







2022年5月6日18時57分に信越放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
砂を勢いよく巻き上げるこの現象、「つむじ風」。
これまで、長野県内でもたびたび発生しています。
竜巻よりも規模が小さいのが「つむじ風」ですが、竜巻とちがうのは、前ぶれがなく突然発生すると言われています。
須坂市で5日、公園の池のボートが転覆する事故がありました。
幸い、けが人はいませんでしたが、この「つむじ風」が起きた可能性があるということです。
現場を取材しました。
(記者レポート):
「あちらの船着き場の上にあるボートが転覆したということです、きのうは連休中ということもあり、こちらの池では大勢の家族連れなどがボート遊びを楽しんでいました」
須坂市の臥竜公園。
池のボートが転覆したのは、5日午後2時半ごろでした。
公園内で店を開いている男性が、転覆直後の写真を撮っていました。
(小泉さん):
「強い風が吹いて、竜巻みたいなのが起きて、それでボートがパタっと…」
ボートは頭の部分から浮き上がり、180度転覆。
塩尻市から訪れた34歳の男性と妻、それに幼児2人が乗っていましたが、近くのボートや係員に助けられ、けがはありませんでした。
当時、周辺は晴れていましたが、目撃者によると、強い「つむじ風」が起きたとみられています。
きっかけとなるような気象条件はあったのでしょうか?
(坂下・気象予報士):
「つむじ風は、地面が強い日差しなどで温められることで上昇気流が発生して、そこに風が加わって渦を巻くことで発生します」
現場を取材すると、事故がおきる前、かなり強い風が吹いていたことが分かりました。
(店の人):
「東京にいた時の、伊勢湾台風よりすごかった」「20分くらい吹いていた」
地表の上昇気流と、水平方向の強い風が条件となるつむじ風。
当時、北から南西方向に風が吹いていました。
一方、池の南東側では、ほとんど風は吹いておらず、つむじ風は局所的に発生したと見られます。
(坂下・気象予報士):
「つむじ風は前触れがほとんどないので、起きた際には渦から離れたりだとか、まわりにテントなど飛ばされやすいものがあったらそこから離れたりすることが必要かなと思われます」
公園の管理事務所では、ボートの利用を当面中止し、今後の対策を検討しています。
(臥竜公園管理事務所・中澤所長):
「子どものライフジャケットはあるけれど、大人のライフジャケットはないので、購入したい」
気温が高くなるこれからの時期、もしもの時の備えも必要になりそうです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbc/39635?display=1
5月11日16時42分にYAHOOニュース(長野朝日放送)からは、ボート内に取り残された子供を父親がくぐって救出したが、ライフジャケットを着用していたら助けられたかどうか?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日の午後2時半ごろ、須坂市臥竜公園の竜ケ池で足漕ぎボートが転覆。
1歳と3歳の子どもを含む家族4人が池に落ちました。
つむじ風とみられる突風が原因でした。
臥竜公園管理事務所 中沢所長:
「天気自体は晴天で、風も吹いていない状況だった」
管理事務所によると、ボートの先端が浮き上がり、縦回転するように転覆。
足漕ぎボートが風で転覆する事故は、全国でも記録がないそうです。
臥竜公園管理事務所 中沢所長:
「ボートのメーカーも、横転(転覆)することは構造上、考えづらいということで」
これは、事故が起きた時間帯に臥竜公園で撮影された映像です。
激しく揺れる木や舞い上がる砂埃。
撮影した人によると、台風並みの強さで、わずか2~3分の出来事だったと言います。
幸い、4人は他のボートに乗っていた人や管理事務所の職員に助けられ、けがはありませんでした。
須坂市 三木正夫市長:
「周りの人が自分事のように助けてくれたことがありがたかった」
市は現在、ボートの営業を中止しています。
今後は子ども用のライフジャケットに加えて大人用も用意する予定です。
須坂市 三木正夫市長:
「子どもがボート内に取り残されたところ、父親がくぐって子どもを出した。ライフジャケットをつけていた場合、父親が助けられたかどうか難しい問題」
市は、ボートの利用に年齢制限をつけることなども検討しています。
これまではなかった安全マニュアルを新たに策定するなどして、6月上旬の営業再開を目指しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db3fe8cb733ad356a0629ce785ea9820b708068
5月6日12時12分にYAHOOニュース(テレビ信州)からは、パラソルが飛ぶほどのすごい風だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
風を目撃した人:
「パラソルは飛んで行って倒れちゃうし、お客さんがあんどんとかそういうの持ってくれていた。倒れちゃうからね。それはすごかった。」
ボートを運営する須坂市によりますと、竜ケ池での自然現象による転覆事故は初めてということです。
ボートの安全点検などを行うため、6日から当面、ボートの運営を休止するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c58a75fb8266b493aaac116b6e91f9986f3f3ed1
5月11日17時40分に日テレNEWS24からは、市は3歳未満の乗船を断る方向で検討しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け11日、須坂市は今後、3歳未満の乗船を断る方向で検討していることを明らかにしました。
須坂市 三木正夫市長:
「ボートの評判が足こぎを含めていいもので、安全対策をしながら再開をしていきたい」
市は、ボートの営業を休止にし、安全対策の検討を行ってきました。
しかし転覆の原因が突風と、前兆のない自然現象であることから未然防止は難しいとして、安全確保のため3歳未満の子どものボートの乗船を断る方向で検討しています。
須坂市は安全運航マニュアルを策定し、救命胴衣を増やすなどの対策した上で、6月4日の再開を目指すということです。
https://news.ntv.co.jp/nnn/116jhneiksb9fpgihgg
2022年5月3日17時40分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日昼過ぎ、奈良県十津川村のトンネルでバイク2台が相次いで転倒し、1人が死亡しました。
トンネル内で何が起きたのでしょうか。
田上記者:
「事故はこちらのトンネルの中で起きました。今日は事故の影響で照明が消えていますが、普段は一直線で見通しのいいトンネルです」
事故があったのは、奈良県十津川村にある国道168号線のトンネルです。
2日午後1時ごろ、バイクでツーリングをしていた男性2人が相次いで転倒し、そのうち先頭を走っていた馬場さん(53)が病院に運ばれましたが、死亡しました。
GW中に起きた事故。
見通しのいいトンネルでなにが起きたのでしょうか。
これは、事故から約3時間後のトンネル内の様子です。
天井から複数のロープ状のものが垂れ下がっているのが確認できます。
警察によりますと、これはトンネル内の照明の電線で、壁から天井に沿うように固定されていましたが、何らかの理由で結束バンドが外れたとみられています。
死亡した馬場さんは、この電線に接触して転倒した可能性があるということです。
事故の直後に通りかかった男性:
「怖いしかなかったです。ケーブル自体も大きかったので、車がぶつかったとしてもガラスとか車体にダメージが来るようなケーブルだったので、自分のことと思うとぞっとした」
トンネルを管理する奈良県によりますと、現場では天井を補修する工事を行っていて、予備の照明を設置するための電線が取り付けられていました。
県の職員が事故の約1時間前に通りかかった際には、異常は見られなかったといいます。
電線が天井から外れた理由はまだ分かっておらず、警察が事故の経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11360a812ef724082c711bee08f2d4949542c298
5月4日9時7分に朝日新聞からは、工事のため天井から下ろしていたケーブル6本が垂れ下がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後0時45分ごろ、奈良県十津川村川津のトンネル内で、バイク2台が垂れ下がったケーブルに引っかかって転倒した。
バイクを運転していた大阪市の男性会社員(53)が心肺停止の状態で病院に搬送され、外傷性ショックで死亡した。
別の1台を運転していた平群町の男性会社員(31)は軽傷だった。
五條署によると、事故当時、亡くなった男性は単独で走行。
その後ろに2台のバイクが連なる格好で、国道168号を十津川村から五條市へ向かって走っていた。
道路の左寄りを走っていた男性のバイクがケーブルに引っかかり転倒。
2番目のバイクは中央寄りを走っていて対向車線側に避けたが、左寄りを走っていた3番目は転倒した。
ケーブルは直径1センチの照明用で6本あった。
通常はすべてトンネルの天井にはわせているが、当時、工事のため天井から下ろして壁にはわせていた。
署は何らかの原因でケーブルが垂れ下がったと見て、詳しく調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASQ542QJNQ52POMB00X.html
5月4日付で毎日新聞奈良版からは、壁面に沿って下ろしていた電線を壁に固定していた結束バンドが切れたと読める、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トンネルは天井の補修工事中で、壁面に沿って照明用の電線が降ろされていた。
電線を壁に固定していた結束バンドが何らかの原因で切れ、事故当時、電線が垂れ下がっていたとみられる。
https://mainichi.jp/articles/20220504/ddl/k29/040/186000c
5月3日19時10分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、トンネル内は見えづらいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、トンネルでは天井の補修工事が行われていて、天井や側面の壁に沿って電線が固定されていました。
しかし、電線をまとめていた結束バンドが切れていて、電線が垂れ下がっていたということです。
【現場にいた人】
「仮設部分から壊れて落下している(電線)4本ぐらい。危ないですよね。明るいトンネルじゃないので、スピードを普通に出していても見えづらい」
https://www.fnn.jp/articles/-/355578
(2022年5月23日 修正1 ;追記)
2022年5月22日12時0分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、このトンネルは交通量が少なく、事故原因究明のための情報が少ないため、五条署は目撃情報の提供を呼び掛けているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【事故発生当日正午頃、トンネル内は?】
奈良県内の国道168号線「助人トンネル」で2022年5月2日に発生したバイク転倒死亡事故の捜査が続いています。
交通量が限られているため発生事故当時の情報が少なく、奈良県警五條署はドライブレコーダー映像など情報の提供を求めています。
【画像】事故発生現場、奈良県「助人トンネル」の様子を見る(8枚)
この転倒事故が注目されたのは、本来天井からつり下がっているはずのない電源ケーブルが、天井から中吊りの状態だったからです。
救急への第一報は「トンネル内にケーブルが垂れ下がっていた模様。バイクが接触して転倒した。男性ライダー1人の意識がない」ということから、残されたケーブルが何らかの事故原因になっている可能性が指摘されました。
国道168号線の「助人トンネル」(奈良県十津川村川津)は補修工事中でしたが、大型連休で工事は中断していました。
ケーブルは本来、トンネル内で側壁に沿って固定されているはずでした。
通常は天井に取り付けられた照明に沿って、天井部分に電源ケーブルが配線されていました。
事故当時はアーチ型の側壁に照明が仮設されていたため、その電源供給のためにケーブルも天井から側壁へと取り回されていました。
考えられるケースは2つです。
・転倒したバイクが電源ケーブルを引きちぎるように衝突し、事故後に垂れ下がった
・何らかの原因でケーブルが垂れ下がったトンネルをバイクが通過して転倒した
さらに、事故発生前にケーブルが垂れ下がっていたとすると、その原因は何だったのか。
これも2つのケースが考えられます。
・施工不良
・事故当事者以外の車両や人が、固定したケーブルを外した
こうした事故原因の特定と平行して、過失か故意かが明確になっていきます。
【募る!! 目撃情報を五條署へ】
この捜査に立ちはだかるのが、事故現場の環境です。
国道168号線が貫く十津川村は奈良県南端に位置し、県の面積の約5分の1を占める、ほとんどが山林です。
交通量は通常はわずかで、大型連休中に増える通行も、ほとんどが地元以外からの観光目的の通過車両です。
捜査を担当する五條署は、こう話します。
「通過車両の抽出を急ぎ、事故直前直後の目撃情報を集めている段階。通過車両も広く県外に及ぶ中で、ドライブレコーダーの映像など手がかりを捜している。事故現場は生活道路と言っても人の往来はほとんどなく、目撃者を見つけるのも簡単ではない」
現場の状況から事故の概況は推測されても、事故現場に残された垂れ下がったケーブルがどう関係するのか、決め手がなければ結論にはたどり着きません。
警察による捜査は長引きそうな様子です。
事故発生は2022年5月2日12時45分頃。
五條署は、この事故に関する映像や目撃情報の提供を求めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb42057b4b606b94d579756dcf70330b46c7509c
(ブログ者コメント)
一般ニュースは見なくても、バイク専門誌には目を通すライダーがいるはずだ・・・ということで、このニュースが掲載されたのかもしれない。
もしそうなら、これは事故原因究明の妙手になるかも・・・と感じたので紹介することにした。
(2023年2月3日 修正2 ;追記)
2023年2月2日17時0分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、トンネル内でのすれ違い時に路肩に寄った大型車がケーブルをひっかけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【衝突と言うより、バイクを絡めとったような事故】
2022年5月2日正午過ぎ、奈良県内を走る国道168号の工事中のトンネル内でバイクが転倒、ライダーの死傷事故が発生しました。
発生直後に撮影された写真には、何本ものケーブルが網のようにバイクを絡めとっていた様子が伺えます。
捜査は進展のないまま10カ月目を迎えました。
写真は国道168号、奈良県十津川村川津の「助人トンネル」(すけっとトンネル)で発生したバイク転倒死亡事故の発生直後の写真です。
【画像】バイク死亡事故発生現場「助人トンネル」の状況を見る(6枚)
この事故で普通自動二輪を運転していた53歳男性が死亡、大型自動二輪を運転していた31歳会社員が頸部打撲の軽傷。
死亡した男性は、ほぼ即死でした。
改めて事故現場の写真を見ると、垂れ下がった1本のケーブルにバイクが衝突したと言うより、何本ものケーブルがクモの巣のようにライダーを絡めとって、バイクを引き倒したことが分かります。
トンネル内は明確な中央線はありませんが、ケーブルは進行方向の左側をほぼ塞ぐような形で広がっています。
死亡したライダーは障害物に気が付く間もなく衝突し、軽傷の男性は、前を走るバイクの不穏な動きを見たことで、大きなダメージを免れることができたようです。
軽傷の男性と一緒にツーリングをした後続の男性は、道路右側、反対車線に避けることで転倒を免れました。
【直接原因の車両は特定】
電源ケーブルの固定が外れて、死傷事故に。
通常では考えられない事故に、警察の捜査は事故発生から10カ月目を迎える今も継続中です。
「助人トンネル」を通行した路線バスなどの記録から、ケーブルが垂れ下がった直接原因は、トンネル内のすれ違いで路肩に寄った大型車が、天井から地面に向かって垂直に敷設された電源ケーブルをひっかけたことだと、ほぼ特定されています。
しかし、原因究明を難しくしているのは、事故が約1年の工期で進められていたトンネル補修工事中に発生したことです。
工事期間中はトンネル坑口に向かって、地上からの1.2mほどの高さで誘導灯が設置され、天井照明は消えていました。
トンネル工事のために天井照明を壁面誘導灯に変えたことで、電源ケーブルは、最も高さがある天井から壁面へと移設されていたのです。
「助人トンネル」は1959年(昭和34年)に完成した古いトンネルで、大型車がすれ違う十分な余裕がありません。
路肩からほぼ垂直に側壁が立ち上がり、車体が接触する可能性もあります。
なぜ、車両と接触するような場所に電源ケーブルが敷設されていたのか。
直接原因の背後には、道路管理に対する疑問が残ります。
トンネルは国道ですが、奈良県が管理します。
事故当時から奈良県は、警察の捜査終結後に、道路管理のあり方を報告するとして、工事と事故の因果関係の究明を先送りしてきましたが、荒井正吾知事は2022年12月12日の会見で、これを変更しました。
「年が明けて、できるだけ早い間にもその事故の教訓をどう捉えたかというような報告を、その捜査と別にやればいいかと思います」
しかし、道路保全課がまとめた中間報告は内部に留まり、知事の目指す1月中の公表はありませんでした。
明確な再発防止策が示されないまま、時間だけが過ぎていきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50921551dcf361ef0d9290aaf26109e7fe6e980f
(2023年2月16日 修正3 ;追記)
2023年2月15日11時0分にYAHOOニュース(奈良テレビ)からは、中間報告が発表された、ケーブルは7カ所で固定されていたが5カ所で切れていた、うち1箇所は現在必要とされる高さ4.5m以上の空間がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県が事故の調査報告書の中間報告を発表しました。
それによりますと、垂れ下がったのは照明用のケーブルで、トンネルの補修工事のため、本来の天井ではなく、一部を壁面に仮設していました。
ケーブルは6本が束になっており、天井から壁面まで7カ所で固定されていましたが、5カ所でボルトとケーブルを束ねたバンドが切れていたといいます。
県は「施工に問題はなく、バンドが自然に何カ所も外れることは考えにくい」とし、「トラックがぶつかるなど相当な外部の力が加わった可能性が推定される」としています。
また、助人トンネルは1959年の建設と古く、ケーブルが固定された7カ所のうち1カ所で、現在の建築では必要な高さ4.5m以上の空間がなかったことも分かりました。
県は、必要な空間を確保できないトンネルでは、補修に伴う付属物を設置しないことや、施工中も工事前と同じ明るさを確保するなどの対応方針を決め、安全性を確保したいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e21e148385f2b130a22d811fc742e583c692312
(2023年3月24日 修正4 ;追記)
2023年3月23日7時0分にYAHOOニュース(バイクのニュース)からは、対向車とのすれ違い時に壁に寄り過ぎたトラックがケーブルに接触して垂れ下がった、そのケーブルに後続の乗用車が接触した際にケーブルが跳ね上がり、バイクに当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
奈良県県警は、事故の直接原因とされるダンプカーのアルバイト運転手の男(56)を過失運転致死傷の容疑で奈良県地方検察庁に書類送致しました。
奈良県警五條署の捜査によると、56歳の男は事故当日12時45分頃、10トントラックを運転して「助人トンネル」を北西方向(奈良市側)に通過。
対向車とのすれ違いで、荷台の左側上部をトンネル内壁直前まで接近させ、トンネル内工事のために移設した電源ケーブルに接触。
この時、垂れ下がったケーブルが、その2分後に現場を通過したバイク事故を招き、「電気ケーブルなどの架設状況を確認しないまま、自車をトンネル左側内壁直前まで接近させた過失」容疑です。
また、垂れ下がったケーブルに最初に接触した乗用車を運転した和歌山県新宮市の無職の男(65)を、物損事故を申告しなかった当て逃げの容疑で、同じく書類送致しました。
乗用車は、トラックが通過した2分後の同日12時47分頃、「助人トンネル」を通過しました。
男は垂れ下がったケーブルに気が付かず進行し、衝突の衝撃で跳ね上がったケーブルが、乗用車のすぐ後ろを走っていたバイクに当たった、とされます。
五條署は、垂れ下がった暗いトンネル内で衝突を回避することはできなかったものの、男が「何かが当たった認識はあった」と話しており、それでも自車の物損事故を届け出なかった不申告を違法としました。
バイク転倒との因果関係は問われていません。
乗用車は、被害にあった2台のバイクの直前を走っていました。
業務上過失致死容疑で奈良県にも捜査が及びましたが、県警は送致に至る過失は認定できなかったと結論付けました。
事故が起きた国道168号沿線では、国土強靭化のための道路、土木工事が続き、工事関係の大型車の往来がひんぱんにありました。
また、「助人トンネル」は道幅の狭い現在の基準に合わない「既存不適格」の構造物で、通常は道路トンネルにある側壁と車道を分ける歩道や管理道などの路側部分がありません。
事故当時はトンネル内壁の補強工事期間中で、大型連休のために作業は休止されていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0650f1827af30160186914770224933f75b8d1
2022年4月30日8時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
大阪市は30日、同市東住吉区矢田の府道交差点で、下水管の漏水のために道路が陥没したと発表した。
陥没した道路は縦2・3メートル、横1・9メートル、深さが最大1・5メートルで、29日昼に車が転落して破損する事故が発生。
30日早朝までに穴を埋め戻し、復旧した。
市などによると、29日午後3時35分ごろ、走行中の車が陥没に落下し、バンパーを破損。
けが人はなかった。
片側2車線のうち1車線を通行止めにして工事を行い、30日午前5時40分ごろ復旧したという。
市によると、現場では28日に下水管の交換工事が行われたが、時間内に終了せず、古い下水管と新しい下水管を仮設の管でつなぎ、後日完成させる予定だった。
29日昼、局所的に強い雨が降り、下水管内を大量の水が流れたために仮設の管とつないだ部分が外れ、地中に漏水。
現場の道路下に空洞ができたとみられる。
市は、穴の埋め戻し工事とともに、下水管の交換も完了させた。
市建設局南部方面管理事務所は、「大変ご迷惑をおかけしたこと心よりおわび申し上げる。今後、事故の原因究明と再発防止に取り組む」としている。
https://www.sankei.com/article/20220430-5JNSAE7YEZLLLG3UGEM7MZRLME/
4月30日13時19分に毎日新聞からは、夜間工事を朝に一旦終え、夜の工事再開に備え仮接続していた下水管が外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時35分ごろ、大阪市東住吉区矢田3の大阪府道で、通りかかった人から「道路に穴が開き、車の事故があった」と110番があった。
大阪市建設局南部方面管理事務所によると、陥没の大きさは幅約1・9メートル、長さ約2・3メートル、深さ約1・5メートル。
府警東住吉署によると、府内の50代の男性会社員が運転する軽乗用車の前部が陥没部分にはまり、バンパーの一部を損傷したが、けが人はなかった。
同事務所によると、現場は片側2車線の交差点で、市の委託業者が28日から夜間に下水管の交換工事をしていた。
29日朝に一旦作業を終えた後、同日夜の工事再開までの間、陥没した部分は下水管を仮接続して道路を埋め戻した状態だった。
市は30日朝までに下水管の取り換え工事を完了。
陥没場所では仮接続していた下水管が外れており、事故の原因となった可能性があるとして、今後、検証する。
現場は長居公園の南東約600メートル。
https://mainichi.jp/articles/20220430/k00/00m/040/042000c
2022年4月21日20時18分にYAHOOニュース(長崎国際テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日、佐世保市の公園で80代の女性が故障したベンチの座板でケガをする事故があった。
佐世保市によると20日正午頃、早苗町の早苗公園で80代の女性が家族とベンチに座っていた際、座板が跳ね上がった。
女性は転倒して体をうち、21日も右半身に痛みがあったため病院を受診したという。
ベンチは去年8月に市が行った点検でぐらつきが確認され、使用禁止の張り紙をしていたが、外れていたという。
事故を受けて、佐世保市は遊具なども含め使用禁止措置をとっている47の公園について張り紙の状況の確認と修理、撤去などの対応を早急に行いたいとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a953677baa2d010442700e6217992592b5c8e713
4月21日19時9分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、ベンチの両端に座っていた、片方の家族が立ち上がった時に板が跳ね上がった、ラミネート加工した使用禁止の貼り紙をロープで括り付けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午頃、佐世保市東部の公園でベンチが破損し、高齢女性が転倒する事故がありました。
骨折などはしていないということです。
事故があったのは、JR早岐駅に近い佐世保市早苗町の公園です。
20日正午頃、市内の80代の女性が家族とベンチの両端に座っていて、家族が立ち上がったときに、座っていた板が跳ね上がって転倒したということです。
市によりますと、女性はその後、自分で歩くことができ、21日病院を受診しましたが、骨折などはしていないということです。
このベンチには、佐世保市が2021年8月の点検後、ラミネート加工した「使用禁止」の貼り紙をロープでくくりつけていましたが、事故が起きたときは外れていたということです。
市は、このベンチの木製の板を撤去するとともに、ベンチや遊具などを使用禁止にしている市内47の公園の確認を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2ce28e477d723c68213188d9c0e0972c76cfe0
4月21日17時55分にNHK長崎からは、貼り紙はヒモで括り付けていた、佐世保市では一昨年も遊具の事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午ごろ、佐世保市早苗町にある市が管理する早苗公園で、80代の女性がベンチに座っていたところ、板が壊れて跳ね上がり、女性は転倒して足などを打つけがをしました。
佐世保市によりますと、壊れたベンチの板は長さおよそ2メートルで、市はベンチが老朽化していたため去年8月から「使用禁止」の張り紙を、ベンチにひもでくくりつけて表示していたとしています。
ただ、20日、女性がベンチを使用した際には使用禁止の張り紙は外れていたということです。
この事故を受けて佐世保市は、同じように「使用禁止」としているベンチや遊具などがある市内47か所の公園について、現在も適切に表示がされているか、確認を進めています。
佐世保市公園緑地課は、「おととしの遊具の事故に続き、再び事故が起きたことをおわび申し上げます。公園管理を強化したうえで、老朽化したベンチの撤去や補修をするなどして再発防止に取り組んでいきます」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220421/5030014595.html
4月21日21時26分にYAHOOニュース(長崎文化放送)からは、ベンチの板がシーソーのように浮き上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午ごろ、佐世保市早苗町の「早苗公園」で市内の80代の女性が家族と2人でベンチを利用した際、ベンチの板がシーソーのように浮き上がり転倒しました。
ベンチは去年8月31日から使用禁止となっていて、事故当時、使用禁止を伝える張り紙が外れていました。
市によりますと、張り紙がいつ外れたのかは分からず、ベンチを撤去するか修理するか対応策を決めかねていたということです。
事故のあったベンチの座板はすでに撤去済みです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d00f4aa773174da338cf341f087b6313e1afc81
(2022年4月29日 修正1 ;追記)
2022年4月26日19時51分にYAHOOニュース(長崎放送)からは、佐世保市では3年前に危険性がある遊具が1年間放置されていたことが発覚していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先週、佐世保市内の公園で老朽化したベンチに座った女性が転倒し、ケガをした事故で、3年前にも危険性のある遊具を市が放置していたことが分かり、過去の教訓が生かされなかったと市長が陳謝しました。
朝長則男 佐世保市長:
「市の管理体制の甘さというものが露呈をした」
この事故は今月20日佐世保市早苗町の公園で80代の女性がベンチに座っていたところ、座板が跳ね上がり転倒したものです。
このベンチは去年8月の点検で不具合が見つかっていましたが、市は「使用禁止」の張り紙をしただけで、およそ8か月間放置された状態でした。
佐世保市では3年前にも「重いケガを負う危険性がある」と判定された遊具185基が1年近く放置された経緯があり、公園の安全管理のあり方が問われています。
朝長市長:
「過去の事故の教訓というものが生かされなかったということについては深く反省をいたしておりますし、今後起こらないようにしていかなければならない、そのように認識しているところでございます」
今回の事故を受け、佐世保市では緊急の安全点検を行い、47の公園でベンチやブランコなど120施設に不具合があることを確認。
ことし7月までに補修するか、撤去するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/90c7f22e22b2c424870fa3f6800c30ac9fba4176
(ブログ者コメント)
3年前の件については、本ブログでも紹介している。
2022年3月5日19時45分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
住民約4000人が住む東京・狛江市の大規模団地「都営狛江アパート」で、8カ月以上も穴が開いた水道管から大量の水が流れ続けています。
地元からは、陥没事故につながるのではないかと不安の声が上がっています。
赤さびがびっしりこびり付いて形が変わってしまった水道管。
60年以上も交換されずに放置された水道管は、ついに穴が開いてしまいました。
去年6月、東京都から委託された水道業者は、修理不能だとして床に穴を開けたまま作業を放棄、今も壊れた水道管からは地下に向かって水が流れ続けています。
水道管は、むき出しのままです。
修理業者が撮影した写真からは、腐食のため500円硬貨がすっぽり入ってしまうほどの大きな穴が開いていることが分かります。
地下に向って流れ出る水は、すでにかなりの量になっています。
お店の裏手には子どもたちの遊ぶ公園があります。
近隣の住民からは、漏水によって土地が陥没するのではないかと不安の声が上がっています。
都営狛江アパートでは、ほとんどは住民が毎月の家賃を東京都に支払う賃貸契約ですが、商店街の店舗は「分譲」です。
土地は東京都のものですが、建物の所有権は内海さんたち店主にあります。
東京都は終始一貫、賃貸なら東京都が直すが「分譲」の場合、修理に東京都の費用は使用できず、お店の所有者が負担すべきというスタンスを崩しません。
土地は東京都のものなのに、分譲だからといって、なぜ個人負担になるのか。
東京都にインタビューを申し込みましたが、文書での回答になりました。
「御質問の配水管は、店舗のみに水を供給する店舗用の施設です。修繕は店舗所有者の皆様で協力して実施して頂くものと考えています」
一般のマンションでは、修繕のための積立金が集められることがありますが、都営住宅の商店街では、そのような呼び掛けもなく、60年以上にわたって一度も重要なインフラの交換が行われてきませんでした。
東京都水道局も、今回の水道管は個人で費用を負担すべき範囲のものだと主張し、漏水を止めようとはしません。
大量の水が地下に流れ出しているのに、どこも止めようとしない。
こうした異常事態に、狛江市の市議会議員や地元の有志が立ち上がり、1人で悩む内海さんの支援を始めました。
こうした地元の声を受け、東京都は水が流れ出した地下の調査に乗り出しました。
土地陥没の危険がないか、レーダーによる探査で地中の状況を調査するものです。
水道管の交換費用は1000万円近くになってしまうかもしれません。
狛江アパート商店街は10店舗。
詳しい説明がないまま5年前にこの店舗を購入した内海さんに費用を負担しろというのは、かなり厳しい要求です。
まずは漏水を止める。
速やかな判断が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64ba83548ffd0b83f2f525bb76d6eb637407d0b2
2022年3月3日6時0分に東京新聞から下記趣旨の記事が、当該トイレの写真付きでネット配信されていた。
東京メトロは2日、日比谷線八丁堀駅(東京都中央区)の多機能トイレで2021年6月、50代男性が倒れているのが入室から7時間後に見つかり、搬送後に病院で死亡が確認されたと発表した。
当時、長時間の在室を知らせる警報システムや非常ボタンが作動しない状態だった。
同社は「深くおわびする」とする一方、男性の障害や持病の有無は明らかにせず、死亡との因果関係は分からないとしている。
◆警報のケーブル接続されず
同社によると、男性は昨年6月7日午後4時ごろ、同駅改札外の多機能トイレに入室。
同11時ごろ、巡回中の警備員がトイレ使用中のランプに気づいた。
しばらくしても出てこなかったため、駅係員らが鍵を開け、男性が倒れているのを見つけた。
警視庁中央署によると、男性は検視で病死と判断したという。
このトイレは、在室30分以上になると駅事務所で警報が鳴るはずだったが、事務所までのケーブルは未接続で作動せず、室内の非常ボタンのブレーカーは切れていて使えなかった。
12年の供用開始時に機能試験をせず、その後の点検も怠っていたという。
男性が非常ボタンを押そうとしたかは分かっていない。
この事例を受け、同社は駅などの約220カ所の多機能トイレで同様の不具合がないか点検し、12カ所で修理を行った。
今後は定期点検の実施など、再発防止を徹底するという。
◆国交省「機能するのは当然」
東京メトロが多機能トイレの機能確認をしていなかったことについて、国土交通省は「設置前か設置後かのタイミングは別として、設置したからには、機能するようにしておくのは当然のことだ」と指摘。
同省が公共交通機関のバリアフリーについて定めたガイドラインでは、「バリアフリー設備の機能を十分発揮させるために必要な操作や維持管理などを行うことが重要」と明記している。
東京メトロに詳しい説明を求めているという。
障害者団体でつくるDPI日本会議の佐藤事務局長は、「非常ボタンは、使うことが多いわけではないが、車椅子から落ちて動けなくなった障害者が使うこともある。緊急時に必要なものなので、きちんと使えるようにしておくことは非常に大事だ」と話した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/163299
3月2日18時22分に時事ドットコムからは、定期検査は外観チェックのみだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
このトイレは約10年前に供用開始されたが、同社は事前に機能の確認をしておらず、定期検査も外観のチェックのみだった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030201148&g=soc
3月2日16時12分にYAHOOニュース(文春オンライン)からは、非常ボタンを押した形跡があった、文春の取材を受けたことで経緯を公表したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
救われたかもしれない命が――。
昨年6月7日夜11時頃、東京メトロ八丁堀駅の多機能トイレ内で男性客が倒れているのが見つかった。
メトロ関係者が語る。
【4、50代と見られる男性が横たわっていた】
「多機能トイレは在室が30分以上になると、使用中を示す青いランプが点滅します。
ランプが点滅し続けていることに気付いた駅員が警備員と共にトイレの扉を開錠したところ、4、50代と見られる男性が横たわっていたのです」
警察と消防に通報がなされた後、その場で救命措置がとられたという。
「しかし、救急搬送された病院で死亡が確認されました」(同前)
後に警察などの調べで分かったのは、この男性がトイレ内にある非常ボタンを押した形跡があったということ。
さらに、 「駅構内の防犯カメラを確認したところ、男性が夕方4時頃にトイレに入室してから発見されるまで、約7時間も経過していたことが分かりました」(同前)
なぜ、男性のSOSは駅員に届かないまま放置されたのか。
その原因は二つある。
「一つ目は、非常ボタンを作動させるブレーカーの問題です。
通常、非常ボタンを押せば駅事務室の警報が鳴動し、すぐに駅員がトイレに駆け付けますが、八丁堀駅は何故か非常ボタンのブレーカーが切られていたのです」(同前)
二つ目の問題も深刻だ。
「多機能トイレは、非常ボタンが押されなくても、在室が30分を超えると、信号ケーブルを通じて駅事務室に警報が届くようになっている。
ところが八丁堀駅は、このケーブルも繋がれておらず、まるで機能していなかったのです」(同前)
安全を巡る“二つの怠慢”。
東京メトロは事実関係を認めた上で、主に以下のように回答した。
「(トイレの)工事完成後に機能確認試験が行われていなかったこと、本体機能確認試験で確認漏れがないようにするチェックリストが無かったこと、定期的な動作確認が行われていなかったことが原因です。
これを受け、緊急点検として、全箇所の非常ボタンのブレーカー及び信号ケーブルについて確認しております」
信号ケーブルが繋がれており、非常ボタンも稼働していれば、この男性は命を落とさなかった可能性がある。
今回の経緯を遺族に説明したのか訊ねると、 「ご遺族の連絡先を把握しておらず、お伝えしておりません」(同前)
では、なぜ事故を発表していないのか。
【東京メトロのコメントは…】
「当日、警察からは事件性がない旨の報告を受けていたため、報道発表はしておりませんでした」(同前)
HPで〈安全の確保・安定性の向上が最も重要な使命〉と掲げる東京メトロ。
その使命を果たす必要がある。
<追記>
「週刊文春」の取材を受けて、東京メトロは3月2日午後に報道各社にプレスリリースを送り、経緯を公表。
次のように謝罪した。
<多くのお客様がご利用になる多機能トイレにおいて、このような機能上の不備が判明しましたことにつきましては、お客様の信頼を著しく損なうものであり、ご利用のお客様に深くお詫びするとともに、関係者の皆さまにもご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします>
「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年3月10日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7a4d8e998d9c1d1849a95c9fe44e2c21e7d364
2022年3月3日16時16分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県久留米市で3日午後、大規模な停電が発生しました。
一部で 信号機の点灯が消えたため、一時交通規制が実施されました。
九州電力の広報車:
「ただいま停電が発生し、ご迷惑をおかけしています。全力で復旧作業にあたっています。」
福岡県久留米市六ツ門町で3日正午すぎ、「マンホールから爆発音がして、煙が見える」と通行人から警察に通報がありました。
駆けつけた警察官が確認したところ、マンホール内のケーブルが破損していて、周辺の信号機の点灯が消え、商業施設などが停電していました。
警察によりますと、一時、約20基の信号機の点灯が消えたため、発電機で点灯させたり、警察官が手信号で車を誘導したということです。
九州電力によりますと、最大で2310戸が停電しましたが、3日午後3時までに復旧しました。
九州電力が停電の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daea0af4c9aee4b6f3c508768381ce20600b2c2b
3月4日0時45分に西日本新聞からは、地下にはケーブルが2回線あるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後0時半ごろ、久留米市六ツ門町や荘島町などの中心市街地で停電が発生した。
久留米署などによると、周辺の信号機約20基やビル「くるめりあ六ツ門」、荘島体育館、民家など、約500軒が5分以上停電。
午後2時半ごろ完全復旧した。
署は手信号などで交通規制した。
署によると、「マンホールから爆発音が聞こえ、煙が出ている」と110番があった。
「信号が消えている」などの通報も約30件寄せられた。
九州電力送配電によると、マンホールの地下には家庭や店舗に電気を送る配電ケーブル2回線がある。
「停電の原因やケーブル破損の有無は確認中」という。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/885324/
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、ケーブル火災で可燃性ガスが発生し・・・という可能性も考えられる。
2022年2月28日20時20分にYAHOOニュース(石川テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先週、予想外の大雪に見舞われた石川県内。
思わぬところからの落雪による事故も発生していました。
交差点で信号待ちをする1台の車…。
青信号になり、走り出した次の瞬間。
<ドラレコ映像の音声>
「割れたなぁ」
フロントガラスに放射線状のヒビが…。
被害に遭ったのは個人タクシーです。
2月23日の午後0時半ごろ、客2人を乗せて金沢市尾張町南の交差点に差し掛かりました。
<ドラレコ映像の音声> }
「雪がついて全く見えんやろ信号、赤が。赤信号が見えない」
赤信号が見えないほどの雪。
信号が変わり、進み始めたとき、雪が落ちてきました。
運転手:
「突然、目の前にドーンと落ちて。フロントガラスがバーっとヒビ入ったと。まさかこんなことになるとは夢にも思わない」
運転手の男性と乗客にケガはありませんでした。
運転手:
「車で良かったと、信号が隠れるほどの大きさですから40センチくらいですかね。人に当たったら大事になりますよ」
幸い、警察が加入する保険で修理が可能で、自己負担はないそうです。
警察によりますと、LED式の信号機は熱を持たないため、積もった雪が溶けにくい特徴があるといいます。
警察は雪を落とす作業を行っていますが、先週の大雪で作業が追い付かない事態となったそうです。
気温が上がり雪解けが進むこれからの時期。
落雪には注意が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b58e5d395de699a7ccd4ae59a6239e5ba8676e8f
(ブログ者コメント)
〇映像カット2枚目には、信号機から落ちている小さな雪の塊が映っている。
フロントガラスが割れるほどの大きな塊は、その直後に落ちてきた。
〇フロントガラスに当たった瞬間、塊はばらけた。
そのことから考えると、先日紹介したような氷の塊といった感じではなかった模様。
ということは、完全に凍っていなくても、雪塊が落ちてくるとフロントガラスを割るほどの衝撃があるということかもしれない。
〇LED信号機に積った雪は溶けにくいという情報は過去にも
紹介している。
2020年9月2日掲載
『2020年8月25日報道 電球式から交換が進んでいるLED式信号機だが地域差もある、台風や西日の影響を受ける沖縄では進んでいるが、雪が溶けずに残ってしまう北海道では進んでいない』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10957/
2022年2月16日21時1分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、三笠市で道路が陥没し、3人が重軽傷を負った事故で、道は、地下の破損した排水管が陥没を引き起こした原因とみられることから、新年度、道内全域の道道を対象に、地下を通る排水管に不具合がないか調査に着手する方針を固めました。
去年11月、三笠市で道道が陥没して乗用車が転落し、3人が重軽傷を負った事故では、道が、地下にあった破損した古い排水管を通じて土砂が流れ出たことが陥没の原因とみられるとする調査結果をまとめています。
これを踏まえて道は、新年度、道内全域の道道を対象に、地下を通る排水管に不具合がないか調査に着手する方針を固めました。
調査は、道がすでに把握している排水管について、管の出口から土砂が流れ出ていないかや、流れている水の量が適切か確認するほか、古い資料などをもとに、把握されていない排水管がないか確認することも検討しているということです。
道は、調査で破損の疑いがある排水管を早期に把握することで、同様の事故を未然に防ぎたい考えです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220216/7000043489.html
(ブログ者コメント)
三笠市の陥没事故については、本ブログでも紹介スミ。
2022年2月4日11時54分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、博物館提供の展示中の写真付きでネット配信されていた。
茨城県坂東市のミュージアムパーク茨城県自然博物館は3日、ダイオウイカの標本の展示ケースから、ホルマリン溶液約1トンが漏れたと発表した。
揮発したホルマリンは人体に有害なため、同日から臨時休館した。
同館管理課によると、ダイオウイカは縦90センチ、横3メートル18センチ、高さ52センチのアクリルケースで保存され、館内2階に常設展示されていた。
2日午後5時の閉館時には異常は無かったが、翌3日の午前4時半ごろ、警備員の男性が巡回中に、溶液が床に流れ出ているのを発見した。
調査で、展示ケースの底面と側面のつなぎ目に亀裂を確認。
接着剤が劣化したとみている。
今後、専門業者がケース周辺の空気を中和し、安全を確認したうえで再開する。
溶液は職員らがバケツなどに入れて回収。
ホルマリン濃度は薄く、健康被害は確認されていないという。
同館は、化石や剥製など約4500点を展示。
ダイオウイカは石川県沖で採取され、昨夏の企画展で人気を博したため、常設展示に移されていた。
同館の担当者は「標本は今のところ傷んでいないが、早急に措置をしたい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20220203/k00/00m/040/200000c
2月3日付で茨城新聞からは、つなぎ目に隙間が確認された、1階にも流れ落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ケースはアクリル製で、底と側面のつなぎ目部分で幅20センチにわたり隙間が確認され、そこから溶液が漏れたとみられる。
溶液は階段を伝い、1階にも流れ落ちた。
同館は、古河保健所や坂東消防署に報告するとともに、職員が液体をかき集めた。
復旧に向けた処理は専門業者に依頼する予定。
イカはケースの中にあり、同館の担当者は「保存方法を検討中。再度展示できるよう努力したい」としている。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16438914563895
2月5日10時0分に読売新聞からは、空気中の濃度が環境基準に低下するまで休館するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
溶液には劇物のホルムアルデヒドが含まれ、のどがただれるなどの健康被害が生じる恐れがある。
同館は、館内の空気中ホルムアルデヒドが環境基準(1立方メートル中0・1ミリ・グラム)に低下するまで休館する。
県教育委員会や同館によると、ケースの底板と側板のつなぎ目に隙間ができていた。
職員らに健康被害は出ていない。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220204-OYT1T50274/
2022年2月1日20時16分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県邑南町の香木の森公園で31日午後3時頃、家族で遊びに来ていた島根県内の50代の男性が鉄棒で逆上がりをしようとしたところ、握り棒が外れて落下、頭を強く打って重傷です。
鉄棒は高さが約1.1mで、1993年度に設置された古い遊具です。
点検は公園の指定管理者が見回るだけで、専門業者による定期点検は行われていなかったということです。
邑南町は、町が設置しているすべての遊具の使用を中止して、早急に点検を行うとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/931fe97cefa6e4fe1ac6a2805c729563fb00098c
2月1日17時57分にNHK島根からは、去年4月に指定管理者と委託契約を結んだが、その際に専門業者による遊具点検を盛り込んでいなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後3時頃、町内にある「香木の森公園」で、県内の50代の男性が遊具の鉄棒で遊んでいた際、握り棒を支柱に固定する金具がはずれ、頭から地面に落下しました。
男性は、病院に搬送され、意識はあるものの、全治1か月以上のけがだということです。
鉄棒は、高さは1メートル10センチ、横の長さは1メートル77センチで、平成5年に町が設置していました。
この公園は、去年4月から町内の宿泊観光会社が指定管理者として町から委託を受けていて、遊具の点検は、会社の社員が目視で行っていましたが、専門の業者による点検は行っていなかったということです。
町では、契約を結ぶ際に専門業者による遊具の点検を盛り込んでいなかったとしています。
邑南町では、町内に町が設置したすべての遊具の使用を中止して点検を行うことにしていて、今後、専門業者による定期点検や指定管理者の日常点検を徹底するとしています。
邑南町商工観光課は、「重大なけがを負われた方とご家族に心よりお詫び申し上げます。生活についてできる限りのサポートを行いたいと考えています」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220201/4030011426.html
2月1日19時17分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、2007年以降は専門業者の点検を受けていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月30日午後3時頃、県内に住む50代の男性が、ブランコやジャングルジムなどを組み合わせた複合遊具の鉄棒で逆上がりをしたところ、握り棒が支柱の固定金具から突然外れました。
男性は地面に落ちて頭を強く打ち、病院に運ばれ治療を受けていて、意識はありますが重傷です。
町によりますと、この遊具は1993年度に設置され、2006年8月に専門業者の点検を受けてからは職員による見回りだけで、定期点検などは行われていませんでした。
事故を受け、町は設置している全ての遊具を使用中止にして安全点検を進めています。
そして今後は、日常点検のほか専門業者による定期点検を徹底し安全確保に努めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35148173e338e5372554bc31b6a0940210efcf22
2021年12月15日21時9分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市中央区の熊本テルサホールで4日にあった市内の保育園の発表会で、男性園長がホールの設備を勝手に操作し、誤って照明器具をつるした金属製のバー(長さ約10メートル)を天井から下ろしたため、客席にいた女性1人の頭に接触する事故が起きていたことが15日、分かった。
園によると、女性にけがはなかった。
ホールがあるホテル熊本テルサは県と熊本市が設立。
テルサと園によると、4日正午すぎ、発表会の記念撮影時に起きた。
園長は、舞台上部のバーに取り付けられた発表会の横断幕を下げようとして、舞台脇の操作盤で誤って客席の真上に位置する照明のバーの操作ボタンを押した。
舞台や客席には園児や保護者ら約20人がいたが、テルサの担当者はホールの外にいた。
園長は「操作盤でバーの高さを調整できることを知っていた。勝手に操作して申し訳ない」と陳謝。
テルサ側は「スタッフ以外は操作盤に触れないよう利用者に周知徹底し、再発防止に努める」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58aa2bc405091e1c937e2e6234bc09f3a26bc38f
2021年12月1日17時17分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月2日、五泉市の橋田小学校の児童が校外学習で加茂市の加茂山公園を訪れ、大型のローラースライダーで小学1年生と2年生の児童あわせて5人が重軽傷を負いました。
五泉市によりますと、このうち1人がカーブの部分で鉄の柵に顔ぶつけて鼻を骨折する重傷で、ほかの4人も顔を打撲するなどのけがをしたということです。
五泉市によりますと、児童らは間隔を空けて順番に滑っていましたが、1人の児童が柵にぶつかって止まったあと、あとに続いた児童4人も次々とぶつかったとみられるということです。
当時、教員は滑り台の降り口などで見守っていましたが、他の児童から「滑っていた子がけがをした」と聞き、事故に気づいたということです。
ローラースライダーは山の斜面を下る全長150メートルのローラー式の滑り台で、近くに「雨上がりなどはスピードが出やすい」、「カーブでは、鉄の柵にぶつかってけがをするおそれがある」などと注意喚起の看板が立てられていました。
五泉市教育委員会は「教員の注意深さが足りなかった」とし、保護者に謝罪をしたうえで、市内の小中学校に対し注意を呼びかけたということです。
公園を管理する加茂市では滑り台の使用を中止し、事故の原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211201/1030019165.html
12月1日10時18分に新潟日報からは、当該スライダーでは今年5月にも子供がけがしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県五泉市橋田小学校の児童5人が11月、校外学習で訪れた加茂市の加茂山公園で、園内の遊具を利用した際に頭を骨折するなどの重軽傷を負っていたことが30日、分かった。
同日開かれた五泉市議会全員協議会で市教委が報告した。
市教委によると、校外学習は11月2日に同小の1、2年生計23人と引率の教員ら3人が参加。
児童5人は園内のローラースライダーで、カーブに差し掛かったところでバランスを崩し、金属製の柵に衝突した。
1人が頭や顔を骨折する重傷を負ったほか、4人が顔などに打撲や裂傷を負った。
当日朝に雨が降り、普段よりもスピードが出やすい状況だったとみられる。
現場には注意を呼び掛ける看板が設置されていた。
市教委は事故後、けがをした児童の保護者に謝罪した。
市学校教育課の伊藤課長は、「今後こうした事故が起きないよう、児童の安全確保に十分配慮する」と述べた。
加茂市によると、このローラースライダーでは、今年5月にも子どもがけがをする事故が発生。
市では今回の事故を受け、11月2日から使用を停止していた。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20211201655940.html
2021年12月3日20時27分に読売新聞からは、教職員は児童に注意喚起していた、このスライダーは老朽化などを理由に11月末から撤去されることになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市学校教育課などによると、公園付近は当日朝に雨が降っており、スピードが出やすい状況だったとみられる。
ローラースライダー付近には注意を呼びかける看板が設置されており、教職員は児童に注意喚起をした上で遊ぶ様子を見守っていたという。
加茂市建設課によると、ローラースライダーは約30年前に建設されたもので、老朽化などを理由に11月末から撤去作業が行われ、新たに設置されることが決まっていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211201-OYT1T50243/
2021年11月27日10時46分にYAHOOニュース(佐賀新聞)から下記趣旨の記事が、破損したブランコの写真付きでネット配信されていた。
伊万里市が管理する公園で6月、ブランコの座板がつり金具とのつなぎ目から外れ、乗っていた小学6年の男児が転倒して右手の指2本を骨折していたことが26日、分かった。
事故の4カ月前に点検業者が危険性を指摘していたにもかかわらず、市は十分な対策を取っていなかった。
市都市政策課によると、事故は6月9日、同市松島町の松島公園で起きた。
男児がブランコに乗っていると座板の片方がつり金具から突然外れ、地面に右手から落ちて中指と薬指を骨折した。
座板とつり金具の鉄製の連結部が摩耗で細くなり、外れやすくなっていたという。
ブランコは設置して20年がたっていた。
国は2018年4月、公園遊具の老朽化などによる事故を防ぐため、都市公園の管理者に専門業者による点検を原則年1回行うよう義務付けた。
市は20年度に点検を初めて実施。
21年1月末、22公園のうち18公園の38基に安全性に問題があると報告を受けたが、業者が使用中止を求めた2基だけを使えないようにした。
業者が「緊急な修繕か更新の検討」を求めた残り36基については、市職員による月1回の通常点検で様子を見ながら使用を継続すると判断。
事故が起きたブランコは、その中の一つだった。
市は事故翌日、36基全てを使用禁止にした。
市は管理責任を認め、男児側に治療費や慰謝料など、計約20万円を支払った。
都市政策課は、「遊具が使えなくなることへの子どもたちへの影響も考えての対応だったが、業者の点検結果の受け止めに甘さがあった。今まで以上に安全管理を徹底したい」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09dbe7d4b0f1c2d4f652beb713f929bfecb9f107
11月27日9時57分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、前々日に職員が巡視した時には危険性を把握できなかったなど、に下記趣旨の記事がネット配信されていた。
点検業者が1月に危険性を報告していたにも関わらず処置せず、職員による毎月1回の巡視点検で済ませていた。
伊万里市都市政策課によると、国の通達に基づき、専門業者が2020年度に市内22公園の遊具を点検した。
1月にまとまった報告書に従って2基は使用禁止としたが、「緊急の修繕もしくは更新の検討」を求められた36基は「緊急性はない」と判断して使用を続けた。
このうち、松島公園の2連式ブランコで6月9日午後3時ごろ、事故が発生。
座板をつり下げる左右の金具の右側がチェーンとの接合部から外れ、バランスを崩した男子児童は右手を地面につき、中指と薬指の骨を折った。
市は接合部の摩耗が原因とみているが、前々日の7日に巡視した際も危険性を把握できていなかった。
事故の翌日、問題のブランコを含む38基全てを使用禁止とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c2c1707ae2286be8d98a159227ce50baf4cbd3
2021年11月17日14時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
岐阜県郡上市の東海北陸道下り線の美並インターチェンジ(IC)―郡上八幡IC間で16日、道路のつなぎ目にある金属板の一部(長さ190センチ、幅7センチ)がめくれ上がり、乗用車やバスなど17台が破損する被害に遭った。
中日本高速によると、16日午前8時ごろから、被害に遭ったという通報が相次いだ。
車のバンパーや底面に傷が入ったが、けが人はいない。
約3時間後に撤去した。
原因は分かっていない。
今後、同種の接合部がないか洗い出し、緊急点検する方針。
https://www.asahi.com/articles/ASPCK4TWWPCKOIPE00G.html
11月16日23時57分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路によりますと、16日朝、下り線の亀尾島川橋と陸地側の道路をゴムでつなぐ「橋梁伸縮装置」で、ゴムで覆われた金属の板が長さ1メートル90センチにわたってめくれ上がっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4a1b10f4302b257194821228e6c542ab2704269
11月17日6時53分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、通行人から通報が相次いだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前8時ごろ、郡上市八幡町の東海北陸道の下り線で、通行人から「事故が起きた」などと中日本高速に通報が相次ぎました。
中日本高速が現場を確認したところ、橋のつなぎ目に取り付けてある「伸縮装置」と呼ばれる部品がおよそ190センチにわたってめくれ上がり、この場所を走行した車17台のバンパーなどが破損しました。
ケガ人はいませんでした。
伸縮装置は、金属板がゴムに覆われていて、15日の点検では異常はなかったということで、現在、原因を調査中です。
中日本高速は「安全管理を徹底して再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10ff76028eeaa5dd852df45819823635c01ab9f0
2021年11月15日13時5分に新潟日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
15日午前9時ごろ、新潟市中央区下大川前通2の道路で、新潟交通(新潟市中央区)の路線バスが萬代橋の下を通過できる高さ制限を示すワイヤに引っ掛かり、ワイヤを通す鉄柱を倒した。
鉄柱はバスにぶつかり、後部ガラスを割った。
バスは回送中で客はおらず、運転手にけがはなかった。
事故があったのは萬代橋西詰めで、信濃川沿いを走る道路。
新潟交通によると、バスは運行を終え、新潟市役所から入船営業所に戻る途中だった。
ワイヤは萬代橋の下をくぐる際、高さ制限があることをドライバーに知らせる目的で設けられており、高さは3・2メートル。
管理する国土交通省新潟国道事務所によると、普段は鉄製のバーだが、9月に事故があり壊れたため、鉄製のワイヤを応急的に使用していた。
新潟中央署によると、事故前に同所を通過しようとしていたトラックの運転手が、ワイヤがたるんでいるようだと、近くの交番に通報していたという。
新潟国道事務所は「状況を確認中」としている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20211115653186.html
11月15日20時13分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、これまでバスは通行できていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の萬代橋の下をくぐる道路で、高さの目安を示すワイヤーにバスが引っ掛かる事故がありました。
回送のバスで乗客はおらず、けが人もいません。
このワイヤーは高さ3.2mを示し、萬代橋をくぐることができる車の目安として設置されているもの。
しかし実は、9月にも同様の事故がありました。
当時はワイヤーではなく鉄骨がかけられていましたが、トラックが衝突し倒壊。
ワイヤーは、鉄骨をかけなおすまでの仮設でした。
これまで、バスは通行できていたことから、新潟国道事務所ではワイヤーがたるんでいた可能性などを調べています。
また 支柱を復旧し、今年度中に鉄骨をかけなおす予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af5288ad596fa63e5c12cd663fc157b46fc9d797
11月15日11時38分にNHK新潟からは、この道路はバスの回送ルートとして日常的に使われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NHKが事故直後に取材した際、柱はバス後部のガラスを破り、車内にめりこんだ状態となっていました。
新潟交通によりますと、乗客はおらず、60代の運転手にけがはなかったということです。
現場の道路の両脇には高さおよそ3メートルの柱が1つずつ設置されていて、先端部分をワイヤーで結んでいましたが、警察によりますと、何らかの要因でバスにワイヤーが引っかかり、柱を倒したとみられ、当時の状況を詳しく調べています。
国土交通省・北陸地方整備局によりますと、2つの柱の間にはもともと、金属製の部材が設置されていましたが、交換作業のために一時的に外され、ことし9月から代わりにワイヤーを張っていたということです。
また、新潟交通によりますと、この道路はバスの回送ルートとして日常的に利用しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211115/1030018973.html
2021年11月12日8時42分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前3時15分ごろ、北海道三笠市本町の道道岩見沢桂沢線で「運転中に車が穴に落ちた」と、運転していた会社員男性(26)から110番通報があった。
道によると、穴は道路が陥没してできたもので、深さ最大約6メートル、広さ縦約7メートル、横約7メートル。
車は転落し、男性の20代の姉が骨盤骨折などの重傷、10代の妹と男性は軽傷を負った。
岩見沢署によると、事故発生前の11日午前3時ごろ、現場を通りかかった別の車の運転手から「道路が陥没している」と110番通報があり、警察官が現場に向かっていた。
転落した車の男性は自力ではい上がり、後部座席の姉妹は、まもなく救急隊員らに救助された。
男性は取材に「暗くて穴は見えなかった。落ちた瞬間は土砂崩れでも起きたのかと思った。もし、ほかの車も落ちてきていたら死んでいた。誰も死ななくてよかった」と話した。
隣り合わせに座っていた姉と妹は、落下の衝撃で場所が入れ替わっていたという。
気象庁によると、三笠市に隣接する岩見沢市の9日夕からの24時間降水量は90ミリで、同市の11月としては観測史上最多だった。
救助活動をした三笠消防署員は、「穴のふちの土がぼろぼろ落ち、地盤がゆるんでいる感じがあった」と言う。
道路を管理する道建設部は11日夕、会見を開いた。
陥没の原因は降水による可能性もあるとしつつ、現時点で土砂の流出が確認されていないことから、地下にもともと空間があったか、地盤が沈下して空間ができた可能性もあるという。
岩見沢桂沢線は1976年に道道に指定され、84年に改良工事が行われた。
陥没した場所の付近では7~8年前に舗装の補修工事が行われた。
これまで、同線のほかの場所で陥没は確認されていないという。
事故を受け、現場から西に2・5キロの区間が通行止めになった。
付近の地盤がゆるんでいるため、重機を入れると再び陥没する危険があり、車両の引き上げや埋め戻しのめどは立っていないという。
https://www.asahi.com/articles/ASPCC734BPCCIIPE00M.html
11月11日17時51分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、現場をストリートビューで見ると、鋪装し直したような跡があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運転していた男性:
「ここは街灯も少ないし、きのう雨降っていて、路面も反射していて。暗いかどうかって、道路暗いんですよ。だから穴開いているってこともわからなかった。気づいた時には落ちていたって感じですね」
男性は転落する5分ほど前に、友人を送るため反対車線を通ったばかりだったといいます。
運転した男性:
「1回こっちから来て、帰り、同じ道を通って帰った。その時に落ちたって感じです。反対車線を見た時に、穴かどうかわかんなくて。普通に道あるだろうと思って、僕はそのまま走って帰ったら、今回事故っていう感じで」
今回の事故現場をストリートビューで見ると、四角く舗装し直したような跡が確認できます。
地盤の災害に詳しい専門家は、陥没の原因についてこう推測します。
室蘭工業大学大学院工学研究科・木幡行宏教授:
「地中の水を通す管が破損していたので水がそこから漏れた。管の周りが侵食されて、知らないうちに道路の下に空洞ができていて、地表面まで来て、あるところでぽんと穴が開いた」
現場周辺の道路はおよそ2.5キロにわたって通行止めとなっていて、復旧のめどは立っていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb735068b029e8dc16c03b2cf3df2a2ec9e70e1
11月12日19時0分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、よく道路を直していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場では地中の調査が始まり、埋設物や水道管の位置などの確認を行いました。
一方、付近の住民は以前から不安を抱いていました。
付近住民:
「2年前まで車乗っていたけど、でこぼこしていて沈むような感じがあった。よく道路を直していた」
一体、当時現場で何が起きたのか?
専門家は、ある原因を指摘します。
道総研 エネルギー環境地質研究所 広瀬亘さん:
「直前の大雨というのがトリガー(引き金)になっていると思います。道路の下の地盤に染み込むことで、泥のような細かい粒子を移動させてしまったのだろう。道路の直下の部分が空洞になり、あまり土の詰まってない部分ができて、上のアスファルトの部分が崩落したのではないかと考えている」
「三笠市の方は山間ですので岩見沢市より降っている可能性がある。雨が降っている最中や直前に大雨が降った場合は、陥没や道路崩落の可能性も考え、十分気を付けて行動するのが良いかと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eea939d2837cd0e2cc18497dad94a6e106d1a66
11月14日18時40分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、道路の下には7~8年前に埋設した排水管が3本あるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路を管理する札幌建設管理部は、原因調査のため掘削作業を続けています。
陥没した場所の真下には、深さ約10メートルの範囲で3本の排水管が道路を横切るように埋設されていて、陥没の原因となった可能性も含めて調査を行うとしています。
排水管は内径15センチメートルのポリエチレン製で7、8年前に新設されていました。
札幌建設管理部は掘削作業を続け、原因を究明する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43e17fb7c0e3f4f7a5ead84c78d55de2019f9772
11月15日19時50分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、道路の下には炭鉱操業時代の排水施設がある可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の下に炭鉱が操業していた時代の排水施設もある可能性があり、陥没の原因の1つと考えられることが分かりました。
札幌建設管理部によりますと、陥没場所から約130メートル離れた幾春別川の付近で、縦横約90センチの配水管が見つかりました。
配水管からは水が出ていて、陥没場所の下を通っているとみられるということです。
この配水管は、道路が市道から道道になった1978年の資料にはない昔の配水管とみられ、炭鉱が操業していた時代の排水施設である可能性があることがわかりました。
札幌建設管理部は、これらの古い施設に土砂が流れ込み陥没した可能性もあるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bb47ba24d87da633dc01fe5e08393fb30a9b7a7
11月16日7時10分にNHK北海道からは、一度に大量の土砂が流出した痕跡は見当たらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
これまでのところ、陥没した穴の付近には一度に大量の土砂が流出した痕跡は見当たらず、道は、何らかの理由で、長期間にわたり、道路の下の土砂が徐々に流出し、空洞ができた可能性もあるとみて、今後数日かけて穴を掘り進め、原因の特定を急ぐことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211116/7000040238.html
(2021年11月26日 修正1 ;追記)
2021年11月25日18時36分にNHK北海道からは、炭鉱時代のコンクリート製排水管が破損していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
25日、陥没の原因について調査する道の会合が開かれ、地盤工学の専門家などが出席しました。
この中で道の担当者は、これまでの現場での調査の結果、付近の地下11メートルほどの場所に道路と交差する形で、炭鉱が栄えていたころにつくられたとみられるコンクリート製の昔の排水管が埋まっていて、複数の破損が確認できたと明らかにしました。
また、陥没した場所から130メートル離れた場所にある排水管のはけ口周辺には、陥没した道路の地下の土と性質が似た土が、扇状におよそ100立方メートル積もっていることが確認できたとということです。
これを受けて専門家は、土砂は破損した排水管を通じて流出したとみられるとして、今後、排水管の中に色がついた水を流すなどして、はけ口まで通じていることを確認するよう求めました。
北海道大学大学院の萩原亨教授は、「長期にわたって破損した排水管から土砂が流出して地中に空洞ができ、今月9日と10日の雨で道路下の残りの土がどんと落ちたと考えている。今後の調査で確かめたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211125/7000040556.html
11月25日18時38分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、大雨によってアーチが支えられなくなりドンと落ちた可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道大学大学院工学研究院 萩原亨教授:
「(仮説として)雨によってアーチが 支えられなくなってどんと落ちた。引き金は雨じゃないか」
現場では事故直前の9日から10日にかけて、11月の平均降水量の8割に相当する雨が降っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d314c2852c4e1020d52b22d660b8ec22b2ba582
(2021年12月6日 修正2 ;追記)
2021年12月3日5時0分に北海道新聞からは、7年前に空洞を見つけた時には原因を究明しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
同じ現場で2014年3月に深さ2・1メートルの陥没が発生し、道路管理者の道が十分な調査を行わずに砂利などで埋め戻して、道路の使用を再開していたことが2日、道などへの取材で分かった。
道は当時、今回の陥没の原因の可能性がある地下の古い排水管の存在にも気付いていなかった。
道によると、14年3月の陥没は、道がパトロール中に路面のへこみを確認。
アスファルトをはがして調べたところ、路面下に幅1・2メートル、長さ1・9メートル、深さ2・1メートルの空洞ができていた。
道は、陥没箇所に砂利や土砂を入れ、その上に厚さ1センチ程度の鉄板を敷設する復旧工事を実施。
その後、沈下が確認されなかったため、約5カ月後に鉄板を外して路盤を舗装し、利用を再開した。
道は、この際、原因究明の調査を行っていなかったといい、理由を「復旧工事後に沈下が収まったため」と説明。
当時、「地下の古い排水管の存在にも気付かなかった」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/618513/
(2021年12月16日 修正3 ;追記)
2021年12月15日20時50分にNHK北海道からは、排水管の破損部分から色のついた水を流したところ、はけ口まで通じていることが分かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道は、これまでの事故原因の調査結果をまとめ、15日、専門家でつくる検討会で報告しました。
それによりますと、現場の地下を通る古い排水管の中に土砂がたまっていたことや、排水管のはけ口の辺りに積もっていた土砂が現場付近の土砂と同じ性質だったことが確認されたということです。
さらに、排水管の破損部分から色のついた水を流したところ、はけ口まで通じていることが分かったということです。
こうしたことから道路の陥没は、長い年月をかけて現場付近の土砂が破損した排水管を通じて流れ出した結果、起きたとみられるとしています。
先月の検討会では専門家から同じような見解が示されていて、今回の調査結果は見解を裏付ける形となりました。
道は来年中に破損した排水管を撤去して、新たな排水施設を設置することにしています。
北海道大学大学院の萩原亨教授は、「道内のほかの場所でも、大雨のあとに排水管のはけ口から出ている水の量を確認するなど、点検することが重要だ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211215/7000041230.html
12月16日8時41分に毎日新聞からは、崩落メカニズムに関する下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
排水管は長さ27・6メートルで、道道を横切る形で埋設されていた。
一部は損傷が激しく、排水機能が低下し、雨水などが地中を流れるようになり、排水管の穴から長い年月をかけて土砂を流出させた。
地中の空洞化が進行し、陥没前日まで続いた雨の影響で地中上部の強度が低下、路面ごと崩落したと結論づけた。
https://mainichi.jp/articles/20211216/k00/00m/040/032000c
2021年11月8日19時7分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県が管理するさいたま市の公園の水遊び施設で、給水と排水のバルブの両方を2週間にわたって開けたままとなっていたことがわかりました。
県によりますと、通常より400万円以上、水道料金がかかっていたということで、県は再発防止策を徹底することにしています。
県によりますと、ことし5月、さいたま市浦和区にある北浦和公園内の水遊び施設で、2週間にわたって、排水バルブをあけたまま、給水を続けていたということです。
このため、公園内のことし5月から7月までの水道料金の請求額は468万8608円と、通常と比べて400万円以上高くなっていました。
この施設は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、去年から水を抜いた状態でしたが、自然観察を行うため、一時的に水をためることになりました。
県によりますと、この際に給水バルブを開放していたところ、開いていることを確認しないまま、県の職員が清掃作業のために排水バルブを開いたままにしてしまったということです。
公園を管理する県立近代美術館は、「人為的なミスによって県民に負担をかけて申し訳ない。二度と同じようなことを起こさないように対策を徹底したい」とコメントしています。
県は再発防止策として、バルブを常に閉めることを徹底するとともに、公園の水道メーターの検針を毎日行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20211108/1100012851.html
埼玉県のホームページには、下記趣旨の報道発表用資料が掲載されていた。
県立近代美術館で管理している北浦和公園内徒渉池(としょういけ)において、流水状態が約2週間続くという事故が発生しました。
このため、通常を大幅に上回る水道料金を支払うこととなりました。
今後、このようなことがないよう再発防止策を講じてまいります。
※徒渉池とは:子ども達が水遊びをすることができる施設
1 確認日
令和3年7月13日(火曜日)
水道メーターの検針を行ったさいたま市からの連絡により
多量の水の利用を確認した。
2 使用水量及び請求額
使用水量:5,503㎥(前回検針時使用水量:317㎥)
請求額:4,688,608円(前回請求額:380,622円)
3 事故概要
3月 5日 徒渉池へ水を張るため、給水バルブを開放
ボールタップ(池に一定量の水が注がれると給水が停止する仕組み)により、給水は停止
5月17日 徒渉池の清掃作業のため、排水バルブを開放
※排水バルブが開放されたことにより流水発生
5月31日 流水音を確認したため、給水バルブを閉鎖
※流水停止
4 再発防止策
(1)給水バルブ及び排水バルブの常時閉鎖を徹底するとともにバルブ操作時は複数名で作業・確認を行うこととする。
(2)公園の水道メーターの検針を毎日行う。
https://www.pref.saitama.lg.jp/g2212/news/page/news2021110801.html
(ブログ者コメント)
県の資料、ちょっと分かりにくいが、5月17日に給水バルブが開いていることに気付かないまま排水バルブを開け、5月31日に流水音を確認して給水バルブを閉め、無駄に排水した量を確認したのが7月13日だった、というふうにブログ者は読んだ。
ちなみに、5月31日に流水音を確認したのは、いつまで経っても水が抜けないので・・・ということだったのかもしれない。
2021年11月6日8時1分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
視聴者からの疑問や悩みを調査する「もんすけ調査隊」です。
先週に続いて、老朽化した街路灯問題に迫ります。
先週の「もんすけ調査隊」では、札幌市中央区の老朽化した街路灯を調査!すると、およそ50~60年前に立てられた、町内会が所有する街路灯だったことがわかった。
しかし・・・。
調査員:
「倒れそうになっても、札幌市は手が出せない?」
札幌市建設局土木部 能代課長 :
「あくまで、所有者の責任で維持管理することになっているので、札幌市は何ともし難い状況」
高度経済成長期、防犯などのために立てられた街路灯。
その撤去には、およそ10万円から、場合によっては100万円近くかかることも。
今、高齢化が進み、加入者も激減した町内会に、重く、大きな負担として、のしかかる。
「朽ちるインフラ」の著者、東洋大学の根本祐二教授は・・・。
東洋大学 根本祐二教授:
「街路灯は工作物なんです。工作物責任という法的な責任が問われますから、できるできないではなくて、法令にのっとって行動せざるをえない。仮に事故が起きて、誰か怪我をしましたといった時に、誰も知らなかったので責任ありませんという理屈は通らない」
万一の場合、賠償責任を負うことになる町内会は・・・。
滝川市内の町内会長・古舘さん:
「撤去できない原因は、町内会費で払わなきゃならないから、大きなロスだから、町内会費を集めても少ないから。世帯数も少なくなってきてるから」
去年8月、滝川市では、台風から変わった低気圧の接近で、中心街の町内会が所有する街路灯が3本、根元から倒れた。
幸い、けが人などの被害はなかった。
滝川市内の町内会長・古舘さん:
「街路灯に対して当たり前だと思っているから意識ないですよね。倒れて初めて気がつくという。維持管理に対する町内での取り組みなんて、ほとんどやってないのが現実」
調査員:
「数十年前に立てた街路灯を何とかしてくれってどう思います?」
古舘さん:
「それを蒸し返してもしょうがない。今、恩恵にあずかっているのは町内の人だから」
事態を重く見た、滝川市が立ち上がった!
滝川市交通生活安全係・西島さん:
「去年、滝川市内で3本の街路灯が倒れました。それを機に現状の補助の上限では足りないのではないかということで、本年度から6万円を上限として60%の補助に増額しています」
滝川市では、本年度から町内会や商店街が所有する街路灯撤去の場合、6万円を上限に、補助率を工事費用の60%に引き上げた。
ちなみに、札幌市は、撤去に関する費用は全額自己負担だ。
滝川市交通生活安全係・西島さん:
「昨年度は、10本に満たない撤去の本数だったんですが、本年度については、87本程度の撤去が進んでいる」
その後、市内の6千本ほどの街路灯をチェックした結果、倒壊の危険があるものが100本ほど見つかった。
滝川市交通生活安全係・西島さん:
「鉄が残っている場所は高い音がするが、穴が空きそうな錆びてしまっているところは、くすんだ音というか、音がしない」
これをきっかけに、街路灯を撤去した町内会は・・・。
滝川市内の町内会長・柳本さん:
「町内の人も危険がなくなって良かったと」
こちらの町内会で、2本の撤去にかかった費用は、総額で14万8500円。
そのうち補助金が8万9100円で、実際に町内会が負担した費用は5万9400円だった。
滝川市内の町内会長・柳本さん:
「町内会にとっては非常にありがたい」
滝川市内の町内会長・古舘さん:
「町内会独自では絶対できませんから、行政と一緒になって取り組みをしていかないとダメだろうというのが正直言って実感ですね」
犯罪から私たちを守ってきた街路灯。
今、その老朽化が深刻になっている。
11月4日(木)「今日ドキッ!」午後6時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a5ee3d0f1f1ad172fcb684c6a4aa4190ba00a1
2021年11月5日17時5分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県と奈良県を結ぶ自動車専用道路「名阪国道」のうち、北勢国道事務所が管理する区間で、事故などの通報のための「非常電話」の8割をこえる110台余りが故障で使えなくなっていることがわかりました。
非常電話が使えなくなっているのは、自動車専用道路「名阪国道」のうち、北勢国道事務所が管理する、三重県の亀山インターチェンジから奈良県の針インターチェンジの間の、およそ56キロの区間です。
国道事務所によると、この区間の上下線には、事故や車の故障時に通報するための非常電話が、合わせて136台設置されていますが、トンネルの中を除く116台が経年劣化などで故障し、使えないということです。
中には、古くて修理できないものもありますが、国道事務所では「故障中」などの貼り紙をするだけにとどめていて、携帯電話が普及し、国道の状況はカメラで把握しているため、非常電話は必ずしも必要ないと説明しています。
北勢国道事務所の草川副所長は、「部品が製造されていない電話もあり、更新は難しい。時期は決まっていないが、撤去することを検討したい」と話しています。
名阪国道は、名古屋と三重県の津を結ぶ高速道路の東名阪自動車道と、奈良県の天理と大阪を結ぶ高速道路の西名阪自動車道の間を結ぶ自動車専用道路です。
交通政策に詳しい関西大学の安部誠治教授によると、当初、国では名古屋と大阪の間、すべてを有料の自動車専用道路で結ぶことを計画していましたが、奈良県と三重県からの強い要望を受けて、現在の名阪国道に当たる部分を無料の自動車専用道路として整備することになったということです。
国土交通省によると、無料の自動車専用道路は一般国道に分類され、非常電話の設置は義務ではなく、必要に応じて設置するとしています。
この点について安部教授は、「現在の東名阪自動車道や西名阪自動車道と一緒に整備されたため、非常電話が設置されたのではないか。携帯電話の普及に伴い非常電話が使われなくなってきた中で、そのまま放置されたとみられ、利用者に誤解を招かないためにも、早急に撤去すべきだ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20211105/3070006701.html
11月7日21時33分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、使えない116台は今年度中にも撤去される、トンネル内の20台は設置義務があるので今後も使い続けるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自動車専用道路「名阪国道」に設置してある非常電話について、北勢国道事務所(三重県四日市市)は6日、管轄区間(約56キロ)にある136台のうち116台を、今年度中にも撤去することを明らかにした。
非常電話は、事故などを警察や消防に通報するため、路肩に設置してある。
名阪国道を含む一般国道には設置義務がなく、携帯電話の普及に伴って使用頻度が激減。
古いものは1984年頃に設置され、補修用部品も製造されていないため、撤去を決めた。
すでに警察や消防とも協議を済ませ、電話の配線を切り、案内板を取り外して「故障中」と明示するなどして使えなくしてある。
同国道事務所は現在、約130台のカメラで管轄内の道路状況を24時間監視している。
事故の発生や緊急停止が確認されると、直ちに警察に連絡するなど、緊急時の態勢は整えている。
撤去をしない残る20台は、設置が義務付けられているトンネル内にあるため、以前から機器を更新するなどしており、今後も使う。
同事務所管理課長の高桐さんは、「緊急時は、事務所から警察や消防に連絡する態勢は整っている。携帯電話から道路緊急ダイヤル『#9910』にかければ、道路に降りることなく、安全に道路管理者に通報ができるので、安心して道路を利用してほしい」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3701887d712e847ad07334b400eea6d77af233d2


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。