの一番上と本体をつなぐ部分の留め具が折れたということで、警察が折れた詳しい原因を調べています。
https://www.fnn.jp/articles/-/33811
4月18日13時23分にmBS NEWSからは、フックの留め具が壊れたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、ブランコ本体とチェーンをつなぐフックの留め具が壊れ、遊んでいた10歳の男の子が右の鎖骨を折るなどの重傷を負ったということです。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200418/GE00032628.shtml
4月21日20時20分に京都新聞からは、定期点検では細かい部分を目視できなかったなど、下記趣旨の記事が折れたボルトとU字金具の写真付きでネット配信されていた。
市は20日、緊急点検した市内の全公園・児童遊園にある遊具のうち、同様の金具を使ったブランコなど遊具58台を当面の間、使用禁止にしたと発表した。
事故は17日昼に「旭森地区ふれあい広場」(同市正法寺町)で発生。
小学5年の男児(10)がブランコを使用中、鎖と上部の鉄棒をつなぐ金具のボルト(長さ4センチ)が折れ、落下した男児が鎖骨を折った。
ボルトは腐食が進んでおり、さびが見つかった。
市は年2回、独自マニュアルに沿って遊具を点検しているが、「細かい部分を目視できなかった」(都市計画課)とミスを認めた。
18日の緊急点検の結果、同様の金具を使う市内のブランコ45台も十分点検できていなかったとして、使用禁止にした。
ほかにもシーソーや滑り台、ジャングルジムなど、不備があった遊具13台も対象とした。
都市計画課は、「今後、遊具メーカーから講習を受けるなどして点検方法を見直し、再発防止に取り組む」としている。
https://this.kiji.is/625292913992533089?c=39546741839462401
2020年4月15日0時2分にNHK長崎新聞から、下記趣旨の記事が撤去後の写真付きでネット配信されていた。
佐世保市日野町の日野第二公園で12日、同市内の女児(3)が乗って遊んでいたスプリング遊具が破損。
女児は地面に投げ出され、あご付近に全治約5日間のけがをした。
市が14日発表した。
市は市内にある約100の同種遊具を使用禁止にした。
市公園緑地課によると、女児が遊具に乗って間もなく、根元の金属製スプリング部分が折れたという。
劣化が原因とみられる。
この遊具は1999年に供用開始。
公園遊具は年1回の点検が義務付けられており、市は昨年9月に腐食の有無などを点検。
「使用可能」と判断していた。
同課は、「使用した方にけがを負わせてしまい、大変申し訳ない。再発防止のため、管理を強化したい」と陳謝。
スプリング遊具は金属部分の劣化を完全に把握することが難しく、安全性が担保できないとして、市内にある同種遊具をすべて撤去する方針。
https://this.kiji.is/622809768611349601?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
こういったスプリング遊具、たまにテレビのバラエティ番組でタレントが遊んでいる映像が流れることがある。
大人が遊んでも可?
今回の事例を機に、重量制限がないか調べてみたところ、大阪府営公園のHP?に、住之江公園のスプリング遊具は3~6歳が対象で、体重25kg以上の人は乗らないよう、注意書きがあった。
https://www.toshi-kouen.jp/staticpages/index.php/suminoe_equipment05
どのスプリング遊具も、そんな感じだろうか?
そこで、実際に注意表示されているか、当該遊具がありそうな5~6か所の公園を見て回ったところ、梨ノ木公園だけに幼児用の小さなスプリング遊具があった。
以下は、その写真だが、対象年齢の表示はあったものの、スプリング下部の被膜が剥がれ、錆びたスプリングが剥き出しになっていた。
まあ、定期的に点検しているだろうが、念のため、市原市に情報提供だけしておく。
(2020年5月15日 修正1 ;追記)
〇その後、近くの公園で大人が乗れるほどの大きさのスプリング遊具を見つけた。
注意表示を見てみると、これも3~6歳用。
目立つ場所に表示されているが、まさか3~6歳用だとは、誰も思わないだろう。
現に、撮影前には小学校高学年と思しき女子2人が一緒に乗って遊んでいた。
今のところ根元部分はしっかりしており、破損の懸念はなさそうなのだが・・・。
〇梨の木公園のスプリング遊具については、所轄の公園管理事務所に電話連絡しておいた。
電話に出た女性は「明日にでも現場を見ておきます」と返事していたが、5月15日現在、使用禁止表示なし。
あの程度の腐食であれば問題ないと判断したのだろうか?
2020年2月9日0時16分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
8日午前9時45分ごろ、横浜市旭区都岡町の歩道で、作業中の水道管から水が噴出した。
市水道局によると、高さ10メートル余りまで上がり、約1時間半後に止まった。
けが人はなく、家庭の断水もなかった。
近隣の2店舗で浸水した。
同局によると、送水管の上部にある空気弁の交換中だった。
管と弁をつなぐバルブを閉めるべきところ、バルブを閉めきらずに作業をしていたとみられる。
現場の周囲には、店舗や住宅がある。
近くに住む女性は「あれだけ大きな水柱を見たのは初めて。びっくりした」、犬を散歩させていた20代の男性は「あまりに驚いて、スマホで撮影するのも忘れてしまった」と話していた。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-265821.html
2月9日11時22分に読売新聞からは、仕切弁は1988年に取り付けられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時45分頃、横浜市旭区都岡町の歩道で、マンホールから高さ約10メートルまで水が噴き出した。
市によると、噴出は1時間半ほど続き、断水は起きず、けが人もいなかったが、周囲は水浸しになった。
「仕切弁」と呼ばれるバルブが閉まらなかったことが原因とみられ、市が調査している。
市によると、当時は水の流れを保つための「空気弁」の取り換え工事中だった。
市が委託した作業員が仕切弁を閉め、古い空気弁を取り外したところ噴き出したという。
仕切弁は1988年に取り付けられたもので、市は何らかの原因で仕切弁が完全に閉まっていなかったとみている。
周辺の店舗では、噴き出してきた水をモップではき出すなどの対応に追われていた。
近くの自営業の女性(55)は、「建物の2階を超える高さまで水が噴き出して驚いた。断水すると思い、慌てて水をためた」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200208-OYT1T50286/
2020年1月29日2時0分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事が写真や図解付きでネット配信されていた。
朝の漁港で突如、巨大なアーチ橋が崩落した。
付近の定点カメラには、桁を吊るケーブルが次々と破断していく様子が収められていた。
ケーブルの定着部付近にできたわずかな腐食を点検で見落としたうえ、トレーラーなどの荷重が繰り返し加わり、疲労が進行した可能性がある。
【ケーブル破断 落橋まで10秒】
台湾北東部の宜蘭(ぎらん)県の漁港に架かる橋長140メートルの優美なアーチ橋「南方澳跨港大橋(なんぽうおうここうだいきょう)」が崩落したのは、現地時間の2019年10月1日午前9時半のことだ。
港内に停泊していた3隻の漁船が巻き込まれ、6人が死亡。
事故の一部始終を収めた定点カメラの映像が、瞬く間に世界を駆け巡った。
朝の漁港で突如、巨大なアーチ橋が崩落した。
付近の定点カメラには、桁を吊るケーブルが次々と破断していく様子が収められていた。
ケーブルの定着部付近にできたわずかな腐食を点検で見落としたうえ、トレーラーなどの荷重が繰り返し加わり、疲労が進行した可能性がある。
同橋は1998年に完成したタイドアーチ橋(アーチの両端を引張材で結んで弓のように安定させる形式)だ。
鋼製のアーチ部材から亜鉛めっき鋼線をより合わせたケーブルを1列に13本配して、鋼床版箱桁を吊り下げていた。
アーチ部材の高さは橋桁から最大30メートルで、その両端は橋台の約20メートル手前で2股に分かれる。
これが通行者を迎える「ゲート」の役目を担う、珍しいデザインを採用していた。
設計・施工はいずれも現地企業で、管理者は台湾当局系の台湾港務会社。
台湾当局から9つの港湾の運営を引き継いで、12年に設立された会社だ。
カメラが捉えた落橋の記録から、事故のあらましを見ていこう。
動画では、港方面に向かって橋上を走る1台のタンクローリーが映し出される。
あと十数メートルで橋を渡りきろうとする時、港側から6本目のケーブルの上端付近が破断。
一瞬の間を置いて、8本目から12本目までが次々とちぎれた。
ケーブルによる支持力を失った橋桁はV字に変形し、水しぶきを上げて湾内に落下。
アーチ部材は2股の分岐部で折れ曲がり、上部の円弧部は形を保ったまま真下に落ちた。
その間、わずか10秒の出来事だった。
崩壊後に現場を視察した台湾・国立中央大学の王仲宇教授は、「最初のケーブルが切れた衝撃が別のケーブルに伝わり、連鎖的に破断に至ったのではないか」とみる。
最初のケーブルが破断した後、すぐ隣のケーブルが切れなかったのは、2番目に破断したケーブルよりも劣化が進んでいなかったからだと考えられる。
ケーブルに緩みが生じるなど、張力が設計通りに分配されていなかった可能性もある。
【管理に不備? 会社は即座に釈明】
なぜ最初のケーブルは破断したのか。
台湾では崩落直後から、原因を巡って論争が巻き起こった。
事故前日に通過した台風や、当日早朝に台湾東部で起こったマグニチュード3.8の地震など自然災害の影響が取り沙汰される一方、台湾港務会社による橋の維持管理の不備を疑う声も集まった。
「点検で見つかった腐食の対処を怠っていた」、「そもそもケーブルのさびを点検していなかった」などと報じられたのだ。
台湾の専門家の間でも、ケーブルの腐食を落橋の一因とみる向きは多い。
「ケーブルをポリエチレン製のシース(さや)で保護したり、定着部をアーチ部材内に収める構造にしたりと防食に配慮していたとはいえ、海に面して腐食しやすい環境だったのは間違いない」と王教授は話す。
台湾港務会社は台湾に架かる約3万橋のうち17橋しか管理しておらず、点検のノウハウが足りなかったという指摘もある。
対する台湾港務会社は事故当日の午後11時、16年に宜蘭県を通じて橋の点検を委託した健行科技大学の報告書ではケーブルの腐食は指摘されていなかったと発表。
それどころか、17年から18年にかけて1000万台湾元(約3600万円)を投じて舗装や伸縮装置を修繕するなど、管理は適切だったと主張した。
【わずかな腐食で破断した例も】
点検が正しく行われていたのであれば、ケーブルが破断するほどの腐食を見落とすとは考えにくい。
しかし、わずかな腐食であってもケーブルが切れるとしたらどうか。
ケーブル形式の橋梁に詳しく、東海大学で教授を務めた国際構造工学会の中村俊一副会長は、「孔食(こうしょく)と呼ぶ局所的な腐食などによってケーブルの疲労強度が低下したのが原因ではないか」と推測する。
中村副会長によると、現時点でケーブルの破断を招いたと考えられる要因は3つある。
(1)腐食と疲労が同時に作用する「腐食疲労」
(2)施工不良に起因する定着ソケットからのケーブルの抜け落ち
(3)水素脆(ぜい)化によるケーブルの遅れ破壊
である。
そのうち、腐食疲労の可能性が最も高いとみる。
鋼材の疲労耐久性は、繰り返し作用する応力の振幅と、それを許容できる回数との関係を示したS-N曲線で表せる。
曲線を下回る応力しか作用しなければ、基本的に疲労で破断する心配はない。
問題は、ケーブルが腐食すると疲労耐久性が落ちる点にある。
S-N曲線が下方に移動し、取るに足りなかった小さな応力でも疲労破壊する恐れが出てくるのだ。
「鋭く深い断面欠損を伴う孔食が生じると、応力が集中して破断しやすくなる」と中村副会長は説明する。
ケーブル断面積の1割にも満たない孔食によって、急速に疲労が進んで破断した例もある。
南方澳跨港大橋のアーチ部材の断面は幅、高さともに約2.5メートル。
その中にケーブルの定着ソケットや定着板、補剛材などが密に配置されていたとみられる。
目視点検をしていたとしても、狭い部材内ではわずかな腐食を見逃した可能性がある。
さらに、同橋では通行する自動車の荷重が建設当時よりも増えていたという指摘もある。
南方澳を含む港で岸壁の補修工事が19年6月に始まるなど、数十トンの資材を積んだ大型トレーラーが一帯を走っていたもようだ。
ケーブルの疲労設計の条件などは明らかになっていない。
だが、想定よりも大きな応力が作用すれば、当然、破断の時期は早まる。
ケーブル定着部付近の腐食を見落とした上に、大型車の交通量が増えて疲労が進行。
限界に近づいたところに重さ数十トンのタンクローリーがとどめを刺して崩壊に至る──。
そんな推測は十分に成立しそうだ。
【外観は無傷でも内部は腐食】
ケーブル形式の橋は、合理的な構造である一方、もしケーブルが破断すれば落橋など大きな被害につながりかねない。
「ケーブルは外観に問題がなくても、内部に水が入り込んで腐食が進んでいる場合がある。さび汁の発生や塗膜の浮きなど変状を見過ごさないよう、注意深く点検しなければならない」。
中村副会長は、こう強調する。
国土交通省は19年2月、「引張材を有する道路橋の損傷例と定期点検に関する参考資料」を公表した。
同省国土技術政策総合研究所がまとめたものだ。
ケーブルの定着部付近が腐食して破断した雪沢大橋(秋田県大館市)などの事例を紹介するほか、疲労の影響なども加味して点検するように求めた。
防せい油の状態なども劣化の進行を把握する際の参考になると記している。
台湾では全土の橋の点検結果などをT-BMSと呼ぶデータベースで一元管理する。
08年には鋼橋の点検要領を発行するなど、維持管理には力を入れていた。
しかし、ケーブルの点検手法までは体系化できていなかったようだ。
日本の国交省に当たる台湾交通部は、落橋の原因究明を国家運輸安全調査委員会に委ねた。
事故からわずか1カ月で、崩れたアーチ橋の部材を全て回収して調査を開始。
20年8月までに結果を公表する。
[日経コンストラクション2019年12月23日号の記事を再構成]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54109290X00C20A1000000/?n_cid=NMAIL007_20200129_H
(ブログ者コメント)
崩落の様子は下記などのユーチューブ映像参照。
2020年1月28日17時35分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後5時50分ごろ、高槻市野田の市道で縦横70センチ、深さ40センチほどの陥没ができ、通りかかった自転車が転落しました。
自転車には、30代の母親と1歳と4歳の男の子が乗っていて、転倒した母親が2本の歯が抜けるけがをしたほか、男の子の1人が頭を打つけがをしました。
高槻市によりますと、陥没した現場は、地下にある老朽化した水道管の入れ替え工事をしたあと、去年11月に埋め戻されたということです。
市は、路面の下の土を固める作業が不十分だった可能性があるとしており、27日のうちに復旧工事を終えたということです。
高槻市は、同様の事故が起きるおそれがないか、これまでに水道管の工事を行った場所について安全確認をしたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200128/2000024702.html
1月28日16時27分にFNN PRIME(関西テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
穴の大きさはタテヨコ70cm、深さ40cmで、事故の約30分前に陥没したとみられ、別の自転車もパンクする被害が出ました。
https://www.fnn.jp/posts/2020012816272903KTV/202001281627_KTV_KTV
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
(2020年2月5日 修正1)
※ブログサイト運営会社のシテム障害で本ブログが更新不能になっていた期間に入手した情報を2/3~3/3として追記するなど、記事を全面修正した。
2020年1月20日23時6分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
漏水していた水道管の修繕工事に伴い、市全体の5分の1を対象とする大規模断水を予定していた和歌山市が20日、断水しなくても修繕が可能なことが判明したとして、急遽断水を中止した。
なぜこんな騒ぎが発生したのか。
背景にあるのは、水道管の老朽化と、それに対応しきれない自治体の厳しい財政状況。
同様の課題は全国各地で抱えている。
「市民に多大な迷惑をかけ、申し訳ありませんでした」。
20日午前、市役所で会見した尾花正啓市長は深々と頭を下げた。
市によると、8日にJR和歌山駅東側の国道24号の交差点地下にある水道管で漏水が判明。
昭和37年に埋設された大量の水を供給する基幹水道管(直径約80センチ)からの漏水が想定され、断水せずに修繕すれば1カ月以上かかる可能性もあるとして、市は16日、市全体の5分の1にあたる約3万5千世帯(約8万人)を対象に、19日午後10時から22日午後10時にかけ断水すると発表した。
実施わずか3日前の発表を受け、市民らは飲料水を買い求めスーパーなどに殺到。
飲食店や宿泊施設も相次ぎ休業を決めるなど、混乱が広がった。
ただ、具体的な漏水場所は工事当日まで不明のまま。
「掘り起こしてみないと分からない」(担当者)状態で、現場の掘削を始めたところ、基幹水道管ではなく、枝分かれした細い管(直径約15センチ)での漏水が判明した。
市は断水せずに細い管の修繕を進め、翌20日未明に完了した。
市によると、市内の水道管の総延長は約1500キロで、大半が昭和30~40年代に施工を終えている。
一方、水道管の法定耐用年数は約40年。
これを超えた水道管は、全体の約17%にあたる約250キロに及んでいるという。
ただ、市では水道管に水を供給する浄水・配水施設も老朽化しており、予算などの制約上、施設建て替え事業を優先。
今年度から当面4カ年の計画で、年約10億円の事業費で水道管の更新を始めたばかりだった。
混乱を受け、市民からは批判の声が上がった。
「告知が遅すぎて、高齢者に十分な準備ができないことは明白」と憤ったのは、断水が予定された連合自治会長の男性(86)。
小学4年と3歳の子供がいる主婦(40)も、「古い水道管が危ないことは昔から分かっていたはずだ。計画的に更新しなかったのは市の怠慢」と話した。
市によると、断水の苦情や問い合わせなどの件数は、19日現在で約2100件。
市は今後、断水する場合の広報のあり方などを検証するとしている。
【「どこでも起きうる問題」 耐用年数超え水道管は全国で15%超】
水道管の老朽化が引き起こす問題は、和歌山市のみならず、各地で浮上している。
全国で法定耐用年数の40年を超えた水道管は15%以上を占めており、専門家は「どこでも起きうる問題だ」と警鐘を鳴らしている。
厚生労働省によると、全国に張り巡らされた水道管約71万キロの多くは、昭和50年前後の高度経済成長期までに敷設。
当時から更新されていないものも多く、平成29年度時点で16・3%が法定耐用年数を超えている。
一方で、老朽化した水道管の事故は近年相次いでいる。
水道に詳しいジャーナリストの橋本淳司さんは、水道管が更新されない背景に、自治体の厳しい財政状況があると分析。
人口減少で税収が減る上、一人一人の節水に対する意識の高まりから、料金収入も減少傾向にあるという。
橋本さんは、「耐用年数を超えた水道管全てを、ただちに更新することは難しい。人口減少社会をふまえ、需要の多い水道管を選別した更新計画が必要だ」と指摘する。
和歌山市では、断水を告知した当初、住民から「断水をやめてほしい」という声が上がる一方、「水道管の老朽化の対策が必要ではないか」と工事を望む意見も出ていた。
橋本さんは、「それぞれの自治体ごとに水道管に関する情報を開示し、住民らの合意形成を図っていく必要もある」と話している。
https://www.sankei.com/west/news/200120/wst2001200026-n1.html
1月20日21時8分に産経新聞westからは、断水予告により飲食店や宿泊施設が計画休業を余儀なくされたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市が実施3日前の16日に突然大規模断水を発表し、19日午後10時の開始予定時刻を過ぎても開始せず、最後には取りやめたことで、飲食店・スーパーや宿泊施設などは対応に追われ、市民も振り回された。
【飲食店・スーパー】
突然の断水発表で、休業を余儀なくされた飲食店が相次いだ。
断水中の臨時休業を決めていた「炭火焼 カルビ一丁」(友田町)では、断水取りやめが決定した20日、一度は営業再開も考えたが、「水道から濁り水が出る可能性がある」とする情報もあり、結局休業を余儀なくされた。
阪本店長は、「もっと早く断水予定を発表してくれれば、予約も断らずに済んだのに…」と困惑ぎみに話した。
スーパー「オークワ」では20日、断水地域周辺の店舗で大量の水を使う鮮魚の調理や総菜の販売を見送った。
21日以降は、水質の安全を確認次第、順次再開するという。
【宿泊施設】
宿泊施設も翻弄された。
当初断水の予定区域だった温泉旅館「花山温泉」(鳴神)では、期間中の予約客48組を全部断り、4日間の休業を決めていた。
20日、断水が取りやめとなったが、すでに休業を見越して温泉設備の修繕工事を始めていたため、営業を断念。
再開は最速でも22日になるといい、損失額は500万円以上と見込む。
・・・・・
【応急給水所】
市は、断水地域周辺の小中学校など30カ所で応急給水を実施した。
市立大新小(新大工町)では午前、予定通り校庭内の受水槽から給水を開始。
市民の殺到や混雑緩和のため会場にはコーン標識も設置したが、断水取りやめが決定したこともあり、市民の姿はまばらだった。
・・・・・
https://www.sankei.com/west/news/200120/wst2001200023-n1.htmlhttps://www.sankei.com/west/news/200120/wst2001200023-n1.html
1月20日12時6分に産経新聞westからは、井出商店も休業を余儀なくされたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市が、19日夜から3日間予定していた大規模断水が取りやめられたことを受けて、市民らからは20日、安堵(あんど)の声があがった。
断水中は臨時休業するとしていた和歌山ラーメンの老舗「井出商店」は、断水の取りやめ決定後、スープの仕込みをしておらず、スタッフも休みにしたとして、営業再開を21日とした。
20日朝から1人で仕込みをしていた店主の井出紀生さん(76)は、「営業できるのはありがたいが、(断水騒動で)バタバタして大変だった。早くおいしいラーメンを提供できるよう準備したい」と話した。
https://www.sankei.com/west/news/200120/wst2001200011-n1.html
(2/3へ続く)


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。