







2016年4月6日9時51分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月6日12時59分に朝日新聞から、4月6日付で毎日新聞東京版から、4月6日23時54分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道新幹線が1日、青函トンネル内を走行中に緊急停止していたことが、6日、JR北海道への取材で分かった。
緊急停止は、3月26日の開業後、初めて。
JR北は、公表の基準である「20分以上の遅れ」ではないとして、発表していなかった。
JR北によると、1日午後1時15分ごろ、新函館北斗発東京行きの「はやぶさ22号」が、青函トンネル内の旧吉岡海底駅付近を約140kmで走行中、運転士が計器で赤信号を確認し、非常ブレーキをかけた。
約1分後に青信号に変わったため、車両は数分後に発車。
奥津軽いまべつ駅に2分遅れで到着した。
このトラブルで、乗客約350人のうち、1人が首に異常を訴えたという。
JR北によると、新幹線専用のレールと貨物専用のレールとの狭い隙間に、縦6cm、横4.5cm、厚さ0.2cmの楕円形の金属片が落ちていて、両方のレールに電気が伝わったために、運行システム上、貨物列車が走行していると誤って認識され、自動列車制御装置(ATC)の停止信号を受信したのが原因とみられる。
共用走行区間はレールが3本敷かれた複雑な構造で、保守・点検が難しく、トラブルの発生が懸念されていた。
北海道新幹線は、青函トンネルとその前後の約82kmの区間で、フル規格の新幹線としては唯一、貨物列車と線路を共用する。
共用走行区間では、新幹線用のレールの内側に、幅が狭い在来線用のレールがもう1本が敷かれていて、各レールに通電して列車の有無を確認している。
双方のレールは約37cm離れているが、間にはレールと枕木を固定する金属装置などがあり、実際の絶縁部分は約4cmの幅しかない。
このため、金属片を通じて双方のレールが通電し、新幹線の前方を貨物列車が走行していると運行システムが誤って判断し、緊急停止に至った可能性があるとJR北はみている。
通電トラブルがごく短時間に解消されたのは、列車の風圧などですぐに金属片が動いたためとも考えられるという。
JR北は、6日、金属片が、列車の車輪や車体の一部のほか、トンネル内の構造物の可能性もあるとみて、外部機関に分析を依頼することを明らかにした。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/160406/afr1604060006-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASJ4636D4J46IIPE002.html
http://mainichi.jp/articles/20160406/dde/041/040/061000c
http://mainichi.jp/articles/20160407/k00/00m/040/141000c
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年4月14日10時44分に読売新聞から、金属片は新幹線の部品ではなさそうだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道の島田社長は、13日の記者会見で、原因とみられる金属片について、「新幹線車両のものではないと考える」と話した。
さびの状態が古く、新しい新幹線のものとは考えにくいという。
同社は、鉄道総合技術研究所(東京都)に依頼し、金属片の成分分析を行っている。
同社によると、トンネル内に落ちた金属片によって貨物列車の走行を示す電流が流れ、新幹線の停止信号が出されたとみられる。
島田社長は、「お客様の安全に関わる問題ではないが、今後も様々な事象が発生すると思う」と語り、「保守と運行管理の課題を克服したい」と述べた。
出典
『緊急停止させた金属片「新幹線のものではない」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160414-OYT1T50016.html
(2016年6月12日 修正2 ;追記)
2016年6月9日付で読売新聞北海道版から、金属片はレールから剥がれたものだった可能性が高いが特定はできなかった、という下記趣旨の記事が、金属片の写真付きでネット配信されていた。
6月8日18時21分に産経新聞から、6月8日18時59分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は、8日、原因とみられる金属片について、「レールからはがれた可能性が高い」とする調査結果を公表した。
金属片は、縦4cm、横6cm、厚さ2mm。
JR北が鉄道総合技術研究所(東京)に依頼し、現場で見つかった金属片の成分分析を行ったところ、レールに含まれる鉄やマンガンなどの元素が検出されたという。
ただ、同様の元素は塗装した車両やトンネル内の金具にも含まれており、金属片はそういった様々なものから落ちる可能性があるが、今回は錆がひどかったため、素材の特定には至らなかった。
JR北は、4月末までに青函トンネル内を清掃するなどの対応を行ったほか、再発防止のために清掃を継続していくとしている。
出典
『「レール剥離片の可能性」…新幹線緊急停止』
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20160609-OYTNT50017.html
『金属片はレールの一部か 鉄道総合技術研究所調査』
http://www.sankei.com/affairs/news/160608/afr1606080030-n1.html
『JR 落下金属片特定できず』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160608/5975751.html
2016年3月31日付で産経新聞フォトから、電車運転席から撮られた衝突直前の映像写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日13時51分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山県倉敷市のJR山陽線の踏切で、昨年2月、立ち往生した大型トラックと電車が衝突、45人がけがをした事故で、運輸安全委員会は31日、電車の運転士がトラックに気付くのが遅れたのが原因とする報告書を公表した。
報告書によると、トラックの運転手は踏切の非常ボタンを押し、光の点滅で電車に異常を知らせる「特殊信号発光機」が作動した。
しかし、電車はカーブを走行中で、線路脇の電柱で死角となる区間が300m以上あったことなどから、運転士が点滅を視認できなかった可能性があるという。
2月13日午前8時20分ごろ、西阿知-新倉敷間を時速約95kmで走行中の普通電車の運転士が、踏切のトラックに気付き、非常ブレーキをかけたが間に合わず、衝突。
2両目の側面に穴が開き、部品が車内に散乱。乗客1人が重傷、運転士を含む44人が軽傷を負った。
発光機が点滅し始めた際、電車は踏切の約830m手前のカーブを走行していたが、トラックや発光機に気付かなかったことから、ブレーキをかけたのは、約210m手前だった。
安全委は全国の鉄道事業者に、発光機を適切な場所に設置したり複数を動作させたりして、視認性を確保するよう求めた。
JR西日本に対しては、車両の側面の強度を向上させる必要性も指摘した。
同社は、事故後、発光機を線路側に移設して見えやすくし、1つ手前の踏切の発光機に連動するように改良した。
トラックは、制御装置などに不具合があるとして、6回、リコール対象となっていたが、全て改修していた。
ほかに、変速機も3回改修していた。
事故後の調査で、変速機の異常発生が制御装置に記録されており、立ち往生の原因となった可能性があるとしたが、異常発生時刻の記録がないため、特定は避けた。
出典URL
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160331/dly1603310016-n1.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99087010R30C16A3CC0000/
(ブログ者コメント)
○運輸安全委員会の報告書は下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1869
PDF報告書42/61、52/61ページ等に、位置関係を示す図や写真が掲載されている。
○近くのJR線踏切で確認したところ、踏切から20mほど離れた場所に報道どおりの特殊信号発光機が設置されていた。
2016年3月20日11月29日に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2016年3月1日6時0分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR四国は、列車内から乗客を脱出させる新たな装置「列車用避難シューター」を発表した。
避難はしごを使えない災害弱者のためにと、同社高知運転所の社員が、航空機の脱出シューターや遊具の滑り台にヒントを得た。
南海トラフ巨大地震が起きた際、津波からいち早く逃れるため、高知県の土讃線と徳島県の牟岐線のワンマン列車計113両に4月末までに導入する。
巨大地震では、高知県や徳島県の沿岸部に、わずかな時間で津波が襲来することが予想される。
ところが、現在の車両に備えている脱出装備は、避難はしごのみ。
乗客は、災害時、はしごを使うか、扉から飛び降りるかして脱出する必要がある。
一方で、客室から地上までは約1.5m。
足腰の弱い高齢者や妊婦らは、はしごを使うことも困難で、同社は、災害弱者が安全で速やかに脱出できる方法を模索していた。
新装置のシューターは、長さ2.5m、幅0.8m、重さ7kgのシート状。
普段は客席の下に収納していて、非常時に乗務員が取り出し、車両の正面扉下部とレールにシューターの両端を結んで固定し、乗客に滑り降りてもらう。
設置は、数分で済むという。
乗客は、滑り台のようにシートをゆっくりと滑り降りて脱出する。
滑りが良すぎると、地上に到着した時にけがをする恐れがあるため、滑りにくいポリエステルを素材に選んだ。
ポリエステルは、トラック荷台の雨よけシートに使われる材質と同じだ。
鉄道の場合、はしごや飛び降りのほうが避難が早いため、足の弱った高齢者や妊婦らを対象にして、座った姿勢から安全に進めるよう工夫した。
高知運転所の社員らが、列車からの避難訓練で足が不自由な人を降ろす際、カーテンを担架のように使った場面を見て、「はしごとは別に安全で速やかに避難できる設備がいる」と気づいた。
空気で膨らませる航空機のシューターを思いついたが、車両には空気を注入する設備がない。
公園で幼児が滑り台を楽しんでいる場面を見て、「安全な形はこれだ」と確信。
約1か月で完成させた。
費用は1セット数万円。
こうした取り組みはJR各社で初といい、量産してJRの他社や私鉄にも売り込みたいという。
泉社長は、「高知運転所は自ら津波訓練を考えるなど、随分頑張ってくれている。ありがたい」と社員発案のアイデアを喜ぶ。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160318-OYT1T50241.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO97855470Z20C16A2LA0000/
(ブログ者コメント)
あるだろうと思っていたのに、なかったとは・・・。
高知運転所の方々の知恵と工夫に拍手。
2016年3月16日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が漏電メカニズムの図解付きでネット配信されていた。
3月15日11時59分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県熊谷市新堀のJR高崎線・籠原駅構内で15日に起きた火災は、送電線を梁から吊る「碍子」が破損して漏電が起き、周辺の信号やポイントを動かす機器などが焼けていた。
JR東日本が、明らかにした。
同駅前後の熊谷−本庄間は終日運転を見合わせ、熊谷−岡部間は16日も運休し、復旧は17日の始発からとなる見通し。
経年劣化による腐食が碍子破損の原因とみられ、同社と警察が詳しい経緯を調べている。
同社などによると、火災は午前3時55分ごろ発生した。
破損した碍子は、電車を動かす電気を下方の架線に送る電線を吊っていた。
磁器製の二つの絶縁体を結ぶ太さ19mmの鉄製部品が断裂し、1500ボルトの高電圧がかかる電線が鉄製の梁に接触して、漏電した。
電気は梁を通って流れ、電柱との接続部分が一部溶けたほか、コンクリート製電柱を伝わって地中にも漏電し、近くの信号、ポイント、踏切を動かす電子機器や駅舎の配電盤などに過電流が発生し、焼損させたとみられる。
消防によると、午前4時5分ごろ、籠原運輸区の職員から「架線や配電盤から火花が出ている」と119番があり、籠原駅東側の架線3カ所と運輸区の建物から火花や煙を確認。
午前7時20分ごろに鎮火した。
この碍子は1991年に設置され、寿命は20〜25年で、2017年度に交換予定だった。
断裂部分は錆が付いて腐食が進んでいたという。
同社管内では、同種のトラブルが12年までに3件起きており、首都圏の約8万カ所の同様箇所で碍子を緊急点検する。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160316/ddm/041/040/122000c
http://www.sankei.com/affairs/news/160315/afr1603150007-n1.html
3月19日16時38分に毎日新聞からは、珍しいタイプの漏電事故だった可能性ありという下記趣旨の記事が、解説図付きでネット配信されていた。
漏電を検知して電気の流れを止める安全装置が漏電を認識できず、しばらく電気が漏れ続けたために付近の電気設備の焼損につながり、被害が拡大したことが、JR東日本の調査で分かった。
検知しにくい珍しいタイプの漏電が起きた可能性があり、JR東は、鉄道総合技術研究所と連携して、詳しい原因を調べている。
JR東によると、一般的には、漏電で架線に通常と異なる量の電気が流れると、変電所にある安全装置の遮断器が察知し、自動的に短時間で停電させる。
漏電が続くと、他の電気設備にも被害が及ぶためだ。
一方、現場のような多数の電車が短い間隔で運行される区間では、電車の本数やモーターの作動状況によって架線に流れる電気の量に差が生じるため、遮断器が正常と判断する電気の量にも一定の幅を持たせて、停電が頻発しないようにしている。
籠原駅の現場も、そうした場所だった。
今回の漏電の直接のきっかけは、架線をつるす鉄製の梁にある絶縁体の碍子が劣化して壊れ、送電線が梁に接触したこと。
通常、送電線の電気は架線とパンタグラフを通し電車に入り、線路に流れるが、漏れた電気は、梁と電柱を通って地中に流れた。
ところが、電柱がコンクリート製で電気抵抗が高く、漏電量が一気に増えなかったために、遮断器が漏電を検知できなかったらしい。
電柱経由で地中に漏れた電気が近くの信号、ポイント、踏切関係の電気設備に流れ、過電流となって設備を焼損し、復旧作業を手間取らせることになった。
籠原駅は、電車を留め置く線路が多数あり、信号関係の設備が多かったことも、被害を大きくしたという。
[JR東日本出身で交通コンサルタント会社「ライトレール」の阿部社長の話]
今回のタイプの漏電の検知技術はコストがかかるため、低コスト化が長年の課題だった。
送電線につけられている碍子は、JR東日本の首都圏だけで8万カ所もあり、検査の徹底だけでは、トラブルは撲滅できない。
技術革新に期待したい。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160319/k00/00e/040/210000c
(ブログ者コメント)
静電靴を履いている場合、床がコンクリートであれば、人体の静電気は問題なく大地に逃げるとされている。
※下記労安研資料の5項参照。
http://www.jniosh.go.jp/publication/mail_mag/2011/41-column.html
よってブログ者は、コンクリートの電気抵抗は小さいものだと思いこんでいた。
JRの人たちも同じ認識だったのだろうか?
事故が起きて初めて、システムの脆弱部分を教えられるケースがままあるが、今回の事例もそうだったのかもしれない。
2014年7月22日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4115/
(2016年3月21日 修正2 ;追記)
2016年3月14日19時8分にNHK北海道NEWS WEBから、積荷偏り測定装置が設置されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道新幹線の開業で青函トンネルをともに利用することになるJR貨物は、走行中の列車の安全性を高めようと、積み荷が偏っていないか測定する新たな装置をこのほど設置し、18日に運用を開始する。
JR貨物では、江差線で相次いだ貨物列車の脱線事故を防ごうと、事故原因の可能性が高いと指摘された積み荷の左右への偏りを測定する新たな装置を開発し、北海道新幹線の開業にあわせて設置を進めてきた。
14日は、本格的な運用が18日から始まるのを前に、JR函館貨物駅で装置についての説明会が開かれ、職員あわせて8人が出席した。
装置は、列車が通過する際に生じるレールのたわみを調べて車両ごとに偏りを測定し、基準値を超えた場合、指令センターなどにアラームで異常を知らせる仕組みになっていることなどが説明された。
JR貨物によると、装置は北海道側と本州側にそれぞれ2か所ずつ設置されたという。
JR函館貨物駅の高橋駅長は、「まもなく新幹線が開業するので、より一層、安全に気をつかっていきたいです」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160314/3579821.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、線路の下に「輪重測定センサー」と表示された測定器が取り付けられ、その近くには、基準値を超えた場合に異常を知らせるパトロールランプも設置されていた。
2016年3月13日8時9分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR京葉線で、4日、電車が停車駅を誤って通過したトラブルで、男性車掌(59)が居眠りをしていたことが、12日、JR千葉支社への取材で分かった。
当初、同支社はミスの原因を、「違うことを考えていて(通過に)気付かなかったと話している」などと説明していた。
その後の調査で判明したという。
重大な事故につながる可能性もあり、同支社は、「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
同支社によると、今月4日午後9時25分ごろ、東京発蘇我行き下り各駅停車(10両編成)がJR二俣新町駅(市川市)を誤って通過。
乗客約12人が乗降車できなかった。
次駅の南船橋駅で乗客2人が「停車せず、降りられなかった」と駅員に申し出て判明。
二俣新町駅で乗車できなかった乗客については、後続の快速電車を同駅に臨時停車させ、蘇我駅まで各駅電車として運転することで対応した。
千葉日報社が入手した内部文書によると、男性車掌は同社の聴取に対し、前駅の市川塩浜駅を発車後に電車最後尾の車掌室でイスに座り、ウトウトしてしまったと証言。
二俣新町駅を通過し、次駅の南船橋駅へ向かう途中で目覚めた。
その後、二つ先の新習志野駅に到着した際、輸送司令室からの無線連絡でミスに気付いた。
同支社によると、運転室や車掌室には通過ミス防止のため、「次は停止」などと音声で知らせるブザーを設置。
当時も正常に機能していたが、男性車掌は気付かなかったという。
当初、同支社はミスの原因を、電車の男性運転士、男性車掌がいずれも「『違うことを考えていて(通過に)気付かなかった』と話している」としていた。
同支社は、「その後の詳しい聴取で、男性車掌が居眠りを打ち明けた」としている。
今回のトラブルで、同支社は男性運転士の責任を重く見ているが、電車の最後尾に乗務する男性車掌は、電車通過後の線路の破損や人の立ち入りなどを確認する業務を怠っていたことになる。
重大事故につながる可能性もあるミスで、同支社は、「今後、厳正に処分する。基本に立ち返って指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/310245
2016年3月8日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月7日11時56分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後9時45分ごろ、会津若松市のJR只見線七日町駅で、会津若松発会津川口行き下り最終列車(2両編成)の男性車掌のメガネが風で飛ばされた。
「乗務に支障がある」として次の西若松駅で車掌を交代したため、列車は約55分遅れ、乗客10人に影響した。
JR東日本福島支店によると、車掌は発車時、車掌室の窓から顔を出してホームを確認した際、強い風が吹き付けた。
ずれた制帽を直す際、メガネが外れ、飛ばされた。
付近を捜索したがメガネは見つからず、安全確認は完了していたため、列車を発車させ、次の駅で交代した。
同支店は、「このような事案は聞いたことがない。大変迷惑をかけた」、「コンタクトレンズ着用の乗務員だけでなく、メガネ常用の乗務員にも予備のメガネを持つよう、指導した」としている。
メガネは、7日朝になって線路の脇で発見された。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201603/20160308_63010.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000069790.html
3月8日付で読売新聞福島版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
会津若松市のJR只見線七日町駅で、6日夜、列車の車掌がメガネを落とし、次の駅で1時間近く発車が遅れるトラブルがあった。
JRによると、6日午後9時45分頃、会津若松発会津川口行き普通列車(2両)の20歳代の男性車掌が、発車直後の安全確認のため、窓から半身を乗り出してメガネを車外に落とした。
風で帽子がずれ、直そうとして手が当たったという。
列車は、次の駅で停止。
車掌は替えのメガネを持っておらず、信号が見えないなど乗務に支障があったため、会津若松駅から代わりの車掌が到着するまでの約50分間、運転を見合わせた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20160307-OYTNT50070.html
2016年3月3日18時59分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道東のJR根室線で、2日夜、普通列車が2時間半にわたって動けなくなったトラブルは、JR北海道の調査の結果、総合指令室の担当者が指示を忘れたため給油が行われず、走行中に燃料が切れたことが原因だとわかった。
このトラブルは、2日午後7時すぎ、白糠町のJR根室線の古瀬駅と白糠駅の間で、1両で走っていた釧路行きの普通列車のエンジンが突然止まり、そのまま、およそ2時間半にわたって動けなくなったもの。
乗客4人にけがなどはなく、列車の燃料計の目盛りがゼロになっていたことから、JR北海道が原因を調べていた。
その結果、車両に不具合は見つからず、適切に給油しなかったため走行中に燃料切れを起こしていたことがわかった。
この列車は、先月28日に給油していて、次は1日夜に給油する予定だったが、暴風雪の影響で途中までで運休となったため、給油の場所も変わった。
この際、釧路支社の総合指令室の担当者が指示を忘れたため給油が行われず、運転士も、燃料計が車両の外側にあるため、エンジンが止まるまで燃料不足に気づかなかったという。
JR北海道釧路支社は、「チェック体制の確認を行うなど再発防止策をとり、信頼回復に努めたい」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160303/3386741.html
3月4日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道白糠町のJR根室線で普通列車(ディーゼル車、1両編成)が燃料切れで停止したトラブルで、JR北海道釧路指令室の社員が給油の指示をし忘れていたことが、3日、同社への取材で分かった。
暴風雪のため、運行計画が何度も変更されたことが原因。
JRは、「再発防止に向け、社員の教育を行いたい」と話している。
JRによると、この車両は2月28日に帯広運転所で給油後、29日に滝川駅で給油する予定だったが、暴風雪のため部分運休となり、滝川駅に到着しなかった。
その後も何度も運行計画が変更され、給油の指示をし忘れてしまったという。
燃料計は車両外の燃料タンクに付いており、運転士は燃料の残量を確認する義務はない。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160304/ddr/041/040/003000c
2016年2月5日21時6分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日正午すぎ、旭川市などにまたがるJR函館線のトンネルで、作業員が誤って信号機のケーブルを損傷し、JRは復旧作業のため、旭川と深川駅の間でおよそ3時間にわたって運転を見合せた。
このトンネルは、去年12月に火災が起きたトンネルで、JR側は、再発防止に努めたいとしている。
JR北によると、5日正午すぎ、旭川市と隣の鷹栖町にまたがるJR函館線の嵐山トンネルで作業員が線路脇の氷をツルハシを使って除去していたところ、誤って信号機の電源ケーブルを損傷し、電気が通らなくなった。
JRは、復旧作業を行うため、旭川と深川駅の間の全線で、およそ3時間にわたって運転を見合わせたが、午後3時11分に運転を再開した。
この影響で、札幌と旭川を結ぶ特急スーパーカムイ13本を含む19本が運休した。
現場のトンネルは、去年12月に天井や壁に貼られた断熱防水板が焼けて火災が起きたトンネルで、JRは、「お客様にご迷惑をおかけして申し訳ございません。指導を徹底して再発防止に努めていきたい」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160205/5671851.html
2016年1月30日付で読売新聞長崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月30日13時18分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前5時45分頃、福岡市営地下鉄箱崎線・馬出(まいだし)九大病院前駅(福岡市東区)で、ホームに進入してきた中洲川端発貝塚行き始発列車(6両編成)が線路脇に放置されていた脚立に接触し、緊急停止した。
列車に大きな損傷はなく、乗客・乗員約20人にけがはなかった。
市交通局によると、馬出九大病院前駅では、30日午前0時40分~同3時55分頃、線路脇の壁の修繕作業が行われた。
作業員がホームに上がるために高さ約1mの脚立を使い、線路脇に置いたままにしていたという。
この事故で、2本が運休、2本が最大28分遅れ、約150人に影響が出た。
同局は、「作業後の確認を徹底したい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160130-OYS1T50041.html
http://mainichi.jp/articles/20160130/k00/00e/040/261000c
2016年1月12日17時11分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月13日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前11時ごろ、仙台市宮城野区のJR仙石線榴ケ岡駅に、石巻発あおば通行き普通列車(4両編成、乗客約350人)が到着した際、男性車掌が駅名を一つ先の「仙台」と間違えて車内放送した。
仙台駅で降りる予定だった乗客6人が誤って降車してしまい、駅員に誤りを指摘した後、15分後の後続列車に乗って仙台に向かった。
JR東日本によると、車掌は勤務歴30年以上のベテランで、「うっかり勘違いした」と釈明した。
榴ケ岡、仙台ともに地下駅で、2014年9月にも別の車掌が榴ケ岡を「仙台」と誤放送する全く同じトラブルがあった。
JRは、「車掌の完全な勘違い。今後、指導を徹底していく」と陳謝した。
車掌が手持ちの業務用時刻表で次の駅名を確認してからアナウンスする手順だが、勘違いを防止する仕組みにはなっていないという。
出典URL
http://www.sankei.com/life/news/160112/lif1601120029-n1.html
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160113_13020.html
(ブログ者コメント)
時刻表を確認したところ、隣の仙台駅に停まる快速列車が、この駅には停まらない。
一つの可能性として、この車掌、快速列車に乗務中だと勘違いしたことも考えられる。
2016年1月2日19時30分に朝日新聞から、『運転士が機転を利かせて再加速 昨年の新幹線放火事件』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年6月、東海道新幹線で起きた放火事件で、非常ブザーが押されて車両がトンネルで止まりかねなかったが、運転士が火災発生を知り、再加速したことで避けられたことがわかった。
火災中の車両がトンネルで止まれば乗客の避難が難しくなり、被害者が増えたかもしれず、間一髪の対応だった。
事件は6月30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市を下りで走行中の「のぞみ」で起きた。
乗客がガソリンをかぶって焼身自殺し、巻き込まれた女性客も死亡した。
ほか、乗客26人と乗務員2人が重軽傷を負った。
1964年の東海道新幹線開業以来、初の新幹線の列車火災事故となった。
JR東海によると、事件発生後に車内で非常ブザーが押され、運転士は非常ブレーキをかけたが、直後にボンという音と煙で火災に気づいた。
マニュアルでは、車内で火災が起きた場合、煙の充満などによる二次被害を防ぐため、トンネルで止まらないよう定めてある。
運転士はブレーキを緩めて加速し、進行方向に続くトンネルを抜けて停車した。
柘植社長は、朝日新聞などのインタビューで、「トンネルで火事になっていたらと思うと、運転士の判断が多くの人命と、会社を救ったかもしれない」と語った。
東海道新幹線では、火災の際は非常ブザーを押さないよう記してあるが、混乱すれば押されかねない。
JR東海は、2017年度までに9割の車両で客室に防犯カメラをつけ、非常ブザーが鳴ったら運転席と車掌室から状況を確認できるようにする。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASHDX7WB8HDXOIPE01Z.html
(ブログ者コメント)
○本件、調べ直してみたところ、当時もそのような報道がされていた。以下は一例。
(2015年7月2日6時3分 産経新聞)
・・・・・
今回の事件ではまず、無関係な乗客を巻き込んだ身勝手な犯行を憎むべきだ。
一方で悲惨な状況下にあって、運転士は前後のトンネルを避けて列車を停止させ、自らも負傷しながら消火した。
乗客らは混乱の中でパニックに陥らず、互いに助け合いながら後方の車両に移動した。
こうした勇気ある冷静な行動がなければ、被害はさらに拡大したろう。
・・・・・
http://www.sankei.com/column/news/150702/clm1507020003-n1.html
○マニュアル通りの対応だとはいえ、この運転士の方、非常ブザーが押されてフェイズ4状態になっている時、よくぞ冷静に、火災時はトンネル内停止不可というマニュアルを思い出したものだ。
こういう人が、最近コメントを頂戴した「トラブルプリベンター」に該当するのだろう。
○しかし、たまたま1号車で火が出たので音と煙で気付いたが、これが他の車両だったら火災発生という情報が伝わるのが遅く、トンネル内で停車した可能性がある。
そういう意味で運が良かった事例だと感じた。
2015年12月31日19時1分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日正午ごろ、香川県さぬき市にあるJR高徳線のオレンジタウン駅の構内で、徳島発高松行きの上りの普通列車が、本線から分かれた「安全側線」と呼ばれる線路に誤って進入し、車止めの目的で線路の先に積まれた砂利に乗り上げて脱線した。
JR四国によると、列車は1両編成で、当時、運転士1人と乗客45人がいたが、けがはなかった。
JR高徳線は線路が1本の単線で、当時、対向列車が駅に接近していたため、構内の信号は赤の状態だったが、列車は駅にいったん停車したあと、赤信号のまま発車したという。
このため、近くにあるレールのポイントが切り替わらないまま、列車が側線に進入したという。
JRの聞き取りに対して、列車を運転した54歳の運転士は、信号を見ていなかったと話しているということで、JRは、運転士が何らかの原因で赤信号を見落としたとみて、さらに詳しく調べている。
脱線の影響で、高徳線は一部の区間で、およそ6時間にわたって運転を見合わせた。
一方、国の運輸安全委員会は、原因を調査するため、事故調査官2人を、31日、現地に派遣した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151231/k10010357671000.html
12月31日20時6分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日正午ごろ、香川県さぬき市志度のJR四国オレンジタウン駅構内で、JR高徳線の徳島発高松行き普通列車(1両)が側線に進入、砂利に乗り上げて脱線した。
乗客、乗員計46人にけがはなかった。
JR四国によると、男性運転士(54)が誤って赤信号で発車したため、側線に自動誘導されたが、ブレーキが間に合わず脱線したとみられる。
JR四国によると、男性運転士が同駅で乗客を乗降させた後、赤信号のまま発車。
現場は単線で、反対側から列車が向かって来ていたが、赤信号の場合、側線(約40m)に自動誘導される仕組み。
JR四国の田中運輸部長が本社(高松市)で会見し、「お客様が非常に多い年末の最終日に長時間にわたりご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません」と陳謝。事故原因について「運転士が赤信号を見ていなかった」と説明し、理由は調査中とした。
この事故で、約6時間にわたり、高徳線高松駅−三本松駅間で特急列車13本、志度駅−三本松駅間で普通列車18本が上下線で運転を見合わせた。約1600人(午後7時現在)に影響が出た。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20151231/k00/00e/040/170000c
12月31日23時34分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR四国によると、高徳線は単線のため、列車は同駅で対向列車が来るのを待って出発しなければならないが、男性運転士(54)は赤信号のまま発車。
普通列車は自動的に緊急避難用の側線に入って約40m進み、側線がなくなったところで砂利に乗り上げて脱線した。
男性運転士は、「発車できると勘違いして信号を見ていなかった」と話しているという。
同駅は無人駅で、対向列車は約250m先まで来ていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151231-OYT1T50086.html
2016年1月1日18時54分にNHK高松からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受けて、国の運輸安全委員会の事故調査官2人が現場を訪れ、1日9時ごろから四国運輸局の職員らとともに当時の状況などを調べた。
調査官は、JR四国の社員に聞き取りながら、運転士の位置から信号機がどう見えるのかや、現場に停止している車両の損傷具合などを1つ1つ確認していた。
調査のあと、運輸安全委員会の秋山事故調査官は、「今回の調査で得た資料などを総合的に分析し、なるべく早く事故原因を究明したい」と話した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034724371.html?t=1451852426296
(2016年2月18日 修正1 ;追記)
2016年2月17日19時16分にNHK高松から、再発防止策が報告されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR四国は、列車の停止位置を見直すなどの再発防止策をまとめ、四国運輸局に報告した。
文書の中でJR四国は、脱線事故の原因として、運転士の「赤信号の見落し」を挙げており、その対策として、定期的に乗務員に過去の列車事故の映像を見せて安全意識の高揚を図っていく、としている。
また、脱線した列車は、停止位置を過ぎても加速がついていたため、砂利の前で止まることができなかったとしており、オレンジタウン駅では、これまで複数あった列車の停止位置をATS=自動列車停止装置に近い1か所に見直して、確実にスピードを落とすようにするという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035911241.html?t=1455748989846
2015年12月31日16時20分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月1日0時11分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時55分ごろ、JR函館線の朝里-銭函間にある北海道小樽市の張碓トンネル(約910m)内で、天井付近の壁から漏水防止板の継ぎ目を埋める資材が垂れ下がっているのを巡回中のJR北海道のグループ会社社員が見つけた。
JR北海道によると、資材はウレタン製で、幅約2.5cm、長さ約50cmにわたり垂れ下がっていた。
架線に触れる危険はなかったが、念のために除去したという。
同社は、除去のために小樽-ほしみ間の上下線の運行を約3時間見合わせ、新千歳空港と小樽を結ぶ快速エアポートなど57本を運休、または部分運休とした。
このトラブルを受け、JR札幌駅のバスターミナルには、列車をあきらめ、バスで小樽方面に向かおうとする人たちが長い列をつくった。
JR函館線では、27日に旭川市と鷹栖町にまたがる嵐山トンネル(約1.3km)で火災が発生し、2日間で特急を含む列車233本が運休し、帰省、観光客らに影響が出た。
火災を受け、張碓トンネルでは翌28日に緊急点検が行われたが、その際は異常はなかったという。
同社が、はがれた原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/151231/afr1512310011-n1.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0218572.html
(ブログ者コメント)
架線に触れる危険はなかったということだが、発見が遅れていれば、嵐山トンネル事故の二の舞になっていた可能性も考えられる。
巡回点検という未然防止策の成功例のように感じた。
嵐山トンネル事故は、下記参照。
2015年12月31日掲載
2015年12月27日 北海道旭川市のJRトンネル内で電圧異常検知後にポリエチ製の断熱防水板が燃えて列車が3日間運休、つららが架線に接触?過去事例で難燃性防水板に順次取換え中だった
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5525/
2015年12月28日付で毎日新聞東京版朝刊から、下記趣旨の記事がトンネル内部の図解付きでネット配信されていた。
12月27日20時22分に読売新聞から、12月28日22時48分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前5時ごろ、北海道旭川市のJR函館線近文(ちかぶみ)~伊納(いのう)間にある嵐山トンネル(1.3km)内で、回送列車の運転士が架線から火花が出ているのを発見し、JR北海道を通じて119番した。
水漏れを防ぐため天井に固定されているウレタン製の断熱防水板が燃え、午前11時45分ごろにほぼ消し止められた。けが人はいなかった。
この影響で,JR北は札幌と旭川、稚内、網走をそれぞれ結ぶ特急を始発から運休。現場を含む深川−旭川間では終日、特急62本を含む87本が運休し、約2万人に影響が出た。
JR北は、「復旧には相当時間を要する」として、28日も深川−旭川間で運転を見合わせる。
JR北によると、嵐山トンネル内で27日午前4時5分ごろ、架線の電圧異常が検知され、送電が自動停止した。
その後、指令センター(札幌市)からの遠隔操作で送電を復旧させ、状況を確認しながら回送列車を走らせていた運転士が火災を見つけた。
27日午前0時半〜同1時ごろ、架線に付いたつららを落とす作業で目視点検をした際には異常はなかった。
落下したつららが架線に当たって火花が出たり、断熱防水板が垂れ下がって架線に接触したりした可能性があるという。
警察などによると、トンネル内が狭く消防車は入れず、煙が充満したことから、消火に時間がかかった。
JR北は、27日正午以降、特急「スーパーカムイ」(札幌−旭川)を2時間に1本程度の間隔で札幌−深川間で折り返し運転をしたほか、別の一部区間でも特急の折り返し運転をした。深川−旭川間では同日午後から代行バスを運行した。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20151228/ddm/041/040/061000c
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151227-OYT1T50015.html
http://mainichi.jp/articles/20151229/k00/00m/040/165000c
12月28日20時14分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北は、28日、函館線のトンネル火災について札幌市内の本社で記者会見し、復旧時期が29日午後以降になるとの見通しを明らかにした。
冒頭、西野副社長は、「年末の帰省時期にご迷惑を掛けて、深くおわびします」と謝罪した。
社内で事故調査の検討委員会を立ち上げるとともに、公益財団法人鉄道総合技術研究所に原因調査を依頼する。
JR北によると、北海道旭川市と鷹栖町にまたがる嵐山トンネル(約1.3km)で起きた火災は、水を凍らさないよう下へ流すためにトンネルの天井から側面にわたりボルトで打ち付けられたポリエチレン製の断熱防水板が、何らかの原因で燃えて起こった。
JR北海道では、同様の断熱防水板を使ったトンネル火災が平成10年に起きたため、翌11年から老朽化の進んだものから随時、燃えにくい防水板に取り替えてきた。
しかし、今回のトンネルで燃えた部分については、取り替えが行われていなかった。
今回のトンネルを含め、同様の防水板を使用しているトンネルは11カ所ある。
西野副社長は、「一度に防水板を更新できればよいがトンネル自体がゆがむなど、老朽化が進んでいる。列車を止めてお客さまに迷惑をかけないよう丁寧に検査をして、安全に努める」と語った。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/151228/afr1512280023-n1.html
12月29日6時30分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
JR北海道は28日の記者会見で、JR函館線嵐山トンネルの火災で焼けたポリエチレン製の漏水防止板について、火災の危険性を認識していたが、難燃性素材の導入は一部にとどまっていることを明らかにした。
専門家は、「火災の危険性は難燃性の素材や燃えにくい加工を施すことで減らせる」と指摘している。
ポリエチレン製の漏水防止板が焼ける火災は、1998年12月、小樽市のJR函館線張碓トンネルで発生。
JRは、「燃えることが明確に分かった」として、99年から難燃性の素材への変更方針を決めたが、実際の導入は老朽化したものを交換するか、新たに設置する場合にとどまっていた。
嵐山トンネルでは、切り替える計画はなかった。
ポリエチレンは、軽くて安価で断熱性があるため、北海道とJR東日本管轄の東北のトンネルなどで漏水防止板に用いられている。
ただ、石油由来のため、燃焼の危険性がある。
早坂洋史・元北大特任准教授(火災科学)は、「出火原因が判明しないが、燃えない素材で板を覆うなど、火災の危険性を減らす方法はほかにもあった」と指摘する。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0218053.html
(ブログ者コメント)
12月29日6時30分に配信された北海道新聞記事の解説図によれば、トンネル上部からのつららが架線に接触して通電した可能性もある由。
(2016年1月18日 修正1 ;追記)
2016年1月14日18時46分にNHK北海道NEWS WEBから、つららが原因だったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
JR北海道の島田社長は、14日の記者会見で、12日に撮影したトンネル内部の映像を公開した。
そのうえで、火災の原因について、天井から垂れ下がったつららが架線に接触して火花が出て、天井や壁に貼られた断熱防水板が焼けた可能性があるという見方を明らかにした。
トンネルでは、つららを落とす作業が、毎晩、行われているが、先月下旬は、つららができやすい気象状況で、作業後に新たにできたつららが影響した可能性があるとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160114/3429341.html
(ブログ者コメント)
映像では、長い棒を持った作業員の方が天井のつららを落とすシーンなどが映っている。
極寒の中、大変な作業だ。それが毎晩とのこと。
こういった縁の下の力持ち的な人々の見えない努力によって、あって当たり前と思われがちな安全が確保されているのだと、改めて認識させられた。
2015年12月18日10時47分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月19日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後4時半すぎ、札幌市東区のJR北海道苗穂工場で、列車の屋根で作業をしていたJRの社員(男性、59歳)が屋根から転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打っており、およそ5時間後に死亡した。
警察によると、男性は、当時、ほかの作業員6人とともに、列車内の空調を整えるための「ダクトボックス」と呼ばれる設備を修理するために、高さ4mほどある列車の屋根で作業をしていたという。
警察によると、作業後、安全帯のフックをはずして昇降リフトに移動する際に転落したとみて、調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151218/4413011.html
2015年12月15日13時43分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月16日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前、JR海峡線の青森県にあるトンネルで、北海道新幹線の開業に備えた工事をしていた作業員が落下させた工具が架線に接触し、下りの特急列車1本に50分あまりの遅れが出た。
JR北海道によると、15日午前8時50分ごろ、海峡線の青森県今別町にある長さ1300mあまりの「大川平トンネル」で、工事をしていた作業員が落とした長さ45cmほどの金属製の測定器具が架線に接触した。
この影響で、JR北は、架線に傷がついていないかなどを点検するため、列車の運行を約1時間見合わせた。
この影響で、新青森発函館行きの特急列車1本が54分遅れた。
現場は、北海道新幹線と貨物列車との共用区間のトンネルの出入り口で、新幹線が走行した際の風圧や振動を抑える「緩衝工」と呼ばれる覆いをとりつける工事を行っていたという。
JR北海道は、「お客様に迷惑をかけ申し訳なく思います。再発防止に向けて指導を徹底します」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151215/4318601.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、つい最近、スカイツリー展望台に上がって外を眺めていたところ、窓ふきゴンドラが降りてくるのに遭遇した。
これはレアな経験だと、じっと作業内容を見ていたところ、窓ふきワイパーはもちろんのこと、なんと水気ふきとり用の雑巾にも落下防止用のひもが結び付けられていた。
350m高さから雑巾が落ちたとしても、どうってことはないように思うのだが、一事が万事、例外を設けず、落下防止対策に取り組んでいるのだろうと、勝手に推察した次第。
今回事例の詳細は不明だが、こういった工事の場合、道具の落下防止対策を行うような要領になっているのではないだろうか?
要領に入っていなかったとしても、現場TBM時の危険予知などで、道具を落とした場合の危険性に気が付かなかったのだろうか?
2015年12月14日15時47分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時半すぎ、千葉市緑区の誉田駅で、上総一ノ宮発東京行きの外房線の快速電車が本来の停止位置からおよそ100m行き過ぎ、15両編成のうち前の4両がホームから離れたところに停車した。
列車にはおよそ300人が乗っていたが、けがはなかった。
電車は、踏切が誤作動するおそれがあるためバックすることができず、誉田駅で降りる予定だった乗客7人のうち5人はホームにかかっている車両のドアを開けて降りたが、前の4両に乗っていた2人は降りることができず、次の駅で降りて、下りの電車で戻ったという。
電車の運転士は、「特急電車を運転していると勘違いして、ブレーキをかけるタイミングが遅れてしまった」と、話しているという。
JR東日本千葉支社は、「ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。再発防止に向け、乗務員の指導を徹底していきたい」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084298321.html?t=1450138197789
(ブログ者コメント)
同じJR東で、つい先日、同じような以下のトラブルがあったばかりだ。
その事例は、今回の運転士に教訓的ヒヤリ事例として伝えられていたのだろうか?
2015年12月10日掲載
2015年12月3日 山形県上山市のJR奥羽線で普通列車の運転士が新幹線を運転していると勘違いして停車駅を通過しようとしたがホームに乗客がいるのを見て100mオーバーで停車
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5452/
2015年12月12日に河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市地下鉄東西線で開業前日の5日に起きた運行管理システムのトラブルは、システムの保守管理を担う基板(フラッシュメモリー、4cm四方)に組み込んだ新ソフトが原因だった可能性の高いことが、11日、市交通局への取材で分かった。
運行管理システムは、走行中の列車位置を把握し、列車間の距離を管理する仕組み。
交通局によると、8月以降、システムが正常に稼働しているかどうかを伝える保守管理データが送りにくい状態があったため、システムを製造した横浜市のメーカーに手直しを依頼した。
メーカーはこの際、トラブルがあっても自動的に回復する「自動復帰機能」の入ったソフトを新たに基板に加え、2日に計36個の基板を入れ替えた。
5日のトラブル発生後、自動復帰機能の付いていない基板に戻すと、システムが回復した。
原因究明を進めてきた交通局とメーカーは、システム動作の再現実験などから、追加した自動復帰機能がシステム全体の不具合に及んだとほぼ断定した。
万全の体制で開業を迎えようと行った改良が、トラブルにつながった。
ただ3、4日と問題がなかったのに、なぜ5日になって発生したのかなど不明な点もあり、引き続き調査する。
トラブルは5日午後3時前に起き、列車の位置情報を各駅から総合指令所(太白区)に送れなくなった。
安全確保のため試運転中の全9本を手動で停止。うち5本に開業記念式典の参加者ら約400人が試乗していた。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151212_13020.html
2015年12月15日10時54分にNHK東北NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市交通局は、試乗会の3日前に取り替えた運行管理システムの改良したソフトが原因だったと発表した。
列車の位置情報は、各駅のサーバーを経由して総合指令所に送信されるということだが、試乗会の3日前にサーバーの部品を、改良したソフトを組み込んだものに取り替えていた。
仙台市交通局が詳しく調べた結果、この改良ソフトが原因となって、3日程度でメモリーの容量がいっぱいになって、電車の位置情報などが送れなくなっていたという。
部品はその後、元のソフトに戻し、開業日以降は異常はないという。
ただ、試乗会の3日前に改良したソフトに変えたのは、試運転をしていた8月に保守情報の通信が途切れる現象が起きたためで、交通局は、この問題の解決について引き続き、新たな対策を検討していきたいとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20151215/4301131.html
2015年12月7日付で毎日新聞東京版から、図解付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日未明、東京都千代田区のJR横須賀線の地下トンネルで、地下水をくみ上げる排水設備にトラブルがあり、レールが冠水した。
JR東日本は復旧作業のため、同線東京−品川間の運転を始発から12時間半にわたって見合わせ、午後5時半に再開した。
排水設備に土砂が詰まったことが原因だという。
冠水が起きたのは横須賀線の東京−新橋間で、地下トンネルの区間のなかでもとくに深くなっている地点。
付近では約70mにわたって地下水があふれ、一部でレールが冠水した。
同社によると、地下トンネルの排水設備は、貯水槽にためた地下水を地上にくみ上げて排出するしくみになっている。
地下水を地上に送る排水管に土砂が詰まったため、排水機能が低下し、貯水槽に異常な量の地下水がたまったことがトラブルの原因だという。
5日午後9時ごろ、排水機能に異常が見られたため作業員が調べたところ、排水管の入り口が土砂でつまっていた。
排水能力は、正常時の10%程度になっていたという。
同社によると、10月14日に行った定期点検では、問題は見つからなかった。
トラブルの影響で、横須賀線、総武快速線は東京、品川両駅で折り返し運転し、上下191本が運休。約7万7000人に影響した。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20151207/ddm/041/040/155000c
12月6日19時5分にNHK NEWS WEBから、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本によると、水につかった区間は地下を走る東京・新橋間で最も深い部分にあたり、この地点にトンネルの壁などからしみ出た地下水を集めて貯め、地上にくみ上げる仕組みになっている。
鉄道などの地下トンネルでは、晴れや雨など天候にかかわらず、壁や天井から地下水がしみ出ることはあり、線路沿いに排水施設を設けて、しみ出た水を集めポンプで排水している。
JR横須賀線では、東京駅が地下20m、新橋駅が地下25mで、この区間で最も深い東京・有楽町の地下35mの地点にしみ出た水を集め、いったん貯水槽に貯めたうえで、ポンプで地上にくみ出す仕組みになっている。
JR東日本によると、地下の貯水槽がいっぱいになっているのに初めて気づいたのは、5日午後9時15分ごろだったという。
ふだんは2台のポンプでくみ上げているが、5日夜は6台すべてを稼働させて対応した。
しかし、その後も水が引いてはあふれる状態が続き、6台のポンプを使って徹夜で排水作業を続けたが、始発直前の午前4時45分ごろになっても水が引かなかったため、6日の列車の運行を断念したという。
JR東日本は、地下の貯水槽と地上をつなぐ2本のパイプの吸水口に泥がつまり、ポンプを稼働させても水を十分に取り込めなかったのが原因とみて、調査している。
JR東日本によると、地下の貯水槽にたまった泥は、作業員が定期的に中に入り、いったん水を抜いたうえでスコップなどでかき出すという。
JR横須賀線の今回の区間では、ことし7月末から8月初旬にかけて清掃作業が行われたという。
また、パイプの吸水口の点検は2か月に1度のペースで行われ、今回の区間については、ことし10月中旬に点検したが、泥が詰まるなどの異常はなかったという。
JR東日本によると、今回のようにパイプに泥が詰まり、地下水がくみ出せなくなるトラブルは、確認できる範囲では例がないという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151206/k10010331801000.html
12月7日21時5分に産経新聞から、下記趣旨の補足的記事が図解付きでネット配信されていた。
JR東日本は原因を調査中だが、背景には東京の都市化という長い歴史に伴う地下水の問題があるようだ。
JR東によると、横須賀線東京-品川間は大半が地下を通っており、地下のコンクリート外壁の隙間から出てくる地下水を、計7カ所の排水所で地表面へ排出している。
今回トラブルが発生したのは、東京-新橋間にある「有楽町排水所」だ。
地下35mにある線路にたまった水は排水溝から5m下の貯水槽へ流れ、貯水槽の底から高さ4mまで水がたまると排水ポンプが作動、地表面へ水を送り出すようになっている。
ところが今回、ポンプの水を取り込む部分に泥が詰まり、吸引力が大幅に低下。
排水しきれなかった地下水が貯水槽にたまり、線路より上の水位に達することで線路はレール面から約10cm上まで浸水し、最大約70m冠水した。
線路を冠水させるほど大量の地下水が発生したのはなぜだろうか。
「実は、東京駅地下では地下水位が徐々に上昇しているんです」と、東京都水環境課の担当者。
同課によると、戦前から戦後にかけ、東京近辺では工業用水として地下水を大量に使用し地盤が沈下。
そこで昭和30年代以降、都条例などで地下水の使用が規制された。
この結果、地下水は徐々に回復したが、代わりに浮上したのが地下構造物への漏水問題だった。
担当者は、「高度経済成長期に造られた地下施設などでは、地下水の回復は想定外だったようだ」と説明する。
東京駅地下5階にある総武線ホームでは、地下水の流入量が増えたため、平成12年にはホームが地下水の浮力で浮かび上がらないよう、130本のアンカーボルトを打ち込む補強工事を行っている。
今回の有楽町排水所は、東京駅よりも深いところにある。
JR東は、排水設備を2カ月に1回点検。
10月中旬の点検で異常はなく、タンクの清掃は7月末から8月上旬に行っていたという。
明治大学危機管理研究センターの市川宏雄所長は、「きちんと点検やメンテナンスが行われたのか疑問が残る。地下水の問題は以前から分かっていることなので、排水設備が常時機能するのは最低限のことだ」と指摘している。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/151207/afr1512070035-n1.html
(ブログ者コメント)
泥は定期的にかき出していて、これまでは問題なかった由。
これまでと今回とで、何が違っていたのだろう?
たとえば、水の排出量が最近多くなっていた・・・といった変化点はなかったのだろうか?
一方、2ケ月に1度の吸水口点検では、何を点検していたのだろう?
泥面の位置なども点検していたのだろうか?点検方法があればの話であるが・・・。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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